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【交換留学】留学期間:2015年9月~2016年1月
国立台北大学(台湾) 法学部法学科 3年 坂口 璃帆 【交換留学】留学期間:2015年9月~2016年1月 台湾に来てから1カ月が経ちました。こちらは、10月に入り少し気 温が下がりましたが、日中はまだ半袖で十分過ごせる天気です。9月中 旬より授業が始まり、充実した留学生活を送っています。私は、甲南 大学から国立台北大学への最初の留学生であったため情報が少なく不 安でしたが、事前に出来るだけ調べた少ない情報と現地で出会った他 校の日本人留学生やbuddyに助けてもらいながら留学生活を送ってい ます。国立台北大学には留学生1人1人にbuddyが付き、私は2人いま す。留学開始前からもちろん開始後もいろいろサポートしてくれるの で、とても助かっています。現在は寮に住んでいます。一部の留学生 を除き、基本的に外国人留学生は繁星樓という2人部屋の寮に住みます。 ルームメイトは留学生同士であったり、台湾人であったり様々です。 私は、前期から台湾に来ている日本人留学生がルームメイトです。日本人同士ですが互いの 環境が違うためとてもいい刺激を受けています。寮は学校の敷地内にありますが、授業を受 けるためには10分程歩かなければなりません。国立台北大学は、甲南大学に比べてとても広 く移動が大変です。学部ごとに一つ建物があり、私は主に法律学院で授業を受けていま す。学校内には2つの食堂と2つのカフェ、コンビニがあり、お昼ご飯はそこで調達する か、人文学院の入口でお弁当も売っています。授業については、私は法律系(法学部)に属 しているので主には法律系の授業ですが、留学生は学部に関係なくどの授業でも取るこ とが出来るので歴史系の授業も取っています。専門科目に加えて中国語の授業も取って います。ここの大学は他大学に比べて中国語の授業は整っていませんが、それを除けば とても良い学校です。授業はすべて中国語で行われるためついていくのに必死ですが、 内容はとても興味深く面白いです。また、9月は新学期なので、クラブの新勧活動もやっ ていました。 日々の暮らしについてですが、寮は料理をする環境があまり整っていない為、すべて外食です。台湾は作るよりも外 で食べた方が安くつきますし、外食社会です。学校の周りにはたくさんレストランがあるのでいろいろな店で食べるの も楽しみの一つです。スーパーやドラッグストア、コンビニ、本屋等大抵の店は揃っているので生活用品はすべてまか なえます。国立台北大学のメインキャンパスは新北市の三峽という場所にあります。ここは、新北市の中心部から離れ た場所にあるので、中心部に行くにはバスで30分程かかります。また、台北市に行くにはバスに乗って一番近くのMRT の駅まで行き、そこからMRTに乗って目的地まで行きます。または、場所によっては台北市までバス一本で行けますが どちらにしても約1時間ほどかかります。来たばかりの頃はバスの乗り方が分からなかったので、とにかく寮に帰れる ように練習しました。日本とはバスの乗り方が異なり、また複雑な為、最初は苦労しましたが、今はもう大丈夫です。 中秋節には台湾ではバーベキューをする習慣があるのですが、Buddyの宜蘭にある親戚の家 で参加しました。今年はあいにく台風が近づいていたので、天気がよくありませんでしたが、 台湾人の暮らしを体験することが出来たのでとても楽しかったです。その直後に台湾にちょ うど台風が直撃して休校になりました。直撃した日は、寮が停電になりました。次の日に外 に出てみると、木が倒れていたり、どこかから物が飛んできていたり、道路が壊れていたり しました。ニュースによるととても強い台風だったようです。また、10月10日は國慶節の ため道路の至る所に台湾の国旗が掲げられています。 他には、夜市に行ったり、かき氷を食べたり、総統府 を見学したり、他国の留学生や台湾人と出かけたり充 実した生活を送っています。 毎日いろいろな刺激を受けています。中国語はまだまだなので頑張らないといけ ないですが、他の場所にも旅行に行きたいですし、やりたいことがたくさんあるの で悔いの無いように残りの留学生活を送りたいと思います。