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「デザイン」活用に関するアンケート 集計結果

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「デザイン」活用に関するアンケート 集計結果
「デザイン」活用に関するアンケート 集計結果
山形県商工観光部
◎調査対象企業
平成23年8月に県内ものづくり企業等513社に対して実施、有効回答数273社、回答率53.2%。
(前回調査:平成16年9月実施、有効回答数175社、回答率53.8%)
「食料品」…食料品製造業(飲料含む) 「繊維」…繊維工業(衣服含む)
「木材・家具等」…木材・木製品、家具・装備品製造業 「印刷」…印刷・同関連業
「窯業・土石」…窯業・土石製品製造業 「鉄鋼・金属」…鉄鋼・金属製品製造業(非鉄金属を含む)
「はん用等機械」…はん用・生産用・業務用機械器具製造業 「電子・デバイス」…電子部品・デバイス・電子回路製造業
「電気」…電気機械器具製造業 「情報」…情報通信機械器具製造業
「輸送」…輸送用機械器具製造業 「その他」…その他製造業ほか
1 基本項目
問 業種は何ですか。
回答企業の業種構成は、図1-1のとおり。「食料品」、「はん用等機械」、「繊維」、「木材・家具等」の順で回答数が多
くなっている。
図1-1 業種(n=273)
その他
輸送
食料品
14.3%
17.9%
情報
1.8% 2.9%
電気
2.9%
電子・デバイス
4.4%
繊維
14.7%
16.1%
8.8%
はん用等機械
10.3%
4.0%
鉄鋼・金属
1.8%
窯業・土石
木材・家具等
印刷
問 従業員数は何人ですか。
問 資本金はいくらですか。
回答企業の従業員規模は、図1-2のとおり。小規模の
企業が多く、100人以下の企業が全体の7割以上を占めて
いる。
回答企業の資本金規模は、図1-3のとおり。1,000万
円以下の企業が3割、1億円以下では8割以上を占める。
図1-2 従業員(n=273)
図1-3 資本金(n=273)
3 億円超
301 人以上
1 億超
~ 3 億円
101 ~ 300 人
1,000 万円
以下
9.2%
7.7%
20 人以下
5.9%
29.7%
18.3%
35.5%
5,000 万超
~ 1 億円
38.5%
19.0%
36.3%
21 ~ 100 人
1,000 万超
~ 5,000 万円
22
1,000 万超
~ 5,000 万円
2 デザインに対する意識
県内ものづくり企業等のデザインに対する意識については、現在デザインを重要視している割合(非常に重要+やや重要)は
85.5%であり、平成16年に行った前回調査に比べて6.1ポイント増加しており、デザインの重要性に対する意識が更に高まっ
ていると言える。(図2-1)
業種別に見ると、「食料品」、「繊維」、「木材・家具等」、「印刷」等の生活関連型業種では、現在、将来ともにデザイン
の重要性に対する意識が高い。一方、「はん用等機械」、「電子・デバイス」、「電気」、「輸送」等の加工組立型業種では、
現在デザインを重要視している割合は7割を下回る業種が多いが、将来は7割を超える業種が多くなる。(図2-2、図2-5)
また、自社ブランド製品を開発していない企業においては、現在デザインを重要視している割合は56.4%で、平成16年の調
査に比べ26.7ポイント増加し、自社ブランド製品の有無に関わらず、デザインの重要性が意識されている。(図2-3)
問 貴社の企業活動において、デザインをどの程度重要と考えていますか。
図2-1 現在のデザインの重要性(前回調査との比較)
合 計 (n=270)
60.7%
前 回 (n=175)
61.7%
0%
10%
20%
30%
非常に重要
24.8%
11.1%
17.7%
40%
50%
やや重要
60%
19.4%
70%
あまり重要でない
3.3%
80%
1.1%
90%
100%
全く重要でない
図2-2 現在のデザインの重要性(業種別)
75.5%
食 料品 (n=49)
繊維 (n=40)
24.5%
77.5%
木 材・家 具等 (n=24)
20.0%
75.0%
2.5%
25.0%
印刷 (n=5)
100%
54.5%
窯業・ 土石 (n=11)
36.4%
28.6%
鉄鋼・ 金属 (n=28)
35.7%
40.9%
は ん用等 機械 (n=44)
21.4%
27.3%
27.3%
電子 ・デバ イス (n=11)
9.1%
25.0%
40.0%
輸送 (n=8)
25.0%
60.0%
25.0%
25.0%
そ の他 (n=37)
50.0%
81.1%
0%
10%
9.1%
36.4%
50.0%
情報 (n=5)
14.3%
22.7%
27.3%
電気 (n=8)
9.1%
20%
30%
非常に重要
40%
13.5%
50%
やや重要
60%
70%
あまり重要でない
80%
5.4%
90%
100%
全く重要でない
図2-3 現在のデザインの重要性(自社ブランド製品開発の有無別)
73.0%
今回 (n=178)
22.5%
3.9% 0.6%
開発している
76.6%
前回 (n=111)
開発していない
(今後予定有)
今回 (n=37)
18.0%
51.4%
29.7%
38.9%
前回 (n=18)
開発していない 今回 (n=55)
(今後予定無)
前回 (n=37)
29.1%
24.3%
0%
10%
18.9%
44.4%
27.3%
20%
非常に重要
16.7%
29.1%
5.4%
5.4%
14.5%
64.9%
30%
40%
やや重要
23
50%
60%
あまり重要でない
5.4%
70%
80%
全く重要でない
90%
100%
0%
10%
20%
30%
非常に重要
40%
やや重要
50%
60%
70%
あまり重要でない
80%
90%
100%
全く重要でない
問 今後、デザインがどの程度重要になるとお考えですか。
図2-4 将来のデザインの重要性(前回調査との比較)
合 計 (n=259)
