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Page 1 金沢大学学術情報州ジトリ 金沢大学 Kanaraพa University
Title
無酸胃における胃癌発生増殖に関する実験的研究
Author(s)
高島, 茂樹
Citation
金沢大学十全医学会雑誌, 85(4): 399-422
Issue Date
1976-07
Type
Departmental Bulletin Paper
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/2297/8627
Right
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,各著作権等管理事業者に確認してください。
http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/
金沢 大学 十全 医学 会 雑 誌
第8 5 巻
第4 号
3 99
- 422
(1 9 7 6)
39 9
無 酸 胃 に お け る 胃 癌 発 生 増殖
関 す る 実験 的研 究
に
金 沢 大 学 医 学 部 外 科 学第 二 講座 ( 主 任
高
島
宮 崎 遺 失教 授)
:
茂
樹
( 昭 和51 年 3 月 1 日 受付)
本 論 文 の 要 旨 は 昭 和47 年 第3 1 回 日 本癌 学会 絵 会 に 於 い て 発表 し た
胃癌 は 疫学 的 に 人種
性別
.
年令
,
気候
,
種々 の 要 因 に よ り そ の 発 生 頻度 の 異 な る
1)
と は胃 癌 発生 に お い て
こ の こ
て
おり
の
みな らず
.
そ の 個体の も
.
を 示唆す る も の で あ る
するに は 外 的
もつ 内的 因子 を 究 明 す る
外 的
こ の
実験 の
胃癌 の 発生 機 横 を 解 明
,
こ
とが 極め て 肝要 と 言 え る
胃 は 体液 性 並 び に 自 律神 経 性 支配 の 下 に
態で はp 壬†Ⅰ
2
∼
の
強酸性の 胃液を分泌 し
は 衆知 の
ところで
事実 で あ る
こ
,
れ が 外
B
来多数 の 研 究報 告 に 見 る 如 く
の
こ の
.
W ist a
そ の 病態 生 乳 こ 関 し て 未 だ 解 明 さ れ て い な い
無酸症 が 痛 に 先 行 す る の か
m
u
ら1 0)
r a
n a n id i n e
ト腺
ッ
い
胃に
-
e th
m
.
っ
の
はじ め て
て
-
を 発 癌物 質 と し
ト
ッ
を作成し
る
検索 し た
い て
.
更に
な い の で あ
い
3)
e rk s o n
.
は 無 敢症 患者8 5 7 人 の 追 跡 調 査 を 行
ら
無酸症 に お け る 胃 癌 発生 率 は 期待 値 よ り は る か
高い と 報 告 し
Hit ch
,
や N
o r m
そ の 相関性 に
.
更に
.
S
e
る
て い
g
らt2 ) が 示 唆 し て い
a n
〔Ⅰ〕
無 酸 群6 8 4 人 の 計
,
,
.
.
胃 癌 発生 を み
の
方
,
胃 液過 分 泌
れ ば剖検 例9 1 7 1 例 申0
の
Fis ch
.
は5 05 例 申 0 と 極 め て 低 く
A
a nd
n
e x
d
p e r i m e n t al
e ve
(D i r e ct o r
lo p
・
:
P
m e n
r of
t
・
,
st u
of
Ⅰ
・
P
,
若干の 知見 を得 た の
,
で
.
胃 底 腺 領域 切 除胃 に お け る M N N G
ら
e r
n
誘 発腺
dy
o n
az a
2
k i)
in a u e n c e
S ch
・
o
f
130 g の
∼
W i st a
系堆 性 ラ
r
.
胃 底腺 領 域 切 除胃 ラ
ッ
ト
ッ
を オ リ
8 週 間飼 育 し
∼
2 50 g と した の ち実験に 供 した
∼
2 4 時 間絶 食 後
O
S h i g e ki
o ol /
実験 動物
.
エ
体重
.
ト 作 成方 法
1 ) 術前 処 置 及 び 麻 酔
著明 な
c a n cer
,
斉藤
,
q
は
th e
g a st ri c
Miy
2 00
ら6) に よ
.
o ck u s
実験 材 料 及 び 実 験方 法
タ ル 固 型 飼料 及 び水道 水 で 6
る十二 指
は0 1 %
g)
B
い
.
体重 100
:
ン
o r ti s
.
1
.
高 酸 状 態で 知 ら れ て
,
腸聴 搭患 者 に お け る 胃癌 発生 率 は
Ⅰ
有酸群3
そ の 発生頻度比 は7
,
1 と 無 敵群 に 多 い こ と を 報 告 し て い る
一
発病 物 質
胃悪 性 腫 瘍 の 発 生増 殖 に 関 す る 研 究
.
1 59 0 人の 追 跡調 査 か ら 無 酸群1 6 人 ( 2 3 % )
人 (0 3 % )
.
ら り は 無 敵症 あ る い は 低
c o ck
ら5】 は 有酸 群906 人
al
つ
以外 の 慢 性刺 激 物 質 に 対 し て 無 敵 胃 が 如 何
報告する
に
.
べ
.
胃液 分
.
胃 粘膜 に 対 し て 慢 性 刺激 因 子 と し て 作 用 す ら
,
なる変化を 呈す るか を検索し
敢症の も の は 期待 頻 度 に 比 し4 5 倍 の 胃癌 発 生 率 を 示
したと述
と に
.
r a z ek a s ‖)
F
.
M N N G
.
B
-
無 敵と い う 内 的環 境 の 胃 が 胃
.
痛発 生 に ど の よ う な 影響 を 及 ぼ す か
る如き
て い
N
胃癌と無敵症
こ の
.
外 来性 ( 経 口 的) 塩 酸 の 投 与 を 併 せ て 行 い
証明さ れ
こ
糸口 を可能に し た と言え る
著者 は M N N G
hia
-
実 験 胃癌 作 成 モ
,
症を 把捜 す べ き か に
いて
nit r o
∼
を飲料水に 溶
分泌機構 に 影 響 を 及 ぼ す た め の 二 次 的 変 化 と し て 無 敵
つ
s c h e ri c
′
l N
y
連続 経 口 投 与 す る
ト に
ッ
E
て
っ
癌腫を発生せ しめ
を確立す る に 至
.
ない
よ
に
( 略して M N N G)
系ラ
r
因果 関係 の 解 明 へ
無 酸胃 ラ
あ る い は 胃 痛 発生 が 胃酸
.
と
〝
泌 の 主 体 を な す 胃底 腺 領域 を 外 科 的 に 切 除 し た 実 験 的
.
即 ち
.
,
そこで
胃痛 と 無
は従来よ り問題 に さ れ な が ら
い て
g
解し
報告以
臨 床 的 に 無 酸症 あ る い
,
は低敢症 を 合併 す る
、 こ とが 極め て 多い
つ
2)
o a s
と は締 れ
こ
.
突 然 変異 物 質 で あ る N
の
デ ル
る
gi
u
nit r o s o
の
.
酸症 の 関 連 性 に
い
る
困難 性 か ら 全 く 行 わ れ て
より ラ
.
胃 癌 の 場 合 1 89 5 年
,
.
正常 な 状
.
来性物 質 に 対 し て 消 化 作用 及 び 解毒 作 用 を 営 ん で
こと
C O li
高 教 の 患 者 は 胃癌 で 死 ぬ
,
て い
1 96 7 年 S
と な が ら生体 の
こ
べ
よ う な 臨 床 的事 実 を 裏 付 け る 基 礎 的実 験 は そ の
n o x a
追究 も さ る
の
胃 液過 分泌
さ え述
内 的 因子 が 関 与 す る こ と
即ち
.
n o x a
つ
遺伝な ど
,
と が 知ら れ
こ
.
f
,
h y p o a c i d iti c
T a k as h i m a
M e d i ci n e
t
K
,
ベ
ン
トサ
st o m a c
ル 30 0
ー
h
D e p a rt m e n t
a n aza w a
m
o n
g
,
硫酸ア
e st a
of
U n i v e r s it y
s u
.
ト
ロ
ピ
b li s h m e n t
r
g er y
==
400
0 5m
ン
ッ
を 生 理 的 食塩 水6 0
g
.
ラ
ト 体重
100 g に
1 0 分 後 開腹 し た
∼
島
菌
き0 5
つ
.
m
l で 溶解 し
m
l 当て 腹腔 内 に 注 入 し 5
,
2) M N N G
そ の 溶液を
術後 4 過日よ り
g
.
の
ト胃は前胃と
ッ
如 くで ある
脾胃か ら な るが
胃 底 腺領 域 切 除 後 の
.
二0
前 胃 と 脾 胃 幽 門前 庭 部 を 6
針 型 口てU
い
端々
,
の
イ クリ
ン
した
なお
.
5
m
,
ラ
(U S P
.
.
ッ
g
胃の 再建 は
s il k
号数 )
.
加生 理 的 食塩 水 4
開腹時 に は テ
.
m
.
ッ
ト剖検時の
m
-
に
-
nit r o
N
-
ポ
リ
m
を101
g
き る だ け新 し い 溶 解 水 を ア
.
で
エ
チ レ
させ た
n it r o s o
-
( 和 光純 薬 工 莫 株 式会 社 製) 5 0 0
に飲用
連続的
'
h y 卜N
et
給水 敷こ分注 し
ン
酸 は遮 光 せ ず 同 様 の 給 水填 で
ラ
.
ッ
ad
ト に
方
一
.
ル
,
ミ
塩
lib i t u m
.
3) 腺 胃癌 判 定 基 準
及 び 塩 酸 投 与 後 50 過 削 こ 全 例 屠殺 剖 検 し
M N N G
ト ラ サ
l を腹壁皮下 に 注 臥
胃底 腺 領 域 切 除 の 確 認 は ラ
.
ト
N
.
水道 水 に 溶 解 し
箔で 遮光 した
切 除範 潮 は 図 1
血管 縫 合 糸 ( 日 腸 工 業 株 式 会社 製) を 用
層 連続 縫 合 で 行 っ た
一
u a nidi n e
の
2 ) 胃 底腺 領 域 切 除方 法
ラ
及 び塩酸の 投与方法
たが
そ
,
.
れ ま で に 死亡 した ラ
的 に 鹿癌 を 認 め
しか も
.
,
ッ
ト
を含 め
,
腺 胃 に 肉眼
異 型腺 増 生 が 粘 膜 筋板 を破
`
胃 の 組晩 学 的 検索 で 確 か め
物 は 実験 対 象 か ら 除外 し た
3)
.
胃底 腺 細 胞 の 残 存 す る 動
.
じた
術後3 日間絶食
その間
.
,
テ ト ラ サ
m
目 よ り 水 道水 を 投 与
5 日 目 か' ら オ リ
3
M NN G
.
イクリ
ン
l を 腹 壁 皮下 に 注 射 し
加5 % ブ ド ウ糖溶液4
,
エ
ン
タ
5
4
,
ル
m
日
固型飼
:
:
6 実験群の 申で
群
:
前 胃 と 腺 胃 幽 門前 庭 部 の 吻合
.
対象 よ り 除 外 し た
、
迷入
.
,
死亡し た
ラ
ッ
ト腺
胃 に 最 初 に 悪性
ッ
M NN G
M N N G
0 02 N
.
M N NG
ト数
を 有 効 匹数 と し
.
次式の 如 く算定 し た
.
.
30 匹
単 独連 日 投 与 群
腺 胃悪 性 腫 瘍 発生 率 ( % )
腺 胃 に 癌 腫 又 は 肉腫 を認 め た 匹数
有効 匹数
×100
及 び 0 02 N H C l 隔 日 投 与 群 2 0 匹
.
H Cl 単独連 日投与群
胃 底 腺領 域 切 除 群 で は 外科 的 侵 強 が 考 慮 さ れ る た
単独連 日投与群
及び 0 02 N H Cl 隔 日投与群
5 群
:
M N N G
6 群
:
0 02 N fl Cl 隔 日 投 与 群
5) 体 重 測 定 法
20 匹
ii) 胃 底 腺 領域 切 除 群
4 群
が 考慮さ れ た ため
及 び塩 酸 に よ る 腺 胃 悪 性 腫 瘍発 生
i 巨無処 置 群
2 群
て
4 ) 悪性 腫 瘍発 生 率 の 算 定 法
次の 6 群 に 分け た
3 群
本実 掛 こ お い
,
部 に ま た が る 瘡変 は 手術 操 作 に よ る 粘 膜 の 動転
.
