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監査実施計画 [PDFファイル/200KB]

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監査実施計画 [PDFファイル/200KB]
平成29監査年度監査実施計画
平 成 28 年 8 月 24 日
委 員 協 議 会 決 定
1
趣
旨
こ の 監 査 実 施 計 画 は 、愛 知 県 監 査 要 綱 の 定 め に 従 い 、平 成 2 9 監 査 年 度( 平
成28年9月1日から平成29年8月31日まで)における定期監査、随時
監査及び財政的援助団体等監査の実施に関し、必要な事項を定めるものとす
る。
2
基本方針
本県は、厳しい財政状況が続く中、より一層合理的な行政運営を図り、時
代の流れに合わせて、しなやかに政策課題に対応していくとの認識のもと、
「 し な や か 県 庁 創 造 プ ラ ン 」( 愛 知 県 第 六 次 行 革 大 綱 ) に 基 づ き 、 さ ら な る
改革に取り組んでいるところである。
こうした点も踏まえ、監査の実施に当たっては、本県における事務事業の
執行全般について、合規性の観点はもとより、経済性、効率性及び有効性の
観点から実施するものとする。
また、いわゆる抜き打ち監査や公認会計士の知見を活用した監査の導入な
ど、監査機能の充実強化を図るとともに、リスクアプローチの考え方や包括
外部監査等の監査結果にも留意して、多角的な観点から、より公正かつ効果
的な監査に取り組むものとする。
さらに、平成26年度から新公会計制度が本格的に運用されているが、引
き続き財務諸表の正確性及び各機関の対応について監査を実施するものと
する。
3
監査の種別ごとの実施方法等
(1)
定期監査
ア
対象機関
区
本
分
庁
機関数
171
監
査
対
象
機
関
・愛知県財務規則第2条第2号に定める本庁各課
・愛知県財務規則第2条第2号に定める警察本部
1
会計課及び同規則第4条第6項に定める知事が
指定する職をおく課(警察本部の課)
・愛知県企業庁組織規程第4条に定める課
・愛知県病院事業庁組織規程第4条第1項に定め
る課
地方機関
335
・愛知県財務規則第2条第4号に定める知事が指
定する「かい」※
・愛知県企業庁組織規程第12条第1項に定める
出先機関
・愛知県病院事業の設置等に関する条例第3条の
2第3項に定める病院等
計
506
※かい
県が設置している地方機関等で、歳入・歳出予算を執行するこ
とができるもの。県民事務所、保健所、農林水産事務所、建設
事務所、県立学校、警察署などを指す。
なお、支所、出張所等については、その属する機関に含めて監査を行
う。
イ
対象事務
主として、平成28年度における財務に関する事務の執行及び経営に
係 る 事 業 の 管 理 並 び に 事 務 事 業 の 執 行 全 般( 以 下「 財 務 事 務 等 」と い う 。)
を対象に監査を行う。
なお、前監査年度において、平成27年11月から平成28年3月ま
で に 事 務 局 職 員 に よ る 監 査( 以 下「 事 務 局 監 査 」と い う 。)を 実 施 し た 対
象機関については、同監査終了後に実施した平成27年度における財務
事務等についても対象とする。
ウ
(ア)
実施方法
監 査 委 員 に よ る 実 地 監 査 ( 以 下 「 委 員 監 査 」 と い う 。)
原則として事務局監査の実施後、本庁を対象とする監査は監査室に
おいて、また、地方機関を対象とする監査は対象機関に赴いて実施す
る。
本庁を対象とする監査は、部局の規模等に応じて2 人~5人の監査
委員が従事する。また、地方機関を対象とする監査は、1日当たり1
機関又は2機関実施し、各機関において原則として1人の監査委員が
従事する。
な お 、委 員 監 査 は 、対 象 機 関 の う ち 、2 6 7 機 関( 本 庁 1 7 1 機 関 、
地方機関96機関)について実施する。
2
(イ)
事務局監査
原則として対象機関に赴いて実施する。
ただし、効率的な監査を実施することを目的に、財務に関する事務
が定型的な機関のうち一部の県立学校及び警察本部の地方機関につ
いては、会計事務等に関する書面の提出を受けて監査を実施する。
また、監査機能の充実強化を図るため、必要に応じて公認会計士の
知見を活用するほか、地方自治法第199条第8項に基づく関係人調
査等を実施する。
エ
日程
原則として平成28年11月から平成29年7月までに行う。
なお、各部局のおおむねの実施時期については、別紙1「平成29監
査年度定期監査実施機関数及び実施時期」によるものとする。
オ
重点項目
次に定める事項について重点的に監査を実施するものとする。
このほか、必要に応じて、主として経済性、効率性及び有効性の観点
から、全庁又は個別の部局について特定の項目を設定して監査を実施す
る。
なお、実施方法その他細目については、別に定める。
(ア)
財務監査(財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理の監
査)
「証紙収納及び現金収納について」
(イ)
行政監査(事務事業の執行全般の監査)
「重要物品の管理及び活用状況について」
カ
結果の取りまとめ
分野(収入、支出など)ごとに取りまとめ、対象機関を明示して、委
員協議会に諮る。
(2)
随時監査
ア
対象機関
主として、地方機関を対象とし、代表監査委員が選定する。
イ
対象事務
財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理を対象に、会計事
務が法令等に基づいて日々適正に処理されているかなどについて、監査
を実施する。
ウ
実施方法
事 前 に 通 知 す る こ と な く 、事 務 局 職 員 が 対 象 機 関 に 赴 い て 実 施 す る( い
3
わ ゆ る 抜 き 打 ち の 方 法 に よ る 。)。
エ
日程
時期を特定することなく、監査年度を通じて必要な時期に実施する。
オ
結果の取りまとめ
対象機関ごとに取りまとめ、委員協議会に諮る。
(3)
財政的援助団体等監査
ア
対象団体及び対象事務
別紙2「平成29監査年度財政的援助団体等監査選定基準」により選
定した60団体(うち委員監査は15団体)について実施する。
イ
実施方法
(ア)
委員監査
原則として事務局監査の実施後、対象団体に赴いて実施する。
なお、1日当たり1団体又は2団体実施し、各団体において原則と
して1人の監査委員が従事する。
(イ)
事務局監査
原則として対象団体に赴いて実施する。
また、監査機能の充実強化を図るため、必要に応じて公認会計士の
知見を活用する。
ウ
日程
原則として平成28年9月から平成28年10月までに行う。
エ
結果の取りまとめ
対象団体ごとに取りまとめ、委員協議会に諮る。
4
監査結果等の公表
委 員 協 議 会 に お い て 決 定 さ れ た 監 査 結 果 及 び 意 見 に つ い て は 、総 評 を 行 い 、
議会、知事及び関係の委員会等に提出し、県公報に登載するとともに、監査
委員事務局のホームページに登載して公表する。
監査結果及び意見の公表に当たっては、その内容が県民にとって分かりや
すい内容となるよう努めるものとする。
5
監査結果に対する措置
注意改善を必要とする監査結果については、該当する執行機関にその措置
状況の報告を求めるとともに、執行機関が監査委員に通知 した措置の内容は、
県公報に登載するとともに、監査委員事務局のホームページに登載して公表
する。
4
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