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Interplay Media Asset Manager
Interplay Media Asset Manager エンタープライズ・メディア・アセット・マネジメント・プラットフォーム はじめに エンタープライズ・メディア・アセット・マネジメントのプラットフォームとして高い拡張性と柔軟性を提供する Interplay® Media Asset Manager （Interplay MAM）は、コンテンツを価値あるアセットへと効率的に変化させたり、 オーディオ・ビジュアル・コンテンツへの素早くかつ簡単なアクセス、ワークフローの自動化、コンテンツの再利用、有 効活用、再販を可能にします。Interplay MAMではサービス指向アーキテクチャ（SOA）を採用しているため、拡張が簡 単で、メンテナンス時にダウンタイムを要しません。さらに、サードパーティ製のシステムやアプリケーションとの容易 な統合や協業が可能です。アセットをライフサイクル全体を通して管理するInterplay MAMは、業界トップの制作アセ ット・マネジメント・システムInterplay Productionと完全統合して、補完します。 InterplayMAMは、収録制御、トランスコード制御、アニメーション、検索、閲覧、EDL作成等、オーディオ・ビジュアル・ コンテンツ用にデザインされた包括的な機能を提供します。中心となる検索、閲覧機能は、WindowsとMacの両クラ イアント・プラットフォームに対応します。Interplay MAMは、コンテンツの制作中に関わるデータ・モデル、ユーザー・ インターフェース、ワークフロー、ユーザー・プロファイル、ビジネス・ルール等、顧客個々のニーズに合わせて柔軟かつ かんたんに設定できます。また、エンコード・システム、トランスコード・エンジン、編集ツール、アーカイブ管理ソフト ウェア、その他のサードパーティ製システムを統合して、収録からアーカイブ、再利用まで、コンテンツのライフサイクル を管理します。コアレベルでSOA 技術を用いて作られたInterplay MAMは、従来のMAM/DAMシステムと比べ、高いモ ジュール性とカスタマイズ性を提供します。 Interplay MAMの技術は、制作ツールとその他の情報システムの統合を可能にします。AmberFin、 EVS、 Front Porch Digital、 Grab Networks、 IPV、 Isilon、 Marquis、 MediaGenix、 Omneon、 Panasonic、 Pebble Beach、 Quantel、 Quantum、 Rhozet、 SGL、 Sony、 StorageTek、 Tektronix、 Telestream、Xendata等、 先端技術のサプライヤーとパートナーシップを築き、統合網を拡げています。 APS Astra Platform Services、BR Bavarian Television、Plazamedia、ProSiebenSat.1 Media AG、ZDF Zweites Deutsches Fernsehen （ここまで全てドイツ）、Swiss Radio DRS（スイス）、YLE（フィンランド）、Technicolor Network Services（イギリス）、RTP（ポルトガル）、Technicolor Netherlands（オランダ）、VMMa（ベルギー） 、TVN（ポーランド）、NBC Olympics（USA）、RTM（マレーシア）、ESPN Brasil（ブラジル）、Caracol TV（コロンビ ア）等、世界中の大規模放送局では、毎日、数千に及ぶユーザーが、Interplay MAMを使用しています。 主な特長 Interplay MAMは、いつでも、どこでも、あらゆるフォーマットでコンテンツを提供するという、Enterprise MAM基盤 を提供します。Interplay MAMには主に下記の特長があります: • MAMソリューションを1つ導入すれば、メディア・ファイルの保管と管理に対応でき、コストの削減が可能 • 既存メディア素材の検索にかかる時間を短縮。ユーザー間でコンテンツや作業成果を簡単に共有できるツールを使 って時間を節約。 • 過去のプロジェクトで作成した有益なアセットの再利用や有効活用、複数のメディア・プラットフォームからの配信を 可能にして収益を創出 • ローカルでもグローバルな事業ユニット全体でも、スピードが重視されるコンテンツを素早く共有して整合性を維持 • 新たなメディア・プロジェクトの展開では、必要なアセットが手近にあることで、市場化までの時間を向上 • 既存環境へシームレスに統合し、最先端の放送機器への包括的な接続性を提供して、既存投資を保護 • コンテンツ関連のワークフロー状況を絶えず追跡して、プロセスを透明化 ワークフローとアプリケーション 様々な個別ワークフローに対応するよう設計されているInterplay MAMの基本ワークフローには、一般的に下記のよ うなバリエーションがあります。