実験
:
壬
.
なお
g
腫 瘍 が 発 見 さ れ た 時 点 に お け る 6 実 験 群 各 々 の 生 存ラ
1) 実 験
1 群
.
3)
肉 眼 的及 び 組 織学 的分 賛 は 全 て 胃痛 取 扱 い 規 紺 に 準
術 後管 理
料 を 与 え 飼育 し た
り ∴ 粘膜 下層 に侵 入 し て い る も の の み 癌 と 判 定 し た
.
.
53 匹
め. 術後1 週目 まで 連 臥
31 匹
重測定 を行い
41 匹
を行
,
っ
た
.
t
そ の 数 値 は 各 群 の 平均 値 を も
( 7 7)
図1
以 後 4 過 日 ま で 1 週毎 に 体
発 癌 実 験 開 始以 降 は白週 毎 に 体重測定
胃 底 腺領 域 切 除 範 囲
っ
て
表 わ した
・
無 酸 胃 に お け る 胃 癌発 生 増殖 に 関す る 実 験 的 研究
401
本論 文 の 悪性 腫瘍 発生 率 は腺 胃 に の み 発 生 部 位 を 限
表1
腺 胃 悪 性腫 瘍 発 生率
M N N G 単独
連 日 投与 群
定し算定 した が
無処置群
胃 底 腺 領域
切
除 群
6/ 1 9 ( 3 2 % )
23 / 3 1 ( 7 4 % )
域切 除 M N N G
ト
5/ 1 1 ( 4 5 % ) 10 / 1 3 ( 7 7 % )
.
0 02 N H Cl単独
0/ 13 ( 0 % )
,
連 日投与群
括
′
0/ 24( 0 % )
以 上 の 成 績 か ら 無 処 置群 に 比 し 胃底 腺 領
:
誘 発腺 胃悪 性 鹿 塔 発 生 率 は 有 意
て
増加 し
ラ
但 し飲料水は
,
ad
再び
麻酔 下 で
ル
テ
ー
を切 離別 出 し た
液 を 採取 し た
定に と どめ
行っ た
い
Ⅱ
H it a c h i
,
,
48 時
.
与え
に
u m
開腹す
蓑1
エ
.
創出 胃 を 大 轡 側 で 切 開 し胃
,
IB A
p
H
メ
た め p H
の
タ
ー
た
M
/
の
測
7 を用
-
2
各実験 群 の 50 過 屠殺 時 ま で
,
.
N
あ
無処 置 群 で は M N N G
単 独連 日
単独連 日 投与 群13 匹 中 0 匹 ( 0 % )
で
.
0 02 N
あり
口C l
.
胃底 腺 領
.
域切除群 で は M N N G 単独 連 日 投 与群3 1 匹 申2 3 匹 ( 74
た
っ
無処置
.
1 例の み
の
.
単 独 連 日 投 与 群3 1 匹 中 3 匹 ( 9 7 % )
.
M
.
及 び 0 0 2 N IiC l 隔 日 投 与 群1 3 匹申 1 匹 ( 7
7
.
で
無処 置群 で は M N N G
,
中1 匹 ( 5 3 % )
.
,
で
単 独連 日 投 与 群1 9 匹
及 び 0 02 N H Cl 隔 日 投 与
M N N G
群1 1 匹 申 0 匹 ( 0 % )
.
.
あり
胃底 腺 領 域 切除 群 で 腫
,
■
M N N G
,
匹 (7 7 % )
(0 % )
及 び 0 02 N
0 02 N
,
.
あ
で
っ
た
,
隔 日 投 与 群1 3 匹 中 1 0
H Cl
.
以上の 結果より
た
無処置群と胃底腺 領域切除群に
領 域 切換群 で 3 6 過 日 に
<
0 0 01 ( ズ2 検 定)
の
.
M N NG
後 者7 4 %
.
つ
M N N
,
推計学
で
危 険 率 で 有意 差 を 認 め
及 び 0 0 2 N I 肥1 隔 日 投 与群 で は 前 者 4 5
.
‰ 後者7 7 % で 胃 底 腺 領域 切 除 群 に 発 生 率 の 増 大 傾 向
をみ た が 有意差 は 認 め ら れ な か
次に
・
っ
た
・
たが
っ
,
塙発生 率 の 変化 を 検 討 す る と
単独連 日 投与 群3 2 %
.
塩 酸 投 与 の 面 か ら 悪性 腫
.
無処置群で は M N N G
塩 酸 隔 日 付 加 群45 %
腺領域切 除群 で も 同 様 に
ず れも塩 酸隔 日 付 加 投 与
.
前 者7 4 %
.
で
後者7 7 %
胃底
.
で
.
い
群 に 悪 性 腫 瘍発 生 率 の 増 加 傾
向 を認 め た が 有意 差 は み ら れ な か
っ
た
結
.
:
50 週 屠 殺 時以 前 の 最初 の 腫 瘍死 は 胃 底 腺
無 処 置群 で 4 2 週 目 に 認 め ら
.
胃底 腺 領 域切 除 群 で 早 い 傾 向 に あ
,
っ
た
又
.
t
50 過
ま で の 腫 墳 死亡 率 は 胃底 腺 領域 切 除 群 で 増 加傾 向 を み
たが有意差は認 め られ なか
3
っ
た
.
腺 胃 腫 瘍 の 肉 眼的 及 び組 織 学 的分 類
.
1 ) 腫 瘍 の 占 居 部位 及 び数
図2
.
0 02 N = C l 単 独 連 日 投 与 で は 腺 胃 悪 性 腫 場
発生 は み ら れ な か
れ
っ
.
小
.
.
腺 胃 悪性 腫 瘍発 生 率 を 比 較 検 討 す る と
的に P
瘍死 亡 率 の 増 加 傾 向 を 認 め た が 有 意差 は み ら れ な か
H Cl 単独連日投 与 群2 4 匹 中 0 匹
単独連 日 投 与 群 で は 前 者3 2 %
の
た
っ
は M N NG
で
% )
.
H C l 隔 日 投 与群 1 1 匹 申 5 匹 ( 4 5 % )
・
43 週 目 の 1 例 で あ
,
.
.
50 週 屠 殺 時点 ま で の 腫瘍 死亡 率 は 胃底 腺 領 域 切 除 群
N
た
,
ECl 隔日投与群で
N NG
G
腫 壊死 は 胃 底腺 領 域 切
の
除 群で は M N N G 単 独 連 日 投 与 群 で 3 6 週 目 4 0 週 目
43 週 目 の 各 1 例 計 3 例 で あ り M N N G 及 び 0 0 2
で
,
っ
腫 瘍死 出現 時期 及 び 腫 瘍死亡 率
.
群 で は M N N G 単独 連 日 投 与 群 の 4 2 過 日
,
いて
.
.
投与群 有効 匹数19 匹 中6 匹( 3 2 % ) M N N G 及 び 0 0 2
%)
.
群 に お い て 増加 傾 向 を み た が 有 意 差 は 認 め ら れ な か
胃
,
.
示す如く
に
1 7 倍 の 発 生率 の 増 大 を 認 め た
.
M N N G
.
.
腺胃 悪性 腫瘍 発生 率
.
単独連日投与群
H Cl 隔日投与群で は無処置群 に 比 し 各
なか っ た
M N N G 単 独投 与 群 と M N N G に 塩 酸 を 付
加 投与 し た 瞭 の 悪 性 腫 瘍発 生 率 の 変 化 は 塩 酸 付加 投 与
結 黎 2 時 間後
.
食道噴門 部を結紫
,
採 取 胃 液 は極 く 少 量
.
い て
つ
即ち
.
実験 結 果
.
1
li b i t
.
開腹し
次いで
.
た
っ
幽 門 輪郭 を 周 囲 の 血 管 及 び 腹
.
膜を 損傷 し な い よ う に 結 致 し
エ
8 匹 に
ト
ッ
方法 に 準 じ 胃液 検 査 を 行
麻酔 下 で 開腹 し
テル
3倍
.
,
塩 酸単 独 連 日 投 与 群 で は 悪 性 鷹揚 の 発生 は 認 め ら れ
胃底腺 領 域切 除 後 4 週 日 の
ー
例
一
M NN G
々2
間絶食 と し
著者 の 実験 で も 胃 底 腺 領
.
単 独連 日 投 与群 に 十 二 指 腸 痛 が
差を も っ
8 ) 胃液 酸度 の 測 定方 法
の
,
肝臓 な どに み ら
.
域切 除 群 の M N N G
.
仰
腸 間膜
,
.
及 び 0 02 N
Sh a y
よる悪性 腫 瘍の 発 生 ほ
に
れ る こ と が知 ら れて お り呪
認め られ た
M N N G 及び 0 佗
N H C 】隔 日 投 与 群
M NN G
.
消化 管 で は 腺 胃 の 他 に ′ト脇
症例N
3 の 如く無処置 M N N G 単 独 連 日 投 与 群 の
.
o
.
4 で胃休部に
N
,
o
.
1 1 で 大轡 線 上 に み ら れ た
以 外 は 幽門 前 庭 部′ト轡 を 中心 に 前後 壁 に 均 等 に 認 め ら
れた
.
腫 瘍 の 多琴症 例 は 無処 置 群 で は M N N G
投 与群 6 例 中 2 例 ( 3 3 3 % )
.
,
M N NG
C l 隔 日 投 与群 5 例 中 1 例 ( 20 0 % )
.
単 独連 日
及び 0
で
.
.
02 N
H
胃 底腺 領 域
切 除群 で は M N N G 単 独連 日 投与 群23 例 申 7 例( 3 0 4
.
% )
.
例 (3 0 0 % )
に
.
て
み られ た が
有意 差 は 認 め ら れ な か
又
,
塩 酸 付 加投 与 に よ
る傾向 はみ ら れ なか
小
括
1 型 及 び 胃 癌 取 扱 い 規約 の 早 期 胃 癌 肉 腋 分 類 の Ⅰ 軋
及 び 0 0 2 N H C l 隔 日 投 与 群1 0 例 中 3
M N N G
,
島
向
402
っ
た
‡a 型 に 相当す る も の で あ
両者間 に は多発性 に 関 し
.
っ
た
っ
て
.
肉 眼 形態 の 出現 頻度 は 蓑 2
も腫瘍の 多発性 が増大す
G
% )
占居 部 位
,
.
B
腫瘍 の 多発性 に
.
つ
Ⅰ 型2 例 ( 25 0 % )
.
.
o r r m
B
o r r m
Ⅱa
.
及び 0 0 2 N
無処置 M N N G
い
意の差は
て は 胃底 腺 領 域切 除群 と 無 処 置群 の 間 に は 有
に
よ
っ て も腫瘍
っ
酸
付加
投
与
認 め られ な か た 又 塩
の
単 独連 日 投 与 群 で は
示す 如く
に
a n n
・
無処置 M N N
l 型1 例 ( 1 2
5
・
.
中心に 前後壁 に均等 にみ ら れ た
.
・
各実 験 群 に お い て 得 ら れ た 全 腫 瘍 に 対 す る こ れ ら の
腫 瘍の 占居 部 位 は 腺 胃 幽 門前 庭 部小 野 を
:
た
っ
H C l
.
l 型1 例 ( 16 7 % )
a n n
.
‡a 型3 例 ( 50 0 % )
あり
で
.
型5 例 ( 6 2
.
5 % )
・
で
,
隔 日投与群で は
Ⅰ 型2 例 ( 33 3 % )
・
.
.
胃 底 瞭 領 域切 除 M N N
,
多 発 性に は 影 響 を み な か
た
っ
昏
帯
B
・
a n n
o r r m
o r r m
a n n
l
.
邸
白
腺同 塵¶ 前庭部
胃底 腺 領 域 切 除
単 独 連 日 投与 群
M N N G
・
十 二 指腸
妄妄喜三
一
ノ
′
佃
,
励
タ
/
′J
〝久
ワ〃
ル
〝れ
胃底 腺 傾倒 除
・
ユ
ノ眈
`
M N N G
・
フ慶
イ勿
及 び 8 Q 2 N H Cl 隔 日 投与 群
・
(
.
