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2012年2月15日発行

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2012年2月15日発行
FAJ 鉢物レポ-ト3月
□ 発行日:平成24年 2月15日
□ 発 行:(株)フラワーオークションジャパン
Vol.69
FLOWER AUCTION JAPAN, INC.
日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011
[ジャパンフラワーセレクション2011-2012]
今年最高の花、日本フラワー・オブ・ザ・イヤーが決定しました!
苗物部門
球根ベゴニア
品種名:フォーチュン スカーレット
出品者:株式会社サカタのタネ
■審査講評
はっきりとした綺麗な赤色の花色で、花弁の重ねも上品である。花と葉とのコントラストもとても良い。さらに、今回行った栽培試験で露地花壇でも行ったところ、屋
外の雨風をうけながらも傷みも少なく、遠目から見ても綺麗であった。このことから、いろんな場面での活用が期待できることが分かった。また、これまで球根ベゴニ
アは、春に植栽し夏の暑さですぐに枯れてしまうものであり、イメージも「長持ちしないもの」として定着していた。しかし、このフォーチュンシリーズは、秋から12月頃
にかけて楽しむ新しい商品群として提案されていることも花き業界に与える影響が大きい。これは、これまで秋のガーデン素材はアイテム数が少ないうえ、はっきり
とした花色の苗物が不足していたうえ、秋の主力商品が欠乏していたことで、パンジー、ビオラ等の冬春もの苗の流通時期が年々早まってきており、秋の園芸需要
がさらに縮小への傾向にあった。そんななか、同シリーズは、秋の園芸需要を牽引し、新たな需要を喚起することができる商品群として期待できる。特にこのスカー
レットは、高級感がある花色と花型により、幅広く受け入れられる可能性の高い品種である。
以上のことから、品種そのものの素晴らしさだけでなく、高い将来性をもち、今後の園芸需要そのものも喚起できる秀逸な品種として本年のフラワー・オブ・ザ・イ
ヤー(最優秀賞)を受賞した。
■出品者コメント
球根ベゴニア『フォーチュン』シリーズは、温暖地で秋と春に簡単に栽培できる新しいタイプの球根ベゴニアです。鮮やかな花色と、花径6~12 ㎝の中大輪の花弁
が豪華な印象を与える草丈10~30 ㎝のわい性品種です。楽しみ方としては、花壇植えやコンテナ植えなどがあります。本来斜面に自生する植物のため、ハンギン
グにもおすすめです。今回、「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011(最優秀賞)」を受賞した『フォーチュン スカーレット』は、同シリーズのなかでも花径は大きく約12 ㎝
にもなります。明るい赤色で、花弁は特に厚いことから、花もちにも大変優れる品種です。
球根ベゴニア フォーチュン ほかの受賞結果
【優秀賞/ニューバリュー賞】
■ フォーチュン
ゴールデンウィズレッド
黄色にピンクが入っており秋ら
しい色合いで、秋を彩るコンテナ
や花壇など、いろんな場間での活
用が期待できる。
.
【優秀賞/ニューバリュー賞】
■ フォーチュン
オレンジシェード
明るいオレンジ色の花色は、秋
らしい色合いで、秋を彩るコンテ
ナや花壇など、いろんな場間での
活用が期待できる。
。
出品者:株式会社サカタのタネ
ジャパンフラワーセレクション実行協議会(事務局:(財)日本花普及センター)で
は、今年、苗物部門の審査会を、季節ごとに審査会を行い、合計14品種を業界と
して推奨できる優れた品種として発表したところです。そして、この受賞品種の中か
ら11月23日(水)に開催した中央審査委員会での厳正な選考の結果、今年の「フ
ラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」「ベスト・フラワー(優秀賞)」「特別賞」が決定
されました。 今年のフラワー・オブ・ザ・イヤーは、「球根ベゴニア フォーチュン
スカーレットに決定しました。(ベストフラワー賞などほかの受賞結果は次頁で紹介
いたします。
。
◆ ジャパンフラワーセレクション(JFS)とは、2006年4月 からスタートした日本で
唯一の、統一的な花きの新品種認定事業です。『いい花の新基準。』を合言葉に、
毎年、次々と市場に導入される花きの新品種のなかから、生活者へ自信をもって
推奨できる新品種を公正な立場で審査し、業界として推奨できる品種を選定してJ
FS受賞品種として発表をしています。審査は切花部門、鉢物部門、苗物部門の3
部門で行われています。
。
今回は苗物部門のみの授賞となりました。苗物部門とは、花壇やプランター等で
楽しむことができる苗物類を対象にしたものです。同部門は、一定期間以上の栽
