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平成24年度第1回 高松市美術館協議会資料

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平成24年度第1回 高松市美術館協議会資料
平成24年度第1回
高松市美術館協議会資料
平成24年7月17日
高松市創造都市推進局
文化・観光・スポーツ部美術館美術課
目
報告事項
次
平成23年度事業報告について
1
展覧会・貸館
1
2
講演会・講座等
3
3
芸術的催し物
5
4
施設の提供
6
5
美術資料の収集
6
6
美術館ボランティア等の活動
8
7
高松市美術館エコ化対策事業
8
8
塩江美術館
9
議
案
平成24年度事業計画について
1
平成24年度美術館の運営方針
14
2
事業
14
3
平成24年度予算
18
1
報告事項
平成23年度事業報告について
1 展覧会 ・貸館
美術館主催展として特別展および常設展を開催するとともに,貸館として一般展示室・企画展示室
および市民ギャラリーを美術団体・個人や小グループ等の利用に供した。
◎ 展覧会
開 催 展 数: 56 展(貸館を含む)
開催延日数:631 日間
入 場 者 数:138,631 人(1日平均 220 人)
特 別 展
開催展数:4展
展 覧 会 名
開催日数:141 日間
会
期
日数
入場者数:45,786 人(1日平均
入場者数
(人)
トリック・アートの世
界展
4/15~5/29 40 日
視覚の迷宮へようこ
そ!
26,443
追悼 人間国宝
三代徳田八十吉展
~煌めく色彩の世界~
3,751
6/4~7/10 32 日
小谷元彦展-幽体の知
7/22~9/4 39 日
覚
7,355
1
展
325 人)
覧 会 の 内 容
人は,五感の中でも特に視覚に頼りがちだが,
人間の目は実にだまされやすく,あてにならな
い。そこに目をつけた画家たちは古今東西,さ
まざまな「だまし絵」を手がけ,見るものをあ
ざむき,楽しませてきた。そうした視覚へのあ
くなき挑戦は,現代にも引き継がれ,現代アー
トならではの多彩なトリック・アート作品が生
み出されている。本展覧会は,これまで全国
11会場を巡回し,各地で多くの入場者数を記
録し人気を博した話題の展覧会「トリック・ア
ートの世界」展を高松スペシャルバージョンと
して,ボリュームアップして開催。
三代徳田八十吉(1933~2009)は,伝統的な九
谷焼の色絵技法に飽き足らず研究を重ね,独自
のグラデーション表現による彩釉磁器「耀彩
(ようさい)」の焼成に成功した。徳田の色鮮
やかな作品は現代陶芸界からも高く評価され,
1997 年には重要無形文化財「彩釉磁器」保持者
(人間国宝)に認定されている。本展では,抽
象表現の極限に挑んだ作者の代表作や,江戸時
代初期の古九谷から後期の吉田屋,初代,二代
八十吉の作品を含む 93 点を展示。
東京藝術大学で彫刻を学んだ小谷元彦(1972
~)は,彫刻,写真,ビデオなどのメディアを
用いて作品を発表してきた。その独特の造形表
現と美意識は国内外でも高い評価を受け,2003
年にヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表の
一人として選ばれるなど,めざましい活躍を見
せている。目に見えないもの,実体のない存在
や現象,いわば「幽体」をさまざまな知覚現象
を通して視覚化しようと試みる小谷の初期か
ら最新作までを紹介し,その表現の本質と魅力
に迫る。
リサとガスパール&ペネロ
9/13~10/16 30 日
ペ展
4 展 覧 会
8,237
フランス生まれの絵本の主人公,リサとガスパ
ール。二人が巻き起こす騒動を描いた絵本が,
日本でデビューして 11 年目になる。その明る
く豊かな色使い,愛らしいキャラクターとほほ
えましいストーリーは,子どもから大人まで多
くの人々を魅了している。本展では,代表作か
ら最新作までの原画約 200 点を展示し,作品に
あふれる優しく楽しい世界を紹介。
141 日 45,786
常 設 展
展示替え:4回
展覧会名
会
開催日数:222 日間
期
日 数
入場者数
第1期
4/3~6/12
62 日
7,367 人
第2期
6/16~8/21
58 日
4,473 人
第3期
8/27~10/23
50 日
4,544 人
第4期
10/27~12/25
52 日
1,980 人
入場者数:18,364 人(1日平均 83 人)
展
覧 会 の 内 容
常設1 コラージュの諸相
常設2 蒟醤の系譜
常設1 こぼれる光のなかで
常設2 彫漆-魅惑の挑戦
セント・ピータースバーグ市 姉妹都市提携 50 周年
記念関連事業
常設1 ダリとシュルレアリスム
常設2 磯井如真の技と美
常設1 モノクローム-色彩の記憶-
常設2 存清を中心に-表現の魅力-
共 催 展
濱野年宏展~世界が認めた東洋の心と形
会期 10 月 18 日~11 月6日(18 日間)
入場者数 26,032 人
貸
館
ア 一般展示室・企画展示室
開催展数 11 展 開催日数 45 日間 入場者数 20,854 人(1 日平均 463 人)
展
覧
会
名