二士
去
言
〝クノ
三
∵
ニ
ク
〝
図2
A
//
腺 胃悪 性 腫 瘍
の
占 居部 位 及 び 個 数
ルあア
仔
〝
r
〝
一
・
・
.
.
,
同
食 道純
型 3 例 (9 7
Ⅱ a 型2 4 例 ( 7 7 4 % ) で
Ⅰ 型 4 例 ( 12 7 % )
胃底 腺 領 域切 除 M N N G 及 び 0 0 2 N H C l 隔 日 投 与
% )
2 ) 腫 瘍 の 肉眼 的 分類
得 ら れ た 腺 胃悪 性 腫 瘍 は 全 て 隆 起 性 で
B
単独連日投与群で は
G
・
ノダ
フ∫
Jタ
ル 扮 ∠r
・
無 較 胃 に お け る 胃癌 発 生 増殖 に 関す る 実験 的研 究
〟¢
・
ユ
〟∂
無処 置
〝ク・ /
〟q
図3
表2
t
胃領
底域
腺切
除
群
声
∫
川
M N N G
ー7
〟ロ
ル竹
・
′
及 び 0 02 N H C l 隔 日投 与 群
.
プ
ルク j
〟
.
腺胃悪性腫喀
の
♪
イ
ノ
怜
/
占屠 部位 及 び 個数
腺 胃 悪 性腫 瘍 の 肉 眼 的 形 態
B
無
処
置
群
・
403
M N N G 単独
連 日 投 与君羊
及び
M N N G O 02 N
.
H Cl
隔 日 投 与群
M N N G 単独
連 日 投 与群
及び
M N N G O 02 N
.
H Cl
隔 日 投 与群
計
o rr m
a n n
l
型
Ⅰ
型
型
Ⅱa
計
1 (1 2 5 % )
2 ( 25 0 % )
5 (6 2 5 % )
8
1 ( 16 7 % )
2 ( 33 3 % )
3 ( 50 0 % )
6
3 (
9 7 % )
4 ( 12 7 % )
24 ( 77 4 % )
田
1 ( 7 7 %)
3 ( 23 1 % )
9 ( 69 2 % )
四
6 ( 10 3 % )
11 ( 1 9 0 % )
41 ( 70 7 % )
.
.
.
.
.
,
.
.
.
・
.
.
.
.
.
.
58
404
局
群で は
B
( 23 1 % )
.
B
o r r m
l 型 1 例 (7 7 % )
o r rrn a n n
Ⅱ a 型9 例 (69 2 % ) で あ
l 型を 呈し た 6 例 中
a n n
単 独連 日 投与 群 の N
独連
日投与群の
で
o
あり
m a
群の N
o
た
o
25
2 例は
の
t
括
た
っ
その 発生頻度 に
Ⅱ
a n
l
n
型
型の 隆起性腫 瘍
a
得 ら れ た 腺 胃 悪性
た
c ell
s a r c o
m a
病で あっ た
はN
で
,
11 に
o
S pi
.
n
・
.
は5 例中N
で
o
2 の 1
・
腫瘍の
個 数
2
42 週
口
4
屠殺
2
肉 眼 的
分
類
基
′/
四
〝
C A T
S A T
腸 管腺 病
S
m
口
α
a
腺 管腺 病
S m
ロ
ロ
ロ
S m
表4
N
o
.
口
田
ロ
Ⅱa
. 腺管腺癌
S
m
ロ
腺管腺癌
S
m
S pi n dl
1
o 汀
・
腺胃 悪 性 腫 瘍 組 織学 的分 類
死 亡遇
腫瘍の
個
数
屠殺
ロ
〝
B
肉 眼 的
類
分
2
B
基
軸処 置
本
型
c e11
e
・
探速 度
口
α
ロ
α
ロ
口
α
4 )
,
・
C A T
S A T
S
m
ロ
口
口
腺 房腺 病
S
m
Ⅱ
3
腺管腺儀
S
m
口
腺管腺癌
S
m
ロ
m
1
ロ
口
5
′′
口
Ⅱa
腺 管腺 癌
S
9
/′
ロ
Ⅱa
腺 管腺 癌
S m
ロ
口
.
02
M N N G
ま で で あ
m
S S
N
,
o
で
S m
1 0 の 症例で
.
あ
っ
た
・
ロ
ロ
I N F
●
α
α
(ヱ
α
口
α
口
α
っ
た
・
単独連
6 ) で は M N N G
S3
の
塩 酸 付加
.
.
o
.
4 )で は M
2 の 症例 に
備
考
] 投
隔E日
隔
投与
与粁
群
及 び 0U 0U 2 H C l
腺 管腺 癌
・
S
は
で
a
Ⅱa
o rr
・
が 腺 管腺
α
ロ
口
s ar c o m
M N N G
/′
田
I N F
α
腺管腺癌
田
H Cl
6
Ⅱa
て
単 独連 日 投 与群
′/
u ci
m
及び 8
べ
隔 日 投与 群 の N
.
ロ
Ⅱ
M N N G
及 び 0 02 N
m
ロ
口
及 び
u e
は1 0 例 す
で
を示 した
s m
S
Ⅱa
,
bl
は 無 処 置群 ( 表 3
N N G
深 遠皮
他 は全て
,
腺管腺病
6
Ⅱa
型
本
・
ン パ
人胃 癌 類 似 の
の
C A T ( 細 胞 異 型度)
M N N G
・
.
2 の 症例 で
群 で は1 0 例 と も
死 亡過
9
.
無処置 M N N G 及 び 0 02
た
血
〟
o
深遠度を 見た が
っ
.
.
日投与群の N
・
a n
胃 底 腺領 域 切 除
,
胃 底 腺領 域 切 除 宰 ( 表 5
無処置群
腺 胃 悪 性腫 瘍組 織 学 約 分 類 無 処 置
7
A I ci
腫 瘍深 遠 度 は 無処 置 群 ( 衰 3
例 に 腺 房 腺 病 と 腺 管 腺 囁 の 修飾 型 の 異 な る 2 個 の 腫 瘍
′
/
る
N H Cl 隔 日 投 与 群 ( 表 6 )
・
組織 基 本 型 は
N H Cl 隔 日 投 与 群 ( 表 4 )
5
,
た
っ
奨 膜 面 に 広 く 波及
,
染色 に よ る 陽 性結 果 か ら 印 環 細 胞 の 存 在 を
い
と瞭管腹痛の 併存例 を 認 め た 以
全 て 腺 管腹 痛 で あ
表3
n e
確認 して
t
他の 1
.
浸潤 を伴 い 胃壁内リ
の
単 独 投与 群 も 塩 酸付 和群 も 全 て
腫瘍 の
単独 連 日 投与 群 ( 表 3 )
M N N G
i
あ り
で
.
へ
で
残 り 2 例申1 例は
.
a
10 の 印 環 細 胞 の 混 在 す る 未 分 化 癌 で あ
o
.
胃底 腺 領 域 切 除 群 と 無 処 置 群 と
っ
た
s a r c o m
未 分 化病 症 例 で あ る な お
・
で
c e11
管 に 明 ら か な 腫 瘍浸 潤 を 認 め る 1 y 2
組織 学 的 分輯
3)
,
o r r m
dle
n
しか も連続性 に 肝臓
,
c a r m
B
は全て
間に は有意の 差は認め ら れ な か
外
し
っ
性状 と
l
,
っ
本 症 例 は 腫 瘍浸 潤 が 胃 筋 層 を 貫 き
.
い て
つ
光沢
S pi
25の
o
例 はN
-
見粘 膜 下 腫
一
粘膜 の 色 軋
.
早期胃 癌 肉 眼 分 類の Ⅰ 乱
dle
sa r c
他の 3 例 は腺管腺 囁で あ
,
得 ら れ た 腫瘍
:
c ell
e
Ⅰ型及 びⅡa 型 を示し た症例 は
.
も 軽微 な も の で あ
の
dl
n
胃底 腺 領域 切 除 M N N G 単 独 連 日 投 与
瘍を思わ せ る隆起を呈 し
小
S pi
N
.
単独 連 日 投 与 群 ( 表 5 )
は2 3 例 中2 1 例 が 腺 管 腺 病 で あ
単
.
1 0 は 単 純癌 で
.
又
.
N
・
無処 置 M N N G
,
併 存 を み た が 他 の 4 例 は腺 管 眼 病 で あ っ た
の
胃 底 腺 領 域切 除 M N N G
11 と胃底腺領域切除 M N N G
o
.
た
っ
.
.
3 例
‡型
,
.
備
考
無 酸 胃 に お け る胃 癌 発 生 増殖 に 関す る 実験 的研 究
表5
腺 胃 悪 性腫 瘍 の 組 織 学 的 分 類
馳
死亡 遇
塵 瘍の
個
数
2
36 遇
口
3
40 週
4
43 過
ロ
6
5
屠殺
2
Ⅱa
8
′′
2
Ⅱa
9
〝
四
田
田
田
14
型
C A T
S A T
ロ
ロ
ロ
腺管腺癌
S S
Ⅱ
a
脾管腺癌
S
m
丑
a
腺管腺癌
S
m
,
Ⅱa
腺管腺煽
S m
,
Ⅱa
腺管腰痛
口
l
単純癌
S3
Ⅲ
3
r
Ⅱa
腸管腺癌
S
m
口
口
α
腺 管 腺病
S
m
S
m
ロ
ロ
口
口
ロ
口
ロ
m
ロ
ロ
口
Ⅱa
腺 管腺 癌
S
m
ロ
腺 管腺 癌
S
m
ロ
Ⅱa
腺 管膿 瘍
S
m
腺管腺癌
S
m
m
ロ
〟
,
2
′′
〝
Ⅱa Ⅱa
a
Ⅱa
ロ
口
Ⅱa
,
Ⅱ
a
腸管腺癌
S
Ⅱ
a
腺管腺癌
S m
腺管腺癌
S m
腺管腺偏
S
Ⅱa
,
Ⅱa
B
1
o 汀
m
S pi n dl e
・
ロ
ロ
ロ
ロ
6
ロ
ロ
口
ロ
ロ
ロ
口
c e11
口
sa r co m
十 二 指腸 癒合 併
α
ロ
ロ
o
ロ
口
口
考
β
S m
ロ
3
ロ
ロ
α
S m
腺 管腺 癌
′′
6
備
α
腺管腺癌
ロ
〝
ロ
ロ
I N F
a
〝
〝
単独 連 日 投 与 群
M N N G
・
深 遠度
Ⅱ
18
25
本
′′
〝
田
田
B
基
o 汀1
Ⅱ
ロ
口
〝
田
田
四
B
・
ロ
〝
′/
田
肉 眼 的
分
類
胃 底腺 領 域 切 除
405
α
α
V
・
o
Iy
2
肝 へ 直搾
浸 潤 す。
α
α
α
前 胃 に 化 骨 あ り。
α
α
α
α
α
α
α
十 二 指腸 粘腰 卜
a
へ
浸潤す
。
田
田
2
〝
2
〝
28
ノ′
29
′′
表6
数
屠殺
ロ
9
Ⅰ
Ⅱa
腺管腺癌
S
m
腺 管 腺癌
S
m
腺 管腺 癌
S rn
Ⅱa
,
個
2
′′
m
Ⅰ
塵瘍
2
7
S
Ⅱa
の
43 週
′′
腺管腺癌
腺 胃 悪 性腫 瘍 組織 学 的 分 類
口
5
Ⅱa
,
2
死 亡過
/ ′
,
ロ
血
4
Ⅱa
肉 眼 的
分
類
Ⅱa
B
ロ
2
田
四
2
m
1
腺 管腺 癌
S
m
腺 管腺 癌
S
m
腸 管腺 癌
S
m
腺管腺癌
S
m
腺管腺癌
S
m
m
Ⅰ
,
Ⅱ
Ⅱa
a
Ⅱa
,
深遠 度
S
o 汀
ロ
型
腺管腺囁
一
′′
本
口
ロ
ロ
口
ロ
ロ
胃 底 腺 領域 切 除
Ⅱa
,
ロ
Ⅱa
基
ロ
口
・
M N N G
α
α
α
α
及 び 0 0 2 N H Cl 隔 E] 投 与 群
.