66.0%
20.8%
64.0%
前 回 (n=175)
0%
10%
20%
30%
非常に重要
10.4%
19.4%
40%
50%
やや重要
60%
あまり重要でない
70%
2.7%
15.4%
80%
1.1%
90%
100%
全く重要でない
図2-5 将来のデザインの重要性(業種別)
食 料品 (n=46)
80.4%
繊維 (n=37)
81.1%
木 材・家 具等 (n=23)
19.6%
16.2%
78.3%
2.7%
21.7%
100%
印刷 (n=5)
54.5%
窯業・ 土石 (n=11)
36.4%
33.3%
鉄鋼・ 金属 (n=27)
29.6%
22.2%
52.3%
は ん用等 機械 (n=44)
電子 ・デバ イス (n=11)
9.1%
14.8%
20.5%
27.3%
22.7%
45.5%
電気 (n=8)
18.2%
50.0%
25.0%
情報 (n=4)
4.5%
9.1%
25.0%
100%
25.0%
輸送 (n=8)
37.5%
37.5%
85.7%
そ の他 (n=35)
0%
10%
20%
30%
非常に重要
40%
8.6%
50%
やや重要
60%
あまり重要でない
70%
80%
5.7%
90%
100%
全く重要でない
図2-6 将来のデザインの重要性(自社ブランド製品開発の有無別)
79.9%
今回 (n=169)
4.1% 0.6%
15.4%
開発している
77.5%
前回 (n=111)
18.9%
55.6%
今回 (n=36)
開発していない
(今後予定有) 前回 (n=18)
30.6%
50.0%
31.5%
27.0%
0%
10%
非常に重要
30%
5.6%
27.8%
10.8%
20%
13.9%
44.4%
29.6%
今回 (n=54)
開発していない
(今後予定無) 前回 (n=37)
3.6%
11.1%
56.8%
40%
やや重要
50%
60%
あまり重要でない
24
70%
5.4%
80%
全く重要でない
90%
100%
3 デザインを重要視する理由
デザインを重要視する理由としては、「製品の差別化・競争力強化」が最も多く、製品の「高級化・高付加価値化」、「製品
のブランド構築」が続く。この傾向は、前回調査と同じである。<図3-1、図3-2>
自社ブランド製品を開発している、または今後予定している企業では、開発していない企業と比べて「製品の差別化・競争力
強化」や「製品のブランド構築」を重要視の理由にあげる企業の割合が多く、デザインはブランド化の要因であることを示して
いる。<図3-3>
一方で、自社ブランドを開発していない企業では、「新素材や新技術導入等の革新」や「製品の品質・機能性の向上」、「生
産性の向上、コスト低減」の割合も比較的多く、デザインに対する認識の広がりが見られる。<図3-3>
問 デザインを「非常に重要である」又は「やや重要である」と回答の場合、その理由は何ですか。(主なもの3つ以内)
図3-1 デザインを重要視する理由(今回調査、n=661)
図3-2 デザインを重要視する理由(前回調査、n=407)
30%
30% 29.0%
25.6%
25%
25%
20%
20%
15%
12.9%
15%
12.9%
15.0%
13.8%
11.5%
10.8%
9.1%
10%
8.6%
5%
10%
8.5%
7.1%
7.1%
3.0%
5.7%
4.7%
4.4%
0.9%
1.7%
高
級
化
・
高
付
加
価
値
化
製
品
の
売
上
増
加
新
し
い
販
路
の
開
拓
新
素
材
や
新
技
術
導
入
等
の
革
新
製
品
開
発
力
の
向
上
製
品
の
品
質
・
機
能
性
の
向
上
生
産
性
の
向
上
、
コ
ス
ト
低
減
企
業
イ
メ
ー
ジ
の
向
上
製
品
の
ブ
ラ
ン
ド
構
築
経
営
理
念
の
再
構
築
2.5%
0.8%
0.5%
0%
製
品
の
差
別
化
・
競
争
力
強
化
4.2%
5%
社
員
の
意
識
変
化
0%
そ
の
他
製
品
の
差
別
化
・
競
争
力
強
化
高
級
化
・
高
付
加
価
値
化
受
注
の
確
保
製
品
の
機
能
性
の
向
上
生
産
性
の
向
上
、
コ
ス
ト
低
減
企
業
イ
メ
ー
ジ
の
向
上
製
品
の
ブ
ラ
ン
ド
化
社
員
資
質
の
向
上
消
消
費
費
者
者
ニ
ニ
ー
ー
ズ
ズ
へ
へ
の
の
対
対
応
応
そ
の
他
図3-3 デザインを重要視する理由(自社ブランド製品開発の有無別)
30%
29.7%
開発している
(n=481)
26.0%
25%
20%
開発していない
(今後予定有)
(n=91)
開発していない
(今後予定無)
(n=89)
19.1%
15%
11.0%
10%
15.0%
14.6%
13.1% 13.5%
12.4%
9.6%
8.8%
8.8%
6.7% 7.3%
4.5%
5%
2.3%
2.2%
8.9%
8.8%
7.5%
7.9%
4.6%
4.4%
3.4%
9.9%
7.9%
6.6%
3.5%
3.3%
4.5%
0%
製
品
の
差
別
化
・
競
争
力
強
化
高
級
化
・
高
付
加
価
値
化
製
品
の
売
上
増
加
新
し
い
販
路
の
開
拓
新
素
材
や
新
技
術
導
入
等
の
革
新
製
品
開
発
力
の
向
上
製
品
の
品
質
・
機
能
性
の
向
上
25
生
産
性
の
向
上
、
コ
ス
ト
低
減
4.4%
3.4%
2.2%
0.8%
0.8%
0%
企
企
業
業
イ
イ
メ
メ
ー
ー
ジ
ジ
の
の
向
向
上
上
製
品
の
ブ
ラ
ン
ド
構
築
経
営
理
念
の
再
構
築
社
員
の
意
識
変
化
2.2%
0.6%
0%
そ
の
他
4 デザイン活用の状況
自社ブランド製品の開発の有無については、「食料品」や「繊維」、「木材・家具等」、「情報」においては、自社ブランド
製品を開発している割合が7割を超えるが、「鉄鋼・金属」、「電子・デバイス」、「輸送」において低い割合になっている。
