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(連携テーマ)進捗管理シート総括表:H23第4四半期

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(連携テーマ)進捗管理シート総括表:H23第4四半期
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【地産地消・地産外商戦略】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
地産地消・地産外商戦略
(1) 地産地消
1 地産地消に対する意識を高める取組を
推進
◆県民の地産地消の意識を高める取
組を実施(1/3 )
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・高知の野菜ソムリエとの連携
・地産地消で三つ星メニュー店(仮称)の登録及
び活用
高知県内の新鮮な農業・水産・畜産物を中心とし ・高知の食の消費者へのPR
た「安全」「安心」な素材を活用した地産地消の取 ・生産者と実需者の交流の場づくりによる「高知
り組みを消費者に広くアピールするため、野菜で の食」の活用促進
元気店等を活用し、高知県内の食材を活用したメ
ニューを提供する場づくりを行い、「高知の安全・
安心な食材」を再認識する場を提供するとともに、
生産者、料理人、消費者の交流の場をつくる
。生産者と実需者の交流の場づくり協議 5回
・生産者と実需者、消費者の交流会開催支援 4回
◆県民の地産地消の意識を高める取
組を実施(2/3 )
・各地域で行われている食育は、米・野菜中心
で、地域特産物の活用が少ない。
【出前授業】
・19市町村・70回実施
将来の地域特産物のファンづくりと消費拡大を目
的に、県下小学校等で生産者等による出前授業
を実施する。また、小学校等を対象に食育推進活
動表彰を実施し、県内での食育・食農教育の推進
と高知野菜の消費拡大を図る。
・食べ方(文旦などの皮の剥ぎ方など)を知らな
い子どもたちの増加。
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・現況調査(津野町・檮原町)の実施
・打合せ(津野町)の実施
・「土佐の料理伝承人が伝える高知の食文化~見て、聞いて、食べて、語
る~」開催 (2月8日開催 場所:城西館)
・「野菜で元気店PLUS」登録店舗募集
・学校給食の地域特産物活用は、地域や農業に
対する理解と子どもを通じた消費宣伝の効果が 【表彰事業】
食育推進活動表彰「高知野菜大好きっ子大賞」の実施
期待されるが、価格面で活用が困難。
・県内農産物の主要品目が、学校給食に登場す
る機会が少ない。
◆県民の地産地消の意識を高める取
組を実施(3/3)
・消費者への周知、参加意欲の喚起
・量販店や市場関係者等との連携
・量販店や市場関係者等の主体的な参画
・事業効果の把握
・高知県おさかなPR大使による県産水産物のPR(量販店等)
・水産物販売促進事業委託契約(4月28日)
・水産物消費拡大対策検討会開催(第5回、第6回、第7回)
・土佐の魚PR活動推進パートナー店の募集・公表
・土佐のたたきフェア開催(9月1日~3月31日)
・高知市中央卸売市場での料理教室の開催
(8/6,10/1,10/15,11/5,12/3.1/7)
・第2回土佐のおさかなまつりの開催(1/22)
・安心係の養成
・直販所自らによるキメの細かい情報(品揃え
等)発信力の強化
・店づくりに関する生産者組織と店舗販売員の意
識統一
・情報管理システムの活用
・直販所への訪問件数(3月末):延べ180回
・「安心係」養成講習会開催(県内3会場)
・福井県との交流事業を実施(直販所での特産物相互販売、伝統野菜
販売フェア)
・直販所情報発信等向上研修会開催(県内2会場)
・アドバイザーによる魅せる店づくり実践研修を実施
・直販所運営管理者及び「安心係」発展研修会を実施
・直販所調査
県内向け消費拡大対策
一般消費者向け、子どもや家庭向け、観光客向対
策及び水産物を総合的にPRするホームページの
運営
【事業概要】
量販店、飲食店、市場関係者等と連携した県産水
産物のPR、観光客へ県産水産物のPR、テレビ等
の広報媒体やホームページを活用した県産水産
物のPR等を行う。あわせて、事業を効果的に実施
するため、漁協、量販店、消費者等からなる「水産
物消費拡大対策検討会」を運営する。
2 地域産品の販路拡大を支援
◆高齢化、過疎化に対応した集出荷
システムの構築のため、地域での集
出荷拠点整備を支援
【産業振興推進総合支援事業費補助金】
◆業務筋(外食、中食、学校給食)の
ニーズに合わせた生産、出荷、情報
発信ができる直販所づくりを支援
◆販売チャンスを逃さない商品管理
の仕組みづくりを支援(来店型販売形
態の充実・強化)
来店型販売形態の充実・強化と業務筋(外食、
中食、学校給食)のニーズに合わせた生産、出
荷、情報発信ができる直販所づくり
直販所における安全・安心の取り組みを進め、
地域の経済・交流の活性化の拠点として直販所を
活性化させていくため、直販所の「安心係」を養成
するとともに、昨年度構築した情報管理システムを
活用したモデル直販所での情報発信や、見せる店
つくりなど、直販所のステップアップに取り組む。
◆高知市内でのアンテナショップの設
置、産直市の開設を支援
◆魅力ある県産品の販売(県内産品の掘り起こ ・県内産品の掘り起こし
・ギフトパンフレット等の配布
し)
◆テストマーケティングを希望する生産者の掘り ・コミュニティ講座の開催
◎産直市設置のルールづくりや関係機関との調 起こし
整を行い、生産者と商店街とのマッチングを支援 ◆カフェにおける地域産品を活かしたメニューの
拡大
■大消費地である高知市と生産地とのパイプを強 ◆実施事業に係る商店街関係者(組合・商業者
化するアンテナショップの設置、産直市の開設を 等)との連携
支援する。
◆「志国高知龍馬ふるさと博」との連携
◆東京のアンテナショップとの連携
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・生産者と消費者、実需者の交流会参加人数 (4回) のべ120名
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・交流会等の取組により、高知の食についての理解や関心を高め ◆県民の地産地消の意識が高まると共に、取引や
ることができ、県内飲食店や県民の地産地消の意識向上につなげ 売上が向上する。
ることができた。
・土佐の料理伝承人 35団体・個人参加。
・一般参加者 :150名
・登録申請店舗数 41店舗(3月16日現在)
【出前授業】
・子どもたちは、出前授業で生産者の農畜産物へ対する思いと、苦労などを
知ったことで、生産者への感謝の気持ちと、その品目についてその後も強い
関心を持つようになった。
【出前授業】
◆県民の地産地消の意識が高まると共に、取引や
・生産者による出前授業で、生産者と子どもたちが共に効果を得ら 売上が向上する。
れる事業となった。
・特産物について、意識して関心を持つようになる。
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・津野町での取り組みが停滞していたが、調査や打合せの結果、地教委の取 【表彰事業】
・高知野菜大好きメニューが2年目(2回目)の今年は、応募校が6
り組み再開のきっかけとなった。
校で昨年の2校から3倍に増加した。
【表彰事業】
・食育・食農教育活動応募(2件)
・高知野菜大好きメニュー応募(28品)
・高知県おさかなPR大使による県産水産物のPR(3月末現在)
(量販店や高知市中央卸売市場のイベント出演による)
→H23:14件(3月末現在) H22:43件
・土佐の魚PR活動推進パートナー店の募集・公表(3月末現在)
→飲食店:88店舗 ・小売店:53店舗 ・飲食店兼小売店:2店舗
・土佐のたたきフェア開催
→参加店舗数:63店 ・パンフレット配布数:約15,000部(3月末現在)
・高知市中央卸売市場での料理教室の開催(参加者:45組・134名)
・第2回土佐のおさかなまつりの開催(22団体出展・4,800名来場)
・水産物消費拡大対策検討会において、水産物の生産・流通に関わる関係者
から意見を収集し、水産物販売促進事業に反映した。
・講習会出席者139名(「安心係」140店舗中119店舗に配置)
・高知県と福井県の直販所で特産物の相互販売を通じて交流。また、福
井県で開催された伝統野菜販売フェアに出展し、高知の食をPR
・研修会出席者44名
・実施店舗数8店舗
・研修出席者23名
・店舗数137店舗、売上高80.75億円(売上回答のあった125店舗分)
○県産品の販売(H23.2.19~H24.2.18)
(売上高約112,934千円 一日当たりの売上目標達成率105.9%)
・地域産品の掘り起こし:業者数353業者 登録アイテム数約3,300品 店舗
陳列アイテム数約1,500品)
○コミュニティ事業
・高齢者向け講座:19回 延べ167人 内容:高血圧予防の講座など
・子育て世代向け講座:18回 延べ226人 内容:離乳食の講座など
・子供向け手作り教室他:6回 延べ106人 内容:人形づくりなど
・土佐のたたきフェアの開催により、高知県のたたき文化を観光客 ◆県民の地産地消の意識が高まると共に、取引や
等に広く発信するとともに、飲食店を通じた県産魚の消費拡大に寄 売上が向上する
与した(参加店舗の約6割が「集客等に好影響があった」と回答し、
85%が「県産水産物の消費拡大につながる取組」と回答。また、たた
きフェアのパンフレットがホテル、道の駅などで好評)。
・土佐のおさかなまつりや親子料理教室により、子育て世代の県内
消費者に本県漁業や県産魚への関心を喚起できた(おさかなまつ
り参加者のほぼ100%近くが「高知県の漁業等への関心が高まっ
た」、「魚を食べる機会を増やしたい」と回答し、料理参加者の約9
割が「魚を食べる機会を増やしたい」と回答)。
・「安心係」養成研修を通じた、直販所における安全・安心の確
保に加えて、店舗の情報発信研修、アドバイザーを派遣した
個別アドバイス、県外の先進地視察など、実践的な研修を行
うことにより、魅力的な店づくりに向けた活動につながった。
◆直販所販売額(H20:70億円→H23:76億円)
◆販売の機会が十分に活かされ、売上及び来店
者数が伸びてくる
◆車の運転ができない人も直販所への出荷が気
◆商品の掘り起こしにより、アイテム数の増加につながった。
◆高齢者、子育て世代の教室や、おもちゃ作りなど子供を対象とし 軽にできるようになる
◆直販所販売額(H20:70億円→H23:76億円)
た教室の開催により、コミュニケーションの場の提供となった。
◆販売の機会が十分に活かされ、売上及び来店
者数が伸びてくる
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆「おいしい風土こうちサポーター」店
のご協力による、意欲ある生産者の
販路拡大を支援
おいしい風土こうちサポーター(実需者)と生産者
との交流を通じてお互いのパイプを強化するととも
に、限られた地域のみで流通している地域産品の
掘り起こしと商品の磨き上げを行い、県内の大消
費地である高知市内等への販路開拓・販売拡大
を支援する。
主な課題
・おいしい風土こうちサポーター認知度UP
・地域産品の掘り起こし、磨き上げ
・生産地の供給体制の確立
・参加サポータの継続的募集
・サポータ間連携事業の実現
・量販店における地域物産フェアの実施調整。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・県民への地産地消の意識を高めるため、のぼりなどの利用促進を図っ
た。
・サポーターの登録情報を確認するため全サポーターに情報確認を行っ
た。
・おいしい風土こうちホームページをリニューアルし、最新のサポーター情
報を公開した。
・直販所MAPに特集頁を設け、直販所の一押しの品を大きく取り上げる
事にができた。
3 直販所と消費者・量販店などとの交流機
会の拡大のための取組を支援
◆消費者、実需者、生産者との交流
の機会創出の取組を支援
観光振興部から地域の生産者と接する機会が ・直販所併設の農林漁家レストラン、農林漁家民宿などを掲載した「こだ
少ないことから、まずは庁内関係課との連携を深 わりの田舎まるごとガイド」23年度版発行。
・地元タウン誌オススメ情報「トサコレ!」をiPhone,iPadでアプリ配信
めていく必要がある。
・農林漁業体験プログラム、民泊の推進などの藤
・秋の収穫祭「土佐の豊穣祭」の実施
澤観光アドバイザー研修の実施
・土佐のおきゃくとの連携(ご当地グルメ屋台村 3/3,4,10,11)
・市場や直販所などを掲載したパンフレット等の作
・土佐の食1グランプリとの連携(3/31,4,1)(こうち旅広場20店舗、岡豊山会
成とPR
場23店舗)
・観光コンシェルジュの活用
4 木材に関する地産地消
(1) 住宅や施設等への県産材の利用
◆◎木造住宅に関する情報発信の強
化
◆◎地域工務店との情報交換や、共
同PR、共同納入などを行うための体
制を検討
◆◎県産材を利用した木造住宅建設
促進のための支援
・木造住宅着工数の減
・現在の情報発信は設計士の建てる家に限定的
・林業から住宅までが一体となった情報発信に
繋げる必要がある、
○木造住宅等助成事業
・こうちの木の住まいづくり助成事業
・地域材活用促進支援事業
説明会の実施(建築士会総会講演会、仁淀川町事業説明会)
県広報誌「さんSUN高知4月号」に掲載
建築士会会報7月号「おほりばた情報」に掲載
・木と人出会い館バスツアー(2回)
フォーラム開催(1回)
・木造住宅フェア実行委員会の開催(計5回)
・こうちの木の住まい普及推進事業
「木と人出会い館情報」の放送(24回)
・市町村、民間施設の木造化、木質化の促進
・公共事業費の減少
・官公庁、企業への木製品導入促進
・情報収集や情報発信の強化
○木の香るまちづくり推進事業のPR開始
・県出先担当者会(4/22)
・募集案内の送付(4/15)
・課ホームページへの掲載(4/15)
○木の香るまちづくり推進事業2次募集(7/21~9/30)
○木の香るまちづくり推進事業3次募集(10/14~11/18)
・高知県木材普及推進協会が行っている木造住
宅の情報発信事業について、多くの住宅関連企業
が参画する仕組みや事業の実施を通じて、その強
化を図るとともに、県と連携した形での木造住宅
フェアを開催し、木や木造住宅の普及推進に繋げ
る。
また、県の定めた建設基準に適合し、県産材を
構造材に50%(事業により70%)以上使用した住
宅に対して助成を行い木造住宅の普及を促進す
る。
◆◎公共事業や公共施設での県産
材の率先利用
◆◎県産材を利用した木製品の需要
拡大のための支援
県産材利用推進方針に基づき、公共施設の木造
化や公共土木工事に県産材を率先して利用する
とともに、市町村や団体が整備する小・中学校等
への木製品の導入や県産材を利用した施設整備
等に対して支援し、県産材利用を広く県民にア
ピールする。
○県産材利用推進本部会開催(9/13)
○県産材利用地域推進会議(10/21~2/16)
・市町村方針作成の働きかけ(6回)
(2) 学校等への木製品の導入
◆県産材を利用した木製品の需要拡
大のための支援
上記に記載
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・おいしい風土こうちののぼりをサポーター直販所店舗等で掲揚。県民の地産
地消への意識向上につなげた。(H23年 30店 100枚)
・おいしい風土こうちホームページリニューアルによって、サイト閲覧者がサ
ポーター検索(地域・事業分類・店舗形式から)を行えるようになった。
目標(H23)
◆販売の機会が十分に活かされ、売上及び来店
者数が伸びてくる
土佐の豊穣祭の入込
中央公園エリア 10/1 約4万人、10/2 約4万人
こうち旅広場エリア 10/1 約1万1千人、10/2 約9千人
中央卸売市場 10/2 約3千人
四万十会場 9/24 約2万人
安芸会場 10/15,16 約4千人
中土佐会場 10/16 約2千人
嶺北会場 11/5,6 約1千人
龍馬ふるさと博の中で土佐の豊穣祭という新たなイベントを開催す ◆観光客をはじめとした、来客者数が伸び、販売
ることで、農協や漁協など様々な関係者が一体となって取り組む機 額が増加する。
会が創出され、今後も秋のイベントとして定着させる方向で進んで
いる
また、こうち旅広場で、土佐のおきゃくや食1グランプリと連携し、県
内のご当地グルメを提供できる機会を広げた。
・こうちの木の住まいづくり助成事業 実績見込み350件
・地域材活用促進支援事業
実績見込み15件(繰越含む)
・木造住宅フェア開催(10月22日~23日)
来場者数1万2千人
戸建て住宅の木造率
(全国平均並みに上昇)
H19
H23
・全国 85.2% 86.7%
・高知県 79.8%
86.2%
◆戸建て住宅の木造率が、全国平均を上回ってい
る
県をはじめ、市町村が実施する公共事業で県産
材が積極的に使われている
○H23木の香るまちづくり推進事業要望取りまとめ、交付決定(42団体67箇
所)
○医療施設や社会福祉施設での木造・木質化への取り組みが広がり始めた
○市町村方針の年度内策定予定(6町村)
・馬路村、土佐町、いの町、越知町、四万十町、梼原町
○これまでの取り組みを通して、木造・木質化に対する取り組みへ
の意識は高まりつつあり、公共的施設の内装や観光関連施設等へ
の利用が広がっている。
また、木材利用促進法の施行及び法律に基づく県産材利用推進方
針の策定等を受け、新たに建設される庁舎などで木造、木質化が
進んでいる。(香美市役所、大川村役場、土佐町役場、四万十町役
場、四万十町役場)
◆戸建て住宅の木造率が、全国平均を上回ってい
る
県をはじめ、市町村が実施する公共事業で県産材
が積極的に使われている
◆公共施設や教育施設の内装や家具に積極的に
木材が使われている
(参考)
H21年公共的建築施設の木造化率
四国1位高知県30.4%(全国24.6%)
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
地産地消・地産外商戦略
(1) 地産地消(食育)
1 食材の安定供給体制の構築を支援
◆県産主要野菜や魚の学校給食へ
の安定供給体制の仕組みづくりによ
る県産食材使用率の向上(1/2)
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・各地域で行われている食育は、米・野菜中心
で、地域特産物の活用が少ない。
・食べ方(文旦などの皮の剥ぎ方など)を知らな
い子どもたちの増加。
【出前授業】
将来の地域特産物のファンづくりと消費拡大を目
・19市町村・70回実施
的に、県下小学校等で生産者等による出前授業 ・学校給食の地域特産物活用は、地域や農業に
を実施する。また、小学校等を対象に食育推進活 対する理解と子どもを通じた消費宣伝の効果が 【学校給食への地場農産物活用支援事業】
動表彰を実施し、県内での食育・食農教育の推進 期待されるが、価格面で活用が困難。
・現況調査(津野町・檮原町)の実施
と高知野菜の消費拡大を図る。
・打合せ(津野町)の実施
・県内農産物の主要品目が、学校給食に登場す
る機会が少ない。
【表彰事業】
食育推進活動表彰「高知野菜大好きっ子大賞」の実施
◆県産主要野菜や魚の学校給食へ
の安定供給体制の仕組みづくりによ
る県産食材使用率の向上(2/2)
◆地場産物を使ったメニューの開発
◆地場産物を学校給食に取り入れる
ための調査研究
◆地域特産物の食農教育と給食への
食材供給の支援による地域特産物の
理解促進(3/3)
効果的な取り組み
○レシピ集活用のための研修会の開催(2回 175人)
○献立レシピ集普及講習会(3回 208人)
○第52回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会の開催(973人)
○地場産物学習教材の企画会議
○地場産物活用ネットワーク会議の開催(県2回、地域290回)
○食育・食農教育等の体験学習の実施
学校において、地域の生産者や流通関係者、ボラ
ンティア団体等と連携し、学校給食へ地場産物の
活用を図るためのネットワークづくりを進めるととも
に食育・食農教育の実践、調査研究を行い、高知
県の産業振興に資する。
①食育の推進、安全・安心な学校給食の普及充
実
②地場産物を学校給食に取り入れるための課題
の共有と推進体制の構築
③地場産物の活用の促進、安定供給体制の構築
2 地場産物の給食への利用促進を支援
◆前処理加工・冷凍保管事業の事業
化推進
□水産加工業交流促進協議会の開催(1回)
□六次産業化法に基づく加工販売の事業化に向けた意見交換、協議(7
団体:21回)
■衛生管理講習会の開催:1回(すくも湾漁協加工施設)
44◆前処理加工・冷凍保管事業の事業化推進
■今後の運営方針等の検討や円滑な原魚確保を支援(すくも湾漁協加工
施設)
45◆衛生管理の高度化を推進
■すくも湾漁協加工施設県版ハセップ認証に向けた協議:3回(すくも湾漁
協加工施設)
■外食チェーン等の工場訪問をサポート(すくも湾漁協加工施設)
●漁協や民間企業等の連携による前処理加工の
【衛生管理の高度化支援】
☆衛生管理施設整備への支援(県漁協手結支所加工施設)
事業化の推進や、衛生管理の高度化に係る支援
・衛生管理体制が不十分であることにより販売機 ☆福祉保健所と連携し衛生管理の定着を指導(県漁協手結支所加工施
を行う。
会を逃すケースがある。
設)
<前処理の事業化支援>
・新たな連携に向け情報交換の場を提供
・地域APへの位置づけ支援
・産業振興補助金の活用支援
<衛生管理の高度化支援>
・衛生管理に係る施設整備支援
・衛生管理対応(ソフト面)の定着支援
・県版ハセップ認証取得支援
【前処理の事業化支援】
・少量多品種の漁獲特性があること、漁協等民
間企業の財務力が弱いこと、後発のため既存の
流通ルートへの参入が難しいことなどから事業
への民間参入のハードルが高い。
・新たな参入企業の掘り起こし
・魚価の向上や雇用の創出につながる漁協と民
間企業との連携
◆冷凍食品、加工食品の開発に対す
る支援
◆地場産物を使ったメニューの開発
「◆学校給食への県産食材使用率の向上」と合わ
せて記載
効果的な取り組み
○レシピ集活用のための研修会の開催(2回 175人)
○献立レシピ集普及講習会(3回 208人)
○第52回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会の開催(973人)
○地場産物学習教材の企画会議
○地場産物活用ネットワーク会議の開催(県2回、地域290回)
○食育・食農教育等の体験学習の実施
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
【出前授業】
・子どもたちは、出前授業で生産者の農畜産物へ対する思いと、苦労などを
知ったことで、生産者への感謝の気持ちと、その品目についてその後も強い
関心を持つようになった。
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
◆学校給食の食材として安定的に供給する体制
が構築されることで、地場産物の利用拡大につな
がる
【出前授業】
・生産者による出前授業で、生産者と子どもたちが共に効果を得ら 【農業分野】
◆給食に対応している生産者組織数
れる事業となった。
(H20:85組織 → H23:90組織)
・特産物について、意識して関心を持つようになる。
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・津野町での取り組みが停滞していたが、調査や打合せの結果、地教委の取
【表彰事業】
り組み再開のきっかけとなった。
・高知野菜大好きメニューが2年目(2回目)の今年は、応募校が6
校で昨年の2校から3倍に増加した。
【表彰事業】
・食育・食農教育活動応募(2件)
・高知野菜大好きメニュー応募(28品)
○レシピ集活用のための普及講習会開催につながった。
○栄養教諭・学校栄養職員、調理員に高知県の地場産物を活用した学校給
食用の料理の普及ができた。レシピ集の活用割合(74.6%→77.0%)
○全国へ高知県の学校給食・食育の取組を情報発信することができた。
○高知県の地場産物を活用した学校給食用レシピ集を全国へ情報発信した。
○地場産物学習教材の作成ができた。(高知県の地場産物や郷土料理につ
いて、クイズに答えながら楽しく学習できる内容の副読本)
○地域の産業を知り、生産者等に感謝する気持ちが育成できた。
○栄養教諭・学校栄養職員等の学校給食関係者に地場産物活用
に関する機運が高まった。
地場産物活用状況調査結果 平成22年度 44.9%(食品数ベース)
○レシピ集を、献立作成や給食の時間の指導、調理職員等の調理
実習、職員会や給食だより等児童生徒のみならず、関係者や教職
員まで、効果的に活用することができた。
□促進協議会により、具体的な事業者間の連携の動きにつながってきてい
る。
□3団体が六次産業化法に基づく計画認定を受けた。さらに1団体が来年度の
認定に向けて申請中。
■従業員の衛生管理意識が高まった。(土佐社中加工作業員全員(5名)出
席)
■原魚確保の支援等の結果、加工及び売上実績
☆ハード面での衛生管理体制が整うとともに、ソフト面の対応についても徐々
に定着しつつある。
☆★手結漁協加工施設、室戸加工施設、すくも湾漁協きび工房等はほぼ当
初計画並の加工実績で推移
・手結漁協加工施設、室戸加工施設、すくも湾漁協きび工房等で加 ◆前処理加工・冷凍保管施設の事業化、操業開始
工事業が軌道に乗り、安定した地域雇用の確保等に貢献してい
る。
・生産者による主体的な六次産業化の取組がスタートした。
・交流促進協議会により今後の本格的な連携に向けた足がかりが
整った。
○レシピ集活用のための普及講習会開催につながった。
○栄養教諭・学校栄養職員、調理員に高知県の地場産物を活用した学校給
食用の料理の普及ができた。レシピ集の活用割合(74.6%→77.0%)
○全国へ高知県の学校給食・食育の取組を情報発信することができた。
○高知県の地場産物を活用した学校給食用レシピ集を全国へ情報発信した。
○地場産物学習教材の作成ができた。(高知県の地場産物や郷土料理につ
いて、クイズに答えながら楽しく学習できる内容の副読本)
○地域の産業を知り、生産者等に感謝する気持ちが育成できた。
○栄養教諭・学校栄養職員等の学校給食関係者に地場産物活用
に関する機運が高まった。
地場産物活用状況調査結果 平成22年度 44.9%(食品数ベース)
○レシピ集を、献立作成や給食の時間の指導、調理職員等の調理
実習、職員会や給食だより等児童生徒のみならず、関係者や教職
員まで、効果的に活用することができた。
◆学校給食の食材として安定的に供給する体制
が構築されることで、地場産物の利用拡大につな
がる
◆地域特産物への理解が深まり、子どもから親に
話をすることで、家庭での消費も増える
◆学校給食の食材として安定的に供給する体制
が構築されることで、地場産物の利用拡大につな
がる
◆地域特産物への理解が深まり、子どもから親に
話をすることで、家庭での消費も増える
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆地場産物を学校給食に取り入れる
ための調査研究
主な課題
効果的な取り組み
「◆学校給食への県産食材使用率の向上」と合わ
せて記載
◆地域特産物の給食への食材供給を ・各地域で行われている食育は、米・野菜中心
で、地域特産物の活用が少ない。
支援
◆特産物の食農教育と給食への食材 ・食べ方(文旦などの皮の剥ぎ方など)を知らな
供給の支援による県産農畜産物の理 い子どもたちの増加。
解促進
・学校給食の地域特産物活用は、地域や農業に
(将来の高知の農畜産物応援団づく 対する理解と子どもを通じた消費宣伝の効果が
り)
期待されるが、価格面で活用が困難。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
○レシピ集活用のための研修会の開催(2回 175人)
○献立レシピ集普及講習会(3回 208人)
○第52回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会の開催(973人)
○地場産物学習教材の企画会議
○地場産物活用ネットワーク会議の開催(県2回、地域290回)
○食育・食農教育等の体験学習の実施
【出前授業】
・19市町村・70回実施
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
将来の地域特産物のファンづくりと消費拡大を目 ・県内農産物の主要品目が、学校給食に登場す ・現況調査(津野町・檮原町)の実施
的に、県下小学校等で生産者等による出前授業 る機会が少ない。
・打合せ(津野町)の実施
を実施する。また、小学校等を対象に食育推進活
動表彰を実施し、県内での食育・食農教育の推進
【表彰事業】
と高知野菜の消費拡大を図る。
食育推進活動表彰「高知野菜大好きっ子大賞」の実施
3 将来の本県農畜水産物の応援団づくり
を支援
◆特産物の食農教育と給食への食材
供給の支援による県産農畜産物の理
解促進(1/2)
効果的な取り組み
「◆地域特産物の給食への食材供給を支援」
と合わせて記載
◆特産物の食農教育と給食への食材
供給の支援による県産農畜産物の理
解促進(2/2)
○レシピ集活用のための研修会の開催(2回 175人)
○献立レシピ集普及講習会(3回 208人)
○第52回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会の開催(973人)
○地場産物学習教材の企画会議
○地場産物活用ネットワーク会議の開催(県2回、地域290回)
○食育・食農教育等の体験学習の実施
・各地域で行われている食育は、米・野菜中心
で、地域特産物の活用が少ない。
・食べ方(文旦などの皮の剥ぎ方など)を知らな
「◆学校給食への県産食材使用率の向上」と合わ い子どもたちの増加。
せて記載
・学校給食の地域特産物活用は、地域や農業に
対する理解と子どもを通じた消費宣伝の効果が
期待されるが、価格面で活用が困難。
【出前授業】
・19市町村・70回実施
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・現況調査(津野町・檮原町)の実施
・打合せ(津野町)の実施
・県内農産物の主要品目が、学校給食に登場す 【表彰事業】
食育推進活動表彰「高知野菜大好きっ子大賞」の実施
る機会が少ない。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
○レシピ集活用のための普及講習会開催につながった。
○栄養教諭・学校栄養職員、調理員に高知県の地場産物を活用した学校給
食用の料理の普及ができた。レシピ集の活用割合(74.6%→77.0%)
○全国へ高知県の学校給食・食育の取組を情報発信することができた。
○高知県の地場産物を活用した学校給食用レシピ集を全国へ情報発信した。
○地場産物学習教材の作成ができた。(高知県の地場産物や郷土料理につ
いて、クイズに答えながら楽しく学習できる内容の副読本)
○地域の産業を知り、生産者等に感謝する気持ちが育成できた。
○栄養教諭・学校栄養職員等の学校給食関係者に地場産物活用
に関する機運が高まった。
地場産物活用状況調査結果 平成22年度 44.9%(食品数ベース)
○レシピ集を、献立作成や給食の時間の指導、調理職員等の調理
実習、職員会や給食だより等児童生徒のみならず、関係者や教職
員まで、効果的に活用することができた。
目標(H23)
◆学校給食の食材として安定的に供給する体制
が構築されることで、地場産物の利用拡大につな
がる
◆地域特産物への理解が深まり、子どもから親に
話をすることで、家庭での消費も増える
◆学校給食の食材として安定的に供給する体制
が構築されることで、地場産物の利用拡大につな
がる
【出前授業】
・子どもたちは、出前授業で生産者の農畜産物へ対する思いと、苦労などを
知ったことで、生産者への感謝の気持ちと、その品目についてその後も強い
関心を持つようになった。
【農業分野】
【出前授業】
◆給食に対応している生産者組織数
・生産者による出前授業で、生産者と子どもたちが共に効果を得ら (H20:85組織 → H23:90組織)
れる事業となった。
・特産物について、意識して関心を持つようになる。
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・津野町での取り組みが停滞していたが、調査や打合せの結果、地教委の取
【表彰事業】
り組み再開のきっかけとなった。
・高知野菜大好きメニューが2年目(2回目)の今年は、応募校が6
校で昨年の2校から3倍に増加した。
【表彰事業】
・食育・食農教育活動応募(2件)
・高知野菜大好きメニュー応募(28品)
○レシピ集活用のための普及講習会開催につながった。
○栄養教諭・学校栄養職員、調理員に高知県の地場産物を活用した学校給
食用の料理の普及ができた。レシピ集の活用割合(74.6%→77.0%)
○全国へ高知県の学校給食・食育の取組を情報発信することができた。
○高知県の地場産物を活用した学校給食用レシピ集を全国へ情報発信した。
○地場産物学習教材の作成ができた。(高知県の地場産物や郷土料理につ
いて、クイズに答えながら楽しく学習できる内容の副読本)
○地域の産業を知り、生産者等に感謝する気持ちが育成できた。
【出前授業】
・子どもたちは、出前授業で生産者の農畜産物へ対する思いと、苦労などを
知ったことで、生産者への感謝の気持ちと、その品目についてその後も強い
関心を持つようになった。
○栄養教諭・学校栄養職員等の学校給食関係者に地場産物活用
に関する機運が高まった。
地場産物活用状況調査結果 平成22年度 44.9%(食品数ベース)
○レシピ集を、献立作成や給食の時間の指導、調理職員等の調理
実習、職員会や給食だより等児童生徒のみならず、関係者や教職
員まで、効果的に活用することができた。
◆学校給食の食材として安定的に供給する体制
が構築されることで、地場産物の利用拡大につな
がる
◆地域特産物への理解が深まり、子どもから親に
話をすることで、家庭での消費も増える
◆学校給食の食材として安定的に供給する体制
が構築されることで、地場産物の利用拡大につな
がる
【出前授業】
・生産者による出前授業で、生産者と子どもたちが共に効果を得ら
れる事業となった。
【農業分野】
・特産物について、意識して関心を持つようになる。
◆給食に対応している生産者組織数
(H20:85組織 → H23:90組織)
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・津野町での取り組みが停滞していたが、調査や打合せの結果、地教委の取
【表彰事業】
り組み再開のきっかけとなった。
・高知野菜大好きメニューが2年目(2回目)の今年は、応募校が6
校で昨年の2校から3倍に増加した。
【表彰事業】
・食育・食農教育活動応募(2件)
・高知野菜大好きメニュー応募(28品)
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【地産地消・地産外商戦略】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
地産地消・地産外商戦略
(2) 「ものづくりの地産地消」の促進
(県内完結型の「ものづくり」の仕組みづくり)
1 ものづくりに関する情報の共有化
◆情報フローの確立(発注予定情報
等の受注者側への提供)
主な課題
・受発注情報など、ものづくりに関する情報が県 ・情報フローの継続実施
内で伝わっていない。情報経路が確立されてい
・ものづくり支援コーディネーターの雇用(1名)
ない。
県内で導入する機械設備等や商品の生産過程に
おいて、付加価値を高める工程をできるだけ県内 ・付加価値を高める工程をできるだけ県内で行
で完結し、経済波及効果を高めるため、県内での おうとする意義が浸透していない。
受発注につながる情報を集約し、関連団体へ提供
することで、機会損失を減らし成約につなげてい
く。
◆製造業者と他の産業とのマッチン
グ
【マッチング支援】
○機械化ニーズの情報の質と量の向上
(中長期的な機械化ニーズの収集)
県内に需要のある機械や設備を県内で製造でき ○研究開発期間を確保することができるタイ
る仕組みを構築するため、工業団体と他の産業団 ミングでの機械化ニーズの早期情報収集
体とのマッチングを進めるとともに、ニーズに即し ○地域の機械化ニーズを情報収集する仕組
た試作品の開発を支援し、ものづくりの地産地消 みの再構築
を促進する。
【試作機の開発支援】
○適正な開発期間の確保
○販売できる製品に磨き上げるための改良
○生産現場と県内ものづくり企業との連携を
深めるための現地視察の強化
◆総合相談窓口の設置
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・ものづくり地産地消センターの開設
【マッチング支援】
○サトウキビ搾汁装置の開発支援(黒潮町)
・現地視察[4/21](参加者:26名)
・意見交換会[4/28](参加者:9名)
○高知県ものづくり技術展示会への出展支援
・県内ものづくり企業に展示会のPRと出展要請
・ものづくり企業と食品加工事業業等との情報交換の場づくり
(6/3~4 入場者4300名)
【試作機の開発支援】
・ものづくり地産地消推進事業費補助事業の充実
試作に引き続く製品の改良や、開発期間が複数年にわたる
場合も補助対象に追加
・ものづくり地産地消推進事業費補助金の募集(応募件数:27件)
第1次募集(5/17~6/7) 応募件数:8件
第2次募集(7/19~8/22) 応募件数:14件
第3次募集(11/16~12/15) 応募件数:5件
・受発注情報など、ものづくりに関する情報が県 ・ものづくり地産地消推進プロジェクトチームの設置
内で伝わっていない。情報経路が確立されてい
ない。
・ものづくり支援コーディネーターの雇用
「ものづくりの地産地消」に関する総合窓口「もの
づくり地産地消センター」を設置し、各種の相談や ・付加価値を高める工程をできるだけ県内で行
マッチングへの支援、県内企業に関する情報の集 おうとする意義が浸透していない。
約強化、商談を活性化する場の確保等を実施す
る。
・ものづくり地産地消センターの設置
・高知県ものづくり技術展示会の開催
・農業振興フェア、食の大商談会での「ものづくりの地産地消相談コー
ナー」の設置
◆成長が期待され潜在力のある分野
や企業への重点的支援
○研究会参加者間の連携促進
研究会参加者が持つ事業化へのアイデアや試
みを参加者間の連携を促進することにより、事業
成長が期待され潜在力のある分野や企業への重 化へつなげていく。
点的な支援を実施するため、研究会を設置し新た
なビジネスの創出に結びつけ、事業化の実現をよ ○専門家(個別支援アドバイザー等)を活用した
り効果的に進めていく。
事業化プラン作成支援の推進
研究会参加者の事業化プラン作成に向けた多
様なニーズや課題に対して、プラン作成の早期
段階から専門家を活用したきめ細やかな支援を
実施することで、事業化プラン作成の取組を加速
していく。
◆コンテンツ産業(まんが、デザイン
等)の事業化に向けた取組の推進
◆ビジネス化できる作品の収集(ソーシャルゲー
ム及びコンテンツコンテスト)
◆ゲーム開発企業の育成
企業とクリエイターが商談する場を設けるなど、ク ◆県内クリエイターの収入(仕事)が少ない、
リエイターの地産地消を推進する。
・ものづくり総合技術展検討会の実施
○研究会の開催
・4/25に4分野合同開催後、各分野に分かれて研究会を実施
・食品産業研究会(6回):4/25,6/6,8/4,10/19,1/19,2/9
天然素材産業研究会(7回):4/25,5/31,6/29,7/29,8/31,9/30,1/20
環境(7回):4/25,7/13,7/20,8/23,11/22,12/12,2/6
健康福祉(7回):4/7,4/25,7/13,7/20,10/25(2回),12/12
○支援体制の整備
企業ごとに支援担当者(県事務局や産業振興センター職員等)を配置し、支援体
制を整備。会員企業の個別訪問等を実施し、課題やニーズを把握。
○会員企業の個別事業化支援(4分野合計:90社)
・技術支援:3社 ・販路開拓支援等:76社
・技術・販路開拓支援等:11社
・コンテンツビジネス起業研究会会員を募集。
・第2回高知コンテンツコンテストを実施。
・Creative Market Tokyo2011に、コンテンツコンテストの優秀賞受賞者2名
が出展、そのビジネスマッチングを支援。
・県内クリエイター見本市を開催し、クリエイターと発注者との出会いや
マッチングを支援。
・高知県ソーシャルゲーム企画コンテストを実施。
・ゲーム企画コンテスト第1回入賞作品のゲーム化を支援、サービス開始
に際して広報を実施。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・ものづくり地産地消センター相談件数209件(2月末現在)
・ものづくり技術展示会成約件数 27件(アンケート調査による)
・情報フローを通した情報提供10件(2月末現在)
・ものづくり技術展示会成約金額 1,900万円(アンケート調査に
よる)
【マッチング支援】
○サトウキビ精糖工場の現地視察と関係者との意見交換会の結果、
サトウキビの搾汁ライン一式を「ものづくり地産地消推進事業費
補助金」を活用して開発することとなり補助金申請(6/28採択)
○高知県ものづくり技術展示会への出展支援
・機械系のものづくり企業の出展:13社
・ものづくりの地産地消を多方面にアピールし、生産者とものづくり
企業、食品加工業等との情報交流の機会を提供(商談17件)
【マッチング支援】
○県の広報番組や新聞・テレビ等を通じて、積極的に取組を
PRしたことで、ものづくり地産地消センターへの相談件数
が開設以降200件を超えた(H23.6~H24.2月)
○ものづくり地産地消センターのマッチングによる、ものづくり
補助金への応募件数が増加した
【試作機の開発支援】
○単年度での試作開発が難しい事業計画も第2次募集分から対象と
したことで、複数年にわたる取り組みへの支援を開始
債務負担分:6件(農業3件、防災1件、その他2件)
○ものづくり地産地消推進事業費補助金を活用した試作開発開始
(全19件)
第1次採択:5件(農業1件、林業1件、その他3件)
第2次採択:11件(農業5件、水産業1件、防災4件、その他1件)
第3次採択:3件(防災:1件、その他2件)
目標(H23)
県内のニーズ情報が県内の受注者側に伝達さ
れ、県内企業の受注が拡大する。
・機械系の地産地消の意識が高まるとともに、地
域ニーズに対応した製品を県内で生産する体制の
拡大
・地産地消の段階から外商へと進化させ外貨を獲
得
【試作開発支援】
○機械設備を必要とする事業者と、県内ものづくり企業との
連携を深める手法が確立した(現地視察・意見交換会等)
○「ものづくりの地産地消」の趣旨や取組事例をPRする機会
が増えたことで、県内ものづくり企業が、地域の課題や悩み
を機械化によって解決していく動きが広がった
○第2次募集分から「防災分野のものづくりの地産地消」の
動きが顕在化(申請件数7件、うち採択件数5件)
○補助金を活用した製品が順次完成し、地産地消の段階から
地産外商に進んでいく製品も出始めた
・ものづくり技術展示会来場者 4,300人
・ものづくり技術展示会成約件数 27件(アンケート調査による)
・ものづくり技術展示会出展事業者数 29社
・ものづくり技術展示会成約金額 1,900万円(アンケート調査に
よる)
県内のニーズ情報が県内の受注者側に伝達さ
れ、県内企業の受注が拡大する。
・ものづくり地産地消センター相談件数 209件2月末現在)
・ものづくり地産地消センターのマッチング事案の中から実際に機
器開発から納入まで進んだ事例が生まれる
○研究会参加者数(4分野合計) 27回開催:延べ445社(536名)
・食品産業研究会(6回開催) :延べ 188社(220名)
・天然素材産業研究会(7回開催) :延べ 133社(164名)
・環境産業研究会(7回開催) :延べ
57社( 68名)
・健康福祉産業研究会(7回開催) :延べ
67社( 84名)
○支援体制の整備
把握したニーズや課題をもとに、企業ごとに支援方針を決定
○研究会発事業化プラン作成に取り組む企業の増加
企業別の支援方針に基づき専門家派遣等により、個別企業の事業化支援
を実施した結果、事業化プラン作成に取り組む企業が増加
・起業研究会に、ソーシャルゲーム分野6企業、その他コンテンツ分野12団体
が参加。
・コンテンツコンテストに53作品の応募があり、優秀賞2、TSUTAYA賞1、奨励
賞4作品を選定。
・CMT2011に出展したコンテンツコンテスト受賞者2名がそれぞれ約50名と名
刺交換し、情報交換。
・県内クリエイター見本市に、出展14事業者、来場者(発注者)63名が参加し、
情報交換。
・ゲーム企画コンテストに、第1回締切で14、最終締切で36作品の応募があ
り、それぞれ1作品、2作品の入賞が決定、ゲーム化開始。
・1/23第1回入賞作のゲーム完成、サービス開始。知事記者発表の実施やそ
の他の広報により多くのメディアで取り上げられ、社会的にも事業が広く知ら
れた。
○事業化プラン認定:17件(食品:7、天然素材:5、環境:3、健康福
祉:2)
・複数の中核的な企業と、それを支えるグループ
企業群の形成
○他の支援事業を活用した事業化支援:2件
・地域研究成果事業化支援事業(こうち産業振興基金):1件
(天然素材)
・高知県ものづくり地産地消推進事業:1件(環境)
○事業化プラン作成準備中:17件
食品:7件、天然素材:3件、環境:3件、健康福祉:4件
・コンテンツコンテスト優秀賞受賞者が在京大手出版社からイラスト
制作を受注。
・コンテンツコンテスト奨励賞受賞者が県内地域団体からキャラク
ターデザイン制作を受注。
・コンテンツコンテスト優秀賞受賞者が菓子会社にマッチングを持ち
かける取組を実施。
・第1回入賞作のゲーム開発に際し、シナリオライター4名、イラスト
レーター10名に業務を発注。
・第2回入賞作の開発に際し、2社がそれぞれ1名ずつを新規雇用。
・3作品のゲーム開発が実現し、ソーシャルゲーム産業創出の土台
づくりへの第1歩となった。また官民協働によるゲーム開発への支
援が県内外に広く知られたことで、ゲーム産業創出事業への理解
が進み、よりスムーズな事業推進につながる。
・新たな高知発コンテンツ産業の創出やクラスター
(産業集積)の基礎(実績)づくり
・外貨の獲得できる研究会発事業化プランの事業
化
・首都圏における商談成立などクリエイターの収入
増
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
2 高知県の“強み”である第一次産業を伸
ばす食品加工産業の育成
◆外部人材を活用した「商品開発」、
「プロモーション」、「食品表示」等の一
貫支援
主な課題
マーケットイン型の食品加工
表示の適正化
商品開発(発想力)やプロモーションの不足してい
る食品加工業者に対し、外部人材を投入し、原料
の生産から、県内原料を利用した新たな加工食品
の開発、販売展開までの一貫した支援を行う。
また、適正表示のワンストップ支援を行う。
◆産学官の連携による特産品目の商
品開発
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・高知県ふるさと雇用再生食品加工業支援事業委託契約(2年目)
平成23年度 37,238,495円以内
・支援体制の整備
雇用 食品加工アシスタント 3名
食品表示アシスタント 1名
アドバイザー契約
ものづくりプロデューサー 4月1日~【継続】
商品販路等アドバイザー 4月1日~【継続】
食品表示アドバイザー 4月1日~【継続】
商品開発マネージャー 5月20日~
ものづくりプロデューサー等によるハンズオン支援(4~3月:31企業)
商品開発マネージャーによる支援 (7~3月:18企業)
特定品目の県域での加工
・高知工科大学との共同研究委託 6月15日
第1次産業と加工企業とのマッチング
特産品でありながら、産地を維持するためには、
緊急に加工品開発が必要な特定品目に対し、大
学と提携し、アイデア、商品開発、プロモーション
展開案を産地と企業の双方に対して提案・マッチ
ングにより、新たな加工需要の創出を行う。また、
一次産業と加工業との個別のマッチングを行う。
〈適正な品質管理支援〉
◆工場の衛生管理の高度化を支援
・生産管理の高度化に対する意識高揚
外商を行うにあたって、消費地から求められる食
品加工施設の生産管理の高度化対応への支援を
行うため、専門家の派遣や研修等を行う。
また、関係法令が複雑で食品加工事業者の課題
となっている適正表示に対する支援を行う。
◆工場の衛生管理の高度化を支援
・生産管理高度化研修
①消費地から見た生産管理と自主衛生管理マニュアルの作成方法
5/24(高知市)、5/25(四万十市)、5/26(安芸市)
②食品表示と関連法 8/4(高知市)、 8/5(安芸市)
③微生物(基礎編) 8/25(高知市)、 8/26(四万十市)
④防虫防そ(基礎編) 9/12(四万十市)
⑤有害生物(講義・演習) 9/13(高知市)
⑥微生物(応用編) 10/11(高知市)、10/12(四万十市)
⑦洗浄殺菌と化学物質 10/25(四万十市)、10/26(高知市)
⑧食品表示と関連法 11/7(四万十市)、11/8(高知市)
⑨HACCP 11/11~13(高知市)
⑩異物混入と化学物質 11/21(四万十市)、11/22(高知市)
⑪食品表示と関連法 2/20(安芸市)、2/21(高知市)
指導企業10社選定済み
食品加工研修の実施
クレーム対応、安全・品質管理に関する相談対応 532件(3/15現在)
・衛生管理高度化研修等により、加工現場に衛生
知識・技術を蓄積する
◆工場の衛生管理の高度化を支援
地産地消・外商課等からの情報を基に衛生管理
能力の向上を目指す施設をピックアップし、高度
衛生管理手法及び認証制度の取得を目指した指
導・助言を実施する。このことによりHACCP手法
を取り入れた自主衛生管理手法の浸透を図り、県
内食品関連施設の衛生管理能力の向上を目指
す。また、地産地消・外商課が主催する食品加工
生産管理高度化研修において、HACCP関連の
講義を行い、能力向上意欲のある企業の掘り起こ
しとHACCP手法の啓発をおこなう。
◆食品関連施設における衛生管理能力の低さ
◆食品関連事業者の食品衛生に対する認識不
足
◆他部署(工業技術センター等)との連携強化
◆HACCPシステムによる衛生管理手法のPR
不足
◆地産地消外商課等の関連課・組織との事業説明・打合せ 16回
◆認証取得希望施設等への助言・指導 のべ23施設
◆HACCP手法関連説明会 10回
◆HACCP手法現地研修 6回
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・商品化等の成果あり:31件
・商品化等の可能性あり:8件
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・表示の適正化:4~2月延べ400件
目標(H23)
・企業が食品加工に取り組む事例が増えている
コンサル及び商品開発の企業支援(30商品)
マーケット・イン型商品開発(20商品)
【参考:22年度】
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・食品衛生に関する意識の向上及び加工プロセスの改善
(基礎調査実施企業)
・食品表示の適正化:266件
・ユズ、土佐文旦、土佐茶、土佐和牛に関する需要拡大のためのビジネスモ
デルの提案
・高知県の商品を外商する手段についての提案
・土佐文旦は昨年度の検証を具体的な商品として発展させ、商業レ
・産学官連携による加工食品の開発が進んでいる
ベルでの需要拡大につながった。
大学との共同研究による加工品開発(4品目)
【参考:22年度】
・文旦及びユズの加工に関する検証
・表示の適正化:4~2月延べ418件
・生産管理高度化研修
①5/24(高知市:58名)、5/25(四万十市:33名)、5/26(安芸市:12名)
②8/4(高知市:33名)、8/5(安芸市:12名)
③8/24(高知市:34名)、8/25(四万十市:18名)
④9/12(四万十市:13名)
⑤9/13(高知市:35名)
⑥10/11(高知市:34名)、10/12(四万十市:14名)
⑦10/25(四万十市:14名)、10/26(高知市:52)
⑧11/7(四万十市:19名)、11/8(高知市:51名)
⑨11/11~13(高知市:19名)
⑩11/21(四万十市:10名)、11/22(高知市:51名)
⑪2/20(安芸市:18名)、2/21(高知市:50名)
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
巡回指導10社
食品加工研修(25名参加)
食品工場の衛生状態が改善された
◆地産地消外商課等の関係各課と連携・協力した上で事業が推進できた。
◆認証審査会を2回開催し、新規施設:4施設、新規対象業種:2業種が追加
認定され、予定を超えて認証制度を推進できた。