C A T
S A T
I N F
ロ
ロ
ロ
口
ロ
口
ロ
ロ
口
ロ
ロ
ロ
α
ロ
ロ
ロ
ロ
α
α
α
α
α
α
ロ
Ⅱa
腺管腺癌
S
〝
ロ
Ⅱa
腺管腺癌
S m
田
〝
口
ロ
腺管腺癌
S m
ロ
ロ
α
田
/′
ロ
Ⅱ
腺管腺癌
S
ロ
口
α
′′
a
m
α
備
考
406
C A T Ⅱ の 細胞 異 型 を み た が
もの で あ
た
っ
単独連日投与群の N
M N N G
め た以外
巨
N N G 及 び 0 02 N
は 無 処 置群 ( 表 3
癌例で S A T 3 を み たが
す
べ
o
.
6 )
.
は
で
4 )
,
G
単 独 投与 及 び 塩酸 付 加 投 与 醇 と も す
で
あ
G
単独連日投与群の N
た
っ
胃 底腺 領 域 切 除 群 ( 衰 5
.
症例で IN F
ト
括
:
.
た
っ
e
た
s a rc o
腺病で あ っ た
S pi
n
dl
e
をみたが
・
N
10 の
色
浸潤
×
o
.
の
α
m a
ce
S p in d
に
つ
.
3
l
C AT
S A T
。
と腺管腺癌
a
。
o r r m
×
2
m
INF
つ
に
い て
幽門 前 庭 部 小 轡 を 中心
2
.
o
×
12
.
11
に13
.
x
8
や や 灰白
.
∼
3 個 の 割合で
写 真 7 は 後 者 で 粘 膜筋 板 を 破 っ
.
深遠 度
.
腺房腺病
,
如く
の
N
.
幽 門前 庭 部大 轡線 上 に 3
,
強 拡大 1 視 野 に 2
,
無処置 M N N G
o
っ
染色
n e
Ⅰ 型 の 粘 膜 下 腫 塔 を 思 わ せ る 腫瘡 の 2
s m
た
っ
C A T I
,
H Cl
.
腺 管腺 病
+
B
×7
l 型 腫嗜 と
o r r m a n n
隔 日投
50 過 屠 殺
,
幽 門 前 庭 部小 轡 線 上 に 8
.
て
SA T
,
.
及び 0 02 N
庭部 前 壁 十 二 指 腸側 に 胃 敏 壁 の
各実 験 群 間 の
mi
l 型 の 枯 膜 の 光沢 良 好
n n
や や 表 面 粗造 の
の
.
単純 壌 で あ
の
u Ci c a r
m
,
.
腺管腺病で あ
の
.
N
,
1 y2
.
u e
深 遠度
.
写 真 6 は 前 者 の 組 織 像 で 紡錘 型細 胞が 錯
.
α
写真8
腺房腺病 と腺
.
50 週屠殺
,
.
a
の
m
INF
,
症例 3
全例 分化 型
bl
る
無 処 置 M N N G 単 独連 日 投 与 群
異 型 腺 の 増生 が み ら れ
っ
・
裏面 凹 凸 不 整 の 健棒 と
,
与群
s a r c o m
B
の
m
a n
い
.
.
脾管腺 病
+
INF 7
,
A I ci
核分裂像を認 め た
-
.
u
,
綜 し た配列を示 し
単独連日投与群
,
,
,
連 続 性 に 浸潤 が 波 及 し て
写 真5 の 如く
α
他 は全て 癌 腫で あ
管 腺病 の 併 存例 が 1 例 ず つ 存 在 し た
深 遠度
肉腰
得 ら れ た 腺 胃 悪 性 腫 瘍 の 組 織 基 本型 は 胃
1 例 に 未 分 化型 の 単純 癌 を 認 め た 以 外
の
症例 2
写夷
,
筋 層 を 貫通 し 焚 膜 面 に 広 く 浸 潤 し
S A T 3
.
×7
印環 細 胞 の 混 在 が み ら れ
.
へ
11
×
光沢 に 乏 し
,
写真 2 は組織像の 弱 拡 大 で
.
印環 細 胞 は
確 認し た
m
,
C A T Ⅲ
.
.
で
M N N
l 型の 粘膜面粗造で
a n n
肝職
.
個を 認め る
癌 腫 は 胃底 腺 領域 切 除 M N N G
.
s 3
は M N N
β
o r r m
.
胃幽 門 前 庭 部前 壁 に 1 2
.
4 は強拡大で あ るが
,
.
INF
,
で
残 り 全て I N F
,
腰 痛を 認め る
た
.
底腺 領 域 切 除群 お よ び 無 処 置 群 の 1 例 ず
c e11
て
4 の 症例 に I N F
を認 め たが
γ
度の 小さ い も の で あ
/
o
べ
た
っ
は
で
6 )
,
い
.
M N N G
10 の 単純 癌 例 の S A T 3 を 除 き
は無処置群 ( 表3
m
しかも
た
っ
B
の
5 0 週屠 殺
.
見 る如く
に
腰 痛 は 粘 膜筋 板
2 の 腺 房
.
S A T l の 配 列 異 型皮 の 小 さ い も の で あ
て
I N F ( 浸 潤 虔)
1
.
他 は全 て S A T l で あ
,
胃底 腺 領域 切 除 群 ( 表 5
.
単独連日投与群の N
o
単純 癌
,
m
3
4) で は M
.
10
.
写真1
は
で
o
い
10 の 症例 に C A T Ⅲ を 認
.
H Cl 隔日投与群 の N
.
方
o
6 )
,
N
単
細 胞異 型 の 少 な
塩 酸付 加 群 で も C A T I を 示 し た
S A T ( 配 列 異 型慶)
一
の
胃 底 腺領 域 切 除 群 ( 表 5
.
M N N G
それ 以外は
,
独投 与 群 に お い て も 全 て C A T I
.
5
×
,
m m
幽門前
部が 肥 厚 した ような
一
.
差 異 を 検 討 し た が 有 意 の 差 は認 め ら れ な か
だ
胃底 腺 領 域 切除 群 で I N F
.
の
た
っ
た
.
高 い 傾向が う か が え
s m
。
対する影響 は認め ら れな か
っ
た
S A T
。
I N F
。
胞巣が球状 に 配 列 し
無 処 置塩 酸 単 独連 日 投 与 群 の 腺 胃 に お け る 組 織 像 は
全例
軽度
の
幽 門 前 庭部 粘 膜 全 域 に わ た
,
細 胞浸 潤 及 び 粘 膜 筋 板
の
っ
脇 枯膜 を 見 る 如 き 慢性 萎 縮 性 胃 炎 の 像 で あ
方
,
見
一
.
っ
た
に
.
.
3
,
大
縮 性変 化 に 加 え
.
P
a n e th
,
細胞 の 存在 し な
し か も生検分類 の
存在を認 め た
に 相当する組織の
あ る が 腺 腰 様病 変 が み ら れ た
.
なお
t
い
腸 上皮
r o u
p
症例 1
代表例に
.
つ
いて
述べ る
INF
a
写真1 1 は 強拡 大で 癌
、
を 示し た
慢 性 萎 縮性 胃炎
.
正常 な外観を 呈し たが
て ど慢性 に
っ
肥厚 を伴 い
群
,
N
o
.
なお
.
.
写 真1 2
如く
,
.
・
.
N
o
・
.
の
.
肉眼的 に は殆んど
如く
,
幽 門前 庭 部全
細 胞 浸潤 及 び 粘 膜 筋 板 の 著 し い
い
る
.
.
,
腸 上皮 化 生 様 変 化 + 慢 性 萎 縮 性 胃 炎 5 0
,
.
腺 胃枯 膜 面 に は 腰痛 形成 は み ら れ な い が
.
深遠度s m
胃 底腺 領 域 切 除 0 0 2 N H C l 連 日 単独 投与
.
1
.
.
幽 門腺 の 消 失 が 認 め ら れ る 萎 縮 性変 化の
.
著明な像 を呈 して
過 屠殺
.
.
.
内腔 を 有 し な い 小管 状 構 造が 比
,
胃粘 膜 に は 腰痛 形 成 は 見 ら れ ず
症例5
l 例の み
胃 底腺 領 域 切 除 M N N G 単 独 連 日 投 与 群
写
.
腺 管 腹 痛 で ある
の
α
.
50 過 屠殺
,
・
5) M N N G 腺 胃 腫 瘍及 び 塩 酸 投 与 組 織 像 の 特 徴
こ こ で
INF
無 処 置 0 02 N H C l 単 独 連 日 投 与群
.
域にわた
.
g
S、 A T 3
.
症例 4
幽
胃 底腺 領 域切 除群 で は 無 処 置 群 に み ら れ た 萎
化 生様 変化 が 認 め ら れ
Ⅲ
慢性
て ど
C A T Ⅱ
た
っ
著 しい 肥厚を 伴い
門 脱 が消 失 し た 著 明 な 萎 縮 性 変 化 を 呈 し た
一
,
較 的 密 に 存 在 す る 腺房 腺 病 で あ っ た
胃底 腺 領域 粘 膜 に は 殆 ん ど 異 常所 見 を 認 め な か
-
S A T l
,
写 真10 は 後 者 の 弱拡 大 で あ り
に
.
4) 塩 酸 単 独 連 日 投 与 群 の 組舐 像
が
C A T I
,
.
塩 酸付 加 投 与 に よ る 深 遠 皮 C A T
光沢良好な Ⅰ型腰痛の 二 病変 を認 め る
,
真 9 は 前 者 の 組 織像 で 異 型 腺 増生 が 粘 膜 下 層 に 浸 潤し
た
た
で
表面 平 滑
幽 門前 庭 部 全域
と 同時に
,
P
a n e th
に ど慢性
,
写 真1 3 の
に 萎 縮 性変 化 を 認 め る
細 胞 の 存 在 し な い 腸 上 皮 化 生梯
無 酸 胃 に お け る 胃 癌 発 生 増韓 に 関 す る実 験 的研 究
変化 が 認 め ら れ る
・
更に
生 検 分類
.
相当 す る 組 織 の 出 現を み る
4
.
G
の
r o u
p
Ⅱ
.
.
4 週目 に 至
,
っ
て
漸次増加 傾 向 を 示 す が
.
6 実 験 群 と も3 0 週目 ま で
M N N G
投与群 で は境 ば い 状 態 か ら減 少 傾 向 が み ら れ た
.
塩酸
単 独連 日 投与 群 で は5 0 過 に 至 る ま で 減 少 傾 向 は み ら れ
増加が徐々
,
小
結
に
緩徐と な る頗向を 認 め た
週目 で 完全 に 術前 体 重 を 上 回 る に 至 り
科的侵襲 が 解除 さ れ た と 考 え ら れ
こ
.
著者 の 実 験 の 妥 当性 が う か が わ れ た
実験終 了時 ま で
た M N NG
の
で
5
.
っ
た
時点で 外
れ以 後 に お け る
い
状態か
塩 酸単 独 連 日 投 与 群
,
っ
溶解 し
の
N
-
H
p
見it r o s o
一
g
u 8 nidi
つ
W
10
P
at e r
a
製)
た が減少傾 向は認 め
かけ
に
なお
N
N
′
胃底腺 領 域切 除 胃 ラ
H
敢状態 で あ
ッ
を測定し たが
っ
た
Nit r
o c
y
一4
c ( 第
2
,
3
.
l に 各 々 溶解し た
m
1
,
2
,
B
3
,
,
A
:
m
l の脱イ オ
4
,
こ
.
4
,
n ol
ta
u
化学 薬 品 株
一
Ci を1
m
.
7
,
‡
.
ト
.
8 匹に
6 時間後
c e ti c
つ
い て
,
g
a
p
s ci n
e r
p
ti11
a ti o n
.
er
は
′
卜N
g
a m
′
-
→
n it r o
-
n it r o
g
N
-
n it r o s o
id i
u an
O 87
u a nidi n e
g
.
O 67
n e
.
u a nidi n e
O
id
O 46
e
.
57
.
o 35
.
.
実験結果
の
如く
,
p
H l で は 1 時 間後 M N N G
の
残存 は
術後 4 過 日
・
M N N G
濃 M N NG
脛 0 陀 N
閤 底 腺 那 岐切 除
閂肢胞 錦城 切 除
詞底娘 囁 紺 除
舞処
無処
掛軸
川
図5
28
連 日 投与 群
及び
・
・
H C 」
・
・,
ト体 重推移
t
c 。 u n
.