会
期
日数 入場者数
展 覧 会 の 内 容
第3回一榮会書道展
4/8~4/10
3日
471 人
市民美術の祭典2011
11/9~11/13
5日
2,244 人
市民による美術展
第 38 回毎日書道学会展
11/18~11/20
3日
1,086 人
同会会員の書の作品
第 53 回墨華書道展
11/23~11/27
5日
2,725 人
同会会員の書の作品
日本墨彩画院展
11/29~12/4
6日
1,328 人
同会会員等の墨彩画の作品
第 26 回道香社書作展
12/8~12/11
4日
1,058 人
同会会員の書の作品
平成 23 年度高校書道教員作品展
12/9~12/11
3日
835 人
高校書道教員の書の作品
第 28 回香川県高等学校総合文化
祭 書道展
12/15~12/18
4日
516 人
県内高校生の書の作品
2
同会会員の書の作品
第 28 回香川県高等学校総合文化
祭 美術・工芸展
平成 23 年度高松市教育文化祭展
覧会
第8回香川県小・中学校総合文化
祭展覧会
12/15~12/18
4日
494 人
12/22~12/25
4日
4,951 人
12/22~12/25
4日
5,146 人
絵画・彫刻・デザイン等高校生の
美術・工芸作品
市内小・中学校の児童,生徒の作
品
県内小・中学校児童,生徒の作品
イ 市民ギャラリー
開催展数 36 展 開催日数 205 日間 入場者数 27,595 人(1 日平均 135 人)
2 講演会・講座等
主催特別展の開催に併せて,展示のテーマに沿った記念講演会やトーク,パフォーマンスを開催し
た。また,実技講座として高校生以上を対象に,版画の講座を開講するとともに,小学生を対象とし
た「子どものアトリエ」や各種ワークショップ等を開催した。
記念講演会等
開催月日
講師・出演者
4月 24 日
立命館大学教授
北岡明佳
5月1日
お笑いタレント/アート愛好家
おかけんた
6月4日
兵庫陶芸美術館館長
乾由明
7月 23 日
10 月9日
内容
参加者数
トリック・アートの世界展
記念講演会1「錯視の楽しみ」
トリック・アートの世界展
記念講演会2「おかけんたの“え~声”
アート・トーク」
三代徳田八十吉展記念講演会
「三代 徳田八十吉の陶芸」
小谷元彦展
アーティストトーク
リサとガスパール&ペネロペ展
トークショー「絵本の楽しみ,ことば
の楽しみ」
小谷元彦
絵本作家・翻訳家
石津ちひろ
97 人
140 人
100 人
173 人
40 人
実技講座
講 座 名
講
師
定
員
開催日数 前 期 受 講 者 数 後 期 受 講 者 数
版 画(初級)
下村 宏
15 人
30日
7人
8人
版 画(中級)
下村 宏
20 人
30日
15 人
15 人
計
2講座
22 人
23 人
容
受講者数
ワークショップ
開催月日
講
師
内
5月 15 日
南正邦
ボデゴン(鼻つき洋梨)をつくろう!
15 人
6月 25 日
倉石文雄
親子陶芸教室
11 人
7月3日
伊藤信夫
親子陶芸教室
41 人
3
7月 30 日
旅するムサビ
美術館にドラゴン出現
15 人
12 月 11 日
岡田修二
大切な記憶を描く
16 人
12 月 17 日
カミイケタクヤ
田中慶子
白い世界の舞台美術をつくろう!
15 人
参加延べ人数
113 人
⑷ 子どものアトリエ
開催月日
講
5月 22 日
師
テーマ
受講者数
南正邦
子どものアトリエ「アナモルフォーシス(ゆがみ絵)
をつくろう!」
24 人
8月3日
あきやましんご
夏休み企画 子どものアトリエ「じかんを絵にしよう」
19 人
8月3日
あきやましんご
8月 10 日
小沼秀斉
8月 10 日
小沼秀斉
8月 24 日
赤松きよ
8月 24 日
赤松きよ
9月 18 日
川崎展子
11 月 20 日
千葉尚実
12 月 10 日
GABOMI
夏休み企画 子どものアトリエ「白いくうきをつくろ
う」
夏休み企画 子どものアトリエ「イカの甲でイカした
アクセサリーをつくろう(午前)」
夏休み企画 子どものアトリエ「イカの甲でイカした
アクセサリーをつくろう(午後)」
夏休み企画 子どものアトリエ「手のひらの地図をつ
くろう(午前)
」
夏休み企画 子どものアトリエ「手のひらの地図をつ
くろう(午後)
」
子どものアトリエ「かくれんぼ仕掛け絵本」
千葉尚実 子どものアトリエ「ヘンないきものをつく
ろう!」
子どものアトリエ「コマ撮りアニメと写真帽子をつく
ろう!」
参加延べ人数
8人
11 人
14 人
18 人
20 人
25 人
43 人
11 人
193 人
(5) アートで遊ぼう!
鑑賞教育の充実を図るための鑑賞プログラム「アートで遊ぼう!」を実施し,ゲームや遊びを
取り入れながら,学芸員とともに美術作品を鑑賞した。
開催月日
5月 28 日
6月 25 日
7月 30 日
講
当館学芸員
牧野裕二
当館学芸員
川西弘一
当館学芸員
毛利直子
師
内
容
参加者数
トリック・アートの世界展
8人
三代徳田八十吉展
9人
小谷元彦展
8人
8月 19 日
cimi
学生ボランティアcimi による番外編アートで遊ぼう!
40 人
8月 20 日
cimi
学生ボランティアcimi による番外編アートで遊ぼう!
