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船舶海洋工学科目 - 船舶海洋工学コース

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船舶海洋工学科目 - 船舶海洋工学コース
大阪大学
工学部 地球総合工学科
船舶海洋工学科目
Department of Naval Architecture and Ocean Engineering
Division of Global Architecture, School of Engineering, Osaka University
水の惑星"地球"の
あしたを創るエンジニアリング
水の惑星"地球"の
あしたを創るエンジニアリング
海はキャンバス
究極の省エネ輸送機関
原油を満載した全長300m、幅60mを超える現代のタンカーは
3万馬力のエンジンで走ります。
新しく建造した船を大海原へ送り出すことは、
海という青いキャンバスに筆を入れるのと同じ。
船造りは、単に機能の追及だけではなく、
高い美的センスが求められます。
船造りには、魅力とロマンが満ちあふれています。
原付バイクで50トンの貨物を牽引するようなものです。
更なる省エネを目指し、最先端の流体力学、構造・材料力学に基づいた、
低抵抗かつ超軽量の船体の開発を進めています。
提供:今治造船
提供:JAMSTEC
提供:ユニバーサル造船
提供:JAMSTEC
提供:JAMSTEC
提供:JAMSTEC
海を知る
無限の可能性
提供:メガフロート技術研究組合
提供:今治造船
七つの海を翔る
海は、人類が直面する地球環境や
食料資源問題などに深く関わっています。
海を知ることは、
私たちの未来にとって極めて重要です。
海へのアプローチは始まったばかり。
日本の国土面積は世界61位。
日本の排他的経済水域の面積は世界6位。
広い海洋をうまく利用することで、
狭い国土を広く利用できます。
海は、交通や輸送だけでなく、浮体式空港など空間利用、
私たちの身の周りには
海を渡ってきたモノがあふれています。
特に、エネルギー資源や鉱物資源は、
その80%以上を
世界中の国々から輸入しています。
海は、我々のフロンティアスピリットを刺激します。
波力・潮力などの利用、エネルギー・鉱物資源の開発など、
無限の可能性を秘めています。
船は、七つの海を翔け巡り、
日本の産業や生活の屋台骨を支えています。
海洋観測のすすめ
地球温暖化をはじめとした
気候変動と海洋は深く関連しています。
地球のこれからの環境を知るためには、
海を常に観測する必要があります。
広大な海を観測するために、
無人観測装置や
人工衛星・水中ロボットを利用した
観測法が開発されようとしています。
カリキュラム
世界一水準の教育・研究プログラムが
多彩な分野への夢を実現します。
地球総合工学科・船舶海洋工学科目の特長は、
さまざまな分野で活躍する数多くのエンジニアを育ててきたことです。
自然と人との共存の視点に立った、実践的な専門技術者としての能力を身に付けるための
カリキュラムが組まれ、学ぶ楽しさと奥深さを教えます。
1年次
地
球
総
合
工
学
科
進学の
ステップ
入
学
・
1
年
次
専
門
教
育
科
目
履
修
専
門
基
礎
教
育
科
目
3年から飛び級
社
会
基
盤
工
学
科
目
共
通
教
育
科
目
2
年
次
船
舶
海
洋
工
学
科
目
分属
3
年
次
専
門
教
育
科
目
履
修
建
築
工
学
科
目
学科目の決定
専
門
教
育
科
目
履
修
4
年
次
卒
業
研
究
︵
研
究
室
配
属
︶
大
学
院
前
期
課
程
大
学
院
後
期
課
程
学レベルの科目や、工学部地球総合工学科の共通科目を学
びます。
博
士
就
職
修
士
専
門
教
育
科
目
履
修
高専からの編入学
1年次は幅広い教養と専門領域の基礎概念を学ぶためのカ
リキュラムが組まれています。総合大学の特長を活かした全
●共通教育科目
主題別科目、外国語、健康・スポーツ教育科目など
●専門基礎教育科目
数学、図学、図学実習、物理学実験、力学など
●専門教育科目
地球総合工学概論
学
士
2∼4年次
2 年次に進むと船舶海洋工学の専門科目がスタートします。
3 年間のカリキュラムで力学、数学を中心に、流体、構造、
制御などの学問領域を体系的・段階的に学ぶと同時に、船
舶・海洋構造物というシステムをひとつの例題として、さまざ
まな事象やシステムを、多様な切り口で多面的にとらえる能
力を身に付けていきます。ですから応用力学を中心とした深
い知識と、多方面に応用のきく、実践的エンジニアリングセ
ンスを習得することができるのです。
4 年次に進むと各研究室に所属して卒業研究をおこないま
す。教員の指導を受けながら、最先端の研究テーマに取り
組みます。
推薦入学
本人の希望と成績により船舶
海洋工学科目、または社会基
盤工学科目、建築工学科目に
所属を決定
キャンパスは
世界中に広がっている!