ッ
:
h y ( 東 洋 化学 産 業株 式 会 社
r ap
.
胃底腺領域切 除 ラ
そ
.
a c id
p 日6 4 8 ± 0 2 3 で 完 全 に 無
.
8
.
0
u a ni d i n e
を 用 い たt 6)
7
,
れ らを37 c
2 0 ( Ⅴ/ V / V ) の 溶 媒 系 を 用 い て
:
無処 凝
図4
e
.
TN
n it r o
-
一
.
5
at o
yl
y
th y l
3 0 2- 0 5 ) 0 02
o
乾燥 後
,
Rf
e th
二m
G
.
e th
二m
m e
採取し
m
算出し た
図6
.
:
Ch r o
e r
p
40
= =
-
胃液 酸度 の 変 化
に 胃液 p
n
変化 に よ る
の
そ の 溶液をp H l
,
れ ぞ れ1 滴ず
N
.
投 与 群 で3 0 週 目 を 境 に し て 槙 ば
は体 重 の 増 加傾 向 が 緩徐 と な
られなか
こ の
,
体 重 の 変化 は 塩 酸 付 加 投 与 を 含 め
ら減 少偵 向 が み ら れ た の に 対 し
N
t
o
状 態 で 持続 振 塗 し
の
にて
.
胃底 腺 領鱒切 除 に よ る 体 重 推 移 は 術 後 4
:
ン水に
L
,
▲詞 整 し た 溶 液
3 0 過日 を 境 に し て
,
式 会 社製
M N N G
の
に
,
図 5 は 6 実験 群 の 実験 開 始 か ら5 0 過 屠 殺 時 に 至 る ま
ず
nit r o
-
実験 方 法
.
純 度9 8 %
,
術後 4 過日 に 於 い て 外科
的侵強 が 解 除 さ れ た と 考 え ら れ る
平 均体 重 の 推 移 で あ る
Ⅰ
の
術 後 1 週目 ま で 減 少 傾 向 を た ど り
完全 に 術前 体 重 を 上 回 っ た
での
′
卜N
y
分 解率 に 関 す る 研 究
3 過 の 問 で 術 前 体重 に 戻 り
∼
m e th
-
( 略し て M N N G )
体 重 変化
体 重変化 で あ る
N
.
図 4 は 胃底 腺 領域 切除 群 に お け る 術 後 4 過 日 ま で
術後 2
〔Ⅱ〕
に
4 07
M
・
…
川
構 酌 量与 騨
群
群
及 び 8 0 ヱり H C 欄 即 受与 群
C = 8 袖連8 投与騨
攣り虫連 日 投 与
M N N G
¢ ロコN
38
= C■
射 虫堤 日 桟 与
Nr 沌
H
40
各実 験 群 の 体 重 推 移
58
w
408
認め ら れず
の
n e
Rf O 6 7 の N
,
出現を認 め
が 判明 し た
示す如 く
に
M N N G
間後の 残存 M N N G
53 %
4
H 7
p
,
の
一
1
p王
.
7 8 で は 3 時 間後 残 存 M N N G
とな
e a u
小
括
た
っ
3 より 1 に 向
又
.
っ
0
如く 3 7 c
の
促進さ れ る
こ
の
,
3
,
4
.
H 3
p
O
2 時
.
58 %
p
.
た
っ
p
.
pl
u
g
i
m
ら1 0) は
u r a
突 然 変 異物 質 で あ る N
7 で ほ
,
とな
at e a u
状態で
分 解が 強く 起 こ り
て
ア ル
,
1 96 7 年 S
・
g
に
u a nidi n e
H
こ の
a
の
H 3
p
.
定の M N N G
一
,
7 で
∼
の
Nit r
.
た
.
こ
S
.
と は
ト
ロ
考
胃 癌 の 発 生 は 人種
な ど に よ り 異 な る l)
を経 る に従
変っ
て い
.
察
地域
・
又
,
性別
ハ
ワ
遺伝
・
イ 移住 者 は 代
で
あ る
重 要 性 を 意味 す る
即ち
で
高令者 に 多く
,
ソ 合 化物
外的
,
,
り 試 み ら れ て き た が 肉 腫 の 発生 の 多 い こ と
,
前 胃 腫瘍
L
小 脇 及 び 他 臓 器 腫瘍 の 発 生 な ど が 多 く み ら れ
,
,
腺胃
選択的に確実に 癌腫を 発生せ しめ得 る物質 は発見 さ
っ
た
.
R 1 0 6 7
・
∵
・
⊥
図6
pI 封
,
1 時間後
は 認め られず
,
,
と に 成功し
,
胃痛
.
の
状態 で 反応 し 発癌性
が 合成さ れ る こ と を 報告 し
及 び 亜硝 酸 は 自 然 界 で 広 く分
の
と い う 発癌 物 質 を 生 成 す る
人 胃 癌発 生 原 因説 を 極 め て 有
.
二
,
級ア
ミ
ン
,
亜 硝酸 塩 は外
物 質 は 胃癌 に か か ら な い 人
こ の
,
こ
れ らの物
化 合物 の 生 成 及 び こ れ に 対 す る胃 あ
ソ
り注目を 集め て き たが
数の
炭 化 水素 系 化 合物 の 経 口 投 与 あ る い は 胃 壁 内 注 入 に よ
に
の
nit r o s
ら1 8) は 食 飼 中 二 級 ア ミ
e r
と を示唆す る も の で あ ろ う
1895 年
n o x a
動物 胃 に 癌 腫 を 発 生 せ し め よ う と す る 試 み は 芳 香 族
れ なか
ロ
o li
.
,
原因で あ るの か 結果で あるの
か 実 験 胃痛 作 成 の 困 難 性 か ら 未 だ 判 然 と し て い な い
.
と 生体 の 内 的 条件 の 相互 の 関 連 性 の 下 に 成 立 す る と 考
え られ る
ト
q
胃 癌 発生 と 無 酸 あ る い は低 酸 症 と の 関 連 性 は古 く よ
一
,
内的条
の
こ
も 十 分摂 食 し て い る こ と は 当 然 で あ り
ニ
-N
C
経口 投与 に より動物
の
1
pモ
mi n e
と な盲 が
n o x a
nit r o
る い は 生 体 の 内的 条 件 が 胃癌 発 生 上 極 め て 重要 で あ る
こ
.
胃癌と言え ども他 の 疾病 と同様
.
的
質か らの
t7)
は 胃 癌 発 生 に 於 け る 発癌 物 質
く と い う 事実
部遺 伝 関係 も認 め ら れ る 事 実 は 個 体 そ れ ぞ れ
件の
気候
。
胃 癌 発生 率 が 低 下 し 現 地 人 的 な 癌 発 生 に
胃癌 は女 性 よ り 男 性 に 多 く
ン
か か る観点 からす れ ば
年令
。
ま た 日本人 の
存 在 を 強 く 示唆 す る も の
の
・
-
発癌 性 の 無 い 二 物 質 が 生 体 胃内 で
.
nit r o sa
ニ
d
a n
n e
れ らの 二 級 ア ミ
反応 し て
こ
mi
o s a
布す る物質 で あり
分解 が
′
が天然 に 存在す る か 否 か は 未 だ 判然
19 6 8 年
,
を 有す る
分解率 を
カ リ に 対 して も M N N G
とが判明 した
は p ti
M N N G
s c h e ri c h i a
足 掛 り を築 い た と 言 え る
力 に し た も の 真言 え る
い
m
( 略し て M N N G)
M NN G
としないが
・
E
et h y 卜 N
腺胃痛を 高率に 発生せ しめ得 る
発生 機 序 解 明 へ
H
-
シと亜硝酸が 胃内の 低 い
は 酸 に よ る 影 響 は少 な く
示し た
u a nidi
.
図7
:
g
29 % と な り以 後
.
t
2
,
pl
以後
,
nit r o
-
定 の 分解率 を 示 し
はP H 2 で3 5 %
59 % で
′
卜N
y
が完全 に 分 解 さ れ た こ と
M N N G
,
図8
.
2 時 間後 ま で
e th
m
-
.
=
・
●
0
c
'
小
8U TA NO L
A C 一丁トC
A C トD
W A T ER
( 3 7 ℃)
M
N N G
完全 に 分解 され て
い
る
の
。
残存
一
B
o a s
2】
の
胃 癌 と 低 酸胃 の 合 併 報 告 以 来
致 し た 結果 が 出 て
い
るとはいえ
,
,
.
多
対象が い ずれ
無 駿 胃 に お け る 胃痛 発 生 増楢 に 関 す る 実 験 的 研究
も 進行胃癌 で あ り 二 次 的 変 化 を 否 定 で き な い ま ま 今 日
て い
に 至っ
切除して い
て い
る
近年
.
本邦に お い て 早期胃癌の 概念及
t
び診 断能 力 の 向 上 に よ り 早期 の 胃 癌 で の 病 態 生理 も 明
′
肇
; 芸二言; 三三言古「這去; ; 詣這蒜妄言
盲忘忘
度は 底く
隆 起性 癖 で 殊 に そ の 傾 向 が 強 い と 報 告 し
,
方
一
胃液 過 分泌
,
る
い
.
指陽 潰瘍患 者 は 胃 癌 発 生 率 が 低 く
れ ば 剖検例17 1 例 中 0
Fi
,
P
.
s cb e r
は50 5 例 申 0 と 極 め て 低 く
ら6 ) に よ
o r ti s
γ
)
ら
は0 1 %
小野 ら
,
8 )
斉藤
.
Z8)
最近
,
.
の
早期胃
癌 で の 十二 指腸 潰 瘍 の 合併 例 の 検 討 で も6 0 0 例 中1 6 例
2 7 % の 頻度で あ る と述
べ
て い
る
h
a m
.
ら21 ) や G
る た め 腺 胃悪 性 腫 瘍 の 発 生 に 対 す る 低 酸 と
そこで
.
著 者 は 胃癌 発 生 と 無 酸 あ る い は低 酸症 と の
.
関連 性 を 検 索 す る 目 的で
外科 的 に 腺 胃 悪 性 腫 瘍 の 好
,
発 部 位 で あ る 腺 胃 幽 門前 庭部 を 残存 せ し め
.
高酸で 発症 する と い わ れ る十二
,
言 い 換 え れ ば 胃癌 の 好 発部 位 そ の も の を
,
う 内 的環 境 を 検索 す る に は 不 適 と 言 え る
い
t
進行 癌と 同様 の 所 見 を 認 め て
る ため
409
成し
胃 液 酸度 の 低 下 し た 胃 が M N N G
こ の
.
索 した
.
その 結果
M N N G
,
誘発 脾 胃 悪性 腫 瘍 発生 率 は 胃 底
腺 領域 切 除 群 で は M N N G
22)
誘発躁
胃悪 性 腫瘍 の 発生 増 殖 に 如 何 な る 影 響 を 及 ぼ す か を 検
.
.
胃液 分 泌
,
主 体 を な す 胃 底腺 領 域 を 切 除 し た 実 験 的無 敵 胃 を 作
の
単独 連 日 投与 群7 4 %
M N
.
N G
及 び 0 0 2 N 日C l 隔 日 投与 群7 7 % を 示 し た の
患者 に 於 い て 迷 走 神経 切 断 後早 期 に 胃 癌 発 生 を 見 た 臨
し
無処置群で は M N N G
床例 を 報告 し
G
また
C
.
ap
e r
p
,
ra
e
は十二 指 腸損 瘍
迷 走神 径 切 断 に よ っ て 胃 癌 発 生 が 促 進
され る こと を示唆 して い る
実験 的 に は1969 年 三 輪‡き) は M N N G
して
W ist a
施行
系雄 性
r
そ の 結果
.
21 2 % で
.
,
促進 さ れ
ト に
内 臓 神経 切 断 群 1 5 0 %
,
は 同様 に 幽 門形 成 術
各々
.
断術 を 付加 し た 群 と の 間 で M N N G
塔の 発 生 に
つ
tb
r
1968 年 M
,
縫著さ せ る 方 法 で
に
2
法で
7 Di
-
,
-
い
,
o r
g
e n st e r n
25)
a c et
また
yl
,
i
a m
n o
,
8
K
o
-
ト
ッ
w s
e th
y
ト ch
腺胃前 壁
k i26 ) は ラ
ッ
M N N G
て
っ
即ち
,
.