23 人
計
88 人
4
(6) 美術館学習
サンクリスタル学習と連携させた美術館での鑑賞・施設学習を実施した。
サンクリスタル学習参加校のうちで,引き続いて美術館での学習を希望する小学校を受け入れ
(サンクリスタル高松-美術館間の交通費を負担)
,展覧会の団体鑑賞や施設見学,アートゲーム
などの活動を行った。
6月 28 日から 12 月 16 日まで,参加校 13 小学校 人数 984 人
(7) 「鑑賞教育」における学校と美術館の連携ワーキンググループの会
平成 15 年2月 22 日の第1回「鑑賞教育における学校と美術館の連携会」の発足以来,美術館
での「鑑賞教育」の内容の向上と,学校教育活動による美術館施設の利用促進を図るため,教育
現場の教師と美術館学芸員の意見交換の機会をもっている。
開 催 月 日
講
師
内
参加
者数
容
第 32 回:11 月 20 日
千葉尚美
(美術家)
子どものアトリエ「ヘンないきものをつくろ
う!」を見学後,ディスカッション。
12 人
第 33 回:12 月 10 日
GABOMI
(写真家)
子どものアトリエ「コマ撮りアニメと写真帽子を
つくろう!」を見学後,ディスカッション。
9人
第 34 回:12 月 11 日
岡田修二
(美術家)
ワークショップ「大切な記憶を描く」を見学後,
10 人
ディスカッション。
第 35 回:12 月 17 日
カミイケタクヤ ワークショップ「白い世界の舞台美術をつくろ
(美術家)
う!」を見学後,ディスカッション。
8人
(8) 「鑑賞教育」における学校と美術館の連携(教職員研修)
開 催 月 日
7月 27 日
会
合
高松市中学校教科別研究会(美術)
名
称
参加者数
35 人
(9) 美術館の日
「美術館の日」(8月第1土曜日)に,展覧会の観覧料を無料としたほか,「ふらっとアート」,
「エントランス・ミニコンサート」など,市民が気軽に美術館を訪れて楽しめる催しを開催した。
特別展観覧者 712 人,ふらっとアート 45 人,エントランス・ミニコンサート 180 人(再掲)な
どの来館者があった。
3 芸術的催し物
(1) エントランス・ミニコンサート等
特別展会期中に,エントランスホールを会場として,県内若手演奏家によるミニコンサートを
開催した。
5
展
覧 会 名
行
事 内 容 等
入場者数
トリック・アートの世界展
エントランス・ミニコンサート
・クラリネット,ファゴット,ピアノ(5月 14 日)
120 人
三代徳田八十吉展
エントランス・ミニコンサート
・箏,フルート,ピアノ(6月 11 日)
60 人
エントランス・ミニコンサート
・ヴァイオリン,ピアノ(8月6日・午前の部)
小谷元彦展
・ソプラノ,ヴァイオリン,ピアノ(8月6日・午後
の部)
エントランス・ミニコンサート
・高松第一高等学校吹奏楽部(9月 23 日)
リサとガスパール&ペネロ ・香川大学 フルート,ファゴット,サクソフォーン,
ペ展
ピアノ(10 月2日)
180 人
390 人
おやこミュージアム・コンサート(10 月 10 日)
110 人
(2) 美術館友の会等との共催による催し
行 事 名
開催月日
観覧者数
ふれあいコンサート
~ソプラノとフルートの夕べ~
6月1日
90 人
街クラシック in 高松
7月2日・7月9日
600 人
ふれあいコンサート
~魅惑の響きハープ&ヴァイオリン~
9月 10 日
126 人
4 施設の提供
美術館の講堂を講演会・コンサート等の会場に,講座室を創作活動の場として利用に供した。また,
美術図書室を一般利用者に開放した。
施
設
名
利用回数
利用人数
堂
23 回
1,477 人
室
402 回
7,245 人
美 術 図 書 室
234 日
2,373 人
講
講
座
5 美術資料の収集
(1) 収集の方針
収集対象を香川の美術と戦後の美術に大きく分け,香川の美術では伝統的な漆工と金工に重点を
置いて収集し,戦後の美術としては,油彩画と彫刻を収集することとし,国内作家については,1945
年以降の現代美術に的を絞り,外国作家は日本の戦後美術史の流れに多大な影響を与えた20世紀初
頭から現代に至る作品を版画で系統的に収集する。
(2) 美術資料等の収集
美術品の取得方針に基づき,当館に収蔵する美術品を計画的・系統的に購入したほか,寄贈による
6
美術品の収集に努める。また,二次資料として美術図書及び映像資料を継続的に収集する。
(美術品)
(単位 点)
区
分
洋
画
日本画
彫 刻
工
芸
書
計
平成 23 年度購入
8
0
7
2
0
17
平成 23 年度寄贈
0
0
0
0
0
0
平成 23 年度合計
8
0
7
2
0
17
累
746
46
245
509
16
1,562
購入
607
24
217
386
12
1,246
寄贈
139
22
28
123
4
316
内
計
訳
(図 書)
(単位 冊)
区
美
分
術
図
購 入
寄
贈
除籍
計
累
計
書
94
451
0
545
25,184
展 覧 会 図 録
0
493
0
493
15,399
94
944
0
1,038
40,583
合
計
新規収蔵作品
区分 種
別
平面・油彩
平面・写真
平面・映像
作
品
名(制作年)
家
「湖畔」(2009)
