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東京証券取引所様講演資料 - 北九州e-PORT
北九州e-PORT マッチングセミナー資料 上場の力で日本を元気に ~東証市場のご案内~ 2015年 11月 株式会社東京証券取引所 上場推進部 IPOセンター © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 目 次 1. 東証マーケットの現状 2. トップインタビュー 3. 上場事例のご紹介 4. 上場審査プロセス及び上場審査基準 5. 新規公開を巡る問題と対応について (2015年3月31日公表) 参考. 最近の新規上場会社一覧 1 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. セクション 1 東証マーケットの現状 1.東証マーケットの 現状 取引所別上場会社数 ( 【東京証券取引所】 3,456社 (3,141社) 上場会社計 市場第一部 1,797社 (1,550社) 1,858社 (1,608社) 市場第二部 550社 (504社) 541社 (496社) マザーズ 195社 205社(189社) (202社) JASDAQスタンダード 814社 798社(807社) (790社) JASDAQグロース 48社 45社 (48社) (45社) TOKYO PRO Market 9社 (9社) )内は単独上場会社数 【札幌証券取引所】 上場会社計 58社(14社) 本則市場 53社 アンビシャス 5社 (9社) (5社) 【福岡証券取引所】 上場会社計 114社(32社) 本則市場 Q-ボード 104社 (26社) 10社 (6社) 【名古屋証券取引所】 上場会社計 298社(82社) *社数は2014年12月末時点での上場会社数 *下線の市場は、いわゆる新興企業向けマーケット 市場第一部 189社 (6社) 市場第二部 96社 (63社) セントレックス 13社 (13社) *外国企業は除いて算出 3 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 1.東証マーケットの 現状 東京証券取引所の各市場のコンセプト ~ 個人投資家 も 参加可能な市場 ~ 市場第一部 ~ 大企業向け市場 ~ JASDAQ スタンダード 市場第二部 ~ 成長企業向けの ステップアップ市場 ~ 10年 ~ 中堅企業向けの ステップアップ市場 ~ JASDAQ グロース ~多様な業態・成長段階の 企業向け市場~ ~ プロ投資家向け市場 ~ ~ プロ投資家向けの多様な企業向けの市場 ~ © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 4 1.東証マーケットの 現状 【参考】 国内取引所の上場会社数及び流動性 全国の上場会社の96.44%が、日本取引所グループ上場会社。 株式売買代金の99.97%が、東証での売買。 【市場別上場会社数シェア(2014年12月末)1】 【市場別年間売買代金シェア(2014年)】 3取引所 3取引所 (名証・福証・札証) (名証・福証・札証) 売買代金合計 単独上場会社数合計 1,688億円 0.03% 128社 3.56% 日本取引所グループ(JPX) 上場会社数 3,417社 日本取引所グループ(JPX) 売買代金 96.44% 99.97% 注1: 日本取引所グループの上場会社には、他取引所との重複上場会社を含む。外国会社は含まない。 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 643.1兆円 5 最近のIPO関連のトピックス 1 1.東証マーケットの 現状 IPO企業数の増加基調続く IPO企業数は5年連続で増加 2015年は10月末時点で721社と前年同期実績(48社)を24社上回る 2 IPO銘柄の人気化が継続 2015年上半期は資金調達を行った43社のうち39社は初値が公開価格を上回るなど、2012年以降続い ているIPO銘柄の人気化傾向は継続 3 大型のIPO案件が増加 市場第二部やマザーズなどを経由せずに、直接市場第一部へIPOする銘柄が増加 2014年は西武ホールディングスやすかいらーく、リクルートホールディングス、2015年はメニコン、 日本郵政グループ(日本郵政・かんぽ生命・ゆうちょ銀行)などが直接市場第一部へIPOを果たす 4 市場間でステップアップを行う企業の増加 各市場から市場第一部への市場変更等、市場間移動も活性化 2015年は10月末時点のステップアップ企業数は105社 5 各地域からIPO企業が誕生 2012年以降、各地域からIPO企業が継続して誕生 2015年は10月末時点で72社中25社が東京都以外の企業 注1 :TOKYO PRO Marketを含む。 6 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 1.東証マーケットの 現状 ①国内IPO件数の推移 IPO企業数は2014年まで5年連続で増加 2015年も10月末時点で72社1(前年同期比+24社)と順調に推移 銘柄数 90 80 80 2 70 58 60 49 50 2 9 40 30 37 0 19 12 10 7 1 8 4 6 2008 2009 2010 東証1・2部 注1 22 19 20 10 48 6 6 マザーズ 1 2 1 14 16 11 5 9 44 48 29 23 9 7 2011 2012 ジャスダック 2 11 4 12 2 72 3 ヘラクレス 12 2013 TOKYO PRO 20 8 2014 2015/10 他市場IPO 7 TOKYO PRO Marketを含む。REITを除く。 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 1.東証マーケットの 現状 ②IPO銘柄の人気化 2015年6月末までにIPOし、資金調達した43社のうち、39社で上場初値が公開価格を上回る 初値PERと初値騰落率の上位はマザーズへのIPO銘柄が大半を占める 【2015年上半期IPO銘柄(初値PER上位10社)】 【2015年IPO上半期銘柄(初値騰落率上位10社)】 市場 4/28 ジグソー マザーズ 322.31 +236% 256.5 4/30 テラスカイ 3/27 sMedio マザーズ 140.45 +59% 69.1 6/16 スマートバリュー 2/19 ALBERT マザーズ 129.93 +116% 122.6 3/17 マザーズ 99.99 +51% 99.6 マザーズ 94.32 +99% 64.2 2/18 ファーストロジック マザーズ 93.20 +53% 147.8 6/16 スマートバリュー JQS 87.90 +345% 75.9 マザーズ 86.66 +28% 99.8 ショーケース・ ティービー マーケット 6/17 エンタープライズ マザーズ 86.18 +167% 98.9 3/17 上場日 銘柄 デザインワン・ ジャパン モバイル 3/26 ファクトリー 4/30 4/28 リンクバル 6/17 マーケット エンタープライズ デジタル・ 6/18 インフォメーション ・テクノロジー 注: JQS 74.56 初値 騰落率 時価総額 (初値) (億円) 初値 PER +246% 156.6 上場日 銘柄 市場 初値 PER 初値 騰落率 時価総額 (初値) (億円) - +350% 105.6 JQS 87.90 +345% 75.9 エムケイシステム JQS 62.06 +332% 76.9 6/18 デジタル・ インフォメーション ・テクノロジー JQS 74.56 +246% 156.6 4/28 ジグソー マザーズ 322.31 +236% 256.5 マザーズ 56.60 +194% 79.0 マザーズ 86.18 +167% 98.9 コラボス マザーズ 70.72 +138% 59.7 6/24 エコノス 札ア 34.03 +120% 10.0 2/19 ALBERT 129.93 +116% 122.6 3/19 1 初値PER = (初値時価総額) ÷(直前期連結純利益) で算出 2 初値騰落率 = (初値-公募価格) ÷(公募価格) で算出 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. マザーズ マザーズ 8 1.東証マーケットの 現状 ③大型のIPO案件が増加 2014年以降、市場第一部に直接上場を果たした企業は合計で15社 上場日 2014年 会社名 時価総額 (公開) 時価総額 (初値) 業種 都道府県 化学 広島 289億円 325億円 3/13 ダイキョーニシカワ 3/18 日立マクセル 電気機器 大阪 1,104億円 1,051億円 3/19 ジャパンディスプレイ 電気機器 東京 5,412億円 4,624億円 4/18 ジョイフル本田 小売業 茨城 696億円 683億円 4/23 西武ホールディングス 陸運業 東京 5,474億円 5,474億円 10/9 すかいらーく 小売業 東京 2,330億円 2,330億円 10/16 リクルートホールディングス サービス業 東京 1兆7,795億円 1兆8,196億円 12/15 テクノプロ・ホールディングス サービス業 東京 664億円 631億円 12/18 Gumi 情報・通信業 東京 945億円 945億円 12/19 メタウォーター 電気・ガス業 東京 600億円 564億円 精密機器 愛知 303億円 526億円 化学 東京 1,008億円 976億円 サービス業 東京 6兆3,000億円 7兆3,395億円 11/4 かんぽ生命保険 保険業 東京 1兆3,200億円 1兆7,574億円 11/4 ゆうちょ銀行 銀行業 東京 6兆5,250億円 7兆5,600億円 6/25 メニコン 7/29 デクセリアルズ 2015年 11/4 日本郵政 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. (2015年11月4日時点) 9 1.東証マーケットの 現状 ④市場変更等の推移 IPO後の市場変更等も活発化 銘柄数 140 132 8 120 30 100 75 80 20 0 5 2 48 60 40 85 38 3 19 22 7 3 5 6 10 2 21 2 4 10 2008 2009 2010 4 16 7 21 2011 29 26 13 3 1 31 17 22 14 11 105 10 64 36 37 2012 2013 38 2014 2015/10 一部指定(東証二部→東証一部) 市場変更(M→本則:東証一・二部) 市場選択(M→東証二部) 市場変更(JQ→本則:東証一・二部) 市場変更(JQ→M) 他市場(地方取引所)→東証市場 10 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 1.東証マーケットの 現状 ⑤各地域別のIPO件数の推移 2012年以降、各地域から継続してIPO企業が誕生 本社所在地 2012年 2013年 2014年 2015年10月 年間IPO社数 48社 (+11社) 58社 (+10社) 80社 (+22社) 72社 (+24社) 東京 26社 (+1社) 32社 (+6社) 54社 (+22社) 47社 (+17社) 北海道・東北 4社 1社 2社 3社 関東(東京以外) 4社 6社 5社 2社 22社 (+10社) 5社 26社 (+4社) 6社 26社+ 米国籍1社 中部・北陸 2社 関西 4社 7社 7社 7社 中国・四国 3社 4社 2社 2社 九州・沖縄 5社 3社 4社 4社 (±0社) 7社 25社 (+7社) ※カッコは 前年同期比 11 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 最近のIPO企業の規模比較 (2010年~15年6月IPO企業) 1.