Comments
Description
Transcript
「模擬投票」を体験(事前のお知らせ)(12月11日)(PDF:327KB)
練馬区 報道連絡メモ 送付日 区長室 広聴広報課 報道係 電話:03-5984-2693 2012年12月11日 -都立高校での新たな選挙啓発の取り組み- 事前のお知らせ 高校生が衆院選・都知事選の「模擬投票」を体験 と き 12月13日(木) 午後2時~3時30分 と こ ろ 都立井草高校内 (上石神井2-2-43) 若者の選挙離れが進み、投票率アップが全国的な課題となる中、練 馬区選挙管理委員会は都立井草高校で「模擬投票」を実施し、3 年生の 生徒 280 人が授業の一環として投票を体験する。 2 年後には選挙権を得る高校生たちに、投票を体験してもらい、主権 者意識を高めてもらうのが狙い。練馬区では今回が初めての試みであ り、東京都知事選挙についての「模擬投票」は都内で初となる。 今回、高校生たちが体験するのは東京都知事選挙と衆議院(比例代表選 出)議員選挙、最高裁判所裁判官国民審査の 3 つの投票。実際の選挙公報を 武蔵大学での模擬投票の様 使い、16 日執行の選挙の立候補者たちや政党に投票する。 子(イメージ) 井草高校でもこの模擬投票に向け、校内にポスターを作成したり、 新聞記事や選挙公報を使った授業を行うことで、参加を促している。 【練馬区選挙管理委員会の啓発活動】 練馬区選管では、今まで、若年層を対象とした啓発活動を積極的に行ってきた。小学生を対象とした 選挙体験教室、中学校では中学生啓発講座、大学では選挙時にインターンシップ生を受入れての啓発活 動や参議院議員選挙期間中大学構内での模擬投票を実施してきたが、高校生を対象にした活動は今まで 行っていなかった。 練馬区選管では高校生にこそ、しっかりとした啓発活動が必要と考え、選挙で投票所となっている都 立井草高校と都立第四商業高校に打ち合わせに行った際、模擬投票の話を提案し、今回の実施に至った。 【主権者教育・選挙啓発に有効な模擬投票】 日本国内では「模擬投票」はあまり普及していないが、欧米では非常にポピュラーなものとして実施 されており、主権者教育における教育的効果は高いと言われている。また、総務省が公表した「常時啓 発事業のあり方等研究会」においても、若年層啓発の一環として模擬投票を取り上げている。 【模擬投票のイメージ】 場所は、都立井草高校の講義室。投票箱や記載台などの備品をはじめ、選挙公報も本物を用意する。 高校生たちはあらかじめインターネットや紙媒体で選挙公報を確認し、実際の立候補者たちの公約を見 極めた上で、投票する。 なお投票結果は、公職選挙法第 138 条の3-人気投票の公表禁止-に抵触するため、実際の投票が 終わってから、学校内での公表に留める。 【もう一つの都立高校での取り組み】 16 日執行の選挙の当日投票所となっている都立第四商業高校からも「ぜひ、実際の選挙に近い形で 生徒会選挙を実施したい」との申し入れがあったが、スケジュールの都合で延期となった。 今後、区選管としては、こうした地域での小さな取り組みが広がり、都内の全高校生が模擬投票を体 験できるように投げかけを進めていく。 【問い合わせ】選挙管理委員会事務局 電話:03-5984-1399