O JUN
「津波」(2010)
O JUN
「Stage」(2010)
村瀬 恭子
「Thistle」(2011)
村瀬 恭子
「Life's Little Worries in Berlin」(2007)
西野 達
「木(ム)」(2003-2011)
大木 裕之
「eight minutes」(2005)
さわひらき
購入 平面・その他 「You-I Flat Work Large」(2009)
立体
作
照屋 勇賢
「なすび画廊-オスカール大岩幸男」(1995)ほか 4 点
小沢 剛
「Hollow: Duplex」(2009)
小谷 元彦
「トラウマ/日常」(2007)
塩田 千春
「同一の二つの織物 2」(2011)
手塚 愛子
「Forest Cloud」(2011)
照屋 勇賢
「EARS WITH CHAIR(on the wall)」(1990/1993)
藤本 由紀夫
「ポスト-景色」(2010)
宮永 愛子
7
名
工芸・漆工
寄託
工芸・漆工
「蒟醤箱 山笑う」(2011)
山下 義人
「蒟醤草花文八角箱」(2011)
佐々木 正博
「サボテンにホロホロ鳥 彫漆飾棚」(1936)
磯井 如真
6 美術館ボランティア等の活動
美術館ボランティア
ア 美術館ボランティアcivi(シヴィ)
市民の美術活動の支援と展覧会観覧者の利便を図るため,美術館ボランティアcivi(シヴ
ィ)を設置し,平成 11 年度から活動を行っている。
(23 年度登録者数 26 人)23 年度は,特別展
のギャラリートークのほか「しびのーと」Vol.23~24 の発行,ワークショップのアシスタントな
どの活動を行った。
イ 学生ボランティアcimi(シミィ)
市民の美術活動の支援と展覧会観覧者の利便を図るため,高校生から大学院生学生を対象とす
るボランティアcimi(シミィ)の活動を平成 23 年度より開始した。(23 年度登録者数 22 人)
23 年度は,小谷元彦展鑑賞ガイド,美術館の日イベント補助,各種ワークショップ補助などの活
動を行った。
学芸インターン
高松市美術館の学芸業務に実際に参加することにより,美術館の諸活動についての専門知識や業
務経験をより一層深めてもらうとともに,美術館の諸活動を担う人材を育成することを目的に,大
学院生または大学生を対象とするインターン(研修生)を平成 22 年度より募集し,1名採用した。
23 年度は教育普及プログラムの企画・実施,各種資料作成などの活動を行った。
ギャラリートーク
特別展
区分
開催回数
参加者数
トリック・アートの世界展
視覚の迷宮へようこそ!
担当学芸員
2回
88 人
美術館ボランティアcivi
18 回
500 人
追悼 人間国宝 三代徳田八十吉展
~煌めく色彩の世界~
担当学芸員
2回
75 人
美術館ボランティアcivi
12 回
200 人
担当学芸員
2回
76 人
美術館ボランティアcivi
14 回
323 人
担当学芸員
2回
47 人
小谷元彦展-幽体の知覚
リサとガスパール&ペネロペ展
7 高松市美術館エコ化対策事業
開館から20年以上が経過し,建物や設備機器の経年劣化が進んでいる高松市美術館について,平
成24年1月から3月まで臨時休館し,空調設備等の省エネ改修工事を行った。
8
8 塩江美術館
展覧会
ア
開催展数
14展(内訳
企画展11展・常設展3期)
イ 開催延日数
563日間
ウ 入場者延数
12,109人(1日平均 22人)
エ 主催展一覧
企画展
開催展数:11展
展覧会名
熊野俊一の花 展
会
開催日数:267日間
期
日数
入場者数
4/2~4/24
20 日
236 人
塩江アートプロジェクト
GABOMI PHOTO EXHIBITHON 4/29~6/5
“美しいってなんだ?”
33 日
1,003 人
国際子ども秀作絵画展
6/9~6/26
16 日
194 人
ヘンないきもの ♂
7/2~8/14
38 日
1,089 人
響:HIBIKI
8/17~8/28
11 日
372 人
塩江美術館コレクション
より藤澤東畡、藤澤南岳 8/30~9/25
の書 I
24 日
460 人
塩江美術館コレクション
より藤澤東畡、藤澤南岳 9/29~10/10
の書 II
11 日
129 人
ゆらゆら と モヤモヤ
10/15~12/4
44 日
塩江アートプロジェクト
高松明日香展
12/17~2/5
イメージの擬態
39 日
入場者数:5,871人(1日平均 22人)
展 覧 会 の 内 容
塩江町出身の油彩画家・熊野俊一の絵画
を約 30 点展示。平成 21 年度塩江美術館
新規収蔵作品「パンジー」も併せて初公
開。
高知県出身,香川在住の写真家 GABOMI
(ガボミ)の写真展。塩江の子どもたち
と協働の作品づくりや鑑賞者に「美し
い」という定義を問いかける。
文部科学省が平成 22 年度に後援した全
国規模のコンクールの中から各団体の協
力のもと,全国を巡回し,約 130 点展示。
独創的ないきものたちを制作する3人
の男性作家(四宮龍,柳生忠平,アダム・
ウェストン)による展覧会。それぞれの
作家の探求するいきものの技法や色や
かたちをお楽しみいただく。
瀬戸内をはじめとする,日本特有の伝統
文化(表現+素材)を用いたアートとデ