◆高度食品衛生管理手法認定制度要綱を策定し、制度を開始した。
◆高度食品衛生管理手法認定希望施設から具体的な問い合わせがあるもの
の、認定には、至っていない。。
◆現地研修により、HACCP手法による指導方法、指導能力の向上が進みつ
つある。
◆新規認証施設の増加に伴い、認証希望施設からの具体的な問 認証取得施設:12施設
い合わせが増加しており、認知度が向上しているものと考えてい
認証対象業種:14業種
る。特にユズ搾汁業に関しては、各JA間に競争意識が生まれてお 高度衛生管理手法導入施設:20施設
り、平成24年度も引き続き、申請がある模様。
◆菓子製造業を新たに対象業種としたところ、複数の施設から具体
的な問い合わせがあるなど、今後、申請数の増加が見込まれる。
◆高度食品衛生管理手法認定制度を開始し、説明会を開催したと
ころ、希望したい旨の意見が複数出るなど好感触であった。次年度
以降の推進方法を検討し、制度の認知度向上及び進捗を図る必要
がある。
【参考:22年度】
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・食品衛生に関する意識の向上及び加工プロセスの改善
・食品表示の適正化:266件
・生産管理高度化への理解の高まり
アンケート回収率・・・78%
うち、よく理解できた・・・45%
まあまあ理解できた・・・49%
◆企業が食品加工に取り組む事例が増えている
◆産学官連携による加工食品の開発が進んでい
る
◆HACCP手法に基づく自主衛生管理を取り入れ
た施設が増加する
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆試験研究機関の充実・強化(新商
品開発や技術支援等)、試験研究機
関と生産者等とのマッチングの推進
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(県試験研究機関)
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・技術支援・相談等 415社、団体 1693件(3/15現在)
・食品加工研究棟デモンストレーション 2日間、4回開催
地域特産物のブランド化技術支援を行う
◆試験研究機関の充実・強化(新商
品開発や技術支援等)、試験研究機
関と生産者等とのマッチングの推進
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(県試験研究機関)
○とげなしナス育成
○耐低温性ナス系統の選抜
○施設ショウガの低コスト技術
○早期水稲の品種選定・栽培技術
○ユリ切り下球新潟産切り下球の有効利用技術
○ダリアの安定生産技術
○包装・出荷方法の改良による品質保持技術
○生産者団体と一体となって、ユリの新潟産切り下球の有効利用技術検
討行った。
○とげなしナスの系統比較を現地実証試験として実施し、現地で検討会
を開催した。
○早期水稲の栽培実証試験と栽培講習会を行った。
○現地と協力し野菜の品質保持試験を行った。
○グロリオサ県育成品種普及研究会で県育成品種の普及拡大のための
検討を行った。
普及に移せる技術の開発
○アザミウマ、タバココナジラミ、コナカイガラムシ、チャノホコリダニ類を対
象に天敵と選択性農薬を組み合わせた防除試験の実施(うち現地実証試
験4ヶ所)
○土着天敵温存ハウスの設置(所内)
○黒枯病、さび病を対象とした温湿度制御試験の実施(うち現地実証試
験3ヶ所)
○ピーマンの青枯病、疫病、トバモウイルス抵抗性系統の組み合わせ交
配および育成系統の複合抵抗性、生産力検定の実施(生産力検定7系
統)
○シシトウ、オオバの農薬登録促進のための作物残留試験の実施(殺虫
剤シシトウ2剤、オオバ1剤)
○環境保全型農業のトップランナーを目指して取
り組んでいる農業振興部の重点施策を技術面か
ら支援するためピーマン・シシトウを中心に病害に
強い品種の育成や天敵などを組み合わせたIPM
(総合的病害虫管理)技術を確立する。
◆試験研究機関の充実・強化(新商
品開発や技術支援等)、試験研究機
関と生産者等とのマッチングの推進
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(県試験研究機関)
○天敵の利用技術(温存方法を含む)
○環境(温度、湿度)制御による病害防除技術
○青枯病等の複合抵抗性台木品種の育成
○農薬登録の促進
○柱である「競合に打ち勝つ高知ブランドを再構
築」、「新たな取組による農業、農村の発展」を積
極的に支援するため、新品目の導入定着と新品
種育成と生産から流通・販売までを見通した品目
別総合戦略に対応した技術開発と普及支援を行
う。
◆試験研究機関の充実・強化(新商
品開発や技術支援等)、試験研究機
関と生産者等とのマッチングの推進
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(県試験研究機関)
○土佐文旦:台木、フィガロン、マルチによる糖
度向上効果
○小夏:軟X線適線量、花粉保存方法、受粉方
法
○土佐文旦:授粉等一般管理は予定どおり実施。各試験処理も予定道理
実施。
○小夏:開花期の試験処理は予定どおり実施。花粉保存試験も予定どお
り実施。早生系統の収穫・分析収量。普通種は調査継続。
○新高ナシ:フタモンマダラメイガの発生消長及
○新高ナシ:トラップの設置・防除試験の実施
び現地被害実態を明らかにする。
○土佐文旦の高品質果実生産技術の確立
○小夏の種なし果実安定生産技術の確立。
○新高ナシを加害するフタモンマダラメイガの防除
技術の確立
(2)ものづくり企業の育成
◆製造業と他産業とのマッチング
◆製品開発力の強化
◆販路の拡大
(再掲)
【マッチング支援】
○機械化ニーズの情報の質と量の向上
(中長期的な機械化ニーズの収集)
○研究開発期間を確保することができるタイ
ミングでの機械化ニーズの早期情報収集
○地域の機械化ニーズを情報収集する仕組
みの再構築
県内に需要のある機械や設備を県内で製造でき
る仕組みを構築するため、工業団体と他の産業団
体とのマッチングを進めるとともに、ニーズに即し 【試作機の開発支援】
た試作品の開発を支援し、ものづくりの地産地消 ○適正な開発期間の確保
○販売できる製品に磨き上げるための改良
を促進する。
○生産現場と県内ものづくり企業との連携を
深めるための現地視察の強化
【マッチング支援】
○サトウキビ搾汁装置の開発支援(黒潮町)
・現地視察[4/21](参加者:26名)
・意見交換会[4/28](参加者:9名)
○高知県ものづくり技術展示会への出展支援
・県内ものづくり企業に展示会のPRと出展要請
・ものづくり企業と食品加工事業業等との情報交換の場づくり
(6/3~4 入場者4300名)
【試作機の開発支援】
・ものづくり地産地消推進事業費補助事業の充実
試作に引き続く製品の改良や、開発期間が複数年にわたる
場合も補助対象に追加
・ものづくり地産地消推進事業費補助金の募集(応募件数:27件)
第1次募集(5/17~6/7) 応募件数:8件
第2次募集(7/19~8/22) 応募件数:14件
第3次募集(11/16~12/15) 応募件数:5件
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・新商品開発、商品改良のための試作455件(3/15現在)
・技術指導 84件279名(3/15現在)
・食品加工研究棟デモンストレーションの参加者 600名
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・H23年度に商品化されたもの 30件(3/15現在)
【参考:平成22年度】
H22年度に商品化したもの22件
○ユリの新潟産切り下球を利用した栽培技術が確立した。
○とげなしナス優良系統の一定の評価が得られた。
○‘南国そだち’は本年200haで栽培された。
○県育成品種「オレンジハート」種球が産地で約5,000球に増えた。
○県育成品種「オレンジハート」取り組みが新聞報道され(9月22日)、県内に
PRできた。
○県育成ナス品種‘慎太郎’が登録された(10月5日)
○県育成米ナス品種‘なつのすけ’が登録された(12月20日)
○県育成品種「オレンジハート」の商標登録が行なわれた(12月22日)。
H22年度~H23年度
○得られた成果を栽培部会等で紹介され、普及指導員が実施する
現地実証試験(自主企画研修、PTなど)に組み込まれた。
○とげなしナス優良系統の現地実証試験として取り組まれた。
○‘土佐鷹’の栽培面積が31haとない、昨年より4ha増加した。
○雨よけ米ナスとして‘なつのすけ’の普及が進み、ほぼ県内で慣
行品種(‘太郎早生’)と置き換わった。
○‘南国そだち’は本年200haで栽培され、昨年に比べ作付面積が
20ha増加した。
○県育成品種「オレンジハート」の試験出荷が始まった。
○とげなしナス育成と品種登録。
○‘土佐鷹’の栽培面積91haに拡大する普及支
援。
○雨よけ米ナス育成品種の普及支援。
○ユリ切り下球の利用体系の確立と普及。
○‘南国そだち’の栽培面積500haに拡大する普
及支援。
○オオバを加害するマデイラコナカイガラムシに対し微生物農薬を基幹とした
防除体系確立の見通しが得られた。チャノホコリダニに対しスワルスキーカブ
リダニの防除効果が確認された。
○黒枯病発生抑制のための効率的な暖房機制御法を明らかにした。また、シ
ソさび病も環境制御により発病を抑制できることを確認した。
○ピーマンの露地・雨よけ栽培用、促成栽培用として病害複合抵抗性台木各
3系統を選定し現地試験に供した。
○シシトウの害虫防除薬剤としてコルト顆粒水和剤、ウララDF、オオバの害虫
防除剤としてスタークル剤の2剤の残留試験データを作成した。
○得られた成果を普及指導員研修や現地検討会などで公表するこ
とで、普及指導員が実施する現地実証試験に組み込まれ普及が図
られている。
○登録された農薬については、随時県の病害虫防除指針に採用さ
れている。
○施設シシトウ栽培における総合的病害虫管理技
術の確立
○雨よけピーマン類の土着天敵を活用した総合的
害虫管理技術の確立
○葉面結露制御による施設栽培シシトウの黒枯病
除技術の確立
【参考:H22年度】
○得られた成果はIPM技術指導者のための指導マニュアルに反映
されている。また、普及指導員が実施する現地実証試験に組み込
まれ普及が図られている。
○登録された農薬については、随時県の病害虫防除指針に採用さ
れている。
【23年度】
○土佐文旦:露地栽培「土佐文旦」において、マルチとフィガロン乳
剤の併用することにより、果実着色が良好となり、糖度計示度が最
大0.8~1.0上昇した。
文旦の野囲い貯蔵は、3月までが限度で、その後低温庫で貯蔵す
る必要があった。
○小夏:受粉の省力化のための液体受粉では、受粉に最適な散布
機器を選定し、寒天0.1%、ショ糖無添加の溶液を用いて、精製花粉
を250倍に希釈して受粉することで、安定的な着果が得られた。
○新高ナシ:トラップにフタモンの成虫が捕獲でき、成虫の発生消長、虫糞の ○新高ナシ:秋期に幼虫の活動を抑え、被害を軽減できる可能性
発生状況から7月と9月が薬剤防除適期と推測される。
のある薬剤の選定ができた。
○土佐文旦の高品質果実安定生産(収穫時糖度
11.5以上)
○施設小夏の種なし果実安定生産(S~M級果実
7割、収量3t)
○土佐文旦の高品質果実生産(糖度12以上)
○新高ナシ:フタモンマダラメイガの発生消長の解
明と被害軽減対策の確立(軽減効果50%以上)
【マッチング支援】
○サトウキビ精糖工場の現地視察と関係者との意見交換会の結果、
サトウキビの搾汁ライン一式を「ものづくり地産地消推進事業費
補助金」を活用して開発することとなり補助金申請(6/28採択)
○高知県ものづくり技術展示会への出展支援
・機械系のものづくり企業の出展:13社
・ものづくりの地産地消を多方面にアピールし、生産者とものづくり
企業、食品加工業等との情報交流の機会を提供(商談17件)
・機械系の地産地消の意識が高まるとともに、地
域ニーズに対応した製品を県内で生産する体制の
拡大
○土佐文旦:開花期は遅れたものの順調に生育。着色は遅れたが、肥大は平
年並み、糖、酸は昨年よりやや高い。
マルチ、フィガロンによる増糖効果は3年連続で認められた。貯蔵試験は、本
格的な試験に向け、低温庫への搬入終了。
○小夏:着果量は全体的に少ない。花粉保存試験はほぼ予定どおりである
が、液体増量剤内での発芽率が低い。液体受粉の試験では、4月の収穫調査
の結果待ち。
【試作機の開発支援】
○単年度での試作開発が難しい事業計画も第2次募集分から対象と
したことで、複数年にわたる取り組みへの支援を開始
債務負担分:6件(農業3件、防災1件、その他2件)
○ものづくり地産地消推進事業費補助金を活用した試作開発開始
(全19件)
第1次採択:5件(農業1件、林業1件、その他3件)
第2次採択:11件(農業5件、水産業1件、防災4件、その他1件)
第3次採択:3件(防災:1件、その他2件)
【マッチング支援】
○県の広報番組や新聞・テレビ等を通じて、積極的に取組を
PRしたことで、ものづくり地産地消センターへの相談件数
が開設以降200件を超えた(H23.6~H24.2月)
○ものづくり地産地消センターのマッチングによる、ものづくり
補助金への応募件数が増加した
【試作開発支援】
○機械設備を必要とする事業者と、県内ものづくり企業との
連携を深める手法が確立した(現地視察・意見交換会等)
○「ものづくりの地産地消」の趣旨や取組事例をPRする機会
が増えたことで、県内ものづくり企業が、地域の課題や悩み
を機械化によって解決していく動きが広がった
○第2次募集分から「防災分野のものづくりの地産地消」の
動きが顕在化(申請件数7件、うち採択件数5件)
○補助金を活用した製品が順次完成し、地産地消の段階から
地産外商に進んでいく製品も出始めた
・地産地消の段階から外商へと進化させ外貨を獲
得
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆本県の強みを生かした誘致(地
域固有の技術・資源・企業等の活
用)
◆県内製造業の高度化に繋がる誘
致
◆不足する事務系職場の誘致
◆既存立地企業へのアフターケア
対策の充実
◆企業支援策の充実強化
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・工業団地の不足(オフィスビルの不足)
・企業訪問等の実施 延794社
・工業集積が十分でないために、表面処理など
基盤技術や、中核的な技術者等の人材が不足
・地域固有の技術や一次産品などの地域資源の
・アンケートの実施(2,403社)
活用
・本県の工場が国際的な競争力のある拠点工場
となることを目指した、新たな視点のアフターケ
ア対策の構築
不足業種や地域資源などを活用する企業の誘
致を行い、地域で一貫した生産体制(SCM化)
の拡大を図り、また、本県に立地する企業の
継続的な設備投資を促進する。
◆企業立地基盤(工業団地等)の
整備の推進
現在、開発中の南国市及び香南市との共同開
発による工業団地について着実な推進と、こ
の2つの団地に続く新たな開発予定地の選
定。また、工業団地等に関連する情報通信な
どその他の基盤整備について当該市町村とと
もに整備に努める。
【香南】
H25中の分譲開始に向けて、準備工事及び造
成本体工事の着実な進捗管理
【その他】
新たな候補地の選定
【香南】
・用地補償契約完了
【香南工業用水道】
・給水予定企業との調整、地元との調整、予算確保
【その他】
・候補地選定に向け、安芸市、南国市、土佐市、高知市で実施した適地
調査完了
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・工場等の新増設
(製造業) 新増設決定 17件(新設 4件、増設 13件)
(事務系) 新設決定 2件
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・新規雇用 立上時:263人 フル操業時:528人
・アンケートへの回答:202社(うち企業訪問数 11社)
【香南】
・造成本体工事契約・着手(完成予定:H25.9)
【香南工業用水道】
・H24.7に給水開始見込み → 「北部工業団地」で増設1件
・香南工業用水道事業会計への助成
目標(H23)
・固有技術や資源などを活用した誘致や、不足す
る業種の誘致が進み、地域で一貫した生産体制
(SCM化)の拡大
・企業立地件数
(新増設件数)
H21~H23:8件
・新たに分譲を開始する工業用地面積(中央部)
【香南工業用水道】
・新規雇用 25人
【その他】
(・各候補地の課題等を検証し、H24年度の早い時期に候補地の絞り込みを行
【参考:22年度】
う)
・南国工業団地
新規雇用が200人規模の企業の立地が実現
H20: 2ha(在庫)
↓
H23: 5ha(累計)
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【地産地消・地産外商戦略】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
地産地消・地産外商戦略
(3)食品加工の推進
1 地域加工への取組
◆地域アクションプランの実行を支援
(1/5)
主な課題
◆地域加工をさらに発展させるためのフォロー
アップ体制がない
◆組織基盤の脆弱性から、設備投資、生産拡大
が困難である事例が多い
・地域アクションプランの実行支援の統括等、各地 ◆加工に関するトータルな相談、指導、支援シス
域本部がその支援機能を発揮できる体制を整備 テムがない
し、食品加工の推進や地産外商に繋げていく。
◆地域アクションプランの実行を支援する体制が
必要
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・県内7地域において、引き続き地域本部体制を整え、ワンストップの支援
窓口として事業者等の相談、指導、支援を実施。
・PDCAサイクルに沿って、事業の進捗に応じたサポートを実施するため、
定期的に地域本部会議を開催。
・地域アクションプランを中心に産業振興計画に関する市町村、住民、地
域団体との意見交換会を開催。
産振総合補助金 採択件数38件、金額438,744千円(うち食品加工11件
170,845千円、地産外商22件 237,295千円) 3月末時点(金額は一部実績
額や変更申請後の額)。
◆地域アクションプランの実行を支援
(2/5)
・アドバイザー導入が事業のどの部分に位置づ ・スーパーバイザーの委嘱 5名
けられるかを明確にし、期待する効果を明確に ・アドバイザーの派遣 76件 224回(3月末時点予定)
することで、アドバイザーの導入を事業の推進に
「地域アクションプラン」の実現に向けて、地域アク 役立てる。
ションプランに位置づけられた団体等及び同プラ
ンへの位置付けを目指す団体等へアドバイザーの
派遣等を行うことによって、食品加工はもとより組
織づくりや、商品企画、生産、流通、販売に至るま
での指導及び助言、地域の産業づくりを支援する
ことを目的とする。
◆地域アクションプランの実行を支援
(3/5)
・地域との情報共有と連携
・個別企業・団体へのマッチング・生産管理・商品づくり等支援:
延べ237件
・地域加工への取組意識の高揚
地域のこだわり資源を地域(集落)の新たな産業の
創出(産地化)へと育成するため、民間企業のノウ
ハウを活用した加工品の創出や、ブラッシュアップ
による生産拡大を支援する。
◆地域アクションプランの実行を支援
(4/5)
・グループへの経営的視点の導入(経営的視点
が乏しい)
・グループ活動のレベルアップ(製造技術、衛生
管理、流通販売等)
42.◆零細な加工事業者の意識と行動の経営的視 ・講習会で学んだことの事業活動への反映
点への誘導
・グループへの効果的なフォローアップ
43.◆零細な加工事業者への商品開発から販売ま
での取組を総合的に支援
・漁業指導所を通じて、支援が必要と思われる浜加工グループ等の選定
を行った。
・支援対象グループへの聞き取りにより課題の抽出を行った。
・土佐佐賀くろしお工房が、干物加工業者に加工技術等に関する指導・助
言を受けた。(9月21日)
・産業振興センター担当者による、各グループへの現状調査を実施。
・講習会の実施(土佐ひめいち企業組合:1回、土佐佐賀くろしお工房:1
回、柏島加工グループ:1回)
【事業概要】
・活動の頻度、熟度が比較的高い地域加工グルー
プに対して集中的な指導・助言を行い、経営的視
点を持ったモデル的なグループを育成する。
・漁法の転換により漁業収入が減少し、産地加工
による付加価値の向上で漁家所得を確保しようと
する取組が軌道に乗るよう、指導・助言を行う。
◆地域アクションプランの実行を支援
(6/6)
★商工業者や生産者等による地域資源活用共
有会議の設置により、地域資源の発掘や商品化
に取り組む場づくり
【地域資源活用共有会議】
・地域との情報共有と連携
・地域加工への取組意識の高揚
・まだ成功事例が生み出せていないこと
◆安芸、嶺北、仁淀川、高幡の4地域において地域資源活用共有会議の
開催を支援。
◆共有会議の開催
安芸地域:3回、試食会1回、視察会3回
嶺北地域:8回(予定)(うち産業振興アドバイザー制度4回利用)
仁淀川地域:3回
高幡地域:4回
民間事業者等を中心にした地域資源活用共有
会議を開催し、商品化を目指す地域資源の選定
や情報共有、商品開発から販売までの検討を行
う、ビジネスプランについては、地域本部を通じて
地域アクションプランへの追加を支援する。
◆「おいしい風土こうちサポーター」店
舗の紹介・取次ぎを行い、協力店舗で
の試験販売などの実施
・おいしい風土こうちサポーター認知度UP
・地域産品の掘り起こし、磨き上げ
・生産地の供給体制の確立
・参加サポータの継続的募集
・サポータ間連携事業の実現
おいしい風土こうちサポーター(実需者)と生産者 ・量販店における地域物産フェアの実施調整。
との交流を通じてお互いのパイプを強化するととも
に、限られた地域のみで流通している地域産品の
掘り起こしと商品の磨き上げを行い、県内の大消
費地である高知市内等への販路開拓・販売拡大
を支援する。
・県民への地産地消の意識を高めるため、のぼりなどの利用促進を図っ
た。
・サポーターの登録情報を確認するため全サポーターに情報確認を行っ
た。
・おいしい風土こうちホームページをリニューアルし、最新のサポーター情
報を公開した。
・直販所MAPに特集頁を設け、直販所の一押しの品を大きく取り上げる
事にができた。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・食品加工の推進や地産外商に関わる地域アクションプランについても、地域
本部会議やフォローアップ会議等の場で、進捗状況の確認や課題の確認がな
された。
・全市町村で開催した市町村との意見交換会や住民との意見交換会へ多くの
方々に参加いただき、地域アクションプラン等に関する数多くのご意見をいた
だいた。
・産振総合補助金を活用し、11件の食品加工の取り組みが動き出した。
・この3年間の取り組みによって、地域本部や実行支援チームと
いった、地域アクションプランの実行を支援する体制が定着した。
・意見交換会でいただいたご意見を参考に、推進本部会議・フォ
ローアップ会議・フォローアップ委員会の場で第2期計画における地
域アクションプランについて検討した結果、平成24年度は220(3/21
本部会議時点)の地域アクションプランが取り組まれることとなっ
た。
<スーパーバイザー>
・各種メディア、ブログ等を通じて高知県産品の情報発信を実施。
・県産品(ゆず、トマト、赤牛等)のPRイベントを実施。
<スーパーバイザー>
・フランスゆず賞味会開催後、ゆず果汁約8トンを成約
・赤牛の取扱店舗の拡大
・定期取り扱い中の店舗:5店舗
・不定期取り扱い実績あり店舗:5店舗
◆地域加工の進展により地域事業者の所得が向
上している
・サバ加工品の開発及び販売
・土佐文旦加工品の開発及び販売 ほか
◆地域加工の進展により地域事業者の所得が向
上している
<アドバイザー>
・販路開拓(商品に合った販売方法全般等、観光地の知名度向上、営業活動
等)及び、商品開発・改良(地域のイメージ向上や新商品につながる素材の発
掘、商品のデザインやパッケージ、市場ニーズの調査、ターゲット・コンセプト
の検討等)に関するアドバイスを実施。
・地域アクションプランに関するハンズオン支援等:18件
目標(H23)
【参考:22年度】
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・食品衛生に関する意識の向上及び加工プロセスの改善
(基礎調査実施企業)
・関係機関と連携した施設設計
・支援想定グループ:4グループ
・加工販売や経営状況の見直しにより、課題に対する改善意欲が
「安満地満天クラブ」「柏島加工グループ」「土佐ひめいち企業組合」
高まり、経営向上に向けた取組が進んだ。
「土佐佐賀くろしお工房」
・各グループの課題、問題点が明らかになった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術が一定レベルアップした。
・土佐ひめいち企業組合については、商談時の提案力が一定向上し、販路拡
大につながった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術の向上により、新たな商品開
発・販路拡大に向けての幅が広がった。
・柏島加工グループについては、現状の経営状況の見直しを行い、販売方法
の転換や新たな商品の開発によるコスト削減に向けての取組が進んだ。
◆各地域の取り組み結果
安芸地域:黒糖、エディブルフラワー、ピーマン味噌を使ったレシピが
作成された。
嶺北地域:山菜料理のレシピが作成され、名称(「結山恵(ゆいさんけ
い)」)が決まった。
土佐の豊穣祭嶺北会場において山菜料理の講習会が実施
され、新レシピが発表された。
仁淀川地域:地域資源活用共有会議は終了するが、平成24年度も地
域本部を中心に引き続き新エネルギーに係る勉強会を
継続して開催していくこととなった。
高幡地域:地域資源活用共有会議は終了するが、平成24年度からは
広域観光について高幡広域市町村圏事務組合で取り組む
こととなった。
・おいしい風土こうちののぼりをサポーター直販所店舗等で掲揚。県民の地産
地消への意識向上につなげた。(H23年 30店 100枚)
・おいしい風土こうちホームページリニューアルによって、サイト閲覧者がサ
ポーター検索(地域・事業分類・店舗形式から)を行えるようになった。
◆地域加工の進展により地域事業者の所得が向
上している
◆安芸地域の共有会議において検討を進めてきた黒糖(白下糖)と ◆地域加工の進展により地域事業者の所得が向
エディブルフラワーについて、平成24年度地域アクションプランに追 上している
加される予定。
◆地域加工の進展により地域事業者の所得が向
上している
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
2 産業化への取組
(1) 生産に関する施策
〈農産物〉
◆生産(産地調整含む)から販売まで
トータルに相談、指導できる体制を整
備し、加工用原材料の安定的な供給
を支援
主な課題
○アンテナショップや産業振興アドバイザー等の
有効活用。
○光センサー選別機導入を契機とした主要産地
の販売戦略の確立と実践。
・付加価値の高い加工品を生産するに当たり、加 ○ユズ果汁等の需要拡大に向けた県域での取
工向け農産物の安定供給の確保と加工、流通、 り組みを実践する仕組みづくり
販売までトータルに支援する体制による取組を推
進する
○スピード感を持った具体的な商品開発
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・土佐文旦振興対策協議会の総会を開催した。(7/26)
・土佐文旦振興対策協議会役員会を開催した。(11/14)
・JAとさしに光センサー選果機が導入され、文旦部会が一本化された。
○第2回土佐・ぶんたん祭in東京(2/25,26)
・「まるごと高知」文旦フェア開催支援
○第3回土佐・ぶんたん祭(3/4)
●県とゆず協とが連携し、高知県産柚子海外販路開拓事業により、フラン
ス(パリ)において県産ユズの賞味会を開催した。(6/8~9)
●ゆず協加工部会を開催し、県内外のユズ果汁の品質調査結果を踏ま
えた、県域での品質規格基準及び、県版HACCP取得推進に関する意識
統一を図った。(6/20)
○JA土佐香美の搾汁施設がこうち農業確立支援事業を活用し、高度化さ
れた。
●ゆず果汁の品質向上に関する研修会を開催(9/15)
○土佐文旦振興対策協議会の総会において、アンテナショップでの土佐
ぶんたん祭の実施が承認され、併せて、都内でのブンタンフェアの実施に
ついて合意された。
○株えひめフーズとのブンタン委託加工に関する打合せの実施
○県とJAとさし職員とで、ブンタン加工の阻害要因となっている剥皮の委
託加工の可能性について協議した。
○土佐市の土佐文旦加工組合とひまわり乳業が連携し、文旦ジュースの
リニューアルに合意した。さらに、地元企業(M社)との連携で、全日空機
内食への採用を協議(7月から随時)
〈畜産物〉
◆産学官の連携と試験研究機関の充
実・強化による商品開発の支援
○試験計画の検証と検討
・当初の期待される成果を上回るよう、昨年度の
結果を踏まえて、場内で担当各課による、検討
①高知県特産鶏の増羽体制を支援する低コスト生 推進会議を開催
・今後は、四半期ごとに開催することで、より実効
産技術の開発
・鶏種に応じた適切な温湿度を明らかにすること 性のある成果に向けて検証し必要に応じてさら
で、特産鶏の効率的な孵卵体制を確立し、ヒナ生 なる試験設計等の充実を図る。
産マニュアルの作成を支援する。
○特産鶏孵卵試験の反復実施(4~3月)
○固定原種鶏の系統維持
○出荷試験牛(3頭)の枝肉調査や食味調査を実施
○特産鶏孵卵試験を土佐ジローで実施
○イヌビエサイレージ、乾草の分析。コーンサイレージの分析
○出荷試験牛(2頭)の枝肉調査や食味調査を実施
②自給飼料による土佐和牛(褐)肥育実証試験
・自給飼料を活用した低コストの肥育実証試験を
行うとともに、生産された牛肉については安全・安
心な牛肉として、とくに健康志向の消費者層をター
ゲットに有利販売の実証を行う。
〈水産物〉
◆前処理加工設備や冷凍保管設備
等の整備を支援
【前処理の事業化支援】
・少量多品種の漁獲特性があること、漁協等民
間企業の財務力が弱いこと、後発のため既存の
流通ルートへの参入が難しいことなどから事業
への民間参入のハードルが高い。
・新たな参入企業の掘り起こし
・魚価の向上や雇用の創出につながる漁協と民
間企業との連携
□水産加工業交流促進協議会の開催(1回)
□六次産業化法に基づく加工販売の事業化に向けた意見交換、協議(7
団体:21回)
■衛生管理講習会の開催:1回(すくも湾漁協加工施設)
44.◆前処理加工・冷凍保管事業の事業化推進
■今後の運営方針等の検討や円滑な原魚確保を支援(すくも湾漁協加工
施設)
45.◆衛生管理の高度化を推進
■すくも湾漁協加工施設県版ハセップ認証に向けた協議:3回(すくも湾漁
【事業概要】
協加工施設)
●漁協や民間企業等の連携による前処理加工の
■外食チェーン等の工場訪問をサポート(すくも湾漁協加工施設)
事業化の推進や、衛生管理の高度化に係る支援 【衛生管理の高度化支援】
☆衛生管理施設整備への支援(県漁協手結支所加工施設)
を行う。
・衛生管理体制が不十分であることにより販売機 ☆福祉保健所と連携し衛生管理の定着を指導(県漁協手結支所加工施
<前処理の事業化支援>
設)
会を逃すケースがある。
・新たな連携に向け情報交換の場を提供
・地域APへの位置づけ支援
・産業振興補助金の活用支援
<衛生管理の高度化支援>
・衛生管理に係る施設整備支援
・衛生管理対応(ソフト面)の定着支援
・県版ハセップ認証取得支援
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
○総会の開催に向けた準備や、総会時の「松崎了三氏」の講演等で協議会と
して情報発信の必要性に対する機運の高まりが感じられる。
○産振アドバイザーの「松崎了三氏」と役員との意見交換会を実施し、ぶんた
ん祭を軸にした情報発信の方向性が決まった。
○光センサーを活用した販売戦略の検討が行われた。(10月以降随時)
○協議会としての土佐文旦のPRやまとまり強化の取り組みは、東京では「ま
るごと高知」、高知では「土佐のおきゃく」を中心にしたぶんたん祭の開催が効
果的であった。
●フレンチの一流シェフや有力パティシエ、マスコミなど150名の参加があり、
県産ユズ製品への理解が深まった。また、果汁やゆず胡椒など、貿易商社を
通じた新たな取引の動きが出始めている。
●賞味会を契機として、ゆず玉輸出へのニーズが高まっている。
●県域の品質規格基準、県版HACCP取得推進等について担当者間での合
意に至った。
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
○土佐ぶんたん祭、アンテナショップの活用などによる消費宣伝、 ◆新商品開発
加工品開発への取り組みに加え、観光部門との連携が模索される H23:1品以上
など、活動の幅が広がりつつある。
○光センサー選別機導入に伴う高品質化と園芸連取扱量の拡大さ
れた。
H22:843t →H23:1581t(見込み)
●賞味会実施後、ゆず果汁9.3tやユズ加工品がフランスに輸出さ
れた。
●マレーシアの大手飲料メーカーにゆず果汁9tが輸出され、ゆず
ジュースが製造販売された。
●昨年来継続している品質向上への取り組みによって、新たに2カ
所の搾汁、加工施設で県版HACCPを取得した。
○県内企業と協議会との連携で、文旦の剝き身缶詰が製品化され、新たな販
路開拓に向けた取り組みについて合意形成されたが、本格的な商品化には、 ○ブンタン加工品として、新たに、文旦ジュース「土佐ぶんたん」、
剥皮作業がネックになることが明らかとなった。
文旦缶詰を使ったゼリーが開発され、全国的な販路開拓に繋がり、
○土佐文旦加工組合の文旦ジュースが全日空機内食(1~3月)に採用が決 生産意欲も高まっている。
定された。
○大手衣料品メーカ(M社)の経営するレストランの定番メニューとして、ブンタ
ン缶詰で作ったゼリーが採用決定
○特産鶏孵卵試験の反復実施(8回)
○出荷試験牛の枝肉調査や食味調査によって、粗飼料の給与により脂肪の
黄色化傾向がみられるものもあったが、一方、とくに食肉の風味や食味に好
影響を及ぼすことが示唆された。
○イヌビエサイレージ分析 3検体×9項目
イヌビエ乾草分析 3検体×9項目
コーンサイレージ分析 1検体×9項目
○24.1.17出荷 褐去11824-4030-1
やや小格ながらも枝肉量は良好、赤肉割合が多く、歩留まり良好。青草給
与による脂肪の黄色化はみられたが質は良好。肉の食味はやや淡泊に感じ
るものの独特の風味があり、土佐褐毛牛の肉の旨さという特徴は損ねていな
かった。また、脂肪の質は好評であった。
○24.2.14出荷 褐去11824-4029-5
増体に優れ枝肉量も十分な成績を示したが、筋間脂肪、皮下脂肪に過度の
付着がみられ歩留まりはB等級であった。肥育期間中の飼料摂取量、摂取割
合は1月出荷牛と同等であったが、これらの違いが生じたことは、系統や育成
期の飼養管理が要因と思われる。
(H23)
①高知県特産鶏の増羽体制を支援する低コスト生産技術の開発
・季節ごとに孵卵機(セッターとハッチャー)の孵卵条件を変更して
実証試験を行った結果、年間を通じて最適な孵卵条件を特定した。
・固定原種の系統については、15世代まで作出したが、更に安定し
た産卵率が維持できることを目指す。
□促進協議会により、具体的な事業者間の連携の動きにつながってきてい
る。
□3団体が六次産業化法に基づく計画認定を受けた。さらに1団体が来年度の
認定に向けて申請中。
■従業員の衛生管理意識が高まった。(土佐社中加工作業員全員(5名)出
席)
■原魚確保の支援等の結果、加工及び売上実績
☆ハード面での衛生管理体制が整うとともに、ソフト面の対応についても徐々
に定着しつつある。
☆★手結漁協加工施設、室戸加工施設、すくも湾漁協きび工房等はほぼ当
初計画並の加工実績で推移
・手結漁協加工施設、室戸加工施設、すくも湾漁協きび工房等で加
工事業が軌道に乗り、安定した地域雇用の確保等に貢献してい
る。
・生産者による主体的な六次産業化の取組がスタートした。
・交流促進協議会により今後の本格的な連携に向けた足がかりが
整った。
②自給飼料による土佐和牛(褐)肥育実証試験
本試験は、通常の肥育体系に比較して濃厚飼料を半減し粗飼料
を多給、青草を肥育期間中を通して給与し、食味等の向上や飼料
費低減を目指した。肉の食味は概ね好評で、レストラン食材として
一定の好評価を得た。今後、生産者、流通、シェフなどの相互理解
のもとで土佐褐毛牛を生産し流通させる一つのアイテムとして取り
組める可能性が示唆された。
◆需給がマッチした加工用原材料の生産体制が
確立し、安定供給が可能となっている。
◆企業が食品加工に取り組む事例が増えている。
◆産学官連携による加工食品の開発が進んでい
る。
◆十分なマーケティングと営業展開により商品の
販売が拡大している。
資格生産管理高度化の意識が向上している
①
・産業成長戦略の目標達成に向けた特産鶏の孵
卵体制を確立するとともに、種鶏・孵卵センターに
必要なヒナ生産マニュアルを作成を支援。
②
・産業成長戦略に基づいて、自家生産の牧草など
を活用した低コストの肥育実証試験を行うととも
に、スーパーバイザーや土佐和牛ブランド推進協
議会と連携し、自給率を向上させた安全・安心な牛
肉として、とくに健康志向の消費者層をターゲット
に有利販売を実証。
◆事業化の可能性及び適正規模に関する調査の
実施
◆地域の特性や事業者の事情に応じた前処理加
工・冷凍保管事業の事業化
◆小規模なものから多数事業化し、段階的に規模
を拡大
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
(2) 加工等に関する施策
〈総合的な支援〉
◆食品加工を進めるため、産業間で
連携した取組を新しい組織(産業振興
推進部)で支援(1/3)
主な課題
マーケットの需要に対応した新たな加工品創出
・高知県ふるさと雇用再生食品加工業支援事業委託契約(2年目)
平成23年度 37,238,495円以内
・支援体制の整備
雇用 食品加工アシスタント 3名
食品表示アシスタント 1名
アドバイザー契約
ものづくりプロデューサー 4月1日~【継続】
商品販路等アドバイザー 4月1日~【継続】
食品表示アドバイザー 4月1日~【継続】
商品開発マネージャー 5月20日~
ものづくりプロデューサー等によるハンズオン支援(4~3月:31企業)
商品開発マネージャーによる支援 (7~3月:18企業)
・高知工科大学との共同研究委託 6月15日
◆地域加工をさらに発展させるためのフォロー
アップ体制がない
◆組織基盤の脆弱性から、設備投資、生産拡大
が困難である事例が多い
◆加工に関するトータルな相談、指導、支援シス
テムがない
◆地域アクションプランの実行を支援する体制が
必要
・県内7地域において、引き続き地域本部体制を整え、ワンストップの支援
窓口として事業者等の相談、指導、支援を実施。
・高知県食品産業協議会に対する「ふるさと雇用
再生食品加工業支援事業」の委託
・ものづくりプロデューサー等との連携によるもの
づくりの地産地消の推進
・大学と連携した商品開発
<連携テーマ>
地産地消・地産外商戦略 食品加工
の推進
◆★食品加工を進めるため、産業間
で連携した取組を新しい組織(産業振
興推進部)で支援(2/3)
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・地域アクションプランの実行支援の統括等、
各地域本部がその支援機能を発揮できる
体制を整備し、(2)地産外商および(3)食品
加工の推進に繋げていく。
・PDCAサイクルに沿って、事業の進捗に応じたサポートを実施するため、
定期的に地域本部会議を開催。
・地域アクションプランを中心に産業振興計画に関する市町村、住民、地
域団体との意見交換会を開催。
産振総合補助金 採択件数38件、金額438,744千円(うち食品加工11件
170,845千円、地産外商22件 237,295千円) 3月末時点(金額は一部実績
額や変更申請後の額)。
◆食品加工を進めるため、産業間で
連携した取組を新しい組織(産業振興
推進部)で支援(3/3)
★生産から販売に至る各段階を対象に、ハード、
ソフトの多様なメニューをパッケージ化した総合補
助金により支援
【産業振興推進総合支援事業費補助金】
◆ものづくりの地産地消の仕組みづく
り
・受発注情報など、ものづくりに関する情報が県 ・情報フローの継続実施
内で伝わっていない。情報経路が確立されてい
ない。
・ものづくり支援コーディネーターの雇用(1名)
県内で導入する機械設備等や商品の生産過程に ・付加価値を高める工程をできるだけ県内で行
おいて、付加価値を高める工程の大部分が県外 おうとする意義が浸透していない。
へ流出している。これらの「ものづくり」の部分につ
いて、できるだけ県内で完結させ、経済波及効果
を高めるため、県内での受発注につながる情報を
集約し、関連団体へ提供することで、機会損失を
減らし成約につなげていく。
・ものづくり地産地消センターの開設
◆ものづくりの地産地消の仕組みづく
り
【マッチング支援】
○サトウキビ搾汁装置の開発支援(黒潮町)
・現地視察[4/21](参加者:26名)
・意見交換会[4/28](参加者:9名)
○高知県ものづくり技術展示会への出展支援
・県内ものづくり企業に展示会のPRと出展要請
・ものづくり企業と食品加工事業業等との情報交換の場づくり
(6/3~4 入場者4300名)
【マッチング支援】
○機械化ニーズの情報の質と量の向上
(中長期的な機械化ニーズの収集)
○研究開発期間を確保することができるタイ
<事業概要>
ミングでの機械化ニーズの早期情報収集
県内に需要のある機械や設備を県内で製造でき ○地域の機械化ニーズを情報収集する仕組
る仕組みを構築するため、工業団体や企業と他の みの再構築
産業団体とのマッチングを進めるとともに、ニーズ
に即した試作品の開発を支援し、ものづくりの地 【試作機の開発支援】
産地消を促進する。
○適正な開発期間の確保
○販売できる製品に磨き上げるための改良
○生産現場と県内ものづくり企業との連携を
深めるための現地視察の強化
◆地域資源を活用する食品加工企業
を誘致
【試作機の開発支援】
・ものづくり地産地消推進事業費補助事業の充実
試作に引き続く製品の改良や、開発期間が複数年にわたる
場合も補助対象に追加
・ものづくり地産地消推進事業費補助金の募集(応募件数:27件)
第1次募集(5/17~6/7) 応募件数:8件
第2次募集(7/19~8/22) 応募件数:14件
第3次募集(11/16~12/15) 応募件数:5件
・一次産品などの地域資源を活用し、企業誘致 ・企業訪問等の実施 延52社
に結びつけていくこと。
・農林水産業と加工業などの産業間連携を強化 ・アンケートの実施(1,907社)
地域固有の技術や資源などを活用した誘致や、不 し、付加価値を高めていくこと。
足する業種の誘致を進め、地域で一貫した生産体
制(SCM化)の構築・拡大を図る。
◆生産から販売に至る各段階を対象
に、ハード、ソフトの多様なメニューを
パッケージ化した総合補助金により支
援(再掲)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・商品化等の成果あり:31件
・商品化等の可能性あり:8件
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
表示の適正化(4月~2月):400件
【参考:22年度】
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・食品衛生に関する意識の向上及び加工プロセスの改善
(基礎調査実施企業)
・食品表示の適正化:266件
・食品加工の推進や地産外商に関わる地域アクションプランについても、地域
本部会議やフォローアップ会議等の場で、進捗状況の確認や課題の確認がな
された。
・全市町村で開催した市町村との意見交換会や住民との意見交換会へ多くの
方々に参加いただき、地域アクションプラン等に関する数多くのご意見をいた
だいた。
・産振総合補助金を活用し、11件の食品加工の取り組みが動き出した。
・この3年間の取り組みによって、地域本部や実行支援チームと
いった、地域アクションプランの実行を支援する体制が定着した。
・意見交換会でいただいたご意見を参考に、推進本部会議・フォ
ローアップ会議・フォローアップ委員会の場で第2期計画における地
域アクションプランについて検討した結果、平成24年度は220(3/21
本部会議時点)の地域アクションプランが取り組まれることとなっ
た。
・ものづくり地産地消センター相談件数175件(12月末現在)
・ものづくり技術展示会成約件数 27件(アンケート調査による)
・情報フローを通した情報提供10件(12月末現在)
・ものづくり技術展示会成約金額 1,900万円(アンケート調査に
よる)
【マッチング支援】
○サトウキビ精糖工場の現地視察と関係者との意見交換会の結果、
サトウキビの搾汁ライン一式を「ものづくり地産地消推進事業費
補助金」を活用して開発することとなり補助金申請(6/28採択)
○高知県ものづくり技術展示会への出展支援
・機械系のものづくり企業の出展:13社
・ものづくりの地産地消を多方面にアピールし、生産者とものづくり
企業、食品加工業等との情報交流の機会を提供(商談17件)
【マッチング支援】
○県の広報番組や新聞・テレビ等を通じて、積極的に取組を
PRしたことで、ものづくり地産地消センターへの相談件数
が開設以降200件を超えた(H23.6~H24.2月)
○ものづくり地産地消センターのマッチングによる、ものづくり
補助金への応募件数が増加した
【試作機の開発支援】
○単年度での試作開発が難しい事業計画も第2次募集分から対象と
したことで、複数年にわたる取り組みへの支援を開始
債務負担分:6件(農業3件、防災1件、その他2件)
○ものづくり地産地消推進事業費補助金を活用した試作開発開始
(全19件)
第1次採択:5件(農業1件、林業1件、その他3件)
第2次採択:11件(農業5件、水産業1件、防災4件、その他1件)
第3次採択:3件(防災:1件、その他2件)
・新増設決定 2件
・アンケートへの回答:19社(うち企業訪問数 3社)
目標(H23)
・企業が食品加工に取り組む事例が増えている
コンサル及び商品開発の企業支援(30商品)
マーケット・イン型商品開発(20商品)
・産学官連携による加工食品の開発が進んでいる
大学との共同研究による加工品開発(4品目)
県内のニーズ情報が県内の受注者側に伝達さ
れ、県内企業の受注が拡大する。
・機械系の地産地消の意識が高まるとともに、地
域ニーズに対応した製品を県内で生産する体制の
拡大
・地産地消の段階から外商へと進化させ外貨を獲
得
【試作開発支援】
○機械設備を必要とする事業者と、県内ものづくり企業との
連携を深める手法が確立した(現地視察・意見交換会等)
○「ものづくりの地産地消」の趣旨や取組事例をPRする機会
が増えたことで、県内ものづくり企業が、地域の課題や悩み
を機械化によって解決していく動きが広がった
○第2次募集分から「防災分野のものづくりの地産地消」の
動きが顕在化(申請件数7件、うち採択件数5件)
○補助金を活用した製品が順次完成し、地産地消の段階か
ら地産外商に進んでいく製品も出始めた
・新規雇用 立上時:20人 フル操業時:35人
・固有技術や資源などを活用した誘致や、不足す
る業種の誘致が進み、地域で一貫した生産体制
(SCM化)の拡大
・企業立地件数
(新増設件数)
H21~H23:8件
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
〈商品開発・磨き上げ・事業化等に関す
る個別支援〉
◆試験研究機関の充実・強化による
商品開発の支援
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
①食品加工特別技術支援員の委嘱
技術支援・相談等 54社、団体 133件(2月末現在)
②技術支援・相談等 415社、団体 1693件(3/15現在)
食品加工研究棟デモンストレーション 2日間、4回開催
食品関係企業・団体への商品開発の支援、食品
加工特別技術支援員等の配置による商品開発の
推進
◆テーマごとの研究会方式によるビジ
ネスプランのブラッシュアップなどを支
援あああああああああああああああ
ああ
○事業概要
○研究会参加者間の連携促進
研究会参加者が持つ事業化へのアイデアや試
みを参加者間の連携を促進することにより、事業
化へつなげていく。
◆首都圏など大消費地の消費者の視
点での商品開発を支援(1/2)
東日本大震災の影響による消費動向の変化
・高知フェアの開催:42件
・商談会の開催:10件
・個別営業訪問:316件(うち新規77件)
・まるごと高知店頭での商談会の開催:66件
・首都圏の仕入れ担当者の産地訪問への支援(16社)
・全商品の売上データのフィードバック(1回)
・テストマーケティング
5月実施分 2事業者、2商品 6月実施分 3事業者、5商品
7月実施分 4事業者、7商品 9月実施分 2事業者、2商品
10月実施分 4事業者、10商品 11月実施分 1事業者、3商品
12月実施分 3事業者、9商品 2月実施分 2事業者、2商品
3月実施分 3事業者、5商品
マーケットインの視点とともに、商品の磨き上げ
に関する事業者の意識をいかに高めるか。ま
た、販路拡大につながる商品への効果的な磨き
上げをいかに行うか。
「まるごと高知」店頭でのテストマーケティング
22年度実施分 20事業者、38商品
5月実施分 2事業者、2商品
6月実施分 3事業者、5商品
7月実施分 4事業者、7商品
9月実施分 2事業者、2商品
10月実施分 4事業者、10商品
11月実施分 1事業者、3商品
12月実施分 3事業者、9商品
2月実施分 1事業者、1商品
3月実施分 3事業者、5商品
○研究会の開催
・4/25に4分野合同開催後、各分野に分かれて研究会を実施
・食品産業研究会(6回開催):4/25、6/6、8/4、10/19,1/19,2/9
○支援体制の整備
○専門家(個別支援アドバイザー等)を活用した 企業ごとに支援担当者(県事務局や産業振興センター職員等)を配置し、
成長が期待され潜在力のある分野や企業への 事業化プラン作成支援の推進
支援体制を整備。会員企業の個別訪問等を実施し、課題やニーズを把握。
重点的な支援を実施するため、研究会を設置し新 研究会参加者の事業化プラン作成に向けた多
たなビジネスの創出に結びつけ、事業化の実現を 様なニーズや課題に対して、プラン作成の早期 ○会員企業の個別事業化支援(41社)
より効果的に進めていく。
段階から専門家を活用したきめ細やかな支援を ・技術支援:2社 ・販路開拓支援等:30社
実施することで、事業化プラン作成の取組を加速 ・技術・販路開拓支援等:9社
していく。
新しいアンテナショップの活用等による、テスト
マーケティングの機会の提供、県産品に関するモ
ニター調査やアンケート調査の実施、生産者等へ
の情報のフィードバックの充実・強化
◆首都圏など大消費地の消費者の視
点での商品開発を支援(2/2)
・地産外商商品ブラッシュアップ支援事業により、
地産外商公社が実施するテストマーケティングの
結果を踏まえて事業者が行う商品の改良等の取
組を支援
〈衛生管理の高度化〉
◆工場の衛生管理の高度化を支援
(1/3)
指導企業10社選定済み
食品加工研修の実施
クレーム対応、安全・品質管理に関する相談対応 532件(3/15現在)
工場の衛生管理の高度化のための支援を行う
◆工場の衛生管理の高度化を支援
(2/3)
事業概要
地産地消・外商課等からの情報を基に衛生管理
能力の向上を目指す施設をピックアップし、高度
衛生管理手法及び認証制度の取得を目指した指
導・助言を実施する。このことによりHACCP手法
を取り入れた自主衛生管理手法の浸透を図り、県
内食品関連施設の衛生管理能力の向上を目指
す。また、地産地消・外商課が主催する食品加工
生産管理高度化研修において、HACCP関連の
講義を行い、能力向上意欲のある企業の掘り起こ
しとHACCP手法の啓発をおこなう。
◆食品関連施設における衛生管理能力の低さ
◆食品関連事業者の食品衛生に対する認識不
足
◆他部署(工業技術センター等)との連携強化
◆HACCPシステムによる衛生管理手法のPR
不足
◆地産地消外商課等の関連課・組織との事業説明・打合せ 16回
◆認証取得希望施設等への助言・指導 のべ23施設
◆HACCP手法関連説明会 10回
◆HACCP手法現地研修 6回
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
①新商品開発、商品改良のための試作196件(2月末現在)
食品加工特別技術支援員の人材育成研修 4回4日間108名
②新商品開発、商品改良のための試作455件(3/15現在)
技術指導 84件279名(3/15現在)
食品加工研究棟デモンストレーションの参加者 600名
【参考:平成22年度】