東証マーケットの 現状 各市場にIPOした企業の規模の目安は以下のとおり 上段:最大値 中段:中央値 売上高 経常利益 純資産の額 初値時価総額 下段:最小値 東証一部 東証二部 マザーズ JASDAQ スタンダード JASDAQ グロース IPO時の ファイナンス規模1 5兆2,253億円 1,977億円 9,485億円 1兆8,197億円 1兆0,089億円 1,623億円 95億円 669億円 946億円 405億円 112億円 ▲2億円 ▲35億円 297億円 45億円 854億円 34億円 167億円 455億円 145億円 182億円 11億円 49億円 72億円 18億円 41億円 3億円 13億円 34億円 5億円 283億円 26億円 177億円 1,018億円 190億円 20億円 2億円 6億円 102億円 11億円 0.5億円 ▲14億円 ▲20億円 23億円 2億円 1,173億円 49億円 91億円 198億円 63億円 71億円 4億円 14億円 40億円 7億円 7億円 0.2億円 3億円 10億円 4億円 14億円 ▲0.2億円 42億円 1,477億円 74億円 3億円 ▲6億円 11億円 86億円 43億円 0.6億円 ▲13億円 2億円 54億円 33億円 注1: 公募・売出の合計額(海外、OA含む) © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 12 1.東証マーケットの 現状 最近の国内IPO企業の資金調達額 上段:(最大値) 中段:中央値 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年6月 下段:(最小値) 東証一部 東証二部 979.6億円 6,632.5億円 3,881.2億円 3,347.1億円 45.0億円 545.1億円 3,369.7億円 191.2億円 490.9億円 0.0億円 110.6億円 28.6億円 106.9億円 102.2億円 70.1億円 39.7億円 67.3億円 144.6億円 0.0億円 60.7億円 10.4億円 14.4億円 19.4億円 29.4億円 26.9億円 5.2億円 70.3億円 10.6億円 123.7億円 10.5億円 77.6億円 7.8億円 190.4億円 11.6億円 149.5億円 8.7億円 6.7億円 12.9億円 11.8億円 11.8億円 1.7億円 73.6億円 1.8億円 20.4億円 3.5億円 47.7億円 2.3億円 40.4億円 3.9億円 8.9億円 9.2億円 7.4億円 6.9億円 7.8億円 6.2億円 3.6億円 0.0億円 4.0億円 2.2億円 3.9億円 10.3億円 5.0億円 2.8億円 4.0億円 1.1億円 0.0億円 0.7億円 0.0億円 0.0億円 0.0億円 0.0億円 979.6億円 0.0億円 6632.5億円 0.0億円 3,881.2億円 0.0億円 3,347.1億円 0.0億円 149.5億円 9.5億円 7.6億円 12.9億円 14.3億円 10.7億円 0.0億円 0.0億円 0.0億円 0.0億円 3.9億円 1659.7億円 7365.3億円 5,583.4億円 10,471.7億円 1,003.4億円 マザーズ JASDAQ その他市場 国内市場全体 調達額合計 10億円以上調達企業数 注: 公募・売出の合計額(海外、OA含む) 16社 16社 34社 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 52社 21社 13 最近のIPO企業の業種比較 (2010年~2015年6月までのIPO企業) 1.東証マーケットの 現状 本則市場では、業種の偏りはほとんどない 東証一部(25社) 東証二部(33社) 情報・ 通信業 3社 化学 食料品 2社 化学 2社 陸運業 【その他の業種(計10社)】 医薬品、卸売業 保険業、空運業 建設業、その他金融 銀行業、不動産業 電気・ガス業、精密機器 各1社 サービス 業 2社 2社 小売業 2社 5社 電気機器 2社 サービス 【その他の業種(計12社)】 業 医薬品、鉄鋼 陸運業、空運業 建設業、パルプ・紙 銀行業、輸送用機器 その他製品、食料品 水産農林業、不動産業 各1社 卸売業 2社 4社 機械 情報・ 小売業 通信業 3社 3社 4社 14 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 最近のIPO企業の業種比較 (2010年~2015年6月までのIPO企業) 1.東証マーケットの 現状 マザーズは「情報・通信業」や「サービス業」のIPOが多い JASDAQでは、「サービス業」や「小売業」の企業のIPOが多い マザーズ(144社) 【その他の業種(計17社)】 【その他の業種(計18社)】 不動産業 電気機器、医薬品、精密機器、 証券・商品先物業、機械 各2社 6社 電気機器、食料品 各3社 保険業、その他製品、建設業 ジャスダック(70社) 各2社 卸売業、精密機器、証券・商品先物 取引業、電気・ガス業、機械、 金属製品 各1社 情報・ 医薬品 食料品 、その他製品、 金属製品、水産・農林業、 化学 、倉庫・運輸関連業、 保険業 各1社 サービス 業 15社 通信業 10社 54社 小売業 卸売業 14社 5社 サービス 業 小売業 不動産業 情報・ 7社 通信業 42社 14社 12社 15 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 1.東証マーケットの 現状 株価指数の推移 東京市場全体の動きを表すTOPIXは、2012年11月以降他市場と比較して高い上昇率を記録 260 240 220 200 180 190 160 140 120 100 80 01-Nov-12 01-Feb-13 01-May-13 01-Aug-13 01-Nov-13 01-Feb-14 01-May-14 TOPIX (Japan)【東京証券取引所】 Nasdaq Composite (US)【ナスダック証券取引所】 S&P/HKEx Large Cap Index (Hong Kong)【香港証券取引所】 KOSPI Index (Korea)【韓国取引所】 Shanghai Composite (China)【上海証券取引所】 01-Aug-14 01-Nov-14 01-Feb-15 01-May-15 01-Aug-15 NYSE Composite (US)【ニューショク証券取引所】 FTSE All Shares (UK)【ロンドン証券取引所】 FTSE Straits Times Index (Singapore)【シンガポール取引所】 TWSE Index (Taiwan)【台湾証券取引所】 Source: Bloomberg Note: As of September 30, 2015. Indices rebased to 100 as of November 1, 2012. © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 16 東証一部の上場時価総額の推移 1.東証マーケットの 現状 東証一部の月末時点の上場時価総額の推移。 2015年5月22日に東証一部の上場時価総額が約591兆円となり、1989年12月のバブル時のピ ーク(約590兆円)を超えて過去最高を更新 Aggregated Market Cap of Tokyo Stock Exchange 1st Section (US$ billion) 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 Source: Tokyo Stock Exchange, Reuters Note: 1 1US$ = 100 JPY. 17 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 1.東証マーケットの 現状 東証 投資部門別 株式売買代金(2014年) 東証一部は海外投資家が過半を占める国際的な市場。他の市場は個人投資家が中心 ( 海 東外 証投 資 一家 部中 心 ) ( 個 マ人 ザ投 資 ー家 ズ中 心 ) 個人投資家 18% 個人投資家 24% 海外投資家 国内機関 海外 投資家 投資家 54% 22% 60% 【1日平均売買代金】 2兆 3,623 億円 海外投資家 21% 個人 投資家 70% 国内機関 投資家 9% 【1日平均売買代金】 1,433 億円 ( 個 東人 証投 資 二家 部中 心 ) ( ジ個 ャ人 ス投 資 ダ家 ッ中 ク心 ) 海外投資家 17% 国内機関 投資家 11% 個人 投資家 72% 【1日平均売買代金】 317 億円 海外 投資家 21% 個人 投資家 69% © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 国内機関 投資家 10% 【1日平均売買代金】 978 億円 18 セクション 2 トップインタビュー 2.トップインタビュー トップインタビュー2013 「知名度向上」や「人材の確保」、などのメリットを実感しているという声が多数聞かれた 特に「社内管理体制の強化」については上場後にふりかえってみると効果があったという声が多い 2年連続で「資金調達力の向上」の評価が改善 インタビュー結果 0 5 10 15 20 25 30 45 23 24 人材の確保 13 社内管理体制の強化 21 19 19 資金調達力の向上 14 従業員の士気向上 5 売上の拡大 その他 40 38 39 知名度や信用度の向上 事業承継 35 0 1 19 トップインタビュー概要 【調査期間】 2014年1月~ 12月 【調査対象】 ・上場後半年~1年程度の会社 ・原則CEOの方を対象 【主な質問内容】 ・IPO の経営に対する効果 ・上場のメリット・デメリット 【調査会社】 8 2013年IPO企業 計48社 3 6 上場前に期待した効果 上場後実感している内容 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 20 2.トップインタビュー 【参考】トップインタビュー2011~2012 2012年 インタビュー結果 0 2011年 10 20 34 22 20 人材の確保 インタビュー結果 0 5 10 16 12 11 人材の確保 12 7 従業員のモラル向上 8 12 従業員の士気向上 15 18 資金調達力の向上 7 社内管理体制の強化 8 14 11 売上の拡大 4 3 7 6 13 資金調達力の向上 8 売上の拡大 その他 15 12 知名度や信用度の向上 9 社内管理体制の強化 その他 40 30 知名度や信用度の向上 事業承継 30 7 4 4 4 5 21 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. トップインタビューからわかったこと(要約①) (1)知名度・信用度の向上 営業面への影響に関して 概ね知名度・信用度の向上を実感し、ビジネスに好影響 業務提携などの引き合いが以前よりも増した 営業先への接触(訪問など)がしやすくなった 上場後、採用の募集を行うと明らかに質・量が向上 採用に際して、就職先として家族からの理解を得やすくなった (2)人材の確保 (3)従業員の士気向上 (4)社内管理体制の強化 2.トップインタビュー ただし、上場前と比較して「ベンチャーマインドが少ない人」が集まるように なった 外部の注目度が高まり、従業員のモチベーションが向上 家庭での評価や住宅ローンの組みやすさなど、仕事以外にも好影響があった 当初は「上場のために必要なもの」と捉えており、上場の目的ではなかった が、結果として良い影響があった 経営情報(予実管理、労務管理)を可視化することができることで経営判断 を行いやすくなった 22 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. トップインタビューからわかったこと(要約②) 2.トップインタビュー 予定していた資金を調達ができた 間接金融での条件改善など、金融機関の対応が大きく変わった プライマリでの評価が低かったが、その他の上場メリットを優先して飲み込んだ 単なる資金調達手段としてはIPOは調達コストが高い (6)上場準備の留意事項・ 上場準備期間に失敗を恐れて経営が委縮してはならないと感じた 上場後に苦労すること 上場後、最初の株主総会は苦労した 厳しい監視を意識し、良い意味で責任感や緊張感が増した 社長自身の株主への説明能力が増した 上場を通じて、経営基盤強化や人の育成につながった 心理的なプレッシャーが増した M&Aを決断するにあたり、上場後はより多角的な観点で検討しなければならな (5)資金調達について (7)上場企業の社長として くなったと感じており、躊躇してしまうことがあった 23 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 2.