全体では、約65%の企業が既に自社ブランド製品を開発しており、今後の開発予定がある企業を含めると、約8割の企業で開
発意欲があると言える。また、自社ブランド製品を開発していない企業においても、約25%が他社向けに開発提案等を行って
いる。<図4-1、図4-2>
製品企画段階で行っていることを見てみると、自社ブランド製品を開発している企業は、開発していない企業と比べて「顧客
や市場ニーズの調査、分析」や「社会トレンドや潮流への対応」、「対象顧客や市場の設定」の割合が多く、市場を考えながら
ものづくりを行う姿勢が窺える。自社ブランド製品を開発していない企業においては、「発注元との打合せ」の割合が飛びぬけ
て高いほか、「自社の強みの活用」を優先に行う割合が多い。<図4-3>
製品デザインの方法では、前回調査と同じく、「研究開発部門」や「既存部門」の活用、「プロジェクトチームを編成」する
等、社内でデザインを行う割合が多く、外部資源を活用する割合は2割を下回っている。<図4ー4>
デザイン活用に関する課題については、「特に課題がない」との回答を除いた場合、「製品企画力不足」又は「マーケティン
グ力不足」を課題にあげる企業が多いが、前回と比べるとこれらの割合は若干小さくなっている。傾向として大きな変化は見ら
れないが、「デザインの費用対効果が不明」と回答した企業が約1割を占める。<図4-5、図4-6、図4-7>
問 自社ブランドの製品を開発していますか。
図4-1 自社ブランド製品の開発(業種別)
食 料品 (n=49)
95.9%
4.1%
72.5%
繊維 (n=40)
17.5%
75.0%
木 材・家 具等 (n=24)
12.5%
60.0%
印刷 (n=5)
21.4%
は ん用等 機械 (n=44)
25.0%
9.1%
31.8%
16.7%
電気 (n=8)
18.2%
46.4%
59.1%
電子 ・デバ イス (n=12)
20.0%
18.2%
32.1%
鉄鋼・ 金属 (n=28)
58.3%
62.5%
12.5%
25.0%
80.0%
情報 (n=5)
12.5%
輸送 (n=8)
20.0%
37.5%
50.0%
70.3%
そ の他 (n=37)
16.2%
65.7%
合計 (n=271)
0%
10%
20%
30%
開発している
12.5%
20.0%
63.6%
窯業・ 土石 (n=11)
10.0%
13.7%
40%
50%
60%
開発していない
( 今後予定有 )
70%
13.5%
20.7%
80%
90%
100%
開発していない
( 今後予定無 )
問 自社ブランドを「開発していない」と回答の場合、他社向けの製品開発又は開発提案を行っていますか。
図4-2 他社向けの製品開発または開発提案(n=89)
24.7%
0%
10%
24.7%
20%
30%
40%
行っている
50.6%
50%
行っていない
(今後予定有)
26
60%
70%
行っていない
(今後予定無)
80%
90%
100%
行っている
行っていない
(今後予定有)
行っていない
(今後予定無)
問 貴社で製品企画の段階において、どんなことを行っていますか。(複数回答可)
図4-3 製品企画の段階で行っていること(自社ブランド製品開発の有無別)
45%
42.9%
開発している
(n=613)
開発していない
( 今後予定有 )
(n=88)
40%
開発していない
( 今後予定無 )
(n=84)
35%
29.5%
30%
25%
22.6%
20%
18.2%
16.2%
16.8%
15%
15.0%
14.8%
11.3%
9.1%
10%
5%
4.8%
4.1%3.4%
2.4%
7.8%
5.7%
3.6%
9.5%
9.3%
6.8%
9.5% 9.1%
7.1%
9.5%
4.8%
2.4%
2.3%
0%
0%
外
部
専
門
家
へ
の
相
談
発
注
元
と
の
打
合
せ
顧
客
や
市
場
ニ
ー
ズ
の
調
査
、
分
析
析
社
会
の
ト
レ
ン
ド
や
潮
流
へ
の
対
応
対
象
顧
客
や
市
場
の
設
定
自
社
の
強
み
の
活
用
競
合
製
品
と
の
比
較
適
正
な
価
格
の
設
定
0.7%1.1%
社
内
で
の
製
品
コ
ン
セ
プ
ト
共
有
そ
の
他
問 貴社で製品のデザインを行う際に用いる方法として、主なものを1つ選択してください。
図4-4 製品のデザインを行う方法
今 回 (n=277)
10.5%
6.5%
11.7%
前 回 (n=163)
0%
15.9%
4.9%
10%
15.3%
20%
30%
社内の独立したデザイン部署
社内の既存部門
発注元のデザイン使用
22.4%
7.6%
23.3%
6.7%
40%
50%
60%
社内にプロジェクトチームを編成
外部デザイナーへ委託
デザイン作業は行わない
27
10.1%
7.6%
13.7%
17.8%
70%
6.7%
80%
5.8%
9.8%
90%
社内の研究開発部門
社員と外部デザイナーとの共同
その他
3.7%
100%
問 貴社のデザイン活用に関する課題について、主なものを1つ選択してください。
図4-5 デザイン活用の課題(「特に課題なし」の回答を除く)
1.8%
32.9%
今回 (n=219)
32.9%
38.6%
前回 (n=127)
0%
10%
0.5%
5.0%
33.9%
20%
30%
40%
50%
製品企画力不足
外部資源活用のノウハウ不足
デザインの費用対効果が不明
14.6%
6.3%
60%
70%
マーケティング力不足
開発資金不足
その他
13.4%
80%
40%
(n=161)
30%
7.9%
90%
100%
開発していない
( 今後予定無 )
(n=22)
( 今後予定有 )
(n=36)
36.4%
34.2%
3.2%
どこに相談したらいいか不明
社内の理解が得られない
行 289
図4-6 デザイン活用の課題(自社ブランド製品開発の有無別、「特に課題なし」の回答を除く)
50%
45.5%