食品加工特別技術支援員の支援でH22に商品化につながったもの
3件
○研究会参加者数
・食品産業研究会(6回開催) :延べ 188社(220名)
目標(H23)
①②H23年度に商品化されたもの 30件(3/15現在)
○事業化プラン認定:7件
・複数の中核的な企業と、それを支えるグループ
企業群の形成
○事業化プラン作成準備中:7件
○支援体制の整備
把握したニーズや課題をもとに、企業ごとに支援方針を決定
○研究会発事業化プラン作成に取り組む企業の増加
企業別の支援方針に基づき専門家派遣等により、個別企業の事業化支援
を実施した結果、事業化プラン作成に取り組む企業が増加
・飲食店や卸・小売業者における県産品の取扱い件数の拡大
(定番592件、短期623件:2月まで)
・ブラッシュアップ補助金を活用した磨き上げ
申請2件→完了2件(補助金額 795千円)
・テストマーケティングの結果により、参加事業者は商品に対する ◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
消費者の声や専門家の評価を受け、課題等を認識することができ し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
た(今後のパッケージ作成や商品戦略づくりに役立った)。
・多様な販路を確保
・テストマーケティングによって意見を聴取した結果、補助金を活用
して磨き上げを行った商品はバイヤーからの評価も高く、多くの成
約につながった。
・テストマーケティング実施事業者への個別訪問及び聞き取り調査
により、商品の磨き上げを行うにあたっての支障となる問題が判明
し、試作品段階の商品もテストマーケティングの対象となるなど、効
果的な事業の推進に繋げることができた。
・ブラッシュアップ補助金申請
申請2件→完了2件(補助金額 795千円)
・テストマーケティングの結果により、参加事業者は商品に対する ◆魅力ある商品づくりが進められている。
消費者の声や専門家の評価を受け、課題等を認識することができ ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
た(今後のパッケージ作成や商品戦略づくりに役立った)。
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・テストマーケティングによって意見を聴取した結果、補助金を活用
して磨き上げを行った商品はバイヤーからの評価も高く、多くの成
約につながった。
・テストマーケティング実施事業者への個別訪問及び聞き取り調査
により、商品の磨き上げを行うにあたっての支障となる問題が判明
し、試作品段階の商品もテストマーケティングの対象となるなど、効
果的な事業の推進に繋げることができた。
巡回指導10社
食品加工研修(25名参加)
食品工場の衛生状態が改善された
◆地産地消外商課等の関係各課と連携・協力した上で事業が推進できた。
◆認証審査会を2回開催し、新規施設:4施設、新規対象業種:2業種が追加
認定され、予定を超えて認証制度を推進できた。
◆高度食品衛生管理手法認定制度要綱を策定し、制度を開始した。
◆高度食品衛生管理手法認定希望施設から具体的な問い合わせがあるもの
の、認定には、至っていない。。
◆現地研修により、HACCP手法による指導方法、指導能力の向上が進みつ
つある。
◆新規認証施設の増加に伴い、認証希望施設からの具体的な問い合わせ 認証取得施設:12施設
が増加しており、認知度が向上しているものと考えている。特にユズ搾汁業 認証対象業種:14業種
に関しては、各JA間に競争意識が生まれており、平成24年度も引き続き、 高度衛生管理手法導入施設:20施設
申請がある模様。
◆菓子製造業を新たに対象業種としたところ、複数の施設から具体的な問
い合わせがあるなど、今後、申請数の増加が見込まれる。
◆高度食品衛生管理手法認定制度を開始し、説明会を開催したところ、希
望したい旨の意見が複数出るなど好感触であった。次年度以降の推進方法
を検討し、制度の認知度向上及び進捗を図る必要がある。
【参考:22年度】
◆認証取得に関する問い合わせが数的な増加のみならず、内容がより具体
的なものとなってきている。これに加えHACCP手法のコンサルタント企業か
ら取得に向けた相談もあり、認証制度が県内食品関連業界に認知されてき
たものと考えられる。また、水産加工施設等から施設の衛生管理能力の向
上指導を認証取得を前提とせずに相談があるなど、衛生管理に関する意識
改革も進みつつあるものと考えられる。
次年度の希望状況
・水産加工食品の新規取得(合併・流通支援課と連携)
・ゆず搾汁業の新規取得(JA:産地づくり課と連携)
・ゆず搾汁業の新規取得(民間事業者:コンサルタント企業)
・アイスクリーム製造業新規取得(民間事業者:コンサルタント企業)
・直七搾汁業の業種設定及び新規取得(工技センターと連携)
・ソース製造業の業種設定及び新規取得(高知市と連携)
・給食新規取得(高知市と連携)
◆企業が食品加工に取り組む事例が増えている
◆産学官連携による加工食品の開発が進んでい
る
◆HACCP手法に基づく自主衛生管理を取り入れ
た施設が増加する
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆工場の衛生管理の高度化を支援
(3/3)
主な課題
・生産管理の高度化に対する意識高揚
・生産管理高度化に関する研修開催
・食品表示アドバイザーとの連携
・食品加工施設調査指導の委託
(3) 人材に関する支援
◆アドバイザーなどの外部人材の活
用による支援(1/1)
◆担い手や核となる人材や団体の育
成・確保の推進(1/5)
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・生産管理高度化研修
①消費地から見た生産管理と自主衛生管理マニュアルの作成方法
5/24(高知市)、5/25(四万十市)、5/26(安芸市)
②食品表示と関連法 8/4(高知市)、 8/5(安芸市)
③微生物(基礎編) 8/25(高知市)、 8/26(四万十市)
④防虫防そ(基礎編) 9/12(四万十市)
⑤有害生物(講義・演習) 9/13(高知市)
⑥微生物(応用編) 10/11(高知市)、10/12(四万十市)
⑦洗浄殺菌と化学物質 10/25(四万十市)、10/26(高知市)
⑧食品表示と関連法 11/7(四万十市)、11/8(高知市)
⑨HACCP 11/11~13(高知市)
⑩異物混入と化学物質 11/21(四万十市)、11/22(高知市)
⑪食品表示と関連法 2/20(安芸市)、2/21(高知市)
・アドバイザー導入が事業のどの部分に位置づ ・スーパーバイザーの委嘱 5名
けられるかを明確にし、期待する効果を明確に ・アドバイザーの派遣 76件 224回(3月末時点予定)
することで、アドバイザーの導入を事業の推進に
役立てる。
「地域アクションプラン」の実現に向けて、地域アク
ションプランに位置づけられた団体等及び同プラ
ンへの位置付けを目指す団体等へアドバイザーの
派遣等を行うことによって、食品加工はもとより組
織づくりや、商品企画、生産、流通、販売に至るま
での指導及び助言、地域の産業づくりを支援する
ことを目的とする。
◆◎担い手や核となる人材や団体の
育成・確保の推進(2/4)
専門技術研修等の実施、食品加工特
別技術支援員の配置、技術指導アド
バイザーの派遣
・グループへの経営的視点の導入(経営的視点
が乏しい)
・グループ活動のレベルアップ(製造技術、衛生
管理、流通販売等)
・講習会で学んだことの事業活動への反映
・グループへの効果的なフォローアップ
42◆零細な加工事業者の意識と行動の経営的視
点への誘導
43◆零細な加工事業者への商品開発から販売ま
での取組を総合的に支援
・漁業指導所を通じて、支援が必要と思われる浜加工グループ等の選定
を行った。
・支援対象グループへの聞き取りにより課題の抽出を行った。
・土佐佐賀くろしお工房が、干物加工業者に加工技術等に関する指導・助
言を受けた。(9月21日)
・産業振興センター担当者による、各グループへの現状調査を実施。
・講習会の実施(土佐ひめいち企業組合:1回、土佐佐賀くろしお工房:1
回)
【事業概要】
・活動の頻度、熟度が比較的高い地域加工グルー
プに対して集中的な指導・助言を行い、経営的視
点を持ったモデル的なグループを育成する。
・漁法の転換により漁業収入が減少し、産地加工
による付加価値の向上で漁家所得を確保しようと
する取組が軌道に乗るよう、指導・助言を行う。
◆◎担い手や核となる人材や団体の
育成・確保の推進(3/4)
②支援員による技術支援・相談等 54社、団体 133件(2月末現在)
専門技術研修等の実施、食品加工特別技術支援
員の配置、技術指導アドバイザーの派遣
◆担い手や核となる人材や団体の育
成・確保の推進(4/4)
・生産管理高度化に関する研修開催
・食品加工施設調査指導の委託
・生産管理の高度化に対する意識高揚
・生産管理高度化研修
①消費地から見た生産管理と自主衛生管理マニュアルの作成方法
5/24(高知市)、5/25(四万十市)、5/26(安芸市)
②食品表示と関連法 8/4(高知市)、 8/5(安芸市)
③微生物(基礎編) 8/25(高知市)、 8/26(四万十市)
④防虫防そ(基礎編) 9/12(四万十市)
⑤有害生物(講義・演習) 9/13(高知市)
⑥微生物(応用編) 10/11(高知市)、10/12(四万十市)
⑦洗浄殺菌と化学物質 10/25(四万十市)、10/26(高知市)
⑧食品表示と関連法 11/7(四万十市)、11/8(高知市)
⑨HACCP 11/11~13(高知市)
⑩異物混入と化学物質 11/21(四万十市)、11/22(高知市)
⑪食品表示と関連法 2/20(安芸市)、2/21(高知市)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・表示の適正化:4~2月延べ418件
・生産管理高度化研修
①5/24(高知市:58名)、5/25(四万十市:33名)、5/26(安芸市:12名)
②8/4(高知市:33名)、8/5(安芸市:12名)
③8/24(高知市:34名)、8/25(四万十市:18名)
④9/12(四万十市:13名)
⑤9/13(高知市:35名)
⑥10/11(高知市:34名)、10/12(四万十市:14名)
⑦10/25(四万十市:14名)、10/26(高知市:52)
⑧11/7(四万十市:19名)、11/8(高知市:51名)
⑨11/11~13(高知市:19名)
⑩11/21(四万十市:10名)、11/22(高知市:51名)
⑪2/20(安芸市:18名)、2/21(高知市:50名)
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
<スーパーバイザー>
・各種メディア、ブログ等を通じて高知県産品の情報発信を実施。
・県産品(ゆず、トマト、赤牛等)のPRイベントを実施。
<スーパーバイザー>
・フランスゆず賞味会開催後、ゆず果汁約8トンを成約
・赤牛の取扱店舗の拡大
・定期取り扱い中の店舗:5店舗
・不定期取り扱い実績あり店舗:5店舗
◆魅力ある商品づくりが進められている
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・支援想定グループ:4グループ
「安満地満天クラブ」「柏島加工グループ」「土佐ひめいち企業組合」
「土佐佐賀くろしお工房」
・各グループの課題、問題点が明らかになった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術が一定レベルアップした。
・土佐ひめいち企業組合については、商談時の提案力が一定向上し、販路拡
大につながった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術の向上により、新たな商品開
発・販路拡大に向けての幅が広がった。
【H22年度】
・経営感覚を持った加工販売事業の実施に向けての自覚が高まっ
た。
・新商品の開発等を通じて、営業・販売活動の幅が広がり、イベント
等への参加意欲も高まった。
・新たな加工グループが発足したことにより、幡東海域での小型機
船船びき網漁業の導入に伴う影響の緩和に寄与。
◆他の地区のモデルとなる起業グループを複数育
成
◆儲けを実感し、経営的視点を持った(少なくとも2
団体が転換)取組に着手
①②各種技術研修の開催 17日間 251名参加(3/15現在)
②支援員による新商品開発、商品改良のための試作196件(2月末現在)
②食品加工特別技術支援員の支援で商品化につながったもの14
件(2月末現在)
<アドバイザー>
・販路開拓(商品に合った販売方法全般等、観光地の知名度向上、営業活動
等)及び、商品開発・改良(地域のイメージ向上や新商品につながる素材の発
掘、商品のデザインやパッケージ、市場ニーズの調査、ターゲット・コンセプト
の検討等)に関するアドバイスを実施。
【参考:22年度】
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・食品衛生に関する意識の向上及び加工プロセスの改善
・食品表示の適正化:266件
・生産管理高度化への理解の高まり
アンケート回収率・・・78%
うち、よく理解できた・・・45%
まあまあ理解できた・・・49%
【参考:平成22年度】
食品加工特別技術支援員の支援でH22に商品化につながったもの
3件
・表示の適正化:4~2月延べ418件
・生産管理高度化研修
①5/24(高知市:58名)、5/25(四万十市:33名)、5/26(安芸市:12名)
②8/4(高知市:33名)、8/5(安芸市:12名)
③8/24(高知市:34名)、8/25(四万十市:18名)
④9/12(四万十市:13名)
⑤9/13(高知市:35名)
⑥10/11(高知市:34名)、10/12(四万十市:14名)
⑦10/25(四万十市:14名)、10/26(高知市:52)
⑧11/7(四万十市:19名)、11/8(高知市:51名)
⑨11/11~13(高知市:19名)
⑩11/21(四万十市:10名)、11/22(高知市:51名)
⑪2/20(安芸市:18名)、2/21(高知市:50名)
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
【参考:22年度】
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・食品衛生に関する意識の向上及び加工プロセスの改善
・食品表示の適正化:266件
・生産管理高度化への理解の高まり
アンケート回収率・・・78%
うち、よく理解できた・・・45%
まあまあ理解できた・・・49%
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【地産地消・地産外商戦略】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
地産地消・地産外商戦略
(4)地産外商
1 総合的な支援
◆県産品の販売を促進するため、産
業間で連携した取組を新しい組織で
支援
主な課題
東日本大震災の影響による消費動向の変化
・高知フェアの開催:42件
・商談会の開催:10件
・個別営業訪問:316件(うち新規77件)
・まるごと高知店頭での商談会の開催:66件
・首都圏の仕入れ担当者の産地訪問への支援(16社)
・全商品の売上データのフィードバック(1回)
・テストマーケティング
5月実施分 2事業者、2商品 6月実施分 3事業者、5商品
7月実施分 4事業者、7商品 9月実施分 2事業者、2商品
10月実施分 4事業者、10商品 11月実施分 1事業者、3商品
12月実施分 3事業者、9商品 2月実施分 2事業者、2商品
3月実施分 3事業者、5商品
◆地域加工をさらに発展させるためのフォロー
アップ体制がない
◆組織基盤の脆弱性から、設備投資、生産拡大
が困難である事例が多い
◆加工に関するトータルな相談、指導、支援シス
テムがない
◆地域アクションプランの実行を支援する体制が
必要
・県内7地域において、引き続き地域本部体制を整え、ワンストップの支援
窓口として事業者等の相談、指導、支援を実施。
・首都圏アンテナショップ「まるごと高知」を拠点と
した首都圏実需者に対する外商活動の実施や、
県内事業者との連携により店頭で行うテストマー
ケティング活動の実施
◆地域アクションプランの実行を支援
する体制を地域ごとに整備
・地域アクションプランの実行支援の統括等、
各地域本部がその支援機能を発揮できる
体制を整備し、(2)地産外商および(3)食品
加工の推進に繋げていく。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・PDCAサイクルに沿って、事業の進捗に応じたサポートを実施するため、
定期的に地域本部会議を開催。
・地域アクションプランを中心に産業振興計画に関する市町村、住民、地
域団体との意見交換会を開催。
産振総合補助金 採択件数38件、金額438,744千円(うち食品加工11件
170,845千円、地産外商22件 237,295千円) 3月末時点(金額は一部実績
額や変更申請後の額)。
◆県産品の販売を促進するため、生
産から販売に至る各段階を対象に、
ハード、ソフトの多様なメニューをパッ
ケージ化した総合補助金を適用し、支
援(1/1)
42◆零細な加工事業者の意識と行動の経営的視
点への誘導
43◆零細な加工事業者への商品開発から販売ま
での取組を総合的に支援
・グループへの経営的視点の導入(経営的視点
が乏しい)
・グループ活動のレベルアップ(製造技術、衛生
管理、流通販売等)
・講習会で学んだことの事業活動への反映
・グループへの効果的なフォローアップ
・漁業指導所を通じて、支援が必要と思われる浜加工グループ等の選定
を行った。
・支援対象グループへの聞き取りにより課題の抽出を行った。
・土佐佐賀くろしお工房が、干物加工業者に加工技術等に関する指導・助
言を受けた。(9月21日)
・産業振興センター担当者による、各グループへの現状調査を実施。
・講習会の実施(土佐ひめいち企業組合:1回、土佐佐賀くろしお工房:1
回)
【事業概要】
・活動の頻度、熟度が比較的高い地域加工グルー
プに対して集中的な指導・助言を行い、経営的視
点を持ったモデル的なグループを育成する。
・漁法の転換により漁業収入が減少し、産地加工
による付加価値の向上で漁家所得を確保しようと
する取組が軌道に乗るよう、指導・助言を行う。
2 商品の磨き上げを支援
◆〈園芸農産物〉支援体制の強化と新
たな販路拡大への取組支援体制の強
化と新たな販路拡大への取組(1/5)
○流通関係者(卸、仲卸、量販店等)と信頼できる
パートナーシップの構築。協力量販店との関係強
化 (関東2社、関西3社)
○パートナーシップ量販店の消費者について、高
知県の取組(環境保全型農業の取組等)認知度を
毎年5%アップさせる (20年度対比で15%アッ
プ)
○パートナーシップ量販店の拠点店舗での高知野
菜販売額を現状の20%アップさせる。
(対20年度対比)
○環境保全型農業など、高知県の優れた取り組 ○新需要開拓マーケティング協議会総会開催(5/23、3/19)
みが評価され、有利販売に向けた流通販売体制 ○各社との協議(パートナー量販店・卸売会社・仲卸)(4~3月)
の強化
○東急ストアでのフェア開催(4~3月:25回)
○セイミヤでのフェア開催(4~3月:6回)
○関西スーパーでのフェア開催(4~3月:16回)
・量販店とのパートナーシップの構築
○おおさかパルコープでのフェア開催(4~3月:2回)
(継続した販売促進活動の展開)
・消費者に産地の取り組みを伝えるPRの展開 ○阪急阪神百貨店でのフェア開催(4~3月:13回)
○阪急阪神百貨店でのミニセミナー実施
○関東で販売支援員・市場担当者を対象とした研修会の開催(7~10月:
3回)
○流通関係者の産地招へい(4~3月:3回)
○県産青果物の知事によるトップセールス(2月:1回)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・飲食店や卸・小売業者における県産品の取扱い件数の拡大
(定番592件、短期623件:2月まで)
・ブラッシュアップ補助金を活用した磨き上げ
申請2件→完了2件(補助金額 795千円)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・テストマーケティングの結果により、参加事業者は商品に対する ◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
消費者の声や専門家の評価を受け、課題等を認識することができ し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
た(今後のパッケージ作成や商品戦略づくりに役立った)。
が拡大されている。
・多様な販路を確保
・テストマーケティングによって意見を聴取した結果、補助金を活用
して磨き上げを行った商品はバイヤーからの評価も高く、多くの成
約につながった。
・テストマーケティング実施事業者への個別訪問及び聞き取り調査
により、商品の磨き上げを行うにあたっての支障となる問題が判明
し、試作品段階の商品もテストマーケティングの対象となるなど、効
果的な事業の推進に繋げることができた。
・食品加工の推進や地産外商に関わる地域アクションプランについても、地域
本部会議やフォローアップ会議等の場で、進捗状況の確認や課題の確認がな
された。
・全市町村で開催した市町村との意見交換会や住民との意見交換会へ多くの
方々に参加いただき、地域アクションプラン等に関する数多くのご意見をいた
だいた。
・産振総合補助金を活用し、11件の食品加工の取り組みが動き出した。
・この3年間の取り組みによって、地域本部や実行支援チームと
いった、地域アクションプランの実行を支援する体制が定着した。
・意見交換会でいただいたご意見を参考に、推進本部会議・フォ
ローアップ会議・フォローアップ委員会の場で第2期計画における地
域アクションプランについて検討した結果、平成24年度は220(3/21
本部会議時点)の地域アクションプランが取り組まれることとなっ
た。
・支援想定グループ:4グループ
「安満地満天クラブ」「柏島加工グループ」「土佐ひめいち企業組合」
「土佐佐賀くろしお工房」
・各グループの課題、問題点が明らかになった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術が一定レベルアップした。
・土佐ひめいち企業組合については、商談時の提案力が一定向上し、販路拡
大につながった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術の向上により、新たな商品開
発・販路拡大に向けての幅が広がった。
【H22年度】
◆商品企画から流通・販売にいたるまでトータルに
・経営感覚を持った加工販売事業の実施に向けての自覚が高まっ 県産品の販売を支援する県の体制が構築され、事
た。
業が実施されている
・新商品の開発等を通じて、営業・販売活動の幅が広がり、イベント
等への参加意欲も高まった。
・新たな加工グループが発足したことにより、幡東海域での小型機
船船びき網漁業の導入に伴う影響の緩和に寄与。
○今後のフェア展開等について各社との取組合意(4月~)
○東急ストア(プレッセ店)でリパック商品を通常商品として販売展開(4~6月)
東急ストア(プレッセ店)での高知フェアを開始(11月~)
○卸会社からパートナー量販店のPBブランドに対する産地への提案が出始
めた(4~6月)
○卸売会社やパートナー量販店との情報共有が定期的に行われるようにな
り、高知野菜フェアーの充実につながり始めた(4~12月、関西でのパートナー
量販店の基幹店舗の拡大検討、パートナー量販店(関西)の産地招へいの実
現
○高知青果フェアでの産地情報の発信を効果的に行うため、販売支援員の産
地招へいが実現
○新園芸ブランドマークによる販売を開始することができた(関西:トップセー
ルス2月1日)
○高知青果フェアの定期開催や流通関係者・販売支援員を対象と ◆魅力ある商品づくりが進められている。
した研修会、知事によるトップセールの実施などにより、パートナー ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
量販店との関係を深めることができ、消費者への産地情報の発信 者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
を効果的に行えるようになった。
・高知の環境保全型農業の取り組み認知度(東急ストア)
H22年6月:8%→H23年2月:16.6%→H24年2月:%(集計中)
○高知青果フェアの定期開催(月1回)によりパートナー量販店拠点
店舗での県産青果物の取り扱い量が増加している。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆〈園芸農産物〉支援体制の強化と新
たな販路拡大への取組支援体制の強
化と新たな販路拡大への取組(2/5)
○卸売会社と連携して卸から先の実需者に向け
た新たな需要創出等を狙い、実需者との合意形
成、産地の安定供給を基本として取り組む
◆〈園芸農産物〉支援体制の強化と新
たな販路拡大への取組(3/5)
特産野菜等コラボレーション事業
○地域野菜の販売拡大や生産拡大につなげるた
め、地域の他の一次産品や観光資源等をツール
として活用しながらストーリー性を持たせ、飲食店
等での効果的なフェア等を展開する。
卸と連携したパートナーの選定を行い、飲食店
等での地域メニューフェア等開催による販路開拓・
販売拡大・継続取引へつなげる。
○本年度は、3地区で地域フェアを開催する。
◆〈園芸農産物〉支援体制の強化と新
たな販路拡大への取組(4/5)
土佐文旦:文旦協議会を中心に、各産地の現状や
課題を共有すると共に、県域での共通課題を探
り、全国展開に向けた規格統一やロット確保、効
果的な消費宣伝等について協議実践する。なお、
地域段階では、土佐市、宿毛市の2大産地を中心
とした協議会(幡多・中央地区)により具体的な取
組に繋げる。
新高梨:各出荷組合を主体にJAや県関係機関等
と連携し、厳しい現状を踏まえて、首都圏への高
級ブランド果実販売や海外への輸出による販路開
拓など新たな販売戦略を構築するとともに、産地
のまとまりづくりを強化する。
ユズ:ゆず振興対策協議会と連携を図り、ユズ酢
の活用PRなどをとおして消費拡大を支援する。
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
○高知野菜の良さのPRとニーズに合わせた業 ○新需要開拓マーケティング協議会総会開催(5/23、3/19))
務需要の開拓(既存会社との継続取引、新規需 ○商材提案件数(4~3月 企業5社、商談会2件、イベント8件)
要開拓)
○業務需要開拓を連携し進めている卸売会社や仲卸等を対象に環境保
全型農業の取組やエコシステム栽培のPR等高知野菜研修会を開催(関
東4~6月)
○ 新規取引の開始に合わせ、高知県の環境保全型農業の取り組み等高
知県産青果物の研修会を開催(関東4~6月)
○イベントでの食材提案(7~9月)
○商談会での食材提案(10~3月 3回)
○事業主体と県外事務所との連携・パートナー
の選定と詳細なスケジュール調整
○フェア後の顧客対応。効果・評価の産地への
フィードバック
○評価及び量販店等との継続取り引きに向けた
提案
○市町村担当者会での説明、呼び掛け
○取組組織(2団体)との随時の協議・調整
○新規取組候補地区への取組紹介と協議(1地区・1団体)
○補助金の交付決定(土佐町(嶺北地域農林業振興連絡協議会
(農業部会))、室戸市(室戸市特産野菜等コラボレーション協議会)、
四万十町)
土佐文旦:県域で文旦のあり方を検討する場が
なかっため、これまで個別販売が主体であった
が、これからは情報を共有し、高知県の土佐文
旦として売る体制づくりが必要である。
新高梨:県内市場への安価な県外物の流入によ
る競合や、贈答需要の低迷などで、販売単価が
低迷、農家所得が減少している厳しい現状を踏
まえて、首都圏への高級ブランド果実販売や海
外への輸出及び、アンテナショップの活用による
新たな販売戦略の構築と実践を図る。
ユズ:近年、ユズの新改植が進み、ユズ酢の生
産増加が見込まれ、需用と供給バランスが崩れ
ることが懸念される。そこで、県域でユズ果汁の
需給バランスに応じた対策がうてるしくみ作りを
行う。
文旦:○観光協会とコラボした活動の検討(6/13)
○土佐文旦振興対策協議会役員会(7/7)
○土佐文旦振興対策協議会総会(7/26)
○幡多地区土佐文旦振興対策協議会総会(8/1)
○土佐の「おきゃく」2012実行委員会(9/15,10/20,11/17,12/13,2/21)
○土佐文旦振興対策協議会役員会・アドバイザーとの意見交換会
(11/14)
○ヨンデンクッキングイベントの講座で土佐文旦の取り組み等の紹
介・PR(2/11,12)
○土佐文旦振興対策協議会役員会(11/19,2/7,2/28)
・土佐・ぶんたん祭について
○知事への文旦献上と文旦協の取り組みの紹介(2/21)
○第2回土佐・ぶんたん祭in東京(2/25,26)
・「まるごと高知」文旦フェア開催支援
○第3回土佐・ぶんたん祭(3/4)
○幡多地区土佐文旦振興対策協議会講習会(3/9)
○関東地区パートナー量販店のフェアでの生産者による試食宣伝販
売の強化(東京、茨城)
ユズ:○ゆず振興対策協議会役員会及び総会(5/30)
○パートナー量販店での「高知ゆず」のプロモーション実施に向けた
調整活動(7月~)
○ゆず振興対策協議会打ち合わせ(8/22)
○スーパーよさこいじまん市でのPR活動(8/27,28)
○ゆず振興対策協議会役員会(9/28)
○パートナー量販店での「高知ゆず」のプロモーション の実施(10/4)
○ゆず振興対策協議会による「まるごと高知」での高知ゆずPR活動
(11/26,27)
・ユズフェア開催支援(11/19~27)
○パートナー量販店でのユズの販促活動(12/20~22)
○ゆず振興対策協議会加工部会(1/19)
○ゆず振興対策協議会 ゆず交流会(2/10)
梨 :○針木梨組合新緑の会(5/18)
○関係機関との新たな販売方法についての検討(6/14)
○関係機関と連携した針木梨組合への新たな販売方法についての
提案(7/13、8/23)
○針木梨組合品質査定会・目慣らし会開催支援
○「まるごと高知」での「まるはり」PR活動(10/8,9)
○ヨンデンクッキングイベントによるPR(10/15,16)
○関係機関と連携した針木梨組合への新たな販売方法についての
取り組み
・サンプル提供等
○梨シンポジウム開催(11/30)
○関係機関と連携した針木梨組合への新たな販売方法
についての取り組み・商談(1月)
◆〈園芸農産物〉支援体制の強化と新
たな販路拡大への取組(5/5)
○花きモニタリング調査の実施:関東・関西を中心
に8市場で主要3品目を中心に産地ごとのモニタリ
ング調査を実施する。
・生産者個人と市場との関わりが深く、県として
の花きの販促に対して、消極的な生産者も多く、
今後に向けての更なる意識改革が強く求められ
る産地が多い
・昨年度実施した6団体に今年のモニタリング調査を打診。
・昨年実施しなかった団体に対しても、園芸連・センターを通じての要請を
計画
・原宿元氣祭のおいて、花きパンフレット600部を野菜と一緒に配布
・農林水産祭「実りのフェスティバル」で県産花きを展示PR
・関東4市場でモニタリング調査を実施
・関西4市場でモニタリング調査を実施
・アンテナショップにて花きの展示PR(2/16~3/22)
・販売促進用DVDの作成(県内産地の協力により作成)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
○新たな取引の開拓(関東:4~3月3社)
○継続取引の拡充(関東:4~3月1社)
○イベントでの期間限定メニュー化決定(7~9月)
○高知野菜のメニュー化:新規3社、
期間限定メニュー化:新規1件
H21年度:13件、H22年度:7件、H23年度:4件 計24件
◆魅力ある商品づくりが進められている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
○嶺北地域農林業振興連絡協議会
○香川県の生協では嶺北コーナーが常設され農産物等の販売拡
大につながっている。
売上げ額:半期で約400万円(対前年比約150%)(嶺北)
◆魅力ある商品づくりが進められている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・香川県の生協でのフェア開催など継続的に実施する方向で協議する
ことを確認
・イベント等の開催状況
れいほくフェア 3回、出前授業 1回、
レシピ開発のための料理講習 1回
○室戸市特産野菜等コラボレーション協議会
・イベント等の開催状況
○地域の高い認知度を活かした特産品のPRにつながっていること
から、地域野菜を中心に地域を積極的に売り込もうという熱意が出
てきた。(四万十)
室戸フェアの開催2回(3店舗)
○四万十町
・イベント等の開催状況
四万十フェア1回(2店舗)
○京都市内量販店においては継続してフェアを開催してきたことも
あり、一定のリピーターが出てきており、室戸産品の認知度が上
がってきている。また、岡山市内の量販店でのフェアも実施し、新た
な室戸ファンづくりに向けた取り組みも始まった。
文旦:○第3回土佐ぶんたん祭は、土佐の「おきゃく」2012で開催することで進
め、
H24年3月4日(日)に開催した。
○東京会場での開催は2月25日(土)、26日(日)の2日間で行なった。
○協議会としての土佐文旦のPRやまとまりの強化には、東京では「ま
るごと高知」、高知では「土佐のおきゃく」を中心にしたぶんたん祭の
開催が効果的であった。
○協議会共通のリーフレット「文旦辞典」を作成し、消費者、関係者、
生産者共に好評であった。
○関東地方への試食宣伝は継続的に行うことにより確実に効果が
出始めている。今後も産地を巻き込んだ形で拡充し、関東地方で
の取引の拡大につながる活動となった。
【参考:H22年度】
園芸連の県外販売量
・新高梨:11t (販売扱い10.3t+特販扱い740.8kg)
・土佐文旦:680t
ユズ:○パートナーシップの取り組みで「高知ゆず」に特化したプロモーション
が実施でき、高知ゆずの理解が深まり、販売面においても産地を意識した取
り組みがなされた。
○プロモーション等の取り組みにより東京では前年比107%(9~12月)、単
価108%で取引された。ユズの食品としての認知度向上はまだまだ重要である
ことが確認された。
◆魅力ある商品づくりが進められている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
【~H23年度】
文旦
・土佐文旦振興対策協議会の中心活動に「土佐・ぶんたん祭」が定
着し、アンテナショップでもフェア等の作り込みができるほどのPR活
動が行われるようになり。「文旦辞典」の作成等、協議会として全体
を巻き込んだ発信ができはじめた。
・パートナー量販店のフェアを中心とした試食宣伝は、関東地方に
確実に土佐文旦のファンを増やしており、量販店の商材としての期
待度も高まってきている。
ユズ
・パートナー量販店のバイヤー等の産地招へい等の取り組みから、
研修施設でのプロ-モーション実施に繋がり、今後に向け発展的な
取り組みができた。結果、ユズの食品としての発信をテーマに量販
店と共有し取り組んだところ、東京での年内の出荷が強化され今後
梨:○針木梨組合は意識の変化が見られ始め、園芸連を利用した新たな販売 の方向が明確となった。
提案があった場合、協議を行い提案に応えていく方向となり、これから園芸
連・JAと連携した販売へも力を入れていくこととなった。
梨
○台風等の影響で先方業者の産地招へいには至らなかったが、サンプル ・個人出荷が主体の針木梨組合が、園芸連を通じた販売に期待を
提供やその後の商談で、試年度はウェブ販売で販売を試行してみることとなっ 寄せ、新たな販売方法について関係機関と共に検討を進める環境
ができたことは大きな成果で、今後の強化拡大に努める。
た。
・アンテナショップやイベントでの展示を通じ、県産花きの品種の多さや品質の ・モニタリングによる情報収集の意識が一部の生産者に広まってき ◆魅力ある商品づくりが進められている。
ている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
良さを広くPRすることが出来た。
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・原宿元氣祭で高知県が花の産地であることを広くPRすることができた。
・とさし・長浜・三里は3年続けてのモニタリング調査で、各地区結
果からの修正にはまだまだ時間がかかるものの、産地のまとまりづ
・花きモニタリングでは、関東関西延べ9市場において延べ29品目、延べ9産
くりに力を入れており、設問づくりから産地の問題点の掘り起こし
地がモニタリング調査を行い、1,072件の回答を得た。
等、一定の成果が現れている。特に三里は新品種のPRやホーム
ページの充実、長浜は箱に開花後の花の写真を入れる試みなど計
・花きモニタリングを3カ年実施したことにより、市場との繋がりが強化された。
画又は実施している。
・土佐香美のトルコギキョウは、前回調査時に意見があった、表示
・芸西のブルースターについては、今まではモニタリング調査について敬遠し 方法等について、今年より修正を加えて出荷しており、その修正に
ていたものの、過去2年のモニタリング調査の活動実績から、意義あるものと ついて買参人の評価を今回、再調査を行い概ね良好の反応であっ
賛同して今回初調査となった。
た。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆新しいアンテナショップの活用等に
よる、テストマーケティングの機会の
提供、県産品に関するモニター調査
やアンケート調査の実施、生産者等
への情報のフィードバックの充実・強
化(1/3)
主な課題
東日本大震災の影響による消費動向の変化
・高知フェアの開催:42件
・商談会の開催:10件
・個別営業訪問:316件(うち新規77件)
・まるごと高知店頭での商談会の開催:66件
・首都圏の仕入れ担当者の産地訪問への支援(16社)
・全商品の売上データのフィードバック(1回)
・テストマーケティング
5月実施分 2事業者、2商品 6月実施分 3事業者、5商品
7月実施分 4事業者、7商品 9月実施分 2事業者、2商品
10月実施分 4事業者、10商品 11月実施分 1事業者、3商品
12月実施分 3事業者、9商品 2月実施分 2事業者、2商品
3月実施分 3事業者、5商品
マーケットインの視点とともに、商品の磨き上げ
に関する事業者の意識をいかに高めるか。ま
た、販路拡大につながる商品への効果的な磨き
上げをいかに行うか。
「まるごと高知」店頭でのテストマーケティング
22年度実施分 20事業者、38商品
5月実施分 2事業者、2商品
6月実施分 3事業者、5商品
7月実施分 4事業者、7商品
9月実施分 2事業者、2商品
10月実施分 4事業者、10商品
11月実施分 1事業者、3商品
12月実施分 3事業者、9商品
2月実施分 1事業者、1商品
3月実施分 3事業者、5商品
・首都圏アンテナショップ「まるごと高知」を拠点と
した首都圏実需者に対する外商活動の実施や、
県内事業者との連携により店頭で行うテストマー
ケティング活動の実施
◆新しいアンテナショップの活用等に
よる、テストマーケティングの機会の
提供、県産品に関するモニター調査
やアンケート調査の実施、生産者等
への情報のフィードバックの充実・強
化(2/3)
・地産外商商品ブラッシュアップ支援事業により、
地産外商公社が実施するテストマーケティングの
結果を踏まえて事業者が行う商品の改良等の取
組を支援
◆新しいアンテナショップの活用等に
よる、テストマーケティングの機会の
提供、県産品に関するモニター調査
やアンケート調査の実施、生産者等
への情報のフィードバックの充実・強
化(3/3)
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
商品に対する市場評価を適切に事業者につたえ ・県内外の有識者審査委員が加わり、首都圏のメディア・販売・マーケティ
ることで更なる磨き上げや新商品開発につなげ ングなどの目線から適切な審査・アドバイスを参加事業者に対して行っ
ていただく。
た。
・入賞商品10品を選定し、高知市ひろめ市場で表彰式を行った。
・ふるさと祭り東京では38万人に全国の名だたる名産品や有名菓子など
と競って、事業者の商品をPRしていただいた。
・まるごと高知での首都圏消費者アンケート結果をもちかえり、事業者に
首都圏消費者の生の声を聞いていただいた。
・コンクール形式にて県内の事業者の商品を募
集。展示会、バイヤーズ見本市、まるごと高知で
の販売会、「ふるさと祭り東京」などを通じ応募商
品の認知度UPを図り、また応募全商品に対し審
査委員や消費者の商品評価を事業者にフィード
バックすることで商品改良や新商品の開発につな
げる。
◆◎担い手や核となる人材・団体の
育成・確保(1/2)
・グループへの経営的視点の導入(経営的視点
が乏しい)
・グループ活動のレベルアップ(製造技術、衛生
管理、流通販売等)
42◆零細な加工事業者の意識と行動の経営的視 ・講習会で学んだことの事業活動への反映
点への誘導
・グループへの効果的なフォローアップ
43◆零細な加工事業者への商品開発から販売ま
での取組を総合的に支援
・漁業指導所を通じて、支援が必要と思われる浜加工グループ等の選定
を行った。
・支援対象グループへの聞き取りにより課題の抽出を行った。
・土佐佐賀くろしお工房が、干物加工業者に加工技術等に関する指導・助
言を受けた。(9月21日)
・産業振興センター担当者による、各グループへの現状調査を実施。
・講習会の実施(土佐ひめいち企業組合:1回、土佐佐賀くろしお工房:1
回、柏島加工グループ:1回)
【事業概要】
・活動の頻度、熟度が比較的高い地域加工グルー
プに対して集中的な指導・助言を行い、経営的視
点を持ったモデル的なグループを育成する。
・漁法の転換により漁業収入が減少し、産地加工
による付加価値の向上で漁家所得を確保しようと
する取組が軌道に乗るよう、指導・助言を行う。
・アドバイザー導入が事業のどの部分に位置づ
【項目名】
◆担い手や核となる人材・団体の育 けられるかを明確にし、期待する効果を明確に
することで、アドバイザーの導入を事業の推進に
成・確保(2/2)
役立てる。
◆デザイナーやマーケティングの専門
家等の外部の人材を活用し、商品の
磨き上げや効果的なマーケティング活
動等の推進を支援(1/2)
・スーパーバイザーの委嘱 5名
・アドバイザーの派遣 76件 224回(3月末時点予定)
【事業概要】産業振興推進アドバイザー事業によ
る支援(商品の磨き上げ等の推進への支援)
◆地域で商工業者や生産者等が連
携して地域資源を発掘・商品化に取り
組む場づくり(地域資源活用共有会議
の設置)
民間事業者等を中心にした地域資源活用共有
会議を開催し、商品化を目指す地域資源の選定
や情報共有、商品開発から販売までの検討を行
う、ビジネスプランについては、地域本部を通じて
地域アクションプランへの追加を支援する。
・地域との情報共有と連携
・地域加工への取組意識の高揚
・まだ成功事例が生み出せていないこと
◆安芸、嶺北、仁淀川、高幡の4地域において地域資源活用共有会議の
開催を支援。
◆共有会議の開催
安芸地域:3回、試食会1回、視察会3回
嶺北地域:8回(予定)(うち産業振興アドバイザー制度4回利用)
仁淀川地域:3回
高幡地域:4回
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・飲食店や卸・小売業者における県産品の取扱い件数の拡大
(定番592件、短期623件:2月まで)
・ブラッシュアップ補助金を活用した磨き上げ
申請2件→完了2件(補助金額 795千円)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・テストマーケティングの結果により、参加事業者は商品に対する ◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
消費者の声や専門家の評価を受け、課題等を認識することができ し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
た(今後のパッケージ作成や商品戦略づくりに役立った)。
・多様な販路を確保
・テストマーケティングによって意見を聴取した結果、補助金を活用
して磨き上げを行った商品はバイヤーからの評価も高く、多くの成
約につながった。
・テストマーケティング実施事業者への個別訪問及び聞き取り調査
により、商品の磨き上げを行うにあたっての支障となる問題が判明
し、試作品段階の商品もテストマーケティングの対象となるなど、効
果的な事業の推進に繋げることができた。
・ブラッシュアップ補助金を活用した磨き上げ
申請2件→完了2件(補助金額 795千円)
・テストマーケティングの結果により、参加事業者は商品に対する ◆魅力ある商品づくりが進められている。
消費者の声や専門家の評価を受け、課題等を認識することができ ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
た(今後のパッケージ作成や商品戦略づくりに役立った)。
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・テストマーケティングによって意見を聴取した結果、補助金を活用
して磨き上げを行った商品はバイヤーからの評価も高く、多くの成
約につながった。
・テストマーケティング実施事業者への個別訪問及び聞き取り調査
により、商品の磨き上げを行うにあたっての支障となる問題が判明
し、試作品段階の商品もテストマーケティングの対象となるなど、効
果的な事業の推進に繋げることができた。
・入賞商品のママズプレート(東京)高知フェアでの販売につながった。
・県外への販路開拓など今回初めて経験した事業者もおり、卸業者 ◆魅力ある商品づくりが進められている。
・まるごと高知にて入賞商品販売と首都圏消費者アンケート収集。(136名 2 との商談機会を創出することにより外商の意識が高まった。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
日間)各事業者にフィードバックを行った。首都圏消費者アンケート結果等を
通じ、商品の改良や、新商品の開発を進める。
・ふるさと祭り東京(東京ドーム)土佐のいい物おいしい物発見コンクール入賞
10社が出店し、県産品のPRにつなげた。(38万人来場、販売額235万(9
日)
・加工販売や経営状況の見直しにより、課題に対する改善意欲が
・支援想定グループ:4グループ
高まり、経営向上に向けた取組が進んだ。
「安満地満天クラブ」「柏島加工グループ」「土佐ひめいち企業組合」
「土佐佐賀くろしお工房」
・各グループの課題、問題点が明らかになった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術が一定レベルアップした。
・土佐ひめいち企業組合については、商談時の提案力が一定向上し、販路拡
大につながった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術の向上により、新たな商品開
発・販路拡大に向けての幅が広がった。
・柏島加工グループについては、現状の経営状況の見直しを行い、販売方法
の転換や新たな商品の開発によるコスト削減に向けての取組が進んだ。
<スーパーバイザー>
・各種メディア、ブログ等を通じて高知県産品の情報発信を実施。
・県産品(ゆず、トマト、赤牛等)のPRイベントを実施。
<アドバイザー>
・販路開拓(商品に合った販売方法全般等、観光地の知名度向上、営業活動
等)及び、商品開発・改良(地域のイメージ向上や新商品につながる素材の発
掘、商品のデザインやパッケージ、市場ニーズの調査、ターゲット・コンセプト
の検討等)に関するアドバイスを実施。
◆各地域の取り組み結果
安芸地域:黒糖、エディブルフラワー、ピーマン味噌を使ったレシピが
作成された。
嶺北地域:山菜料理のレシピが作成され、名称(「結山恵(ゆいさんけ
い)」)が決まった。
土佐の豊穣祭嶺北会場において山菜料理の講習会が実施
され、新レシピが発表された。
仁淀川地域:地域資源活用共有会議は終了するが、平成24年度も地
域本部を中心に引き続き新エネルギーに係る勉強会を
継続して開催していくこととなった。
高幡地域:地域資源活用共有会議は終了するが、平成24年度からは
広域観光について高幡広域市町村圏事務組合で取り組む
こととなった。
<スーパーバイザー>
・フランスゆず賞味会開催後、ゆず果汁約8トンを成約
・赤牛の取扱店舗の拡大
・定期取り扱い中の店舗:5店舗
・不定期取り扱い実績あり店舗:5店舗
◆安芸地域の共有会議において検討を進めてきた黒糖(白下糖)と
エディブルフラワーについて、平成24年度地域アクションプランに追
加される予定。
◆魅力ある商品づくりが進められている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
◆魅力ある商品づくりが進められている
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
主な課題
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆★デザイナーやマーケティングの専 マーケットインの視点とともに、商品の磨き上げ
門家等の外部の人材を活用し、商品 に関する事業者の意識をいかに高めるか。ま
た、販路拡大につながる商品への効果的な磨き
の磨き上げや効果的なマーケティング 上げをいかに行うか。
活動等の推進を支援(2/2)
・地産外商商品ブラッシュアップ支援事業により、
地産外商公社が実施するテストマーケティングの
結果を踏まえて事業者が行う商品の改良等の取
組を支援
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
「まるごと高知」店頭でのテストマーケティング
22年度実施分 20事業者、38商品
5月実施分 2事業者、2商品
6月実施分 3事業者、5商品
7月実施分 4事業者、7商品
9月実施分 2事業者、2商品
10月実施分 4事業者、10商品
11月実施分 1事業者、3商品
12月実施分 3事業者、9商品
2月実施分 1事業者、1商品
3月実施分 3事業者、5商品
◆加工による農林水産物の商品化・
高付加価値化と流通・販売ルートの
開拓への支援の充実・強化(新組織・
総合補助金を中心とした支援)
【産業振興推進総合支援事業費補助金】
◆県産品の高付加価値化等によりブ
ランド化を目指すモデル事例への支
援(1/3)
○ウイルス干渉効果の検証と優良系統の絞り込
みの実施
○エイジング個体からの苗木育成
○トゲなし系統の早急な配布
○重イオンビーム照射個体の生育促進
○戸外での通常管理による育成・干渉効果(SP等)調査
◆県産品の高付加価値化等によりブ
ランド化を目指すモデル事例への支
援(2/3)
○仕上げ茶原料である県内各産地の荒茶の特
性を明らかにする。
○県内各産地の17工場(産地)の一番茶荒茶227点の成分を調査した
(4/29~5/24)。
○試作茶の製作、試験販売。
【土佐茶のブランド化を推進する(仕上げ茶)生産
技術支援(農業技術センター茶業試験場)】
○荒茶価格低迷による茶農家経営の悪化に対応
するため、県内で仕上げ茶を生産し付加価値の高
い商品による販売戦略を支援する。
○高知女子大学・全農こうち・コスモス農協との共
同研究や工業技術センターなど関係機関との連
携協力により、嗜好調査や茶仕上げ技術の確立
を行い、県内仕上げ茶の品質向上を図るとともに
消費者の嗜好にあった土佐茶統一ブランド商品を
開発する。
○県立大学、全農こうちと協力して試作煎茶・焙じ茶「CHARARA」を製
造、販売した(8/8,10/8)。
○渋味・うま味について、指標の適合性を検討す
る。
日本一のユズ産地の維持・発展に向けた優良種
苗供給支援事業 (農業技術センター果樹試験
場)
○選抜系統原母樹の保存。
○選抜系統のエイジング及びトゲなし新系統のウ
イルスフリー化及び弱毒接種。
○JA母樹園設置用の選抜系統穂木の供給。
○エイジング個体の伸長促進処理
○トゲなし3系統(高接ぎオリジナル系統、YM2号、YM3号接種系統)の増
殖
○重イオンビーム照射個体の一次選抜実施
○茶業関係者、消費者に対して渋味・うま味指標の適合性を調査した
○うま味・渋味のほか、香り等の指標化について (9/8,10/22)。
検討する。
○水色の指標化に向け、官能検査と測定値の関連性を検討した(2/22)。
◆県産品の高付加価値化等によりブ
ランド化を目指すモデル事例への支
援(3/3)
○試験計画の検証と検討
・当初の期待される成果を上回るよう、昨年度の
結果を踏まえて、場内で担当各課による、検討
推進会議を開催