トップインタビュー 企業の上場による成長イメージ 上場のメリットを活かして事業を拡大し、東証一部へ 創業期 業績 拡大 成長期 安定期 創業者利得の確保 事業承継 社内管理体制の構築 東証一部へ ステップアップ 知名度向上 信用力向上 人材採用 資金調達 上場の メリット 新興市場への上場 会社設立 【成長のポイント】 ・上場のメリットを活かした事業の拡大が可 能であるビジネスモデルであることが重要 24 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 2.トップインタビュー 上場による正・負のスパイラル 上場会社がIPOをてこに 「正のスパイラル」 から、さらなるビジネス拡大へ 上場は「目的」ではなく、ビジネス拡大のための「手段」 正のスパイラル 更なるビジネスの拡大 負のスパイラル 上場コストが重荷に 新興市場への 上場により 新興市場への 上場時に ビジネス拡大 ビジネス頭打ち 時価総額拡大 市場第一部へ 時価総額停滞 新興市場 さらなる資金調達 市場変更 資金調達不能 に停留 流動性向上 流動性低下 投資家層の変化 個人中心の売買 25 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 2.トップインタビュー 市場間のステップアップ(マザーズ上場後の現状) 5社に1社が市場一部へ変更上場。そして5社に1社が上場廃止 マザーズ創設後の上場企業総数 (平成26年12月末現在) 364社 市場変更 現状 市場一部へ 73社 44社 5社に1社 ※このほかに13社が市場二部へ マザーズ (現在の上場会社数) 210社 上場廃止 68社 5社に1社 26 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 2.トップインタビュー 市場間のステップアップ(マザーズから市場一部へ) マザーズから東証一部に市場変更した会社は、上場後早期に、さらに業績が拡大し市場変更 経過年数の分布 売上高増加率の分布 6割超の企業が、 上場後4年以内に 東証一部へ移籍 上場後4年以上 上場後2年以内 29社(35%) 32社(39%) 減収1社 (2%) 注: 約6割の企業が 売上2倍超 売上3倍以上 売上1~2倍 増加 増加 18社(35%) 19社(37%) 売上2~3倍 増加 13社(26%) 上場後2年~4年 21社(26%) 注: 1 2 3 2014年12月末までに一部上場を達 成した82社が対象 規則改正により、今後はマザーズ 上場から1年間の経過が必要 過去平均年数:3年6ヶ月 経常利益増加率の分布 約5割の企業が 経常利益3倍超 減益 3社 (6%) 利益5倍以上 増加 利益1~3倍 15社(29%) 増加 19社(37%) 利益3~5倍 増加 14社(28%) 注: 1 2 2009年~2014年に市場変更を 行った51社が対象 売上高はマザーズへの上場及び 市場変更のそれぞれ直前期の数 値で比較 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 1 2 2009年~2014年に市場変更を 行った51社が対象 経常利益はマザーズへの上場及 び市場変更のそれぞれ直前期の 数値で比較 27 セクション 3 上場事例のご紹介 3.上場事例の ご紹介 【事例紹介】カルビー(東証一部) 2011年3月11日にカルビーは東証一部に上場。上場後も株価は好調を維持 事業内容 代表者 設立年月日 【主要財務数値の推移】 カルビー株式会社[2229] 2,500 じゃがいもを原料としたポテトチップスや、ポテト 系、小麦系、コーン系のスナックの製造販売のほか、 ベーカリー、シリアル食品の製造販売などを行う。 その他の事業として、物流事業、販売促進ツール (POP等)の企画制作・発送代行サービスがある。 米国の食品飲料製造会社PepsiCo, Inc.の持分法適用 関連会社。 代表取締役会長 CEO 松本 晃 250 1,374 1,500 1,555 25 40 3,000 2,000 5,000 売上高 94 50 43 経常利益 【製品・サービス別売上高1 】 6,000 4,000 初値時価総額 665億円 その他食品 237億円, 12% 0 当期純利益 その他 30億円, 1% スナック菓子 1,731億円, 87% 1,000 2014.03.11 100 0 時価総額(億円) 15,000 2013.03.11 133 09/3月期 10/3月期 11/3月期 12/3月期 13/3月期 14/3月期 15/3月期 (会社予想) 7,000 5,000 2012.03.11 120 0 11/21 時価総額 5,730億円 200 150 71 45 20,000 207 171 500 25,000 出来高(千株) 1,633 106 95 【上場後(2011/3/11以降) 時価総額推移】 0 2011.03.11 1,794 125 東証一部上場日 2011年3月11日 10,000 1,465 1,000 1949年4月30日 1,999 東証一部 上場基準期 2,000 2,130 225 経常利益・当期純利益(億円) 会社名 売上高(億円) 注1: 2014年3月期 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 29 3.上場事例の ご紹介 【事例紹介】ウチヤマホールディングス (JQS→二部→一部) 2006年にJQSへ上場。カラオケ事業と介護事業が収益の柱。2013年に東証二部、2014年に は東証一部へステップアップを果たす。 事業内容 代表者 株式会社ウチヤマホールディングス[6059] 1971年に設立された内山ビル㈱が前身で、 福岡 県北九州市に本社を構える。 介護事業、カラオケ事業、飲食事業が主であり、 全国展開を目指す。2015年10月には愛知県に介 護付有料老人ホームを新規開設。 代表取締役社長 内山 文治 設立年月日 2006年10月2日 JQS上場日 2012年4月20日 東証二部上場日 2013年12月16日 東証一部上場日 2014年9月11日 東証二部 市場変更 基準期 300 JQS上場 基準期 250 200 150 153 22 161 20 100 50 12 15 180 200 東証一部 一部指定 基準期 218 236 244 50 40 30 24 24 19 18 22 14 20 16 13 10 5 7 0 0 10/3期 【JQS上場後(2012/4/20以降)の時価総額推移】 初値時価総額 67.6億円 【主要財務数値の推移】 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 経常利益、当期純利益(億円) 会社名 売上高(億円) 16/3期 (会社予想) 【持株会社体制の概要】 10月末 時価総額 101.2億円 30 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 3.上場事例の ご紹介 【事例紹介】アイ・ケイ・ケイ(JQ→2部→1部) 事業内容 代表者 設立年月日 アイ・ケイ・ケイ株式会社 [2198] 【主要財務数値の推移】 ゲストハウス型挙式・披露宴の企画、運営。 九州地盤。「ララシャンス」ブランド等のゲス トハウスを九州・北陸・四国・東北で展開。 2011年10月末時点で全国14施設、披露宴会 場(バンケット)25を保有。 18,000 代表取締役社長 金子和斗志 1995年11月1日 ジャスダック上場 2010年7月23日 東証二部上場 東証一部上場 2012年1月20日 東証一部 一部指定 東証二部 基準期 ジャスダック 上場 基準期 上場 基準期 12,694 16,000 14,000 16,720 13,594 14,510 3,000 15,346 2,500 12,148 12,000 9,126 10,000 10,148 1,844 1,916 2,040 1,983 1,500 1,601 8,000 6,000 1,180 4,000 806 677 2,000 387 0 1,388 1,270 2,000 1,184 1,275 1,000 929 843 500 214 0 08/10期 09/10期 10/10期 11/10期 12/10期 13/10期 14/10期 15/10期 2013年1月21日 (会社予想) 売上高 全国でゲストハウス・ウェディング施設を展開 経常利益 当期純利益 【上場後(2010/7/23以降)の時価総額推移】 出来高(千株) 3,000 2,500 2,000 1,500 初値時価総額 41億円 1,000 500 0 12月末 時価総額 140億円 160 140 120 100 80 60 40 20 0 時価総額(億円) 会社名 経常利益・当期純利益(百万円) 2010年7月23日にジャスダック上場後、2年5ヶ月29日で東証一部上場を達成 売上高(百万円) 31 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 3.上場事例の ご紹介 【事例紹介】モバイルクリエイト(マザーズ→一部) マザーズ上場後、最短期間で市場一部へ市場変更。上場後、業績も拡大。 【会社概要】 会社名 事業内容 代表者 【主要財務数値の推移】 モバイルクリエイト株式会社 [3669] タクシーやバスなど運送業者向けに車両などの移 動体管理システムを提供。端末機の開発からソフ ト、ネットワーク構築まで一貫。2002年に車 両など位置や動態管理特化のシステム事業で起業。 09年に携帯パケット通信網使う業務用無線シス テム「ボイスパケットトランシーバー」開発。 代表取締役社長 村井 雄司 本店所在地 大分県大分市 設立年月日 2002年12月27日 東証マザーズ上場 2012年12月19日 売買高(千株) 東証一部上場 マザーズ上場 基準期 一部上場 基準期 2013年12月26日 一部上場 時価総額 158億円 時価総額(億) 注:2010/5期までは単体 2015/02/13 時価総額 170億円 マザーズ 上場 一部 上場 初値時価総額 73億円 32 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. セクション 4 上場審査プロセス及び上場審査基準 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 上場までのスケジュール 上場申請までに、申請直前2期間の監査証明が必要となります。 【モデルケース(3月期決算の場合)】 上場に向けて、収益基盤の強化や社内体制の整備を進めていただきます 直前々期 申請期 直前期 上場希望 会社 上場準備 主幹事 証券会社 証券会社の引受サポート ご申請 準備 監査法人 上 場 監査期間 ショートレビュー 株式事務 代行機関 (信託銀行) X0年3月 上場 審査 信託銀行の株式事務代行サポート X1年3月 X2年3月 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. X3年3月 X3年7月~ 34 審査スケジュール(イメージ) 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 申請前 随時 事前相談 上場申請上の問題点についての相談 申請 約1週間前 事前確認 申請前の確認事項 (①主幹事証券の公開指導・引受審査の内容、②反社会的勢力との関係等の確認) ※ マザーズは「高い成長可能性」の確認を含む 上場申請 申請日のヒアリング事項 (上場申請理由、事業内容、沿革、業界環境、今後の成長計画(概略)等) ヒアリング (3回程度) 第1回 事業内容等に関する詳細、仕入・生産・販売の状況、役員・株主等の状況、法的規制、 関連当事者取引等 第2回 事業計画、経営管理・内部管理体制、Ⅰの部の記載について(事業内容等) 実地調査 (※ 必要に応じて実施:工場、店舗、研究所等) 第3回 審査期間 (本 則 :3か月) (M・JQ:2か月) 面談 社長説明会 上場承認 (例:訴訟、開示、子会社上場等) 会計監査人 社長 常勤監査役 独立役員 経理の状況、法令違反等、訴訟関係、Ⅰの部の記載について(財務数値・業績関係) 監査契約締結の経緯、監査役との連携状況、特異な会計処理、内部統制の状況 【社長】 コーポレートガバナンス、適時開示、利益還元に関する方針等 【監査役】 監査の実施状況、監査手続きの確認等 【独立役員】 コーポレートガバナンス方針等の評価、独立役員の役割・機能等 東証役員との面談 対外公表 ※ ファイナンスを行う場合:約1か月間 / ファイナンスを行わない場合:1週間 上場日 上場 取引開始日、新規上場セレモニー © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 35 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 上場審査基準の体系 上場審査基準は、「形式要件」と「実質基準」から構成されています 上場審査基準 形式基準 実質基準 主に定量的な側面を形式的に確認する 基準 主に定性的な側面を確認する基準 東証審査の中心 ご参考 ◆上場審査基準は、「有価証券上場規程」等の東証の規則に規定されています。 