ザインの展覧会を開催。未来創造への波
紋となることを目的とする。
美術館所蔵品より,塩江町出身の儒学者
藤澤東畡と藤澤南岳の書を中心に,第 I
部,第 II 部にわけて約 60 点の書作品を
展示。併せて,藤澤東畡の関連書籍やそ
の子孫藤澤黄坡や藤澤桓夫の書も公開。
同タイトルの上記展覧会の第 II 部。約
30 点の書作品を展示。
大阪在住の H@L(画家)と香川在住のイ
ワサトミキ(画家)による二人展。H@L
は「ゆらゆら」と幼い頃の心象風景を私
1,405 人 たちに思い出させるような色彩の絵を
描き,イワサトミキはアイデンティティ
を「モヤモヤ」と模索する人の姿を描き,
鑑賞者の共感を呼ぶ。
高松市出身,在住の美術家高松明日香の
個展。塩江アートプロジェクトとして上
531 人
西小学校でのワークショップの実施。新
作アクリル絵画を中心に約 15 点を展示。
9
池田利夫版画展
おもちゃと花
2/10~2/26
15 日
コレクションの愉しみ
3/8~3/25
16 日
常設展(3期)
高松市出身,在住の池田利夫の「古里の
おもちゃ」「高松張子版畫集」など身近
な郷土玩具や花をモチーフとした版画
264 人
作品を約 60 点展示。版画のモチーフと
なった郷土玩具(高松市歴史資料館所
蔵)12 点も展示。
美術館で作品を鑑賞するだけでなく,作
品を所有する愉しみを紹介するため,サ
188 人
ラリーマンコレクターに作品を借用し,
約 30 点展示。
開催日数:296日間
入場者数:6,238人 (1日平均21人)
美術館の所蔵品のうち,テーマを設定して年間3回の入れ替えで展示した。
展覧会名
会
期
日数
入場者数
平成 23 年度 第Ⅰ期
池田利夫の植物図鑑 展
4/20~8/28
105 日
平成 23 年度 第Ⅱ期
山山(やまやま)
8/31~1/15
114 日
平成 23 年度第Ⅲ期
コンポジション/構成
1/18~4/15
77 日
展 覧 会 の 内 容
1928 年高松生まれの池田利夫氏の版
画作品を収蔵品より展示。植物をモチ
2,681 人
ーフとして描かれたやさしい色や緻
密な線による作品 44 点。
香川に縁のある作家たちの描いた山
のある風景を展示。熊野俊一の描くマ
2,286 人 ッターホルン,伊東義久の日本各地の
山のスケッチなど,油絵,水彩,版画
を含む9作家 29 点を展示。
所蔵品の中から,作品の部分,全体,
色,かたちが響き合う「コンポジショ
ン」をテーマとした作品を紹介。猪熊
1,271 人
弦一郎,江戸健,川島猛,山下晴義な
どの9作家による油絵,版画,アクリ
ル画,工芸作品など 32 点を展示。
美術講座
平成 23 年度は,陶芸教室,風鈴作り教室に加えて,企画展等に合わせたワークショップ等 13 講
座を開講するとともに,一般来館者等を対象とした「絵付け体験コーナー」を5月中旬まで随時受
け付けた。
ア ワークショップ
タイトル
(企画展関連)
塩江アートプロジェクト
みんなで出演!
コマ撮りアニメーション
をつくろう
(企画展関連)
日常の美をみつける。
開催月日
講
師
5月 11 日
GABOMI
6月 5 日
GABOMI
10
内
容
塩江小学校の3,4年生を対
象とし,児童がさまざまなポ
ーズで静止した写真を利用
し,コマ撮りアニメを作成す
る。
身近な場所にある“美”を再
発見するための写真撮影のワ
ークショップ。
受講者数
16 人
13 人
(企画展関連)
あおぞらおえかき
~お父さんに休日Tシャ
ツをつくろう☆~
(企画展関連)
石膏でヘンないきものを
つくろう
(企画展関連)
壁かけをつくろう
6月 19 日
高橋あづさ
子どもたちから,働くお父さ
んのために休日Tシャツをつ
くってプレゼントする。
30 人
7月 31 日
ねんどを形づくり,石膏を流
アダム・ウェ
してヘンないきものをつく
ストン
る。
16 人
8月7日
四宮龍
布,流木,色砂でヘンないき
ものの壁かけをつくる。
13 人
(企画展関連)
おえかき花壇
10 月 15 日
H@L
東日本へのメッセージを込
め,レンガに絵を描き,花壇
をつくる。
9人
(企画展関連)
カワラの家の家主になろ
う。
11 月 13 日
イワサトミ
キ
日本瓦と同じ素材でできた家
のオブジェを制作する。
9人
11 月 19 日
コンテンポラリーダンス
tanemaki 公演の出演者による
香西知佳,渋
日常的な動作を用いて,身体
谷陽菜,kin
を動かす楽しさを知る無料ワ
ークショップ。
9人
12 月7日
高松明日香
自分で色をぬった色紙を使っ
て,上西小学校の1,2年生
が,自分の家のちぎり絵を制
作。
2人
12 月7日
高松明日香
自分で色をぬった色紙を使っ
て,上西小学校の3~6年生
が,上西小学校から見える塩
江の風景のちぎり絵を制作。
7人
1月 15 日
高松明日香
思い入れのある写真を参加者
が持ち寄り,それを元に絵を
描く。
10 人
長野由美
安原小学校の3,4年生を対
象としたワークショップ。黒
画用紙とカラーセロハンで花
の作品を制作する。
27 人
長野由美
安原小学校の5,6年生を対
象としたワークショップ。黒
画用紙とカラーセロハンで花
の作品を制作する。
35 人
(ダンス公演関連)
ちょっと遊んでいきませ
んか?