基本ワークフローは、収録やインポートからアーカイブ、再利用まで、コンテンツのラ イフ・サイクル全体にわたります。また、ワークフローの各ステップは、Interplayのサービスとアプリケーションにより 支えられています。ニュース制作、スポーツ・アーカイブ、企業ブランドの構築・管理、映画製作やリッチメディア配信 等、様々なMAM用途に対して基本ワークフローのバリエーションを適用します。 詳細は、 avid.com/JP/products/family/Interplay をご参照ください。 Interplay Media Asset Manager エンタープライズ・メディア・アセット・マネジメント・プラットフォーム 収録 収録時、ユーザーはビデオソースを選び、ビデオをプレビューして、収録を開始します。ビデオソースは、ライブ信号また は再生機器のいずれも可能です。ライブ信号の収録時には、Schedulerからビデオ・サーバーを制御します。再生機器を 使用する場合は、Interplayの収録ツールのデッキ制御とバッチ収録機能を使用します。システムには、収録またはイン ポートされる個々のアイテムに対してユニークIDを自動生成する機能が含まれるため、生成するメディア・オブジェクト の名前付けは、任意で指定されます。ビデオを収録しながら、カット検出やキーフレーム抽出などの分析作業をバックグ ラウンドで行うことができます。 インポート Interplayは、ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、静止画、グラフィックス、テキスト等の既存メディア・ファイルとメ タデータ・セットのインポートに対応するインポート・ツールを搭載します。インポート中に、ファイルに含まれるメディ アの種類を自動識別し、メディア・ファイルやXMLファイルから抽出したメタデータを自動的にデータ・エレメントへ加え ます。ユーザーは、メディア・ファイルの次工程（ビデオ分析、複数フォーマットへの変換等）を設定することができます。 インポート・ワークフローでは、バッチ・インポート機能により、大量の既存メディア・ファイルやメタデータのインポート にも対応します。 ロギング 収録中、Interplay Logging Clientを使い、マークイン／アウトやキュー・ポイントを設定し、説明データを入力して、ビ デオへリアルタイムで注釈を付けることができます。マークイン／アウトやキュー・ポイントを用いて、ビデオ・ストリー ムの中で、説明データを特定のタイム・セグメントと関連付けることができます。 Logging Clientは、ユニークな“play-while-record (録画しながら再生)”機能を提供します。収録中に、録画されたビデ オ・ストリームをプレビューして、ビデオのクオリティを確認することができます。さらに、収録の速度に影響することな く、再生を“paused (一時停止)”してメタデータを追加することができます。“unpaused (一時停止を解除)”すると、停止 したところから再生が再開され、ユーザーは、クオリティ管理作業を続けることができます。Interplayの“ play-whilerecord (録画しながら再生)”機能は、生産効率を大きく向上します。 Interplay Media Asset Manager エンタープライズ・メディア・アセット・マネジメント・プラットフォーム カタログ作成 Interplay Catalogerでは、メタデータを追加、編集するだけでなく、キーフレームを編集することができます。Webブ ラウザで、メディア・オブジェクトに関連するメタデータ要素をまとめて表示したり、編集することができます。 Cataloger を使えば、タイムコード・ベースのメタデータを別々のストラタ（階層）に表示して、編集できます。各階層 では、イン／アウト点で囲まれたセグメントを編集、分割、結合することができます。適切な権限を持つユーザーであれ ば、階層を追加することもできます。カタログ作成ツールを使い、必要に応じてキーフレームを追加、置換、削除するこ とが可能です。 検索 ブラウザベースのMedia Asset Manager Desktopから、メディア・オブジェクトやオブジェクトの一部を検索、抽出す ることができます。全文検索、属性検索、ストラタ (階層) 検索、複合検索、2 種類のカスタム検索の6種類の検索モー ドがあります。全文検索は、メディア・ファイルに含まれるテキスト文書の本文とヘッダー情報全体から検索します。