各規則は東証ホームページからもご覧いただけます。 http://www.tse.or.jp/rules/regulations/index.html 36 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 各市場の上場審査基準(形式基準抜粋) 「時価総額」、「流通株式」、「利益の額」等、各市場コンセプトが反映された形式基準を有する 項目 1.株主数(上場時) 2.流通 株式 (上場時) (1)流通株式数 市場第一部(※) マザーズ 2,200人以上 800人以上 200人以上 20,000単位以上 4,000単位以上 2,000単位以上 10億円以上 5億円以上 30%以上 25%以上 (2)流通株式時価総額 ― (3)流通株式数(比率) 35%以上 ― 3.公募の実施 4.時価総額 市場第二部 ― 250億円以上 5.事業継続年数 6.純資産の額(連結)(上場時) 20億円以上 500単位以上 スタンダード グロース 200人以上 ― 5億円以上 ― ①1,000単位以上 ②上場株数10%以上 上記①、②のうちいずれか多い数 の公募・売出し ― 10億円以上 3年以上 1年以上 10億円以上 ― 2億円以上 正 ― 最近1年間 1億円 ― 次のa又はbに適合(連結) 7.利益の額 又は 時価総額 JASDAQ a 経常利益の額が最近2年間合計5億円以上 b 時価総額 500億円以上、 直前期売上高 100億円以上 ― 又は時価総額 50億円以上 37 (※)市場第一部に直接上場するための基準 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 各市場の上場審査基準(形式基準:流通株式) 投資家による株式の売買が可能なように、市場に応じた流動性を求めている。 項目 市場第一部(※) 1.株主数 マザーズ JASDAQ スタンダード グロース 2,200人以上 800人以上 200人以上 200人以上 20,000単位以上 4,000単位以上 2,000単位以上 ― (2)流通株式時価総額 ― 10億円以上 5億円以上 5億円以上 (3)流通株式数(比率) 35%以上 30%以上 25%以上 (1)流通株式数 2.流通 株式 市場第二部 ― 3.公募の実施 ― ― 公募1,000単位以上 又は 500単位以上 上場株数10%以上の公募・売出 4.時価総額 250億円以上 20億円以上 10億円以上 上場株式から、以下の方が所有する株式を除いた株式 3年以上 1年以上 役員など特別利害関係者が所有する株式 5.事業継続年数 流通株式とは 6.純資産の額(連結) 上場時において10億円以上となる見込 10%以上を所有する大株主― み 7.利益の額 又は 時価総額 ― ― 2億円以上 正 (直前期 末) 最近1年間 1億円 ― 自己株式 次のa又はbに適合(連結) a 経常利益の額が最近2年間合計5億円以上 b 時価総額 500億円以上、 直前期売上高 100億円以上 ― 38 (※)市場第一部に直接上場するための基準 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 各市場の上場審査基準 (形式基準:時価総額・利益の額) 上場する市場を検討する際には「時価総額」と「利益の額」がポイントとなる。 項目 市場第一部(※) 1.株主数 (1)流通株式数 2.流通 株式 市場第二部 マザーズ 2,200人以上 800人以上 200人以上 20,000単位以上 4,000単位以上 2,000単位以上 10億円以上 5億円以上 30%以上 25%以上 (2)流通株式時価総額 ― (3)流通株式数(比率) 35%以上 ― 3.公募の実施 ― 500単位以上 JASDAQ スタンダード グロース 200人以上 ― 5億円以上 ― 公募1,000単位以上 又は 上場株数10%以上の公募・売出 4.時価総額 250億円以上 5.事業継続年数 6.純資産の額(連結) 20億円以上 10億円以上 ― 3年以上 1年以上 ― 上場時において10億円以上となる見込み ― 2億円以上 正 (直前期 末) ― 最近1年間 1億円 ― 次のa又はbに適合(連結) 7.利益の額 又は 時価総額 a 経常利益の額が最近2年間 合計5億円以上 b 時価総額 500億円以上、 直前期売上高 100億円以上 39 (※)市場第一部に直接上場するための基準 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 市場第一部へのステップアップ (上場における時価総額基準) マザーズ及び市場第二部からのステップアップ⇒ 時価総額 40億円 で充足 ⇒ 時価総額 250億円 (2012年3月より緩和) 直接、市場一部への上場 【本則市場】 市場第一部 (大企業) トヨタ、NTTドコモ、ホンダ等 市場第二部 40億円 (中堅企業) 一部指定 【新興市場】 マザーズ 40億円 市場変更 10億円 20億円 250億円 新規上場をお考えの企業様、上記の市場以外に上場されている企業様 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 40 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 【参考】マザーズから東証一部への市場変更の実績 (2014年~) 【東証一部への市場変更の状況(2014年以降)1】 会社名 1 システムインテグレータ 2 マザーズ上場日 市場変更日 IPOから 市場変更 までの期間 マザーズ上場直前期 売上高 経常利益 (百万円) (百万円) マザーズ上場時資金調達 公募額 (億円) 市場変更までの 資金調達 市場変更の直前期 売出額 (OA除く) (億円) 売上高 (百万円) 経常利益 市場変更時 時価総額 (百万円) (億円) 公募額 (億円) 売出額 (億円) 2006/12/4 2014/1/22 7年1ヶ月 1,051 135 5 1 4,430 654 49 9 18 スターティア 2005/12/20 2014/2/28 8年2ヶ月 1,656 175 5 2 2,828 515 77 10 7 3 オルトプラス 2013/3/14 2014/3/28 1年0ヶ月 914 176 11 6 2,657 407 161 0 0 4 コロプラ 2012/12/13 2014/4/22 1年4ヶ月 2,283 568 22 15 2,594 715 2,927 2 0 5 パイプドビッツ 2006/12/21 2014/5/20 7年4ヶ月 507 164 1 2 16,767 5,787 84 92 0 6 アニコム ホールディングス 2010/3/3 2014/6/10 4年3ヶ月 10,799 -66 20 4 2,517 565 165 0 0 7 エストラスト 2012/11/21 2014/8/15 1年8ヵ月 6,948 521 3 1 10,286 890 36 7 1 8 サイバーエージェント 2000/3/24 2014/9/5 14年5ヵ月 452 -36 207 0 162,493 10,570 2,022 0 0 9 ネクステージ 2013/7/30 2014/9/19 1年1ヵ月 28,319 875 9 2 39,768 1,059 55 0 0 2014/10/1 12年11か月 810 7 5 0 6,792 684 56 0 0 10 CEホールディングス 2001/10/31 11 GMOクラウド 2005/12/16 2014/10/23 8年10か月 22,035 2,133 10 14 10,014 906 114 0 0 12 ベクトル 2012/3/27 2014/11/28 2年8ヵ月 2,952 289 4 2 6,461 909 184 2 26 13 ユーグレナ 2012/12/20 2014/12/3 1年11か月 1,166 314 7 0 2,091 264 1,012 6 26 14 トレジャー・ファクトリー 2007/12/26 2014/12/5 6年11か月 2,739 158 2 0 9,129 730 106 2 0 15 M&Aキャピタルパートナーズ 2013/11/20 2014/12/15 1年0ヶ月 1,073 577 4 0 1,157 600 138 3 16 16 ミサワ 2011/12/22 2015/4/6 3年3か月 3,786 191 3 2 7,641 662 56 2 4 17 N・フィールド 2013/8/29 2015/4/17 1年3か月 1,128 -237 3 0 3,023 443 254 0 0 18 日本アジアグループ 2004/10/8 2015/5/25 10年7ヶ月 1,608 60 2 0 74,346 3,777 191 0 0 19 東京一番フーズ 2006/12/21 2015/5/29 8年5か月 3,143 325 5 1 3,530 320 51 0 0 注: 1 時価総額は、市場変更時付近の発行済株式数と株価により算出しているため、参考値としております。 ■過去平均年数:5年2ヶ月(※2013年以降に市場変更した28社が対象) © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 41 各市場の実質基準 4.上場審査プロセス 及び 上場審査基準 ※本則市場を基準に対応項目を比較 JASDAQ JASDAQ スタンダード グロース 4.事業計画の合理性 1.企業の存続性 1.企業の成長可能性 継続的に事業を営み、かつ、安 定的な収益基盤を有しているこ と 当該事業計画を遂行するため に必要な事業基盤を整備して いること又は整備する合理的な 見込みのあること 事業活動の存続に支障を来す 状況にないこと 2.企業経営の健全性 2.企業経営の健全性 3.企業行動の信頼性 3.企業行動の信頼性 事業を公正かつ忠実に遂行し ていること 事業を公正かつ忠実に遂行し ていること 市場を混乱させる企業行動を 起こす見込みのないこと 市場を混乱させる企業行動を 起こす見込みのないこと 3.企業のコーポレートガバナン ス及び内部管理体制の有効性 3.企業のコーポレートガバナン ス及び内部管理体制の有効性 2.健全な企業の統治及び 有効な内部管理体制の確立 2.健全な企業の統治及び 有効な内部管理体制の確立 コーポレートガバナンス及び内 部管理体制が適切に整備され 、機能していること コーポレート・ガバナンス及び 内部管理体制が、企業の規模 や成熟度等に応じて整備され、 適切に機能していること 企業規模に応じた企業統治及 び内部管理体制が確立し、有 効に機能していること 成長の段階に応じた企業統治 及び内部管理体制が確立し、 有効に機能していること 4.企業内容等の開示の適正性 4.企業内容等の開示の適正性 企業内容等の開示を適正に行 うことができる状況にあること 企業内容等の開示を適正に行 うことができる状況にあること 5.その他公益又は投資者保護 の観点から当取引所が 必要と認める事項 5.その他公益又は投資者保護 の観点から当取引所が 必要と認める事項 本則市場 (市場第一部・第二部) マザーズ 1.企業の継続性及び収益性 4.企業内容等の開示の適正性 企業内容等の開示を適正に行 うことができる状況にあること 5.その他公益又は投資者保護 の観点から当取引所が 必要と認める事項 1.企業内容、リスク情報等の 開示の適切性 企業内容、リスク情報等の開 示を適切に行うことができる状 況にあること 5.