開発している
開発していない
38.9%
9.1%
29.8%
25.0%
18.0%
20%
13.9% 13.6%
10%
1.9% 2.8%
0%
製
品
企
画
力
不
足
マ
マ
ー
ー
ケ
ケ
テ
テ
ィ
ィ
ン
ン
グ
グ
力
力
不
不
足
足
8.3%
5.6% 5.6%
0%
0%
ど
こ
に
相
談
し
た
ら
い
い
か
不
明
7.5%
3.1% 2.8% 4.5%
2.8%
0%
外
部
資
源
活
用
の
ノ
ウ
ハ
ウ
不
足
0%
0%
開
発
資
金
不
足
社
内
の
理
解
が
得
ら
れ
な
い
デ
ザ
イ
ン
の
費
用
対
効
果
が
不
明
21 ~ 100 人
(n=76)
101 ~ 300 人
(n=42)
そ
の
他
図4-7 デザイン活用の課題(従業員規模別、「特に課題なし」の回答を除く)
50%
40.5% 40.0%
40%
38.2%
20 人以下
(n=86)
40.0%
301 人以上
(n=15)
34.2%
30%
30.2%
26.7%
26.2%
23.3%
20%
10%
2.6%
2.4%
1.2%
0%
製
品
企
画
力
不
足
マ
ー
ケ
テ
ィ
ン
グ
力
不
足
ど
こ
に
相
談
し
た
ら
い
い
か
不
明
5.8% 7.1%
3.9%
0%
14.3%
13.3%
9.5%
9.2%
6.7%
0%
外
部
資
源
活
用
の
ノ
ウ
ハ
ウ
不
足
0%
開
発
資
金
不
足
28
8.1%
6.6%
1.3%
社
内
の
理
解
が
得
ら
れ
な
い
4.7%3.9%
0% 0%
0% 0%
デ
ザ
イ
ン
の
費
用
対
効
果
が
不
明
そ
の
他
5 外部デザイナーの利用状況
外部デザイナーの利用状況は、利用したことが無い企業の方が多く、利用率は前回調査(49.1%)と比べて下がっている。
業種別で見ると、「食料品」及び「情報」において利用率が高く、「鉄鋼・金属」、「電子・デバイス」、「輸送」で利用率が
低い。<図5-1、図5-2>
利用する外部デザイナーの地域は、県内が約4割、県外が6割で、県外でも東京都内が37.3%を占めている。前回調査と比
べて県内デザイナーの利用割合が上昇し、代わりに東京都内のデザイナーの利用割合が減少している。従業員規模別で見れば、
規模が小さいほど県内デザイナーを利用する割合が高くなる傾向にある。東京都内以外では仙台市内のデザイナーの利用が多い
が、大阪や名古屋、横浜など全国のほか、インターネットを使った発注と回答した企業もあった。<図5-3、図5-4>
問 これまでに外部デザイナーを利用したことがありますか。
図5-1 外部デザイナーの利用状況
43.7%
今回 (n=270)
前回 (n=169)
56.3%
49.1%
0%
10%
20%
50.9%
30%
40%
50%
ある
60%
70%
80%
90%
100%
ない
図5-2 外部デザイナーの利用状況(業種別)
75.5%
食料 品 (n=49)
24.5%
41.0%
繊 維 (n=39)
59.0%
45.8%
木材 ・家具 等 (n=24)
54.2%
60.0%
印刷 (n=5)
40.0%
36.4%
窯 業・土 石 (n=11)
63.6%
28.6%
鉄 鋼・金 属 (n=28)
71.4%
34.1%
はん 用等機 械 (n=44)
65.9%
100%
電子・ デバ イス (n=12)
37.5%
電気 (n=8)
62.5%
情報 (n=5)
80.0%
20.0%
輸送 (n=8)
100%
その 他 (n=37)
45.9%
0%
10%
20%
54.1%
30%
40%
50%
ある
60%
70%
80%
90%
100%
ない
問 外部デザイナーの利用が「ある」と回答の場合、どの地域のデザイナーを利用していますか。
図5-3 外部デザイナーの利用地域
41.0%
今回 (n=134)
前 回 (n=92)
9.7%
35.9%
0%
10%
37.3%
5.4%
20%
30%
11.9%
52.2%
40%
50%
山形県内
仙台市内
6.5%
60%
70%
東京都内
その他
80%
90%
100%
図5-4 外部デザイナーの利用地域(従業員規模別)
52.4%
20 人以下 (n=42)
9.5%
44.0%
21 ~ 100 人 (n=50)
29.2%
101 ~ 300 人 (n=24)
0%
10%
10.0%
4.2%
22.2%
301 人以上 (n=18)
30%
7.1%
36.0%
10.0%
41.7%
25.0%
16.7%
20%
31.0%
50.0%
40%
山形県内
50%
仙台市内
29
11.1%
60%
70%
東京都内
その他
80%
90%
100%
4
6 デザインに関する相談先
デザインに関する相談先として利用が多いのは、「県外のデザイナー、デザイン事務所」が最も多く、「県内のデザイナー、
デザイン事務所」、「工業技術センター」と続く。今後利用したい相談先としては、県内及び県外のデザイナー等のほか、「工
業技術センター」や「東北芸術工科大学」の利用希望が多い。<図6-1>
また、自社ブランド製品を開発している又は開発を今後予定している企業では、「東北芸術工科大学」や「NPO法人山形県
デザインネットワーク」の利用希望が増加する一方、開発していない企業では、「工業技術センター」の利用希望が増加する。
県内企業にとってデザイン活用の最初の入口としては、デザイナーのような専門家よりも工業技術センターや東北芸術工科大学
等、より身近な県内の相談窓口を利用したいという要望があることを示している。<図6-2>
問 これまでにデザインに関する相談先として利用したことがあるのはどこですか。(複数回答可)
問 今後、デザインに関する相談先として利用したいのはどこですか。(複数回答可)
図6-1 利用したことがある相談先と今後利用したい相談先
30.0%
26.8%
25.0%
利用したことがある
(n=235)
24.3%
21.8%
21.5%
今後利用したい
(n=321)
21.5%
