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Attribute Exchange Format (AXF)
Attribute Exchange Format (AXF) Interplay Media Asset Manager 目的 Interplay® で使用されるAttribute Exchange Format (AXF)は、Interplayと外部アプリケーション間でデジタル・アセットのメタ データを交換する能力を提供します。AXFは、以下の特長を持つXML仕様です: • オブジェクト関連メタデータに加え、メディア・オブジェクトのタイムベース・ドキュメント(ドキュメントのストラタ (階層) 化モデ ル)を包含可能 • メディア・オブジェクトのグループ化、オブジェクトの階層構築、バージョニング用に他のオブジェクトへのリファレンスの格納等 の追加機能 • 新しいオブジェクト・タイプの説明、新たなメタデータ属性の追加に対応する拡張性 • メタデータの自動認識、構文解析、AXFフォーマットでInterplayへのインポート • エッセンスファイルの自動認識、構文解析、Interplayへのインポート、事前にインポートした AXFファイルのメタデータに従いメ ディア・オブジェクトへ関連付け • AXFフォーマットのメタデータおよび関連エッセンスを、ファイル転送によりサードパーティ製システムへエクスポート可能 • ファイルベースのインポートおよびエクスポート操作において、AXF でのメタデータ交換は、極めて重要です。新たにコストをか けて、サードパーティ製システムを緻密に統合するよりも、特にコンテンツの収録が関わる場合には、AXFフォーマットにしたファ イルを単純にInterplayのウォッチ・フォルダへ転送して、自動的にインポートし、Interplayで新しいメディア・オブジェクトを作成 することができます。 AXFの機能 XMLベースのAXFメタデータのドキュメントは、簡単に作成でき、インポートやエクスポート操作を自動的に実行できます。 XMLエレメントでは、異なるメディア・オブジェクト・タイプを定義することができます。Interplay Standard Data Modelを使 い、AXFは“ビデオ”、“ビデオフィード”、“ビデオ・アイテム”、“オーディオ”、“イメージ”、“付帯物”等のメディア・オブジェクトのタイプに 対して、事前定義した属性を与えます。 加えて、AXFは、特定のメタデータ・クラスを定義して、カスタマイズしたデータモデルを使用することができます。メタデータのク ラスは、属性によって定義されます。また、メディア・オブジェクトに適用するメタデータ・フォームや許容する属性を決定します。 時間に依存するメタデータ “ストラタ(階層)” ビデオ、ビデオフィードおよびビデオ・アイテムのオブジェクト・タイプには、Interplayで使われるストラタ化したドキュメント作成モ デルを使用して、時間ベースのドキュメントを作成可能です。ストラタは、幾つかのレベルに定義できます。コンテンツの説明は、セ グメントの開始と終了のタイムコード、テキスト形式によるコンテンツの説明により、複数レベルの異なるセグメントに分けられま す。 関連 (アソシエーション) AXFファイルには、メタデータに関連する複数のメディア・オブジェクトを含むことができます。それゆえ、オブジェクトの間で、親子 関係またはバージョン関係を簡単に定めることができます。以下の関係を定義可能です: • チャイルド:メディア・オブジェクトは、他のメディア・オブジェクトを形成する子オブジェクトです。 • ペアレント:メディア・オブジェクトは、他のメディア・オブジェクトをまとめた親オブジェクトです。 • バージョン:メディア・オブジェクトは、他のメディア・オブジェクトの別バージョンです。 • バージョン有り:メディア・オブジェクトには、他のビデオ・オブジェクトに別のバージョンがあります。 外部オブジェクトへのリンクも定義可能です。外部リンクは、Interplay内で定義された意味を持ちません。それゆえ、ソースおよび デスティネーションIDで定義する必要があります。特別なデータ・マネージャに名前をつけて、外部ソースまたはデスティネーショ ン・オブジェクトのオリジナルIDを扱い、解決します。 詳細は、 avid.com/JP/products/family/Interplay をご参照ください。 Attribute Exchange Format (AXF) Interplay Media Asset Manager 統合ソリューションの構築 Interplayのインポートとエクスポートのワークフローでは、AXFをサポートするため、制作システム、プレイアウト・システム、旧式の ドキュメント作成システム、その他のメタデータ、エッセンスのソースやデスティネーションを容易に統合することができます。 AXFの重要な特徴の一つに、エッセンスまたはエッセンス・ファイルと直接的な関係を持たないことがあります。そのため、インポート やエクスポート・ワークフローの柔軟性は高く、メタデータだけのインポート/エクスポートが可能です。更に、インポート/エクスポー トのワークフローの中で、メタデータやエッセンスの順番を変更することができます。 AXF仕様 AXFの完全仕様や必要なDTD (Document Type Definition: 文書型定義 ) を含むAXFの“技術設計仕様”文書は、リクエストに応じて 提供されます。通常、機密保持契約(NDA)に基づき提供されます。 対応プラットフォーム Interplayアプリケーションは、Windows XP、Windows Vistaまたは Windows 7オペレーティング・システムを搭載するIntelベー ス・ワークステーション、Microsoft Internet Explorer 7または8、および.NET Frameworkを必要とします。Interplayサーバーコン ポーネントには、Intelベース・サーバーおよび Windows 2008 Server、.NET Framework が必要です。データベースには、MS SQL Server 2005および 2008を推奨します。AXFインポートおよびエクスポート・ワークフローには、Windowsネットワーク・ファイル・ システムが必要です。 詳細は、 avid.com/JP/products/family/Interplay をご参照ください。 アビッド テクノロジー株式会社 〒107-0052 東京都港区赤坂 2-11-7 ATT新館ビル4F © 2011 Avid Technology, Inc. All rights reserved. Avid Technology, Inc. 無断複写・転載を禁じます。 プロモーション、製品の機能、仕様、システム要件、および販売形態は、予告なく変更されることがあります。Avid、Avid ロゴ、ISIS、Media Composer、NewsCutter、Interplay は、アメリカ合衆国あるいはその他の国におけるAvid Technology, Inc.や その子会社の登録商標または商標です。 「Interplay」の名称はInterplay Entertainment Corp.の許可を得て使用しており、 同社は Avid 製品に対してなんら責任を負うところのものではありません。 そのほか 本書に記載されている商標はすべて、各所有者に帰属します。 AXFDS0310