属 性検索では、メディア・ファイルに付随する属性を、あらゆる組合せで探しだすことができます。ストラタ (階層) 検索 を使えば、ビデオ内のシーン等、メディア・ファイルのあらゆるセグメントを検索することができます。いずれの検索モ ードでも、ブーリアン演算子やワイルドカードに加え、リーガルリスト（あらかじめ承認された語彙のリスト）やマスタ ー・データ（名前または位置の固定リスト等）をサポートします。検索語彙は、入力する、または管理された語彙（リー ガルリストやシソーラス）から選ぶことができます。 検索結果は、カスタマイズ可能な検索結果リストに表示されます。アイテムをリストから選んで、詳細を表示したり、 再生することができます。メディア・オブジェクトのプレビューには、それぞれのタスクに最適化された4種類の詳細ビ ューと再生機能（オブジェクト・メタデータ・ビュー、セグメント・リスト・ビュー、キーフレーム・ビュー、ストーリーボー ド・ビュー、メディア・ファイル再生）があります。 Interplay Media Asset Manager エンタープライズ・メディア・アセット・マネジメント・プラットフォーム クリップ編集 Interplay Cutは、ビデオやオーディオ・コンテンツを収集、編集、配信することができます。記者、プロデューサー、ア ーカイブ担当者、編集者は、ビデオやオーディオ・クリップを選択、ラフカットを作成してシーンにコメントを追加、協 業的なワークフローで他の人と結果を共有する、または、直接配信することができます。このアプリケーションは、ワ ークフローを高速化して、ユーザーに最高の使用感を提供することに重点を置いて作られています。 主な特長: • シンプルな 3ステップ法に基づく直感的なルック＆フィール • “Send-to”により大幅加速して、多様な配信プラットフォームへ配信 • トレーニングに要する時間を削減、多くの時間を要する手作業での編集ステップを大幅に低減して、時間とお金の 節約を可能にする分かりやすいUI Interplay Cutは、ユーザーに最高の使用感を提供することに重点を置きながら、制作ワークフローを高速化するよう 作られています。 Interplay Media Asset Manager エンタープライズ・メディア・アセット・マネジメント・プラットフォーム エクスポート Interplayのエクスポート機能では、選択したメディア・オブジェクトに付随するエッセンスおよびメタデータを、ユーザ ーが指定する場所へエクスポートすることができます。メタデータのエクスポートには、XMLベースのAXFメタデータ 交換フォーマットが用いられます。EDLのエクスポートでは、AvidのALEおよびEDLフォーマットやCMXをはじめとす る多彩なEDLフォーマットをサポートします。 プラットフォーム Interplay Windowsアプリケーションには、Windows XP、Windows Vista、Windows 7 オペレーション・システ ム、Microsoft Internet Explorer 7または8、および.NETフレームワークが必要です。 Interplayの Web アプリケーションは、Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Microsoft Internet Explorer 7 以降、.NETフレームワークに対応します。また、Apple Mac OSX 10.5 Leopardおよび Safari 4に対応します。 Interplayサーバーコンポーネントには、Windows Server 2008、および.NETフレームワークを伴うIntelベース・サー バーが必要です。 詳細は、 avid.com/JP/products/family/Interplay をご参照ください。 アビッド テクノロジー株式会社 〒107-0052 東京都港区赤坂 2-11-7 ATT新館ビル4F © 2011 Avid Technology, Inc. All rights reserved. Avid Technology, Inc. 無断複写・転載を禁じます。 プロモーション、製品の機能、仕様、システム要件、および販売形態は、予告なく変更されることがあります。Avid、Avid ロゴ、ISIS、Media Composer、NewsCutter、Interplayは、アメリカ合 衆国あるいはその他の国におけるAvid Technology, Inc.や その子会社の登録商標または商標です。 「Interplay」の名称はInterplay Entertainment Corp.の許可を得て使用しており、 同社は Avid 製品に対してなんら責任を負うところのものではありません。 そのほか本書に記載されている商標はすべ て、各所有者に帰属します。 EMAMPDS0211