20.2%
19.6%
20.0%
15.7%
15.0%
10.0%
7.2%
7.2%
5.0%
3.8% 4.0%
3.7%
2.6%
0.0%
県外のデザイナー、
東北芸術工科大学
デザイン事務所
県内のデザイナー、
工業技術センター
商工関係団体
デザイン事務所
山形県デザイン
ネットワーク
その他
図6-2 利用したことがある相談先と今後利用したい相談先(自社ブランド製品開発の有無別)
利用した
(n=193)
23.3%
29.0%
18.1%
16.6%
3.1%3.1% 6.7%
開発している
利用したい
(n=250)
開発していない
(今後予定有)
開発していない
(今後予定無)
21.2%
利用した
(n=23)
24.4%
18.8%
30.4%
利用したい
(n=50)
26.1%
24.0%
利用した
(n=19)
12.0%
26.3%
利用したい
(n=21)
10%
県内のデザイナー、
デザイン事務所
商工関係団体
30%
8.7%
16.0%
26.3%
15.8%
14.3%
20%
6.0%
5.3%
42.9%
40%
50%
県外のデザイナー、
デザイン事務所
山形県デザインネットワーク
30
3.6% 6.8% 2.8%
26.1%
26.0%
5.3%
19.0%
0%
22.4%
10.0%
70%
工業技術センター
その他
6.0%
21.1%
4.8% 4.8% 4.8%
60%
8.7%
80%
9.5%
90%
東北芸術工科大学
100%
7 県が行う支援策
これまで県が実施してきた「山形エクセレントデザイン事業」の認知度は、前回調査と比べて大幅に高まり、27.8ポイント
増加の59.9%であった。特に、自社ブランド製品を開発していない企業における認知度の向上が目覚ましい。業種別では、「
繊維」及び「木工・家具等」での認知度が高いが、「食料品」、「鉄鋼・金属」、「電気」においては5割を下回っている。<
図7-1、図7-2>
山形エクセレントデザイン事業で得られた効果としては、「製品開発力の向上」、「企業イメージの向上」、「製品のブラン
ド構築」を回答する企業が多かった。一方で、「製品の売上増加」や「新しい販路の開拓」等の販売面では、効果が期待を大き
く下回っている。<図7-3>
企業における県事業以外のデザイン活用の取組みについては、「展示会や見本市への参加」が圧倒的に多く約3割の企業が実
施しており、社内・社外を含めた研修による「人材育成」がそれに次ぐ。自社ブランド製品を開発している企業では、「外部専
門家の活用」や「専門誌等の定期購読」にも積極的であり、「人材育成」に関しては、自社ブランド製品を開発していない企業
も積極的に取り組んでいる。<図7-4、図7-5>
県に望む支援策としては、前回調査と比較すると「デザイン人材の育成」が減少し、その分、展示会・見本市への出展補助を
含む「製品のPR」に対する支援を望む割合が多い結果となった。そのほか、今後自社ブランドを開発しようとしている企業で
は「デザイン相談窓口の充実」を、今後自社ブランド製品の開発を予定していない企業では「企業間連携の推進」を望む割合が
多いのが特徴的である。<図7-6、図7-7>
問 県が実施している「山形エクセレントデザイン事業」(優れた製品の表彰、塾の開催等)をご存知ですか。
図7-1 山形エクセレントデザイン事業の認知度(自社ブランド製品開発の有無別:左が今回調査、右が前回調査)
開発し てい る
(n=179)
65.4%
開 発して いな い
( 今後予 定有 )
(n=37)
59.5%
42.1%
(n=107)
34.6%
29.4%
(n=17)
40.5%
57.9%
70.6%
2.9%
開 発して いな い
( 今後予 定無 )
(n=56)
42.9%
合計
(n=272)
59.9%
0%
20%
知っている
60%
80%
32.1%
(n=159)
40.1%
40%
97.1%
(n=35)
57.1%
0%
100%
20%
67.9%
40%
60%
知っている
知らない
80%
100%
知らない
図7-2 山形エクセレントデザイン事業の認知度(業種別)
食料 品 (n=49)
34.7%
65.3%
繊 維 (n=40)
75.0%
25.0%
木材 ・家具 等 (n=24)
95.8%
印刷 (n=5)
4.2%
60.0%
窯 業・土 石 (n=11)
40.0%
63.6%
鉄 鋼・金 属 (n=28)
36.4%
42.9%
はん 用等機 械 (n=44)
57.1%
61.4%
電子・ デバ イス (n=12)
38.6%
50.0%
電気 (n=8)
50.0%
37.5%
62.5%
情報 (n=5)
60.0%
輸送 (n=8)
40.0%
50.0%
50.0%
その 他 (n=38)
73.7%
0%
10%
20%
30%
26.3%
40%
50%
知っている
31
60%
知らない
70%
80%
90%
100%
知っている
知らない
問 「山形エクセレントデザイン事業」への参加に、どんな効果を期待しましたか。(主なもの3つ以内)
問 実際に「山形エクセレントデザイン事業」に参加したことにより、どんな効果がありましたか。(主なもの3つ以内)
図7-3 山形エクセレントデザイン事業に期待した効果と得られた効果
20%
期待した効果
(n=175)
17.1%
得られた効果
(n=126)
15.9%
15.4%
14.3%
15%
11.1%
12.0%
11.9%
10.9%
10.3%
11.4%
10.3%
10%
7.1%
6.3%
8.0%
7.1%
5.7%
5%
5.6%
4.0%
2.4%
4.0%
1.7%
1.6%
0.8%
2.9%
1.6%
0%
製
品
の
差
別
化
・
競
争
力
強
化
高
級
化
・
高
付
加
価
値
化
製
品
の
売
上
増
加
新
し
い
販
路
の
開
拓
新
素
材
や
新
技
術
導
入
等
の
革
新
製
品
開
発
力
の
向
上
製
品
の
品
質
・
機
能
性
の
向
上
生
産
性
の
向
上
、
コ