即ち
.
胃 液分 泌 機 能 も 低 下 に 傾 き
と が知 られ て い る
1 94 3 年 G
脳相性 分泌 を 遮 断 し
,
に
然で ある
.
・
は 人 間 の 胎 児 か ら9 0 才 の 老 人 に
な い 胃 に は全 く 萎 縮性 変 化 が 見 ら れ な い こ と
於け る
胃液 分泌 を 抑 制 す る こ と が 知 ら
初 め て 腸上 皮 化 生 の 出 現 を 認 め
4 0 才 代 で は70 %
.
る
.
本邦で
.
.
5 0 才 代 で は8 0 %
,
も胃粘膜の
の
実 験 で 対照 に 比 し 胃 幽 門 側切 除群 で
腺胃悪性 腫 瘍発生 率 の 低 下 を 認 め て
い
る∼8)
∼
トリ
ン
る
胃 幽 門側 切
る
よ り 低酸胃 が 惹起 さ れ る と 考 え ら れ る が
,
M N N G
誘
発悪性腫 壕の 好 発 部位 で あ る 幽 門前 庭 部 自 体 を 切 除 し
,
,
こ の
30 才代 で
以 後年令
出現す る と 述
べ
.
欧米に 比 しそ の 発生頻度
ることが
い
劫)
は低 酸 症 の 発 現 を 見 る が
分 泌 の 主 体 を な す 幽 門前 庭 部 切 除 に
.
21 才 で
胃粘 膜 の 萎縮 性 変 化 に 起 因 す る 胃 液分 泌 機能 の 障害
ン
い
に
若 年 者 で 既 に2 0 % 前 後 に 発 生 し て
報告さ れて
,
加 令 に よ る 萎 縮性 変 化 に 関
は 胃酸 分 泌 障害 が 最 も起 り 易 く
正来 机
胎児 や生後 間も
次いで
,
9 0 才 代 で は1 00 %
す る 研 究 報 告 は多 数 み ら れ
は高く
.
少数 で は あ る が
,
頃 か ら 萎繍 性 変 化 が 見 ら れ る こ と
し て 胃 液敢 度 の 低 下 が 考 え ら れ る の は 当
.
除術 は ガ ス
無 酸 症 の 頻度 が 増 大 す る
ト
れ て お り こ の こ と か ら 迷 走 神経 切 断 に 伴 う 胃 痛 発 生 率
の 増大 要因 と
ら
,
それ に 伴 い
.
.
27 )
ui s s
,
しか も
,
た る 胃 粘膜 の 組 織学 的 換索 を 加 え
は4 0 %
迷 走神 経 切断 は 胃 液 分 泌
.
人 胃 は 加今 に 伴 い 胃粘 膜 の 萎 縮 性 変 化
.
萎 縮 性 胃 炎の 頻度 を 増 し
て い
る
対 し
に
n o x a
.
と こ ろで
彼等 は そ の 大 き な 要 因 と し て 胃液 酸 度 の 低 下 を
い
と い う 外 来性
抵 抗性 を 滅 弱 せ し め た と 考 え ら れ
.
い
.
の
2
∼
る 胃 が 胃液 分泌 の 主 体 を な す 胃底 腺 領 域 の
い
に
ず れ も 誘発 胃 腫 瘍 の 発 生 が 迷 走神 経 切 断 に よ
<
.
諸種 酵 素 及 び 粘 液 を 含 め p H l
とと もに 増大 し
挙げて
さて
る
・
を 経 口 投与 す る 方
u o r e n e
働いて
に
こ
.
と 胃底 腺 領 域
正 常 で は 体 液 性 並 び に 自 律神 経 性 支
,
,
ら の 迷 走神 経 切 断 に よ る 胃痛 発 生 の 促 進 結 果 に
これ
い て
る
て い
結果 か ら
射
M N N
強酸 性 の 胃液 状 態 で 保 持 さ れ 外 来物 質 に 対 し て 解 毒 的
迷走神経切
は 20 M
al e
w
り 促進さ れ る こ と を 報 告 し て い る
つ
べ
を浸み込 ませ た綿糸を ラ
印 e
胃腸吻合
.
に
を もっ て 増大 した
こ の
,
腺 胃 悪性 腫 瘍発 生率 は 有 意 の 差 ( P
て
そ の 感受 性 を 高 め
検索 し1 迷 走神 経 切 断 付 加 群 に 腺 胃
いて
0 0 1)
.
欠如 に よ
誘発腺 胃悪性 腫
悪 性腫 瘍発 生率 の 増 大 を 認 め た と 述
01an
単開腹群
.
軌 胃 幽 門側切 除 術 を 行 っ た 群 と
そ の他
.
.
1 9 7 2 年 正来
.
0
単独 連 日 投与 群3 2 %
隔日投与群45 %
.
配 の 下に 塩酸
.
対 照 に 比 し1 9 倍 の 増大 を み た と 報 告 し て
,
及び 0 02 N H Cl
腹部自律神経切断術 を
迷 走神 経 切 断 に よ り 腺 胃悪 性 腫 瘍 の 発 生 が
24 )
る
ッ
誘 発 腺 胃悪 性 腫 壕 発生 率 は 迷 走 神
M NN G
,
経切 断群55 6 %
い
ラ
を 発癌 物 質 と
腹 部自 律 神経 と 胃 癌 発生 と の 相 関性 を 検 索 し
,
,
切 除群 に お い
.
に
.
,
.
,
,
早 期 に 無 酸症 あ る い
胃粘 膜 の 変 化 の 割 に
内 因子 分 泌 障 害 が 惹 起 さ れ 難 い
勿論
,
こと
が 判 明し て い
萎 縮 性 変化 が 高 度 に 進 展 す れ ば
ペ
内因 子 の 順 で 分 泌 障害 が 発生 す る 訳 で あ る が
諸成分の 分泌障害に みら れ る 解離
の
プ シ
ペ
原因に
プ
シ
こ
.
つ
ン
.
れら
い て
,
410
Gla
局
ら 抽 は 酸分 泌 細 胞 が
s s
粘 膜上 表 層 に 存在 し て
い
プ シ ン分泌細胞 よ り胃
して い る
酸分 泌 細 胞 の 方 が よ
こ こ で
ペ
るため
,
り 早 く 萎 縮 性 変化 を 受 け 易 い と 考 え た
V i l a r d ell 3 H
.
ラ
.
投 与 に よ る 胃 液 酸度 の 変 化
プ シ
ン
分 泌細 胞 塞 が 酸 分 泌 細 胞 量 よ り 多 い た め と
と M N NG
推定し て
い
る
と 斉 藤 ら耶) は M N N G
は
ペ
さて
早 期 か ら 低 酸 あ る い は無 敵 を 呈 し
こ の
.
.
人胃
,
粘 膜 の 加 令 現 象 と し て 把 え ら れ る 慢 性 萎 縮 性 胃炎 と 胃
痛 の 関連 性 に つ
は
い て
K
.
j et z
o n
32)
y
n e
広 汎 な 組 織 学 的検 索 か ら 胃 癌 は慢 性 胃 炎 の 基 盤 の 上
に
生ず る と発表 し
33 )
u r st
H
.
は諸 報 告 の 集 計 か ら
胃痛 に 先行 し た 疾患 と し て 萎 縮 性 胃 炎7 5 %
8 5%
.
脾 腫4 5 %
,
邦で は
37 8 % で あ
たと し
が重要な地位 を占め る こ とを 強調 した
炎患 者1 16 人 の 10
の
胃 癌 発生 を 報 告
Si
,
351
u r al a
同様 に
,
W
間 の 追 跡調 査 か ら4 0 人 の う ち1 0 %
た と述
べ
て い
る
方
一
.
Gl
,
性 があ る と い う
又
性茸 血 に 関 し て
の
4 倍 の 胃癌 発 生 の 危 険
,
W il k i
t
間 に 存在する唯
の
一
n s o n
38】
慢性胃炎 に 伴 っ
,
方
一
.
D
,
o ll
3 9)
の
高 い 原 因 は慢 性 萎 縮性 胃炎 で あ ろ う と 述
W
alk e r
べ
る
て い
ける発病率 に は差異 はみ られ な い と 報 告 し て い る
よう に
こ の
.
.
B
,
3)
e rk s o n
無 敵症
高か
に
に
ら
5)
ら
は40 才以 上 で
有数 群9 0 6 人
.
re
・
て い る
.
更に
S
,
eg a
-
い
無 敵群6 8 4 人 の 追 跡 調 査 か ら 胃 痛 発 生 は
.
発生 頻 度 比 は 7
:
,
有 酸 群 3 人 ( 0 33 % )
に
.
1 で無駿群 に高 く
以上 の 人 に 限定 す る と2 8 %
.
化に
て
つ
い て
0 29 %
こ の
認 め
,
傾 向 は6 0 才
が
.
B
,
4 3)
ula r
hy
9 7
.
:
1
・
胃内 陸 へ
,
段 階 で は 腺 管横 道の
こ の
.
r al o
m
42
)
ら
w
も M N N G
更に
は ダイ
v ol u m
e a n
は ダイ
コ
.
e
a ci d
.
tp
u
た と述
べ
o u
っ
とも
t
て いる
M N N G
.
投与群 は 両群と
非 投与 群 に 比 し 著 し い 胃 液 酸 度 の 低 下 を
最近
,
クネズ ミ におい
コ
ク ネ ズ ミ で の 実 験 的 胃 漁 場作成
群 と無処置群と の 比較 か ら
,
.
河 内ら
㈹
は
ニ
ト
ロ
キ ル 基 の 連鎖を長 くす る こ と に よ
に
グア
ソ
っ
て
ニ
ン
ジ
の アル
実 験 動 物 に 萎縮
成功 し て お り
ニ
.
ト
ソ化
ロ
合 物 が 癌 発 生 と 同 時 に 萎 縮 性 胃 炎 を 発 生 せ し め う る物
質 で あ る と い う 報 告 は 非 常 に 興 味深 い
,
.
著者 の 無 敵 胃 に お け る M N N G
胃悪 性 腫 瘍 発 生 の 促 進 効 果 を 考 え 合 わ せ る と
,
っ
て い
誘発腺
,
無 酸性
る こ と は 推定
.
加令と い う
一
種 の 生 理 的 現 象 に よ る胃 粘儀
は 長 期 間 の 慢 性 刺激 な ど何 ら か
の
萎縮性変化
の
要 因 で 産 生 さ れ た 萎 縮 性 変化 の 下 で は 早 期 に 胃 酸分
泌 が抑制さ れ
に
,
変性
.
ある
無 酸若 し く は低 酸状 態 に 悔 い り
そこ
,
.
受性 の 高ま
して
.
い
更 に 慢 性 刺激 因子 や 発 癌物 質 が 作 用 し た 場 合 感
,
.
っ
た且
っ
抵 抗 性 の 滅 弱 し た 内的 環 境 と 相乗
そ の 萎 縮性 変化 が 促 進 さ れ 病 態 の 進 展 に 伴
剥離
,
再生 を 繰 り 返 す 過程 で 異
さて
.
最近
.
診 断学 の 進 歩 に 伴 い
態及 び その 特徴が解明され
っ
つ
ある
,
て
っ
出現
型性上皮の
を み る に 至 る の で は な い か と 推測 さ れ る
.
人早 期 胃癌 の病
.
人 早 期 胃 癌 は形 態 学 的 に 潰 瘍 形成 型 と 隆 起 型 と に 大
即ち
で
d
a n
同時 に
.
投与 52 週 目 ま で 減 少 し な か
柚木 ら
無 酸 群 に お け る習癖 発 生 率 の 増 加 す る こ と を 報 告
.
.
10 過 に な る
.
辺 繚 の 腺 管 増 生 は粘 換筋
の
粘膜 下 層 に 侵 入 す る
塩酸分泌 の
M N N G
別され
:
gl
が出
ン
が現われ
ン
M N N G 投 与た よ る 胃 癌 発 生過 程 で の 胃 酸 分 泌 の 変
と な
.
.
G
.