その他公益又は投資者保護 の観点から当取引所が 必要と認める事項 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 成長可能性を有していること 42 セクション 5 新規公開を巡る問題と対応について (2015年3月31日公表) (2015年3月31日公表) 最近の新規公開を巡る問題と対応について 5.新規公開を巡る 問題と対応 について 問題が社会問題化したのちに対応するのではなく、早めの問題提起を実施 上場審査基準を厳格化するのではなく、関係者との協力などによって対応 投資家のIPO制度そのものに対する信頼を保ち、良好なIPO環境を維持したい 問題として指摘されている点 ①上場前後の経営者による不適切な取引 対応策 経営者の不適切な取引について上場審査を強化 (確認項目を追加) 〇 上場前から経営者が会社資産を私的流用 〇 上場直後に経営者が独断で無謀な取引を実施 ②上場直後の業績予想の大幅な修正 〇 上場時に公表した業績予想を上場直後に 下方修正 ③上場時期の集中 〇 昨年12月に(年間80社中)28社が集中 上場申請会社の経営者・社外役員等に対して、不適 切な取引防止のための啓発セミナーを実施 上場時に公表される業績予想について、前提条件や その根拠の適切な開示を要請(上場直後に業績予想 の修正開示を行う場合には、それらに関する特に丁 寧な説明を要求) 上場予定時期について、東証における集計及び周知 を通じて全体日程を共有し、集中緩和を要請 44 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 経営者による不適切な取引の事例① 基本情報 主な不適切取引の 概要 原 因 5.新規公開を巡る 問題と対応 について A社(マザーズに上場して間もない企業) 代表取締役社長は創業者であり大株主、取締役会長も創業者 A社は商品の売却取引において、売却先の支払原資等を十分に確認せず、売却代金の回 収の見込めない取引の売上を計上 A社所有施設等の売却取引において、代金回収が困難になった後、会長らの自己資金等 をもとに同人らが支配する会社が最終的に取得したにも関わらず、売上を計上 上記各取引は、社長・会長が主導的に進め、必要な取締役会審議や与信への牽制がほと んど機能しておらず、社長等への牽制が十分ではなかった 社長及び会長は、上場後の予算達成を過度に意識するあまり、自己資金で債権回収を図 るなどの不適切な行為を働いており、コンプライアンス意識が希薄であった 発覚後 取引所により、内部管理体制の改善の必要性が高いと判断され、特設注意市場銘柄へ指 定されると同時に、上場契約違約金が徴求された 本件を主導した社長及び会長は、取締役を辞任(上記違約金相当額は両名が補填) 会社の対応 本件不適切取引発覚に伴う売上高、利益の減少や特別損失の発生等により、一連の取引 が発覚した決算期は赤字を計上 社会的な影響 決算訂正の影響を受け、他者と共同で進めていたプロジェクトを中止 取引所の対応 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 45 経営者による不適切な取引の事例② 基本情報 主な不適切取引の 概要 原 因 5.新規公開を巡る 問題と対応 について B社(JASDAQスタンダードに上場して間もない会社) 多店舗展開型の事業を行っている会社 代表取締役社長は創業者であり大株主 上場前にB社が行った社長が支配する会社への事業譲渡の代金について、出店計画を仮 装して当社から支出した資金を迂回させて回収。これにより貸倒引当金の計上を回避 社長の納税資金等の確保のため、社長が支配する法人から時期を不相当に早めて土地の 購入を実施し、資金を提供 社長のコンプライアンス意識が著しく欠如しており、公私混同の状況にあった 社長に対する他の取締役・監査役の監視・監督機能が有効に機能していなかった 出店案件の検討プロセスに関し、社長案件について充分な調査・分析がなされず、取 締役会で資料の充分な吟味やそれを踏まえた議論がなされていなかった 発覚後 取引所の対応 取引所により、内部管理体制の改善の必要性が高いと判断され、特設注意市場銘柄へ指 定されると同時に、上場契約違約金が徴求された 会社の対応 本件を主導した社長は取締役を辞任 第三者委員会の調査報告書において、「社長に関しては、上場会社の経営者としての資 質の適正性は認められない」との評価がなされた 会社のレピュテーション低下 社会的な影響 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 46 経営者による不適切な取引の事例③ 基本情報 原 因 C社(マザーズに上場して間もない会社) 代表取締役社長は創業者 C社は新事業として、利用者の希望するイベントをプロデュースし、プロデュース料を売上 計上するというビジネスを開始 同事業において、従業員親族のイベント施行に係る売上を計上したものの、当該売上に係 るイベントは実在せず、経営者が従業員に指示をして単に写真撮影を行っただけであった また、当該売上の計上に係る入金は経営者の個人資金から拠出 経営者は予算未達を少しでも穴埋めしようという動機のもと、本件不適切取引を実行 新事業に対する売上計上等へのモニタリングが不十分 主な不適切取引の 概要 5.新規公開を巡る 問題と対応 について 発覚後 会社の対応 本件を主導した社長は辞任 不正を行った決算期に係る内部統制報告書において、開示すべき重要な不備がある旨の記 載がなされた 会社のレピュテーション低下 社会的な影響 47 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 5.新規公開を巡る 問題と対応 について 上場を目指すにあたっての留意点 上場会社は、責務を果たすことにより、上場のメリットを継続的に享受することができる 上場会社が享受できるメリット 知名度・信用度 の向上 人材の確保 社内管理体制の 強化 資金調達力の 向上 etc・・・ 前 提 上場会社はパブリック・カンパニーとしての責務を果たさなければならない 48 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 5.新規公開を巡る 問題と対応 について 上場会社が果たすべき主な責務 項 目 コンプライアンスの 内 徹底 容 コンプライアンス違反は、社会的信用の失墜につながり、会社経 営・事業継続に多大な影響を与えかねない ⇒ 未然防止には、まず経営者の高い倫理観が重要 透明性の高い経営 収益力の維持・向上、経営の健全性確保、適切なディスクロージ ャー(情報開示)を組織的に行うための仕組み(コーポレート・ ガバナンス)を整備する必要がある ⇒ 閉鎖的な組織は不正の温床となる可能性があるため、社外役員 の活用を含め、適切に牽制の効く組織の構築が重要 公私混同の排除 上場企業は経営者のものではないため、会社の資産・経費等の私的 利用は認められない ⇒ 会社を私物化することがないよう注意が必要 49 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 取引所の対応①:上場前後の経営者による不適切な取引 5.新規公開を巡る 問題と対応 について 上場前後において、経営者による不適切な取引が発覚する事例が複数発生 ⇒ パブリックカンパニーの経営者としての認識が欠如した株主に対する背信行為で非常に問題 当該状況を踏まえ 上場審査の強化 経営者の関与する取引についての確認 上場審査において、以下の確認項目を追加 経営者が関与する取引の有無 経営者が関与する取引について、組織的 な検討が行われているか 実際に行われた取引が不適切なものでな いかどうか 独立役員面談の実施 上場審査において独立役員面談を実施し、 以下の内容について確認 申請会社のコーポレート・ガバナンスの 体制、経営者が関与する取引への牽制状 況等に関する評価 独立役員の役割・機能に関する認識 経営者が関与する取引自体を問題視するのではなく、当該取引に対して牽制機能が発揮される ような適切な体制が整備されているかどうかが審査のポイント 50 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 取引所の対応②:業績予想の前提条件等の開示について 5.新規公開を巡る 問題と対応 について 上場直後に業績予想の下方修正を開示する会社が複数発生 ⇒ 業績予想の修正自体を問題視するものではないが、当初開示されていた業績予想に関する説 明が十分ではなく、適切なものだったかどうか投資家が事後的に検証できず、騙されたよう に感じてしまう(修正の要因について投資家の納得感が得られない)点は問題 当該状況を踏まえ 適切な開示を要請 上場日に開示する業績予想の 前提条件やその根拠の開示の充実 上場日の業績予想開示について、上場承認前に 前提条件(重要なKPIなど)及びその根拠を 記載したドラフトを内容を上場審査部において 確認 業績予想の修正を行う際、 既開示の前提条件・根拠との 乖離状況の開示を充実 上場日に開示された業績予想について修正を 行う場合は、当時の前提条件及びその根拠と の乖離状況について特に丁寧な説明を要請 51 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 5.新規公開を巡る 問題と対応 について 取引所の対応③:上場時期の集中 昨年、全国の証券取引所における年間上場企業数計80社のうち28社の上場が12月に集中 ⇒ IPO銘柄に投資を行う個人投資家の投資が分散し、流通市場において初値形成前後の値動き が激しくなるなど、IPO集中の弊害として指摘されている 当該状況を踏まえ 上場予定時期の集計及び周知を実施 東証にて上場予定時期を集計 集計結果をフィードバック 各証券会社が担当する企業の上場予定時期 の状況を東証が定期的に集計 集計結果をフィードバックし、証券会社及 び上場予定企業と全体日程を共有すること で上場時期の集中緩和を図る 52 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 参考 最近の新規上場会社一覧 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2014年のIPO一覧(1Q) 上場日 2014/2/13 2014/3/6 会社名 Acucela Inc. サイバーリンクス 市場 売上高 ( 億円) 経常利 益 ( 億円) 当期利 益 ( 億円) 純資産 ( 億円) 公募 価格 PER 初値 PER 149.81 資金 調達額 ( 億円) 時価総額 ( 公開) ( 億円) 時価総額 ( 初値) ( 億円) マ ザーズ ( 外国株) 47.6 7.0 4.3 26.2 191.43 190.4 641.2 JQS 71.1 3.3 1.5 14.3 22.70 61.95 6.9 35.1 95.7 +173% +7% 819.3 +28% 2014/3/12 日本BS放送 東証2部 70.2 13.5 13.2 79.9 11.80 12.58 48.8 156.1 166.4 2014/3/12 エンバイオ・ホールディ ングス マザーズ 14.9 1.0 0.6 6.2 36.30 82.06 7.5 22.2 50.3 2014/3/13 ダイキョーニシカワ 東証1部 876.6 42.5 25.0 258.4 11.59 13.04 67.3 289.5 2014/3/18 日立マクセル 東証1部 1,092.3 19.3 2014/3/19 ジャパンディスプレイ 東証1部 1,651.4 85.5 2014/3/20 ホットマン JQS 229.3 10.5 5.8 2014/3/25 みんなのウェディング マザーズ 10.1 1.8 1.1 3.5 2014/3/26 ディー・エル・イー マザーズ 9.4 0.7 0.7 2014/3/26 CYBERDYNE マザーズ 2.9 -5.7 -5.7 2014/3/28 エスクロー・エージェン ト・ジャパン 11.7 3.0 1.7 注:1 2 3 騰落率 JQS 4.9 1,237.9 225.34 35.6 -34.8 214.56 事業内容 眼科領域に特化したバイオテクノロジー事 業 基幹業務システム等のクラウドサービス 及び移動体通信機器の販売 放送衛星を利用した認定基幹放送事業の 運営 土壌汚染対策事業、土壌汚染関連機器・ +126% 資材販売事業、ブラウンフィールド活用事 業 325.5 +12% 自動車樹脂部品の製造、販売 -5% 機能性部材料、電池、デバイス、光学部 品および電気機械器具の製造・販売 3,347.1 5,412.5 