・今後は、四半期ごとに開催することで、より実効
①高知県特産鶏の増羽体制を支援する低コスト生 性のある成果に向けて検証し必要に応じてさら
産技術の開発
なる試験設計等の充実を図る。
・鶏種に応じた適切な温湿度を明らかにすること
で、特産鶏の効率的な孵卵体制を確立し、ヒナ生
産マニュアルの作成を支援する。
○特産鶏孵卵試験の反復実施(4~3月)
○固定原種鶏の系統維持
○出荷試験牛(3頭)の枝肉調査や食味調査を実施
○特産鶏孵卵試験を土佐ジローで実施
○イヌビエサイレージ、乾草の分析。コーンサイレージの分析
○出荷試験牛(2頭)の枝肉調査や食味調査を実施
②自給飼料による土佐和牛(褐)肥育実証試験
・自給飼料を活用した低コストの肥育実証試験を
行うとともに、生産された牛肉については安全・安
心な牛肉として、とくに健康志向の消費者層をター
ゲットに有利販売の実証を行う。
◆試験研究機関の充実・強化(新商品
の開発や技術支援等)、試験研究機
関と生産者等とのマッチングの推進(1/3)
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(1/3)
◆センター研究成果の企業への技術移転
◆産学官の連携体制
◆センター設備の充実
◆異業種とのマッチング
・
・
・
・
・
・
・
・
試験研究課題数:11課題
技術支援事業数: 5事業
開放試験設備利用研修開催回数:3回
研究外部資金獲得に向けての提案課題数:4課題
客員研究員による指導:2回
新規導入設備説明会:1回
分析アプリケーションセミナー:2回
紙質研究会:1回
・紙・不織布製品の開発研究、実用化の研究及び
製紙産業に関連する調査研究を行い、県内製紙
関連企業を技術的に支援し、活性化を図る。
◆◎試験研究機関の充実・強化(新
商品の開発や技術支援等)、試験研
究機関と生産者等とのマッチングの
推進(2/3)
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(2/3)
・商品や製品の開発・技術支援
・技術支援・相談等 415社、団体 1693件(3/15現在)
・食品加工研究棟デモンストレーション 2日間、4回開催
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・ブラッシュアップ補助金申請
申請2件→完了2件(補助金額 795千円)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・テストマーケティングの結果により、参加事業者は商品に対する ◆魅力ある商品づくりが進められている。
消費者の声や専門家の評価を受け、課題等を認識することができ ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
た(今後のパッケージ作成や商品戦略づくりに役立った)。
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・補助金を活用して磨き上げを行った商品はバイヤーからの評価も
高く、成約につながった。
・テストマーケティング実施事業者への個別訪問及び聞き取り調査
により、商品の磨き上げを行うにあたっての支障となる問題が判明
し、試作品段階の商品もテストマーケティングの対象となるなど、効
果的な事業の推進に繋げることができた。
○生育は順調であった、さらに1樹強毒に汚染されたと思われる個体がみら
れる。
○エイジング個体では、昨年トゲが少なかった個体以外にはトゲなし個体は
得られなかった。
新たに、トゲなしウイルスフリー系統糖のエイジングを開始した。
○トゲなしの3系統は3~4回新梢発芽して順調に生育中である。
○重イオンビーム照射個体からトゲなし個体は得られなかった。
【23年度】
◆魅力ある商品づくりが進められている。
○果樹試選抜5系統の穂木を累計で853本(苗木換算で5,000~
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
6,000本相当)、JA母樹園設置用等として供給した。この5系統から 者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
有望系統をさらに2系統に絞り込んだ。
○エイジング(老化処理)や重イオンビーム照射による突然変異育
種を実施中であり、エイジング個体では総延長が8mを超える個体
も得られた
○トゲなし系統の育成では、現地で見つかったトゲなし系統をウイ
ルスフリー化し、上記弱毒ウイルス系統を接種した個体を育成し
た。
○遊離アミノ酸、タンニン、繊維分の量で他とは違いのある産地がみられた。 【22年度】
◆魅力ある商品づくりが進められている。
・高知知女子大学・全農こうちと協力して試作した土佐茶「茶楽々」 ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
○高知県立大学・全農こうちと協力して試作販売した煎茶「CHARARA」は完 の試験販売を実施した。
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
売するとともに平成23年度土佐のいいものおいしいもの発見コンクールで準 ・うま味、渋味指標(案)を作成。
グランプリを受賞し、ふるさと祭り東京などにおいても好評を博した。
【23年度】
○指標は概ね適合した。また、指標があれば購入の参考にするとの回答は ・「CHARARA」は好評を博し、その取り組みはマスコミ等にも取り上
72%に上り、指標は消費者の選択に役立つと考えられた。
げられ、県内外における土佐茶の認知度アップにつながった。
○赤みが強いものは、黄色みの強さを表すb値が高く、にごりの多いものは明
るさを表すL値が低い傾向がみられた。
○特産鶏孵卵試験の反復実施(8回)
○出荷試験牛の枝肉調査や食味調査によって、粗飼料の給与により脂肪の
黄色化傾向がみられるものもあったが、一方、とくに食肉の風味や食味に好
影響を及ぼすことが示唆された。
○イヌビエサイレージ分析 3検体×9項目
イヌビエ乾草分析 3検体×9項目
コーンサイレージ分析 1検体×9項目
○24.1.17出荷 褐去11824-4030-1
やや小格ながらも枝肉量は良好、赤肉割合が多く、歩留まり良好。青草給
与による脂肪の黄色化はみられたが質は良好。肉の食味はやや淡泊に感じ
るものの独特の風味があり、土佐褐毛牛の肉の旨さという特徴は損ねていな
かった。また、脂肪の質は好評であった。
○24.2.14出荷 褐去11824-4029-5
増体に優れ枝肉量も十分な成績を示したが、筋間脂肪、皮下脂肪に過度の
付着がみられ歩留まりはB等級であった。肥育期間中の飼料摂取量、摂取割
合は1月出荷牛と同等であったが、これらの違いが生じたことは、系統や育成
期の飼養管理が要因と思われる。
(H23)
①高知県特産鶏の増羽体制を支援する低コスト生産技術の開発
・季節ごとに孵卵機(セッターとハッチャー)の孵卵条件を変更して
実証試験を行った結果、年間を通じて最適な孵卵条件を特定した。
・固定原種の系統については、15世代まで作出したが、更に安定し
た産卵率が維持できることを目指す。
②自給飼料による土佐和牛(褐)肥育実証試験
本試験は、通常の肥育体系に比較して濃厚飼料を半減し粗飼料
を多給、青草を肥育期間中を通して給与し、食味等の向上や飼料
費低減を目指した。肉の食味は概ね好評で、レストラン食材として
一定の好評価を得た。今後、生産者、流通、シェフなどの相互理解
のもとで土佐褐毛牛を生産し流通させる一つのアイテムとして取り
組める可能性が示唆された。
・ 依頼試験件数:2,667件
◆県内企業の技術相談から試験研究テーマとして2件採択した。
・ 試験設備使用件数:662件
◆県内企業から持ち込まれた消費者トラブルを162件解決した。
・ 技術相談件数:2,235件(不織布加工課565件、製紙技術課1,378件、,
所長292件)
・ 開放試験設備利用研修参加者数:10名
・ 研究外部資金への提案結果:4課題不採択
・ 新規導入設備説明会参加者:32名
・ 分析アプリケーションセミナー参加者:のべ18名
・ 紙質研究会参加者:13名
・新商品開発、商品改良のための試作455件(3/15現在)
・技術指導 84件279名(3/15現在)
・食品加工研究棟デモンストレーションの参加者 600名
・H23年度に商品化されたもの 30件(3/15現在)
【参考:平成22年度】
H22年度に商品化したもの22件
◆魅力ある商品づくりが進められている
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
①
・産業成長戦略の目標達成に向けた特産鶏の孵
卵体制を確立するとともに、種鶏・孵卵センターに
必要なヒナ生産マニュアルを作成を支援。
②
・産業成長戦略に基づいて、自家生産の牧草など
を活用した低コストの肥育実証試験を行うととも
に、スーパーバイザーや土佐和牛ブランド推進協
議会と連携し、自給率を向上させた安全・安心な牛
肉として、とくに健康志向の消費者層をターゲット
に有利販売を実証。
◆魅力ある商品づくりが進められている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
◆魅力ある商品づくりが進められている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆商品カテゴリー別のブランド化の推
進を支援
◆試験研究機関の充実強化(新商品
の開発や技術支援等)、試験研究機
関と生産者等とのマッチングの推進
(3/3)
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(3/3)
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・産学官連携及び共同研究体制構築と研究推進
における各種調整
・企業の新商品開発と事業化支援
・取水施設等の維持管理
・福島原発の放射性物質汚染問題への対応(深層水検査・広報)
・共同研究契約及び研究推進
・企業、大学、研究機関等への訪問及び来訪による研究等協議
・海洋深層水への理解を深めるための講演
・各方面への情報収集や意見交換を行い、有益な情報が得られた
・水族館への支援・連携を進めた
・深層水中の放射性物質の検査を2週間に1回継続した
○とげなしナス育成
○耐低温性ナス系統の選抜
○施設ショウガの低コスト技術
○早期水稲の品種選定・栽培技術
○ユリ切り下球新潟産切り下球の有効利用技術
○ダリアの安定生産技術
○包装・出荷方法の改良による品質保持技術
○生産者団体と一体となって、ユリの新潟産切り下球の有効利用技術検
討行った。
○とげなしナスの系統比較を現地実証試験として実施し、現地で検討会
を開催した。
○早期水稲の栽培実証試験と栽培講習会を行った。
○現地と協力し野菜の品質保持試験を行った。
○グロリオサ県育成品種普及研究会で県育成品種の普及拡大のための
検討を行った。
普及に移せる技術の開発
○アザミウマ、タバココナジラミ、コナカイガラムシ、チャノホコリダニ類を対
象に天敵と選択性農薬を組み合わせた防除試験の実施(うち現地実証試
験4ヶ所)
○土着天敵温存ハウスの設置(所内)
○黒枯病、さび病を対象とした温湿度制御試験の実施(うち現地実証試
験3ヶ所)
○ピーマンの青枯病、疫病、トバモウイルス抵抗性系統の組み合わせ交
配および育成系統の複合抵抗性、生産力検定の実施(生産力検定7系
統)
○シシトウ、オオバの農薬登録促進のための作物残留試験の実施(殺虫
剤シシトウ2剤、オオバ1剤)
【事業概要】
深層水研究所は、共同研究等を通じて海洋深層
水関係商品のブランド化を支援。
◆試験研究機関の充実・強化(新商
品の開発や技術支援等)(1/3)
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(3/3)
○柱である「競合に打ち勝つ高知ブランドを再構
築」、「新たな取組による農業、農村の発展」を積
極的に支援するため、新品目の導入定着と新品
種育成と生産から流通・販売までを見通した品目
別総合戦略に対応した技術開発と普及支援を行
う。
◆試験研究機関の充実・強化(新商
品の開発や技術支援等)、試験研究
機関と生産者とのマッチングの推進
(2/3)
◆産学官連携による新商品の開発を
支援(3/3)
○天敵の利用技術(温存方法を含む)
○環境(温度、湿度)制御による病害防除技術
○青枯病等の複合抵抗性台木品種の育成
○農薬登録の促進
○環境保全型農業のトップランナーを目指して取
り組んでいる農業振興部の重点施策を技術面か
ら支援するためピーマン・シシトウを中心に病害に
強い品種の育成や天敵などを組み合わせたIPM
(総合的病害虫管理)技術を確立する。
◆試験研究機関の充実・強化(新商
品の開発や技術支援等)、試験研究
機関と生産者等とのマッチングの推
進(3/3)
○土佐文旦:台木、フィガロン、マルチによる糖
度向上効果
○小夏:軟X線適線量、花粉保存方法、受粉方
法
○土佐文旦:授粉等一般管理は予定どおり実施。各試験処理も予定道理
実施。
◆食品関連施設における衛生管理能力の低さ
◆食品関連事業者の食品衛生に対する認識不
足
◆他部署(工業技術センター等)との連携強化
◆HACCPシステムによる衛生管理手法のPR
不足
◆地産地消外商課等の関連課・組織との事業説明・打合せ 16回
◆認証取得希望施設等への助言・指導 のべ23施設
◆HACCP手法関連説明会 10回
◆HACCP手法現地研修 6回
○小夏:開花期の試験処理は予定どおり実施。花粉保存試験も予定どお
り実施。早生系統の収穫・分析収量。普通種は調査継続。
○新高ナシ:フタモンマダラメイガの発生消長及
高知県特産果樹の高品質・安定生産技術の開発
○新高ナシ:トラップの設置・防除試験の実施
び現地被害実態を明らかにする。
(果樹試験場)
○土佐文旦の高品質果実生産技術の確立
○小夏の種なし果実安定生産技術の確立。
○新高ナシを加害するフタモンマダラメイガの防除
技術の確立
◆HACCPなどの導入を支援
事業概要
地産地消・外商課等からの情報を基に衛生管理
能力の向上を目指す施設をピックアップし、高度
衛生管理手法及び認証制度の取得を目指した指
導・助言を実施する。このことによりHACCP手法
を取り入れた自主衛生管理手法の浸透を図り、県
内食品関連施設の衛生管理能力の向上を目指
す。また、地産地消・外商課が主催する食品加工
生産管理高度化研修において、HACCP関連の
講義を行い、能力向上意欲のある企業の掘り起こ
しとHACCP手法の啓発をおこなう。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・地元企業のミネラルウォーターは3~4月に大幅な売り上げ増。販売先への
検査結果や資料提示等で風評被害等特になし
・様々な研究者や機関との連携が進み、新たな分野の共同研究課題が増加し
た
・アルゴパックは順調に販売が伸びている(販売元よりの話)
・海洋深層水商品の消費者である一般県民の方々への深層水の理解度が高
まった
・他県取水地や企業・大学との連携が深まり、今後の連携事業や共同研究等
の展開が期待できるようになった
・水族館での商品販売や室戸の魚類等の展示が行われるようになってきた
・深層水の放射性物質汚染についての問い合わせに対しては継続した検査
により、風評被害は防止できた
◆魅力ある商品づくりが進められている。
【参考:22年度】
・海洋深層水が今後の新たな研究に利用される可能性が出てきた ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・スジアオノリの更なる生産量増大の可能性が出てきた
・海洋深層水と地元の海藻(スジアオノリ・テングサ)を利用したアル
ゴパックが完成し、地元企業から新発売となった
・スジアオノリは生産量が順調に伸びて22年度の販売額は2000万
円になった
・新たな分野に向けた研究が開始され、今後の事業化につながる
可能性がある
○ユリの新潟産切り下球を利用した栽培技術が確立した。
○とげなしナス優良系統の一定の評価が得られた。
○‘南国そだち’は本年200haで栽培された。
○県育成品種「オレンジハート」種球が産地で約5,000球に増えた。
○県育成品種「オレンジハート」取り組みが新聞報道され(9月22日)、県内に
PRできた。
○県育成ナス品種‘慎太郎’が登録された(10月5日)
○県育成米ナス品種‘なつのすけ’が登録された(12月20日)
○県育成品種「オレンジハート」の商標登録が行なわれた(12月22日)。
◆魅力ある商品づくりが進められている。
H22年度~H23年度
○得られた成果を栽培部会等で紹介され、普及指導員が実施する ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
現地実証試験(自主企画研修、PTなど)に組み込まれた。
○とげなしナス優良系統の現地実証試験として取り組まれた。
○‘土佐鷹’の栽培面積が31haとない、昨年より4ha増加した。
○雨よけ米ナスとして‘なつのすけ’の普及が進み、ほぼ県内で慣
行品種(‘太郎早生’)と置き換わった。
○‘南国そだち’は本年200haで栽培され、昨年に比べ作付面積が
20ha増加した。
○県育成品種「オレンジハート」の試験出荷が始まった。
○オオバを加害するマデイラコナカイガラムシに対し微生物農薬を基幹とした
防除体系確立の見通しが得られた。チャノホコリダニに対しスワルスキーカブ
リダニの防除効果が確認された。
○黒枯病発生抑制のための効率的な暖房機制御法を明らかにした。また、シ
ソさび病も環境制御により発病を抑制できることを確認した。
○ピーマンの露地・雨よけ栽培用、促成栽培用として病害複合抵抗性台木各
3系統を選定し現地試験に供した。
○シシトウの害虫防除薬剤としてコルト顆粒水和剤、ウララDF、オオバの害虫
防除剤としてスタークル剤の2剤の残留試験データを作成した。
○得られた成果を普及指導員研修や現地検討会などで公表するこ ◆魅力ある商品づくりが進められている。
とで、普及指導員が実施する現地実証試験に組み込まれ普及が図 ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
られている。
○登録された農薬については、随時県の病害虫防除指針に採用さ
れている。
【参考:H22年度】
○得られた成果はIPM技術指導者のための指導マニュアルに反映
されている。また、普及指導員が実施する現地実証試験に組み込
まれ普及が図られている。
○登録された農薬については、随時県の病害虫防除指針に採用さ
れている。
【23年度】
◆魅力ある商品づくりが進められている。
○土佐文旦:露地栽培「土佐文旦」において、マルチとフィガロン乳 ・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
剤の併用することにより、果実着色が良好となり、糖度計示度が最 者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
大0.8~1.0上昇した。
文旦の野囲い貯蔵は、3月までが限度で、その後低温庫で貯蔵す
る必要があった。
○小夏:受粉の省力化のための液体受粉では、受粉に最適な散布
機器を選定し、寒天0.1%、ショ糖無添加の溶液を用いて、精製花粉
を250倍に希釈して受粉することで、安定的な着果が得られた。
○新高ナシ:トラップにフタモンの成虫が捕獲でき、成虫の発生消長、虫糞の ○新高ナシ:秋期に幼虫の活動を抑え、被害を軽減できる可能性
発生状況から7月と9月が薬剤防除適期と推測される。
のある薬剤の選定ができた。
○土佐文旦:開花期は遅れたものの順調に生育。着色は遅れたが、肥大は平
年並み、糖、酸は昨年よりやや高い。
マルチ、フィガロンによる増糖効果は3年連続で認められた。貯蔵試験は、本
格的な試験に向け、低温庫への搬入終了。
○小夏:着果量は全体的に少ない。花粉保存試験はほぼ予定どおりである
が、液体増量剤内での発芽率が低い。液体受粉の試験では、4月の収穫調査
の結果待ち。
◆地産地消外商課等の関係各課と連携・協力した上で事業が推進できた。
◆認証審査会を2回開催し、新規施設:4施設、新規対象業種:2業種が追加
認定され、予定を超えて認証制度を推進できた。
◆高度食品衛生管理手法認定制度要綱を策定し、制度を開始した。
◆高度食品衛生管理手法認定希望施設から具体的な問い合わせがあるもの
の、認定には、至っていない。。
◆現地研修により、HACCP手法による指導方法、指導能力の向上が進みつ
つある。
◆新規認証施設の増加に伴い、認証希望施設からの具体的な問い合わせ ◆認証施設:12施設へ
が増加しており、認知度が向上しているものと考えている。特にユズ搾汁業 認証基準作成:14業種へ
に関しては、各JA間に競争意識が生まれており、平成24年度も引き続き、 ◆導入施設数:20施設へ
申請がある模様。
◆菓子製造業を新たに対象業種としたところ、複数の施設から具体的な問
い合わせがあるなど、今後、申請数の増加が見込まれる。
◆高度食品衛生管理手法認定制度を開始し、説明会を開催したところ、希
望したい旨の意見が複数出るなど好感触であった。次年度以降の推進方法
を検討し、制度の認知度向上及び進捗を図る必要がある。
【参考:22年度】
◆認証取得に関する問い合わせが数的な増加のみならず、内容がより具体
的なものとなってきている。これに加えHACCP手法のコンサルタント企業か
ら取得に向けた相談もあり、認証制度が県内食品関連業界に認知されてき
たものと考えられる。また、水産加工施設等から施設の衛生管理能力の向
上指導を認証取得を前提とせずに相談があるなど、衛生管理に関する意識
改革も進みつつあるものと考えられる。
次年度の希望状況
・水産加工食品の新規取得(合併・流通支援課と連携)
・ゆず搾汁業の新規取得(JA:産地づくり課と連携)
・ゆず搾汁業の新規取得(民間事業者:コンサルタント企業)
・アイスクリーム製造業新規取得(民間事業者:コンサルタント企業)
・直七搾汁業の業種設定及び新規取得(工技センターと連携)
・ソース製造業の業種設定及び新規取得(高知市と連携)
・給食新規取得(高知市と連携)
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
3 県産品の販路の拡大を支援
◆高知県を総合的に売り出す営業拠
点として東京都心に新しいアンテナ
ショップを設置(物販だけでなく、生産
者団体とも連携した外食や中食、卸・
小売業者等への県産品の売り込み拠
点)、事前フェアの開催
主な課題
東日本大震災の影響による消費動向の変化
・首都圏アンテナショップ「まるごと高知」を拠点と
した首都圏実需者に対する外商活動の実施や、
県内事業者との連携により店頭で行うテストマー
ケティング活動の実施
◆消費者や流通・販売業者と生産者 ○環境保全型農業など、高知県の優れた取り組
の情報交換・交流機会の拡大による みが評価され、有利販売に向けた流通販売体制
の強化
県産品のPRと消費者ニーズの把握へ
の支援(情報交換会、交流会、研修 ・量販店とのパートナーシップの構築
(継続した販売促進活動の展開)
会、産地体験ツアーの開催)(1/6)
・消費者に産地の取り組みを伝えるPRの展開
○流通関係者(卸、仲卸、量販店等)と信頼できる
パートナーシップの構築。協力量販店との関係強
化 (関東2社、関西3社)
○パートナーシップ量販店の消費者について、高
知県の取組(環境保全型農業の取組等)認知度を
毎年5%アップさせる (20年度対比で15%アッ
プ)
○パートナーシップ量販店の拠点店舗での高知野
菜販売額を現状の20%アップさせる。
(対20年度対比)
◆消費者や流通・販売業者と生産者 ○高知野菜の良さのPRとニーズに合わせた業
の情報交換・交流機会の拡大による 務需要の開拓(既存会社との継続取引、新規需
要開拓)
県産品のPRと消費者ニーズの把握へ
の支援(情報交換会、交流会、研修
会、産地体験ツアーの開催)(2/6)
○卸売会社と連携して卸から先の実需者に向け
た新たな需要創出等を狙い、実需者との合意形
成、産地の安定供給を基本として取り組む
◆消費者や流通・販売業者と生産者 ○事業主体と県外事務所との連携・パートナー
の情報交換・交流機会の拡大による の選定と詳細なスケジュール調整
○フェア後の顧客対応。効果・評価の産地への
県産品のPRと消費者ニーズの把握へ フィードバック
の支援(情報交換会、交流会、研修 ○評価及び量販店等との継続取り引きに向けた
提案
会、産地体験ツアーの開催)(3/6)
特産野菜等コラボレーション事業
○地域野菜の販売拡大や生産拡大につなげるた
め、地域の他の一次産品や観光資源等をツール
として活用しながらストーリー性を持たせ、飲食店
等での効果的なフェア等を展開する。
卸と連携したパートナーの選定を行い、飲食店
等での地域メニューフェア等開催による販路開拓・
販売拡大・継続取引へつなげる。
○本年度は、3地区で地域フェアを開催する。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・高知フェアの開催:42件
・商談会の開催:10件
・個別営業訪問:316件(うち新規77件)
・まるごと高知店頭での商談会の開催:66件
・首都圏の仕入れ担当者の産地訪問への支援(16社)
・全商品の売上データのフィードバック(1回)
・テストマーケティング
5月実施分 2事業者、2商品 6月実施分 3事業者、5商品
7月実施分 4事業者、7商品 9月実施分 2事業者、2商品
10月実施分 4事業者、10商品 11月実施分 1事業者、3商品
12月実施分 3事業者、9商品 2月実施分 2事業者、2商品
3月実施分 3事業者、5商品
○新需要開拓マーケティング協議会総会開催(5/23、3/19)
○各社との協議(パートナー量販店・卸売会社・仲卸)(4~3月)
○東急ストアでのフェア開催(4~3月:25回)
○セイミヤでのフェア開催(4~3月:6回)
○関西スーパーでのフェア開催(4~3月:16回)
○おおさかパルコープでのフェア開催(4~3月:2回)
○阪急阪神百貨店でのフェア開催(4~3月:13回)
○阪急阪神百貨店でのミニセミナー実施
○関東で販売支援員・市場担当者を対象とした研修会の開催(7~10月:
3回)
○流通関係者の産地招へい(4~3月:3回)
○県産青果物の知事によるトップセールス(2月:1回)
○新需要開拓マーケティング協議会総会開催(5/23、3/19))
○商材提案件数(4~3月 企業5社、商談会2件、イベント8件)
○業務需要開拓を連携し進めている卸売会社や仲卸等を対象に環境保
全型農業の取組やエコシステム栽培のPR等高知野菜研修会を開催(関
東4~6月)
○ 新規取引の開始に合わせ、高知県の環境保全型農業の取り組み等高
知県産青果物の研修会を開催(関東4~6月)
○イベントでの食材提案(7~9月)
○商談会での食材提案(10~3月 3回)
○市町村担当者会での説明、呼び掛け
○取組組織(2団体)との随時の協議・調整
○新規取組候補地区への取組紹介と協議(1地区・1団体)
○補助金の交付決定(土佐町(嶺北地域農林業振興連絡協議会
(農業部会))、室戸市(室戸市特産野菜等コラボレーション協議会)、
四万十町)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・飲食店や卸・小売業者における県産品の取扱い件数の拡大
(定番592件、短期623件:2月まで)
・ブラッシュアップ補助金を活用した磨き上げ
申請2件→完了2件(補助金額 795千円)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・テストマーケティングの結果により、参加事業者は商品に対する ◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
消費者の声や専門家の評価を受け、課題等を認識することができ し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
た(今後のパッケージ作成や商品戦略づくりに役立った)。
・多様な販路を確保
・テストマーケティングによって意見を聴取した結果、補助金を活用
して磨き上げを行った商品はバイヤーからの評価も高く、多くの成
約につながった。
・テストマーケティング実施事業者への個別訪問及び聞き取り調査
により、商品の磨き上げを行うにあたっての支障となる問題が判明
し、試作品段階の商品もテストマーケティングの対象となるなど、効
果的な事業の推進に繋げることができた。
○今後のフェア展開等について各社との取組合意(4月~)
○東急ストア(プレッセ店)でリパック商品を通常商品として販売展開(4~6月)
東急ストア(プレッセ店)での高知フェアを開始(11月~)
○卸会社からパートナー量販店のPBブランドに対する産地への提案が出始
めた(4~6月)
○卸売会社やパートナー量販店との情報共有が定期的に行われるようにな
り、高知野菜フェアーの充実につながり始めた(4~12月、関西でのパートナー
量販店の基幹店舗の拡大検討、パートナー量販店(関西)の産地招へいの実
現
○高知青果フェアでの産地情報の発信を効果的に行うため、販売支援員の産
地招へいが実現
○新園芸ブランドマークによる販売を開始することができた(関西:トップセー
ルス2月1日)
○高知青果フェアの定期開催や流通関係者・販売支援員を対象と
した研修会、知事によるトップセールの実施などにより、パートナー
量販店との関係を深めることができ、消費者への産地情報の発信
を効果的に行えるようになった。
・高知の環境保全型農業の取り組み認知度(東急ストア)
H22年6月:8%→H23年2月:16.6%→H24年2月:%(集計中)
○高知青果フェアの定期開催(月1回)によりパートナー量販店拠点
店舗での県産青果物の取り扱い量が増加している。
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
・多様な販路を確保
○新たな取引の開拓(関東:4~3月3社)
○継続取引の拡充(関東:4~3月1社)
○イベントでの期間限定メニュー化決定(7~9月)
○高知野菜のメニュー化:新規3社、
期間限定メニュー化:新規1件
H21年度:13件、H22年度:7件、H23年度:4件 計24件
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
・多様な販路を確保
○嶺北地域農林業振興連絡協議会
○香川県の生協では嶺北コーナーが常設され農産物等の販売拡
大につながっている。
売上げ額:半期で約400万円(対前年比約150%)(嶺北)
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
・多様な販路を確保
・香川県の生協でのフェア開催など継続的に実施する方向で協議する
ことを確認
・イベント等の開催状況
れいほくフェア 3回、出前授業 1回、
レシピ開発のための料理講習 1回
○室戸市特産野菜等コラボレーション協議会
・イベント等の開催状況
室戸フェアの開催2回(3店舗)
○四万十町
・イベント等の開催状況
四万十フェア1回(2店舗)
○地域の高い認知度を活かした特産品のPRにつながっていること
から、地域野菜を中心に地域を積極的に売り込もうという熱意が出
てきた。(四万十)
○京都市内量販店においては継続してフェアを開催してきたことも
あり、一定のリピーターが出てきており、室戸産品の認知度が上
がってきている。また、岡山市内の量販店でのフェアも実施し、新た
な室戸ファンづくりに向けた取り組みも始まった。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
主な課題
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆消費者や流通・販売業者と生産者 土佐文旦:県域で文旦のあり方を検討する場が
の情報交換・交流機会の拡大による なかっため、これまで個別販売が主体であった
が、これからは情報を共有し、高知県の土佐文
県産品のPRと消費者ニーズの把握へ 旦として売る体制づくりが必要である。
の支援(情報交換会、交流会、研修 新高梨:県内市場への安価な県外物の流入によ
る競合や、贈答需要の低迷などで、販売単価が
会、産地体験ツアーの開催)(4/6)
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
文旦:○観光協会とコラボした活動の検討(6/13)
○土佐文旦振興対策協議会役員会(7/7)
○土佐文旦振興対策協議会総会(7/26)
○幡多地区土佐文旦振興対策協議会総会(8/1)
○土佐の「おきゃく」2012実行委員会(9/15,10/20,11/17,12/13,2/21)
○土佐文旦振興対策協議会役員会・アドバイザーとの意見交換会
低迷、農家所得が減少している厳しい現状を踏 (11/14)
土佐文旦:文旦協議会を中心に、各産地の現状や まえて、首都圏への高級ブランド果実販売や海 ○ヨンデンクッキングイベントの講座で土佐文旦の取り組み等の紹
外への輸出及び、アンテナショップの活用による 介・PR(2/11,12)
課題を共有すると共に、県域での共通課題を探
○土佐文旦振興対策協議会役員会(11/19,2/7,2/28)
り、全国展開に向けた規格統一やロット確保、効 新たな販売戦略の構築と実践を図る。
果的な消費宣伝等について協議実践する。なお、 ユズ:近年、ユズの新改植が進み、ユズ酢の生 ・土佐・ぶんたん祭について
○知事への文旦献上と文旦協の取り組みの紹介(2/21)
産増加が見込まれ、需用と供給バランスが崩れ
地域段階では、土佐市、宿毛市の2大産地を中心
とした協議会(幡多・中央地区)により具体的な取 ることが懸念される。そこで、県域でユズ果汁の ○第2回土佐・ぶんたん祭in東京(2/25,26)
需給バランスに応じた対策がうてるしくみ作りを ・「まるごと高知」文旦フェア開催支援
組に繋げる。
○第3回土佐・ぶんたん祭(3/4)
新高梨:各出荷組合を主体にJAや県関係機関等 行う。
○幡多地区土佐文旦振興対策協議会講習会(3/9)
と連携し、厳しい現状を踏まえて、首都圏への高
○関東地区パートナー量販店のフェアでの生産者による試食宣伝販
級ブランド果実販売や海外への輸出による販路開
売の強化(東京、茨城)
拓など新たな販売戦略を構築するとともに、産地
のまとまりづくりを強化する。
ユズ:○ゆず振興対策協議会役員会及び総会(5/30)
ユズ:ゆず振興対策協議会と連携を図り、ユズ酢
○パートナー量販店での「高知ゆず」のプロモーション実施に向けた
の活用PRなどをとおして消費拡大を支援する。
調整活動(7月~)
○ゆず振興対策協議会打ち合わせ(8/22)
○スーパーよさこいじまん市でのPR活動(8/27,28)
○ゆず振興対策協議会役員会(9/28)
○パートナー量販店での「高知ゆず」のプロモーション の実施(10/4)
○ゆず振興対策協議会による「まるごと高知」での高知ゆずPR活動
(11/26,27)
・ユズフェア開催支援(11/19~27)
○パートナー量販店でのユズの販促活動(12/20~22)
○ゆず振興対策協議会加工部会(1/19)
○ゆず振興対策協議会 ゆず交流会(2/10)
梨 :○針木梨組合新緑の会(5/18)
○関係機関との新たな販売方法についての検討(6/14)
○関係機関と連携した針木梨組合への新たな販売方法についての
提案(7/13、8/23)
○針木梨組合品質査定会・目慣らし会開催支援
○「まるごと高知」での「まるはり」PR活動(10/8,9)
○ヨンデンクッキングイベントによるPR(10/15,16)
○関係機関と連携した針木梨組合への新たな販売方法についての
取り組み
・サンプル提供等
○梨シンポジウム開催(11/30)
○関係機関と連携した針木梨組合への新たな販売方法
についての取り組み・商談(1月)
◆消費者や流通・販売業者と生産者 ・生産者個人と市場との関わりが深く、県として
の情報交換・交流機会の拡大による の花きの販促に対して、消極的な生産者も多く、
今後に向けての更なる意識改革が強く求められ
県産品のPRと消費者ニーズの把握へ る産地が多い
の支援(情報交換会、交流会、研修
会、産地体験ツアーの開催)(5/6)
○花きモニタリング調査の実施:関東・関西を中心
に8市場で主要3品目を中心に産地ごとのモニタリ
ング調査を実施する。
◆消費者や流通・販売業者と生産者 ・高知に魅力を感じていただき、協力を惜しま
の情報交換・交流機会の拡大による ない人材確保と関係づくり及び効果的な活
用
県産品のPRと消費者ニーズの把握へ
の支援(情報交換会、交流会、研修
会、産地体験ツアーの開催)(6/6)
・東京、大阪など大消費地の方で、消費者への情
報発信力のある方々を高知野菜のサポーターとし
て登録し、環境保全型農業のトップランナーを目
指して取り組みを強化している県産園芸品のイ
メージアップと販路拡大を目指す。
・昨年度実施した6団体に今年のモニタリング調査を打診。
・昨年実施しなかった団体に対しても、園芸連・センターを通じての要請を
計画
・原宿元氣祭のおいて、花きパンフレット600部を野菜と一緒に配布
・農林水産祭「実りのフェスティバル」で県産花きを展示PR
・関東4市場でモニタリング調査を実施
・関西4市場でモニタリング調査を実施
・アンテナショップにて花きの展示PR(2/16~3/22)
・販売促進用DVDの作成(県内産地の協力により作成)
・高知野菜サポーターへ広報誌等を提供し、本県の野菜について情報共
有を行った。
・高知野菜サポーターによる高知野菜をテーマにした講座の開催
・高知野菜サポーターを産地招へいし、消費者視点でのアドバイスをいた
だいた。
・高知野菜サポーターに高知野菜等を提供し高知野菜についてのレポー
トを提出していただいた。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
文旦:○第3回土佐ぶんたん祭は、土佐の「おきゃく」2012で開催することで進
め、
H24年3月4日(日)に開催した。
○東京会場での開催は2月25日(土)、26日(日)の2日間で行なった。
○協議会としての土佐文旦のPRやまとまりの強化には、東京では「ま
るごと高知」、高知では「土佐のおきゃく」を中心にしたぶんたん祭の
開催が効果的であった。
○協議会共通のリーフレット「文旦辞典」を作成し、消費者、関係者、
生産者共に好評であった。
○関東地方への試食宣伝は継続的に行うことにより確実に効果が
出始めている。今後も産地を巻き込んだ形で拡充し、関東地方で
の取引の拡大につながる活動となった。
ユズ:○パートナーシップの取り組みで「高知ゆず」に特化したプロモーション
が実施でき、高知ゆずの理解が深まり、販売面においても産地を意識した取
り組みがなされた。
○プロモーション等の取り組みにより東京では前年比107%(9~12月)、単
価108%で取引された。ユズの食品としての認知度向上はまだまだ重要である
ことが確認された。
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
【参考:H22年度】
園芸連の県外販売量
・新高梨:11t (販売扱い10.3t+特販扱い740.8kg)
・土佐文旦:680t
目標(H23)
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
・多様な販路を確保
【~H23年度】
文旦
・土佐文旦振興対策協議会の中心活動に「土佐・ぶんたん祭」が定
着し、アンテナショップでもフェア等の作り込みができるほどのPR活
動が行われるようになり。「文旦辞典」の作成等、協議会として全体
を巻き込んだ発信ができはじめた。
・パートナー量販店のフェアを中心とした試食宣伝は、関東地方に
確実に土佐文旦のファンを増やしており、量販店の商材としての期
待度も高まってきている。
ユズ
・パートナー量販店のバイヤー等の産地招へい等の取り組みから、
研修施設でのプロ-モーション実施に繋がり、今後に向け発展的な
取り組みができた。結果、ユズの食品としての発信をテーマに量販
店と共有し取り組んだところ、東京での年内の出荷が強化され今後
梨:○針木梨組合は意識の変化が見られ始め、園芸連を利用した新たな販売 の方向が明確となった。
提案があった場合、協議を行い提案に応えていく方向となり、これから園芸
梨
連・JAと連携した販売へも力を入れていくこととなった。
○台風等の影響で先方業者の産地招へいには至らなかったが、サンプル ・個人出荷が主体の針木梨組合が、園芸連を通じた販売に期待を
提供やその後の商談で、試年度はウェブ販売で販売を試行してみることとなっ 寄せ、新たな販売方法について関係機関と共に検討を進める環境
ができたことは大きな成果で、今後の強化拡大に努める。
た。
・アンテナショップやイベントでの展示を通じ、県産花きの品種の多さや品質の ・モニタリングによる情報収集の意識が一部の生産者に広まってき ◆魅力ある商品づくりが進められている。
・首都圏をはじめとする県外市場に目を向け、消費
良さを広くPRすることが出来た。
ている。
者の視点に立った魅力ある商品づくりの推進
・原宿元氣祭で高知県が花の産地であることを広くPRすることができた。
・花きモニタリングでは、関東関西延べ9市場において延べ29品目、延べ9産
地がモニタリング調査を行い、1,072件の回答を得た。
・とさし・長浜・三里は3年続けてのモニタリング調査で、各地区結
・花きモニタリングを3カ年実施したことにより、市場との繋がりが強化された。 果からの修正にはまだまだ時間がかかるものの、産地のまとまりづ
くりに力を入れており、設問づくりから産地の問題点の掘り起こし
・芸西のブルースターについては、今まではモニタリング調査について敬遠し 等、一定の成果が現れている。特に三里は新品種のPRやホーム
ていたものの、過去2年のモニタリング調査の活動実績から、意義あるものと ページの充実、長浜は箱に開花後の花の写真を入れる試みなど計
賛同して今回初調査となった。
画又は実施している。
・土佐香美のトルコギキョウは、前回調査時に意見があった、表示
方法等について、今年より修正を加えて出荷しており、その修正に
ついて買参人の評価を今回、再調査を行い概ね良好の反応であっ
た。
・高知野菜サポーターを登録し、PRいただく体制、仕組みができたとともに、
それぞれの活動やブログでの情報発信が行われている。
・高知野菜の冊子など送付し情報提供を定期的に行ったり、高知野菜サポー
ターの活用の機会を重ねることで、より良好なな関係構築につながってきてい
る。
・高知野菜サポーターを産地招へいし意見交換会や産地交流をすることで、
高知野菜サポーターの活用機会を多くもち、より友好な関係構築に繋がって
きている。
・高知野菜サポーターを産地招へいすることでサポーターとの良好な関係構
築にとどまらず、産地の生産者も含めた良好な関係構築に繋がってきている。
・良好な関係構築を図ってきたことで、高知野菜サポーターがより
高知野菜を理解し、ファンになってくれたとともに、個々の活動の場
を通じてPRになっている。
・産地の生産者が高知野菜サポーターに直接アドバイスをいただく
ことで生産だけでなく販売を意識しだすなど、産地のやる気を喚起
し販売拡大の取り組みに繋がっている。
・野菜の専門家でありかつ一般消費者である高知野菜サポーター
に高知野菜についてのレポートを提出していただくことで、消費者
ニーズを集約し現状の課題を顕在化させることができた。
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
・多様な販路を確保
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
主な課題
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆生産者、加工業者、流通・販売業 ・産地買受人の交流会への参加促進
者、観光業者等の相互のマッチングを ・消費地市場関係者との事業実施の合意形成
・消費地市場との新たな取引等のフォローアップ
推進することによる販路開拓への支 ・交流会で把握した課題への対応
援(全国的な展示会や見本市への出
展支援、商談会等の開催)(1/3)
30◆県外向けの消費拡大対策
【事業概要】
県産水産物の県外出荷の中核を担う産地買受
人と県外消費地市場関係者との交流会等を実施
し、産地と消費地の結びつきを強めることにより、
県産水産物の地産外商を推進する
◆生産者、加工業者、流通・販売業 ●各推進組織による効果的な地産外商戦略の
者、観光業者等の相互のマッチングを 実践
推進することによる販路開拓への支 ●マリン・エコラベルの普及促進と消費者等の認
援(全国的な展示会や見本市への出 知度向上
展支援、商談会等の開催)(2/3)
31◆ブランド化対策
・地産外商加速化品目について、品目ごとの推進
組織が、県の補助制度を活用し県産水佐物の地
産外商を推進する。
・漁協等によるマリン・エコラベルの認証取得とPR
◆生産者、加工業者、流通・販売業 ・商品の磨き上げ
者、観光業者等の相互のマッチングを ・商談会等において県産品を効果的にアピール
できるように、出展者等と調整し、「高知」を一体
推進することによる販路開拓への支 的に打ち出し、商談に繋げるよう支援
援(全国的な展示会や見本市への出
展支援、商談会等の開催)(3/3)
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・大阪市場関係者等への事業説明訪問
・産地市場関係者に参加を働きかけ(大阪との交流会)
・大阪市中央卸売市場との交流会の実施(6/4~5)
・築地市場関係者等への事業説明訪問
・産地市場関係者に参加を働きかけ(築地との交流会)
・東京都中央卸売市場築地市場との交流会の実施(9/17)
・関西・中四国8市場関係者への事業説明、参加要請
・産地市場関係者に参加を働きかけ(市場合同会議)
・大阪市場80周年記念事業で県産水産物等のPRを実施(11/27)
・関西・中四国の消費地市場関係者との合同会議の開催(1/21)
●まるごと高知や首都圏居酒屋チェーン店でカツオ、キンメダイ、清水サ
バのフェアを開催(5月・10月・12月・1月・2月・3月)
●JAL会員誌「アゴラ」(6月号)で清水サバを紹介
●首都圏量販店やまるごと高知で清水サバの加工品を試食PR(7月・8
月・12月)
●高知県漁協等がカツオ、キンメダイ、清水サバの3魚種・5漁業でマリン・
エコラベルの認証を取得(10月6日)し、県内外でPR(CM放送・見本市参
加、量販店フェアなど)
●築地市場及び大阪市場を訪問しカツオ、キンメダイ、清水サバをPR
(9/17・11/27)
●県外イベントでカツオのタタキの実演PR(10月・11月) など
・地産外商公社・県内地銀2行との連携
・食の大商談会出展募集(公社、銀行)
・スーパーマーケット・トレードショー出展募集(公社)
・フードテック出展募集(大阪事務所)
・食の大商談会2011開催
・スーパーマーケット・トレードショー出展
・地産外商公社の行う商談会・高知フェア
・見本市展示商談会出展事業
・磨き上げセミナーの開催
◆★県産品等の情報提供による県外
在住の県出身者(県人会等)や本県
に縁のある方の高知ファン(とさぽー
たー)としての定着・県産品愛用者の
増加
◆首都圏の既存のアンテナシッョプの情報発信 ちゃお高知7月号(第8号)発行2万部
力や県産品の売り込み機能が十分でない。
県外在住者:約5千部、県外施設:約6千部、県内施設:約9千部
ちゃお高知9月号(第9号)発行2万部
県外在住者:約5千部、県外施設:約6千部、県内施設:約9千部
ちゃお高知11月号(第10号)発行2万部
県外在住者:約5千部、県外施設:約6千部、県内施設:約9千部
・県外の県人会メンバー等への県産品広報紙の
送付、アンテナショップ「まるごと高知」や、県外事
務所など大都市圏における高知県に縁のある方
をターゲットとした県産品試食会や高知フェアの開
催による高知のサポーターづくり(広報紙で事前に
案内)
◆贈答品(歳暮・中元・ギフト等)に関
する県産品愛用運動の展開
・県産品の販売拡大を目的として県産品愛用を推
進するため、県職員に対し贈答用商品(中元・歳
暮・ギフト等)の情報提供を行う。
・コンビニエンスストア事業(包括業務締結)と県産
品を使用した商品の協働開発を行うとともに、商
品の共同購入を行い県産品の販売拡大を図る。
ちゃお高知1月号(第11号)発行2万部
県外在住者:約5千部、県外施設:約6千部、県内施設:約9千部
・贈答用商品に関する情報収集
・情報の更新頻度とリピーターづくり
・コンビニエンスストア(包括業務締結)(ローソン、ファミリーマート、サーク
ルKサンクス)との商品情報交換実施。
・県産品の継続的な販売
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・県外の消費地市場と産地との結びつきが強まり、人的ネットワー
クの構築が進みつつある。
目標(H23)
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県をまるごと売り出すことで、県産品の販
売が拡大されている
・多様な販路を確保
〔参考:H21年〕
・市場名 鮮魚取扱金額 高知県産の取扱金額 高知の
割合
大阪 44,329百万円 1,632百万円 3.7%
名古屋 50,738百万円 858百万円 1.7%
築地 132,667百万円 1,219百万円 0.9%
*取扱量は暦年
〔参考:H22年〕
・市場名 鮮魚取扱金額 高知県産の取扱金額 高知の
割合
大阪 36,289百万円 1,581百万円 4.4%
築地 131,301百万円 1,409百万円 1.1%
●まるごと高知でカツオ・清水サバ・キンメダイの各フェアを開催、首都圏居酒 ●カツオ、キンメダイ、清水サバの地産外商を推進する組織の取組
屋チェーンでカツオフェア(2店舗)、清水サバフェア(7店舗)、キンメダイフェア 等によりこれらの魚種の認知度が高まった。
(9店舗)を開催、JAL会員誌(7万部)への清水サバの掲載、首都圏量販店で ●本県のマリン・エコラベルに関する取組が業界新聞に取り上げら
の清水サバ加工品の試食PR(1店舗・2回)、県外イベント等でのタタキの実 れるとともに、イベント等を通じたPR等によりエコラベルを取得した
演・試食PR(3回)等を実施
水産物の認知度が県内外で高まった。
●築地市場を訪問し関係者にカツオ、キンメダイ、清水サバをPR(卸売会社5
社にPR)
●大阪市場開設80周年イベントに参加しカツオ、キンメダイ、清水サバをPR
(38,000人来場)
●シーフードショーやスーパーマーケットトレードショー、県内外の量販店での
フェア、業界新聞、冊子、県内でのテレビCMなどで本県でのマリン・エコラベル
の取組や認証水産物をPR(東京・大阪・岡山・県内)
・出展事業者107社
・出展事業者15社(公社募集分)
・出展事業者12社
・出展事業者106社、参加バイヤー119社252名
・出展事業者3団体36社(うち公社募集分15社)
・高知フェア等の開催を含めた各種PR活動を通じて、次年度以
降のフェアの開催などネットワークづくりに繋がった。
・「食の大商談会」を官民協働で地元開催したことにより、県産
品のPR及び販路開拓・販売拡大に繋がった。
・業界最大の展示商談会「スーパーマーケット・トレードショー」
に出展することにより、販路開拓・販売拡大に繋がるととも
に、商品に対する評価等を来場者(バイヤ―など)から受ける
ことができた。
・食の大商談会成約件数(3カ月後実績調査)
県内61社がのべ122社に対しのべ192件
・スーパーマーケット・トレードショー成約件数(2月10日現在)
県内15社がのべ48社に対しのべ239件
※商談状況については、今後調査を実施し、成約件数及び金額を
取りまとめる。
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県をまるごと売り出すことで、県産品の販
売が拡大されている
・多様な販路を確保
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県をまるごと売り出すことで、県産品の販
売が拡大されている
・多様な販路を確保
・県外への配布および県内への県内への観光客等への県産品のPRを実施
(さんSUN高知(県外版 奇数月発行)への折込件数
・第5号(平成22年9月) 4,993部
・第6号(平成22年11月)5,036部
・第7号(平成23年3月) 5,253部
・第8号(平成23年7月) 5,288部
・第9号(平成23年9月) 5,349部
・第10号(平成23年11月)5.375部
・第11号(平成23年1月)5,405部
(アンケート回収)
・3月号アンケート回答(3月末締切:47通)
・7月号アンケート回答(7月末締切:28通)
・9月号アンケート回答(9月末締切:59通)
・11月号アンケート回答(11月末締切:50通)
・1月号アンケート回答(1月末締切:32通)
さんSUN高知(奇数月 「ちゃお高知」折込)の県外への発送数増 ◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
加にあわせ、購読者が増加傾向にあり、県産品PRにつながった。 し、高知県をまるごと売り出すことで、県産品の販
売が拡大されている