培試験(露地の花壇植栽、雨よけ施設でのコンテナ栽培)を行い、生育の様子を確
認しながら審査を行っています。
。
鉢物レポート Vol.69
分子系統学による分類について以前の号でまとめましたが、それは2003年に発表されたAPG分類体系の第2版(APG
Ⅱ)を参考にクロンキスト体系などとの比較を表わしたものでした。その後、2009年10月には第3版となるAPG Ⅲが公
表されましたが、先日、そのAPG Ⅲについてまとめる機会があり、今回はAPG ⅡとAPG Ⅲの比較を中心に紹介すること
にしました。
APGⅢの大きな特徴は、APGⅡ公表後に判明した新たな知見を
加えたことと、APG Ⅱで残っていた幾つかの課題が解決された
ことです。主な修正点は次ぎの通りです。
① APG Ⅱでは所々で科と目を同列に扱っていたが、APG Ⅲで
はアンボレラ目など新たな目を立てて全体の体裁を整えた。
② APG Ⅱでは一部に科を二段階に分け、広義の科の下に狭義
の科を立て、狭義の科は広義の科に含めても良いとしていた。
APG Ⅲでは狭義の科を独立または広義の科に統合することによ
り、科のレベルを統一した。
③ 所属不明の科や属は大半が所属を確定された。
④ 新たな研究成果をもとに目や科などの所属位置が一部変更
された。大きな変更は、APG Ⅱでモクレン類に近縁とされた単
子葉植物がモクレン類よりも真正双子葉類に近い位置(真正双
子葉類の側系統の位置)に移動した、ナデシコ目がディレニア
目の隣に置かれていたのがキク類の側系統の位置に移動したな
ど。詳細はAPG Ⅲによる目レベルの系統樹を図-1にまとめた
ので参考にしてほしい。
APG分類体系は以前の号で紹介したように、遺伝子の塩基配
列を調べ比較することで、類縁関係を推測する分子系統学に
よって生み出された分類体系です。植物の場合は葉緑体遺伝子
を調べることが多く、ときにミトコンドリアの遺伝子が利用さ
れますが、それらの塩基配列は調べることで類縁関係をベース
にした系統樹が作成されます。将来的には核遺伝子を調べるゲ
ノム解析によって系統樹作成が可能になるといわれ、それが終
着点になります。
それに対して従来の系統分類学は形態の違いなどに注目して系
統樹を推測しています。『系統樹を推測して作成する』従来の
分類学の限界がそこにあります。塩基配列から作成される系統
樹は多少の曖昧さが残るものの遥かに理論的で科学的です。今
後、分析データが増えるとともに曖昧さは消えて、精度の高い
系統樹が作成されると考えられています。しかし、分類の基準
単位である種をグループ化して属や科、目などの分類階級に割
り振る作業は、残念ながら絶対的な基準がありません。それは
分子系統学も同じで、どれほど正確な系統樹が出来たとして
も、ある系統群をどのようにまとめるかは別の問題です。どの
系統群を属にまとめ、どの系統群までを科にまとめるか悩むの
は分子系統学でも解決できない問題で、最近は系統樹と形態学
的知見の両方を見ながら分類するという考え方に傾いていま
す。
APG ⅡからAPG Ⅲへの変更点においても、形態学的な違いを
重視する姿勢が明確に示されています。すなわち、狭義の科と
された分類群は形態的に明確な違いが見えないものは広義の科
に統合され、狭義の科であっても明確な違いがあるものは独立
した科に収めている。また、APG Ⅱで再編成されたシソ目につ
いても、一部の科において形態的な差異が小さいと言えること
から、今後、それらは統合される可能性があるという記述がみ
えます。分子系統学と従来の分類学の基礎にある形態学との整
合性をどのように整えるか、APGⅢではその方向性が示された
といえるでしょう。
◆ 小難しい話しはこれ位にして、具体的にどの科がどう
なったか、身近な話しをまとめましょう。
*スイレンとハス
スイレンとハスは昔から近縁の植物とされ、新エングラーも
クロンキストもスイレン科にまとめていました。APG分類では
それらがまったく別の系統群となることが判明しています。ス
イレンやコウホネなどはAPGⅡで最も原始的な植物群のひとつ
であるスイレン目スイレン科に収まっていますが、ハス属はプ
Vol.69
ロテアなどを含むヤマモガシ科と同じヤマモガシ目ハス科として独立しています。
*シキミ科はマツブサ科に統合
シキミ科はAPGⅡにおいてマツブサ科に含めても良いとされていましたが、今
回、マツブサ科に統合されました。結果、シキミ、ビナンカズラなどが同じ科に
なりました。
*単子葉植物における科の統合
APG分類と旧来の分類体系で最大の違いを見せているのがこの単子葉植物です。
特に、クロンキストがユリ科にまとめたグループを大きく変更しました。その詳
細は以前、APGⅡの解説にまとめました。それがAPGⅢにおいて更に変化していま
す。例えば、APGⅡでキジカクシ科(クサスギカズラ科)にまとめてよい科とされ
FLOWER AUCTION JAPAN, INC.
たスズラン科やヒアシンス科,リュウゼツラン科などがAPGⅢでは大半が
キジカクシ科にまとめられました。結果、ドラセナ、ギホウシなどを含
むリュウゼツラン科がなくなってしまいました。同様に、以前のユリ科
から離れ、ススキノキ科の下位の科として独立したキスゲ科などは、今
回ススキノキ科にまとめられ、ニッコウキスゲ、アロエなどはススキノ
キ科という聞きなれない科となりました。ユリ科の対極にあったヒガン
バナ科はAPGⅡでアガパンサス科とともにネギ科の下位の科に配置されま
したが、APGⅢではアガパンサス科、ネギ科、ヒガンバナ科が統合され、
ヒガンバナ科になりました。
「子房上位はユリ科、子房下位はヒガンバナ科」という識別方法は新
エングラー体系によるものでしたが、APGⅢでは子房の位置よりも花序の
形と総苞の枚数などを分類の基準に採用し、散形花序で2枚の総苞が花序
の基部にあるものがヒガンバナ科となり、総状花序や散房花序につき、
総苞がないものなどの特徴をもつものがキジカクシ科に分類されていま
す。科の数が少なくなり、覚えやすくなりましたが、年をとると新しく
覚えたことから忘れる年齢になったために、頭の中の書き換えはわずら
わしい限りです。
*ユキノシタ目とミズキ目
APGⅡではシソ目の内部構造が大幅に見直され、その詳細は以前の号
で紹介しました。APGⅢでもその形は維持されましたが、そこには次の
ような但し書きがついています。「形態学的な視点からみると細かく
分けすぎと判断され、いずれ幾つかの科を統合する可能性が高い」
と。次に、ユキノシタ科が木本と草本で大きく分割され、その詳細を
以前の号にまとめましたが、木本類の多くが移動したミズキ目の分類がAPGⅢ
で微調整されています。APGⅡでミズキ科からヌマミズキ科に独立したハンカ
チノキ属(Davidia)でしたが、APGⅢでは再びミズキ科に統合されました。
いっぽうミズキ目ミズキ科だったアオキ属(Aucuba)はガリア目アオキ科に移
動しています。ただ、どちらも異論があり、さらに研究が必要とされていま
す。その他、ユキノシタ科からニシキギ目ウメバチソウ科に独立したウメバ
チソウ属はニシキギ科に統合されています。
*シクラメンが再びサクラソウ科に
サクラソウ目サクラソウ科→ツツジ目ヤブコウジ科
クロンキスト体系などが採用していたサクラソウ目はAPGⅡにおいてツツジ
目に統合され、シクラメンなどサクラソウ科の一部の属はツツジ目ヤブコウ
ジ科に移動しました。ところが、APGⅢではヤブコウジ科がサクラソウ科に統
合されてしまいました。シクラメンなどはサクラソウ科に戻ったのですが、
ヤブコウジやマンリョウなどがサクラソウ科になりました。
*マツムシソウ目の組み換え
クロンキスト体系などはマツムシソウ目にスイカズラ科やマツムシソウ
科、オミナエシ科、レンプクソウ科の4科を配していました。それがAPGⅡで
はレンプクソウ科とスイカズラ科の2つに分け、スイカズラ科に含めてもよい
科としてタニウツギ科やマツムシソウ科、リンネソウ科、オミナエシ科など
細かく分けていました。また、スイカズラ科のニワトコ属やガマズミ属など
はレンプクソウ科に移動されました。それがAPGⅢでは上記の含めてもよいと
された科をすべてスイカズラ科に統合してしまい、馴染みのマツムシソウ科
やオミナエシ科などが消えることになりました。
以上。
[ジャパンフラワーセレクション2011-2012]受賞結果一覧
ベストフラワー賞&特別賞
※表面に引き続き、
。
ジャパンフラワーセレクションの受賞結果を
ご 紹介い たしま す 。ベ スト・ フ ラワ ー賞ほ
か、各特別賞は、下記の通りとなりました。
ラナンキュラス ‘ラックスミノアン ’
有限会社綾園芸
ニューバリュー特別賞
品
目
名
品
種
名
出 品 者
ベスト・フラワー(優秀賞)
球根ベゴニア‘フォーチュン ゴールデンウィズレッドバック’
株式会社サカタのタネ
ベスト・フラワー(優秀賞)
球根ベゴニア‘フォーチュン オレンジシェード’
株式会社サカタのタネ
ペチュニア‘タイダルウェーブシリーズ シルバー’
株式会社エム・アンド・ビー・フローラ
ラナンキュラス‘アラクネ’
有限会社綾園芸
品
出 品 者
新しいラナンキュラスであり、新奇性
に富んだ品種である。花茎上部でよく
分枝して多くの花をつけ、花は一重で
光沢があり、昼夜で開閉する。 まった
く新しい品種を生み出した優れた育