4,624.7 -15% 中小型ディスプレイデバイスの製造及び 販売 765.9 1,104.2 1,051.4 152.25 130.09 42.4 6.32 10.59 10.9 36.4 61.0 +68% イエローハット、TSUTAYA等のフランチャ イズ展開を行うメガフランチャイジー事業 186.96 237.70 47.6 205.4 261.2 +27% 結婚式場の口コミサイト運営事業及び結 婚関連情報提供事業 1.0 93.99 188.92 18.0 62.3 125.2 +101% キャラクターの新規開発及びマーケティン グ・サービス等の提供 - 89.6 401.6 923.6 医療・介護福祉・生活支援分野等で活用 +130% されるロボットスーツの研究開発・製造・ 販売及び製品を利用したサービスの提供 5.0 20.7 62.1 25.2 - 7.7 11.96 35.84 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) ©で算出 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. +200% 不動産取引にかかるシステム提供及び金 融機関からの事務請負等 54 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2014年のIPO一覧(2Q) 会社名 市場 2014/4/8 トレックス・セミコンダクター JQS 2014/4/8 丸和運輸機関 2014/4/18 2014/4/23 上場日 売上高 ( 億円) 経常利 益 ( 億円) 当期利 益 ( 億円) 純資産 ( 億円) 公募 価格 PER 初値 PER 資金 調達額 ( 億円) 時価総額 ( 公開) ( 億円) 時価総額 ( 初値) ( 億円) 騰落率 事業内容 -10% 半導体デバイスの研究開発、設計製造及 86.0 4.4 1.9 64.1 68.89 61.73 40.4 132.1 118.4 東証2部 482.9 32.4 18.5 83.0 6.85 6.24 31.3 126.8 115.7 -9% サードパーティ・ロジスティクス(3PL)事 業、運輸事業 他 ジョイフル本田 東証1部 1,768.3 115.3 69.2 1,403.3 10.07 9.88 110.8 696.8 683.9 -2% 関東地区における大型ホームセンター店 舗の企画・運営事業 フィックスターズ マザーズ 17.3 2.6 6.8 25.02 65.56 4.9 42.4 東証1部 4,592.2 307.3 156.1 2,420.4 35.07 35.07 445.2 5,474.0 5,474.0 1.7 び販売 111.0 +162% マルチコアプロセッサ関連事業 都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事 0% 業、不動産事業、建設事業、ハワイ事業 2014/4/23 西武ホールディングス 2014/4/23 白鳩 JQS 29.5 1.2 0.7 2.6 28.72 41.98 6.8 19.6 28.7 +46% インターネットを通じたインナーウェアの販 2014/5/22 東武住販 JQS 35.8 2.6 1.5 9.0 10.59 11.86 5.1 15.9 17.8 +12% 不動産の売買、賃貸、その他不動産に関 2014/6/16 ニュートン・フィナンシャル・ コンサルティング JQS 90.1 15.6 9.5 60.1 22.21 20.50 24.3 211.5 195.2 2014/6/18 ムゲンエステート マザーズ 208.3 19.7 11.3 30.7 11.24 12.36 35.9 126.7 139.4 2014/6/24 フリークアウト マザーズ 21.6 2.5 0.9 11.3 138.75 485.63 16.0 120.4 421.3 +250% 告枠取引を行うDSP及びビッグデータを分 等を営む子会社の経営管理及びそれに付 帯関連する事業 売事業 連する事業 -8% 保険代理事業及び派遣事業 +10% 不動産買取再販事業・不動産賃貸事業 インターネット広告におけるリアルタイム広 析するDMPの提供 2014/6/25 OATアグリオ 東証2部 108.6 7.4 4.7 33.3 24.95 23.37 38.6 116.3 108.9 -6% 農薬、肥料製品等の研究開発・製造及び 2014/6/25 ポバール興業 名証2部 22.8 2.7 1.8 34.7 6.97 7.43 2.8 12.5 13.4 +7% 工業用ベルト、ガラス研磨用部材等の樹 2014/6/27 レアジョブ マザーズ 11.3 -1.1 -1.1 -0.8 3.5 22.2 60.0 +170% オンライン英会話サービスの運営 2014/6/27 メドピア マザーズ 5.7 0.9 1.1 10.8 65.1 150.5 +131% ネットによる医師向け情報サービス 注:1 2 3 - 1.8 57.28 132.46 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) ©で算出 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 販売 脂加工品の製造・販売等 「MedPeer」の運営 55 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2014年のIPO一覧(3Q) 会社名 上場日 市場 2014/7/2 VOYAGE GROUP マザーズ JQS 売上高 (億円) 経常利益 (億円) 当期利益 (億円) 純資産 (億円) 公募 価格 PER 資金 調達額 (億円) 初値 PER 時価総額 (公開) (億円) 時価総額 (初値) (億円) 騰落率 98.6 5.3 3.1 18.7 85.76 120.06 104.9 265.4 371.6 +40% 128.6 4.9 2.1 8.1 20.92 46.17 14.8 44.4 98.0 +121% 事業内容 メディア事業、アドテクノロジー事業 他 居酒屋「鳥貴族」の飲食店舗の運営及びフ ランチャイズ展開 2014/7/10 鳥貴族 2014/7/14 中央インターナショナル グループ T PRO 6.2 0.2 0.0 3.7 - 182.60 0.0 - 8.3 - 保険代理事店事業 2014/7/15 はかた匠工芸 T PRO 2.1 -0.1 -0.1 1.2 - - 0.0 - 2.7 - 織物の製造及び販売業 2014/7/15 イグニス マザーズ 8.7 3.1 2.0 1.5 55.46 245.21 26.1 111.3 492.2 +342% 2014/7/23 日本ビューホテル 東証2部 168.2 8.5 4.0 126.5 52.04 50.86 27.7 210.2 205.5 -2% 2014/9/11 ジャパンインベストメン マザーズ トアドバイザー 5.2 2.7 1.8 5.3 31.36 70.95 11.2 55.3 125.2 +126% オペレーション・リースを始めとした金融 ソリューション事業 2014/9/17 ロックオン マザーズ 10.9 0.8 0.4 3.4 360.37 5.1 39.7 152.8 +285% インターネット広告分野及びEコマース分野の 運用をサポートする、マーケティングオート メーションプラットホーム(AD EBiS 及び EC-CUBE等)を提供 2014/9/18 リアルワールド マザーズ 20.7 0.4 0.0 3.9 3321.42 5914.23 14.3 68.4 121.8 +78% クラウド(Crowd)サービスの運営等 2014/9/19 AMBITION マザーズ 39.3 0.5 0.6 2.0 25.80 41.79 5.9 14.4 23.3 +62% 賃貸住居用の転貸借用物件管理及び賃貸物 件の仲介・斡旋等 2014/9/24 ジェネレーションパス マザーズ 36.7 0.8 0.5 2.4 37.88 83.02 5.6 19.7 43.2 +119% インターネットショッピングサイト「リコ メン堂」の運営 2014/9/25 リボミック マザーズ 1.5 -2.1 -2.1 3.5 - 57.2 277.8 221.0 -20% 2014/9/30 FFRI マザーズ 6.6 1.7 1.2 4.7 5.6 26.7 73.9 +177% 2014/9/30 注:1 2 3 ホットランド マザーズ 205.9 10.3 1.3 93.70 23.07 11.5 140.82 63.79 138.41 42.7 189.5 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) ©で算出 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 186.3 -2% スマートフォン及びタブレット端末等向け のネイティブアプリサービスの提供 ホテル等宿泊施設の運営、運営指導又はFC展 開並びに遊園地の運営 創薬プラットホーム「RiboARTシステ ム」によるRNAアプタマーを用いた分子標 的薬の研究・開発 サイバー・セキュリティ対策製品の研究開 発及び販売 他 たこ焼「築地銀だこ」、たい焼「銀のあん」、 アイスクリーム「COLD STONE CREAMERY」等 のブランドの、直営、業務委託及びフランチャ イズ形式による、国内及び海外におけるチェー ン展開 56 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2014年のIPO一覧(4Q①) 上場日 会社名 市場 売上高 (億円) 経常利益 (億円) 当期 純資産 利益 (億円) (億円) 公募 価格 PER 初値 PER 資金調達額 (億円) 時価総額 (公開) (億円) 時価総額 (初値) (億円) 騰落率 事業内容 2014/10/8 ヤマシンフィルタ 東証2部 105.3 7.1 3.4 48.5 16.60 19.86 16.4 55.9 66.9 2014/10/9 すかいらーく 東証1部 3,324.8 118.0 72.9 739.8 31.97 31.97 932.2 2,330.5 2,330.5 0% をはじめとするファミリーレストラン事業 東証1部 11,915.7 1,220.5 654.2 5,466.2 27.20 27.81 2,138.2 17,795.0 18,196.8 +2% 材派遣事業等を営む子会社の経営管理及び 2.5 0.08 0.08 0.14 0.00 29.87 0.0 0.0 2014/10/16 リクルートホール ディングス イー・カムトゥル 2014/10/20 ー T PRO +20% フィルタ製品の研究開発・製造及び販売 「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」 の運営及びその他付帯事業 販促メディア事業、人材メディア事業、人 2.3 それに付帯関連する事業 店舗管理システムソフトウェアの開発・販 - 売等 2014/10/21 GMOリサーチ マザーズ 19.4 1.5 0.9 5.1 37.26 86.95 10.9 33.8 2014/10/22 セレス マザーズ 11.7 1.5 0.9 2.4 93.70 145.59 11.9 84.4 131.2 2014/10/22 オプティム マザーズ 17.1 1.1 0.5 6.7 129.25 465.30 10.6 64.7 233.1 +260% 提供を通じたライセンスサービス事業 2014/10/30 アルファポリス マザーズ 20.5 6.4 3.9 10.8 26.14 50.49 28.5 102.9 198.7 マザーズ 60.2 4.0 2.5 8.1 24.72 42.09 20.5 61.3 104.3 2014/11/13 SHIFT マザーズ 13.1 -0.8 -0.9 9.0 - - 7.8 34.3 158.3 +362% ソフトウェアテスト事業 2014/11/26 日本PCサービス 名証 セントレックス 18.3 0.2 0.7 2.4 CRI・ミドルウ マザーズ ェア 9.9 0.8 0.5 8.2 2014/11/7 エラン 2014/11/27 注:1 2 3 8.96 15.02 1.4 6.2 63.27 