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「ハード対策による安全確保」
事業所名 所在地 連絡先 事業種別 事業所規模 防災対策の特徴 フジオーゼックス株式会社 菊川市三沢1500-60 0537-35-6192 製造業 従業員 約700名(関連企業含む) ハード対策による安全確保 「ハード対策による安全確保」 施設の安全対策 1 施設の耐震化 (1)建物の耐震改修 本社内の主要な建物については平成18 年度までに耐震改修が完了している。 (2)テクニカルセンターの開設 平成18年度に免震構造を有するテクニ カルセンターを開設した。 同センターは社内で最も耐震性の高い建 築物であるため、研究部門のほか、災害発生 時に生産ラインの早期復旧を図るために重 要な役割を担う保全部門を入所させ、復旧に 必要なバックアップ書類、機器類についても センター内に保管している。 また、センター内会議室は災害時の対策 本部室として使用する予定である。 (テクニカルセンター全景) 2 器具類の固定、安全対策 (1)大型工作機械の固定 本社工場内の主要大型工作機械について は、アンカーボルトによる固定を完了してお り、その他の器具棚等ついても順次固定を進 めている。 (2)緊急避難空間の確保 本社工場内部の落下物対策として、場内に 設置されたオイルミスト集じん機の鋼鉄製 脚部を活用した避難ブースを通路上に設置 している。 3 資機材等の備蓄 (1)非常用電源・給水施設の整備 災害時には約100名の対策要員が交代 制で対応する予定であるが、非常用電源、給 水施設を整備し、1週間程度は活動ができる ようなライフラインの確保を行っている。 換気ダクト脚部を活用した (2)食料等の確保 緊急避難ブース テクニカルセンター内に非常用の食料、 飲料水及び応急対策資機材の備蓄を行っている。 01-16 従業員の安全対策・危機管理 1 緊急時の連絡体制 (1)従業員の安否確認 職員の安否確認は、携帯電話の災害時 伝言板を利用している。また、伝言板へ の登録方法を含め、緊急時の初動体制、 連絡体制を記載した防災カードを従業 員に配布・携行させている。 また、本社敷地内に地震発生時の行動 基準、避難場所等の掲示も行っている。 (2)社外連絡体制 他工場、営業所など社外との連絡には 衛星携帯電話を使用する。 2 (場内掲示板) 緊急地震速報の導入 守衛所に緊急地震速報システムの設備を導入しており、毎月このシステムを利 用して地震発生を想定した訓練を実施している。 01-17