H21以来3年間で11回発行し、県産品広報紙として、主に県外在 ・多様な販路を確保
住の高知県関係者を対象に情報提供することで県産品の認知度
向上などに寄与してきたが、当初の目的である県産品の販路拡大
等を一定達成したため今年度いっぱいで終了廃止。
コンビニエンスストアとの打合せを行い、県内事業者や素材に関する情報提
供を行ったことにより、県産品を使用した新商品の開発につながっている。
・県内の素材を使った商品開発ができた。
・ローソン(8月 1商品:「高知まんさいカレー」、2月 4商品:四国
うまいもんめぐり関係商品)
・サークルKサンクス(7月 1商品:龍馬ふるさと博応援商品「おに
ぎりセット」、9月 3商品:包括協定2周年記念商品)
・ファミリーマート(5月 1商品:「四万十の青のりコロッケ」、8月 6
商品:龍馬ふるさと博応援商品、1月 1商品:「かつおの竜田揚げ
としらす弁当」)
今後は「さんSUN高知県外版」等を活用した情報発信を継続してい
く。
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている
・多様な販路を確保
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆海外事務所の活用、民間(ジェトロ
や商社等)との連携による貿易拡大
への支援
主な課題
・輸出可能商品の発掘及び企画、開発支援
・海外からの輸入ビジネスの支援
・海外事務所との連携強化
・新たな輸出ルートの開拓、パートナーの確保
貿易促進コーディネータや海外事務所が、貿易 ・市場調査の強化
相手先とのマッチングを考慮し、県内企業のニー
ズなどを把握しながら、きめ細やかな海外展開が
図れるように取り組む。また、県内企業との間で、
食品、農林水産物などの勉強会を開催して、海外
展開への動機付けや企業力の向上を図るととも
に、輸出商社による国内商談会や海外事務所管
内での海外商談会を開催し、海外展開の活動を
強化する取り組みを進める。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・海外販路開拓のセミナー開催 複数回
・国内商談会の開催2回
・海外商談会の開催2回
・海外における展示会・見本市への出展1回
・海外におけるフェアの開催4回
◆インターネットを活用した県産品販
売への支援(eコマース)(1/3)
・e-コマースに関する最新の情報・知識が得られ、 セミナー開催4回
初心者にもわかりやすい内容とする。
・セミナー開催の周知を図り、より多くの参加者を集
県内商工業者に対し、eコマース運営者等と協力し める。
てセミナーを開催することによって、最新のeコマー ・セミナー参加者のその後の動向等を把握するなど
スに関する知識の普及を促し、県内商工業者が県 して、事業成果を確認、検証する。
外市場への販路開拓のツールとして、eコマースを
活用できるようにする。
◆インターネットを活用した県産品販
売への支援(eコマース)(2/3)
◆県産品に関する情報発信機能の充
実・強化(ホームページの充実、マスメ
ディアを活用したPR(野菜や畜産
物))(1/2)
・更新感を如何に高め、他の情報発信のページ 知事挨拶更新 1回
(「高知丸ごとネット」「ちゃお高知」「志国高知 龍
馬ふるさと博」など)にも誘導して、より旬の情報 本文更新 1回
を読者に提供していくか。
・アンテナショップや高知フェア等のリアルイベン
トへの誘導
県産品(県内eコマースサイトも含む)や観光、地
域、県内ブログなどの情報をわかりやすく紹介した
ポータルサイトを運営することにより、高知県や県
産品の認知度の向上やeコマースサイトでの販売
拡大、観光客や移住客の誘客の拡大を目指す。
◆インターネットを活用した県産品販
売への支援(eコマース)(3/3)
◆県産品に関する情報発信機能の充
実・強化(ホームページの充実、マスメ
ディアを活用したPR(野菜や畜産物)
(2/2)
◆アクセス数の増加とそのための魅力的なコン
テンツづくりが必要
◆eコマースに取組む県内事業者の増加とそれ
に対する支援が必要
アクセス数の増加のため県産品プレゼント(枇杷仁・ゆずポン酢・牛乳屋さ
んのとろとろミルクシュークリーム・いごてつの天日塩・土佐宝石珊瑚ペン
ダント・プリッキーズ・柚子のブッセ・土佐れいほく森のゆず酒)の実施
商品の磨きあげのためのWebモニターを対象としたテストマーケティング
の実施(浅型ストレッチ足袋、グァバティー・焼肉元タレ・池川こんにゃく・土
佐ふり茶・はなゆ塩ぽんず・ゆず甘酢・豆なカツオ)
事業概要
県産品(県内eコマースサイトも含む)や観光、地
域、県内ブログなどの情報をわかりやすく紹介した
ポータルサイトを運営することにより、高知県や県
産品の認知度の向上やeコマースサイトでの販売
拡大、観光客や移住客の誘客の拡大を目指す。
4 企業の販売力の強化を支援
◆◎知的財産の保護と活用に向けた
支援
・県内の団体等は、知的財産を活用する意欲は
あるが、専門知識の不足などにより、具体的な
活動に至っていないケースが多い。
<事業概要>
・知財の専門家への敷居が高く、相談に至ってい
知的財産に関心を持つ人の裾野を広げ、身近な ないケースも多い。
技術や知恵を貴重な経営資源として保護、活用を ・市町村の知財の取り組みに温度差がある。
促進するため、知的財産(知財)を活用しようとす ・最終顧客までの十分な周知が難しい。
る意欲のある市町村や団体に対して、所有する技
術や地域資源の再評価や権利化などの主体的な
取り組みが進むよう、アドバイザーの派遣を通じて
支援する。
○事業の活用が見込まれるJAや漁協、森林組合などを訪問し、知的財産
セミナーの開催とあわせて事業の案内を行った。
○知的財産戦略指針の改定に伴う個別ヒアリングに当たり、知的財産に
関するそれぞれの課題を聞き出し、専門家派遣事業の案内を行った。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・4月台湾食品販路オリエンテーション(セミナー、食品提案会)
・5月伊勢丹シンガポール四国フェア
・6月フランスパリ柚子賞味会(商談会)
・9月日中ものづくり商談会(見本市)
・9月香港食品ステップアップ商談会
・10月台湾微風広場高知物産展
・1月シンガポール大手飲料メーカーに柚子果汁輸出
・2月香港そごう高知フェア
・2月シンガポールレストランフェア
・サンプル、見積書の依頼を受けた→10月のフェアにつながる
・原発事故の影響で日本食品離れの中、対前年比98%と大健闘
・現地の料理界、製菓メーカー等から柚子について問合せあり
9月現在:13件のオーダーあり
・9月の商談会は見積、サンプル提出で対応中
・10月の微風広場物産展は18社約230万円の県産品を買取で販売
・11月の食の商談会で招聘した商社1社が21社72品目約65万円買
上
・1月に公表。JA土佐あき北川支所から計2回約9t(約1,300万円)の
柚子果汁を輸出。現地量販店等で柚子ジュースとして販売してい
る。(追加発注も期待)
・2月の香港そごう高知フェアでは、13社約407万円の売上。
・2月のシンガポールレストラン食材フェアでは、高級ホテルのレスト
ランで高知食材を使用した料理を提供。10社16品目約100万円の
買上。
参加者107名、参加企業等78団体
◆3年間を通じたセミナーの開催により、Eコマースの有用性につい ◆首都圏をはじめとする県外(海外)への情報発
て啓発が行えた。
信を強化し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産
品の販売が拡大されている
・多様な販路を確保
目標(H23)
◆首都圏をはじめとする県外(海外)への情報発
信を強化し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産
品の販売が拡大されている
・多様な販路を確保
メルマガ観光冊子プレゼント企画への応募(各回100名募集)
第1回:415名
第2回:427名
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている。
・多様な販路を確保。
2月末までのページビュー数658,475件(前年同期463,385件)
2月末までのeコマースサイト誘導数89,253件(前年同期42,421件)
◆首都圏をはじめとする県外への情報発信を強化
し、高知県を丸ごと売り出すことで、県産品の販売
が拡大されている
・多様な販路を確保
○地域支援企画員や、県の出先機関職員から知的財産セミナー開催要請や
専門家派遣の相談を受けた。
○知的財産セミナーを開催し参加者に専門家派遣事業を周知できたことで、
専門家派遣の申請につながった。
○知的財産戦略指針の改定に伴うヒアリング調査により、各団体の知的財産
(商標権の取得や活用)に対する認識やニーズが確認され、専門家派遣事業
の申請につながった。
○第1次~第3次公募により申請のあった6団体へ専門家を派遣した。
○べふ峡温泉:専門家派遣による商標権の譲渡に関する法律関係 ◆県内企業の販売力が強化されている
をの指導・助言を行った結果、事業展開に関する課題が解決され ・県外へ打って出ることのできる企業の育成
た。
○四万十市:専門家派遣による指導・助言を受けて、四万十ヒノキ
の地域団体商標登録に向けて必要な取組を共通認識とできた。
○仁淀川地域観光協議会:専門家派遣による指導・助言を受けて、
商標の出願内容の調整が行われ、4月に出願することとなった。
○中土佐町商工会:専門家派遣による指導・助言を受けて、商標の
出願に向けた具体的な調整を進めている。(出願時期は未定)
○佐川町商工会:、専門家派遣による指導・助言を受けて、商標の
管理要綱づくりを進めている。
○全国農業協同組合連合会高知県本部:地域団体商標登録に向
けた課題について団体内の共通認識が得られた。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆全国的な展示会や見本市への出
展支援、商談会等の開催
◆新商品の開発や販路の開拓に関
するセミナー等による企業の育成
主な課題
・商品の磨き上げ
・商談会等において県産品を効果的にアピール
できるように、出展者等と調整し、「高知」を一体
的に打ち出し、商談に繋げるよう支援
・地産外商公社の行う商談会・高知フェア
・見本市展示商談会出展事業
・磨き上げセミナーの開催
地産地消・地産外商戦略
(4) 地産外商(関西地区)
1 関西地区における県産品販路拡大への
支援
◆地産地消外商関西戦略会議を設置 ・地産地消・外商課、地域農業推進課との連携
し、関西での高知県産品の地産外商 ・アドバイス対象先の決定。
・対象生産者との計画調整。
の展開について検討を行う
・アドバイスを具体的な商品づくりやブラッシュ
アップへつなげるための生産者との条件確認。
・民間の有識者を中心に構成される地産外商関西 (補助、支援等)
戦略会議を開催し、関西市場での高知県産品の →平成23年度は会議開催予算のみ。具体的
定着化について検討する
な商品化、販売促進戦略等支援のための予算
確保については関係部署との協議が必要。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・地産外商公社・県内地銀2行との連携
・食の大商談会出展募集(公社、銀行)
・スーパーマーケット・トレードショー出展募集(公社)
・フードテック出展募集(大阪事務所)
・食の大商談会2011開催
・スーパーマーケット・トレードショー出展
戦略商品として選択した土佐茶の関西戦略として6月までの2回の会議を
開催。
地産地消・外商課、地域農業推進課の協力で、土佐茶のサンプル商品の
評価を実施。結果について、生産者にフィードバック。
関西高級系スーパーへの商談会への土佐茶関係者の参加促進。
(1) 新たな関西ネットワークの構築
◆新たな関西ネットワークを構築する
県人会等の各団体との関係を維持し、県内の情 ふるさと会、同窓会への参加 16回
報提供と地産外商PRの徹底
県人会への参加 5回
高知応援団(関西)への参加呼びかけ、ふるさと納税のご案内など。
・高知県にゆかりのある関西の方との繋がりを深 関西経済会、県内進出企業との関係維持、強化
めるとともに、新たな人脈を広げることにより、企
業誘致や求職者の受け入れ、また関西での高知
県産品の消費拡大、観光の誘致につなげる。
(2) 関西高知県産品PR戦略(農産物、水
産物、加工品)
◆有効な各種商談会や展示会への ・関西ワンランクアップ戦略の効果的な推進のた
参加について、マスコミや産業振興セ め、戦略の中での位置付けの整理。
・効果的な事業展開とするための商談会等の選
ンター、地産外商公社等を 通じた情 択
報提供を行うとともに、個別企業に対
しても積極的に働きかけ商談の機会
を確保する。
また、高知県の企業の展示会に関
西のバイヤーを案内しマッチング機会
を増やす
◆関西の産地直販店との連携や支援
により、定期的な物産販売とイベント
参加を継続し、アンテナショップ的なP
Rの場を確保する
イベントの選択
イベント参加時の物販事業者との調整
展示・商談等視察 6回
企業への商談会案内・出展 9回
・土佐の木曜市を大阪事務所内で開催することで支援。また、関西で開催
される高知県をPRできるイベントも出展する。
・高知フェア等での県産品物販を県内事業者へ紹介
・産地直販店との連携や支援による県産品の販売
拡大
◆ホテル、レストラン等での高知フェ
ア等の開催に向けた支援・提案を行う
・高知県産品の販路拡大に向けたPRとして関西
地区地産外商戦略事業を展開し、ホテル、レストラ
ン等での高知フェアの開催への支援等を行いPR
を(観光との連携)。また雑誌等マスコミやインター
ネットを活用した高知県産品の情報発信、関西PR
戦略総合イベントの開催などを行う
関西ワンランクアップ戦略での位置付けの整理
地産外商関西戦略会議との調整
ホテル等への訪問 90件
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・出展事業者107社
・出展事業者15社(公社募集分)
・出展事業者12社
・出展事業者106社、参加バイヤー119社252名
・出展事業者3団体36社(うち公社募集分15社)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・高知フェア等の開催を含めた各種PR活動を通じて、次年度以
◆県内企業の販売力が強化されている
降のフェアの開催などネットワークづくりに繋がった。
・県外へ打って出ることのできる企業の育成
・「食の大商談会」を官民協働で地元開催したことにより、県産
品のPR及び販路開拓・販売拡大に繋がった。
・業界最大の展示商談会「スーパーマーケット・トレードショー」
に出展することにより、販路開拓・販売拡大に繋がるととも
に、商品に対する評価等を来場者(バイヤ―など)から受ける
ことができた。
・食の大商談会成約件数(3カ月後実績調査)
県内61社がのべ122社に対しのべ192件
・スーパーマーケット・トレードショー成約件数(2月10日現在)
県内15社がのべ48社に対しのべ239件
※商談状況については、今後調査を実施し、成約件数及び金額を
取りまとめる。
(株)大近 高知フェア出展企業商談会(9月27日)では、土佐茶は価格面など
で合わず、出展はなかったが、引き続き土佐茶をはじめ高知県産品ブランドを
専門家のアドバイスを受けながら、関西でのPR、商談会等への参加を促進
し、定番化につなげていく。
次年度には、農業振興部と連携して、土佐茶の販売戦略について検討を重ね
る。
◆関西における高知県及び高知県産品の認知度
を高め、高知県産品の販路が拡大されている
高知応援団(関西)487名(H23.4.1現在)→592名登録(H24.2.29)
定期的にメールの発行など、高知県関係情報を提供している。
高知県にゆかりのある関西の方との繋がりを深めるとともに、新た ◆関西における高知県及び高知県産品の認知度
な人脈をひろげることにより、獲得できる人的情報が増加し、また高 を高め、高知県産品の販路が拡大されている
知に関する情報の提供先が拡がった。
フードテック2011 出展12社
名刺交換 436 商談中49(開催直後現在,以後1月、3月に成果確認)
県内生産者・事業者に向けて、関西開催の展示商談会などへの参 ◆関西における高知県及び高知県産品の認知度
加を促進し外商活動の支援を行ってきたが、近年、関西の市場へ を高め、高知県産品の販路が拡大されている
の関心の高まりが感じられるようになった。商談会等の参加者から
の反応もよく、定番化に繋がるケースも出てきている。
「土佐の宴」(高知県食品・試食商談会)
県内企業28社出展
出席企業 129社 230名
木曜市 来所者数平均160人 売上 平均148,043円 (2月16日時点)
大阪事務所を通じたイベントでの物販件数 8件(3月31日時点)
合わせて、来客者に観光情報の提供を行った。
高知フェア等 31件(3月31日現在)
・㈱大近高知フェア 2商品定番化
フェア後もバイヤーによる商品視察が実施されている。
・土佐の宴 成果はアンケート回収後集計
木曜市などの開催により、各直販店の収入が増えるとともに、知名 ◆関西における高知県及び高知県産品の認知度
度の向上につながっている。このことにより、関西の高知アンテナ を高め、高知県産品の販路が拡大されている
ショップ機能の確保に繋がっている。
高知フェアの開催件数は龍馬ブームであった前年の34件と比して ◆関西における高知県及び高知県産品の認知度
ホテルでの開催は減少したものの、小売店舗でのフェアの開催が を高め、高知県産品の販路が拡大されている
行われ、ほぼ前年並みの件数となった。高知フェアを通じて関西業
界とのネットワークが拡がり、高知のPR機会の増加による認知度
の向上及び高知県産品の店舗での定番化(2企業、2商品)にもつ
ながってきた。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
(3) 林業・木材産業販路拡大
◆新規取引先の開拓と既存の取引企
業との取引拡大、れいほくスケルトン
住宅の販路拡大
主な課題
○H23年度事業説明会参加
工務店等 8社出席
○H23年度事業説明会欠席企業へのフォローアップ
5社訪問
○工務店、設計事務所への訪問
2社訪問
○新規取引先訪問(岡本銘木店)(5月17日)
(6月8日)
・県産材の販路開拓・販売拡大を支援するため、
大阪プレカット・建材問屋との連携による取引量拡
大への取組、消費者への説明会、構造見学会へ
の支援によるれいほくスケルトンの普及支援、既
存の取引企業向けバスツアー提案や完成見学会
でのPR
(4) 地産外商に向けた企業誘致の推進
◆1.5次的な産業を推進するため、
高知県内の第1次産業との連携可能
な企業の誘致活動を行う
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
県内地域の地産外商にマッチする企業誘致。
視察 6件
・県内の第1次産業と連携ができる企業の誘致活
動の実施
2 関西地区における効果的な観光PR、プ
ロモーション活動の展開
◆志国高知 龍馬ふるさと博をきっか
けとした積極的なPR活動を実施
特に、県内で育ってきている体験型・
滞在型観光や、特色ある「食」を関西
の消費者ニーズに対応しながら的確
に情報発信していく
昨年の龍馬ブームの注目に変わる目玉としての 旅行代理店訪問実績 73件
「ふるさと博」を、様々な機会を活用してPRして
いるが、認知度は十分とはいえない。
・龍馬ブームを、引き続いて関西からの誘客に活
かすため、「ふるさと博」のPRを中心に、各種イベ
ントへの参加、またホテルなどで開催される高知
フェア会場での観光PRなど、本県の認知度アップ
を図る。
(1) マスメディアを使った情報発信
◆関西の地域特性を考慮したうえで、
各種マスメディアを活用して情報を発
信していく(1/2)
雑誌・新聞・フリーペーパーなどとのネットワーク マスコミ訪問(協議)等 38件
は一定出来ており、それらを活用して効果的な メルマガ情報提供 10回(240件)
情報発信は行えているが、最も大きな効果が期
待されるTV局等との関係が極度に薄い。
・関西からの高知への旅行動機を啓発するため、 (TV関係広告予算が皆無なことが主要因)
雑誌・新聞・フリーペーパーなどを活用し、読者層
に応じた旬の高知情報の露出を図る。 また、編集
担当者を対象にモニターツアーを実施することで、
高知の食の魅力などを効果的に露出する。
(2) 観光展やイベントなどでの情報発信
◆立地の良い大阪事務所でイベント
実施するなど、事務所で高知情報を
発信する。「龍馬伝」をきっかけに、龍
馬をテーマに他県との合同・連携PR
を実施し、話題性・注目度を高める。
集客力のあるイベントの実施及び告知手段の検 毎週木曜日に事務所フロアーで木曜市を開催。
討
観光展・イベント出展実績 55件
・大阪事務所でイベント実施するとともに、効果的
に情報発信できるイベントなどに積極的に参加す
ることで露出機会を増やす。また、龍馬をテーマに
した他県との合同・連携PRを図り、話題性・注目度
を高める。
(3) 関西ネットワーク
◆関西ネットワークの構築(観光分
野)
・関西地区の各県人会、市町村単位のふるさと
会、高校、大学の同窓会、高知ファンなどで「高知
県応援団(関西)」を組織し、相互に情報伝達が可
能なネットワーク体制を構築する。
関西地区の9県人会が会員の高齢化などにより 各県人会総会への参加等 22回
組織活動力が弱くなりつつある。
今までに関係の薄かったふふるさと会や同窓会
の結集手法と今後の関係の強化。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
○H23年度 近畿地方における土佐材の使用(H24.3.6現在)
26棟 519.41m3
○関西からの産地セミナー参加
5社 49名
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
○嶺北木材協同組合自己破産による「れいほくスケルトン」事業停 ◆関西における高知県及び高知県産品の認知度
止のフォローアップ、新規、既存取引先訪問、特に大型のプレカッ を高め、高知県産品の販路が拡大されている。
ト、建材問屋である(株)岡本銘木店と流通拠点としての協定が締結
されたことにより、関西における県産材の販路拡大の下地作りが進
んだ。
○県内合同市(2/22開催、高知木材センター)に関西地区からの買い方等
多数来場
◆関西における高知県及び高知県産品の認知度
を高め、高知県産品の販路が拡大されている
観光展・イベント出展実績 55件
観光施設入込状況調査速報値
入込客数1,986千人(対前年比66%、対前々年比111.7%)
◆関西において高知県の魅力ある観光情報・物産
情報が広がっている
◆近畿圏からの観光客入込数84万人→120万人
【参考:平成22年度】
県外観光客入り込み調査結果
(近畿発)
H22年 1,133千人(対前年比23.8%)
H21年 915千人
パブリシティへ等の掲載実績 計50件
テレビ出演 1件、ラジオ出演 1件
観光施設入込状況調査速報値
入込客数1,986千人(対前年比66%、対前々年比111.7%)
◆関西において高知県の魅力ある観光情報・物産
情報が広がっている
◆近畿圏からの観光客入込数84万人→120万人
【参考:平成22年度】
県外観光客入り込み調査結果
(近畿発)
H22年 1,133千人(対前年比23.8%)
H21年 915千人
新規観光展・イベントへの出展16件
観光施設入込状況調査速報値
入込客数1,986千人(対前年比66%、対前々年比111.7%)
◆関西において高知県の魅力ある観光情報・物産
情報が広がっている
◆近畿圏からの観光客入込数84万人→120万人
【参考:平成22年度】
県外観光客入り込み調査結果
(近畿発)
H22年 1,133千人(対前年比23.8%)
H21年 915千人
高知応援団(関西)
487名(H23.4.1)→592名登録(H24.3.12現在)
観光施設入込状況調査速報値
入込客数1,986千人(対前年比66%、対前々年比111.7%)
【参考:平成22年度】
県外観光客入り込み調査結果
(近畿発)
H22年 1,133千人(対前年比23.8%)
H21年 915千人
◆関西において高知県の魅力ある観光情報・物産
情報が広がっている
◆近畿圏からの観光客入込数84万人→120万人
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
主な課題
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
(4) 誘致活動の実施
◆○中小旅行社への情報提供活動を 大手旅行社には、日常的な訪問活動の中などで
強化するとともに、関西の旅行客の 一定の情報提供が行えているが、中小旅行社に
対しては、十分な情報提供ができていない。
ニーズと、高知県の売りをマ ッチン
グさせながら旅行商品の造成につな
げていく
○観光コンベンション協会と連携し、
各種団体への訪問活動を強化する
る。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
訪問実績 73件
・食を含めた地域特産物を体験するメニューの情
報提供を強化し、旅行商品造成につなげていく。
1 地産地消・地産外商戦略
(4) 地産外商(中部地区)
1 中部地区における県産品の販路開拓・販
売拡大
(1) 高知県産品のPRによる販路開拓・販
売拡大の支援
◆高知フェアや試食会・商談会等を通 ・県内関係機関との連携
じた県産品の販路開拓・販売拡大の ・中部地区で売れる商品の選定・発掘
・中部地区における商品流通ネットワークに対す
支援
る理解促進
・物産観光展への参加 6回
・イベント会場での県産品の販売 3回
・量販店チェーンでの高知フェア開催 3回(48店舗)
・飲食チェーンへの食材等情報提供 1回
・食品展示会等への参加 1回
・ 高知県の最大の武器である食を活かし、中部地
区における高知県及び高知県産品の認知度を高
め、高知県産品の販路を拡大する
2 中部地区における企業誘致の推進
(1) 企業誘致の推進
◆既立地企業に対する細やかなアフ
ターケアの実施及び成長が見込まれ
る中小企業の発掘及び誘致
◆本県の食材等特産品を生かした企
業の発掘と誘致
1 新規案件の発掘方法
・誘致対象企業2社訪問し、進出予定の自治体との面談。
2 県外企業及び県内企業の企業ニーズの把握 ・高知県立地企業に対するアフターケア訪問(24社)
・誘致対象企業への継続訪問を維持。
・製造品出荷額が日本一である愛知県を筆頭に日
本の「ものづくり」を牽引する中部地域において、
成長が見込まれる中小企業を発掘し企業誘致を
推進する。
3 中部地区における効果的な観光PR、プ
ロモーション活動の展開
(1) 遍路や龍馬伝を活用した高知県への
誘客
◆志国の他県との合同による遍路P
R
◆龍馬伝、志国高知 龍馬ふるさと博
等による高知のPR
◆エージェントへの商品化を要請
・龍馬伝放映後の高知県への誘客増加を図るた
め、龍馬ふるさと博の効果的なPRの実施
・エージェントに対する観光イベント情報の適切 ・四国ツーリズム創造機構とのエージェント訪問、説明会及び商談会を通
な時期での情報提供により商品化につなげてい じて、高知県観光地の情報と下期イベント情報を提供
くこと。
・龍馬ふるさと博推進協議会や観光コンベンション協会とのエージェント訪問、
説明会及び商談会を通じて、ふるさと博の情報を提供。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
観光施設入込状況調査速報値
入込客数1,986千人(対前年比66%、対前々年比111.7%)
目標(H23)
◆関西において高知県の魅力ある観光情報・物産
情報が広がっている
◆近畿圏からの観光客入込数84万人→120万人
【参考:平成22年度】
県外観光客入り込み調査結果
(近畿発)
H22年 1,133千人(対前年比23.8%)
H21年 915千人
・戦略策定委員会の議論を通して、今後の外商活動を展開するうえで参考と
なる多種多様なアイデアをいただけた。
・高知フェアを開催したアピタ長久手店では、カツオのタタキが想像 ◆高知県の最大の武器である食を活かし、中部地
以上に売れたことから、6月に実施されるアピタ長久手店感謝祭で 区における高知県及び高知県産品の認知度を高
の試食販売が実現するなど、新たな販路開拓につながった。
め、高知県産品の販路を拡大する
・高知フェア実施の積重ねによって、高知県産品の販売に直結する
ような人的ネットワークの構築ができつつあることが、食の大商談
会への招へい企業数の増につながった。
・物産観光展等への参加、開催により、合計4,000万円を超える県
産品の売上が計上できた。
・誘致対象企業と進出予定自治体との継続協議。
・高知県立地企業へ訪問し、経営状況等を把握。
・高知県との信頼関係を維持。
・各社の送客状況や、四国観光における課題等の情報収集
・観光情報の提供等を行った結果造成された中部の旅行代理店に ◆中部地区において高知県の魅力ある観光情報・
よる旅行商品によって、中部地区から多くの方が龍馬ふるさと博イ 物産情報が広がっている。
ベント関連やお遍路に訪れている。
・新規に訪問できるエージェント先の発掘
・パンフレットを収集した10社の上期の旅行パンフレットでの、高知県関係の
プラン数 33件(うちお遍路 6件)
・パンフレットを収集した10社の下期の旅行パンフレットでの、高知県関係の
プラン数 27件(うちお遍路 6件)
◆高知県の最大の武器である食を活かし、中部地
区における高知県及び高知県産品の認知度を高
め、高知県産品の販路を拡大する
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【ニューツーリズムの推進と観光への地域産物の活用】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
ニューツーリズムの推進と観光への地域産物の
活用
1 産業間連携による新たな可能性への挑
戦
(1) ニューツーリズムの推進
◆受入態勢づくりの充実
◆体験メニューの充実
◆情報発信の展開
ニューツーリズムの定着化、充実を図るた
め、観光部を中心に産業振興部(地産地消・
外商課、地域支援企画員)、農業振興部、水
産振興部及びその他の関係各課が連携し、各
地域での取組を支援し、県コンベンション協
会のよさこいネットを活用し、一元的に県内
のニューツーリズムの情報を発信していく。
(2) 観光への地域産物の活用
◆地域産物の商品化を促進
◆地域産物の観光施設等での販売
促進
◆地域産物の情報発信を促進
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
地域や産業間、同業者、民間組織との連携を強 ・県観光アドバイザーを活用し、各地域で研修会や民泊講演、インストラク
化し、効果的な情報発信等を行う必要がある。 ター研修等を行い、各地域が行う民泊実践者(候補)の掘り起こしの助成
や体験プログラムメニューの充実・磨き上げを図った。
26日/年 研修、講演、視察・助言等
・庁内関係各課を集めた連絡会を開催し情報共有を行った。。
・四国4県で連携した取組み(HP、キャンペーンパンフレット配布等による
情報発信・イベントへの共同出展等)
・「こうち体験ツーリズム旅行商品開発等委託事業」の実施(委託先:土佐
電トラベル
・「こだわりの田舎まるごとガイド」・・・観光施設、空港、道の駅等で5,000
部配布
・個別訪問や体験プログラム実践、各種研修会や協議会に参加すること
により、農林漁業体験施設の受け入れ実践者等と情報交換を行った。
一部の市町村を除き、龍馬伝で訪れた客にお金 ・県観光アドバイザーを活用し、各地域で研修会や現地視察を行い、新た
を使ってもらうための取組を行おうとする意欲が な地域産物を活かした土産物づくり、地域産物を体験メニューに組み入れ
薄い。
る取組み、地域産物を観光施設等で積極的に販売していく取組み等への
助言、磨き上げを行った。
26日/年 研修、講演、視察・助言等
・庁内関係各課を集めた連絡会を開催し情報共有を行った。
・四国4県で連携した取組み(HP、キャンペーンパンフレット配布等による
情報発信・イベントへの共同出展等)
・「こうち体験ツーリズム旅行商品開発等委託事業」の実施(委託先:土佐
電トラベル
観光への地域産物への活用を図るため、観光
・「こだわりの田舎まるごとガイド」・・・観光施設、空港、道の駅等で5,000
部と産業振興部(地産地消・外商課、地域支
部配布
援企画員)、その他の関係各課が連携し、各
・個別訪問や体験プログラム実践、各種研修会や協議会に参加すること
地域での取組を支援していく。
により、農林漁業体験施設の受け入れ実践者等と情報交換を行った。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・四国4県で連携した取組みのうち、キャンペーン(7/15~H24.1.10)実施によ
り
プレゼント応募者数(高知県メニュー体験者数) H22 127人→H23 152人
・「こうち体験ツーリズム旅行商品開発等委託事業」の実施により、新商品を
造成。東京のアンテナショップ「まるごと高知」での窓口販売や県外営業所へ
のセールス活動を行った。
《参考》
造成商品がきっかけとなった東京から高知への誘客数
14組49人(延べ54人)
県外営業所(主に東京及び四国、中国、関西方面)訪問実績
13回145か所
→岡山・愛媛の旅行会社が日帰り旅行の設定を行った。
・県観光アドバイザー研修受講者の増加
H21 669人 →H22 742人 →H23 1233人
○庁内関係各課を集めた連絡会の開催や日々のネットワークの中
で、研修やイベント情報を提供しあうことにより、各分野での取り組
みを広くPRする機会が増え、農漁家民宿や体験メニューを周知す
ることができた。
○県観光アドバイザー研修の実施により、
・観光資源の新たな魅力発見、磨き上げ
・ガイド、インストラクターの技術向上などが進んだ。
◆地域資源を活かした体験メニューや農林漁家民
宿等が拡大している
・四国4県で連携した取組みのうち、キャンペーン(7/15~H24.1.10)実施によ
り
プレゼント応募者数(高知県メニュー体験者数) H22 127人→H23 152人
※プレゼントとして高知県の地場産品(食)を提供
・「こうち体験ツーリズム旅行商品開発等委託事業」の実施により、新商品を
造成。東京のアンテナショップ「まるごと高知」での窓口販売や県外営業所へ
のセールス活動を行った。
《参考》
造成商品がきっかけとなった東京から高知への誘客数
14組49人(延べ54人)
県外営業所(主に東京及び四国、中国、関西方面)訪問実績
13回145か所
→岡山・愛媛の旅行会社が日帰り旅行の設定を行った。
・県観光アドバイザー研修受講者の増加
H21 669人 →H22 742人 →H23 1233人
○庁内関係各課を集めた連絡会の開催や日々のネットワークの中
で、研修やイベント情報を提供しあうことにより、各分野での取り組
みを広くPRする機会が増え、農漁家民宿や体験メニューを周知す
ることができた。
○県観光アドバイザー研修の実施により、
・観光資源の新たな魅力発見、磨き上げ
・ガイド、インストラクターの技術向上などが進んだ。
◆宿泊施設や道の駅などでの地場産品の使用が
拡大し、観光客へ魅力ある”地場産品”や”食”の
提供が広がっている
目標(H23)
◆体験メニューや交通アクセスなど、ニューツーリ
ズムに関する情報を一元的に、かつ、タイムリーに
提供している
◆観光と物産の一元的な情報発信がなされている
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【木質バイオマスの有効活用】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
3 新エネルギーを産業振興に生かす
1 太陽光発電導入促進
(1)大規模太陽光発電導入促進
◆本県の自然条件を生かしたメガ
ソーラーの誘致活動
◆太陽光発電関連企業の集積
◆国への提言
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
(2)小規模太陽光発電の導入促進
◆施設整備に対する支援
◆レンタル方式等による導入の促進
・メガソーラーの誘致活動
太陽光発電機器関連産業の更なる集積化とあ
わせて、大規模太陽光発電設備の誘致につなげ
る取組の実施
・国の助成制度が無い
・設備への助成や税制緩和等の支援策の検討
・新エネルギー導入促進協議会及び講演会の開催 2回
・県産木材使用住宅への太陽光発電設備設置へ
・初期費用の負担が大きい
の助成
・レンタル方式等の住宅用太陽光発電に対する支
・事業者の意向及び支援内容の検討及び必要
援の検討
性
・環境価値の活用方法
・広報など周知方法
2 小水力発電の導入促進
◆具体的な事業実施に向けた取組
◆小水力発電関連機器開発支援
◆発電電力の環境価値を活かす取組
の推進
◆国への提言
・物部川流域での小水力発電の導入に向けた先
行調査の実施
物部川流域の小水力有望地点の詳細な調査と
概略設計を行う
・県内市町村での小水力発電の導入支援
県内市町村との協働で有望地点の調査と検討を
行う
・県内企業による水車発電機開発への支援
水車発電機開発に関する研究会を開催し、県内
企業による水車発電機開発を大学等と連携し支
援する
3 木質バイオマスエネルギーの利用促進
(1)燃料確保対策
◆集団化による効率的な林地残材の
収集
◆木質バイオマス燃料の安定供給
(2)利用促進対策
◆集団化を前提とした木質バイオマ
スボイラーの導入
◆木質バイオマスボイラーの改良及
び低コスト化
◆幅広い分野での木質バイオマス利
用の促進
木質バイオマスの安定供給利用を図るため、集団
化による効率的な林地残材の収集、木質バイオマ
ス燃料の安定供給支援、集団化を前提とした木質
バイオマスボイラーの導入、木質バイオマスボイ
ラーの改良及び低コスト化、幅広い分野での木質
バイオマス利用の促進の対策を進める。
・住宅用太陽光発電導入促進補助金制度
・環境省公募事業「こうち再生可能エネルギー事業化検討協議会」の設置
【小水力】
【小水力】
・発電に必要な水量のある適地の選定が難しい ・物部川流域の有望地点においての詳細調査及び概略設計の実施。ま
た、地域での活用方策についての検討を行う。
・市町村独自では発電計画等の作成が難しい
(3地点程度)
・水利権等の法的手続きが複雑である
・各市町村と協働で事業化有望地点(10地点程度)の現地調査を実施
し、導入に向けた発電計画作成の支援を行う。
・小水力発電の水車発電機は汎用装置が少な (発電計画の検討立案、経済性の検討、総合評価)
く、それどれの導入地の条件にあわせた設計が
必要
◆原材料の収集コストが高いため林地残材を利
用した木質バイオマス燃料は価格が高くなる
◆木質バイオマス燃料には安定供給に不安が
あるため重油ボイラーからの転換が進まない
◆ペレット以外の燃料形態は需要供給ともに普
及していない
◆木質バイオマスボイラーが普及しないため、木
質バイオマス燃料の生産が広がらない、生産規
模が大きくならないのでコストも下がらない
○木質ペレット製造工場及び木質系燃料利用者の実態調査(5~6月)(産
地・流通支援課 木材産業課)
○木質ペレット物性試験及びデータ整理を開始(6~7月)
○ものづくり地産地消推進事業費補助金(工業振興課)
(木質バイオマス関係1件採択)
○幡多技術・市場交流プラザ(異業種交流)のメンバーと木質バイオマス
について勉強会を開催(10/26)
○成長分野育成支援研究会発事業化プラン認定(新産業推進課)
(木質バイオマス関係2件採択)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・住宅用太陽光発電導入促進補助金 申込み17件(交付済1件)
・住宅用太陽光発電設備の普及促進
・新エネルギー導入促進協議会 2回開催
・県内企業・市町村等が参画した新エネルギー事業の推進
・第1回講演会への参加者約150名
第2回講演会への参加者約127名
目標(H23)
・県内に大規模太陽光発電所が設置され、地域振
興につながってる。
・保守管理業務などで新たな雇用が発生してい
る。
・県民の環境意識の高まり等により、一般住宅へ
導入が進んでいる。
・県内企業によりレンタル事業が行われている。
・設備施行や保守管理業務などにより、県内での
新たな雇用につながっている。
・人材育成、地域の実情に応じた新エネルギー導入の必要性があり、こうした
視点を取り入れた事業を進めるための協議会を設立することとした。
【小水力】
・物部川流域で小水力発電の導入拡大のモデルとなりそうな地点を3箇所選
定できた。
・県内の有望地点で、事業化の可能性がある地点を10箇所選定できた。
・地域住民や市町村職員、NPO等を対象とした勉強会を、4ヶ所で開催した。
【小水力】
・物部川流域において、小水力発電の導入拡大のモデルとなる事
業の具体的な検討に進んでいる。
・県内の有望地点で、事業化に向けた具体的な検討に進んでいる。
・地域住民や市町村職員、NPO等を対象とした勉強会により、小水
力発電への理解・関心が深まった。
【小水力】
・県内の複数の地域において小水力発電が導入さ
れ、地域でのエネルギーが有効活用されている。
○木質バイオマスボイラーの導入 21台、累計139台(予定)
○施設園芸を中心に木質バイオマスボイラーの普及が拡大
○製紙業や養鰻業など木質バイオマスボイラーの導入策が拡大
○県民等への木質バイオマスへの関心が高まっている
木質バイオマス年間利用量 13万2千トン
林地残材、製材端材等を木質バイオマスエネルギー
源として有効利用されている。
森林からの収集量 3万4千トン
製材工場等からの収集量 9万8千トン
・小水力発電関連機器の開発、製造に県内企業が
携わっている。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
(3)事業化対策
◆推進体制の強化
◆燃料供給拠点から利用機器までを
集団化
◆燃焼灰の適正処理
◆コスト差を埋める支援の仕組みの
検討
主な課題
◆木質バイオマス利用には課題が多く、関係者
個々での対応は困難
◆散発的に燃料供給施設整備、ボイラー導入が
進むと非効率で広がりにくい
◆燃焼灰の処理手法が周知されておらず、利用
者に不安がある
◆イニシャル、ランニングのコスト高が利用拡大
の障害となっている
木質バイオマスの安定供給利用を図るため、集団
化による効率的な林地残材の収集、木質バイオマ
ス燃料の安定供給支援、集団化を前提とした木質
バイオマスボイラーの導入、木質バイオマスボイ
ラーの改良及び低コスト化、幅広い分野での木質
バイオマス利用の促進の対策を進める。
4 風力発電の導入促進
◆具体的な事業実施に向けた取組
◆地域のメリットの創出
◆発電電力の環境価値を活かすため
の取組
◆国への提言
◆風力発電の危機開発及び普及
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
○燃焼灰処理・再生利用指針策定委員会の開催(環境農業推進課)
(4/21) (6/24) (8/18)
○木質バイオマス利用ユニットモデル検討PTの開催(4/28)
○木質ペレット製造工場及び木質系燃料利用者の実態調査(5~6月)(産
地・流通支援課 木材産業課)
○木質バイオマスエネルギー利用促進協議会の開催(5/31,10/31,勉強会
11/22)
○四万十市と木質バイオマスボイラー導入について協議(8/3,10/26,12,8)
○木質バイオマス推進ラジオ広報(9/27)
○安芸地域の地域循環システムについて市町村等関係者との協議
【風力】
・地元市町村の意向等
・地域のメリット創出に向けた支援
企業等による建設計画地点のある市町村への
地域のメリット創出のための情報の提供や課題の
解決策等の検討
5 農業分野での新エネルギーの有効利用
(1)木質バイオマスを有効利用した省エ
ネルギー対策
◆重油代替暖房機の普及に向けた情
報提供と普及の加速化
木質バイオマスの安定供給利用を図るため、集団
化による効率的な林地残材の収集、木質バイオマ
ス燃料の安定供給支援、集団化を前提とした木質
バイオマスボイラーの導入、木質バイオマスボイ
ラーの改良及び低コスト化、幅広い分野での木質
バイオマス利用の促進の対策を進める。
◆木質バイオマス利用には課題が多く、関係者
個々での対応は困難
◆散発的に燃料供給施設整備、ボイラー導入が
進むと非効率で広がりにくい
◆燃焼灰の処理手法が周知されておらず、利用
者に不安がある
◆イニシャル、ランニングのコスト高が利用拡大
の障害となっている
(2)新施設園芸システムの構築
◆新施設園芸システムの構築
○自然冷媒ヒートポンプによる低コスト・脱化石
燃料技術
○ミョウガの日射比例給液管理と増収技術
○こうち新施設園芸システム研究会の設立
○主要施設野菜の炭酸ガス施用効果の検証
○ヒートポンプの利用技術と機能強化に関する研 ○ユリのヒートポンプ利用による冷房技術
究
○トルコギキョウのLED照明技術
○施設内環境制御技術に関する研究
○高軒高ハウスに適した栽培技術に関する研究
6 推進体制の確保等
◆推進体制の確立
上記すべての項目に該当
○燃焼灰処理・再生利用指針策定委員会の開催(環境農業推進課)
(4/21) (6/24) (8/18)
○木質バイオマス利用ユニットモデル検討PTの開催(4/28)
○木質ペレット製造工場及び木質系燃料利用者の実態調査(5~6月)(産
地・流通支援課 木材産業課)
○木質バイオマスエネルギー利用促進協議会の開催(5/31,10/31,勉強会
11/22)
○四万十市と木質バイオマスボイラー導入について協議(8/3,10/26,12,8)
○木質バイオマス推進ラジオ広報(9/27)
○安芸地域の地域循環システムについて市町村等関係者との協議
○所内プロジェクト会議を開催し、計画と進捗状況の確認を行い、所内だ
けではなく、行政部門、専門技術員との情報の共有化を図った。
○こうち新施設園芸システム研究会の設立し、産学官の連携を図り、情報
の共有化を行った。
○所内で新施設園芸システムに関係する担当で合同のゼミを月1回行っ
た。
○高軒高ハウスを2棟建設した。
○先進地オランダへの研修に研究員を2名派遣した。
○公開セミナー「自然エネルギーと先進的技術を導入した新施設園芸シ
ステム」を開催した(11月29日)。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
○安芸地域において地域循環システムの具体的検討が始まる
目標(H23)
発電施設における化石燃料との混焼施設や、ビ
ニールハウスの加温用設備、事業所や家庭用の
冷暖房機の普及と、その燃料として、木屑や木質
ペレットが広く利用されている。
【風力】
・県内に大規模な風力発電が整備され、雇用が生
み出されている。
・県内企業による風力発電の中型機器が開発され
県内での導入が行われている。
○安芸地域において地域循環システムの具体的検討が始まる
発電施設における化石燃料との混焼施設や、ビ
ニールハウスの加温用設備、事業所や家庭用の
冷暖房機の普及と、その燃料として、木屑や木質
ペレットが広く利用されている。
○こうち新施設園芸システムに関する情報共有が行われ、システム開発に向 ○今後の高知県が進める高収益を目指した施設園芸の方向性に
ついての広報により一定県民へ事業のPRができた。今後も継続し
けた機運が高まった。
た広報が必要。
○こうち新施設園芸システムに関する試験が本格的に始まった。
○公開セミナーの開催により、こうち新施設園芸システムへの取り組みが報
道機関で取り上げられ、県内で紹介された。
○自然冷媒ヒートポンプの基礎データの収集と局
所暖房方法の確立
○ミョウガの日射比例給液制御での設定値と炭酸
ガス施用効果の解明
○ピーマン、シシトウでの炭酸ガス施用効果の解
明
○ユリの有効な夜冷時間帯、有効な作型、コスト
の解明
○トルコギキョウのLED照明による有効な光質、電
照方法、電照期間の解明
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【産学官連携の強化】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
4 産学官連携の強化
1 県内の産学官が一堂に集まり、連携した
取組を進める仕組みづくり
◆産学官連携による新産業の創出
県内の産学官の連携を強化し相互の情報共有や交
流を促進するとともに、学の研究開発機能を活かし
た新産業創出を図るため、県内企業による事業化の
可能性の高い産学官共同研究を重点的に支援す
る。
また、県内の産学官連携の仕組みづくりを行い、科
学技術を活かした産業振興や地域活性化を図る。
2 産業振興に資する産学官共同の取組の
一層の推進
(1)事業化を促進する支援制度の一層の
活用
◆早期に事業化が見込まれる産学官
の取組を一層促進するため、初期投
資の負担軽減
主な課題
(産学官連携会議)
・産学官連携に関する活動を検討
・共同研究テーマの掘り起こし
・大学等と企業とのマッチング促進
・人材育成
(中期テーマの産学官共同研究)
・研究テーマの公募実施及び3件程度の採択並び
に進捗管理
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・産学官連携会議を5回開催し、連携会議の役割や今後の活動方針を検討
・産学官連携会議運営委員会開催:8回
・産学官連携推進チームの発足と活動開始
・中期テーマの共同研究委託事業の実施
○研究会の開催
・4/25に4分野合同開催後、各分野に分かれて研究会を実施
・食品産業研究会(6回):4/25,6/6,8/4,10/19,1/19,2/9
天然素材産業研究会(7回):4/25,5/31,6/29,7/29,8/31,9/30,1/20
環境(7回):4/25,7/13,7/20,8/23,11/22,12/12,2/6
成長が期待され潜在力のある分野や企業への重点
的な支援を実施するため、研究会を設置し新たなビ ○専門家(個別支援アドバイザー等)を活用した事 健康福祉(7回):4/7,4/25,7/13,7/20,10/25(2回),12/12
○支援体制の整備
ジネスの創出に結びつけ、事業化の実現をより効果 業化プラン作成支援の推進
研究会参加者の事業化プラン作成に向けた多様 企業ごとに支援担当者(県事務局や産業振興センター職員等)を配置し、支援体制を
的に進めていく。
なニーズや課題に対して、プラン作成の早期段階 整備。会員企業の個別訪問等を実施し、課題やニーズを把握。
から専門家を活用したきめ細やかな支援を実施す ○会員企業の個別事業化支援(4分野合計:90社)
ることで、事業化プラン作成の取組を加速していく。 ・技術支援:3社 ・販路開拓支援等:76社
・技術・販路開拓支援等:11社
(2)産業振興に資する産学官共同の取組
の一層の推進
◆先導的・模範的な林業事業体の取
組事例を参考とする普及、始動
○研究会参加者間の連携促進
研究会参加者が持つ事業化へのアイデアや試み
を参加者間の連携を促進することにより、事業化
へつなげていく。
・先進事業体の選定及び情報収集
・個々の事業体に対応した情報の提供
・間伐材搬出のための作業や作業道開設指針の作 ・新たな取組みに向けた事業体の意識改革
成、普及
・効率的木材生産のための勉強会実施と森林施業
プランナー育成
・事業体の現状システムでの不効率作業の洗い出し
と改善(現場指導)
◆地形や資源状態など、個々の森林
にマッチする効率的な作業システムの
導入を促進
・木材価格の低迷による指導対象事業体
のモチベーション低下
・定着化に向け、事業体の現場作業員へ
の理解
地形、土質や森林資源など地域によって異なるた
め、それぞれの森林に対応した効率的な作業システ
ムを導入し、安定的・効率的な間伐材搬出を展開す
る。
○試験計画の検証と検討
・当初の期待される成果を上回るよう、昨年度の結
果を踏まえて、場内で担当各課による、検討推進
会議を開催
①高知県特産鶏の増羽体制を支援する低コスト生 ・今後は、四半期ごとに開催することで、より実効
性のある成果に向けて検証し必要に応じてさらなる
産技術の開発
・鶏種に応じた適切な温湿度を明らかにすることで、 試験設計等の充実を図る。
特産鶏の効率的な孵卵体制を確立し、ヒナ生産マ
ニュアルの作成を支援する。
◆畜産物の商品開発への支援
②自給飼料による土佐和牛(褐)肥育実証試験
・自給飼料を活用した低コストの肥育実証試験を行
うとともに、生産された牛肉については安全・安心な
牛肉として、とくに健康志向の消費者層をターゲット
に有利販売の実証を行う。
・事業体へのヒアリング調査各事務所1回(50事業体)
・新たな作業道開設工法について現地で勉強会を実施(1回)
・先進林業機械及び作業システムについて情報の収集
・架線作業における労働安全などの指導普及の実施
・普及資料の作成及び新たな作業システムの普及
・オーストリアのフォレスターによる現地研修会の支援
・各種研修会等で先進的な取組を報告
・重点事業体に対してヒアリングの実施(6事業体)
・重点事業体と勉強会の実施(4事業体)
・重点事業体に対し作業道及び作業システムの現地指導(6事業体)
・間伐作業における功程調査の実施(3事業体)
・功程調査の分析とそれの基づく勉強会の実施(3事業体)
○特産鶏孵卵試験の反復実施(4~3月)
○固定原種鶏の系統維持