胃 Ⅹ線 検 査 で 特 定 の 疾 患 の な
,
無 酸群16 人 ( 2 3 % )
り
,
は廃 酸 症 患 者7 5 人 の 13 年 間 の 追 跡 調 査 か ら 3 人
に 早 期 胃癌 の 発 生 を 見 た と 述
1
べ
ら り は無 敵 症 あ る い は 低 酸 症 の も の は 期
べ
ン
胃が胃癌発生の 好適内的環境に な
.
お ける 胃
.
ヰ0)
.
以上か ら
は無
た と 述
っ
待頻 度 の 4 5 倍 の 高 い 発 病 率 を 示 し た と 報 告 し
o r
の ビ ラ
e n e r a ti v e
g
隆 起 す る 増生 が み ら れ る
しかも
.
r e
20 週 を過 ぎる と ビ ラ
に難 く な い
強圧 患 者85 7 人 の 追跡 調 査 を 行 い
g
.
みる
と 名付 け ら れ る 旺 盛 な 腸 管 増 生 が あ ら わ
そ の 共通 の 臨床傲 と して 把捜さ れ る 無
癌発 生 率 は期 待 値 よ り は る か
c o ck
慢性 化 と
の
a si a
胃痛 と 萎 縮 性 胃 炎 と の 関 連 性 は 極 め て
酸症 の 観点 か ら 検討 を 加 え る と
H it c b
の
.
は悪 性 貧 血 と 慢 性 萎 縮 性 胃 炎 患 者 に お
緊密 で あ る が
1 過後 に ど 慢 性 の ビ ラ
.
性 胃炎 を 発 生 さ せ る こ と
て
は無敵
症 と 悪 性 貧血 患 者 の 追跡 調 査 か ら 両 者 に お け る 発 病 率
36)
ン
い て
つ
異 型 性 が 認 め 垂 れ る が 細 胞 異 型 ほ 認 め ら れ ず3 0 過 を過
る悪
い
は 悪 性 貧血 と
, 胃癌 と
共通因子 は
起 き る 無 敵症 で あ る と 考 え た
ら
pl
み た と報告 して い る
.
古 く か ら 胃癌 の 共 存 す る こ と で 知 ら れ て
,
23 年
∼
よれ ば 萎縮 性 胃
に
a s s
e r
.
高 い 胃痛 発 生 を み
の
3 丁)
炎患 者 家系 は 対 照 家系 に 比 べ
ら38】 は1 0
al k e r
を
ン
に
ぎ て 初 め て 異型性 腺 管 が 出 現 す る と 報 告 し て い る
.
は慢性 萎 繚 性 胃
ら
p
本
15 年間の 追 跡調査か ら 9 人 ( 8 % )
∼
5 週 で は 深 い 限局 性
3
.
坂 を中断 し
胃 炎癌
,
現する
れ
.
慢 性 萎縮 性 胃 炎 が 前 痺 状 態 で あ る か 否 か は 今 な お
結論 さ れ て い な い が
,
胃 癌 の 前癌 状 態 と し て 慢 性 胃 炎
,
ビ ラ
∼
プ
ー
る
て い
は 手術 胃 癌 療 本3 1 5 例 の 調 査 か ら
っ
.
慢 性 潰 瘍20 % と 報 告 し
,
.
久留即
ポリ
,
多発性の 浅い
と ビラ
.
系雄
r
投与3 日後 に 胃幽 門 部 粘膜の
そ の 辺 縁 に 不 規則 な 腺 管 増 生 が み ら れ る
は切除標本
の
よ る W i st a
に
発癌 過 程 に お け る 経時 的 な 病 理 組 織 学 的変化
ト の
ッ
発癌 物 質 M N N G
.
,
,
両 者 間 に 大き な 差 異 が 見 い 出 さ れ て
潰 瘍 形成 型 で は 若 年 者 に 多 く
.
い
45)
る
∼
48)
胃液 酸 度 は正
無酸 胃 に お け る 胃 癌 発 生増 韓 に 閲 す る 実 験 的 研 究
敢あ る い は そ れ に 近 似 の 酸度 を 示 し 未 分 化痛 が 多
隆 起型 は高 合 着 に 多 発 し
い
1
.
2
汎 な 化生健 胃 炎 を 随 伴 し 分化 魔 の 高 い 腺 病 が み ら れ る
3
こと
が判明して い る
逆 に 胃 液 酸度 の 低 下 を 伴 う慢 性
.
胃癌 は そ の 病 理 組 紙 学 的 検索 か ら 肉 眼 的 に は 隆起 型
で
あり
殆 ん ど 全 て が 分 化 型腺 癌 と さ れ て
.
い
る
が延長し
め 全例 隆起 型 で あ
投与 を 行 っ た 三 輪
拓であり
た
っ
又著 者 と 同濃 度
.
正 来 ら の 報告 で も
,
れら の こ とか ら
こ
経 切断 後 で は5 3 %
る
.
損傷 ほ 避 け ら れ ず
想 され
.
る C A T 丑L
S A T 3
分化癌 を 見 た が
N G
IN F
,
般に
一
,
γ
肝
.
1y 2
,
系
r
ラ
単独 発癌 実験 で は 殆 ん ど が 分 化 型 腺 病 と さ れ て
る
未 分化 痛 の 発生 は ハ
ム
ス
タ
種族 の 異 な る 動物 で 比 較 的高 頻 度 に 認 め ら れ
用
w ほt a
.
タミ
ン
ト
い
r
系
ラ
ン
イ
,
シ
ン
な ど 各 種消 化管 ホ
ン
ュ
リ
ン
モ
ン
の
ル
20 %
更に
T
4
高 橋 ら 8) は M N N G
・
w
い
e n
60
パ
凍上皮
・
て い
ン
.
の
セ
M N N G
ト
ロ
ニ
る
て い
ン
の
胃底 腺
か ら分泌 さ れ
,
る
い
.
こ の
て い
る
.
即ち
.
現在盛ん に 研 究 さ れ て
い
る と こ ろ で あ るが
,
は
い
る
の 低下 が 考 え
.
の 接触性 を 冗 進 せ
ると こ ろで ある が
つ
,
しめ
,
くと は思わ れな い
さて
・
粘液 の 欠 如 が M N N G
こ
.
発癌 し易い
胃粘 膜
と は推 測さ れ
て
惹起 さ れ る 発 癌 機 構
ソ化合物の
ロ
ニ
,
ト
ロ
る
.
e c u l a ti o n
p
胃内 で
が
,
.
胃内 生 成 に お け る 胃液
,
一
を
ら
S
52 )
u n t z e ff
p
R
至 適
の
.
N
.
繰り 返し に よ っ
a r at
て
51)
は長
肉腫の 発生
は皮下 に連続性 に塩 酸を注射 し肉
腫 の 発生を報告 して い る
と は塩 酸が 生 体 に 対
こ の こ
.
し 慢 性 刺激 因 子 と し て 作 用 す る こ と を 意 味 す る
胃 は 正常 な 状 態 で は 絶 え ず p H l
液に さ ら され て お り
可能
の
致 し た 時 胃癌 発 生 機 序
塩 酸 投与 の 観点 か ら み る と
フ塗布の
・
生成が 明 らか
の
化合 物 の 胃癌 誘 発物 質 と し て
ソ
期間の 塩酸の 皮
こ の
,
∼
2
の
.
強 酸性
の
胃
よ う な 胃粘 膜 が 外来 性 の 弱
敢性塩 酸 に 対 し て 如 何 な る 反 応 を 呈 す る か 検 索 し た
1 953 年 F
ra z ek a s
f l)
ら
.
は ウ サ ギ に25 % の 塩 酸 を
癌 剤 と し て 13 カ 月 間 遠続 経 口 投与 を 行 っ た が 胃 腫 瘍 の
発生は認 め ら れ な か
12)
ら
.
因と して 次の
次に
へ
れ だ け で 未分 化 癌 の 発生 に 結 び
胃底 腺領 域 切 除 に よ っ
に 及ぼ す要
こ
の
低 敢と 胃
t
て い
よ る 発 癌 で は 胃液
に
は より 明らか にな ると 考え られ る
従来 より
著 者 の 胃底 腺 領 域 切 除 群 で も こ の 枯 液
られ
s
べ
.
条件 と 分解 抑 制 の 好 適 条件 が
胃 粘 液 は 噴 門勝 弘
胃粘膜 を 機 械 的並 び に 化 学 的刺 激 か ら 保 護 す る 点 で は
致して
今後
界 面 活性 剤
いて
と は予
こ
発 癌物 質 の 解毒 の 意 味 で は 重 要 な 示 唆
.
性が更 に 強まり
つ
と M N N G
を与えて い る も の と思 う
発
.
そ の 生 理 的 役 割 や 分泌 機 序 に
ト
ニ
,
ない といえ
で
投与群
幽 門腺 の 被 覆 上皮 細 胞 と 頚 部副 細 胞
,
こ
,
ると 考え られ る
い
状態で あり
セ
作 用 要 因 と し て 胃 粘膜 の 粘 液 性 防製 作
て い
促 進 因子 は 加 令 と と も に 人胃 で も発 生 し て く る
こ の
腹 腔 内 投与 を 行
,
べ
酸度 の 低 下 と 胃 排泄 機 能 の 低 下 は相 加 的 に 癌 発 生 を 促
進さ せ て
は ヒ ス
グル カ ゴ
,
る
投与 に 界 面 活 性 剤 で あ
節転 移 を 認 め て
用の低下が挙げ られ
一
よう な成績か ら 胃 癌 発生 の
こ の
6 0 の 添加 経 口 投与 を 行 い 高 頻 度 に 未 分
e e n
化痛及 び リ ン
e
投 与群30 %
ン
未分 化癌 の 発 生 を 見 た と 述 べ
に
る
リ
ト
り)
田原 ら
.
体液性 内 的環 境 の 変 化 し た 状 態 で
・
v
において は
ト
ッ
ガストリ
,
ニ
癌実験か ら ガ ス
T
排 泄機 能 減弱 は 相伴 う 現 象 で あ る と 述
や犬 な ど の
ー
対
,
.
許さ れる な ら ば
.
ト
ッ
迷 走神
の に
胃 排 泄能 の 低 下 が 起 こ る
.
及 び早期 胃癌 患 者 で 認 め ら れ る 事 実 で あ り
-
.
と こ ろが
ロ
M N
ト の
ッ
よれ ば ラ
三 輪 ら58】 に よ れ ば 人 胃排 泄機 能 減 弱 は 慢 性 胃 炎 患 者
人 胃癌 類 似 の 未
の
W i st a
,
.
に
発 癌 物質 の 胃 内停 滞 が 促進 的 に 働 く こ と は 十
.
分想定さ れ る
単独
連続性 に 浸潤す
へ
排泄時間
食粥 の 貯 溜 を き た す と 述
の
.
著者 の 胃底 腺 領域 切 除 の 実 験 で は手 技 上迷 走 神 経 の
れる
著 者の 実 験 に お い て 胃 底腺 領 域切 除 M N N G
る
.
ん な 時期 の 胃液 酸度 の 高 低 に 左 右 さ れ る こ と が 推 察 さ
連 日投 与群 の 1 例 に 楽勝 を 破 り
べ
同時に M N N
t
輿 群 で は1 9 % し か 食 粥 が 胃 内 に 貯 溜 し な い
胃 癌 の 肉眼 形 態 は 腺 管 増生 の 盛
,
4 9)
ら
e r
の
迷 走神 経 切 断後 1 カ 月 の 実 験 で 食 餌 投与 後6 0 分 で
全 て 分化型 腺
,
滞が 起 こ り
っ
迷 走神 経 切 断 で は N y l a n d
M N N G
の
食 粥 の 胃内 う
,
述
い て
つ
作用 時 間 が 延長 す る 可 能 性 が あ る
の
G
胃 液酸 度 の 低 下 が み ら れ る 迷 走 神 経 切 断 群
.
は潰 瘍形 成型 は 認 め ら れ て い な い
で
例
一
.
胃運動機能の低下 と発癌に
,
胃運 動 機能 の 低 下 に 伴 い 胃 か ら 十 二 指 腸 へ
肉眼形態は単純 癌を含
,
胃 運動 機 能 の 変化
.
こ こ で
.