国際交流
船舶海洋工学は、日本が世界をリードし続けている学問分野です。
わが国の船舶海洋工学教育の中心である地球総合工学科・船舶海
洋工学科目は、世界最高峰の教育・研究内容を誇っており、教員・
学生が取組んでいる研究の多くは世界レベルの高度なものです。
このため研究者の国際交流が非常に活発で、教員の多くが国際研
究組織の主要メンバーとして活躍しているのみならず、学生の海
外留学や国際会議等への参加の機会を得て海外で活躍する場面が
数多くみられます。
Norwegian University of Science and Technology
Univ. of Strathclyde
[ノルウェー]
[スコットランド]
Technical Univ. of Denmark
[デンマーク]
Univ. of Liege
[ベルギー ※締結:1996年]
Univ. of Iowa
ウクライナ
チュニジア
トルコ
中 国
イラン
Delft University of Technology
[オランダ]
[アメリカ]
韓国
バングラディシュ
ミャンマー
OSAKA UNIVERSITY
台湾
Univ. of California
[アメリカ]
ベトナム
マレーシア
パナマ
Nanyang Technological University
[シンガポール ※締結:2010年]
留学生の出身国
国際交流協定(部局間協定)を結んだ大学
教員の留学先
阪大生の留学先
※いずれも最近5年間(H22年度∼H18年度)実績
インドネシア
在学生の海外留学や海外での研究活動は、ア
メリカ(アイオワ)、デンマーク(コンゲンス・
リュンビュー)、ベルギー(リエージュ)、オラ
ンダ(デルフト)、スコットランド(グラスゴー)
など、20 都市以上におよんでいます。また、
海外からの研究者・学生の受け入れは 13 カ国
からあり、活発な国際交流を示しています。
(最近 5 年間実績)
ISOPE-2010 BEIJING
磯部 雄一郎
体
レポ 験
ート
このたび、私は人工ヒレを装着したアカウミガメの運
動解析というテーマでISOPEの国際学会で発表させて
いただきました。今年度の ISOPE(The International
Society of Offshore and Polar Engineers)の 会
場は北京オリンピックの会場の近くで行われました。
私の研究テーマは人工ヒレを装着したアカウミガメの
運動解析というテーマだったのですが、この研究は、
両前肢をサメによって食いちぎられてしまったアカウミ
ガメ(名前:悠)に人工ヒレを装着させて、
もとの遊泳速
度を取り戻させてやろうという 悠ちゃんプロジェクト
の一貫であり、運動解析と翼素理論による推力の算出
という観点から、健常個体と悠との比較ならびに人工
ヒレの影響を調べ、その結果を人工ヒレの製作に活か
していこうというのが、本研究の目的でした。そして
ISOPE2010 ではこの研究を日本だけでなく世界各国
の 研 究 者たちの前 で
発 表し、普 通 で は体
験できないような大変
貴重な体験をすること
ができました。
新たな海を創造する浮体技術
海を走るのが船の仕事なら、海の広大な空間を人類の活動の場に変えてくれるのが浮体式海洋構造
海上技術安全研究所と共
同で世界初の自動避航エ
ンジンを搭載した操船シ
ミュレータを開発
物です。浮かぶ空港、浮かぶ風車、浮かぶ石油・ガス生産基地。これらの新たな海の構造物を創造
するための研究を行っています。
長さ1km の世界初の浮体空港モデルが、わが国で建造されました。その幅は約 100m、深さはわ
カメ型脚部を持つ
遊泳・歩行両用ロボット
「RT-Ⅰ」
ずか 3mです。このように薄いマットのような浮体空港が、波の力に耐え、飛行機の離発着を可能に
流出重油自動追跡ブイ
「SOTAB-Ⅱ」
することを実証しました。その背景には、世界最先端のコンピュータ・シミュレーション技術があります。
海は風力発電にも最適の場所です。風が強く、海面を滑るように吹き通ります。騒音の問題もありま
ロボット
せん。海上に長さ2km に及ぶ巨大な浮体を浮かべ、風力発電で得たエネルギーを電気分解すること
情報通信技術 (ICT) を用いた
複数船舶の自動避航システムを開発し、
模型実験で確認
で水素を抽出、さらには水素化合物を生成してタンカーで運ぶ構想があります。海は、風、波、潮
流などの再生可能エネルギーの宝庫です。多様な海
Robot
底資源も眠っています。日本は、四方を海に囲まれて
海に学ぶ、海を守る、海を拓く
新しいタイプのロボットの
研究に取り組む
長さ 1000m 浮体空港モデル
います。この海を、また世界の海を、環境に配慮しな
輻輳海域における航行環境評価
シミュレーションシステム
がら有効に利用する先進的な研究に挑みませんか?