○出荷試験牛(3頭)の枝肉調査や食味調査を実施
○特産鶏孵卵試験を土佐ジローで実施
○イヌビエサイレージ、乾草の分析。コーンサイレージの分析
○出荷試験牛(2頭)の枝肉調査や食味調査を実施
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・産学官連携会議に3つの分野別テーマ部会(新エネルギー、防災、食品)を設置 ・産学官連携会議の発足や中期テーマ共同研究委託業務の実施に伴 ・食料品製造業における県際収支の改善
い、県内に産学官連携を強化する機運が高まるとともに、産学官によ ・中期テーマの共同研究3件程度を推進
することが確認された
る共同研究が開始された
・中期テーマの共同研究が3件開始された
○研究会参加者数(4分野合計) 27回開催:延べ445社(536名)
・食品産業研究会(6回開催) :延べ 188社(220名)
・天然素材産業研究会(7回開催) :延べ 133社(164名)
57社( 68名)
・環境産業研究会(7回開催) :延べ
・健康福祉産業研究会(7回開催) :延べ
67社( 84名)
○事業化プラン認定:17件(食品:7、天然素材:5、環境:3、健康福祉:2)
・複数の中核的な企業と、それを支えるグループ企
業群の形成
○他の支援事業を活用した事業化支援:2件
・地域研究成果事業化支援事業(こうち産業振興基金):1件
(天然素材)
・高知県ものづくり地産地消推進事業:1件(環境)
○支援体制の整備
把握したニーズや課題をもとに、企業ごとに支援方針を決定
○事業化プラン作成準備中:17件
食品:7件、天然素材:3件、環境:3件、健康福祉:4件
○研究会発事業化プラン作成に取り組む企業の増加
企業別の支援方針に基づき専門家派遣等により、個別企業の事業化支援を実
施した結果、事業化プラン作成に取り組む企業が増加
・事業体からシステム改善に向けて支援の要望(建設事業体)
・先進的な林業機械のデモ機による試行、勉強会の実施(2回)
・新たな作業システム(タワーヤーダ)での検討を始めた(1森林組合)
・作業システムに対応する作業道の開設(配置、規格等)についての ◆低価格でも収益を確保し、森林所有者への還元も
行える競争力を持った経営能力の高い林業事業体
認識が深まった。
・先進林業機械を活用した研修などにより効率的な作業システムの一 が効率的な生産活動を展開している。
つとして選択肢が広がった。
・作業システムを考えた路網計画の重要性の認識が確認された。
・事業体自らが、生産性向上のための調査を始めた。
・基幹的な作業道開設の方向性が明確になった。
・事業体が搬出における作業システムにおいて現場で議論するようになった。
・森の工場における生産性の向上
・効率的な作業システムを考えた作業道の開設
・タワーヤーダの導入検討を始めた事業体が生まれた
原木生産量 50万m3
(効率的な生産システムの導入)
○特産鶏孵卵試験の反復実施(8回)
○出荷試験牛の枝肉調査や食味調査によって、粗飼料の給与により脂肪の黄色
化傾向がみられるものもあったが、一方、とくに食肉の風味や食味に好影響を及
ぼすことが示唆された。
○イヌビエサイレージ分析 3検体×9項目
イヌビエ乾草分析 3検体×9項目
コーンサイレージ分析 1検体×9項目
○24.1.17出荷 褐去11824-4030-1
やや小格ながらも枝肉量は良好、赤肉割合が多く、歩留まり良好。青草給与に
よる脂肪の黄色化はみられたが質は良好。肉の食味はやや淡泊に感じるものの
独特の風味があり、土佐褐毛牛の肉の旨さという特徴は損ねていなかった。ま
た、脂肪の質は好評であった。
○24.2.14出荷 褐去11824-4029-5
増体に優れ枝肉量も十分な成績を示したが、筋間脂肪、皮下脂肪に過度の付
着がみられ歩留まりはB等級であった。肥育期間中の飼料摂取量、摂取割合は1
月出荷牛と同等であったが、これらの違いが生じたことは、系統や育成期の飼養
管理が要因と思われる。
(H23)
①高知県特産鶏の増羽体制を支援する低コスト生産技術の開発
・季節ごとに孵卵機(セッターとハッチャー)の孵卵条件を変更して実証
試験を行った結果、年間を通じて最適な孵卵条件を特定した。
・固定原種の系統については、15世代まで作出したが、更に安定した
産卵率が維持できることを目指す。
◆各産業分野の生産や販売活動を支援する技術開
発や調査分析の推進
①
・産業成長戦略の目標達成に向けた特産鶏の孵卵
体制を確立するとともに、種鶏・孵卵センターに必要
②自給飼料による土佐和牛(褐)肥育実証試験
なヒナ生産マニュアルを作成を支援。
本試験は、通常の肥育体系に比較して濃厚飼料を半減し粗飼料を ②
多給、青草を肥育期間中を通して給与し、食味等の向上や飼料費低 ・産業成長戦略に基づいて、自家生産の牧草などを
減を目指した。肉の食味は概ね好評で、レストラン食材として一定の好 活用した低コストの肥育実証試験を行うとともに、
評価を得た。今後、生産者、流通、シェフなどの相互理解のもとで土佐 スーパーバイザーや土佐和牛ブランド推進協議会と
褐毛牛を生産し流通させる一つのアイテムとして取り組める可能性が 連携し、自給率を向上させた安全・安心な牛肉とし
て、とくに健康志向の消費者層をターゲットに有利販
示唆された。
売を実証。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆食品加工のさらなる促進
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
主な課題
①食品加工特別技術支援員の委嘱
技術支援・相談等 54社、団体 133件(2月末現在)
②技術支援・相談等 415社、団体 1693件(3/15現在)
食品加工研究棟デモンストレーション 2日間、4回開催
・食品関係企業・団体への商品開発の支援
・食品加工特別技術支援員等の配置による商品開
発の推進
・食品加工研究棟の活用による支援の充実
・技術支援・相談等 415社、団体 1693件(3/15現在)
・食品加工研究棟デモンストレーション 2日間、4回開催
◆試験研究機関の充実・強化(新商品
の開発や技術支援等)、試験研究機関
と生産者等とのマッチング支援
◆産学官連携による新商品の開発を
支援
地域特産物のブランド化技術支援を行う
◆試験研究機関の充実・強化(新商品
の開発や技術支援等)、試験研究機関
と生産者等とのマッチング支援
◆産学官連携による新商品の開発を
支援
◆センター研究成果の企業への技術移転
◆産学官の連携体制
◆センター設備の充実
◆異業種とのマッチング
・
・
・
・
・
・
・
・
試験研究課題数:11課題
技術支援事業数: 5事業
開放試験設備利用研修開催回数:3回
研究外部資金獲得に向けての提案課題数:4課題
客員研究員による指導:2回
新規導入設備説明会:1回
分析アプリケーションセミナー:2回
紙質研究会:1回
紙・不織布製品の開発研究、実用化の研究及び製
紙産業に関連する調査研究を行い、県内製紙関連
企業を技術的に支援し、活性化を図る。
◆試験研究機関の充実・強化(新商品
の開発や技術支援等)、試験研究機関
と生産者等とのマッチング支援
◆産学官連携による新商品の開発を
支援
○とげなしナス育成
○耐低温性ナス系統の選抜
○施設ショウガの低コスト技術
○早期水稲の品種選定・栽培技術
○ユリ切り下球新潟産切り下球の有効利用技術
○ダリアの安定生産技術
○包装・出荷方法の改良による品質保持技術
○生産者団体と一体となって、ユリの新潟産切り下球の有効利用技術検討
行った。
○とげなしナスの系統比較を現地実証試験として実施し、現地で検討会を開
催した。
○早期水稲の栽培実証試験と栽培講習会を行った。
○現地と協力し野菜の品質保持試験を行った。
○グロリオサ県育成品種普及研究会で県育成品種の普及拡大のための検
討を行った。
普及に移せる技術の開発
○アザミウマ、タバココナジラミ、コナカイガラムシ、チャノホコリダニ類を対象
に天敵と選択性農薬を組み合わせた防除試験の実施(うち現地実証試験4ヶ
所)
○土着天敵温存ハウスの設置(所内)
○黒枯病、さび病を対象とした温湿度制御試験の実施(うち現地実証試験
3ヶ所)
○ピーマンの青枯病、疫病、トバモウイルス抵抗性系統の組み合わせ交配お
よび育成系統の複合抵抗性、生産力検定の実施(生産力検定7系統)
○シシトウ、オオバの農薬登録促進のための作物残留試験の実施(殺虫剤
シシトウ2剤、オオバ1剤)
柱である「競合に打ち勝つ高知ブランドを再構築」、
「新たな取組による農業、農村の発展」を積極的に支
援するため、新品目の導入定着と新品種育成と生
産から流通・販売までを見通した品目別総合戦略に
対応した技術開発と普及支援を行う。
◆試験研究機関の充実・強化(新商品
の開発や技術支援等)、試験研究機関
と生産者等とのマッチング支援
◆産学官連携による新商品の開発を
支援
○天敵の利用技術(温存方法を含む)
○環境(温度、湿度)制御による病害防除技術
○青枯病等の複合抵抗性台木品種の育成
○農薬登録の促進
環境保全型農業のトップランナーを目指して取り組
んでいる農業振興部の重点施策を技術面から支援
するためピーマン・シシトウを中心に病害に強い品種
の育成や天敵などを組み合わせたIPM(総合的病害
虫管理)技術を確立する。
◆試験研究機関の充実・強化(新商品
の開発や技術支援等)、試験研究機関
と生産者等とのマッチング支援
◆産学官連携による新商品の開発を
支援
高知県特産果樹の高品質・安定生産技術の開発
(果樹試験場)
○土佐文旦の高品質果実生産技術の確立
○小夏の種なし果実安定生産技術の確立。
○新高ナシを加害するフタモンマダラメイガの防除技
術の確立
○土佐文旦:台木、フィガロン、マルチによる糖度
向上効果
○小夏:軟X線適線量、花粉保存方法、受粉方法
○土佐文旦:授粉等一般管理は予定どおり実施。各試験処理も予定道理実
施。
○小夏:開花期の試験処理は予定どおり実施。花粉保存試験も予定どおり
○新高ナシ:フタモンマダラメイガの発生消長及び 実施。早生系統の収穫・分析収量。普通種は調査継続。
現地被害実態を明らかにする。
○新高ナシ:トラップの設置・防除試験の実施
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
①新商品開発、商品改良のための試作196件(2月末現在)
食品加工特別技術支援員の人材育成研修 4回4日間108名
②新商品開発、商品改良のための試作455件(3/15現在)
技術指導 84件279名(3/15現在)
食品加工研究棟デモンストレーションの参加者 600名
・新商品開発、商品改良のための試作455件(3/15現在)
・技術指導 84件279名(3/15現在)
・食品加工研究棟デモンストレーションの参加者 600名
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
①②H23年度に商品化されたもの 30件(3/15現在)
【参考:平成22年度】
食品加工特別技術支援員の支援でH22に商品化につながったもの3
件
・H23年度に商品化されたもの 30件(3/15現在)
【参考:平成22年度】
H22年度に商品化したもの22件
・ 依頼試験件数:2,667件
◆県内企業の技術相談から試験研究テーマとして2件採択した。
・ 試験設備使用件数:662件
◆県内企業から持ち込まれた消費者トラブルを162件解決した。
・ 技術相談件数:2,235件(不織布加工課565件、製紙技術課1,378件、,所
長292件)
・ 開放試験設備利用研修参加者数:10名
・ 研究外部資金への提案結果:4課題不採択
・ 新規導入設備説明会参加者:32名
・ 分析アプリケーションセミナー参加者:のべ18名
・ 紙質研究会参加者:13名
技術、技能の向上や資格取得率の向上
4~9月計
○ユリの新潟産切り下球を利用した栽培技術が確立した。
○とげなしナス優良系統の一定の評価が得られた。
○‘南国そだち’は本年200haで栽培された。
○県育成品種「オレンジハート」種球が産地で約5,000球に増えた。
○県育成品種「オレンジハート」取り組みが新聞報道され(9月22日)、県内にPR
できた。
○県育成ナス品種‘慎太郎’が登録された(10月5日)
○県育成米ナス品種‘なつのすけ’が登録された(12月20日)
○県育成品種「オレンジハート」の商標登録が行なわれた(12月22日)。
H22年度~H23年度
○得られた成果を栽培部会等で紹介され、普及指導員が実施する現
地実証試験(自主企画研修、PTなど)に組み込まれた。
○とげなしナス優良系統の現地実証試験として取り組まれた。
○‘土佐鷹’の栽培面積が31haとない、昨年より4ha増加した。
○雨よけ米ナスとして‘なつのすけ’の普及が進み、ほぼ県内で慣行
品種(‘太郎早生’)と置き換わった。
○‘南国そだち’は本年200haで栽培され、昨年に比べ作付面積が20
ha増加した。
○県育成品種「オレンジハート」の試験出荷が始まった。
○オオバを加害するマデイラコナカイガラムシに対し微生物農薬を基幹とした防
除体系確立の見通しが得られた。チャノホコリダニに対しスワルスキーカブリダニ
の防除効果が確認された。
○黒枯病発生抑制のための効率的な暖房機制御法を明らかにした。また、シソさ
び病も環境制御により発病を抑制できることを確認した。
○ピーマンの露地・雨よけ栽培用、促成栽培用として病害複合抵抗性台木各3系
統を選定し現地試験に供した。
○シシトウの害虫防除薬剤としてコルト顆粒水和剤、ウララDF、オオバの害虫防
除剤としてスタークル剤の2剤の残留試験データを作成した。
○得られた成果を普及指導員研修や現地検討会などで公表すること ◆各産業分野の生産や販売活動を支援する技術開
で、普及指導員が実施する現地実証試験に組み込まれ普及が図られ 発や調査分析の推進
ている。
○登録された農薬については、随時県の病害虫防除指針に採用され
ている。
○土佐文旦:開花期は遅れたものの順調に生育。着色は遅れたが、肥大は平年
並み、糖、酸は昨年よりやや高い。
マルチ、フィガロンによる増糖効果は3年連続で認められた。貯蔵試験は、本格
的な試験に向け、低温庫への搬入終了。
○小夏:着果量は全体的に少ない。花粉保存試験はほぼ予定どおりであるが、液
体増量剤内での発芽率が低い。液体受粉の試験では、4月の収穫調査の結果待
ち。
【参考:H22年度】
○得られた成果はIPM技術指導者のための指導マニュアルに反映さ
れている。また、普及指導員が実施する現地実証試験に組み込まれ
普及が図られている。
○登録された農薬については、随時県の病害虫防除指針に採用され
ている。
【23年度】
◆各産業分野の生産や販売活動を支援する技術開
○土佐文旦:露地栽培「土佐文旦」において、マルチとフィガロン乳剤 発や調査分析の推進
の併用することにより、果実着色が良好となり、糖度計示度が最大0.8
~1.0上昇した。
文旦の野囲い貯蔵は、3月までが限度で、その後低温庫で貯蔵する
必要があった。
○小夏:受粉の省力化のための液体受粉では、受粉に最適な散布機
器を選定し、寒天0.1%、ショ糖無添加の溶液を用いて、精製花粉を250
倍に希釈して受粉することで、安定的な着果が得られた。
○新高ナシ:トラップにフタモンの成虫が捕獲でき、成虫の発生消長、虫糞の発生 ○新高ナシ:秋期に幼虫の活動を抑え、被害を軽減できる可能性のあ
状況から7月と9月が薬剤防除適期と推測される。
る薬剤の選定ができた。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆県内企業による水車発電機の開発
への支援
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
【小水力】
・発電に必要な水量のある適地の選定が難しい
【小水力】
・物部川流域の有望地点においての詳細調査及び概略設計の実施。また、
地域での活用方策についての検討を行う。
・市町村独自では発電計画等の作成が難しい
(3地点程度)
・各市町村と協働で事業化有望地点(10地点程度)の現地調査を実施し、導
・物部川流域での小水力発電の導入に向けた先行 ・水利権等の法的手続きが複雑である
入に向けた発電計画作成の支援を行う。
調査の実施
・小水力発電の水車発電機は汎用装置が少なく、
(発電計画の検討立案、経済性の検討、総合評価)
物部川流域の小水力有望地点の詳細な調査と概
それぞれの導入地の条件にあわせた設計が必要
略設計を行う
・県内市町村での小水力発電の導入支援
県内市町村との協働で有望地点の調査と検討を
行う
・県内企業による水車発電機開発への支援
水車発電機開発に関する研究会を開催し、県内企
業による水車発電機開発を大学等と連携し支援する
○自然冷媒ヒートポンプによる低コスト・脱化石燃
料技術
○ミョウガの日射比例給液管理と増収技術
○主要施設野菜の炭酸ガス施用効果の検証
○ユリのヒートポンプ利用による冷房技術
○こうち新施設園芸システム研究会の設立
○ヒートポンプの利用技術と機能強化に関する研究 ○トルコギキョウのLED照明技術
○施設内環境制御技術に関する研究
○高軒高ハウスに適した栽培技術に関する研究
◆新施設園芸システムの確立に向け
た研究開発
◆世界のトップランナーと日本のトップ
ランナーの有効園芸農業協定を活かし
た仕組みづくり
(1) 技術交流研修等の実施
・学生交流の実施
・環境保全型農業コンクールの開催
・オランダの最新技術研修、講演会等の実施
(2) ビジネス交流支援
・関連企業間との連携・商談会等の開催
・農産物等の輸出チャレンジ支援 ・国際園芸展示会
等への出展支援
・県内外への高知の環境保全型農業PR
・研修体制、受け入れ体制の整備
・学生および関係者の語学力の向上
・環境制御や省エネ等の新技術の探索
・大規模農家や関連企業の新たなチャレンジの掘
り起こし
・活用可能な機能性成分の絞り込みができていな
い。
・成分分析など研究体制が未整備
ショウガ・文旦や施設園芸野菜では、農作物独自に ・ヒトでの効用については研究段階であるものがほ
含まれる成分が機能性をもつ、あるいは気象や栽培 とんどであり、中長期的な視点で取り組むべき課題
条件などで変動する機能的成分が多く含まれる可能 である。
性があり、これらの事実が客観的に確認され、表示
することができれば、県産品を選択する消費者の増
加が期待される
◆県産品の付加価値向上を目指した
機能成分等の活用の研究
◆宝石サンゴ資源の持続的利用へ向
けた取組
海洋深層水の新分野への利用拡大に向け、基礎的
研究の再チャレンジ、新たな利用分野への新展開、
未知なる活用法の探索のための研究を行う。
・事前の協議、研究情報の収集 ・血糖
値低下に効果のある一成分の活用に向けて、関係各機関が年度内に具体的
な対応策を示すことを確認。 ・研究
会の開催 ・外部講師に
よる機能性成分活用に関するセミナーの開催(1回)
・資源量調査に使用する深海潜水艇(ROV)運航業務契約締結
・土佐海洋丸による海洋観測(1回/月)
・ROVによる資源調査実施
・サンゴ漁船(40隻)への標本船日誌依頼・記録の回収及びデータ入力
・サンゴ漁船(10隻)へのGPSデータロガー設置・データ回収及び解析
・特別採捕により禁漁期の生木サンプルを確保、大学へ提供
・経営体間で養殖技術の格差が拡大
・産地、生産者のまとまりの不足
・民間企業への依存度が高い(流通販売等)
・漁場環境の悪化による魚病や赤潮による被害
・養殖業者の意識づくりと自主活動組織の育成
・グループ化の推進、販売促進のため補助事業で支援
(事業費:2,500千円)
・補助事業の交付決定(須崎市、宿毛市)。
・販売促進に向けた意見交換会の実施
宿毛地区:養殖部会等3回(2月末現在)
中央地区:養殖部会等17回(2月末現在)
・販促活動の実施
「土佐のおさかな祭り」への出店
飲食チェーン店等への販促活動
・新たな研究機関や研究者との連携及び調整
・研究者のマンパワー不足
・施設の老朽化に伴う維持管理費確保
・管理・研究予算削減
・様々な機関や大学との連携活動を積極的に行った
・研究内容等協議の場で深層水利用等の提案を行った
・共同研究契約手続き及び研究推進
・企業、大学、研究機関等への訪問及び来訪による研究等協議
・各方面への情報収集や意見交換を行い、有益な情報が得られた
・県内民間企業と連携した新たな取組を推進する
・既存グループの育成、強化
◆海洋深層水の新たな利用分野への
展開
・オランダ王国大使館と今年度事業打ち合わせ(1回)
・営農指導員発表会(1回)
・環境保全型農業コンクールの開催(1回)
・農技センター研究員の留学研修(2回)
・ウェストラント訪問団視察研修の実施(一般、農大各1回)
・農大学生短期留学研修(1回)
・農大校長交流の打ち合わせのためLentiz校訪問(1回)
・オランダ交流シンポジウム(1回)
・Lentiz校副校長の農業大学校訪問と交流に関する覚書調印(1回)
・宝石サンゴ資源の状況
・サンゴ漁業が資源に与える影響
1 GPSデータロガーによる操業海域の把握や操業
日誌から漁業実態を把握
2 ROV(潜水艇)によるサンゴ観察調査から海域に
おけるサンゴの分布密度等を把握
3 土佐海洋丸による海洋調査や海底地形調査から
サンゴの生息環境を把握
◆養殖生産技術向上のための技術開
発
○所内プロジェクト会議を開催し、計画と進捗状況の確認を行い、所内だけ
ではなく、行政部門、専門技術員との情報の共有化を図った。
○こうち新施設園芸システム研究会の設立し、産学官の連携を図り、情報の
共有化を行った。
○所内で新施設園芸システムに関係する担当で合同のゼミを月1回行った。
○高軒高ハウスを2棟建設した。
○先進地オランダへの研修に研究員を2名派遣した。
○公開セミナー「自然エネルギーと先進的技術を導入した新施設園芸システ
ム」を開催した(11月29日)。
○競争的資金として「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」に
2課題応募した。
○近畿中国四国地域農業推進会議へ本県が取り組む研究内容を重要研究
素材として提案した。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
【小水力】
・物部川流域で小水力発電の導入拡大のモデルとなりそうな地点を3箇所選定で
きた。
・県内の有望地点で、事業化の可能性がある地点を10箇所選定できた。
・地域住民や市町村職員、NPO等を対象とした勉強会を、4ヶ所で開催した。
【小水力】
・物部川流域において、小水力発電の導入拡大のモデルとなる事業
の具体的な検討に進んでいる。
・県内の有望地点で、事業化に向けた具体的な検討に進んでいる。
・地域住民や市町村職員、NPO等を対象とした勉強会により、小水力
発電への理解・関心が深まった。
【小水力】
・県内の複数の地域において小水力発電が導入さ
れ、地域でのエネルギーが有効活用されている。
○こうち新施設園芸システムに関する情報共有が行われ、システム開発に向けた
機運が高まった。
○こうち新施設園芸システムに関する試験が本格的に始まった。
○公開セミナーの開催により、こうち新施設園芸システムへの取り組みが報道機
関で取り上げられ、県内で紹介された。
○競争的資金獲得に向けて、企業、大学、独立行政法人等との連携が本格的に
始まった。
○近畿中国四国地域農業推進会議で本県が取り組む研究内容が重要研究素材
として採択された。
○今後の高知県が進める高収益を目指した施設園芸の方向性につ
いての広報により一定県民へ事業のPRができた。今後も継続した広
報が必要。
○こうち新施設園芸システム開発に向けた動きが,県外にもPRでき、
近畿中国四国地域農業研究推進会議で当県の取り組む内容が重要
研究素材として取り上げらる等、県外の関係機関や企業等との情報
交換が活発に行え、情報の蓄積と共有が行われた。
◆各産業分野の生産や販売活動を支援する技術開
発や調査分析の推進
・営農指導員発表会でオランダ訪問団参加者2名を選考
・環境保全型農業コンクール8名の受賞者決定
・花き農家が国際展示会に出展
・駐日オランダ王国大使および大使館農務参事官来高
・ウェストラント訪問団視察研修25名がのべ18カ所で視察・交流
・農大学生訪問団11名が14カ所で視察・交流
・農技センター研究員が目的の技術、知識を習得して帰国
・農大学生がLentiz校および現地の農業関連企業、農家で研修を受け、新たな知
識を得るとともに、オランダ人学生と友好関係を構築
・来年度以降の学生交流について、協議の上覚書が交わされた。
・シンポジウム参加者(157名)
・オランダで研修を受けた研究員には、研修内容を含めたオランダ農
業に関する講演の依頼が集まり、当初の目的である技術の習得に加
え、情報の伝達者としての役割を担うようになっている。
シンポジウムによって、オランダとの交流をきっかけに、ビジネスの拡
大や農業生産規模拡大など、新たな試みに取り組んでいることが示さ
れた。
◆各産業分野の生産や販売活動を支援する技術開
発や調査分析の推進
目標(H23)
・小水力発電関連機器の開発、製造に県内企業が
携わっている。
○自然冷媒ヒートポンプの基礎データの収集と局所
暖房方法の確立
○ミョウガの日射比例給液制御での設定値と炭酸ガ
ス施用効果の解明
○ピーマン、シシトウでの炭酸ガス施用効果の解明
○ユリの有効な夜冷時間帯、有効な作型、コストの
解明
○トルコギキョウのLED照明による有効な光質、電照
方法、電照期間の解明
・環境保全型農業の世界のトップランナーオランダ王
国ウェストラント市との友好園芸農業協定を生かし、
県内の農業者や関係者の環境保全型農業に対する
意識をさらに高め、全国のトップランナーの地位を築
くスピードを加速する
・学校間の交流に向けた関係づくり 1組
・技術交流研修参加者 10名/年
◆次年度以降、継続検討も踏まえて、成分の絞り込
みと研究体制の方向性を確定する。
・24年度以降、県研究機関での分析体制について検討を開始 ・本研
究会や食品加工WGなどの関連する組織の位置付け、役割分担などを年度内に
整理
・許可区域内の状況はほぼ把握、許可区域外については濁りの影響等で調査が ・今後、許可区域外の調査を重点的に行うことで、ワシントン条約会議
不十分
において規制提案に反論するための材料を得られる可能性が高まっ
・高知大学等による成長・産卵期などの研究が順調に進捗
た。
・すくも湾養殖部会では、養殖生産物販売促進事業を効果的に進めるため、事前
にニーズ調査を実施。
・補助事業を活用した販促資材の作成、PR活動等を開始した。
・すくも湾養殖部会では、東京都内の流通業者等と取引に関する協議を行うな
ど、販路の開拓に取り組む。また、地元消費の拡大を図るため、宿毛市、大月町
内にてPR活動を実施。
商談件数:7社、県内・地元向けPR活動:4回、
・大谷タイ部会では、消費地ニーズにあった生産を行うための情報収集、量販店
でのPR・販促活動(1回)を実施。
訪問企業等:4社
PR・販促活動:2回(県内、県外各1回)
・須崎市のマダイ養殖グループ「土佐鯛工房」の生産した「海援鯛」が
ANAの機内食に採用、12月~H24.2月まで提供
・すくも湾漁協養殖部会が提供する養殖マダイとブリが、高知市の物
産店「てんこす」の週末限定ランチメニューに登場
・すくも湾漁協養殖部会が、商談を通じて東京飲食チェーン店と取引を
開始(3/15から1ヶ月間、「養殖カンパチフェア」を開催)。また、地元飲
食店の新メニューに養殖魚を使ったメニューが採用された。
・大谷タイ部会が、京都市内量販店にて「養殖マダイフェア」を開催。
・グループ間で差がみられるものの、生産者がまとまって生産・販売体
制を構築し、新たな飲食店等との取引を行うことができた。
◆グループ化による生産者のまとまりの形成
◆グループ化による経営体間の養殖技術の格差縮
小
◆養殖生産物の有利販売に向けた生産・販売体制
の構築
◆漁協による養殖生産者への指導・支援体制の強
化
・様々な研究者や機関との連携が進み、新たな分野の共同研究課題が増加し
た。
・他県取水地や企業・大学との連携が深まり、今後の連携事業や共同研究等の
展開が期待できるようになった
【参考:22年度】
・短期的な研究課題の事業化
・海洋深層水が今後の新たな研究に利用される可能性が出てきた
・中長期の研究課題等の連携体構築及び事業推進
・スジアオノリの更なる生産量増大の可能性が出てきた
・深層水の新たなブームを起こす
・海洋深層水と地元の海藻(スジアオノリ・テングサ)を利用したアルゴ
パックが完成し、地元企業から新発売となった
・スジアオノリは生産量が順調に伸びて22年度の販売額は2000万円に
なった
・新たな分野に向けた研究が開始され、今後の事業化につながる可能
性がある
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
(3)中期テーマの共同研究を加速する支
援制度の創設
(産学官連携会議)
・産学官連携に関する活動を検討
・共同研究テーマの掘り起こし
県内の産学官の連携を強化し相互の情報共有や交 ・大学等と企業とのマッチング促進
流を促進するとともに、学の研究開発機能を活かし ・人材育成
た新産業創出を図るため、県内企業による事業化の (中期テーマの産学官共同研究)
可能性の高い産学官共同研究を重点的に支援す
・研究テーマの公募実施及び3件程度の採択並び
る。
に進捗管理
また、県内の産学官連携の仕組みづくりを行い、科
学技術を活かした産業振興や地域活性化を図る。
◆学の研究シーズなどを生かした中期
テーマの共同研究を支援
・産学官連携会議を5回開催し、連携会議の役割や今後の活動方針を検討
・産学官連携会議運営委員会開催:8回
・産学官連携推進チームの発足と活動開始
・中期テーマの共同研究委託事業の実施
3 産学官連携による本県産業を担う人材の
育成
◆経済学の専門家も交えた学部構想
案の検討
◆社会貢献をする「知の拠点」に向け
ての永国寺キャンパスの活用(社会人
向けの経済・経営講座の充実)
・永国寺キャンパス整備にあわせた各大学の改革 ・新社会科学系学部構想について、県内20校の高校進路指導教員等や、県
等の検討
内の8つの経済関係団体に対してヒアリングを実施し、意見を聞いた。
・文化学部の拡充などについて、県内9校の高校進路指導教員等にヒアリン
グを実施し意見を聞いた。
・永国寺キャンパス整備等検討チーム会を15回開催し、永国寺キャンパスに
関する基本方針等について検討した。
・永国寺キャンパス周辺環境調査、測量等を実施した。
・永国寺キャンパス整備基本計画の検討を行った。
永国寺キャンパス整備等検討チームで、社会科学系
・基本方針案、基本計画案について、それぞれ近隣住民への説明会を開催し
学部や社会人教育の在り方などを協議
た。
◆産学官共同による産業人材育成プ
ログラムの作成と実施
・産学官が連携して育成する人材イメージの共有
・産学官での役割分担
・実効性の担保
・産業人材育成プログラムの実施方針の決定。(12月産学官連携会議)
・産業人材育成プログラムの募集活動、オープニングセミナーの開催、事前
面談の実施について方針決定(3月産学官連携会議にて合意)
○意欲のあるグループの確保
○人材育成につながる研修内容の充実
○関係機関のバックアップ体制の整備
○研修受講後のフォーローアップ
○関係機関等への説明会の実施(4月=2回、5月1回)
○講師との調整(4月4回、5月2回)
○県民への周知(パンフレット配布、課HP等)
○講演会+パネルディスカッションの開催(7.7)
○H22受講生向け第1回フォローアップ研修(7.8)
○現地調査+ワークショップ研修の開催(馬路村:7.27~28)
○H22受講生向け第2回フォローアップ研修(7.29)
○現地調査+ワークショップ研修の開催(とおわ:8.24~25)
○H22受講生向け第3回フォローアップ研修(8.26)
○現地調査+ワークショップ研修の開催(シュシュ:9.27~28)
○活性化計画作成研修(10/18~19)
○成果発表会(11/29)
○平成23年度研修生向け第1回フォローアップ研修(津野町:2/21)
○平成23年度研修生向け第2回フォローアップ研修(香南市:3/7・8)
○実績書の作成(3月)
・受講者の募集方法
・目標設定および効果測定の方法
・商人塾卒業生同士 、卒業生と現役生のネット
ワーク化
・成果報告会開催(5/23)96名参加
・説明会開催(5/24~26)計67名参加
・20事業者が受講決定。第1回(7/21、22)、第2回(9/5~7、9/14~
16)、第3回(10/5~7、10/19~21)、第4回(11/9~11、11/16
~18)、第5回(1/18~20、1/25~27)、第6回(2/8~10、2/15
~17)開催。
・中間報告会開催(12/8)
・成果報告会開催(3/14)計74名参加
産(産業界)の技術、学(高等教育機関)の知恵、官
(行政)の資金とネットワークをつなぎ合わせた「産業
人材育成プログラム」を策定することで、地域産業の
中核となる人材の育成を加速化し、本県の産業振興
につなげる。
◆農林水産業従事者のリーダー研修
【農業】
県内各地域の食や環境などの地域資源を活かし
た農村地域の活性化や本県の強みである農業の振
興などに、意欲的、挑戦的なグループ等の代表者を
対象に、研修の実施と、活性化計画等の作成によ
り、自ら主体的に企画立案し、自ら行動する人材を
育成する。
◆商品づくりを通じた産業人材の育成
★地域産業人材育成事業~目指せ!
弥太郎商人(あきんど)塾~
産業振興計画地域アクションプランへの位置付け
を目指す事業者や地域アクションプランに掲載され
ているもののまだ熟度が低いプロジェクトに関わる事
業者等を対象に、スキルアップのための集合研修及
びそれぞれの課題に応じた実践力を身につける個
別実践研修を、段階を追って実施することにより、自
ら考え行動できる地域産業の担い手を育成する。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
性がある
・産学官連携会議に3つの分野別テーマ部会(新エネルギー、防災、食品)を設置 ・産学官連携会議の発足や中期テーマ共同研究委託業務の実施に伴 ・食料品製造業における県際収支の改善
することが確認された
い、県内に産学官連携を強化する機運が高まるとともに、産学官によ ・中期テーマの共同研究3件程度を推進
・中期テーマの共同研究が3件開始された
る共同研究が開始された
・高知工科大学の新社会科学系学部の構想や、高知県立大学の文化学部拡充
検討案などを含んだ、永国寺キャンパスに関する基本方針をとりまとめた。
・永国寺キャンパス整備に関連する予算が承認された。
(周辺環境調査、測量等:9月議会、 整備基本計画策定:12月議会、設計・地
質調査等(24年度予算):2月議会)
・永国寺キャンパス周辺環境調査、測量等を実施し、報告書をとりまとめた。
・永国寺キャンパス整備基本計画を取りまとめた
【参考:22年度】
・複数の経済の専門家から意見を聞き、新たな社会科学系学部構想
の策定に反映した。
・永国寺キャンパス整備等検討チーム会を7月に立ち上げ、計5回開
催して検討をすすめた。
【平成23年度】
・基本方針案をチーム会で検討し、6月、9月、12月議会に報告し、2
月議会には基本方針として報告した。
・永国寺キャンパス周辺環境調査、測量等を行い報告書をとりまとめ
た。
・永国寺キャンパス整備基本計画案を2月議会に報告し、永国寺キャ
ンパス整備基本計画をとりまとめた。
・平成24年度から、人材育成プログラムの一環として、「産業人材育成研修事
業」を実施することを決定
○研修日程の決定
・講演会パネルディスカッション=7.7 1回目現地=7.27~28 2回目現地=8.24~25 3
回目現地=9.27~28 活性化計画作成=10.18,19 成果発表=11.29
○講演会・パネルディスカッションへの参加人数=130人
○研修への参加グループ=11グループ 参加者32人
○現地調査+ワークショップ研修への参加人数
馬路 :研修生30名(全体44名)
とおわ:研修生30名(全体46名)
シュシュ :研修生29名(全体41名) ・・・その他 フォローアップ研修参加者54名
○活性化計画作成研修=研修生22名(全体37名)
○成果発表会=研修生30名(全体約60名)
すべてのGPが活性化計画を作成するとともに、その計画をプレゼンすることが
できた。
○平成22年度研修生向けフォローアップ研修
・3回開催 延べ54名参加
○平成23年度研修生向けフォローアップ研修
・2回開催 延べ40名参加
○実績書の作成
・受講決定した20事業者のうち19事業者が修了。受賞、事業拡大等につながっ
た。
<1期生>
・受賞:2事業者
・株式会社池川茶園(高知県地場産業賞)
・香美市地域雇用創造協議会(食1 グランプリ受賞)
・事業拡大:3事業者(産業振興総合補助金活用等)
・商品の磨き上げ:4事業者(ステップアップ補助金活用)
<2期生>
・受賞:3事業者
・株式会社ケンシヨー(高知県地場産業大賞 奨励賞)
・企画・どくれもん企業組合( 〃 )
・有限会社山本かまぼこ店(全国蒲鉾品評会 栄誉大賞)
◆産学官連携による共通プログラムに基づく研修講
座の開設
◆ビジネスの基礎を修得した人材の育成
【参考:H22年度】
◆農業・農村の活性化に向けた企画提案書29本
○関係機関への説明会等により、事業の推進方向や体制について共
有化ができた。
【H23年度】
○現地研修の段階から農産加工品の試作品を持参し、アンケート調
査を行ったり、その結果等をもとに試作品の改善を行うGPがあり、GP
の目標達成に向け積極的に行動する姿勢が見られる。
○研修により各グループの今後の活動計画が明確になった。
○活性化計画実現に向けたフォローアップ研修の実施について具体
的な提案が出来るに至った。
○研修後、加工品の販売促進のため、イベント(任意)に参加するGP
もでてくるなど、GPの目標に向け積極的に取り組もうとする姿勢が見
受けられる。
○研修により各グループの今後の計画が明確になった。その結果、8
GPでは次年度の地域APに何らかの形で位置づけれれる予定となっ
た。
○2年間での企画提案書は26本となった。うち地域APへの位置づけ
は合計17本となった。
<1期生>
・商談会等への参加:延べ18事業者。商談成立27件。
<2期生>
・商談会への参加:延べ17事業者。商談成立35件。
◆自ら考え行動できる(商品企画書が自分で作れる、
商品を自分で売れる)事業者の育成
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【中山間地域の産業づくり】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
中山間地域の産業づくり
1 中山間地域の産業づくり
(1) 小さなビジネスの育成(小さなビジネ
スの発掘から育成へ)
◆ビジネス意識の向上と経営の知識、
ノウハウの習得に向けた取り組みの推
進
◆人的支援体制の強化
◆マーケットの場を確保
◆庁内の一体的な支援体制の確立
◆地域の事業者や団体等は、産業づくりに係る
様々なノウハウ等が不足しているため、本格的なビ
ジネスとして確立するのには時間がかかる。
◆地域資源をいかした地域での取組が始まってま
もないことから、売上など、短期間では具体的な成
果を得ることは、大変困難である。
◆産業振興推進総合補助金(ステップアップ事業を含む)の導入
◆産業振興アドバイザー制度による専門家派遣
◆産業振興スーパーバイザーの委嘱(5名)
◆人材育成に向けた各種研修会や講座等の開催
◆商品加工研究の稼働(H23.4)
(1)小さなビジネスの育成
(小さなビジネスの発掘から育成へ)
・地域資源を生かした地域のそれぞれの取組を、単
なる「地域づくり」として視点での活動だけでなく、そ
れをビジネスとして育てていく
(2) 拠点ビジネスの推進(小さなビジネ
スから拠点ビジネスへ)
◆拠点組織の経営力アップと人材育
成
◆拠点ビジネス支援制度の充実、強
化
・いくつかの「小さなビジネス」をまとめあげることで、
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
主な課題
◆支援を行って地域の事業者や団体等は、公的や
役割を
果たしているものがほんんどであり、ビジネスに
は不慣
れである。
◆拠点ビジネスの支援制度を強化するための助成制度の強化
(産業振興総合事業費補助金など資金を拠点組織へ投入)
◆拠点へのアドバイザーの派遣等の人的支援を展開
(産業振興アドバイザー等の専門家の派遣)
拠点的なビジネスに育て、さらには、多角的、複合的 ◆拠点ビジネスの取組に着手したところであり、事 ◆拠点組織の経営力アップのための研修会、講習会の拡充、強化
なビジネスへと、順次育てあげる。
業が軌道
に乗るまでは、まだ時間を要する。
(3) 中山間地域の資源を活用した新事
業展開、新分野進出の推進
(小さなビジネスから新事業展開、新
分野進出ビジネスへ)
◆新事業展開や新分野進出を後押し
するための支援制度の充実
◆県の試験研究機関等との連携
◆事業者の必要に応じたアドバイザー
の派遣
◆現場の支援体制の確立
(3)中山間地域の資源を活用した新事業展開、新分
野進出の推進
(小さなビジネスから新事業展開、新分野進出ビジ
ネスへ)
・中山間地域の農地や山林等の資源の有効活用に
よる新たな事業展開及び異業種からの新分野進出
への支援
・新分野進出にあたっての情報やノウハウ、資金等
が不足
・円滑な新分野進出にあたって、市町村などを巻き
込んだ関係機関による支援の不足。
・不況下において、事業者が新事業展開に慎重に
なっている。
◆「高知県建設業支援協議会運営事業費補助金」の通知(県下86ヶ所)
◆建設業新分野進出アドバイザーの配置(1名)
◆地域産業振興監オフィス訪問・協議(7ヶ所)
◆建設業新分野進出ガイドブックの事例集配布(1,000部)
◆「高知県建設業支援協議会運営事業費補助金」採択5件
◆「高知県建設業新分野進出支援事業費補助金」を創設
◆地域産業振興監の所在する地域本部を地域の相談窓口に位置づけ
◆新分野進出セミナーの開催(7地域)
◆成長分野育成支援研究会(4分野)の実施
◆食品加工研究棟の稼働(12種類の加工機械・工業技術センター)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
◆補助金の活用状況
・事業採択 36件 (うちステップアップ事業 11件) (12月末現在)
◆中山間地域の事業者や団体等の産業づくりに向けての意欲が
以前に比べ高まった。
◆講座、セミナーの実施内訳(12月末現在)
・目指せ 弥太郎商人塾成果報告会 96名
・〃応用実践編 20名
・こうち地域産業振興人材育成塾 10名
・異業種交流&研修会 85名
・土佐経営塾 18名
・農業創造セミナー 11グループ 32名
・技術研修等(工業技術センター) 20名
◆地域住民の活性化に向けた取り組みが全県下に波及しつつあ
ること。
◆アドバイザー派遣や人材育成研修等を通いて、ビジネスのノウ
ハウの蓄積ができたこと。
◆地域の事業者、団体等への専門家の派遣状況
・産業振興アドバイザーの受入件数 委嘱者51名 派遣回数 延べ148回
(12月末現在)
◆産業振興推進総合補助金の導入による拠点ビジネスの体制強化が図られた。 ◆拠点ビジネス組織強化と売上アップ、雇用創出
◆拠点ビジネスの拠点組織における人材の育成、ノウハウの蓄積が図られた。
◆拠点ビジネスに取り組む市町村、団体等の増加
◆建設業の新分野進出の個別相談に対応し助言
◆建設業者等が建設業新分野進出の支援制度の情報を一定習得
◆新分野進出説明会・セミナーの参加者
幡多会場:14社・29名、高幡会場:12社・29名
高知会場:41社・65名、安芸会場:14社・29名
◆建設業者等の個別相談により、疑問点や制度活用へ課題の解決
◆実態調査
アンケート発送:1542社 回収:1227社
◆「高知県建設業新分野進出支援事業費補助金」への応募:8件
◆工業技術センター食品加工研究棟 機器の利用 123回(12月末現在)
目標(H23)
地域の事業者、団体、農業者等の所得が向上してい
る。
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【建設業の新分野進出】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
建設業の新分野進出
1 地域での活力と雇用の確保・創出
(1) 新分野進出の促進
◆新分野進出等に関する調査、訪問
相談の実施
◆地域毎の新分野進出支援体制の
構築
◆個別経営指導の充実
◆進出支援措置の充実
◆情報提供の充実
主な課題
・新分野進出にあたっての情報やノウハウ、資金
等が不足
・円滑な新分野進出にあたって、市町村などを巻
き込んだ関係機関による支援の不足。
これまで、地域を支えてきた建設業者は近年の公
共事業費の急激な減少で厳しい経営環境が続
き、就業者数も減少している。
一方で、本県を支える重要な産業である農林業や
介護・福祉などを担う人材が不足している。
このため建設業の持つ能力を生かして、農林業
や介護・福祉など、これから本県の成長を支える
新たな分野へ進出し、地域で働く場を確保するた
め、新分野進出を行おうとする建設業者を支援す
る体制を総合的に整備する。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
H22
◆「高知県建設業支援協議会運営事業費補助金」の通知(県下86ヶ所)
◆建設業新分野進出アドバイザーの配置(1名)
◆地域産業振興監オフィス訪問・協議(7ヶ所)
◆建設業新分野進出ガイドブックの事例集配布(1,000部)
◆「高知県建設業支援協議会運営事業費補助金」採択5件
◆県下4ヶ所(7地域)で新分野進出説明会・セミナーを実施
H23
◆「高知県建設業新分野進出支援事業費補助金」を創設
◆建設業新分野進出実態調査結果を公表
◆3年以内に進出希望企業を訪問し、補助金の周知や助言を実施
◆県下4ヶ所(7地域)で新分野進出説明会・セミナーを実施
(農業分野)
◆研修の拡充
○農業参入支援に向けて、各関係機関との各種 ○県農業公社による、農地や空きハウスの情報提供(H21~)
担い手の減少、耕作放棄地の増加、農業生産額 制度や参入希望企業等の相談内容や進捗状況
の低下等への対応と、建設業者等の経営悪化に 等の情報共有。
○個別相談への対応
伴う従業員への対策として、異業種からの農業参
入を支援する。
○建設業者を対象とした「建設業新分野進出支援説明会・新分野進出セ
○円滑な農業参入に向けて、農地や施設、資
金、労働力、技術、販路等の確保に加えて地元 ミナー」の開催(商工労働部主催)
調整が課題。
○異業種の農業参入説明会の開催(県農業会議主催)
◆初期投資の軽減支援
・各地域が抱える課題、要望事項の把握ため、関係機関を対象にアン
ケート調査を実施、その結果報告を兼ねて意見交換会を開催し、地域が
・新たな要望が多くあり、入札残を活用して可能 独自で行っている取り組み(JA土佐くろしお:レンタルアパート方式、JA四
(概要) ・県内の園芸用ハウス面積を確保し施設 な限りのハウス建設を実施。
万十:一括入札)の発表を行った。
園芸の維持・強化を目指すために、ハード面での
・第2回市町村予算措置状況調査の結果、県予算に余裕が生じたため、
支援としてレンタルハウス整備事業で園芸用ハウ ・H24年度予算の確保。
各市町村等にヒアリング行い、追加計画の検討を依頼。
スを整備する。
・次年度要望調査を実施、市町村等に対するヒアリングの実施、新事業の
・ 当事業は、事業主体(農協、市町村)が農業者
概要説明を行うとともに、産地主導型の体制づくりに向けた取り組みを依
にレンタルする園芸用ハウスを建設する場合に、
頼。
ハウスの建設にかかる経費に対して県と市町村
が補助を行い、事業主体が、補助金を差し引いた
金額で農業者にレンタルを行う制度である。
(目的) 園芸用ハウス面積の維持 現状:H19年
度1,594ha。 H21年度から11haのレンタルハウス
整備を実施することにより、最終目標年度H23年
度1,520haの維持につなげる。
(林業分野)
◆新分野進出等に関する調査、訪問
相談の実施
◆建設業者向け森林技術研修会の
充実
◆建設業からの参入に向け、森林技
術研修体制の充実
◆森林整備事業実施のためのセミ
ナー等の実施、指導
林業及び木材産業に関する技術者、後継者等の
基礎研修教育を行うとともに、高度な機械化技術
等についての実践的技術と能力を有する効率的
な林業生産活動の出来る優れた技術者を年間延
べ460名養成する。(基礎研修:190名、中堅技
術者養養成研修:180名、応用・実践的研修:90
名)
建設業者に対しては、林業技術者養成研修や出
前講座で技術者養成に対応するとともに、新分野
進出を検討している建設業者に対しては、個別訪
問相談を中心に、必要に応じてセミナー形式の研
修会等を実施し、新分野進出を支援する。
・本年度計画面積の12.8haの整備。
・建設業者には森林の情報が無く、仕事の実績
もないため森林所有者の信頼を得られない場合
が多く、計画の取りまとめ等が進まない。
・土木工事には無い、林業としての技術が必要
であり準備期間を要する。
①林業技術者養成研修の開催:11講座22回
②林業架線作業主任者講習:1回
③建設業新分野説明会 4回参加
④伐木安全作業技術研修1講座2回
⑤振動病1次健診13会場
⑥林業就業相談会 2回
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
◆平成23年度に新分野進出を行った事業者数:27社
◆建設業の新分野進出の個別相談に対応し助言
(建設業新分野進出アドバイザーによる電話調査及び訪問調査の
◆新分野進出説明会・セミナーの参加者(H23)
結果)
高知会場:41社・46人、市町村等19人、計41社・65人
安芸会場:14社・16人、市町村等13人、計14社・29人
高幡会場:12社・13人、市町村等16人、計12社・29人
幡多会場:14社・16人、市町村等13人、計14社・29人
合計:81社・152人
◆個別相談企業数(H23)
高知会場:4社、安芸会場:1社、高幡会場:3社、幡多会場:3社、合計:11社
◆実態調査
アンケート発送:1542社 回収:1227社
◆「高知県建設業新分野進出支援事業費補助金」への採択:7件
目標(H23)
◆建設業の新分野進出数
H20: 75社(累計)
↓
H23:174社(累計)
○新規就農者 年間170名
○県農業公社による情報提供
農地情報485件、空きハウス情報15件(累計)
・他部局と連携した説明会の開催
○異業種からの法人参入
1社
○異業種からの相談活動に取り組み、25件の相談対応を行った。
(見込み)
○商工労働部と連携した説明会に4会場、延152人の参加。
・各地域が共通した課題を抱えていことを共通認識できたことにより、次年度
から新たな区分、事業を実施することとなった。
【H21年度】
農業分野への進出が拡大していること
制度の見直しやPRの結果、農業者の投資意欲を刺激できた。
・平成21年度整備面積(9.3ha)
・前倒しの実施を働きかけを行った結果、昨年度に比べ申請数は3件減少、面 H20年度比約1.7ha増。
積は0.15ha増加した。
【H22年度】
・H22年度は、12.6haの整備計画で予算を計上し、10.9haの実
績となった。
【H23年度】
・H23年度は、12.7haの整備計画で予算を計上し、11.05haの実
績となった
①林業技術者養成研修の受講者数:延べ223名
②林業架線作業主任者講習受講者数:5名
③参加事業者:幡多14社、高幡12社、高知41社、安芸14社
④伐木安全作業技術研修参加者 47名
⑤1次健診受診者:957名、2次健診受診者:28名
⑥相談会参加者 65名
・平成23年3月末林業担い手数1,645人
(前年度より34人増)
◆効率的な林業生産活動を行うことが出来る
優れた担い手が育成されている
◆年間を通じた安定的な仕事量の確保に取り
・国の緑の雇用制度による研修と併せて、県で林業に必要とされる 組んでいる
個別メニューの研修を実施することで、林業技術者の育成が進んで ◆担い手 1,560人
いる。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(◆これからの対策)
◆林業事業体と建設業とのジョイント
の支援強化
◆林業用機械初期投資への財政支
援
人的資源や装備を持つ建設事業者等を対象に
林業への参入を促進し、森林整備の推進につな
げる。
建設業から林業分野へ参入する場合に参入時
の負担軽減を図り、林業事業体としての育成及び
雇用の確保を行う。
主な課題
・国の助成制度改正に伴い新規参入の環境の
変化。
・木材価格の低迷により経営面での不安やモチ
ベーション低下
・事業体の経営レベルに応じた林業機械の導入
計画
・新規参入事業体においては、林業経営の目途
や事業地拡大に向けた動きへの発展
・森林組合におけるソフト事業主体での経営収
支。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・森林組合へ新規参入事業体とのジョイント働きかけ(3森林組合)
・既参入建設事業体へのヒアリング調査、指導(6事業体)
・森林整備関係業務入札参加資格者へのアプローチ(3事業体)
・重点指導を計画している既参入建設事業者との勉強会(1事業体)
・森林組合の中期経営計画策定時において働きかけ(16組合)
・参入している建設業者においての作業システム研修
・建設業新分野進出説明会での新規参入への働きかけ
・林業機械の導入・改良支援(6事業体)
(福祉・介護分野)
・建設業(ハード事業)と福祉・介護事 県内ハローワークにおいて福祉・介護職場について説明を
