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電子納品の実施方針について
電子納品の実施方針について 1.電子納品の実施計画 100% [ 試行 ] 委託 業務 1百万円 以上 70% 2百万円 以上 45% [ 試行 ] 実証実験 約400件 (実証実験) (県担当職員1人 1件程度) 実証実験 約800件 (実証実験) (県担当職員1人 2件程度) 本格運用 (2,600件) 一部本運用 (1,800件) 一部本運用 (1,200件) 対象金額 割合 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 ※ 件数は、富山県が発注する全公共事業の平成13年度実績件数に基づく参考数値である。 平成 15、16 年度 実証実験 実証実験の目的 ・情報リテラシーの向上 ・・・・発注者・受注者ともに電子納品に慣れる ・17 年度以降の運用を定める ・・・・問題点を抽出・整理し、17 年度以降の「運用」を定める 平成 17、18 年度 一部の委託業務が対象 平成 19 年度 すべての委託業務が対象 2.電子納品の実施方針 (1)電子納品実施にあたっての基本方針 ・発注者・受注者双方の業務が効率化されること ・維持管理段階での活用が図られること (2)電子納品の対象とする書類 ・報告書、図面、測量成果、地質調査成果を電子納品の対象とする。 3.実証実験について (1)15 年度の実証実験 委託業務の実証実験 166 件 ※アンケートの主な意見 ・国土交通省と農林水産省の二種類の基準があり混乱している。(基準の統一化) ・管理情報の入力項目がわかりづらい(実証実験ガイドラインの中で入力事例を記載) ・電子納品のことがよくわからない(電子納品の説明会を開催) (2)16 年度の実施目標 委託業務の実証実験 800 件 ※原則、実証実験を実施する委託業務 土木部発注委託業務 2,000 千円以上 農林水産部発注委託業務 すべて (3)実証実験ガイドラインの改訂 ・農業土木・森林整備関係も国土交通省準拠へ ・国土交通省の要領・基準が改訂 ・事前協議チェックシート、アンケートの様式を一部変更(検査に関する項目を追加) 4.今後の予定 今年度中に「電子納品運用ガイドライン」を策定 ・電子納品の具体的な内容を決定する。 委託業務 各電子納品要領 (案)に従う 平成○年度 ○○橋詳細設計業務委 託 報告 書 平成○年○月 ○○設計株式会 社 電子納品 電子納品 電子納品成果のイメージ 工事(土木) (工事管理ファイル) INDEX_C.XML 電子媒体ルート INDE_C02.DTD (発注図面フォルダ) (特記仕様書 オリジナルファイルフォルダ) DRAWINGS (打合せ簿フォルダ) SPEC MEET (施工計画書フォルダ) ORG PLAN (完成図面フォルダ) ORG DRAWINGF (写真フォルダ) PHOTO (その他フォルダ) OTHRS ORG 工事写真 電子媒体ルート (写真フォルダー) (写真属性情報ファイル) PHOTO.XML PHOTO PHOTO02.DTD (写真フォルダ) PIC P0000001.JPG Pnnnnnnn.JPG (参考図フォルダ) DRA Dnnnnnnn.XXX 委託業務(土木) (業務管理ファイル) INDEX_D.XML 電子媒体ルート INDE_D02.DTD (報告書フォルダ) REPORT CAD製図 基準(案) (図面フォルダ) デジタル写 真管理情報 基準(案) (写真フォルダ) DRAWING 測量成果電子 納品要領(案) PHOTO (測量データフォルダ) SURVEY 地質調査資料 整理要領(案) D0000001.XXX (報告書ファイル01) REPORT01.PDF (報告書ファイルnn) REPORTnn.PDF (報告書管理ファイル) REPORT.XML REP02.DTD (地質データフォルダ) (報告書オリジナルファイルフォルダ) BORING ORG (報告書オリジナル ファイル01_01) REP01_01.XXX (報告書オリジナル ファイルnn_mm) REPnn_mm.XXX 電子納品された図面のイメージ 納品するデータ形式は、データ交換標準フォーマットである SXF 形式 製図方法は、CAD 製図基準等による(線種、線幅、色、レイヤなどを規定) 請負者・受注者向け説明資料 電子納品実証実験の取り組みについて 平成 17 年度から一部の工事、委託業務で電子納品が始まります。電子納品に対応するた めには、事前準備として、電子納品に慣れるとともに、情報リテラシーを身につけることが 必要です。そのためにも、電子納品実証実験の積極的な参加をお願いします 実証実験の内容、趣旨 1.電子納品スケジュール ・H15、16 実証実験 ・H17∼ 一部本運用 ・H19 すべての工事・委託業務が電子納品の対象 2.実証実験の目的 ・H17 以降の正式な「運用」を定める・・・・実証実験を通じて問題点の洗い出しを行う。 ・「習うより慣れる」・・・・実践を通じて電子納品の技術を身につける。 3.実証実験の方法 ・富山県電子納品実証実験ガイドライン(案) (工事編) ・富山県電子納品実証実験ガイドライン(案) (委託業務編) 4.成果の取扱い ・実証実験(H15、16)は紙が正式な成果、電子が実証実験資料(検査対象外) ・本運用(H17∼)は、電子が正式な成果(検査対象) 5.