Intelligent Transportation System In Marine
流出重油自動追跡ブイ「SOTAB -Ⅰ」
世界で6番目に海の広さを持つ日本。この海には多くの生物が棲み、また多くのエネルギー、食料、
鉱物があります。一方、海は地球環境に大きな影響を及ぼしています。
当コースでは、海で活躍する色々
陸上同様、情報通信技術(ICT)を用いた
新しい海上交通システムの提案を行っています
超大型浮体
Mega-Float
な新しいタイプのロボットの研究開発を行っています。
海のITS
提供:メガフロート技術研究組合
世界の経済活動の大部分は、海上輸送に依存しています。それを担っているのが船舶です。しかし、
「海に学ぶロボット」として、水棲動物が持つ運動機能や感覚機能などから学び、これらを水中ロボッ
海上では荒天により、船舶は常に強度上、安定上のさまざまな危険にさらされています。我々は、下
トに応用し、非常に不安定な海流の中で姿勢を保つシステム、遊泳と
記に掲げる様々な領域で、その安全性を保証し、高めるための教育と研究を行っています。船舶は
歩行の両方が行えるロボットシステムなどの研究開発を行っています。
国際輸送機関であるため、その安全性は国際的な機関で議論されています。したがって、それぞれ
「海を守る」ロボットとして、重油流出事故などの海洋汚染から海を守
の領域の研究は、造船所のみならず、日本の政府や国の研究機関との連携のもと行われており、そ
るため、流出重油を自動追跡し、その位置や気象・海象情報をリアル
タイムで地上局に送るロボットシステムの研究開発を行っており、地球
の結果、日本はもとより、国際的にリードする研究となっています。
提供 : IHI マリンユナイテッド
一方、そうして、安全に建造された船であっても、東京湾やマラッカ海峡など、輻輳した海域では、
洋上風力発電施設
環境保全の一翼を担うものと期待されています。
サンゴ礁観察ロボット「REEF」
衝突や座礁などの危険に立たされています。そうした海域は、大都市に近いこともあり、ひとたび、
「海を拓く」ロボットとして、海底資源開発に不可欠な資源探査用自動
重大な海難事故が発生すると、船舶や積荷、そして、人的損害のみならず、原油流出や火災を伴う
航行ロボットや海底作業ロボットに関する数理解析的なシミュレーショ
と大きな社会問題に発展します。こうした海難の多くはヒューマン・エラーによって起こっており、操
ン技術や複合技術を用いた研究を行っています。これらの新しいロボッ
船シミュレータが広く世界中で船員教育に使用されています。我々は、複数の船舶が航路の状況を
ト技術は今後ますますその応用範囲が広がると期待されています。
判断しながら、必要なら自動で避航する海上交通シミュレーションシステムを開発し、されに、その
自動避航エンジンを搭載した操船シミュレータを海上技術安全研究所と共同で開発しました。
このようにさまざまな角度から海上輸送の安全に貢献しています。
移動式洋上風力発電
プラントの概念図
研究領域紹介
船舶設計学領域
船型デザイン領域
提供:( 独 ) 国立環境研究所
詳しくは
http://www.naoe.eng.osaka-u.ac.jp/~hase/Marine_ITS/
海洋空間開発工学領域
数理解析学分野(協力講座)
船舶の設計の最終段階において、
船型と性能の関係について教育
船舶の波浪中推進・運動性能の研
船舶・自動車などの輸送機器や原
その強度上、機能上の要求が満
研究を行っています。水中や水
究、実海域での船舶推進性能解
子力発電、更には未来の核融合炉