355.89 7.6 33.6 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) ©で算出 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 78.9 +133% インターネットリサーチ事業 +55% スマートフォンメディアの企画・運営等 デバイスマネジメント等のソフトウェアの 10.4 インターネット上で話題となっている小 +93% 説・漫画などのコンテンツを書籍化する事 業 「手ぶらで入院・入所、手ぶらで退院・退 所」が可能となる衣類・タオル類の洗濯サ +70% ービス付きレンタルと日常生活用品の提供 を組み合わせたサービス(CSセット)の 運営 パソコン、タブレット端末、デジタル家電 等のネットワーク対応機器に関する設定や +68% トラブルに対して訪問または電話で対応し 解決するサービスの提供 映像・音声分野に特化したミドルウェアに 188.9 +463% 関する許諾事業 57 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2014年のIPO一覧(4Q②) 上場日 会社名 市場 売上高 (億円) 経常 当期 純資産 利益 利益 (億円) (億円) (億円) 公募 価格 PER 初値 PER 資金 時価総額 調達額 (公開) (億円) (億円) 時価総額 (初値) (億円) 騰落率 事業内容 不動産投資開発事業、不動産コンサルティング事 2014/12/11 ビーロット マザーズ 22.3 1.8 1.0 4.5 20.81 108.70 2.3 21.7 113.3 +422% 業及び不動産マネジメント事業 2014/12/11 GMO TECH マザーズ 23.7 1.8 1.1 2.1 55.66 130.90 18.4 63.8 150.0 +135% インターネット広告事業 2014/12/11 弁護士ドットコム マザーズ 2.9 0.2 0.1 1.6 647.97 2044.00 15.8 86.9 274.1 +215% 運営等 2014/12/11 スノーピーク マザーズ 44.9 2.9 1.8 13.4 22.83 53.50 8.6 40.5 94.9 2014/12/12 クラウドワークス マザーズ 0.5 -1.6 -1.6 11.4 - - 16.2 95.4 165.1 東証1部 741.7 42.0 39.7 150.7 16.75 15.90 531.5 664.4 631.1 2014/12/15 テクノプロ・ホール ディングス 2014/12/16 アトラ 2014/12/16 マークラインズ 2014/12/16 メディカル・デー タ・ビジョン マザーズ JQS マザーズ 13.2 1.4 1.5 0.4 13.22 23.46 6.8 19.2 34.1 8.5 2.4 1.5 3.9 40.27 71.38 6.5 61.8 109.6 15.3 2.1 2.0 10.9 27.93 65.89 14.3 57.2 アウトドアライフスタイル用品の開発・製造・販 +134% 売 +73% クラウドソーシングサービスの運営 -5% 技術者派遣・請負事業 ほねつぎブランドでチェーン展開する鍼灸接骨院 の開業支援及び運営指導、療養費請求代行サービ +77% ス、鍼灸接骨院の口コミ/予約システムである HONEY-SYLEの運営、ほねつぎ介護デイサービス のフランチャイズ展開等の鍼灸接骨院支援事業 自動車産業に特化したオンライン情報サービス +77% 「自動車情報プラットフォーム」の運営 135.0 医療情報総合システムの開発・製作・販売・保守 業務、各種医療データの運用・提供サービス業務、 +136% 及び各種医療データの分析、調査、コンサルティ ング業務等 ブロードバンドインターネット回線の販売代理店 サービス、MVNO サービス及び「U-NEXT」の名 +32% 称で行っている映像・電子書籍・音楽配信サービ ス 2014/12/16 U-NEXT マザーズ 179.0 6.7 11.8 3.8 13.45 17.70 46.9 158.1 208.2 2014/12/16 SFPダイニング 東証2部 154.4 13.6 6.1 19.0 90.04 75.19 144.6 545.1 455.2 2014/12/17 フルッタフルッタ マザーズ 28.7 2.4 1.5 6.1 28.25 42.80 10.9 43.3 65.6 2014/12/17 竹本容器 東証2部 100.2 8.1 5.9 37.8 8.46 8.63 7.8 50.1 51.1 2014/12/17 今村証券 JQS 40.1 15.8 8.5 56.6 4.09 5.21 7.8 34.9 44.5 注:1 2 3 法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」の 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) ©で算出 -16% 飲食店(「鳥良」、「磯丸水産」等)の経営 +52% アマゾンフルーツであるアサイーの輸入及び販売 +2% プラスチック製等の包装容器の製造及び販売 +27% 証券業 58 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2014年のIPO一覧(4Q③) 上場日 会社名 市場 売上高 (億円) 経常 当期 純資産 利益 利益 (億円) (億円) (億円) 2014/12/18 大冷 東証2部 263.4 16.5 9.0 2014/12/18 アドベンチャー マザーズ 8.9 0.3 0.2 2014/12/18 gumi 東証1部 111.9 -1.7 -1.8 35.0 2014/12/19 サイジニア マザーズ 5.6 -1.0 -1.0 1,054.9 80.3 26.7 2014/12/19 メタウォーター 東証1部 2014/12/22 インターワークス マザーズ 2014/12/22 イーレックス 2014/12/24 綿半ホールディン 東証2部 グス 2014/12/24 ヨシックス マザーズ JQS 40.5 事業内容 586.62 9.5 54.6 - - 450.4 945.9 1.5 - - 11.6 50.3 42.0 200.1 14.30 13.44 276.0 600.0 564.0 4.6 2.9 10.6 28.51 33.28 18.5 83.7 97.7 153.1 13.9 8.2 34.6 18.70 20.79 53.8 152.5 169.5 853.7 13.8 9.6 73.8 6.35 6.74 17.7 60.8 64.6 76.4 5.5 3.8 18.2 17.01 22.01 11.4 65.3 84.5 +29% のチェーン展開 ソーシャル・ビッグデータ事業(ビッグデータ分 析ツール等のSaaS 形式提供、ソーシャル・ビッ グデータに加える事でお客様の持つビッグデータ +73% を有効活用する為のセミオーダー型システム受託 開発、ビッグデータの分析リサーチコンサルティ ング、ビッグデータに関する新規ビジネス創出) 8.1 5.7 41.2 カヤック マザーズ 28.0 2.2 1.3 7.2 2014/12/25 エクストリーム マザーズ 13.3 0.0 -0.3 2014/12/26 MRT マザーズ 7.3 0.7 0.1 注:1 2 3 100.9 騰落率 0.2 258.20 59.1 2014/12/25 時価総額 (初値) (億円) 108.1 東証2部 東京ボード工業 時価総額 (公開) (億円) 31.1 0.5 2014/12/25 資金 調達額 (億円) 11.26 0.6 データセクション マザーズ 初値 PER 12.06 3.2 2014/12/24 公募 価格 PER 2.9 107.48 2.6 124.0 +127% オンラインによる航空券等、旅行商品の販売 945.9 0% モバイルオンラインゲームの開発、運営及び配信 EC事業者及び小売業向けのパーソナライズ・エン 113.6 +126% ジン「デクワス」を利用したインターネットマー ケティング支援サービスを提供 186.03 13.2 48.6 84.1 14.03 12.90 11.3 79.8 73.4 31.93 102.81 8.9 42.1 - -7% 業務用冷凍食品の企画・開発・販売 浄水場・下水処理場の各種プラントの設計、施工 -6% 監理、維持管理(運転管理、水質管理、保守・点 検)等 求人サイトの運営、人材紹介及び採用支援等の雇 +17% 用に関わるサービス 新電力(PPS)として特別高圧・高圧の電力需要 +11% 家に対する電力小売、電力卸売、電源開発等の事 業を営む。 +6% ホームセンター事業、建設事業、貿易事業 居酒屋「や台や」、「や台ずし」、「ニパチ」等 -8% パーティクルボードの製造及び販売 135.5 +222% デジタルコンテンツ事業 法人顧客に対してゲーム等のエンターテインメン トソフトウエア開発サービス、個人顧客に対して PCオンライン、スマートフォン等のゲームサービ スを提供 - 4.0 15.8 62.7 +296% 2.4 287.99 1178.96 6.7 18.1 74.0 +309% インターネットを活用した医療人材紹介事業 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) ©で算出 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 59 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2015年のIPO一覧(1Q)① 経常 当期 純資産 利益 利益 (億円) (億円) (億円) 公募 価格 PER 資金 調達額 (億円) 時価総額 (公開) (億円) 時価総額 (初値) (億円) - - 32.5 - 37.99 19.5 66.8 99.6 +49% - - 58.7 141.2 144.7 +2% 2.8 61.10 93.20 13.6 96.9 147.8 +53% 0.9 2.2 60.23 129.93 9.9 56.8 122.6 +116% 4.1 0.5 39.4 59.94 65.28 11.6 32.8 35.7 +9% 5.7 4.0 10.5 29.17 58.93 31.0 115.4 233.1 +102% 上場日 会社名 市場 売上高 (億円) 2015/1/27 シンプレクス・ファイ ナンシャル・ホールデ ィングス T PRO 21.6 9.3 5.9 45.2 - 5.54 2015/2/12 KeePer技研 マザーズ 52.3 4.5 2.6 8.5 25.49 2015/2/18 ファーストブラザーズ マザーズ 33.0 -0.5 -2.5 39.1 2015/2/18 ファーストロジック マザーズ 5.8 2.8 1.6 2015/2/19 ALBERT マザーズ 6.5 0.5 2015/2/20 ホクリヨウ 東証2部 132.4 2015/2/23 シリコンスタジオ マザーズ 72.6 注:1 2 3 初値 PER 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) で算出 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 騰落率 事業内容 投資運用・顧問業 カーコーティング「キーパーコーティン グ」等の施工 投資運用事業及び投資銀行事業 不動産投資のポータルサイトの運営 ビッグデータの統合管理・分析コンサルテ ィング、マーケティング施策に活用するた めのシステムの提供 鶏卵の生産・販売 ゲーム開発の推進・支援事業、自社コンテ ンツ(スマートフォンネイティブアプリ 等)の提供、人材紹介・派遣事業等 60 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2015年のIPO一覧(1Q)② 上場日 会社名 市場 公募 価格 PER 資金 調達額 (億円) 初値 PER 時価総額 (公開) (億円) 時価総額 (初値) (億円) 騰落率 事業内容 クラウドサービスとして、コールセンター 運営に必要な諸機能を提供する事業 社会保険、労働保険等に関する業務支援ソ フトウェアの提供 Webサイト最適化技術により成約率を高め る「ナビキャストシリーズ」の提供及び、 DMP を活用したWeb マーケティング支援。 