(企画展関連)
塩江アートプロジェクト
学校訪問ワークショップ
テクスチャーを使って
風景を表現しよう
(企画展関連)
塩江アートプロジェクト
学校訪問ワークショップ
テクスチャーを使って
風景を表現しよう
(企画展関連)
写真を元に絵画を制作し
よう~思い出をあらたな
記憶に~
(企画展関連)
塩江アートプロジェクト
学校訪問ワークショップ
花のステンドグラスをつ
くろう
(企画展関連)
塩江アートプロジェクト
学校訪問ワークショップ
花のステンドグラスをつ
くろう
2月3日
2月3日
11
イ 陶芸教室
タイトル
風鈴づくり教室
田淵太郎の陶芸教室
開催月日
講
師
内
容
受講者数
7月 17 日
貴志 勉
(午前・午後)
オリジナルの風鈴を陶土で制
作し,焼成して後日受渡し。
延べ 29 人
10 月8,15,
22,29 日
田淵 太郎
11 月 19,26
日
全6回の授業で基礎コースと
経験者コースに分かれて陶芸
作品を制作する。基礎コース
では基本的な陶芸作品を制作
体験し,経験者コースでは講
師の指導を受けながら,自分
の作りたい作品を制作。
延べ 69 人
ウ 絵付け体験
開催日
5月中旬まで実施
担
当
内
容
湯のみ・皿・コーヒーカップに釉薬で絵付けを
美術館スタッフ
していただき,焼成後にお渡しする。
受講者数
16 人
芸術的催し物
音楽コンサートなど他分野におけるアートイベントを開催。
行事名
PHOTO-MIX in
夜の美術館
開催月日
6月4日
内
容
塩 江 ア ー ト プ ロ ジ ェ ク ト GABOMI PHOTO
EXHIBITION に関連して GABOMI(写真),イノク
マシンジ(映像),aslan+(音楽)による体験型
のイベントを開催。
入場者数
107 人
紡
TUMUGI: Heart Full
Concert
企画展響展に関連し,カワイ音楽教室の講師を
8月 21 日
務める中西千恵美(ボーカル)
,大矢祐歌(ヴァ
(午前1回, イオリン),浅原久美子(フルート),田岡真千
午後2回) 子(ピアノ)の4人によるミニコンサートを開
催。
計 70 人
コンテンポラリーダ
ンス tanemaki
香西知佳,渋谷陽菜,kin の3組のダンサーに
11 月 19 日
よるコンテンポラリーダンスの多様性と楽しさ
(午後2回)
を伝える公演。
計 74 人
tonari session`s
トーク&シネマ
12 月4日
香川県の西部を中心に県内外で音楽活動を行う
トナリセッションズのライブを開催。ミヤタケ,
ゴゴ,ナナ,そして企画展「ゆらゆらとモヤモ
ヤ」に参加するイワサトの4名で活動。
83 人
3月 24 日
企画展「コレクションの愉しみ」の関連イベン
トとして,アメリカ全土の美術館に 4,000 点余
りのコレクションを寄贈した夫婦のドキュメン
タリー『ハーブ&ドロシー』の上映と,収集作
品を高松市美術館に寄贈された福西哲唯氏をお
招きして作品収集の魅力についてトークを実
施。
15 人
12
(4) 貸館
美術団体,個人や小グループ等の作品発表の場として,企画展示室・ホールを提供した。
区 分
行事名
会
期
ホール
第 14 回
八兵衛茶会
9月 10 日
企画
展示室
彼女の肖像
戸田由美子写真展
12 月5日~
12 月 11 日
入場者数
内
容
218 人
讃岐の河川事業に貢献した西嶋八兵衛
を顕彰するため,お茶席や催事を設けて
秋の名月の時候に文化の交流を深める。
181 人
戸田由美子氏撮影による,主に香川県で
仕事に従事している女性だけの白黒肖
像写真を約 15 人展示。
ホール
美撮り
ワークショップ
12 月 10 日
15 人
展覧会に関連して,戸田由美子氏によ
る,美しく撮られるためのメイクアップ
テクニックと美しく撮るためのカメラ
ワークテクニックのワークショップを
実施。各自カメラを持参してモデルを使
っての撮影アドバイス。
企画
展示室
平成 23 年度香川大学
3月1日~
大学院教育学研究科
3月4日
修了制作展
83 人
香川大学大学院教育学研究科修了生2
人による写真作品と急須の展示。
美術館の日
高松市美術館とともに,8月の第1土曜日を美術館の日として,展覧会の観覧料を無料としたほ
か,ヘンないきもの ♂展関連イベント「モノノケシアター」を実施した。
(47 人参加)
13
議
案
平成24年度事業計画について
1 平成24年度美術館の運営方針
平成 21 年度から 5 年間を計画期間とする「高松市立美術館の今後の運営方針」に基づき,
「市民に
親しまれ魅力ある美術館づくり」と「美術館の効率的な運営」を柱とし,美術館運営の改善に取り組
み,美術館の活性化を図る。
高松市美術館では,内外の優れた美術作品の展覧会の充実,系統的な美術品の収集を進めるととも
に,教育普及にも一層力を注ぎ,子どもたちが豊かな感性を育むことができる取組みの充実や市民ニ
ーズに沿った講座などの事業の企画に取り組む。
特に,中心商店街に近接した都市型美術館という立地条件を生かし,地域との連携の強化により,
にぎわいや交流の創出など,まちづくりと一体となった取組みを進め,都市機能の向上に寄与する美
術館を目指す。
また,高松市塩江美術館については,市街地の美術館に対し,国民保養温泉地に指定された塩江温
泉を有する山あいの豊かな自然に恵まれた環境に立地する美術館という地域特性を生かした,芸術・
文化を楽しむ空間作りを目指し展覧会の充実や地域に根ざした取組みを進める。
2 事 業
⑴ 展 覧 会
ア 特別展
展 覧 会 名
会
期
春の京都から、日本画
4/13~5/20
名品展
すべての僕が沸騰する
5/26~7/1
村山知義の宇宙
日 数
展 覧 会 の 内 容
34 日
京都画壇は,円山・四条派の伝統を基盤として,明
治中期には竹内栖鳳らにより,洋風表現を取り入れ
た日本画の近代化が進められ,東京画壇に対し,古
都としての文化の蓄積と美しい風物に培われた独自
の作風を築き上げた。本展は,近代日本画を多数所
蔵する京都国立近代美術館作品や,画壇に重要な役
割を果たした多くの作家を輩出した京都市立芸術大
学芸術資料館などから,土田麦僊,村上華岳など近
代京都画壇の俊英たちの名作を紹介すると同時に,
同時代に東京画壇で活躍した横山大観,前田青邨な
どの作品あわせて 66 点を紹介する。
32 日
村山知義(1901-77)は 1922 年,若干 21 歳のときにベ
ルリンにわたり,ダダや構成主義などの新興芸術を
吸収し,翌年帰国して以降,芸術活動を精力的に展
開した。美術,ダンス,演劇,建築,デザイン,絵
本,文学などその多彩な仕事は時に「日本のダ・ヴ
ィンチ」とも称され,大正から昭和にかけて日本の
文化全般に多大な影響を与え続けた。本展は 1920 年
代に展開した美術の仕事を中心に,約 700 点の作品
や資料類により,村山芸術の宇宙的な多様性を紹介
する初の大規模な回顧展。童話作家の妻・籌子(かず
こ/高松市出身)との共作絵本の原画やアニメも紹
介され,大きな見所となっている。
14
高松コンテンポラリー
ア ー ト ・ ア ニ ュ ア ル 7/28~9/9
vol.02
ウルトラマン・アート!