足されていても、運航中の船舶
面を移動する移動体周りの流れ
析システムの開発を行っていま
製造において、溶接をはじめとす
には、衝突や転覆の危険にさら
場を理論・数値流体力学を用いて
す。また超大型浮体の性能に関
る熱加工により生じる変形や残
されています。自動で衝突を回
解明し、見えない流速や波高の
する研究や、水槽内に任意の波
留応力を、最新の数値解析技術を
避したり着桟できるシステム、
分布を可視化画像より求める手
動場を長時間実現する研究、数
用いて予測する研究を行ってい
高度な理論と実験に基づいた復
法の実験技術、
「側ヒレ推進機構」
値流体力学による強非線形流れ
ます。また、その過程で培われた
原性の国際基準の提案などの研
を持つ水中移動体であるイカロ
の研究、流体構造連成の研究で
技術を応用して、新材料開発に向
究を行っています。
ボットを開発しています。
も世界をリードしています。
けた研究も行っています。
船舶構造強度学領域
海洋材料工学領域
海事機械システム工学領域
三井造船・船舶ハイブリッド推進システム共同研究講座
(平成21年10月1日から平成25年3月31日まで)
船舶の設計においては、10 階建
船舶・海洋構造物に作用する波の
事故による流出油や赤潮などの
てビルほどもある高波で発生する
力の数学モデルを構築し、複雑な
海中プランクトンを自動追尾し
い船舶」実現に向け、ディーゼ
CO2 を削減した「環境にやさし
複雑な荷重に対しても安全性を
荷重が作用する時の局部強度評
て状況をリアルタイムに地上に
ル エ ン ジ ン、発 電 機、電 動 機、
確保する必要があります。当領域
価 を 高 速 か つ 正 確 に 行 う 研 究。
知らせるロボットや、魚の胸び
蓄電池、パワーデバイス、プロ
では、構造と流体の複数分野に
熟練技能者の経験と勘に頼る造
れ運動を採用した水中監視ロ
ペラ、船体などの要素のモデル
またがるシミュレーション解析
船工作を解明し、作業自動化と技
ボットの開発を行っています。
化を行い、それらを統合した船
技術を核に、船体構造や海洋構
能継承を短期化する技術や、南極
流体力学やロボット工学バイオ
舶ハイブリッド推進システムの
造物の安全性評価(リスクアセ
海などでの船舶・海洋構造物の耐
メカニクスなど幅広い専門知識
最適化に取り組んでいます。
スメント)に取り組んでいます。
氷構造の開発を行っています。
の融合を図っています。
OB/ O卒業生インタビュー
G IN T E RV IEW
高校時代の夢を原動力に
世界初のプロジェクトに挑戦
藤 元重さん
Fuji Motoe
三井造船株式会社
2007年 大学院前期課程修了
私の勤務する国際石油開発帝石株
式 会 社(INPEX)は石 油・天 然ガ
スの探鉱・開発・生産を事業領域と
巨大船の設計で
毎日が驚きと感動の連続
しています。INPEXでは現在、イ
ンドネシアで発見された海底ガス
私の所属する部署では船殻の構造設計を担当します。特に商船は多くの
田の海域にフローティング LNGと
貨物を速く燃費良く安全に運搬する必要があるため、私たち構造設計者
いう大型の船を浮かべ、その船上
は、船が要求される機能や強度を持ちつつ、少しでも軽量になることを目
で生産した液化天然ガス(LNG)
指します。入社 1、2 年目にはバルクキャリアの設計をしつつ、船殻の構
をタンカーで出荷するというプロジェクトを推進しています。
マセラプロジェクト
フローティング LNG イメージ図
造配置や強度計算、図面作成を学びました。3 年目にはタンカーの設計