◆福祉・介護の仕事に関する広報事 業(ソフト事業)との業種の違い
行った。(4月~3月 72回)
業の実施
・求職者の福祉・介護分野とのマッチン
◆資格取得講習会の案内等、情報提 グ
供の充実
◆福祉・介護分野への就業促進事業
の実施
本県の成長を支える新たな分野(福祉・介護分野)
へ進出し、地域で働く場を確保しようとする建設業
者を支援するため、本県の福祉・介護現場への就
労のマッチングを図る。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・森林組合と建設事業体とのジョイントで森の工場の認定(1建設事業体)
・森林組合と建設事業体とのジョイントで森の工場を計画(3建設事業体)
・既参入していた建設事業体から初めての森の工場認定(1件)
・H23年度末の建設業からの参入事業体20社(2増1減)
◆林業事業体と建設業とのジョイントを中心に、地
域にあった協働の環境づくりを進め、林業分野へ
の進出が拡大していること
職場体験事業 参加者 62人(H24.3.19 現在)*参加者の職歴は、不明
職場体験事業参加者のうち福祉・介護分野への就職者
24人 (H24.3.19 現在) *就職者の職歴は、不明
福祉・介護分野への進出が拡大していること
産業成長戦略の取り組み状況と成果 【人材育成・人材確保】
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
人材育成・人材確保
1 人材を県内で育てる
(1) 年齢・段階に応じた産業の基礎人材
◆地場産業の教育の充実【学校教
育】
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・中学校における職場体験学習の事前・事後指
導を充実させること
・先進地域の取組事例を普及するための方策を
講じること
・学校支援訪問による指導・助言の実施
・先進地域の取組事例紹介
・中学校教育課程連絡協議会での周知
・キャリア教育連絡協議会の開催
・職場体験実施状況調査の実施
・各地域で行われている食育は、米・野菜中心
で、地域特産物の活用が少ない。
【出前授業】
・19市町村・70回実施
・食べ方(文旦などの皮の剥ぎ方など)を知らな
い子どもたちの増加。
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・現況調査(津野町・檮原町)の実施
・打合せ(津野町)の実施
・望ましい勤労観、職業観、人生観を育むために、
中学校における職場体験学習が充実するような支
援を行う。
・職場体験学習に先進的に取り組んでいる地域や
学校の事例を普及することにより、取組の質の向
上を図る。
◆地場産業の教育の充実【農業】
・学校給食の地域特産物活用は、地域や農業に
対する理解と子どもを通じた消費宣伝の効果が 【表彰事業】
将来の地域特産物のファンづくりと消費拡大を目
食育推進活動表彰「高知野菜大好きっ子大賞」の実施
期待されるが、価格面で活用が困難。
的に、県下小学校等で生産者等による出前授業
を実施する。また、小学校等を対象に食育推進活
・県内農産物の主要品目が、学校給食に登場す
動表彰を実施し、県内での食育・食農教育の推進
る機会が少ない。
と高知野菜の消費拡大を図る。
◆社会人としてのスキルアップ研修の
実施
◆これまでは、3年生中心の取組であったが、今 ◆H22は、就職希望の3年生を中心に、試験直前講座及び未内定者対象
後は、1,2年生からの、早期の就職支援が必要 講座を行っていたが1、2、3年生の系統的な実施を強化するため、全学
年を対象に、年度当初からの就職支援ができるよう、実施時期を早めると
である。
ともに、予算も増額すした。
実施時期 :H22 7月20日~ ==> H23 6月20日~
予算 :H22 1,184千円 ==> H23 2,489千円
◆効果的に高校生のスキルアップが実施できるよう、付けたい力(コミュニ
ケーション能力、ビジネスマナー、面接力など)に適した講師を選定するた
め、専門学校だけでなく、企業にも幅広く依頼した。
実施機関 :H22 5機関 ==> H23 18機関(予定)
社会人として必要な心構えや挨拶、言葉遣いと
いったビジネスマナーを習得させ、就職試験対策
だけでなく、卒業後必要となるスキルアップを図え
い、社会で生きぬくための力を育成する。
◆インターンシップの取り組みの強
化、拡大【生徒・学生】
◆インターンシップ推進事業
・各学校、地域企業や教科の特色を生かした受
け入れ企業の開拓
◆農林業体験インターンシップ
・受け入れ農家や企業の確保
◆インターンシップ推進事業
・実施校、実施生徒の拡大のため予算を増額した。
予算:H22 5,974千円 ==> H23 6,317千円
・実施内容、成果を明確にするため、計画書、報告書により詳しく記載して
するよう様式を変更した。
◆農林業体験インターンシップ事業
・実施校、実施生徒の拡大のため予算を増額した。
予算:H22 2,508千円 ==> H23 2,573千円
・就職アドバイザーの活用
高等学校課に新たに就職アドバイザー2名を配置し、福祉系や1次産
業のインターンシップ受入企業を開拓する。
県内企業の受け入れ先拡大
・インタ-ンシップ関連ガイダンスの実施 3回
◆勤労観・職業観の育成を図ることを目的とし、地
元企業に企業見学や就業体験を行う。
◆1次産業、1.5次産業への高校生の関心を高
めるために、農業関連学科で学ぶ生徒を中心に、
高校生に広くその魅力を認知する。
◆インターンシップの取り組みの強
化、拡大【大学】
<工科大>
県立大学等インターンシップの強化拡大、キャリア
形成支援の強化を図っていく。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・各中学校の総合的な学習の時間や特別活動の全体計画に職場体験学習が
位置付けられている。
・職場体験学習の意義や事前・事後指導の充実の必要性が周知され、実施率
が向上する。
・キャリア教育全体計画の作成率(中学校)
平成22年度 67.2%(112校/116校)
・中学校における職場体験学習の実施率
平成22年度 96、6%(112校/116校)
・生徒に社会的・職業的に自立するための基礎となる勤労観・職業
観・人生観が育まれる。
・<平成22年度 全国学力・学習状況調査結果>
「将来の夢や目標を持っているか」に対して肯定的な回答をした
中学生の割合
高知県 71.4% 全国 71.7%
【出前授業】
・子どもたちは、出前授業で生産者の農畜産物へ対する思いと、苦労などを
知ったことで、生産者への感謝の気持ちと、その品目についてその後も強い
関心を持つようになった。
【出前授業】
食農教育実施市町村
・生産者による出前授業で、生産者と子どもたちが共に効果を得ら H23:34市町村
れる事業となった。
・特産物について、意識して関心を持つようになる。
目標(H23)
・中学校における職場体験学習の実施率の向上
平成20年度 91.5%(108校/118校)
平成21年度 94.8%(110校/116校)
平成22年度 96.6%(112校/116校)
↓
平成23年度 100%
【学校給食への地場農産物活用支援事業】
・津野町での取り組みが停滞していたが、調査や打合せの結果、地教委の取 【表彰事業】
・高知野菜大好きメニューが2年目(2回目)の今年は、応募校が6
り組み再開のきっかけとなった。
校で昨年の2校から3倍に増加した。
【表彰事業】
・食育・食農教育活動応募(2件)
・高知野菜大好きメニュー応募(28品)
◆スキルアップ講座
延べ39校、生徒1,430名参加(H22末:21校、712名)
・就職試験対策講座
15校実施(6月~8月)、生徒456名参加
講座内容:基礎学力の確認、SPI対策、履歴書の書き方、面接指導など
・ビジネスマナー講座
24校実施(6月~9月)、生徒974名参加
講座内容:ビジネスマナー、面接指導、コミュニケーション力の向上など
なお、事業の効果は今後の就職内定率や未内定者の動向調査によって確
認していく必要がある。
◆スキルアップ講座
・就職試験対策講座:実施校8校増、参加生徒397名増
・ビジネスマナー講座:実施校3校増、参加生徒261名増
望ましい勤労観・職業観、人生観を持った生徒の
育成
◆フォローアップ講座:実施校1校増
○ビジネスマナーや就職試験対策などを実施し、生徒の意識付け
となるとともに、その取組の継続を担う教員の指導力の向上にもつ
ながった
このスキルアップ事業を含めた他の就職支援全体の取組により、
就職内定率が前年度より1.5%ポイント増の90.5%(2月末)と
なった。
◆フォローアップ講座
8校、生徒述べ524名が参加(H22末:7校、788名)
◆インターンシップ推進事業
H22 実施校20校、実施件数47件、参加生徒1,749人、受入企業350社
H23 実施校21校、実施件数61件、参加生徒1,668人、受入企業317社
◆農林業体験インターンシップ事業
・アグリサポート H22 (高知農業・幡多農業)参加生徒222名 H23 (高知農
業・幡多農業)参加生徒271名
・アグリリサーチ H22 (春野・檮原・嶺北・吾北分校・四万十)参加生徒101名
H23 (春野・檮原・嶺北・吾北分校・四万十・窪川)参加生徒133名
・アグリウォッチング H22 (高知小津・高知東・高知北・山田・高知農業・幡多
農業) 18名 H23 (高知小津・安芸・高知農業・大方) 33名
◆インターンシップ推進事業
◆即戦力の担い手育成
・インターンシップ実施校:1校増 ・インターンシップ実施件数:14件 ◆先端技術等の指導の充実
増
○生徒が自らの学習内容や将来の進路等に関係した就業体験を
行ったことで、勤労観・職業観の育成ができた。
◆農林業体験インターンシップ事業
・アグリサポート:参加生徒49名増 ・アグリリサーチ:参加生徒32
名増
・アグリウォッチング:参加生徒15名増
○農林業の学びの実態に応じたインターンシップすることで地域農
業の理解や学校での学習の補完ができたとともに、学習意欲の向
上が図れた。また、先進的な農家で体験することにより、農業の新
たしい技術も学ぶことができた。さらに、普通科高校の生徒にも、農
業への興味・関心を持たすことができた。
・第1回目のガイダンス 出席者454名
・第2回目のガイダンス 出席者405名
・学生と企業とのマッチング 158社、実数358名
・第3回目のガイダンス 出席者423名
【参考:22年度】
・インタ-ンシップ参加者実数344名
(実施率 64.2% 対象学生536名)
・受入企業数 169社
・8月~9月インターンシップ実施
【平成23年度】
・インターンシップ参加学生数:429名
(実施率 69.3% 対象学生619名)
・受入企業(団体)数:201社(団体)
・中小企業家同友会インターンシップ総括会 参加者18名
・インターンシップステップアップセミナー 参加者24名
・望ましい勤労観、職業観をもった人材の輩出。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
◆インターンシップの取り組みの強
化、拡大【大学】
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
県内企業の受け入れ先拡大
・インタ-ンシップ関連のガイダンス、事前講習会等を7回実施
◆他地域と差別化
◆民間ビジネスとしての仕組みの構築
◆新たなインターンシップ受入地域の開拓
・移住コンシェルジュ3名の配置やデータベースの構築による移住相談窓
口の確立
・移住相談会等への出展(20回程度)
・高知県移住促進事業補助金の執行
・移住ビジネスの検討
・インターンシップコーディネーターの体制強化 4人→5人
<県立大>
県立大学等インターンシップの強化拡大、キャリア
形成支援の強化を図っていく。
◆インターンシップの取り組みの強
化、拡大【大学】
○ふるさとインターンシップ(若者の地
域への派遣)の実施
人口減少、少子・高齢化による地域や産業の担い
手不足に対応するため、本県の豊かな自然や温
暖な気候、新鮮な食材等を活かし、県外からの移
住やUJIIターンを促進する。
◆産業界、行政、学校の連携した県内就職への ・一次産業、介護福祉分野の受け入れ協力企業の情報公開(HP)と学校へ
取組が十分でない
の周知
・県立高等学校へ事業の周知と実施依頼の訪問 23校
・受入れ企業の拡大
・進路指導主事会で「まなともネット」活用依頼(4/27) 55校
・高校生・教員への事業の周知
・第1回人材育成連携推進委員会幹事会・委員会の開催(5/30、6/6)
・工業会等 13団体に「企業の授業参観日の周知と参加要請」の訪問(8
◆一次産業、介護福祉分野の職場のネガティブ 月下旬~9月上旬)
なイメージの払拭、その職業に就くための情報不 ・次年度の計画提出に向けて学校訪問(15校 : 9月上旬~中旬)
・教育センターの教員研修についての協議
企業実習や企業研修等を通じた学校と産業界、企 足
・高知工業高校 企業の授業参観日実施(11/9)
業との連携強化
・教育センターと連携した教員研修実施(1月12日)
◆本県産業や事業者に対する再認識
に向けた保護者等の意識啓発
◆本県産業や事業者に対する再認識
に向けた保護者等の意識啓発
○保護者対象の就職支援啓発強化
◆保護者の参加数確保
◆H22は、就職が多い学校に事業の案内をしたが、H23は、進学の多い学
・就職のみに内容を限定すると、参加者数が伸 校も対象とし、全ての学校に事業案内をした。
びない。将来の就職のために、テーマを「企業を 案内校 H22:17校 ==> H23:全37校
知る」というような幅広い内容で、進学希望者も
含めて実施する必要がある。
学校と家庭が連携したキャリア教育の視点によ
る就職支援の強化を図る。
◆産業界、行政、学校の連携した県内就職への ・一次産業、介護福祉分野の受け入れ協力企業の情報公開(HP)と学校へ
取組が十分でない
の周知
◆職業理解のための体験等の取組と
・県立高等学校へ事業の周知と実施依頼の訪問 23校
・受入れ企業の拡大
・進路指導主事会で「まなともネット」活用依頼(4/27) 55校
学校との連携による情報発信
・高校生・教員への事業の周知
・第1回人材育成連携推進委員会幹事会・委員会の開催(5/30、6/6)
・工業会等 13団体に「企業の授業参観日の周知と参加要請」の訪問(8
◆一次産業、介護福祉分野の職場のネガティブ 月下旬~9月上旬)
なイメージの払拭、その職業に就くための情報不 ・次年度の計画提出に向けて学校訪問(15校 : 9月上旬~中旬)
足
・教育センターの教員研修についての協議
・高知工業高校 企業の授業参観日実施(11/9)
企業実習や企業研修等を通じた学校と産業界、企
・教育センターと連携した教員研修実施(1月12日)
業との連携強化
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・オリエンテ-ション 出席者 174名
・マッチングセミナ- 出席者 66名、キックオフセミナ- 出席者 26名
・インターンシップ 参加者 79名
・ステップアップセミナー 出席者 17名
・インターンシップ体験報告会(報告者8名、参加者72名)
・事後報告会参加者41名
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
【参考:22年度】
・インタ-ンシップ参加者87名
(実施率 対象学生の57.9%)
・受入企業数 38企業等
【平成23年度】
・インタ-ンシップ参加者79名
(実施率 対象学生の55.6%)
・受入企業数 40企業等
望ましい勤労観、職業観をもった人材の輩出
→移住相談件数の増加(H21:336件、H22:442件、H23:455件)
※H23は2月21日現在
・移住者の増加(H21:7組19人、H22:22組34人、H23:36組78人)※ ・移住相談件数、移住実績ともH22年度を上回るこ
H23年度は2月21日現在
と
→お試し滞在施設の整備(室戸市、四万十町で新たに整備)
→移住ビジネスの実施
→県下全域でのインターンシップの実施
・14市町村、36プログラムで109人(予定)がインターンシップ参加
・移住促進に取り組む民間団体の立ち上げ
・県下全域でのインターンシップ実施と100人以上
の参加
・実施校への計画承認決定 21校(5/13)
・高知工業高校 企業の授業参観日
参加企業の人数 69名、参加教員数 40名、生徒数 260名
・教育センターと連携した教員研修
参加教員 28名、参加企業6社
・事業を通して学校と企業の連携が進み、学校が独自の取組を行う 高校生の県内就職割合 60%
ようになった。
企業の授業参観日(2校) 、事例発表会2校
◆保護者啓発進路講演会の実施
H22 実施校: 9校 保護者:269名
H23 実施校:12校 保護者:352名
◆保護者啓発進路講演会
実施校3校増、保護者83名増
【教育センター研修の成果】
・外部人材が研修に参加することで、企業等の外部の関わりの重
要性について、教員の理解を深めることができた。
・学校運営上の様々な企画や教育活動の改善に向けた考え方に影
響を与えることができ、学校全体としてキャリア教育の視点で職場
体験等を企画・検討することの重要性に理解を深めることができ
た。
◆企業等に対する認識の向上と家庭学校の連携
強化
・企業から講師を招聘し保護者や生徒に講演することにより、家庭
のキャリア教育の重要性、厳しい社会情勢や就職状況の情報共有
ができ、就職支援につながった
・実施校への計画承認決定 21校(5/13)
・高知工業高校 企業の授業参観日
参加企業の人数 69名、参加教員数 40名、生徒数 260名
・教育センターと連携した教員研修
参加教員 28名、参加企業6社
・事業を通して学校と企業の連携が進み、学校が独自の取組を行う 高校生の県内就職割合 60%
ようになった。
企業の授業参観日(2校) 、事例発表会2校
【教育センター研修の成果】
・外部人材が研修に参加することで、企業等の外部の関わりの重
要性について、教員の理解を深めることができた。
・学校運営上の様々な企画や教育活動の改善に向けた考え方に影
響を与えることができ、学校全体としてキャリア教育の視点で職場
体験等を企画・検討することの重要性に理解を深めることができ
た。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
◆若年者への県内企業への就職促
進
◎就職支援相談センター(ジョブカ
フェ)事業
主な課題
・新規学卒者(卒後3年以内)への支援
・第一次産業、介護・福祉分野への就業促進
・幡多サテライトの就職数の伸び悩み
ジョブカフェにおける就職支援とともに、国や関
係機関と連携して、若年者の就職促進を図る。
◆若年者への県内企業への就職促
進
・訓練生の早期就職
・訓練校との役割分担と連携
・生徒への訓練及び就職に対する動機づけ
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・基金を活用した「ジョブカフェこうち」広報員を6月1日から配置(本部5カ月
雇用1名、幡多10ヶ月雇用1名)
・第一次産業セミナーの開催
1日農業体験セミナー 5/21
1日林業体験セミナー 6/4
1日農業体験セミナー 10/15
1日林業体験セミナー 11/5
・介護施設の職場見学会の開催 7/16 12/17
・「新卒及び卒後3年未満未就職者」就職応援セミナー
高知開催:8/1~8/5
幡多開催:8/27
・新卒&既卒者就職力アップセミナー(12/6~12/9)
・就活のプレゼンを高める好感度アップマナーと面接マナー
高知開催:1/28
幡多開催:2/4
・サテライトにしごと体験開拓員を配置
・6か月の職業訓練
・就職コーディネーター2名による就職支援
・ジョブチャレンジ事前セミナー実施(9月下旬~10月上旬)
・幡多地域 受入れ企業開拓 19社
○新規高等学校卒業者の未就職者対策
職業訓練による未内定者の意識向上とスキル
アップ及びそれに引き続く「しごと体験」など総合
的な支援を行うとともに、就職コーディネーターに
よる訓練生の状況把握と進路のマッチング等一連
の取組により早期就職に繋げる。
・直接的に雇用に結び付けるには、産業界が求
める人材育成を実施すべきだが、研修内容が産
業等で絞り込まれると参加者が集まりにくい。逆
に、幅広い内容のセミナーには参加者が集まり
やすいが、雇用への直接的な効果が薄い。
・パッケージプランの作成にあたっては、様々な
材料を体系的にコーディネイトする必要があり、
国の事業である地域雇用創造推進事業(新パッ 強力なリーダーシップがない状態では、暗中模
ケージ事業)への市町村の取組みを促進すること 索の状態に陥りやすい。
で、市町村が行う地域密着型の人材育成事業を
支援する。
◆若年者への県内企業への就職促
進
〈観光振興に必要な人材の育成〉
◆観光ガイドの育成、充実
高知県を訪れる観光客の皆様に、高知の持つ観
光素材を気持ちよく楽しんでいただくための環境
づくりに取り組む。観光ガイドのスキルアップのた
めの研修の開催と有料ガイドへの移行。
◆県内産業人材(若手人材)による異
業種交流
特徴ある地域資源を活用した産業づくりを各地域
地域において内部誘発していくため、各地域にい
おいて新たな付加価値を生み出す技術(知識)と産
地から市場まで結び付けることのできる経営力(マ
ネジメント能力)を持った人材を育成し、地域での
産業づくりに結び付ける。
ヒアリング同行(東京事務所対応):1回
土佐清水市及び高知市視察(厚生労働省地域雇用対策室)同行:1回
パッケージ関連事業のシンポジム出席:1回
実践型地域雇用創造事業説明会出席:1回
平成24年度実践型地域雇用創造事業ヒアリング出席予定(3/30)
・各団体の相互の連携、情報共有がない
・各団体の観光ガイドのレベルアップ
(地域限定のガイドに特化している団体もある)
・有料ガイドへの移行、地域が活性化するため
に、お金が落ちる仕組みづくり
(団体によっては、有料化に否定的)
・県内全域のガイド団体の一括した広報
・県内全域のガイド団体の窓口の一本化
(ワンストップサービス)
・観光ガイドセミナーの開催
・地域別研修会(東部、中部、西部、各地域2回ずつ)の開催
・個別勉強会の開催(4団体 10回)
・受講者の募集方法
・目標設定および効果測定の方法
・研修の中で作成した計画に関するフォローアッ
プ体制を整える(人材育成塾)
・「土佐経営塾」(地域起業家養成事業)18名が参加決定
・こうち地域産業振興人材育成塾10名が参加決定
(第1回6/1-2 第2回7/7-8 第3回9/12-13、第4回10/2
7-28、第5回12/1-2、第6回2/3)
・異業種交流&研修会 10/24開催85名参加
・情報交換会の開催
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
○実績(2月末)
・来所者数:17,326人(H22年:15,528人)
うちサテライト1,082人(H22年:1,215人)
・相談件数:7,656人(H22年:8,409人)
うちサテライト678人(H22年:750人)
○第一次産業セミナーの開催
・1日農業体験セミナー 5/21 参加者12名
・1日林業体験セミナー 6/4 参加者 6名
・1日農業体験セミナー 10/15 参加者11名
・1日林業体験セミナー 11/5 参加者11名
○介護施設の職場見学会
7/16 参加者 16名 12/17 参加者6名
○「新卒及び卒後3年未満未就職者」就職応援セミナー
高知開催:8/1~8/5 参加者延べ 19名
幡多開催:8/27 参加者 7名
○新卒&既卒者就職力アップセミナー(12/6~12/9) 参加者延べ28名
○就活のプレゼンを高める好感度アップマナーと面接マナー
高知開催:1/28 参加者 19名
幡多開催:2/4 参加者 10名
・2月末 対象者の就職実績
訓練参加者 24名
訓練退校者 4名
就職活動休止者 2名
就職支援対象者 18名
就職者数 11名
就職率 61.1%
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・実績(2月末)
就職者数:774人(H22年:804人)
うちサテライト24人(H22年:10人)
・園芸農業1日体験セミナー後に、開催に協力していただいた企業
から採用情報が提供されるなど、新たな雇用の可能性も出ている。
目標(H23)
・ジョブカフェこうちの利用者の就職者数
H19 : 385人(年間)
↓
H23 : 800人(年間)
・介護施設の職場見学会では、見学した施設からミニ面接会の案
内がされる等就職に繋がる見学会となっている。
・訓練生の就業意欲に変化が見られ、就職活動を積極的に行うこと 訓練生のしごと体験講習希望書登録 80%
ができる者が増えてきた。
しごと体験などの就職支援メニューの活用 50%
訓練参加者の就職内定率 60%
16市町事業実施(累計)
安芸市(パッケージ事業)、いの町(パッケージ関連事業)採択。
パッケージ関連事業・ふるさと基金事業シンポジウムにおける事例紹介(土佐 事業効果の周知
清水市)
平成24年度第1次応募4市町(南国市、土佐市、四万十市、本山町)
新パッケージ事業実施市町村数
H20:8(累計)
↓
H23:16(累計)
・観光ガイド知識のアップ、機運の醸成
・観光ガイド技術の向上
◆高知県観光ガイド連絡協議会が設立し、効率的
な研修の実施やガイド団体の横のつながりが密に
なることにより、ガイド技術の向上、底上げを図ると
ともに、利用者の利便性向上を図る
・観光ガイド間での横のつながり向上
・「土佐経営塾」(地域起業家養成事業)18名が修了
・地域のポータルサイト立ち上げ準備中、経営者化(経営委譲を受ける)等
・こうち地域産業振興人材育成塾9名が修了
・修了式において、商店街の活性化(4名)、新商品開発(5名)などの
産業振興策を発表
・異業種交流&研修会
・グループワークで出されたアイデアの具体化に向けて有志で活動中
(2件:収穫体験ツアー、未利用魚を活用した商品開発)
・情報交換会の実施により、観光ガイド間での横のつながりが強化
され、お互いのガイドを体験する動きがあった。
・高知県観光ガイド連絡協議会にて、会員がより出席できる研修会
にするためにはどうすればよいか、各ガイド団体の課題を解決する
ためには更に連携が必要である旨の声があがるなど、同協議会が
自立して自らが向上する動きがあった。
◆地域活性化につながる人材の輩出(100人/
年)
◆将来、地域産業の振興をコーディネートできる人
材の輩出(15人/年)
◆中山間地域での起業家の育成
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
(2) 地域産業を創造、リードする人材育
成
【地域支援】
◆地域産業の将来を担う若手事業者
の養成
主な課題
・受講者の募集方法
・目標設定および効果測定の方法
・研修の中で作成した計画に関するフォローアッ
プ体制を整える(人材育成塾)
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・「土佐経営塾」(地域起業家養成事業)18名が参加決定
・こうち地域産業振興人材育成塾10名が参加決定
(第1回6/1-2 第2回7/7-8 第3回9/12-13、第4回10/2
7-28、第5回12/1-2、第6回2/3)
・異業種交流&研修会 10/24開催85名参加
特徴ある地域資源を活用した産業づくりを各地域
地域において内部誘発していくため、各地域にい
おいて新たな付加価値を生み出す技術(知識)と産
地から市場まで結び付けることのできる経営力(マ
ネジメント能力)を持った人材を育成し、地域での
産業づくりに結び付ける。
〈ビジネスの基礎知識、ノウハウの習
得【水産業】〉
◆組合員に対する経営指導体制を整
備
・経営指導を行える職員のレベルアップ、意識の ・広域連携機能強化事業費補助金(該当分:2,217千円)
醸成
漁業者への経営指導を担う相談員の活動を支援
する
〈ビジネスの基礎知識、ノウハウの習
得【水産業】〉
◆鮮度保持・衛生管理・規格選別に
対する意識・行動の改革
<鮮魚商品力向上事業>
鮮度保持や衛生管理等において漁業者間や産
地市場間に格差があることから、漁業者や漁協職
員の意識と行動の改革をうながすとともに、マリン
エコラベルの普及による商品力の向上を図る。
鮮度保持・衛生管理学習会は、H23年度は8箇所
で開催しH21~H23年度末までに23箇所で学習会
を開催予定。マリン・エコラベル学習会は2カ所で
開催予定。
・鮮度保持・衛生管理の重要性を理屈では理解
しても、直ちに所得向上につながらないなどの理
由から、従来のやり方を変えるまでには至らない
漁業者や漁協職員が多い。
・学習会への漁業者・漁協職員の参加確保
・学習会後の効果的なフォローアップ
・マリンエコラベル制度の周知と、流通加工業者
の協力体制の構築
<ふるさと雇用再生事業>
魚価の向上を目的に、失業者を新たに雇用して
実施する産地市場での水産物の品質向上や鮮魚
等のブランド化に向けた取り組みを進める。
〈ビジネスの基礎知識、ノウハウの習
得【水産業】〉
◆県漁協の流通販売事業に関する取
組強化
□ふるさと雇用再生水産物品質向上推進事業の実施
→2名の雇用を継続し手結市場及び加領郷市場における鮮度
保持・衛生管理に関する業務を実施
○衛生管理学習会の開催(佐賀及び清水:6月23日)
・参加者 佐賀市場:4名 清水市場:20名
○マリン・エコラベルの取得に向けた現地審査員による指導(佐賀・清水)
→対象:漁業者、漁協職員
○高知県漁協と土佐のかつお流通対策協議会がカツオ、キンメダイ、ゴマ
サバ(清水サバ)の3魚種・5漁業でマリンエコラベルの認証を申請(8/8)
○流通加工事業者等を対象とするマリン・エコラベルの制度説明会を開
催(11/30:四万十市、12/1:高知市)
○室戸岬市場、加領郷市場において、優良衛生品質管理市場の認定を
視野に入れた学習会を開催(室戸岬10/19、加領郷:10/20)
○佐賀市場(カツオ)、室戸市場(キンメダイ)、清水市場(ゴマサバ)にお
いて、消費地市場で求められる鮮度保持等をテーマに学習会を開催(室
戸:2/21、清水:2/23、佐賀:2/24)
○すくも湾中央市場の優良衛生品質管理市場の認定に向けた協議等の
実施
◆流通販売事業の実績やノウハウの蓄積が乏し
い。
◆営業力・交渉力を持った人材が少ない。
◆漁協本体の財務基盤が弱く、リスクの引き受
けや必要人員確保の余裕がない。
○補助金の導入 総事業費10,049千円(補助額6,516千円)
○ふるさと雇用再生水産物販路拡大事業による事業の拡大支援(H2123)
(職員3名:本所1名・産地2名)
・受講者の募集方法
・目標設定および効果測定の方法
・成果報告会開催(5/23)96名参加
・説明会開催(5/24~26)計67名参加
・20事業者が受講決定。第1回(7/21、22)、第2回(9/5~7、9/1
4~16)、第3回(10/5~7、10/19~21)、第4回(11/9~11、11
/16~18)、第5回(1/18~20、1/25~27)、第6回(2/8~10、
2/15~17)開催。
・中間報告会開催(12/8)
・成果報告会開催(3/14)計74名参加
様々な取引先に応じた集出荷体制(入札・荷作
り・物流等)の構築、販売ノウハウの習得と蓄積、
そのための人材育成
◆商品づくりを通じた産業人材の育成 ・商人塾卒業生同士 、卒業生と現役生のネット
ワーク化
★地域産業人材育成事業~~目指せ!弥太郎商
人(あきんど)塾~
産業振興計画地域アクションプランへの位置付け
を目指す事業者や地域アクションプランに掲載さ
れているもののまだ熟度が低いプロジェクトに関
わる事業者等を対象に、ステップ1(基礎編)として
ビジネスの基礎を学ぶ集合研修を、ステップ2(応
用・実践編)としてスキルアップのための集合研修
及びそれぞれの課題に応じた実践力を身につけ
る個別実践研修を、段階を追って実施することに
より、自ら考え行動できる地域産業の担い手を育
成する。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
◆地域活性化につながる人材の輩出(100人/
年)
◆将来、地域産業の振興をコーディネートできる人
材の輩出(15人/年)
◆中山間地域での起業家の育成
・「土佐経営塾」(地域起業家養成事業)18名が修了
・地域のポータルサイト立ち上げ準備中、経営者化(経営委譲を受ける)等
・こうち地域産業振興人材育成塾9名が修了
・修了式において、商店街の活性化(4名)、新商品開発(5名)などの
産業振興策を発表
・異業種交流&研修会
・グループワークで出されたアイデアの具体化に向けて有志で活動中
(2件:収穫体験ツアー、未利用魚を活用した商品開発)
・経営アドバイザーが指導員等と連携し固定化の回収にあたる体制が定着
○優良衛生品質管理市場の認定に向け必要なハード整備について専門家の
意見を踏まえた関係者による協議の実施(佐賀)
○新市場での認定に向け専門家の意見も踏まえた関係者による協議の実施
(清水)
○現地審査員の指導によりマリン・エコラベルの認証取得のための審査のポ
イント等を関係者が把握
○高知県漁協と土佐のかつお流通対策協議会がカツオ、キンメダイ、ゴマサ
バ(清水サバ)の3魚種・5漁業でマリンエコラベルの認証を取得(10/6)
○流通加工事業者等を対象とするマリン・エコラベルの制度説明会を開
催(11/30:四万十市:12名参加、12/1:高知市:26名参加)
○室戸岬市場、加領郷市場において、優良衛生品質管理市場の認定を視野
に入れた学習会を開催(室戸岬:7名参加、加領郷:8名参加)
○佐賀市場(カツオ)、室戸市場(キンメダイ)、清水市場(ゴマサバ)におい
て、消費地市場で求められる鮮度保持等をテーマに学習会を開催(室戸:15
名、清水:17名、佐賀:17名参加)
○すくも湾中央市場が優良衛生品質管理市場として認定(3/2)
・消費地市場との取引について、取扱量が伸びつつある
・マリン・エコラベル・ジャパンのPR活動をきっかけに、新たな量販店と販売契
約を締結するに至った(長期的な取引に繋がるかは今後の課題)
・直販店統合後の運営状況は、特に顧客離れが懸念されていたが、想定して
いた以上に顧客が確保されており、順調に推移している。
・受講決定した20事業者のうち19事業者が修了。受賞、事業拡大等につな
がった。
<1期生>
・受賞:2事業者
・株式会社池川茶園(高知県地場産業賞)
・香美市地域雇用創造協議会(食1 グランプリ受賞)
・事業拡大:3事業者(産業振興総合補助金活用等)
・商品の磨き上げ:4事業者(ステップアップ補助金活用)
<2期生>
・受賞:3事業者
・株式会社ケンシヨー(高知県地場産業大賞 奨励賞)
・企画・どくれもん企業組合( 〃 )
・有限会社山本かまぼこ店(全国蒲鉾品評会 栄誉大賞)
◆記帳を行うモデル経営体の選定と実践
(鮮度保持・衛生管理)
・佐賀市場及び清水市場で優良衛生品質管理市場の認定取得に
向けた関係者による具体的な検討が始まった。
・消費地市場の販売担当者の話を直接聞く機会が少ない漁業者等
にとって、今回の学習会は貴重な情報収集(他産地の鮮度対策な
ど)の場となり、取組の改善に向けた意識の喚起につながった。
・すくも湾中央市場が優良衛生品質管理市場として認定され、同市
場のブランド力が向上した。
◆漁業者や漁協職員による、より質の高い鮮度保
持の実施
◆特別な鮮度保持ニーズ(沖〆など)へ対応できる
技術習得
◆市場における鮮度保持、衛生管理の統一実施
◆規格選別の普及
◆宿毛湾中央市場が優良衛生品質管理市場の認
(マリン・エコラベル)
証を取得
カツオ、キンメダイ、ゴマサバでマリンエコラベルの認証を取得し、 ◆マリン・エコラベルの普及
資源と環境に優しいイメージを発信するツールが整うとともに、流通 ◆上記取組による適正な価格の確保
加工事業者や県内消費者に制度が一定認知された。
〔参考:H24年2月末現在〕
・直販店での販売 132百万円
・県内量販店との取引 4百万円
・業務筋との取引 33百万円
・消費地市場への出荷 26百万円
(内、県外 15百万円/高知市中央卸売市場 11百万円)
<1期生>
・商談会等への参加:延べ18事業者。商談成立27件。
<2期生>
・商談会への参加:延べ17事業者。商談成立35件。
◆取引先に応じた集出荷体制整備と販売ノウハウ
の獲得
◆営業担当職員(プロ)の養成
◆中期計画に基づく販売事業の拡大
◆自ら考え行動できる(商品企画書が自分で作れ
る、商品を自分で売れる)事業者の育成
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
〈商品づくりを通じた産業人材の育成
【水産業】〉
◆零細な加工事業者の意識と行動の
経営的視点への誘導
◆零細な加工事業者への商品開発
から販売までの取組を総合的に支援
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・グループへの経営的視点の導入(経営的視点
が乏しい)
・グループ活動のレベルアップ(製造技術、衛生
管理、流通販売等)
・講習会で学んだことの事業活動への反映
・グループへの効果的なフォローアップ
・漁業指導所を通じて、支援が必要と思われる浜加工グループ等の選定
を行った。
・支援対象グループへの聞き取りにより課題の抽出を行った。
・土佐佐賀くろしお工房が、干物加工業者に加工技術等に関する指導・助
言を受けた。(9月21日)
・産業振興センター担当者による、各グループへの現状調査を実施。
・講習会の実施(土佐ひめいち企業組合:1回、土佐佐賀くろしお工房:1
回、柏島加工グループ:1回)
○意欲のあるグループの確保
○人材育成につながる研修内容の充実
○関係機関のバックアップ体制の整備
○研修受講後のフォーローアップ
○関係機関等への説明会の実施(4月=2回、5月1回)
○講師との調整(4月4回、5月2回)
○県民への周知(パンフレット配布、課HP等)
○講演会+パネルディスカッションの開催(7.7)
○H22受講生向け第1回フォローアップ研修(7.8)
○現地調査+ワークショップ研修の開催(馬路村:7.27~28)
○H22受講生向け第2回フォローアップ研修(7.29)
○現地調査+ワークショップ研修の開催(とおわ:8.24~25)
○H22受講生向け第3回フォローアップ研修(8.26)
○現地調査+ワークショップ研修の開催(シュシュ:9.27~28)
○活性化計画作成研修(10/18~19)
○成果発表会(11/29)
○平成23年度研修生向け第1回フォローアップ研修(津野町:2/21)
○平成23年度研修生向け第2回フォローアップ研修(香南市:3/7・8)
○実績書の作成(3月)
・活動の頻度、熟度が比較的高い地域加工グルー
プに対して集中的な指導・助言を行い、経営的視
点を持ったモデル的なグループを育成する。
・漁法の転換により漁業収入が減少し、産地加工
による付加価値の向上で漁家所得を確保しようと
する取組が軌道に乗るよう、指導・助言を行う。
◆農林水産業従事者のリーダー研修
【農業】
県内各地域の食や環境などの地域資源を活か
した農村地域の活性化や本県の強みである農業
の振興などに、意欲的、挑戦的なグループ等の代
表者を対象に、研修の実施と、活性化計画等の作
成により、自ら主体的に企画立案し、自ら行動す
る人材を育成する。
〈農林水産業従事者のリーダー研修
【林業】〉
◆森林所有者の「森の工場」への理
解の促進
○提案型集約化施業を実践できる森林施
業プランナーの育成
間伐が必要な森林が大勢を占める現状で ・国のプランナー基礎研修への参加呼びかけ 23事業体
は、森林施業の集約化を一層推進し、利用間
伐の売上により森林所有者の負担軽減を実現 ・勉強会の開催 7/27
できる林業経営体・事業体を育成することが
必要。
〃 3/23
そのためには、事業体が年間の必要事業量
の算出や工程別コスト分析を行い、森林所有
者へ施業を提案する提案型の取り組みが求め
られている。
現在は、その役割を担える人材が不足して
いる。
経営方針を実現するための集約化、経営計画等
の計画づくり並びに作業道、木材生産及び森林施
業コスト分析など、低コスト林業の構築に必要な人
材養成のための研修に対して支援する。
◆世界のトップランナーと日本のトップ ・県内外への高知の環境保全型農業PR
・研修体制、受け入れ体制の整備
ランナーの友好園芸農業協定を活か ・学生および関係者の語学力の向上
した仕組みづくり
・環境制御や省エネ等の新技術の探索
・大規模農家や関連企業の新たなチャレンジの
掘り起こし
(1) 技術交流研修等の実施
・学生交流の実施
・環境保全型農業コンクールの開催
・オランダの最新技術研修、講演会等の実施
(2) ビジネス交流支援
・関連企業間との連携・商談会等の開催
・農産物等の輸出チャレンジ支援 ・国際園芸展示
会等への出展支援
◆課題とニーズに対応したアドバイ
ザーの派遣
産業振興計画に位置付けられた事業等を対象
に、各事業が抱える課題に対応した専門家や有識
者を産業振興アドバイザーとして派遣することに
よって、具体的な事業計画の検討、課題解決に対
応する。
さらに、全国的な人的ネットワークを有する各界
の著名人等を産業振興スーパーバイザーとして委
嘱し、高知県の魅力を首都圏に向けて情報発信
するとともに、県産品の販路拡大を目指す。
・オランダ王国大使館と今年度事業打ち合わせ(1回)
・営農指導員発表会(1回)
・環境保全型農業コンクールの開催(1回)
・農技センター研究員の留学研修(2回)
・ウェストラント訪問団視察研修の実施(一般、農大各1回)
・農大学生短期留学研修(1回)
・農大校長交流の打ち合わせのためLentiz校訪問(1回)
・オランダ交流シンポジウム(1回)
・Lentiz校副校長の農業大学校訪問と交流に関する覚書調印(1回)
・アドバイザー導入が事業のどの部分に位置づ ・スーパーバイザーの委嘱 5名
けられるかを明確にし、期待する効果を明確に ・アドバイザーの派遣 76件 224回(3月末時点予定)
することで、アドバイザーの導入を事業の推進に
役立てる。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・支援想定グループ:4グループ
・加工販売や経営状況の見直しにより、課題に対する改善意欲が
高まり、経営向上に向けた取組が進んだ。
「安満地満天クラブ」「柏島加工グループ」「土佐ひめいち企業組合」
「土佐佐賀くろしお工房」
・各グループの課題、問題点が明らかになった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術が一定レベルアップした。
・土佐ひめいち企業組合については、商談時の提案力が一定向上し、販路拡
大につながった。
・土佐佐賀くろしお工房については、加工技術の向上により、新たな商品開
発・販路拡大に向けての幅が広がった。
・柏島加工グループについては、現状の経営状況の見直しを行い、販売方法
の転換や新たな商品の開発によるコスト削減に向けての取組が進んだ。
目標(H23)
◆他の地区のモデルとなる起業グループを複数育
成
◆儲けを実感し、経営的視点を持った(少なくとも2
団体が転換)取組に着手
○研修日程の決定
・講演会パネルディスカッション=7.7 1回目現地=7.27~28 2回目現地=8.24~25
3回目現地=9.27~28 活性化計画作成=10.18,19 成果発表=11.29
○講演会・パネルディスカッションへの参加人数=130人
○研修への参加グループ=11グループ 参加者32人
○現地調査+ワークショップ研修への参加人数
馬路 :研修生30名(全体44名)
とおわ:研修生30名(全体46名)
シュシュ :研修生29名(全体41名) ・・・その他 フォローアップ研修参加者54名
○活性化計画作成研修=研修生22名(全体37名)
○成果発表会=研修生30名(全体約60名)
すべてのGPが活性化計画を作成するとともに、その計画をプレゼンすること
ができた。
○平成22年度研修生向けフォローアップ研修
・3回開催 延べ54名参加
○平成23年度研修生向けフォローアップ研修
・2回開催 延べ40名参加
○実績書の作成
【参考:H22年度】
◆農業・農村の活性化に向けた企画提案書29本
○関係機関への説明会等により、事業の推進方向や体制について
共有化ができた。
・受講決定 7事業体7人
・プランナー等が果たす役割について認識度が向上し、木材 各森林組合に、2名の森林施業プランナーを
増産に向けての意識が高揚してきた。
確保。
25組合×2名=50名のプランナー
・参加者 21事業体42人
【H23年度】
○現地研修の段階から農産加工品の試作品を持参し、アンケート
調査を行ったり、その結果等をもとに試作品の改善を行うGPがあ
り、GPの目標達成に向け積極的に行動する姿勢が見られる。
○研修により各グループの今後の活動計画が明確になった。
○活性化計画実現に向けたフォローアップ研修の実施について具
体的な提案が出来るに至った。
○研修後、加工品の販売促進のため、イベント(任意)に参加する
GPもでてくるなど、GPの目標に向け積極的に取り組もうとする姿勢
が見受けられる。
○研修により各グループの今後の計画が明確になった。その結
果、8GPでは次年度の地域APに何らかの形で位置づけれれる予
定となった。
○2年間での企画提案書は26本となった。うち地域APへの位置づ
けは合計17本となった。
25事業体42人
・営農指導員発表会でオランダ訪問団参加者2名を選考
・環境保全型農業コンクール8名の受賞者決定
・花き農家が国際展示会に出展
・駐日オランダ王国大使および大使館農務参事官来高
・ウェストラント訪問団視察研修25名がのべ18カ所で視察・交流
・農大学生訪問団11名が14カ所で視察・交流
・農技センター研究員が目的の技術、知識を習得して帰国
・農大学生がLentiz校および現地の農業関連企業、農家で研修を受け、新た
な知識を得るとともに、オランダ人学生と友好関係を構築
・来年度以降の学生交流について、協議の上覚書が交わされた。
・シンポジウム参加者(157名)
・オランダで研修を受けた研究員には、研修内容を含めたオランダ
農業に関する講演の依頼が集まり、当初の目的である技術の習得
に加え、情報の伝達者としての役割を担うようになっている。
シンポジウムによって、オランダとの交流をきっかけに、ビジネスの
拡大や農業生産規模拡大など、新たな試みに取り組んでいること
が示された。
<スーパーバイザー>
・各種メディア、ブログ等を通じて高知県産品の情報発信を実施。
・県産品(ゆず、トマト、赤牛等)のPRイベントを実施。
<スーパーバイザー>
・フランスゆず賞味会開催後、ゆず果汁約8トンを成約
・赤牛の取扱店舗の拡大
・定期取り扱い中の店舗:5店舗
・不定期取り扱い実績あり店舗:5店舗
<アドバイザー>
・販路開拓(商品に合った販売方法全般等、観光地の知名度向上、営業活動
等)及び、商品開発・改良(地域のイメージ向上や新商品につながる素材の発
掘、商品のデザインやパッケージ、市場ニーズの調査、ターゲット・コンセプト
の検討等)に関するアドバイスを実施。
・環境保全型農業の世界のトップランナーオランダ
王国ウェストラント市との友好園芸農業協定を生か
し、県内の農業者や関係者の環境保全型農業に
対する意識をさらに高め、全国のトップランナーの
地位を築くスピードを加速する
・学校間の交流に向けた関係づくり 1組
・技術交流研修参加者 10名/年
◆ビジネスに関する専門的な知識や技術を習得す
ることで、生産性の向上や販売促進などの効果が
あらわれる
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
◆ビジネス専門研修講座等の開催(I
CT活用研修等)
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・受講者の募集方法
・目標設定および効果測定の方法
・研修の中で作成した計画に関するフォローアッ
プ体制を整える(人材育成塾)
・「土佐経営塾」(地域起業家養成事業)18名が参加決定
・こうち地域産業振興人材育成塾10名が参加決定
(第1回6/1-2 第2回7/7-8 第3回9/12-13、第4回10/2
7-28、第5回12/1-2、第6回2/3)
・異業種交流&研修会 10/24開催85名参加
経営的視点を有する事業者の拡大
・永国寺にサテライト教室で授業を配信。
社会人教育の充実
・工科大学大学院起業家コースの公開講座などを開催
社会人教育の充実
県民向け、専門職等への再教育を目的とした講座を実施した。
特徴ある地域資源を活用した産業づくりを各地域
地域において内部誘発していくため、各地域にい
おいて新たな付加価値を生み出す技術(知識)と産
地から市場まで結び付けることのできる経営力(マ
ネジメント能力)を持った人材を育成し、地域での
産業づくりに結び付ける。
◆大学院起業家コースによる人材育
成
高知工科大学大学院の起業家コースにおける経
営者の育成
◆公開講座・リカレント教育の実施
<工科大>
県民向けの公開講座の実施
◆公開講座・リカレント教育の実施
・公開講座「新しい視点から日本を見つめる」
・公開講座「認知症とその理解」 健康長寿体験セミナー
・看護学相談室2011(公開講座、研修等)
・高校生のための公開講座(社会福祉学部)
・家族看護学リカレント教育(7/8)
・看護学部公開講座(呼吸器・循環器フィジカルアセスメント)(7/16)
・親子でスリム教室フォローアップ(7/24)
・小児看護学リカレント(8/2)
・高知学(短期大学との連携講座)(9/18-9/24)
・慢性期看護学領域リカレント(9/29)
・10-12月は看護、健康長寿関係など16講座を実施
・1-3月は看護・健康長寿関係の10講座を実施(382名参加)
<県立大>
県民向けの公開講座の実施
★人材育成研修事業
企業が行う人材育成のための研修事業を支援
する
・県内企業等に対して事業を広くPRすること
で、事業の利用促進を図る必要がある
・当該事業が、県内企業等が人材育成(能力
開発)に取り組むための契機となるよう、研
修内容等を工夫する必要がある
・人材育成研修事業実施委託料予算額 3,875千円
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
◆地域活性化につながる人材の輩出(100人/
年)
◆将来、地域産業の振興をコーディネートできる人
材の輩出(15人/年)
◆中山間地域での起業家の育成
・「土佐経営塾」(地域起業家養成事業)18名が修了
・地域のポータルサイト立ち上げ準備中、経営者化(経営委譲を受ける)等
・こうち地域産業振興人材育成塾9名が修了
・修了式において、商店街の活性化(4名)、新商品開発(5名)などの
産業振興策を発表
・異業種交流&研修会
・グループワークで出されたアイデアの具体化に向けて有志で活動中
(2件:収穫体験ツアー、未利用魚を活用した商品開発)
・平成23年度の起業家コースの学生は42名(うち県内10名)
【参考 22年度】
・起業家コースの学生は41名(うち県内8名)
【平成23年度】
・平成23年度の起業家コースの学生は42名(うち県内10名)
(起業家コース秋季修士修了者3名 博士後期課程修了者1名)
12月までに起業家コース公開講座を10回開催。
この他に、公開講座として地域活性化システム論や、心に響く音楽の調べ、農
業の6次産業化に向けた市民講座等を開催
2/17キャリア教育シンポジウムを開催し、学内外から100名参加
社会人教育の充実
【参考 22年度】
・公開講座「心に響く音楽の調べ」 一般250名参加
・地域活性化システム論Ⅰ 延べ130名参加
・地域活性化システム論Ⅱ 延べ47名参加
・公開講座「宇宙が教えてくれること」 491名参加
・公開シンポジウム「農業に見る新しい地域経営の姿」 92名参加
経営的視点を有する事業経営者の育成
【平成23年度】
・公開講座「心に響く音楽の調べ」 一般355名参加
・地域活性化システム論 一般延べ274名参加(12月まで)
・起業家コース公開講座 一般延べ19人参加(12月まで)
・農業の6次産業化に向けた市民向け講座 参加者60名
・公開講座「認知症とその理解」 健康長寿体験セミナー(参加者68名)
・看護相談室2011
(看護学相談室老人看護第1回(参加者18名))
(新任保健師研修会(地区相談)(参加者24名))
・高校生のための公開講座(社会福祉学部)
・家族看護学リカレント教育(7/8 10名)
・看護学部公開講座(呼吸器・循環器フィジカルアセスメント)(7/16 40名)
・親子でスリム教室フォローアップ (7/24 73名)
・小児看護学リカレント (8/2 14名)
・高知学(短期大学との連携講座)(9/18-9/24)
・慢性期看護学領域リカレント (9/29 20名)
・10-12月は看護、健康長寿関係の16講座を実施(604名参加)
・1-3月は看護・健康長寿関係の10講座を実施(382名参加)
・「公開講座」ではなく通常の授業を県民に開放することにより、県
民の学ぶ意欲に答える
社会人教育の充実
①集合研修の開催状況
開催回数(延べ) 8回 受講者数(延べ) 229人
受講後のアンケート調査結果
研修受講による変化(気づき)があったとする率
(集合型研修:受講者88.9%・受講者の上司 72.2%
(派遣型研修:受講者82.7%・研修担当者90.9%
※その他自由意見として
・モチベーショ ン向上につながった
・目標を定めて行動するようになった 等
研修参加事業所からの意見
・研修予算を確保する ・自社で研修会を開催したい 等
受託業者からの意見