時代と創造-ウルトラマン 9/15~10/28
&ウルトラセブン
小さな世界へようこそ!
2/9~3/24
5 展 覧 会
38 日
第1回瀬戸内国際芸術祭開催の前年 2009 年に,パイ
ロット版 vol.00 としてスタートした高松コンテン
ポラリーアート・アニュアル。今年の vol.02 展も,
時代を切り開くすぐれた才能を持った若手作家や着
実にキャリアを重ねている中堅作家を紹介する。出
品作家は,衣服などを使って解体と再生を見せるベ
ルリン在住の平野薫,子どもたちとのワークショッ
プによる映像により日常のアート化を試みる山本高
之,既存の音やイメージを自在にリミックスする和
泉希洋志,香川在住の写真家 GABOMI や参加型の音の
オブジェを見せる八木良太。
38 日
1966 年(昭和 41)7月から放送が始まった空想特撮
シリーズ「ウルトラマン」は,銀色と真紅のヒーロ
ーとして誕生し,特撮を駆使したダイナミックな映
像で一大ブームを巻き起こした。翌年には本格的な
SF を目指した「ウルトラセブン」が登場。これらの
作品は今日まで続く変身ヒーロー,怪獣,人間ドラ
マの原点と位置づけることができるだろう。本展で
は,ウルトラマンとウルトラセブンを美術的な視点
でとらえ,デザイン画や造形物,記録写真,フィギ
ュアなど約 400 点を一堂に紹介する。
38 日
小さなもの。例えば,指先や首元でキラキラと輝く
ジュエリー,パソコンなみの機能をもつ携帯電話,
工芸品のように精巧に作られたお菓子。豊かな内容
がぎゅっと凝縮されたこれら小さなものは,私たち
を魅了してやまない。美術の世界でも,小さいこと
の魅力に注目して制作された作品が少なからずあ
る。本展では,ゲスト作家によるインスタレーショ
ンや当館所蔵品などの展示を通して,現代アートに
みる魅力あふれる「小さな世界」の数々を紹介する。
カンディンスキー,クレー,柳幸典,小沢剛,照屋
勇賢,伊藤存,岩崎貴宏,さわひらき,束芋など出
品予定。
180 日
イ 常設展
展覧会名
会
期
日 数
第1期
4/6~6/17
64 日
第2期
6/23~9/2
62 日
第3期
9/8~10/28
44 日
第4期
11/3~12/24
45 日
第5期
1/5~3/31
74 日
5期
展
覧 会 の 内 容
常設1 高度経済成長期の鼓動 1962-1964 年
常設2 うるしの技/蒟醤
常設1 旅のはざまで-私はここにいます-
常設2 鳥と蝶-飛翔
常設1 ピカソからウォーホルまで
常設2 香川の人間国宝
常設 1[現代の美術]
私たちの生きる時代を感じさせる戦後日本の美術,また,
これに関連のある 20 世紀以降の世界の美術を順次展示。
常設 2[讃岐漆芸と金工]
玉楮象谷に始まる讃岐漆芸,北原千鹿を中心とする金工
の流れを中心に展示。
289 日
15
ウ 講演会等の開催
主催特別展の開催に併せて,展示のテーマに沿った記念講演会やエントランス・ミニコンサー
トなどを開催する。
エ 貸 館
美術団体,個人や小グループ等の作品発表の場として,一般展示室・企画展示室および市民ギ
ャラリーを提供する。
教育普及活動等
ア 美術講座
実技講座として,版画講座を開講するとともに,各種ワークショップを開催する。
実技講座
講
座 名
講
版画コース(前期・後期)
師
下村
計
定
宏
員
15 人
開 催 日 数
受講対象者
30 日
高校生以上
1 講座
ワークショップ
地元講師や県外講師によるワークショップを随時開催する。
子どものアトリエ
美術作家による連続の美術講座を開催し,子どもたちに学校の図画工作の授業とはまた違っ
た環境での美術体験を提供する。
アートで遊ぼう!