私は施設エンジニアとしてフローティング LNGの船体設計を担当していま
を行い、現在は新型船の開発に携わっています。建造中の船を見に行くと、
す(2010 年当時)
。このような洋上でのLNG 生産施設は世界に前例がな
当たり前ですが図面どおりの構造が実スケールで出来上がっていて、自分
く、チャレンジングなプロジェクトと言えるでしょう。私の場合、高校時代
が設計するのはこんなにも
から海洋資源開発という壮大な分野に興味があったということもあり、船
大きなモノなのかという驚き
舶海洋工学コースで学んだことを活かして日々楽しみながら仕事をしてい
と感動があります。いつか
ます。これから進学される方には、世界に視野を向けた先生方の授業や
私が設計して図面に現した
研究を通してグローバルに活躍してくださることを願います。
船が建造される日を楽しみ
にしながら、これからも一
て臨みたいと思います。
就職・進学
織茂 洋平さん
三井造船 千葉事業所
船一船の設計に責任を持っ
Orimo Yohei
国際石油開発帝石株式会社
2007年 大学院前期課程修了
32 万重量トン型
鉱石運搬船
「BRASIL MARU」
さまざまな産業分野と最先端の研究領域へ。
第一線での活躍へ向けて新たなスタートです。
卒業生の進路(2009年 実績)
学
部
卒
業
生
28名
2名
27名
習得するために、卒業生の大部分(約8割)が大学院・地球総合工学専攻博士
後期課程1名
留学1名
前期課程(船舶海洋工学コース)へ進学しています。
学科目卒業生・前期課程修了生とも、就職希望者は全員が優良企業への就職
25名
他大学 1名
37名
卒業生は就職、または大学院へ進学します。近年はより高度な知識・技術を
進学
大学院前期課程
地球総合工学専攻
船舶海洋工学コース
を決めています。就職先企業は造船・重工、海洋開発などはもちろんですが、
就職
自動車、航空機、機械、情報・通信など、さまざまな産業分野の日本を代表
9名
する優良企業にわたり、指導的技術者として活躍しています。
また、引き続き後期課程へ進学し、博士号取得後、国内外の大学、研究所
で研究者として活躍している人もいます。
進路状況グラフ(2000∼2009年度 実績)
29
他
5
%
.1
)
自動車・輸送機器
)
官公庁・財団(9.0%)
大学院
修了生
鉄鋼・金属(6.6%)
業
そ
の
他
8 7. 5
%
22
.4%
電
%)
1.0
(1
造業
重
工
他製
22.4%
【重工業】三菱重工、川崎重工、IHIMU、
三井造船、住友重機械マリンエンジニアリング、
ユニバーサル造船、サノヤス・ヒシノ明昌、
常石造船、今治造船、尾道造船、新来島どっく、
名村造船、常石造船、関西設計、
西菱エンジニアリング、ヤマハ発動機
【自動車・輸送機器】トヨタ自動車、日産自動車、
スズキ、本田技研、ダイハツ工業、豊田自動織機
【鉄鋼・金属】新日本製鐵、神戸製鋼所
その
重工業
進 学
79.8%
.5%
22.7%
48
%)
(
学
学部
卒業生
.5%
【研究所】海上技術安全研究所
業
進
情報
(5
製
造
%
.7
(4
輸送
%
.1
その他(1.2 %)
6 %)
)
商 業(1.
.6%
所(1
研究
5
.8
その 他(1.7%)
%)
1.4
券(
険・証)
・保
金 融 1.9 %
(
情報
業
【官公庁・船級協会】国土交通省、防衛省、
日本海事協会、ロイド船級協会、ABS船級協会
金融・保険・証券(0.4%)
そ の
重工
自動 車・輸
送 機 器(3.
9%)
その
他製
造業
(1
.9 %
重
)
工
業(
5.
