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逸見 知 シ 弘 ヒロシ
機械電子工学科 高松キャンパス 准教授 博士(工学) 逸見 知弘 (Henmi Tomohiro) (写真) TEL:087-869-3941 FAX:087-869-3879 E-mail: [email protected] 研究者情報 ①研究分野 ②最近の研究テーマ ・非線形劣駆動機械システムの制御 ・機械システムの故障診断 ・小中学生への理工学系科目普及 のための実験装置開発 ・制御工学 ・ロボット工学 ③共同研究分野 ・各種機械システムに対する制御系設計 ・機械システムの故障診断と 代替制御則の設計 Keywords: ④技術相談分野 ・各種機械システムに対する制御系設計 ・劣駆動システム(対象物を少ない アクチュエータで動作させる)の開発 ・小中学校への出前授業 非線形制御 ・ 劣駆動制御 ・ 故障診断 研究シーズ紹介 ① アクチュエータの故障診断 本研究では,アクチュエータの故障診断として,制御器 からの実際の操作量と制御対象の状態量から推定できる推 定操作量を比較することで故障の診断を行う. 図は2リン クアームの非線形制御を行った際にそれぞれの故障(駆動 しない)を診断したシミュレーション結果である.これを 見るとそれぞれ,故障した直後に診断が出来ているのがわ かる.(故障信号 1:正常,0:故障) ② モデル予測制御による故障診断結果 人間の習得技能に基づいた劣駆動システムの制御 人間を含む動物は,長年の経験により,体の特徴や特性 をうまく利用しながら動作(体を制御)する。本研究では この人間や動物の経験的な習得技能に基づいた制御則設計 を目的としている。現在,鉄棒選手の技に基づいた2リン クロボットの制御則として,選手の技の動画データを解析 し,選手の重心とロボットの重心を一致させることで人間 と同様の技を行う制御則を設計している。 人間の技能に基づいた2リンクロボットの振り上げ制御