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皆それぞれに地域福祉コーディネーター 地域福祉

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皆それぞれに地域福祉コーディネーター 地域福祉
★地域福祉
「調整役不在の地域福祉」対策に、思い切った発想の転換を
皆それぞれに地域福祉コーディネーター
各自が勤務先、活動先で、その役を果たせばいいこと
福祉関係者の関心事の一つに「地域福祉コーディネーター」がある。国もそのための予算措置
を講じており、
各都道府県で地域福祉コーディネーターセミナーが開かれている。
地域では様々
な個人や組織、それも民間団体や公的機関が入り混じって、多彩な福祉活動が行われている。
それらをいかにうまく調整して、
より効果的な地域福祉にするか-ここに「地域福祉コーディネ
ーター」の役割があるはずなのだが、
この調整役が地域には
「ほぼ不在」
という感じがするのだ。
どの圏域にも調整役が不在のまま、
効率の悪い福祉が展開されている。
この状況を変えるには、
思い切った発想の転換が必要だ。
★地域福祉
地域福祉コーディネーターに求められる10の資質
地域福祉コーディネーターに課せられている役割はいろいろある。従って、求められる資質
もそれだけ多様になる。
それでもこういう資質だけは持っておいた方がいいというものがある。
①「福祉は困った人を助けてなんぼ」だと理解している
②福祉のめざすものが分っている
③サービスよりも住民力に委ねる
など。
★日本のマスコミが報じない海外の福祉情報
「私は認知症です」の告白に2つのパターン
チャールトン・ヘストン型か?グレン・キャンベル型か?
(引退後に告白)
(告白後も現役続行)
「私は認知症と診断されましたが、これからも可能な限り監督を続けます」―アメリカのバス
ケットボール界で尊敬を集めるテネシー大学の監督、パット・サミットさんがこう宣言したニ
ュースを以前ご紹介したが、この前例のない決意表明に対する反響は大きく、テレビ番組でも
特集として取り上げられていた。実はアメリカではその2ヶ月前にも、カントリー・ミュージ
ック界の大御所であるグレン・キャンベルさんが、認知症と診断された事実を公表した上で「引
退前にもう1度ツアーに出る」と宣言して実行しており、
「認知症になっても、やりたいことを
あきらめない」という生き方に注目が集まっている。
★ボランティア
町のことを熟知しているのなら観光ガイドに最適では?
ホームレスの“本業ボランティア”
札幌市の地下歩行空間に、道案内を行うブースが開設された。ここで観光客への応対をして
いるのは、ホームレスや元ホームレスの人たちだ。ボランティアだが、ここで自立支援のため
の雑誌「ビッグイシュー」の販売も行う。
「路上で雑誌を販売する」というホームレスの人たち
の資源性を生かし、彼らを担い手の位置に据える試みだが、この「ホームレス」と「ガイド」
という組み合わせを、より意図的かつ効果的に結びつけた試み「Unseen Tours」がロンドンで
行われている(こちらはボランティアではなく就業が目的だ)
。
★動物福祉
GDPが日本の 20 分の1のブータン王国を羨ましがる理由
コーヒーカップにハエが入ったら「大変だ! 助けなきゃ」
ブータン国王夫妻の来日と共に、よく聞かれるようになった「幸福度」という言葉。国の豊
かさを「経済」ではなく国民の「幸福」の度合いではかるというものだ。GDPは日本の20
分の1のブータンでは、国民の9割以上が「自分は幸福」だと感じているという。ブータンと
日本の顕著な違いを1つ挙げると、
「命を大切にする」ということになる。交通量の多い道路の
真ん中に寝そべる犬を車が丁寧によけ、野良犬・猫はおらず、地域の人々が皆で世話をしてい
る。渡り鳥の身の安全のため、多少の不便は我慢して電線を撤去し、コーヒーカップにハエが
入ったら、
「大変だ、助けなきゃ!」とハエを救い出すのだそうだ。
★支え合いマップ
マップ作りをきっかけに、助け合いが始まった
平林 美香(岐阜県中津川市地域包括支援センター)
平成 22 年中津川市の認知症対策見守りの輪事業の1つとして「地域支え合いマップ」づく
りに取り組んだ区での、その後の関わり合いをご紹介します。
「みんなで見守るマップづくりから、地域がお互いに関心を持ち始めた。義援金や防災訓練
の参加率も高く、マップ作りをした町内はまとまってきた」と、区長さんは、マップづくり
から地域が変化してきたと話してくれました。認知症で徘徊をする女性を地域で見守る体制
ができた事例、引きこもりの男性を気の合う人が誘い出し、地域に溶け込んできた事例など。
★支え合いマップづくりで発見した
大和村のすばらしき人々
③「あんたに看られるよ」
(鹿児島県大和村保健福祉課(兼)地域包括支援センター
早川理恵)
認知症のスミさんが亡くなった。その強烈な個性によって大変な思いをしてきたはずの嫁・
秋子さんはこう振り返る。
「ばあちゃんに、
『私は絶対に施設には行かない。子供がいるのに何
で国の世話にならないといけないのか。私はあんたに看られる』と言われたその日から、自分
が最後まで看ると決めていた」と。
「口では言えないくらい大変な介護だったが、もし本人の意
志に反して施設に入れていたら、私はどんなに後悔してもしきれなかったと思う」
。
人の生き方にはいろいろな考え方やスタイルがある。介護だって同様で、それを支えられる
だけのしくみがこの国にはもっともっと必要であると私は思うのである。
★施設福祉
インテリ入所者の老健施設生活レポート
<3>大人の幼稚園
冨永 祐一
昼飯後、私が勝手にエレベーターを操作したのを見ていた職員の女性がいて、私を呼び止め
て叱りました。その叱り方が噴飯(ふんぱん)ものだった、どうしてかと言えば、
「さあゲンマ
ンしましょ」と言うなり私の手をとって、私の小指を自分の小指と絡ませて2、3度ふったの
でした。これは小学生だって、子どもっぽいと嫌がる所作ではないでしょうか。念のためにイ
ンターネットで調べてみましたので、それを転記します。
「東京方言(中略)ゲンマン:指切り
(とも言う)
、子供などが約束のしるしとして小指を曲げてひっかけ合うこと」そもそも他人の
身体に、勝手に手を触れるのは、失礼です。これが男女入れ替わったケースを考えてみれば、
すぐ分かります。その場合はセクハラになる訳ですから。
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