8%
)
製造業 6.7%
商業(0.8%)
運輸・通信(0.8%)
官公庁・財団(1.1%)
卒業生・修了生のおもな就職企業
建機(0.3%)
電機(0.3%)
鉄鋼・金属(0.3%)
建機
(5
機(
2
.7
.5%
%
)
【電機】三菱電機
)
【建機】コマツ、新キャタピラー三菱
【その他製造業】クボタ、三井海洋開発、
デンソー、新日鉄エンジニアリング
【情報】日本総研、野村総研、
新日鐵ソリューションズ、NTT データ
【輸送】商船三井、日本郵船、川崎汽船、全日空
I N F O R M A T I O N
学部構成
キャンパスライフ
船舶海洋工学科目は工学部・地球総合工学科に属しています。現在、
充実した学生生活を送れるよう、学生部を中心に修学、学資、厚生施設、
工学部は地球総合工学科、応用自然科学科、応用理工学科、電子情報
健康管理、課外活動、アルバイトなどのサポート体制を敷き、学内で
工学科、環境・エネルギー工学科の 5 学科で構成されています。地球
生協、保健センターなどが運営されています。
総合工学科は船舶海洋工学科目、社会基盤工学科目、建築工学科目の
クラブ、サークル活動は、体育系 57 団体、文化系 83 団体が活発に活
3 学科目で構成されています。
動しており、学部・学科を超えた学生同士の交流の場になっています。
大阪大学工学部
地球総合工学科
船舶海洋工学科目
応用自然科学科
社会基盤工学科目
応用理工学科
建築工学科目
入学試験
船舶海洋工学科目のある工学部の入学試験は前期日程のみ1回実施さ
れます。受験には工学部指定の大学入試センター試験の教科・科目の
電子情報工学科
受験が必要です。
環境・エネルギー工学科
工学部の 2 次試験では,数学、理科、外国語の 3 科目についておこな
われます。なお、入学志望者数が工学部全体で規定数を越えた場合は、
教育課程
2 段階選抜を実施します。詳細は、7 月発表の入学者選抜要項を参照
教育課程はセメスター制(半年間を学期の単位とする制度)を採用し、
してください。
4 年間 8 セメスターによる一貫教育を実施しています。学期は 9 月
30 日を境として区分されます。4 年間のカリキュラムは全学レベル
学生定員
(総合大学の特長を活かし、全学の教員が協力して開講する)の共通教
船舶海洋工学科目の学生定員は約 40 名です。工学部全体では約 830
育系科目と、各学科目による専門教育科目によって構成されています。
名、その内地球総合工学科全体では約 120 名です。
学部カリキュラム(地球総合工学科船舶海洋工学科目)は日本技術者教
育認定機構(JABEE : Japan Accreditation Board for Engineering
Education) による教育プログラム審査を受け、2008 年 4 月に機械
および機械関連分野プログラムとして認定されました。
これにより、2008 年度(2009 年 3 月)以降の学部卒業生は技術士
補となる資格の特例扱いを受ける者「認定された教育課程の修了者」
として文部科学省から指定され、技術士第一次試験合格者と同格の扱
いを受けることになります。
CAMPUS & ACCESS MAP
吹田キャンパスマップ
●阪急電車
吹田キャンパスへのアクセス
阪急電車千里線「北千里駅」下車、
東へ徒歩約20 分
接合科学研究所
大阪大学
吹田キャンパス
超高圧電子顕微鏡センター
産業科学研究所
A2
生物工学
国際交流センター
低温センター
R5
R4
C7
C6
C1
U4
AR
P2
E2
P1
R1
P3
船舶海洋試験水槽
S3棟
E1
U2
M2
千里門
E4
E3
理工学図書館
U3
M1
U8
M3
M4
S3
S4
S1
S2
US1
U7
U6
船舶海洋工学部門事務
S1棟 3F-328
西門
大阪大学
東門
阪大病院前駅
正門
公園東口駅
国立民族学博物館
万博記念公園
山田駅
大阪モノレール
阪大本部前バス停
前行」または、JR 京都線茨木駅発の「阪
大本部前行」に乗車し、
万博記念公園駅
山田駅
万博外周道路
中央環状線
●阪急バス
地下鉄御堂筋線千里中央駅発の
「阪大本部前行」に乗車し、
「阪大本部前」下車、徒歩約10分
●近鉄バス
阪急電車京都線茨木市駅発の「阪大本部
太陽の塔
21世紀プラザ
保健センター
吹田分室
U5
西門
︵
阪至
大千
豊里
中中
キ央
ャ・
ン柴
パ原
ス
中国自動車道
︶
線
U1W U1M U1E
R3 福利厚生棟
R2
E5
水遠池
千里
C2
U9
F1
北千里駅
阪急
C5
C4
C3
先端科学イノベーションセンター
E6
F2
C8
●大阪モノレール
彩都線「阪大病院前駅」下車、
徒歩約15分
千里門
A1
名
神
高
速
「阪大本部前」下車、徒歩約10分
至 梅田
工学部 地球総合工学科
船舶海洋工学科目
Department of Naval Architecture and Ocean Engineering
Division of Global Architecture, School of Engineering, Osaka University
〒565 -0871 大阪府吹田市山田丘 2 -1 TEL : 06 - 6877 -5111(代表) FAX : 06 - 6879 - 7229(教務)
もっと詳しく知りたい方は、ウェブサイトにアクセス
http://www.naoe.eng.osaka-u.ac.jp/
2011.3
Fly UP