学芸員とともに特別展を素材に作品を「じっくり見る」鑑賞プログラムを行う。
講
師
高松市美術館学芸員
定
員
各 15 人
開 催 日 数
前期3日(5/12・6/9・7/14)
後期3日(9/8・10/13・11/17)
受講対象者
小学3年生~6年生
イ 施設の提供
美術館の講堂を講演会,コンサート等の会場に,講座室を創作活動の場として利用に供する。
ウ 美術館学習
美術館展覧会の鑑賞教育等学校活動分野への積極的な活用を図るために,サンクリスタル学習
参加校のうち希望校を美術館でも受け入れる美術館学習を実施する。
(3) 美術館の日
多くの市民が集い,親しみ,にぎわう美術館となるよう,美術館の日(8月第1土曜日)に,
観覧料の免除や親子で楽しめるイベントなどを実施する。
(4) 美術資料の収集・公開
美術品取得方針に基づき,美術館に収蔵する美術品の収集に努める。また,美術館の二次資料
16
として美術図書および映像資料を継続的に収集するとともに,高松市収蔵品情報システムの活用
等によりこれら収蔵資料の積極的な公開に努める。
(5) 美術館ボランティア等の活動
市民の美術活動の支援と展覧会観覧者の利便を図るため,美術館ボランティア(civi)に
よるギャラリートークを実施するとともに,子どものアトリエなどのワークショップの補助を行
う。
また,平成 23 年度に発足した,高校生から大学院生による学生ボランティア(cimi)によ
る美術館の日イベント補助,各種ワークショップ補助などの活動を行う。
このほか,美術館活動に興味を持つ大学院生,大学生による学芸インターンの活動を引き続き
行う。
(6) 高松市美術館サポートショップ事業
高松市美術館の来館者増,また,中央商店街等周辺店舗の集客力アップを図るため,会期中の
特別展チケットの半券,または有効期間中の定期観覧券(年間パスポート)を提示すると,参加店
舗(39 店舗)で割引などの特典を受けることができる高松市美術館サポートショップ事業を平成
24 年度から実施する。
(7) 塩江美術館
ア 展覧会(主催展)
展 覧 会
名
会期
日数
塩江アートプロジェクト
長野由美展
たまご響会
3/31~5/13
38 日
小林正六展
遠い日
5/19~6/17
26 日
国際子ども秀作絵画展
7/5~7/22
16 日
藤原慎治展(仮題)
8/4~9/17
39 日
収蔵作品展(予定)
テーマ展(予定)
9月下旬~
10 月下旬頃
10 月下旬~
12 月頃
内
容
香川に縁のある作家の活動を紹介する塩江アー
トプロジェクト 10 人目の作家。造形作家長野由
美のつくる「たまご」を素材とした作品を中心に,
身近な素材卵と鑑賞者が響き合う展示を開催。
教員として高松市に勤めながら,数多くの絵画を
制作した小林正六氏の作品を紹介。塩江美術館へ
寄贈された油彩画を中心に,遺族からお借りした
作品など 29 点の作品を展示。
文部科学省が平成 23 年度に後援した全国規模の
コンクールの中から,8団体の協力のもと,約
160 点展示。網走市立美術館,MOA 美術館へ巡回。
香川を拠点に,大阪や東京で作品を発表している
香川県小豆島出身の美術家・藤原慎治の展覧会を
開催。
未定
未定
未定
未定
四国こどもとおとなの医
療センター絵画収集プロ
ジェクト展(仮題)
12 月~
2月初旬頃
未定
平成 25 年春に善通寺市に開院予定の「四国こど
もとおとなの医療センター」に展示するために制
作委託された絵画 300 点のうちから数十点を借
用・展示。
南条嘉毅展(仮題)
2月初旬~
3月下旬頃
未定
香川県出身,東京都在住の作家による個展。
17
イ 常設展
熊野俊一作品や川島猛作品などの収蔵品の中から,展示テーマを設け,年3回の展示替えによ
り展示する。
ウ 教育普及活動等
陶芸教室,風鈴作り教室に加えて,企画展に合わせたワークショップ等を開講する。
エ 芸術的催し物
冬季に企画展示室ホールを会場にウィンターコンサートを開催する。
オ 貸館事業
主
催
期
間
北添繁幸
6/19~7/1
堀下修
7/25~7/29
内
容
詳
細
彫刻創型会,日本・フランス現代美術展
北添繁幸
への参加のほか,四国を中心に展覧会を
木彫刻展
開催している高知県出身,香川県在住の
北添氏による個展。
仏生山町在住の「堀下修竹」の作家名で
第2回
活動する堀下修氏が心象風景を描いた
堀下修竹の世界
水彩画を発表。
3 平成24年度予算
歳 入
(単位:千円)
区
使用料及び
手数料
分
24 年度
23 年度
対前年比
美術館展覧会等観覧料
37,877
26,277
144.1%
美術館使用料
12,201
9,413
129.6%
27
27
100.0%
使用料
手数料
美術品等撮影許可手数料
県補助金
美術館管理費補助金
0
174,000
-
財産運用収入
基金運用収入
6
2
300.0%
財産売払収入
物品(図録)売払収入
4,090
1,730
236.4%
諸収入
雑入
社会教育費収入
3,223
4,216
76.4%
市債
市債
美術館施設整備債
0
38,500
-
57,424
254,165
22.6%
県支出金
財産収入
計
18
歳 出
(単位:千円)
区
分
24 年度
23 年度
対前年比
美術館運営費
96,685
104,876
92.2%
美術館管理費
131,048
338,915
38.7%
68,023
60,213
113.0%
美術教育普及費
1,854
2,061
90.0%
美術資料収集費
22,287
32,127
69.4%
6
2
300.0%
319,903
538,194
59.4%
展覧会費
塩江美術館美術品等取得基金積立金
計
※職員の給与を含む。
19
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