その他発注機関の取り組み ・国土交通省では、H13 より一部で実施、H16 よりすべての工事・委託業務で実施 ・今後は市町村でも同様の取り組みが行われる。 電子納品の実証実験は、 ・電子納品を試験的に実施し、問題点を整理した上で、17 年度以降の運用を定めること ・電子納品の実務を通じて、発注者・受注者双方の情報リテラシーの向上を図ること を目的としています。 電子納品は、電子データであればどんな形式でもよいというわけではなく、電子納品要領等に定められ たルールに基づいて行う必要があります。このため、電子納品に対応するためには、十分な事前準備が必 要となり、機器の準備とともに、専用ソフト操作等の情報リテラシーを身につけておくことが不可欠です。 そのための準備期間として、15、16 年度の実証実験の2年間を位置付けています。 実証実験は、17 年度以降の本番のリハーサルとして実施するもので、従来どおりの紙が正式な成果で、 電子データは実証実験資料として提出するものです。よって、実証実験では、その電子データが間違って いたり、失敗していても構いません。しかし、17 年度以降の本運用においては、電子データのみの納品と なり間違いは許されません。 また、この取り組みは県だけではなく、今後は市町村も同様の取り組みが始まるなど、公共事業すべて において電子納品が行われます。 電子納品の講習会等で CALS/EC を勉強することも可能ですが、富山県では実践を通じて IT を身につけ る、すなわち「習うより慣れる」を実証実験のスローガンとして積極的に取り組むことにしています。受 注者の方々には積極的に参加していただくようお願いします。 実証実験のメニュー 工 事 初 級 中 級 デジタルカメラ 工事写真と 管理ファイル 上 級 電子納品 対象書類 電子納 品 対象書 類 管理フ ァイ ル(X ML) デジタルカメラ 委託業務 管理フ ァイ ル (XML) デジタルカメラ 各電子納品要領 (案)に従う 完成図 完成図 管理 ファイ ル( XML) 工事写真・電子納品 対象書類・完成図・ 管理ファイル 電子納品要領(案) に従い納品 電子納品 電子納品 平成○年度 ○○橋詳細設計業務委 託 報告 書 平成○年○月 ○○設計株式会 社 電子納品 電子納品 ※電子納品 できる書類 のみ 情報リテラシーのレベルに応じた実験メニュー 電子納品が初めての方は、工事写真から始めてください 実証実験に必要な機器・ソフトウェア等 ○ハードウェア パソコン、CD-R ドライブ、デジタルカメラ ○ソフトウェア 電子納品支援ソフト(写真管理ソフト) 、ウィルス対策ソフト、電子納品チェックソフト ワープロソフト、表計算ソフト、CAD ソフト、PDF 作成ソフト ○インターネット 通信回線(ADSL、CATV 等) 実証実験に対する支援等 ○実証実験の方法は、 富山県電子納品実証実験ガイドライン(案)に基づき実施します。 http://www.pref.toyama.jp/sections/1510/gi/cals/densinouhin/index.html ○実証実験でわからないことがあれば、 富山県 CALS/EC ホームページの FAQ(よくある質問)でチェック http://www.pref.toyama.jp/sections/1510/gi/cals/faq/index.html 電子納品実証実験ヘルプデスク(E メールにて随時受付) E メール [email protected] ○電子納品について学習したい場合は、 とやま建設 IT 塾 http://www.toyama.shiminjuku.com/(インターネット市民塾) 受講料は無料、人数無制限です。 ○電子納品(CALS/EC)に関する情報は、 富山県 CALS/EC ホームページ http://www.pref.toyama.jp/sections/1510/gi/cals/cals.html 2004.8 「とやま建設IT塾」 講座のお知らせ インターネットが接続されていれば、いつでもどこでも CALS/EC の学習ができる仕組みです。 (受講料は無料) インターネット市民塾のホームページからアクセスしてください。 (http://toyama.shiminjuku.com/) 現在、開講中の講座です。 講座① 富山県のCALS/EC (フリーコンテンツ、掲示板あり) (内容)富山県における CALS/EC の整備内容、スケジュール等をとりまとめた「富山県 CALS/EC 整備基本計画」を紹介します。 (講師)富山県土木部企画用地課 ※ご意見、ご感想、情報交換は、「my Page」の「フリースペース」の中の「富山県の CALS/EC」の掲示板を活用ください。 講座⑦ CALS/EC現場リポート (受講申込必要、掲示板あり) (内容)会員企業の CALS/EC の取り組み事例をリレー形式で紹介します。身近な県内企業における電子納品実証実験やIT環境の整 備、社内での人材育成等の取り組み事例を紹介します。 (企画)(社)富山県建設業協会 講座⑧ ITことはじめ(メール&インターネット編) (受講申込必要、掲示板あり) (内容)建設関係の中小企業向けに建設ITをサポートします。IT初心者を対象に、メール、インターネットの活用方法を中心に 紹介します。 (講師)牧野昭子(CALS/EC インストラクター) 講座⑩ 電子納品実践講座 (受講申込必要、掲示板あり) (内容)電子納品の実証実験が本格的になってきた今、電子納品の基礎知識の習得はもとより、ソフトを使ったより実践的な学習を 行います。 (講師)西田修一(CALS/EC インストラクター) 、野上朋恵(CALS/EC インストラクター) (主催)富山リコー株式会社 既に終了した講座ですが、閲覧はできます。 講座② 初めてのCALS/EC (フリーコンテンツ) (内容)これから CALS/EC への対応を検討していく建設会社が「CALS/EC とはどんなものか」や「CALS/EC に対応するにはどんな準 備が必要か」などについて説明します。 (講師)西田修一(CALS/EC インストラクター) 講座③ 初めての工事写真管理 (フリーコンテンツ) (内容)デジタル工事写真の納品にあたり、「どんな機器を準備すればよいのか」、「デジタルカメラ撮影のテクニックが知りたい」 、 「発注者へのデータの提出はどうしたらいいの?」など、業務の流れに沿ってポイントをまとめて紹介します。 (講師)野上朋恵(CALS/EC インストラクター) 講座④ CALS/EC基礎講座 (フリーコンテンツ) (内容)「CALS/EC って何だろう」から「国土交通省の取組み」 、「CALS/EC の地方展開」について、“CALS/EC の今”を解説します。 (講師)川上雅一(CALS/EC エキスパート) 講座⑤ 電子納品基礎講座 (フリーコンテンツ) (内容)複雑すぎて良くわからないと言われる「電子納品」について、 「要領・基準」が示す概念から成果品作成までを解説します。 (講師)川上雅一(CALS/EC エキスパート) 講座⑥ 情報共有基礎講座 (フリーコンテンツ) (内容)「情報共有って何だろう」から、情報共有の効果、実施するためのルール等について実体験に基づき解説します。 (講師)川上雅一(CALS/EC エキスパート) 講座⑨ CALS/ECリーダー養成講座 (フリーコンテンツ) (内容)企業内で CALS/EC を普及させるには、リーダーの存在が不可欠です。リーダーの自己啓発手段として CALS/EC の資格を取得 することが望まれます。この講座では、CALS/EC インストラクター資格試験の試験対策のポイントやノウハウを紹介します。 (講師)川上雅一(CALS/EC エキスパート) 2004 年 8 月 【インターネット市民塾 利用登録から受講申込までの手順について】 ステップ1 : 利用登録しましょう! ①まず、インターネット市民塾にアクセスし、 ( http://toyama.shiminjuku.com/ ) 「利用登録がまだの方はこちらへ」をクリックします。 ②メールアドレスを登録し、利用登録専用ページを開いて、 必要項目を入力し、登録します。 ステップ2 : ログインしましょう! ③インターネット市民塾のホームページから、 「ログイン」をクリックします。 メモをとっておいた「利用者ID」と「パスワード」 を入力して、 「ログイン」をクリックします。 ステップ 3 : 受講申込をしましょう! ④あなたのページ(myPage)が表示されます。 MyPageMENU の「講座ガイド(申込)」をクリックし、「とやま建設 IT 塾」の講座を選んでください。 受講の動機を入力し、「申込」ボタンをクリックすれば、申込手続きが完了します。 これで講座の申込は完了で す!myPage に戻って申し 込んだ講座名が表示されて いるか確認してください。 インターネット市民塾トップページ myPage(受講申込が必要な講座) 受講はこちらから 情報交換のための掲示板 http:// toyama.shiminjuku.com/ フリーコンテンツ ホームページの活用について 県では、様々な情報をホームページで提供しています。 ●富山県の CALS/EC 〇富山県 CALS/EC ホームページ http://www.pref.toyama.jp/sections/1510/gi/cals/cals.html ●公共事業に関する情報 〇富山県土木部企画用地課(技術管理係のページへ) http://www.pref.toyama.jp/sections/1510/1510.htm 公表している主な情報 ・土木部 土木工事共通仕様書 ・土木部 土木工事施工管理基準 ・土木部 土木工事資材単価表 ・土木部 設計業務等、測量業務、地質調査業務 各共通仕様書 ・土木部 施工単価条件表(工事関係・機械・電気通信) ・土木部 施工単価条件表(調査関係) ・土木部 設計積算資料(公表版) ・富山県請負工事成績評定要領 ・土木工事で使用する書類の様式 〇富山県農林水産部耕地課(技術管理係のページへ) http://www.pref.toyama.jp/sections/1602/1602.htm 公表している主な情報 ・農林水産部 土木工事等共通仕様書 ・農林水産部 土木工事施工管理基準 ・農林水産部 土木工事資材単価表 ・農林水産部 設計業務、測量業務、土質・地質・地すべり調査業務 各共通仕様書 〇富山県 CALS/EC ホームページ http://www.pref.toyama.jp/sections/1510/gi/cals/cals.html 〇富山県土木部企画用地課(技術管理係のページへ) http://www.pref.toyama.jp/sections/1510/1510.htm 〇富山県農林水産部耕地課(技術管理係のページへ) http://www.pref.toyama.jp/sections/1602/1602.htm