ス
ト
低
減
0.6%
0%
0%
企
業
イ
メ
ー
ジ
の
向
上
製
品
の
ブ
ラ
ン
ド
構
築
経
営
理
念
の
再
構
築
社
員
の
意
識
変
化
効
果
な
し
そ
の
他
問 「山形エクセレントデザイン事業」以外で、貴社でデザインの活用として取り組んでいることは何ですか。(複数回答可)
図7-4 山形エクセレントデザイン事業以外での取組み
(n=297)
10.8%
22.2%
0%
10%
11.4%
20%
30%
外部専門家の活用
展示会や見本市への参加
3.7% 3.7%
40%
31.0%
50%
60%
人材育成(社内、社外研修)
デザイン担当者の配置・採用
7.4%
70%
専門誌等の定期購読
デザイン方針の明確化
80%
7.1%
2.7%
90%
表彰事業への参加
その他
100%
CIの導入
図7-5 山形エクセレントデザイン事業以外での取組み(自社ブランド製品開発の有無別)
45%
42.3%
開発している
(n=241)
40%
30%
25%
23.3%
19.9%
20%
10%
開発していない
(今後予定無)
(n=26)
34.6%
30.7%
30.0%
35%
15%
開発していない
(今後予定有)
(n=30)
11.6%
13.3%
11.5%
12.4%
10.0%
10.0%
10.0%
8.7%
6.2%
5%
3.8%
3.8%
4.1%3.3%
3.3%
0%
0%
0%
外部専門家
人材育成
専門誌等の
の活用 (社内、社外) 定期購読
表彰事業
への参加
CIの導入
32
3.8%
2.9%
0% 0%
展示会や
見本市への
参加
デザイン デザイン方針
担当者の の明確化
配置・採用
0%
その他
問 県に望む支援策について、該当するものを選択してください。(主なもの2つ以内)
図7-6 県に望む支援策(前回調査との比較、「特に希望無し」の回答を除く)
40%
今回調査 (n=324)
前回調査 (n=130)
34.6%
35%
30%
26.2%
25%
20%
19.4%19.2%
17.7%
15%
9.9%
10%
10.8%11.5%
9.3% 10.0%
6.5%
5.9% 6.2%
5%
0%
5.4%
3.8%
2.5%
1.2%
0%
顕彰制度
の充実
デザイン人材
の育成
デザイン
相談窓口
の充実
デザイナー等 デザインに
の紹介・派遣 関する
助成制度の
充実
知的所有権
関係への
支援
製品のPR
※
企業間連携
の推進
その他
※展示会や見本市への出展補助を含む
図7-7 県に望む支援策(自社ブランド製品開発の有無別、「特に希望無し」の回答を除く)
40%
開発している
(n=251)
35%
開発していない
(今後予定有)
(n=46)
開発していない
(今後予定無)
(n=27)
30%
37.5%
28.3%
29.6%
25%
20.3%
20%
17.4%
14.8%
15%
11.1%
10.9%
10.0%
9.6%
10%
7.4%
7.4%
8.7%
6.4%
5.6%
5%
0%
18.5%
17.4%
8.7%
7.2%
6.5%
7.4%
3.7%
2.8%2.2%
0.8%
0%
顕彰制度
の充実
デザイン人材
の育成
デザイン
相談窓口
の充実
デザイナー等 デザインに
の紹介・派遣 関する
助成制度の
充実
33
知的所有権
関係への
支援
製品のPR
※
企業間連携
の推進
0%
その他
※展示会や見本市への出展補助を含む
8 その他(主な自由意見)
・デザイン費用の効果について、特に中小企業のものづくりではイニシャルコストをかけられないため、重要なポイントと考え
られる。エクセレントデザイン事業への参加企業は、そこから得られる効果に期待していると思われるので、地元企業のデザイ
ン力アップとともに販売につながるPRを強化すべき。
・「山形エクセレントデザイン」への入選の特典を活かしたいと思っているが、売上につなげるためにも認定のマークがあれば
いい。
・デザイン塾に参加し、チームで仮想の商品を開発する取組みやアイディアの発想法などを学んだが、大変勉強になった。今後
は、小規模な会社が商品を市場へ広めていく時の知識を、まとめて学べる場を作ってほしい。(法律、特許、ネットでの販売等)
・デザイン塾を受講したが、まさにこれからは、デザイン力が必要な時代と強く認識した。企業が再認識することも大切である
が、特に山形を盛り上げる意味でも、県として更なる強化策を打ち出してほしい。
・4年前からデザイン塾に参加しているが、そのお陰で新しい企業との取引き等、さまざまな流れが来ている。
・県のデザイン振興事業の有無自体が知られていないのではないか。
・芸工大デザイン工学部との連携を希望。
・芸工大等の若い人たちの力を取り入れて、既成概念にとらわれない形、デザインの商品開発をしたい。
・芸工大の学生と共同でパッケージデザインをしたいので、事例等を紹介してほしい。
・都内にデザインの仕事が集中しているが、山形にはそうした仕事がなく、芸工大を出ても県内に就職することは困難。このま
までは若者がいなくなる。
・広い概念としての「デザイン」は、グローバル化が進めば進むほど重要度が増すと思う。
・ターゲットをどこにするのかは、それぞれの企業で考えてデザインするしかない。優れたデザインの製品は素晴らしいが、売
れるか売れないかは別。市場に合わせたものづくりは非常に難しい。
・県内の企業や経営者のデザインに対する意識が低く、レスポンスが非常に遅い。県内での仕事が難しいため、優秀な技術やソ
フトは外へ流出し、高いデザイン力が地元に残らない。
・マーケティング、セールス、知財に関する総合的な支援体制があれば良い。
・デザイン開発から出口(販売)までの一貫したサポートや助成があれば、活用したいと思う。
・デザインを考える時に、木工・陶芸等、異素材を使いたいと考えても、どこにどんな物や人(企業)があるのか分からないた
め、そのような情報があればと思う。
・外部委託は値段が高いイメージがあり、デザイナーの正しい使い方等をどこに聞けばいいかが分からない。
・公的なところで、デザインに関してもっと相談にのってほしい。
・山形県として、どこにどの様なデザイナーがいるのかを明確にした、ジャンル別のデザイナー登録制度を確立してほしい。
・小規模経営なので、デザインや試作機、パンフレットの費用が大変である。また首都圏の展示会へ出展し、山形の商品や技術
をアピールしてきたが、非常に費用もかさむので県で助成してほしい。
・自社でデザインから納品まで一貫して行いたいと頑張ってきたが、売場・売り先を見つけることに精一杯である。
・生産拠点の海外移転や安価な海外製品の台頭により苦戦が続いており、地産地消の流れに乗りたい考えているが、効率的なP
Rの方法がわからない。
・製造している商品は、東京の展示会等でしか展示の機会がないので、産地にて展示できるチャンスがあればと思う。
34
・中小企業における商品創出には多額の開発費用(人材、設計ツール、信頼性試験、各種安全試験、不要輻財、イミニティ、物
流)がかかり、また、この商品を販売するルート探しに苦労するという現状に、その支援をお願いしたい。
・地域の資源を大事にして、土地の方々がデザインした製品を開発していくことが出来るよう援助してほしい。
・他の団体でもやっているが、食品製造に特化した内容の情報や研修等があれば良い。
・新製品開発のためには多くの学びや資金、アイディアが必要とされる。例え賞を受賞しても多くの類似製品が出没し、版権等
を守ることが難しい。本来、デザインの良いものは高く売れてもいいはずだが、そうはいかない点が課題である。
・県民(生活者)に豊かなデザイン感覚を、植え育む地道な努力が必要である。
・多くの生活者の方々と共感できる価値の創造(例えばユニバーサルデザイン)を共同で行うような企画があると、各企業のデ
ザイン力向上、地域の活性化につながるのではないか。利益よりも生活者に目を向けた企画をお願いしたい。
・自然と人との調和を目指した生活デザインを東北から発信できるように、今何をすべきか考えるべき。
35
山 形 県
「デザイン」活用に関するアンケート調査票
「デザイン」活用に関するアンケート調査票
山形県では、県内企業のものづくり力向上(製品の差別化、高付加価値化等)の
ため、企業活動における『デザイン』の戦略的活用を推進することが非常に有効で
あると考えております。
本調査は、県内企業のデザインに関する意識や課題等をお聞きし、その傾向を分
析することにより、今後の県の施策に反映させることを目的としております。
本調査の結果につきましては、個別企業名の公表はいたしませんので、御協力を
お願い致します。
本調査における『デザイン』とは、「造形」「意匠」という狭義の概念ではなく「総合的な
本調査における『デザイン』とは、「造形」「意匠」という狭義の概念ではなく「総合的な
計画・設計」という広い概念でお答え下さい。(下記は定義の一例です。)
計画・設計」という広い概念でお答え下さい。(下記は定義の一例です。)
■『デザイン』とは、ある目的に向けて計画を立て、問題解決のために思考・概念の
■『デザイン』とは、ある目的に向けて計画を立て、問題解決のために思考・概念の
組立を行い、それを可視的・触覚的媒体によって表現・表示すること
組立を行い、それを可視的・触覚的媒体によって表現・表示すること
<「デザイン小事典」発行:㈱ダヴィット社>
<「デザイン小事典」発行:㈱ダヴィット社>
■デザインの本質は解決学であり、「問題解決のために計画を立てていろいろ創意
■デザインの本質は解決学であり、「問題解決のために計画を立てていろいろ創意
工夫する行為」すべてがデザインの範疇となる 工夫する行為」すべてがデザインの範疇となる <山形県デザイン振興指針:山形県(平成17年3月策定)>
<山形県デザイン振興指針:山形県(平成17年3月策定)>
回答期限:平成 23 年8月31日(水)
アンケートは以下から始まります
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◆ 右欄に企業名等を御記入のうえ、 企 業 名
以下の8つの設問について、該当
する項目に○をつけ、または必要
職 名
記 入 者
に応じてご記入ください。所要時
間は10分程度です。
氏 名
電話番号 ( ) 36
問1 貴社の基本的な項目についてお聞きします。
① 業種は何ですか?(主なもの1つ選択してください。)
ア 食料品製造業 イ 繊維工業(衣服を含む) ウ 木材・木製品・家具・装備品製造業
エ 印刷・同関連業 オ 窯業・土石製品製造業 カ 鉄鋼・金属製品製造業
キ はん用・生産用・業務用械器具製造業 ク 電子部品・デバイス・電子回路製造業 ケ 電気機械器具製造業
コ 情報通信機械器具製造業 サ 輸送用機械器具製造業 シ 上記以外
② 従業員は何人ですか?
ア 20 人以下 イ 21~100 人 ウ 101~300 人 エ 301 人以上
③ 資本金はいくらですか?
ア 1,000 万円以下(又は個人事業者) イ 5,000 万円以下 ウ 1億円以下
エ 3億円以下 オ 3億円超 問2 デザインの重要性に対する意識についてお聞きします。
① 貴社の企業活動において、デザインをどの程度重要と考えていますか?
ア 非常に重要 イ やや重要 ウ あまり重要でない エ 全く重要でない
② また今後、デザインがどの程度重要になるとお考えですか?
ア 非常に重要 イ やや重要 ウ あまり重要でない エ 全く重要でない
問3 問2の①又は②において、デザインを「ア 非常に重要である」又は「イ やや重要である」
と回答された場合、その理由は何ですか?(主なもの3つ以内)
ア
ウ
オ
キ
ケ
サ
ス
製品の差別化・競争力強化 イ 高級化・高付加価値化
製品の売上増加 エ 新しい販路の開拓
新素材や新技術導入等の革新 カ 製品開発力の向上
製品の品質・機能性の向上 ク 生産性の向上、コスト低減
企業イメージの向上 コ 製品のブランド構築(差別化)
経営理念の再構築 シ 社員の意識変化(デザイン意識の向上) その他( )
問4 貴社のデザイン活用の状況についてお聞きします。
① 自社ブランドの製品を開発していますか?
ア 開発している イ 開発していない(今後予定有) ウ 開発していない(今後予定無)
② ①で「開発していない」と回答の場合、他社向けの製品開発又は開発提案を行っていますか?
ア 行っている イ 行っていない(今後予定有) ウ 行っていない(今後予定無)
③ 貴社で製品企画の段階において、どんなことを行っていますか。(複数回答可)
ア 外部専門家(コンサルタント等)への相談 イ 発注元との打合せ(製品情報の共有等)
ウ 顧客や市場ニーズの調査、分析 エ 社会のトレンドや潮流への対応
オ 対象とする顧客や市場の設定 カ 自社の強み(保有技術や機能性)の活用
キ 競合製品との比較(性能、価格) ク 適正な価格の設定
ケ 社内(企画・製造・販売)での製品コンセプトの共有 コ その他( )
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④ 貴社で製品のデザインを行う際に用いる方法として、主なものを1つ選択してください。
ア 社内に独立したデザイン部署がある イ 社内にプロジェクトチームを組織する
ウ 社内の研究開発部門で行う エ 社内の既存部門で行う
オ 外部デザイナー(大学等を含む)に委託する カ 社員と外部デザイナーが共同で行う
キ 発注元のデザインを使用する ク デザイン作業は行わない
ケ その他( )
⑤ 貴社のデザイン活用に関する課題について、主なものを1つ選択してください。
ア 自社の製品企画力が不足している イ 自社のマーケティング力が不足している
ウ どこに相談したらいいかわからない エ 外部資源(デザイナー等)活用のノウハウが不足している
オ 開発資金が不足している カ 社内の理解が得られない
キ デザインの費用対効果が不明 ク 特に課題はない ケ その他( )
問5 外部デザイナーの利用状況についてお聞きします。
① これまでに、外部デザイナーを利用したことがありますか?
ア ある イ ない
② ①で「ある」と回答した場合、どの地域のデザイナーを利用していますか?
ア 山形県内 イ 仙台市内 ウ 東京都内 エ その他( )
問6 貴社のデザインに関する相談先についてお聞きします。
① これまでに、デザインに関する相談先として利用したことがあるのはどこですか?(複数回答可)
ア 県内のデザイナー、デザイン事務所 イ 県外のデザイナー、デザイン事務所
ウ 山形県工業技術センター(置賜・庄内試験場含む) エ 東北芸術工科大学 オ 商工関係団体(商工会、商工会議所等) カ NPO 法人山形県デザインネットワーク キ その他( )
② 今後、デザインに関する相談先として利用したいのはどこですか?(複数回答可)
ア 県内のデザイナー、デザイン事務所 イ 県外のデザイナー、デザイン事務所
ウ 山形県工業技術センター(置賜・庄内試験場含む) エ 東北芸術工科大学 オ 商工関係団体(商工会、商工会議所等) カ NPO 法人山形県デザインネットワーク
キ その他( )
問7 県が行う支援策についてお聞きします。
① 県が実施している「山形エクセレントデザイン事業」(優れた製品の表彰、塾の開催等)をご存じですか?
ア 参加したことがある イ 知っているが参加したことは無い
ウ 知らないが興味がある エ 知らない
上記でアと回答した場合は、次頁のの②及び③の設問にもご回答ください。
それ以外は次頁の④の設問にお進みください。
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② 「山形エクセレントデザイン事業」への参加に、どんな効果を期待しましたか?(主なもの3つ以内)
ア 製品の差別化・競争力強化 イ 高級化・高付加価値化
ウ 製品の売上増加 エ 新しい販路の開拓
オ 新素材や新技術導入等の革新 カ 製品開発力の向上
キ 製品の品質・機能性の向上 ク 生産性の向上、コスト低減
ケ 企業イメージの向上 コ 製品のブランド構築(差別化)
サ 経営理念の再構築 シ 社員の意識変化(デザイン意識の向上) ス その他( )
③ 実際に「山形エクセレントデザイン事業」に参加したことにより、どんな効果がありましたか?(主なもの3つ以内)
ア 製品の差別化・競争力強化 イ 高級化・高付加価値化
ウ 製品の売上増加 エ 新しい販路の開拓
オ 新素材や新技術導入等の革新 カ 製品開発力の向上
キ 製品の品質・機能性の向上 ク 生産性の向上、コスト低減
ケ 企業イメージの向上 コ 製品のブランド構築(差別化)
サ 経営理念の再構築 シ 社員の意識変化(デザイン意識の向上) ス 効果が無かった セ その他( )
④ 「山形エクセレントデザイン事業」以外で、貴社でデザインの活用として取り組んでいることは何ですか?(複数回答可)
ア 外部専門家の活用 イ 社内研修の実施 ウ 社外研修への派遣 エ 専門誌等の定期購読 オ 表彰事業への参加(グッドデザイン等) カ CIの導入 キ 展示会や見本市への参加 ク デザイン担当者の配置・採用 ケ デザイン方針の明確化 コ その他( )
⑤ 県に望む支援策について、該当するものを選択してください。(主なもの2つ以内)
ア 顕彰制度の拡充 イ デザイン人材の育成(研修等) ウ デザイン相談窓口の充実 エ デザイナー等の紹介・派遣 オ デザインに関する助成制度の充実 カ 特許等の知的所有権関係への支援 キ 製品のPR
ク 展示会や見本市への出展補助
ケ 企業間連携の推進 コ 特に希望はない
サ その他( ) 問8 その他、デザインの振興に関する意見・要望等があれば、自由に記載してください。
アンケートは以上です。御協力ありがとうございました。
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