「kawara CAFE & DINING」ブランド等 での飲食店舗の展開 牡蠣を主体とするレストラン(オイスター バー)の直営店舗経営及び牡蠣の卸売業 分譲住宅事業、広告企画事業、コンサルテ ィング事業 1.4 0.8 4.7 29.77 70.72 6.8 25.1 59.7 +138% 6.7 1.8 1.2 2.9 14.37 62.06 5.6 17.8 76.9 +332% 8.9 2.2 1.4 4.1 19.26 56.60 6.2 26.9 79.0 +194% JQS 39.0 1.5 0.9 5.0 21.88 25.24 4.8 20.7 23.9 +15% マザーズ 31.6 2.2 1.5 5.3 16.49 18.42 7.9 25.4 28.4 +12% 8.9 0.7 0.4 1.0 - 5.83 - - 2.4 - 71.9 2.6 1.6 2.3 26.89 33.61 11.8 43.7 54.6 +25% 34.8 8.2 5.2 6.5 28.51 21.77 34.2 149.6 114.2 -24% 32.1 4.5 2.6 20.3 25.62 37.51 15.3 67.0 98.1 +46% シリコンウェーハの再生加工及び販売事業、 半導体関係事業 Webメディア運営、コンテンツ提供、ソリ ューション提供 383.9 7.4 4.2 30.5 5.85 6.56 4.0 24.7 27.7 +12% 液晶、半導体、電子機器の仕入及び販売 コラボス 2015/3/17 エムケイシステム 2015/3/19 ショーケース・ティー マザーズ ビー 2015/3/19 エスエルディー 2015/3/19 ヒューマンウェブ 2015/3/23 TSON 2015/3/24 経常 当期 純資産 利益 利益 (億円) (億円) (億円) 13.6 2015/3/17 2015/3/24 売上高 (億円) マザーズ JQS T PRO ファーストコーポレー マザーズ ション RS Technol マザーズ ogies 2015/3/24 イード 2015/3/25 シンデン・ハイテック ス 2015/3/25 ハウスドゥ マザーズ 133.1 2.0 1.6 5.9 18.77 27.63 7.7 29.2 43.0 +47% フランチャイズ事業、不動産事業(売買事 業、賃貸事業)、住宅流通事業(不動産売 買仲介事業、リフォーム事業、住宅(新築 戸建)事業) 2015/3/25 Aiming マザーズ 26.3 -2.8 -2.1 13.8 - - 59.2 293.4 329.2 +12% オンラインゲームの企画、開発及び運営 2015/3/26 モバイルファクトリー マザーズ 15.5 1.4 0.7 7.9 47.30 94.32 15.2 32.2 64.2 +99% モバイルサービス事業 14.8 0.9 0.9 3.6 28.85 41.62 9.4 24.9 35.9 +44% 犬・猫向けの高度医療を行う二次診療専門 動物病院 45.0 2.9 1.8 11.4 16.46 28.01 6.1 29.6 50.4 +70% 介護用ベッドの製造・販売 7.7 0.6 0.5 5.8 88.48 140.4 5 9.5 43.5 69.1 +59% マルチメディア、ネットワークに関する技 術を中心としたソフトウエアの開発及び販 売 2015/3/26 2015/3/26 2015/3/27 注:1 2 3 マザーズ 分譲マンションの建設事業 JQS 日本動物高度医療セン マザーズ ター マザーズ プラッツ 福証QB sMedio マザーズ 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) で算出 61 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2015年のIPO一覧(2Q)① 売上高 (億円) 経常 利益 (億円) マザーズ 2.0 -5.9 -5.9 -19.6 - - 149.5 872.4 745.9 -15% 2015/4/17 海帆 マザーズ 42.0 1.6 1.0 3.8 17.66 31.17 7.0 18.2 32.1 +76% 居酒屋(「なつかし処昭和食堂」など)を 中心とした飲食店舗の企画開発及び運営 2015/4/20 Hamee マザーズ 46.8 2.2 1.2 6.8 38.51 64.39 11.5 46.9 78.4 +67% モバイルアクセサリーの企画・販売を行う コマース事業、EC 事業者向けクラウド型 業務マネジメントサービスを開発・提供す るプラットフォーム事業 2015/4/21 シーアールイー 東証2部 220.9 23.5 13.2 24.5 15.52 14.39 60.7 205.5 190.5 -7% 2015/4/22 日本スキー場開発 マザーズ 49.1 7.5 5.2 27.3 27.42 30.15 25.5 142.8 157.0 +10% スキー場の運営 JQS 54.8 2.9 1.6 4.7 14.41 19.77 8.9 23.7 32.5 +37% 空調機器・電気・厨房・給排水衛生設備な どの設備メンテナンス事業 2015/4/24 レントラックス マザーズ 21.3 1.6 1.1 1.8 37.19 56.96 7.4 42.3 64.8 +53% 成果報酬型広告サービス事業、検索連動型 広告代行事業 2015/4/28 リンクバル マザーズ 11.8 1.7 1.2 1.5 67.74 86.66 21.1 78.0 99.8 +28% 2015/4/28 ジグソー マザーズ 5.1 0.6 0.8 1.2 95.81 322.31 6.9 76.2 256.5 +236% 2015/4/28 Gunosy マザーズ 3.6 -13.7 -13.9 6.1 - - 103.3 332.5 332.5 0% 2015/4/30 テラスカイ マザーズ 11.0 -0.06 -0.2 3.0 - - 3.9 23.5 105.6 +350% デザインワン・ジャ マザーズ パン 5.5 1.6 1.0 2.4 66.26 99.99 19.0 66.0 99.6 +51% 上場日 会社名 2015/4/8 サンバイオ 2015/4/24 三機サービス 2015/4/30 注:1 2 3 市場 当期 利益 (億円) 純資産 (億円) 公募 価格 PER 資金 調達額 (億円) 初値 PER 時価総額 (公開) (億円) 時価総額 (初値) (億円) 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) で算出 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. 騰落率 事業内容 医薬品の研究、開発、製造、販売 物流施設を中心とした事業用不動産の総合 サービス(不動産賃貸、管理、仲介、開発、 有効活用、建設、アセットマネジメント) 街コンイベントの企画及び開催並びに街コ ンポータルサイト「街コンジャパン」の運 営 IoTビッグデータをベースとした、インタ ーネットシステムの自動マネジメントサー ビス事業 情報キュレーションアプリ「Gunosy(グ ノシー)」の運営 クラウドシステムの導入支援・開発事業 地域情報口コミサイト「エキテン」の運営 62 参考.最近の 新規上場会社一覧 【参考】2015年のIPO一覧(2Q)② 上場日 会社名 売上高 (億円) 経常 利益 (億円) 当期 利益 (億円) 純資産 (億円) 2.8 -4.8 -4.8 26.6 - JQS 63.7 1.5 0.9 10.7 29.4 0.9 1.1 1.8 市場 マザーズ 公募 価格 PER 資金 調達額 (億円) 時価総額 (公開) (億円) 時価総額 (初値) (億円) - 83.6 476.8 584.1 +23% 眼科手術用染色剤の開発・販売、iPS 細胞由来網膜色素上皮細胞の再生医療用 途の研究・開発・製造 19.76 87.90 6.2 17.1 75.9 +345% 自治体向けクラウドサービス等の提供及 び移動体情報通信機器の販売 32.28 86.18 7.4 37.1 98.9 +167% ネット型リユース事業(販売店舗を有さ ない、インターネットに特化した多種多 様なリユース品の買取及び販売) 業務系システム開発、組込み系システム の開発及び検証、システム運用サービス、 自社開発ソフトウェア販売及びコンピュ ータ販売事業 初値 PER 騰落率 事業内容 2015/6/16 ヘリオス 2015/6/16 スマートバリュー 2015/6/17 マーケットエンター プライズ マザーズ 2015/6/18 デジタル・インフォ メーション・テクノ ロジー JQS 80.5 3.4 2.1 9.3 21.54 74.56 7.2 45.2 156.6 +246% 2015/6/24 中村超硬 マザーズ 36.2 -4.15 -4.24 13.60 - - 38.2 66.2 74.0 +12% 電子材料スライス周辺事業、特殊精密機 器事業、化学繊維用紡糸ノズル事業 古物商、電気器具・住宅設備機器・各種 ソフト・楽器及びこれ等に関連する物品 の販売、書籍及びこれ等に関連する物品 の販売、インターネットを利用した物品 の販売、カーボン・オフセット・プロバ イダー事業、環境コンサルタント事業 39.7 0.9 0.3 3.6 15.47 34.03 1.1 4.5 10.0 +120% 東証1部 名証1部 622.1 25.5 10.1 331.5 30.00 52.07 45.0 303.3 526.4 +74% 冨士ダイス 東証2部 150.4 10.9 7.3 167.1 14.48 21.86 26.9 106.0 160.0 +51% 2015/6/25 ファンデリー マザーズ 24.7 4.0 2.5 6.8 19.74 39.89 8.9 48.4 97.8 +102% 2015/6/29 ナガオカ JQS 63.6 2.4 1.5 21.7 21.46 30.17 7.2 32.8 46.1 +41% 2015/6/24 エコノス 札ア 2015/6/25 メニコン 2015/6/25 注:1 2 3 公募価格PER=(公募価格時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値PER=(初値時価総額)÷(直前期連結純利益) で算出 初値騰落率=(初値-公募価格)÷(公募価格) で算出 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. コンタクトレンズ 等の製造販売 超硬工具(耐摩耗工具)、 超硬合金の製 造販売 健康食宅配事業及び企業向けマーケティ ング支援事業 石油精製・石油化学プラント用の内部装 置、取水用スクリーン、水処理装置の製 造販売、高速海底浸透取水システム装置 の研究開発 2015年6月末現在 63 【お問い合わせ先】 株式会社東京証券取引所 上場推進部 IPOセンター TEL: 050-3377-8014 (東京オフィス) TEL: 06-4706-0868 (大阪オフィス) E-Mail: [email protected] 【本資料に関する注意事項】 本資料は情報提供のみを目的としたものであり、投資勧誘や特定の証券会社との取引を推奨することを目的として作 成されたものではありません。万一、本資料に基づき被った損害があった場合にも、株式会社日本取引所グループお よびその関係会社は責任を負いかねます。 本資料で提供している情報は万全を期していますが、その情報の完全性を保証しているものではありません。また、 本資料は、上場審査の内容等について平易に解説・記述しておりますが、全ての内容を網羅したものではありません 。本資料に記載されている内容は将来予告なしに内容が変更される可能性があります。 内容等について、過去の情報は実績であり、将来の成果を予想するものではありません。 本資料のいかなる部分も一切の権利は株式会社日本取引所グループおよびその関係会社に属しており、電子的ま たは機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ無断で複製、または転送等はできません。 © 2015 Japan Exchange Group, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved.