Comments
Description
Transcript
家庭の日 - 山口県
月に1回以上は「家庭の日」を! 山 口 県 山口県では、毎月第3日曜日を標準とした「家庭の日」の取組を進めています。 家族にとって意義のある日を定め、家族のきずなを深めましょう。 なぜ今、「家庭の日」? 親子で過ごす時間の減少 家庭は、子どもが親や家族との愛情によるきずなを形成し、人に対する基本的な 信頼感や倫理観、自立心などを身に付けていく場ですが、近年、家族構成や雇用形 態の変化、生活スタイルの多様化に伴い、親子で過ごす時間が減少しており、家族 がお互いにコミュニケーションを図り、きずなを深めることの重要性が一層高まっ ています。 ~親子がふれあう時間は、総じて減少している~ 子どもとの時間(平日) 図10-1 子どもとの時間(平日) H18 今回 9.3 12.7 H12 7.3 0 9.3 18.4 26.7 20.5 20 ほとんどない 2時間くらい 15.5 25.5 40 15分くらい 3時間くらい 9 15.6 60 30分くらい 4時間くらい 11 7.4 1.1 10.6 0.1 80 100 1時間くらい 無回答 出典:H19低年齢少年の生活と意識に関する調査(内閣府) ※対象:全国小学校4年生から中学校3年生までの男女の両親(回答者2,734人) 少子化の進行 子育て支援・少子化対策は現下の重要課題であり、少子化に歯止めをかけるため には、子育ての不安や負担を軽減し子育てをしやすい環境整備と併せて、働き方を 見直し、家族の時間を大切にできる風土づくりが極めて重要です。 「家庭の日」とは? 県では、平成19年10月に制定した「子育て文化創造条例」において、社会全体 での取組の一つとして、「家庭の日」を定め、県民や事業者・民間団体に家庭の果た す役割の重要性を認識し、家族とふれあい、家族のきずなを深めるための取組をす るよう規定しています。 条例では、「家庭の日」は、「第3日曜日を“標準”」として定めており、家族の 仕事などの都合を考慮し、第3日曜日に限らず、それぞれの家庭で家族の誕生日な どを「家庭の日」と決めて、主体的に取り組んでいただくこととしています。 具体的に何をする? 家庭では、 家族がふれあう時間を共有し、コミュニケーションを図ることができるものであ れば、何でも構いません。各家庭で子どもの年齢等に応じた様々な取組が考えられ ます。 【例えば】 ・家族で夕食を共にし、家族みんなで後片づけをする。 ・テレビをつけない、テレビゲームをしない日とする。 ・家族そろって、イベントやスポーツを楽しむ。 ・一人暮らしの方は、離れて暮らす家族に電話し、会話の時間を持つ。 職場では、 家庭での取組を支援するため、仕事と家庭の両立に重要な役割を担う事業者・ 民間団体にも、ノー残業デーの実施など、労働者が「家庭の日」の取組を実践しや すい環境づくりに配慮することを求めており、職場を挙げて取り組むことが大切です。 【例えば】 ・定期的にノー残業デーを実施し、定時退社を呼びかける。 ・子どもの学校行事に参加しやすいような職場の雰囲気づくりを進める。 ・家族そろって参加できる親睦旅行や運動会等の行事を実施する。 県民や事業者・民間団体の皆様が一体となって「家庭の日」運動に取り組み、家 族のきずなを深めるとともに、家庭において子育ての喜びを共有し、親から子へ子 育ての喜びや楽しさが伝えられ、安心して子どもを生み、育てることができる環境 づくりにつながることを期待しています。 山口県健康福祉部 こども未来課 TEL:083-933-2754 FAX:083-933-2759 E-mail:[email protected] http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a13300/index/