種力に対し、ブリーディング特別賞を
受賞。
。
グッドパフォーマンス特別賞
品
目
名
種
名
ベスト・フラワー(優秀賞)
トレニア‘カウアイ バーガンディ’
Ball Horticultural Company
ベスト・フラワー(優秀賞)
ビオラ‘花ざかり® ビオラ スカイブルー’
サントリーフラワーズ株式会社
品
出 品 者
ブリーディング特別賞
品
目
名
ベスト・フラワー(優秀賞)
種
名
ラナンキュラス‘ラックス ミノアン’
有限会社綾園芸
ナデシコ ‘ピーチプリンセス ’
有限会社村岡オーガニック
ジャパンデザイン特別賞
品
目
名
ベスト・フラワー(優秀賞)
品
種
名
出 品 者
セロシア‘ファイヤーダンス マゼンタ’
豊明花き株式会社
セロシア‘ファイヤーダンス オレンジ’
豊明花き株式会社
ナデシコ‘ピーチプリンセス’
有限会社村岡オーガニック
濃い桃色から淡い桃色への花色の変化
も楽しめ、花もちもよい。自然風な草姿
から、日本人の感性に訴えるものとし
て、 ジ ャパ ンデ ザイ ン特 別 賞を 受賞 。
FAJ 鉢物レポート
生産者紹介
今回は、日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011、「球根ベゴニア フォーチュンシリーズ」を出荷している生産者さんを紹介いたします。
大学卒業後、園芸農家の三代目として就農
しました。当初はシクラメンを中心とした鉢
物栽培でしたが栽培効率を高めるためPOT苗
を中心とする生産に切り替えました。
少量多品目、年間50種類以上の花壇苗を
生産しております。用土にこだわり、ガーデ
ンパフォーマンスに優れた品種選定で消費
者に気に入っていただけるような苗つくり
を心がけています。
当園オリジナル品種。3.5号ポット。
春から初夏にかけて星型の小さなブルー
の花をたくさん付けます。宿根草で毎年咲
きます。
4号pot、3.5号pot
5月中旬頃~。八重咲き大輪。鉢物として
は定番ですが、シェードガーデン向けの花
壇苗として利用することもできます。
今、とても厳しい花業界ですが、まだまだ
夢があります。この業界を担う世代として
責任を持ち30年後笑って現役を約束し
ます。
鉢物レポート休刊のお知らせ
鉢物レポートは、今号の発行で、しばらく休
刊いたします。ご愛読いただいている読者の
皆様には、大変申し訳ありませんが、リニュー
アル発行をおまちください。よろしくお願いい
たします。
森田園芸(有)は、埼玉県の県央部に位置
する鴻巣市で、草花の生産を行っています。
サイズ:3.5寸 11入
父(茂一郎)が1950年ころからパンジーの
出荷期間:1月/中 ~ 3月/下
地堀り生産、販売を始め、ベゴニア、マリー
ポイント:
ゴールド、ペチュニア等のポットプランツを
日長に電照すれば、一年中花を楽しめる!
中心に栽培してきました。私は大学卒業後就
農して、鉢物(サイネリア、オブコニカ、シ
クラメン、カーネーション等)の生産を行っ
てきましたが、長年栽培していると、いろい
サイズ:4号・11入/5号・6入/6号・5入
ろな病気の発生が多くなり、なにか新しい植
出荷期間:1月/中 ~ 4月/上
物を探していたところ、(株)サカタのタネ
ポイント:寒さに強く、長く花を楽しめる
の小杉波留男様から、三年前に球根ベコニ
ア”フォーチューン”の秋出荷を力強くご指
摘いただき、現在に至ります。
より多くの消費者の皆様に、長く楽しんで
もらえるよう、コンパクトで葉の厚い丈夫な
花の生産を心がけております。
FAJ からのお知らせ
サイズ:5号・8入
出荷期間:2月/下 ~ 3月/下
ポイント:コンパクトで花色がいい
新品種を求めるばかりでなく、古いも
のの中から型を変えたり、出荷時期を
ずらしたりして、新商品として売り出
していけば、消費者の皆様の選択肢が
増え、園芸全体の裾野を広げていける
のではないでしょうか。
展示会のご案内
●母の日商材展示会
●父の日商材展示会
4 月 15 日(日) ~ 4 月 21 日(土)
カーネーション以外の商材
4 月 22 日(日) ~ 4 月 28 日(土)
カーネーション
http://www.faj.co.jp
5 月 27 日(日) ~ 6 月 2 日
※詳細は HP にて告知しております。
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