著者 の 実験 で 得 ら れ た 腺 胃悪 性 腫 瘍 は 単 純癌 の
を 除き 全 て 分 化 型腺 癌 で あ り
胃 粘膜 の 粘 液 性 防禦 能 の 低 下
.
三 点が挙 げ ら れる
の
胃炎 を 基盤 と し て 発 生 し た と 考 え ら れ る 腸 上 皮 化生 型
の
胃酸分泌 の 低下
.
低 酸 を 呈 し ∴ 胃粘 膜 は 広
,
411
W
l
e
は
y
f
ラ
ッ
u n
di
c
っ
たと述
r e s e c ti o n
べ
を行
て い
っ
た
る
N
.
S p
ra
ト に 塩 酸 を 2 年 間連 続経 口 投 与 し
2 匹 に 腺 管 腺病 の 発 生 を み
,
g
.
o r m
u e
・
D
a n
o
・
19 匹中
対 照 群 に 比 し化 生 性 変 化
412
が強か
た と報告し て い る
っ
ら れ なか
たが
付加 投 与 群 で
あり
で
た
.
に
に
物質 と
た
以 下 の 結論 を得
.
1
実 験 開 始50 過 日 の 腺 胃 悪性 腫瘍 発 生 率 は M N N
.
G 単 独連 日 投 与 群 で は 無 処 置 群3 2 %
は 幽 門前 庭 部 粘膜 に 全 例
ビ慢性 に
,
除 群7 4 % で あ
び 粘 膜 筋板 の 著 し い 肥 厚 を 伴
呈し た
に加え
た 著 明 な 萎縮 性 変 化 を
っ
G
Ⅲ
p
r o u
た
相当す る 組級
に
しか も 生検分
,
存在が 観察さ れ
の
外来 性 の 塩 酸 が 胃粘 膜 に 対 し て 慢 性 刺
,
激因子と して 作用す る こ と を 示唆する も の
底 腺 領域 切 除 に よ
っ
し易い
酸 が 慢 性 刺激 因 子 と し て よ り 作 用
と が推察さ れ る
M N N G
即ち
.
対して も
に
あり
で
い
められなか
ね
状態
胃 底 腺 領 域 切 除 胃 は 発癌 物 質
,
塩酸 の 如 き慢 性 刺 激 物 質
.
し て も 働 き 易 い 内的環 境 を 形 成 し て い る と 言 え る
こ こ
で
196 8 年
,
二級アミ
の
i
n it r o s a m
3
の
d
a n
18)
の
ら
e r
報告 の
Nit r
の
n e
o s a m
i
が生 成さ れ
n e
,
合成さ れ 易い 胃 内の 重適
強 酸性 の 状 態 で
p
,
H
p
仮説 が 成 立 す る
H l
p
∼
2
の
.
-
nit r O S a m
i
n
の
e
合成
.
c ell
s a r c o
m
と こ ろが
加 令並び に
,
態 で は 低酸 あ る い は無 敵 に 陥 い り
合 成急 が 掻く 微量 で あ
は
も
る
発癌 へ
.
の
nit r o s a m
っ
て
も
.
そ
,
の
nit r o sa
i
m
i
n e
の
発癌性 を十分 に 発
道を た どる と考 え ら れ る
実験 的 に M N N G
.
の
・
こ の こ
投 与量 が 極 く 微 量 で あ
著 明 な 発 癌性 が 認 め ら れ る
,
組紙 基 本 型
・
S A T 3
み ら れ なか
に
よ
6
IN F γ
.
の
っ
た
又
.
こ
っ
S pi n d
-
分化
て
,
多発 軋
t
細胞異型虔
・
構造
・
胃底 腺領 域切 除 M N N
,
B
,
o rr m
l 乳 CA
a n n
1 y 2 の 単純癌 を認 めた以外
て
構ば
.
い状
持 つ 意味を考察 した
たが
態に
て
以後
.
論
て
,
著者 は 胃癌 と 無敵 症 の 関 連 性 を 解 明 す る
ッ
た
.
推 移 は術後1
術後2
,
∼
3過
実験 開始 後 の 体 重 の 推移
胃底 腺領 域 切 除群の
,
も3 0 過 日 を 境 に し て 増 加 傾 向か ら
,
減少傾向を 示 し た
減少 傾 向 は 認 め ら れ な か
.
た
っ
ー
プ を描
・
,
で は更 に 著 しく
.
こ
.
9
O
.
れ に 加 え 生検 分輯 グ ル
37 c
の
±0
ー
プⅢの細
.
胃底 腺 領 域 切 除 胃 の S b
.
端 と し
っ
.
.
胃 液 p H は6 4 8
一
た
っ
ト体重 の
塩 酸単 独連 日 投 与 群 の 組織 像 は 無 処層 群 に お い
胃底 腺 領 域切 除群
も 胃粘 膜 の 萎 縮性 変 化 が 著 明 で
7
8
結
ラ
投 与 で は無 処 置 群
胞 の 出現 を 認 め た
.
加 え 塩 酸 の 隔 日 投与
に
塩 酸単 独投 与 群 で は 経 時的 に 緩 徐 な 上 昇 力
と か ら も裏 付 け ら れ
胃癌発生に お け る胃液酸度
M N N G
以 後 増 加 傾向 を 示 し
,
ずれ の 群 に おい
い
の 低下の
,
間で 術前体重を上回
と
誘 発 腺 胃 悪性 腫瘍 発生 に 好 適 な 内 的環 境 を 形 成 し
,
S3
,
胃 底 腺 領域 切 除 後 の
.
は M N N G
胃 底腺 領 域切 除 に 起 因 す る 無 酸 性 胃 が M N N
てい る こ と か ら
例に
一
部位
い て
つ
深 遠度
t
も 差異 は 見 い 出 さ れ な か
て
っ
過 日 ま で 減少 し
い
,
,
.
浸潤 度を検討 し たが
・
単 独 連 日投与群の
G
.
以上
であ り M N N
,
.
得 られ た陵胃悪性腫瘍に
.
■
揮で き
%
3
.
2 例 と単純癖 1 例 を 除き全
a
虔 の 高 い 腺管 腺 病 で あ っ た
-
を 含 め た 慢 性 刺激 因 子 に 起 因 す る 萎 縮性 胃 枯 膜 状
n e
単独 連 日 投 与群 で は
無処置群5
,
得 ら れ た 腺 胃 悪性 腫瘍 は全 例 隆起 型 で
T Ⅲ∴
量 が 多 く て も 強観 健 胃 液 の た め そ の 作 用 を 十 分 に 発 揮
.
%
無 処 置 群0 % で あ っ た
異型庶
つ
7
.
無 処 置 群 と 胃 底 腺領 域 切 除 群 と の 間 に は 有 意の 差は
強酸 性 胃 内 で は
す る に 至ら な い
.
,
.
.
5
は1
一
嘩瘍死 亡 症 例 は 胃 底 腺 領域 切 除群 で は36
無 処 直群 で は42 週 削 こ 認 め ら れ た 5 0 過零殺
肉眼 的 形 態・
・
f‡ の 上 昇 と と も に 合 成 率 は
低 下す る こ と と 著 者 の 実 験 結 果 を 考 え 合 わ せ る と
の
7 7 %
と 同様 の
しかも
.
.
1e
・
曽 底腺
.
及 び0 0 2 N Ii C l 隔 日 投 与 群 で は 胃 底 膀 領 域 切 除 群
4
食餌申
t
と亜硝酸か ら胃内で M N N G
ン
発癌性を有す る
∼
S
の
っ
の
胃底 腺 領 域切 除群 9
対
に
っ
最初
.
週目 に
G
あるこ
に
あ
で
ず れ の 群 に も 腺 胃悪 性 腫 場 の 発生 は認
時 ま で の 腫 瘍死 亡 率 は M N N G
胃
.
惹起 さ れ た 無 敵 胃 で は 外 来 低 塩
て
胃 底腺 領 域 切 除 群7 7 %
,
.
3
とは
.
0 0 2 N H C l 単 独 連 日投 与 で は 無 処 置 群
.
領域切除群の
.
こ の こ
胃 底 腺 領 域切
.
及 び0 0 2 N E C l 隔 日 投 与
M N N G
.
.
2
胃 底腺 領 域 切 除 群 で は こ の 萎 縮 性 変 化
,
腸 上皮 化 生 様変 化 が 認 め ら れ
,
類の
た
更に
.
た
っ
群 で は 無処 置群4 5 %
軽 度細 胞 浸 潤 及
慢 性刺激
,
経 口 投 与 が 胃 底 腺 領域 切除常
して 外来性塩酸の
.
っ
塩 酸単 独 連 日 投与 群 に お け る 腺 胃組 織 像 は 無 処 置 群
G
よ る 腺 胃癌 発 生 の 内 因 と し
に
か検索する と 同時 に
っ
どの よう な影響 を及ぼ すか検索 し
に
.
で
M NN G
か な る影響 を持
て い
対 し 後 者7 7
増加傾向を認 め たが 有意で はな か
胃液 分 泌 の 主 体 と な す 胃 底 脾領 域 切 除 に よ る 内的
,
環 境 の 変化 が
ず
射 し後 者4 5 %
胃 底腺 領 域 切 除群 で は 前 者7 5 %
.
い
単独連 日投与群に 比 し 塩 酸
M N N G
.
無 処 置 群 で は 前 者3 2 %
.
腫 瘍発 生 率 の
% と
胃 底腺 領 域 切 除群 の
塩 酸 単独 連 日 投 与 で は 腫 瘍 の 発生 は 認 め
,
っ
て
.
著 者 の 実 験 で は 無処 置 群
れの群にも
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.
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23 で 無酸 で あ
状態で の
M N N G
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っ
の
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作 成による
・
分解 に
つ
い て
・
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H
無 酸 胃 に お け る 胃 癌 発 生増 殖 に 関 す る 実 験 的 研 究
1 で は 1 時 間後 に 残 存 M N N G
2
3
.
4
.
7
.
残存 M N N G
は5 0
で
以上
は p I1 2 で は3 0
60 % と な
∼
は0 % とな
は2 時 間以 後
で
た
っ
40 %
∼
の 発生 に
促進 的 に 作 用 す る こ と が 判 明 し
外 来性 ( 経 口 的) 塩 酸
の
対して も胃液酸度の 低下 した 胃は影響 を受 け
の 投与 に
易い 状態 に あ る と 結 論 し た
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文
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第 5 回研 究会 記 録 7 4
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前 川 勝次 郎
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佐野 皇 道
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下 田忠勤
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又 終 始 御 助言 都 支援 を い た だ
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博 士 国 立 金沢 病 院 外科 医 最 高 松 儀 博 士
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病理 学 的 絵素 に 御 教 示 を仰 ぎ ま し た 金 沢 医 科
.
.
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終 始 ご懇 篤 な る 御指 導 と 卸 校 閲 を賜
た 恩 師宮 崎逸 夫 教 授 並 び に 放 水 上菅 次数 授 に 喪 心 か ら
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感謝 の 意 を 捧 げ ま す
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稿 を終 る に 臨 み
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因子で あ る と 結 論 し た
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第2 9 回 日 本癌 学 会 総会 記 事
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無 酸 胃 に お け る 胃 癌 発 生 増 殖 に 関 す る 実験 的 研 究
写真 3
H
写真4
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症例 1
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症例 1
E 染色
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単 純塙
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単 純煽
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症例 2
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無処 置 M N N G
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-
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振 替 晩場
内隆 部 分 の
無 酸 胃 に お け る 胃癌 発 生 増殖 に 関 す る 実験 的 研 究
写真 7
症例2
肉 瞳 + 腺 管 腺塙
.
腺 管腺塙部
分 の 組織 條
H
写真 8
-
E 染色
症例3
× 2
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無処置 M N N G
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島
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症例 3
写真 9
腺 房 腺蘭 十 隠 管 脱 癌
.
腺管 腺
塙部 分 の 組織條
× 2 00
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症例3
写 真1 0
.
腺 房 腺塙
癌 部分
H
-
E 染色
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腺 副泉
無 醸 胃 に お け る 胃 癌 発 生増 殖 に 関す る 実験 的 研 究
写 真1 ‡
症例3
.
腺 房腺癌 + 腺管腺塙
腺 房 腺梅 吉
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H
写 真1 2
E 染色
症例4
日投 与群
H
-
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症例 5
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単 独 連 日投 与群
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