・講師派遣先企業のうち8社から、個別に研修の提案依頼が
あり、うち2社について研修を実施した。
研修受講者数
H22:360人
↓
H23:500人
②講師派遣型研修の開催状況
派遣回数 13回 受講者数 266 人
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・各種技術研修の開催(3/15現在)
22コース 81日間
・食品加工特別技術支援員の委嘱
・機械金属加工特別技術支援員の委嘱
・技術指導アドバイザー登録8名(3/15現在)
◆◎機械・金属、紙産業、食品加工企
業等に対する技術人材の育成
◆工業技術センター等との連携によ
る技術研修
○人材育成事業(工業技術センター)
機械・金属、紙産業、食品加工企業等に対する技
術人材の育成(専門技術研修等の実施、食品加
工特別技術支援員及び機械金属加工特別技術支
援員の配置、技術指導アドバイザーの派遣)
◆◎機械・金属、紙産業、食品加工企
業等に対する技術人材の育成
◆工業技術センター等との連携によ
る技術研修
○人材育成事業(紙産業技術セン
ター)
◆企業ニーズに即応するアドバイザーの選定
◆マッチング先の選定
◆設備導入に関する書類作成
◆分科会活動の検討
不織布分野の新たな試験製造装置の導入、機能
紙技術向上のための試験装置の導入により、伸
びる産業分野の新たな技術に対応できる人材を
育成
◆巡回企業数:のべ337社
◆アンケート調査数:76社
◆かみわざひとづくり事業総会開催:1回
◆庁内アンケート調査数:59機関
◆アドバイザー巡回企業数:1社
◆新規導入設備説明会:1回
◆医療衛生分科会:2回
◆食品包材分科会:1回
◆環境エコ分科会:1回
◆食品包材及び環境エコ合同講演会:1回
◆かみわざひとづくり事業講演会:1回
【企業支援】
・訓練を実施する事業者団体は中小零細企業に ・事業主団体等による職業訓練に対する補助金
よって組織されているため、体制や資金面での 予算額 12,225千円
制約があり、質・量的に訓練が十分行われない
おそれがある
・高知高等技術学校による在職者訓練実施に係る予算額
・事業主においても、厳しい経営環境等により、 1,226千円
従業員を長期間の訓練に参加させることが難し
【認定職業訓練】
利用者拡大のための事業主団体への助成の充 い状況にある
実
・高等技術学校学校と事業主団体とが連携し
て、参加者の拡大など在職者訓練の充実を図る
【在職者訓練(高等技術学校)】
高等技術学校を活用した計画的な在職者訓練 必要がある
の実施
◆在職者訓練の充実
◆食品加工施設の生産管理高度化
の支援
・生産管理の高度化に対する意識高揚
・生産管理高度化研修
①消費地から見た生産管理と自主衛生管理マニュアルの作成方法
5/24(高知市)、5/25(四万十市)、5/26(安芸市)
②食品表示と関連法 8/4(高知市)、 8/5(安芸市)
③微生物(基礎編) 8/25(高知市)、 8/26(四万十市)
④防虫防そ(基礎編) 9/12(四万十市)
⑤有害生物(講義・演習) 9/13(高知市)
⑥微生物(応用編) 10/11(高知市)、10/12(四万十市)
⑦洗浄殺菌と化学物質 10/25(四万十市)、10/26(高知市)
⑧食品表示と関連法 11/7(四万十市)、11/8(高知市)
⑨HACCP 11/11~13(高知市)
⑩異物混入と化学物質 11/21(四万十市)、11/22(高知市)
⑪食品表示と関連法 2/20(安芸市)、2/21(高知市)
経営的視点を有する事業者の拡大
・永国寺にサテライト教室で授業を配信。
・外商を行うにあたって、消費地から求められる食
品加工施設の生産管理の高度化対応への支援を
行うため、専門家の派遣や研修等を行う
◆大学院起業家コースによる人材育
成【再掲】
高知工科大学大学院の起業家コースにおける経
営者の育成
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・各種技術研修の開催(3/15現在)
542名参加
・食品加工特別技術支援員による技術支援等
54社・団体、133件(2月末現在)
・食品加工特別技術支援員による新商品開発、商品改良のための試作196件
(2月末現在)
・機械金属加工特別技術支援員による技術支援等
31社、43件(2月末現在)
・技術指導アドバイザー技術指導18回(3/15現在)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
食品加工特別技術支援員の支援で商品化につながったもの10件
目標(H23)
◆技術研修受講者数
H20:9コース 75人(年間)
→H21~H23:14コース 400人(年間)
【参考:平成22年度】
食品加工特別技術支援員の支援でH22に商品化につながったもの
◆技術、技能の向上や資格取得率アップ
3件
◆アンケート回答数:33社
◆かみわざひとづくり事業総会出席者:43名
◆県庁内アンケート回答数:15機関
◆アドバイザーによる技術指導対象者:18名
◆新規導入設備説明会参加者:32名
◆医療衛生分科会参加者:のべ14名
◆食品包材分科会参加者:8名
◆環境エコ分科会参加者:6名
◆食品包材及び環境エコ合同講演会参加者:17名
◆かみわざひとづくり事業講演会:33名(予定)
◆県内企業との密着度がアップした。
◆県内企業の技術的スキルがアップした。
技術、技能の向上や資格取得率の向上
在職者訓練(認定訓練)
・専門課程 1コース 受講者 9人 修了者 8人
・短期課程 7コース 受講者 110人 修了者 97人
・高知高等技術学校による在職者訓練の受講者関係
企業ニーズに合った訓練を実施することにより、訓練受講
者が増加した。(51人→83人)
○技能検定受検者 10人 (うち合格者5人)
○溶接技能者資格試験受験者 15人 (うち合格者10人)
技能検定受検者数
H20:885人(年間)
↓
H23:950人(年間)
在職者訓練(高等技術学校)
・短期課程 9コース 受講者 83人 修了者 83人
・表示の適正化:4~2月延べ418件
・生産管理高度化研修
①5/24(高知市:58名)、5/25(四万十市:33名)、5/26(安芸市:12名)
②8/4(高知市:33名)、8/5(安芸市:12名)
③8/24(高知市:34名)、8/25(四万十市:18名)
④9/12(四万十市:13名)
⑤9/13(高知市:35名)
⑥10/11(高知市:34名)、10/12(四万十市:14名)
⑦10/25(四万十市:14名)、10/26(高知市:52)
⑧11/7(四万十市:19名)、11/8(高知市:51名)
⑨11/11~13(高知市:19名)
⑩11/21(四万十市:10名)、11/22(高知市:51名)
⑪2/20(安芸市:18名)、2/21(高知市:50名)
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・平成23年度の起業家コースの学生は42名(うち県内10名)
【参考 22年度】
・起業家コースの学生は41名(うち県内8名)
【平成23年度】
・平成23年度の起業家コースの学生は42名(うち県内10名)
(起業家コース秋季修士修了者3名 博士後期課程修了者1名)
【参考:22年度】
・食品衛生及び表示に関する意識の向上
・食品衛生に関する意識の向上及び加工プロセスの改善
・食品表示の適正化:266件
・生産管理高度化への理解の高まり
アンケート回収率・・・78%
うち、よく理解できた・・・45%
まあまあ理解できた・・・49%
経営的視点を有する事業経営者の育成
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
【産学官連携】
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・永国寺キャンパス整備にあわせた各大学の改 ・新社会科学系学部構想について、県内20校の高校進路指導教員等
革等の検討
や、県内の8つの経済関係団体に対してヒアリングを実施し、意見を聞い
た。
・文化学部の拡充などについて、県内9校の高校進路指導教員等にヒア
リングを実施し意見を聞いた。
・永国寺キャンパス整備等検討チーム会を15回開催し、永国寺キャンパ
スに関する基本方針等について検討した。
・永国寺キャンパス周辺環境調査、測量等を実施した。
・永国寺キャンパス整備基本計画の検討を行った。
・永国寺キャンパス整備等検討チームで、社会科
・基本方針案、基本計画案について、それぞれ近隣住民への説明会を開
学系学部や社会人教育の在り方などを協議
催した。
◆経済学の専門家も交えた学部構想
案の検討
◆社会貢献をする「知の拠点」に向け
ての永国寺キャンパスの活用(社会
人向け経済・経営講座の充実)
◆産学官共同による産業人材育成プ
ログラムの作成と実施
・産学官が連携して育成する人材イメージの共
有
・産学官での役割分担
・実効性の担保
・産業人材育成プログラムの実施方針の決定。(12月産学官連携会議)
・産業人材育成プログラムの募集活動、オープニングセミナーの開催、事
前面談の実施について方針決定(3月産学官連携会議にて合意)
◆他地域と差別化
◆民間ビジネスとしての仕組みの構築
◆新たなインターンシップ受入地域の開拓
・移住コンシェルジュ3名の配置やデータベースの構築による移住相談窓
口の確立
・移住相談会等への出展(20回程度)
・高知県移住促進事業補助金の執行
・移住ビジネスの検討
・インターンシップコーディネーターの体制強化 4人→5人
産(産業界)の技術、学(高等教育機関)の知恵、
官(行政)の資金とネットワークをつなぎ合わせた
「産業人材育成プログラム」を策定することで、地
域産業の中核となる人材の育成を加速化し、本県
の産業振興につなげる。
2 人材を外から持ってくる・人材を引き留め
る (1) 産業の担い手の確保に向けた仕組
みづくり
◆都市部での移住・新規就業希望者
相談会等の実施
人口減少、少子・高齢化による地域や産業の担い
手不足に対応するため、本県の豊かな自然や温
暖な気候、新鮮な食材等を活かし、県外からの移
住やUJIIターンを促進する。
◆都市部での移住・新規就業希望者
相談会等の実施【農業】
本県の新規就農者を育成・確保するために、U
ターン及びIターン就農希望者を対象に、首都圏
(都内)と近畿圏(大阪市)で園芸農業に関する技
術研修と県内でのスクーリングを実施する。
○県内外での就農希望者情報の確保
○関係機関等への説明会の実施(4月1回、6月2回)
○事業実施主体との情報共有及び協議(4月1回、5月1回、6月1回)
○県内市町村、農業大学校研修課等、就農希望 ○チラシの作成及びHP等での県民等への周知(5,27~)
者の受け入れ体制の整備
○新農業人フェア(東京)でのPR(6.11)
○新農業人フェア(大阪)でのPR(7.1)
○インターネットリスティング広告によるPR(6~8月)
○こうちアグリスクール(大阪会場)の開催(7.23~10.29=10回)
○こうちアグリスクール(東京会場)の開催(9.3~11.26=10回)
○窪川アグリ体験塾でのスクーリング研修(大阪・東京受講生)の実施
○東京・大阪での新農業人フェア2011で「こうちアグリスクール」H24年度
のPR(1.21・2.18)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・高知工科大学の新社会科学系学部の構想や、高知県立大学の文化学部拡
充検討案などを含んだ、永国寺キャンパスに関する基本方針をとりまとめた。
・永国寺キャンパス整備に関連する予算が承認された。
(周辺環境調査、測量等:9月議会、 整備基本計画策定:12月議会、設計・
地質調査等(24年度予算):2月議会)
・永国寺キャンパス周辺環境調査、測量等を実施し、報告書をとりまとめた。
・永国寺キャンパス整備基本計画を取りまとめた
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
【参考:22年度】
・複数の経済の専門家から意見を聞き、新たな社会科学系学部構
想の策定に反映した。
・永国寺キャンパス整備等検討チーム会を7月に立ち上げ、計5回
開催して検討をすすめた。
【平成23年度】
・基本方針案をチーム会で検討し、6月、9月、12月議会に報告し、
2月議会には基本方針として報告した。
・永国寺キャンパス周辺環境調査、測量等を行い報告書をとりまと
めた。
・永国寺キャンパス整備基本計画案を2月議会に報告し、永国寺
キャンパス整備基本計画をとりまとめた。
◆産学官連携による共通プログラムに基づく研修
講座の開設
◆ビジネスの基礎を修得した人材の育成
・平成24年度から、人材育成プログラムの一環として、「産業人材育成研修事
業」を実施することを決定
→移住相談件数の増加(H21:336件、H22:442件、H23:455件)
※H23は2月21日現在
→お試し滞在施設の整備(室戸市、四万十町で新たに整備)
→移住ビジネスの実施
→県下全域でのインターンシップの実施
○市町村及びJA広報誌への研修生募集の掲載(市町村、JA)
○募集用チラシの作成4,000部及び配布
○こうちアグリスクール(大阪会場)研修生の確保=13名
○こうちアグリスクール(東京会場)研修生の確保=18名
○こうちアグリスクール(東京会場)研修生1名1月から長期研修受講予定
○窪川アグリ体験塾スクーリング受講生の確保(大阪・東京)=7名(H24.月~
8月にかけ5名受講予定)
○大阪会場
・農大研修課の長期研修に参加=3名(見込み)
・近い将来高知県に就農 =3名(見込み)
○東京会場
・農大研修課の長期研修に参加=3名(見込み)
・近い将来高知県に就農 =4名(見込み)
《大阪・東京会場 合計 13名が近い将来高知県に就農(見込み)受講生によ
る就農予定割合=42%》
目標(H23)
・移住者の増加(H21:7組19人、H22:22組34人、H23:36組78人)※ ・移住相談件数、移住実績ともH22年度を上回るこ
H23年度は2月21日現在
と
・14市町村、36プログラムで109人(予定)がインターンシップ参加
・移住促進に取り組む民間団体の立ち上げ
・県下全域でのインターンシップ実施と100人以上
の参加
○関係機関等への説明会及び事業実施主体との打ち合わせ等に 新規就農者数170人
より、研修の推進方向や体制について共有化ができた。
○大阪会場の受講者の中には、実家の農業を継ぐ意思のある者,
大阪・東京会場研修生の中で窪川アグリ体験塾で長期研修を希望
する意欲のある者が出てきている。
○農大研修課の長期研修を含め13名が近い将来高知県への就農
を予定しており、目的をほぼ達成できている。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
◆移住・UIJターン、就業相談の機
能、体制の強化
主な課題
◆他地域と差別化
◆民間ビジネスとしての仕組みの構築
◆新たなインターンシップ受入地域の開拓
・移住コンシェルジュ3名の配置やデータベースの構築による移住相談窓
口の確立
・移住相談会等への出展(20回程度)
・高知県移住促進事業補助金の執行
・移住ビジネスの検討
・インターンシップコーディネーターの体制強化 4人→5人
・林業事業体の経営状況が脆弱であるため
に、計画的な新規雇用が出来ない。
・新規就業者職業紹介アドバイザーによる林業事業体訪問(県下143事業
体)
・高等学校への林業PR用冊子を作成し、高等学校(15校)を訪問
・高校生への林業技術研修及び林業体験の実施:4回
・UIJターン就職相談会への参加(6回)
・労確センターへの相談件数(112件)(2月末)
・林業就職相談会・林業体験研修のパンフ作成(1700部)
・労確センターへの相談件数(84件)(1月末)
・林業就業相談会の開催(2回)
・林業体験教室の開催(1回)
・新規就業時のハードル(漁労技術、初期投資、
漁村環境)の高さ
・一部の地域を除き、市町村、漁協の受け入れ
体制が不十分
・国の新規漁業就業対策事業の事業実施のた
め、関係機関と調整を図り、事業実施主体を決
めることが必要
・緊急雇用の活用により漁業就業アドバイザー1名を県漁協清水統括支所
に新たに配置し、ふるさと雇用による漁業就業アドバイザーと合わせて2
名体制による担い手確保の推進体制が整備された。
・アドバイザーが県内外の就業フェアに参加し、漁業就業への勧誘活動を
実施(参加フェア数10件、面談者数40名)。
人口減少、少子・高齢化による地域や産業の担い
手不足に対応するため、本県の豊かな自然や温
暖な気候、新鮮な食材等を活かし、県外からの移
住やUJIIターンを促進する。
〈移住・UIJターン、就業相談の機能、
体制の強化【林業】〉
◆就業希望者向けの林業体験の実
施
◆就業希望者へのPR方法の改善
林業労働力の確保の推進を図るため、雇用情報
の収集と情報提供を実施するとともに、林業につ
いての就職説明会や林業体験研修、高校へのPR
等を行い、3年後の目標である林業の担い手1,5
60名の確保に繋げる。
〈移住・UIJターン、就業相談の機能、
体制の強化【水産業】〉
◆漁業の担い手の確保
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・漁業就業者の減少、高齢化に対応するため幅広
い世代から漁業の担い手を確保。
・漁業就業希望者に対して技術習得に関する支
援、中古船購入に関する支援を実施。
・担い手を確保するための勧誘活動を実施
◆本県出身の県外大学生等への県
内企業の情報の提供
・県内企業の周知と就職の促進
大学、企業と連携強化をするため、大学生にお
けるインターンシップの促進や、民間が実施する
ガイダンス等への県の直接参加など新たな情報
発信のしくみづくりを行う
・インターンシップマッチングセミナー開催(5/14)
・インターンシップキックオフセミナー開催(6/18)
・県外大学保護者会で高知の就職に関する情報を提供(5/21、6/2、6/26,
7/17,7/24,,9/3、11/26,12/3)
・高知県ジュニアインターンシッププロジェクト事業「まなともネット」の大学
生等への活用拡大
・「帰ろう 変えろう 高知県」ロゴ完成、周知
記者室情報提供、
就職面接会など、大学生の求人のある企業で活用PR
労働局、ジョブカフェ高知、県担い手担当課で活用
機会を通じて、求人関係チラシ等に掲載するなど、就職支援会社でも活
用する予定
・大学等新卒・既卒者就職面接会の開催(労働局等と共催)
・私立高校訪問 (7校 :企業見学バス等事業に関する協議)
・インターンシップステップアップセミナ(10.8)
・県外大学生へ高知で働く魅力の情報発信と就職情報をDM(ダイレクト
メール)にて送付 3,461件
・大学生のUターン就職セミナー参加 大阪2回、東京2回
・企業ガイドブックUターン就職PRの広告掲載 2誌
・大学内Uターン就職セミナーへの参加 12校(県外事務所対応含む)
◆移住・UIJターン、就業相談の機
能、体制の強化【商工業】
・U・Iターン人材情報システムへの新規求職者及 ・基金を活用した「U・Iターン求人企業開拓員」の配置(4/1~3/31)
び求人企業の登録促進
・U・Iターン就職相談会 (7/23 大阪)
・U・Iターン就職相談会(8/12 高知市内)
・U・Iターン就職相談会(9/10 東京)
・マッチング強化
・U・Iターン就職相談会 (10/29 名古屋)
・U・Iターン就職相談会(10/30 大阪)
・県外事務所の活用
・U・Iターン就職相談会(11/12 東京)
【項目】専門的なスキルを持った中核人材の確保
・高校3年生向け情報サイト周知グッズ配付 7,059件
【事業概要】県外在住の既卒者を対象としたU・I
ターン人材情報システムを活用した無料職業紹介
の機能を強化するため、県外事務所や関係機関と
連携して、無料職業紹介、相談会の実施、登録企
業・人材の拡充を図る。
◯「高知しごとネット」
専用ポータルサイトを設置して関係機
関とのリンク強化等、情報の円滑な提
供により求人求職情報の利便性の向
上を図る
県内就職の促進のため、求人情報等を提供する
行政機関や民間職業紹介所等の情報を一元的に
・アクセス件数維持には定期的な広報が必要
・リピーターを増やすには新着情報の充実が必
要
・新着情報に、「UIターン就職相談会」など51件を新規掲載
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
→移住相談件数の増加(H21:336件、H22:442件、H23:455件)
※H23は2月21日現在
→お試し滞在施設の整備(室戸市、四万十町で新たに整備)
→移住ビジネスの実施
→県下全域でのインターンシップの実施
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
・移住者の増加(H21:7組19人、H22:22組34人、H23:36組78人)※ ・移住相談件数、移住実績ともH22年度を上回るこ
H23年度は2月21日現在
と
・14市町村、36プログラムで109人(予定)がインターンシップ参加
・移住促進に取り組む民間団体の立ち上げ
・県下全域でのインターンシップ実施と100人以上
の参加
・アドバイザーによる求人状況把握
・各高等学校への林業職場のPRが図られた。
・高校生対象の研修で車両系研修13名、可搬式林業機械研修12名、林業体
験13名の参加者を得られた。
・UIターン就職相談会参加者(22名)
・労確センターからの斡旋による雇用人数(14人)
・林業就業相談会参加者(65名)
・林業体験教室参加者(30名)
・平成23年3月末林業担い手数1,645人
(前年度より34人増)
・就業希望者と林業事業体それぞれの要望に応じた、就業相談や
情報提供ができつつある。
・労確センターへの就業相談件数が増えてきており、相談窓口とし
ての利用度が上がってきている。
(相談件数H20:57件、H21:64件、H22:95件、H23:112件(2月
末))
・就業相談会を通じて5名の方が就業に繋がった。(3月21現在)
・漁船リース事業を5件実施。
・2月末現在の就業相談者数は40名(県への相談20名、アドバイザーへの相
談20名)。
・3月現在、2名が長期研修の実施に向けて受入先を調整中。
・土佐清水市で1名が短期研修を実施。
・10月から、黒潮町で1名が雇用型長期研修(国事業)を開始。
・4月から、室戸市で1名が長期研修を開始することが決定。
・H23年度の長期研修者数は13名、3月末現在で7名が研修を修了 ◆幅広い世代から就業者を確保
(後継者確保から担い手の確保へ)
し、全員が漁業に就業
◆年間22名程度(H15~H18平均)の新規就業者
・年間22名程度の新規就業者を確保するとした目標が達成された。 を確保
表1 新規漁業参入者の推移
年
15 16 17
新規漁業
19 23 22
参入者数
◆効率的な林業生産活動を行うことが出来る
優れた担い手が育成されている
◆年間を通じた安定的な仕事量の確保に取り
組んでいる
◆担い手 1,560人
単位:人
18
19
20
21
22
23
25
41
28
34
39
76
資料:漁業指導所調査
・インターンシップマッチングセミナー 参加者 320人、企業29社
・高知県ジュニアインターンシッププロジェクト事業「まなともネット」 大学生受
け入れ協力企業:40社
・「帰ろう 変えろう 高知県」ロゴ活用
ジョブカフェ高知冊掲載子 印刷 5,000部 毎号
U・Iターン就職面接会チラシ・新聞広告等掲載 毎回
全国紙 「田舎暮らし」掲載
大学生向けインターンシップチラシ 掲載
高知県警 採用広報紙 掲載予定
・大学等新卒・既卒者就職面接会の開催(労働局等と共催)
参加企業数 32社、参加者数 113名
・インターンシップステップアップセミナー (10.8) 学生110名、企業17社
・県外大学保護者会で高知の就職に関する情報を提供
(3大学に提供、6大学の保護者会に参加 保護者174名参加(12月5日現
在)
・大学生Uターン就職セミナー
(東京2回) 企業21社 県内出身参加者 60名
(大阪2回) 企業23社 県内出身参加者172名
・大学内Uターン就職セミナー 12校 参加者 42名
・新規大卒等の県内就職支援として就職相談会や
・学生がマッチングセミナーに参加することによって、多くの県内企 保護者会等での情報提供 15件(大学ほか)
業の担当者と話をすることができ、企業の理解が深まった。
・学生がキックオフセミナーに参加し、講演を聞き、学生同士でグ
ループディスカッションすることによって、挫折しても乗り越えるこ
と、挑戦することの大切さを認識し、インターンシップへのモチベー
ションを高めた。
・広報媒体等にロゴを使用することによって、官民挙げてUターン就
職を推進していく機運が高まった。
・Uターン就職セミナー、保護者会において高知の就職情報を提供
することにより、参加者にUターン就職への意識付けが出来た。
○実績(2月末)
・新規登録企業数:56社(うち開拓員訪問企業49社)
(H22年度:2月末 55社(うち開拓員訪問企業48社)
・新規登録求職者数:243人(H22 年度:2月末 164名)
・U・Iターン就職者数
・産業界、行政、教育界の連携の強化により企業
15人うち3人は職業紹介(2月末現在)
が求める人材供給が進展
(15人うち4人は職業紹介 H22年2月末)
・就職者数は前年並みの実績となる見込だが、新規登録求職者数
が前年度比135%となる見込で、システムの周知が一定進んでい
ると思われる。
産業界、行政、教育界の連携の強化により企業が
・1日あたりの平均アクセス件数が、4月は「68件/日」、5月は「71件/日」、6 ・年間推計アクセス件数:25,713件
月は「67件/日」、7月は「70件/日」、8月は「85件/日」、9月は「74件/日」、 「第1四半期:6,514件」「第2四半期:7,011件」「第3四半期:
求める人材供給が進展
10月は「75件/日」、11月は「62件/日」、12月は「54件/日」、1月は「67件 5,871件」「第4四半期:6,317件(推計)」
/日」、2月は「72件/日」だった。
・求職者等に情報提供を行い、県内就職促進に寄与したものと考え
・4月1日から2月29日までの335日間のアクセス総数は「23,543件」で、1 る。
日平均のアクセス件数は「70件/日」になる。これは年間目標値の1日平均ア
クセス件数「90件」の78%にあたる。
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
集約したホームページ「高知しごとネット」を開設
し、できるだけ多くの求職者に閲覧してもらう。同
ネットは、職業紹介所等(仕事さがし)のページ、就
職相談機関等(就職相談)のページ、専修学校等
(資格等取得)のページ、新着情報(就職面接会
等)のページで構成
主な課題
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
主な課題
○研修生が、円滑に実践研修に取り組めるよう
に、研修生受入の受け皿となる指導農業士の認
定推進や、研修生と市町村等とのマッチングな
ど、新規就農者の受入体制を強化するとともに、
市町村での実践研修や遊休ハウスの活用等に対 地域で新規就農者を受け入れる仕組みづくりへ
の対応
する支援
○新規就農するうえで必要となる農業技術や経営
管理能力を身につけさせるため、就農希望者に対 ○就農にあたっては農地、住宅、資金、技術等
の確保と、地域とのコミュニケーションづくりが課
する就農前の実践研修の場を拡充する。
○新規就農者の確保・育成を図るため、県農業公 題となる。農家等での実践研修を通じてこれらの
社による遊休ハウス等の情報収集・提供や関係 課題を解消することができるが、就農希望者の
部署による初期投資軽減策の有効活用を行う。 ニーズに対応するためには、各関係機関の連携
による農地、遊休ハウス、住宅等の情報収集・提
供が望まれる。
◆ICTを活用した移住・就業関連情報
の一元化、情報共有
〈新規就業者の就業段階の資金、人
的な支援の充実【農業】〉
◆◎市町村での実践研修や遊休ハウ
スの活用等に対する支援
○研修生が、円滑に実践研修に取り組めるよう
に、研修生受入の受け皿となる指導農業士の認
定推進や、研修生と市町村等とのマッチングな
ど、新規就農者の受入体制を強化するとともに、
地域で新規就農者を受け入れる仕組みづくりへ
の対応
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
○市町村等に対する新規就農研修支援事業の導入推進説明会4回
○農業会議による就農相談活動の強化
就農情報のホームページ掲載
○県農業公社による農地、空きハウス等の情報提供
○県外就農相談会での就農相談対応と県内就農のPR
(東京3回、大阪2回、広島1回)
○地域担い手協への指導農業士の推薦依頼
○市町村等に対する新規就農研修支援事業の導入推進説明会4回
○農業会議による就農相談活動の強化
就農情報のホームページ掲載
○県農業公社による農地、空きハウス等の情報提供
○就農にあたっては農地、住宅、資金、技術等 ○県外就農相談会での就農相談対応と県内就農のPR
の確保と、地域とのコミュニケーションづくりが課 (東京3回、大阪2回、広島1回)
題となる。農家等での実践研修を通じてこれらの
○新規就農するうえで必要となる農業技術や経営 課題を解消することができるが、就農希望者の ○地域担い手協への指導農業士の推薦依頼
管理能力を身につけさせるため、就農希望者に対 ニーズに対応するためには、各関係機関の連携
による農地、遊休ハウス、住宅等の情報収集・提
する就農前の実践研修の場を拡充する。
供が望まれる。
○新規就農者の確保・育成を図るため、県農業公
社による遊休ハウス等の情報収集・提供や関係
部署による初期投資軽減策の有効活用を行う。
〈新規就業者の就業段階の資金、人
的な支援の充実【農業】〉
◆異業種からの農業参入支援
◎異業種からの農業参入企業等への
初期投資軽減支援
○農業参入支援に向けた、各関係機関との各種 ○県農業公社による、農地や空きハウスの情報提供(H21~)
制度や参入希望企業等との相談内容及び進捗
状況等の情報共有
○相談への対応
○円滑な農業参入に向けた、農地や施設、資
○建設業者を対象とした「建設業新分野進出支援説明会・新分野進出セ
金、労働力、技術、販路等の確保に加えて地元 ミナー」の開催(商工労働部主催)
○新規就農の一形態として、異業種からの農業参 調整が課題
入の必要性や現状・課題等について、研修会等を
○異業種の農業参入説明会の開催(県農業会議主催)
通じて市町村等関係者に認識を深めさせるととも
に、各種制度や相談内容等の情報共有に取り組
む。
○関係部局と連携した説明会や個別対応を通じ
て、農業参入希望企業等に地域農業の概要や各
種制度を周知し、意向や要望に応じて地元関係機
関と連携して対応する。
〈新規就業者の就業段階の資金、人
的な支援の充実【林業】〉
◆地域の特用林産物の生産活動の
支援とPR
◆就業者の高齢化や後継者不足
◆消費者ニーズを捉えた特用林産物の生産拡
大
◆積極的な販売戦略
○ 特用林産生産振興に向けた普及支援活動の実施
○ 特用林産物の生産活動への支援
・シキミ・サカキの生産研修(11/28)参加者28名
・シキミ・サカキの生産・販売の拡大講演会(1/25)参加者74名
○ OJT研修について実施市町村との打合せ
○ 3市町(室戸市、東洋町、安芸市)への研修生支援
地域に適した特用林産物の生産を促進するため、
生産体制の整備、組織化の推進、生産物のPR、
情報発信の強化等の支援を行う
特用林産業新規就業者の確保・定着のために、各
市町村における新規就業希望者に対する実践的
研修を行う
〈新規就業者の就業段階の資金、人
的な支援の充実【水産業】〉
◆漁業の担い手の確保
・漁業就業者の減少、高齢化に対応するため幅広
い世代から漁業の担い手を確保。
・漁業就業希望者に対して技術習得に関する支
援、中古船購入に関する支援を実施。
・担い手を確保するための勧誘活動を実施
・新規就業時のハードル(漁労技術、初期投資、
漁村環境)の高さ
・一部の地域を除き、市町村、漁協の受け入れ
体制が不十分
・国の新規漁業就業対策事業の事業実施のた
め、関係機関と調整を図り、事業実施主体を決
めることが必要
・緊急雇用の活用により漁業就業アドバイザー1名を県漁協清水統括支所
に新たに配置し、ふるさと雇用による漁業就業アドバイザーと合わせて2
名体制による担い手確保の推進体制が整備された。
・アドバイザーが県内外の就業フェアに参加し、漁業就業への勧誘活動を
実施(参加フェア数10件、面談者数40名)。
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
○市町村が行う実践研修
実践研修生23市町村、70名(研修中止3名を除く。)
○新・農業人フェア(東京、大阪)での就農相談
相談者数 46名
○県農業公社による情報提供
農地情報485件・空きハウス15件(累計)
○指導農業士の認定者数:7名(計24市町村、49名)
○市町村が行う実践研修
実践研修生23市町村、70名(研修中止3名を除く。)
○新・農業人フェア(東京、大阪)での就農相談
相談者数 46名
○県農業公社による情報提供
農地情報485件・空きハウス15件(累計)
○指導農業士の認定者数:7名(計24市町村、49名)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
新規就農者年間確保目標:170名
【23年度】
・新規就農者数234人
・農の雇用:1次募集27人⇒13法人等で19人採択、2次募集10人→
7法人等で8人採択、H23年度4次補正:7法人等で9人応募。
・ハローワークと連携した就農相談会において、4名の就業につな
がった。
・市町村における新規就農研修支援事業の取り組み強化
実施市町村23(見込み) (H22年度23市町村)
実践研修生70名(見込み) (H22年度50名)
・指導農業士の認定
これまで指導農業士が不在であった市町村でも認定推薦があり、
新規就農者を育成する体制が充実しつつある。
・就農相談
県内外での就農相談活動に取り組み230名(見込み)の相談対
応を行った。
【23年度】
新規就農者年間確保目標:170名
・新規就農者数234人
・農の雇用:1次募集27人⇒13法人等で19人採択、2次募集10人→
7法人等で8人採択、H23年度4次補正:7法人等で9人応募。
・ハローワークと連携した就農相談会において、4名の就業につな
がった。
・市町村における新規就農研修支援事業の取り組み強化
実施市町村23(見込み) (H22年度23市町村)
実践研修生70名(見込み) (H22年度50名)
・指導農業士の認定
これまで指導農業士が不在であった市町村でも認定推薦があり、
新規就農者を育成する体制が充実しつつある。
・就農相談
県内外での就農相談活動に取り組み230名(見込み)の相談対
応を行った。
○新規就農者 年間170名
○県農業公社による情報提供
農地情報485件、空きハウス情報15件(累計)
○異業種からの法人参入
1社
○異業種からの相談活動に取り組み、25件の相談対応を行った。
(見込み)
○商工労働部と連携した説明会に4会場、延152人の参加。
○ 7名の研修生がOJT研修を実施(新規4名、H22からの継続3名)
○シキミ・サカキの共同出荷(テスト)の実施:実績2,013束(嶺北AP)
○本年度の乾しいたけ入荷量2.5t増加(高幡AP)
○木炭生産量:846t(安芸AP)
○乾しいたけ販売量:6.1t(1月末現在)
○シキミ・サカキの共同出荷体制の確立(嶺北AP)
・漁船リース事業を5件実施。
・2月末現在の就業相談者数は40名(県への相談20名、アドバイザーへの相
談20名)。
・3月現在、2名が長期研修の実施に向けて受入先を調整中。
・土佐清水市で1名が短期研修を実施。
・10月から、黒潮町で1名が雇用型長期研修(国事業)を開始。
・4月から、室戸市で1名が長期研修を開始することが決定。
・H23年度の長期研修者数は13名、3月末現在で7名が研修を修了 ◆幅広い世代から就業者を確保
し、全員が漁業に就業
(後継者確保から担い手の確保へ)
◆年間22名程度(H15~H18平均)の新規就業者
・年間22名程度の新規就業者を確保するとした目標が達成された。 を確保
表1 新規漁業参入者の推移
年
15
16
17
新規漁業
19
23
22
参入者数
◆地域のあらゆる資源を多彩に組み合わせること
で付加価値を高め、中山間地域での所得の向上
に取り組んでいる
また、若い後継者が育ち始めている
単位:人
18
19
20
21
22
23
25
41
28
34
39
76
資料:漁業指導所調査
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
〈養成・研修事業の充実、強化 【農
業】〉
◆◎市町村での実践研修や遊休ハウ
スの活用等に対する支援
○就農希望者への研修支援
主な課題
○研修生が、円滑に実践研修に取り組めるよう
に、研修生受入の受け皿となる指導農業士の認
定推進や、研修生と市町村等とのマッチングな
ど、新規就農者の受入体制を強化するとともに、
地域で新規就農者を受け入れる仕組みづくりへ
の対応
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
○市町村等に対する新規就農研修支援事業の導入推進説明会4回
○農業会議による就農相談活動の強化
就農情報のホームページ掲載
○県農業公社による農地、空きハウス等の情報提供
○就農にあたっては農地、住宅、資金、技術等 ○県外就農相談会での就農相談対応と県内就農のPR
の確保と、地域とのコミュニケーションづくりが課 (東京3回、大阪2回、広島1回)
題となる。農家等での実践研修を通じてこれらの
課題を解消することができるが、就農希望者の ○地域担い手協への指導農業士の推薦依頼
○新規就農するうえで必要となる農業技術や経営 ニーズに対応するためには、各関係機関の連携
管理能力を身につけさせるため、就農希望者に対 による農地、遊休ハウス、住宅等の情報収集・提
する就農前の実践研修の場を拡充する。
供が望まれる。
○新規就農者の確保・育成を図るため、県農業公
社による遊休ハウス等の情報収集・提供や関係
部署による初期投資軽減策の有効活用を行う。
〈養成・研修事業の充実、強化 【農
業】〉
◆異業種からの農業参入支援
◎異業種からの農業参入希望企業等
への研修支援
○農業参入支援に向けた、各関係機関との各種 ○県農業公社による、農地や空きハウスの情報提供(H21~)
制度や参入希望企業等との相談内容及び進捗
状況等の情報共有
○相談への対応
○円滑な農業参入に向けた、農地や施設、資
○建設業者を対象とした「建設業新分野進出支援説明会・新分野進出セ
金、労働力、技術、販路等の確保に加えて地元 ミナー」の開催(商工労働部主催)
調整が課題
○新規就農の一形態として、異業種からの農業参
○異業種の農業参入説明会の開催(県農業会議主催)
入の必要性や現状・課題等について、研修会等を
通じて市町村等関係者に認識を深めさせるととも
に、各種制度や相談内容等の情報共有に取り組
む。
○関係部局と連携した説明会や個別対応を通じ
て、農業参入希望企業等に地域農業の概要や各
種制度を周知し、意向や要望に応じて地元関係機
関と連携して対応する。
◆計画的な有機農業の普及・推進、
研修受け入れ農家への支援
・実証内容の充実と成果の共有
・職員、市町村、JAへの意識啓発及び推進体制
の整備
・新規参入者の地域への定着支援
・有機農業者間の連携強化
・有機農業に対する認知度の向上
有機農業をさらに推進するため、指導者の育成や
有機農業栽培技術実証、有機栽培事例集の作
成、新規参入の促進に向けた有機農業の研修施
設(有機のがっこう「土佐自然塾」)への支援、有機
JAS認証取得支援及び高知県産有機農産物の流
通・販売面への支援を行う。
〈養成・研修事業の充実、強化 【林
業】〉
◆技術者養成手法の改善、強化
・有機栽培技術部会の開催(3回)
・有機のがっこう運営協議会の開催(11回)
・ふるさと雇用再生有機農業技術定着支援事業(H23事業費:6,898,607円
以内)
野菜15品目の栽培実証及び経営評価
有機農業実践農家のネットワークづくり
・ふるさと雇用再生有機JAS認証取得支援事業(H23事業費:3,857,000円
以内)
・重点分野雇用創造有機農産物ニーズ調査業務委託(H23事業費:
1,486,800円)
・高知県環境保全型農業普及推進事業費補助金交付実績(有機JAS認
定手数料補助):3事業者、145,000円
林業の振興や森林の適正な管理のための森林 ①林業技術者養成研修の開催:11講座22回
整備の担い手の中核となる人材の育成や労働 ②林業架線作業主任者講習:1回
条件の向上
③建設業新分野説明会 4回参加
④伐木安全作業技術研修1講座2回
⑤振動病1次健診13会場
⑥林業就業相談会 2回
林業及び木材産業に関する技術者、後継者等の
基礎研修教育を行うとともに、高度な機械化技術
等についての実践的技術と能力を有する効率的
な林業生産活動の出来る優れた技術者を養成す
る。
〈養成・研修事業の充実、強化 【林
業】〉
◆自伐林家等による生産を促進
市町村、森林組合、自伐林家へのPR
中山間において、林業等に取り組もうとする者が、
意欲を持って生産活動を続けることを支援し、定
住化や担い手確保につなげるため、OJTによる技
術研修や営林指導を行うNPO等の活動を支援す
中山間地域での定住化促進、担い手確保
る副業型林家育成支援事業を実施する。
○林業事務所との情報共有(3回)
○林業事務所による市町村・森林組合への周知(3回)
△副業型林業者育成事業によるOJT研修の実施(9月~)
(9月~3月に計35日間のOJTを実施)
○市町村広報に掲載(19市町村)
○林業関係誌に掲載(2回)
□林業技術出前講座の開催 1回
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
○市町村が行う実践研修
実践研修生23市町村、70名(研修中止3名を除く。)
○新・農業人フェア(東京、大阪)での就農相談
相談者数 46名
○県農業公社による情報提供
農地情報485件・空きハウス15件(累計)
○指導農業士の認定者数:7名(計24市町村、49名)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
目標(H23)
新規就農者年間確保目標:170名
【23年度】
・新規就農者数234人
・農の雇用:1次募集27人⇒13法人等で19人採択、2次募集10人→
7法人等で8人採択、H23年度4次補正:7法人等で9人応募。
・ハローワークと連携した就農相談会において、4名の就業につな
がった。
・市町村における新規就農研修支援事業の取り組み強化
実施市町村23(見込み) (H22年度23市町村)
実践研修生70名(見込み) (H22年度50名)
・指導農業士の認定
これまで指導農業士が不在であった市町村でも認定推薦があり、
新規就農者を育成する体制が充実しつつある。
・就農相談
県内外での就農相談活動に取り組み230名(見込み)の相談対
応を行った。
○新規就農者 年間170名
○県農業公社による情報提供
農地情報485件、空きハウス情報15件(累計)
○異業種からの法人参入
1社
○異業種からの相談活動に取り組み、25件の相談対応を行った。
(見込み)
○商工労働部と連携した説明会に4会場、延152人の参加。
・有機栽培事例集の作成(栽培事例7品目、活動事例1事例)
・有機のがっこう第6期生8名が研修を修了
県内就農者:5名、県外就農者:2名、県外研修施設での研修:1名
・有機農業技術の実証と経営評価のとりまとめ(野菜15品目)
・環境保全型農業直接支援対策に係る有機農業の取組実績
実施市町村数:14、件数:173件(176戸)、取組面積:79ha
・有機JAS認定事業者数:29事業者(農家戸数88戸、9月末現在)
・有機農業に対する認知度(県民世論調査)
(H20)51.0%→(H22) 81.9%
・有機農業の支援体制整備市町村数:17市町村(50%)
(環境保全型農業直接支援対策に係る有機農業の取組を支援する
14市町村及び有機農業の推進体制を整備している9市町村の重複
を除く合計)
・平成23年度産地収益力向上支援事業実施地区:3地区
高知ものべ川有機農業推進協議会、高知県439協議会、四万十
町有機農業推進協議会
①林業技術者養成研修の受講者数:延べ223名
②林業架線作業主任者講習受講者数:5名
③参加事業者:幡多14社、高幡12社、高知41社、安芸14社
④伐木安全作業技術研修参加者 47名
⑤1次健診受診者:957名、2次健診受診者:28名
⑥相談会参加者 65名
・平成23年3月末林業担い手数1,645人
(前年度より34人増)
○広報等の取組により、事業の制度等について一定の周知が図られた。
△OJT研修参加者 18名
□林業出前講座参加人数 77名
△平成22年度の研修生のうち6名については嶺北地域でボラン
ティアの林業グループを結成し活動を始めている。
△平成23年度の研修生のうち3名については、作業道の開設を行
うなどの取り組みを始めている。
○制度の周知が進み、自伐林家の積極的な活用が見られるように
なった。
○小口素材搬出支援事業、森林整備支援事業ともに昨年度より増加した。
小口素材 1森林組合 自伐林家 66名
森林整備 10森林組合 自伐林家 45名
□林業技術出前講座参加者(77名)
◆有機農業就農者数:平均5名/年
◆支援体制設置市町村:17市町村(50%)
◆有機JAS認証農家戸数:100戸
◆県内消費者の有機農業の認知度:75%
◆効率的な林業生産活動を行うことが出来る
優れた担い手が育成されている
◆年間を通じた安定的な仕事量の確保に取り
・国の緑の雇用制度による研修と併せて、県で林業に必要とされる 組んでいる
個別メニューの研修を実施することで、林業技術者の育成が進んで ◆担い手 1,560人
いる。
◆効率的な林業生産活動を行うことが出来る
優れた担い手が育成されている
◆年間を通じた安定的な仕事量の確保に取り
組んでいる
◆担い手 1,560人
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
主な課題
取組方針
施策
項目名および事業概要
◆地形や資源状態など、個々 の森林 ・木材価格の低迷による指導対象事業体
のモチベーション低下
にマッチする効率的な作業システムの
導入を促進
・定着化に向け、事業体の現場作業員へ
の理解
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・重点事業体に対してヒアリングの実施(6事業体)
・重点事業体と勉強会の実施(4事業体)
・重点事業体に対し作業道及び作業システムの現地指導(6事業体)
・間伐作業における功程調査の実施(3事業体)
・功程調査の分析とそれの基づく勉強会の実施(3事業体)
地形、土質や森林資源など地域によって異なるた
め、それぞれの森林に対応した効率的な作業シス
テムを導入し、安定的・効率的な間伐材搬出を展
開する。
〈養成・研修事業の充実、強化 【水産
業】〉
◆漁業の担い手の確保
・新規就業時のハードル(漁労技術、初期投資、
漁村環境)の高さ
・一部の地域を除き、市町村、漁協の受け入れ
体制が不十分
・国の新規漁業就業対策事業の事業実施のた
め、関係機関と調整を図り、事業実施主体を決
めることが必要
・緊急雇用の活用により漁業就業アドバイザー1名を県漁協清水統括支所
に新たに配置し、ふるさと雇用による漁業就業アドバイザーと合わせて2
名体制による担い手確保の推進体制が整備された。
・アドバイザーが県内外の就業フェアに参加し、漁業就業への勧誘活動を
実施(参加フェア数10件、面談者数40名)。
・漁業就業者の減少、高齢化に対応するため幅広
い世代から漁業の担い手を確保。
・漁業就業希望者に対して技術習得に関する支
援、中古船購入に関する支援を実施。
・担い手を確保するための勧誘活動を実施
〈地域や企業等との連携強化【農業】〉
◆新規認定者の確保と併せ、認定期
間の中間年や満了を迎える農業者に
対し、進捗状況の確認と達 成への支
援
○メリットが少ないなかで、新規認定・再認定を
推進していくには難しい状況となっている。
○認定農業者等担い手育成に係わる事業の周知(市町村等説明会)
○地域担い手協議会に対する効果的な取り組み事例の提供等によるフォ
ローアップ活動実施依頼
○認定農業者の経営改善計画の達成及び再認 ○H23認定期間満了者に対する効率的な再認定を依頼
定に向けたフォローアップ活動の必要性につい ○認定農業者制度の見直しに係る情報収集を県東京事務所のミッション
て地域担い手協議会メンバーの認識共有。
に位置づけ
○地域担い手協議会の構成メンバーの協力体
制の強化。(市町村、JA、振興センター等)
○新規認定農業者の確保については、認定候補
者リストの精査を行い、講習会やJA生産部会等に
より経営改善計画の作成を支援。
○認定期間の中間年を迎える農業者について
は、地域担い手協議会が中心となって、経営改善
計画の進捗状況を確認し、目標達成に向けた支
援を実施し、再認定につなげる。
○認定期間を満了する農業者については、地域
担い手協議会が面談方式により目標達成の検
証、課題解決方向等の検討を行い、新たな計画の
作成を指導する。
〈地域や企業等との連携強化【農業】〉
◆経営規模拡大による企業的経営体
の育成と優良な労働力の確保
○企業的経営体の育成
・県域活動
県域的な意識醸成
関係機関も含めた方向付け
・地域活動
リストアップ農家への個別支援
産地(部会)への働きかけ
具体的な規模拡大方策の策定
○優良な労働力の確保・マッチング
園芸産地の維持・発展のためには、意欲的な農 ・JA無料職業紹介事業の実施
家に経営規模の拡大を促し、大規模経営および企 ・右腕となりうる人材の育成支援
業的経営を目指してもらう必要がある。
○地域農業の担い手としての意識醸成と情報交換による資質向上に向け
た県担い手サミット(1回)及びブロック別交流会(3回)の開催
○24年度から開始される「人・農地プラン」の作成について県内各地で説
明会を開催。
○企業的経営体の育成
・農業振興センター等担当者会(1回)
・研修会の開催(自主企画研修の設置)4回
・各JAでの検討2回(JAしまんと、JA土佐あき)
・企業的経営志向農家に対する研修会・セミナーの開催(14回)
○優良な労働力の確保・マッチング
・ふるさと雇用再生農作業支援体制構築事業(9JAに委託)
・重点分野雇用創造農業担い手育成事業(3経営体に委託)
○地域段階でリストアップした有望な農家に対
し、地域段階および県域で育成活動を行う。
○規模拡大に伴い必要となる労働力の確保・
育成に向けた支援を行う。
○JA出資型法人の設立の必要性等について、J
Aでの認識共有及び意識向上。
○地域担い手協議会を通じた情報の共有化と課
題の認識共有。
○検討開始PTでの情報の共有化とJA中央会と
○地域農業を支える新たな担い手として、農業に の連携。
精通したJAが運営の主導権をもつJA出資型法人 ○法人設立に向けた体制、事業内容、経営計画
(農業経営や農作業の受託を行うとともに、研修生 及びJA組合員等の合意形成。
を受入れるなど、地域に貢献できる法人)の設立を
支援する。
○新たに法人設立を検討するJAの掘り起こしを
行うとともに、設立検討PTの立ち上げを促進す
る。
○法人設立促進のための地域の合意経営や設立
準備を支援するとともに、設立後の経営安定に向
けた機械・施設整備等を支援する。
◆JA出資型法人の設立を強力にサ
ポート
○新規設立法人「れいほく未来」との協議(2回)
○JA高知中央会との協議
○設立への意向の高いJAへの県支援策の紹介等(2JA:JA南国市、JA
高知はた)
○法人の設立に関する検討を依頼(安芸市、須崎市)
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
・作業システムを考えた路網計画の重要性の認識が確認された。
・森の工場における生産性の向上
・効率的な作業システムを考えた作業道の開設
・事業体自らが、生産性向上のための調査を始めた。
・タワーヤーダの導入検討を始めた事業体が生まれた
・基幹的な作業道開設の方向性が明確になった。
・事業体が搬出における作業システムにおいて現場で議論するようになった。
・漁船リース事業を5件実施。
・2月末現在の就業相談者数は40名(県への相談20名、アドバイザーへの相
談20名)。
・3月現在、2名が長期研修の実施に向けて受入先を調整中。
・土佐清水市で1名が短期研修を実施。
・10月から、黒潮町で1名が雇用型長期研修(国事業)を開始。
・4月から、室戸市で1名が長期研修を開始することが決定。
目標(H23)
原木生産量 50万m3
(効率的な生産システムの導入)
・H23年度の長期研修者数は13名、3月末現在で7名が研修を修了 ◆幅広い世代から就業者を確保
し、全員が漁業に就業
(後継者確保から担い手の確保へ)
◆年間22名程度(H15~H18平均)の新規就業者
・年間22名程度の新規就業者を確保するとした目標が達成された。 を確保
表1 新規漁業参入者の推移
年
15
16
17
新規漁業
19
23
22
参入者数
単位:人
18
19
20
21
22
23
25
41
28
34
39
76
資料:漁業指導所調査
○地域担い手協議会に対し、再認定・新規認定・フォローアップについて取り
組みを依頼し、特に今年度は、再認定対象者が多いため、効率的な取組みが
必要であることを再度周知することにより、各地域で再認定を中心に取り組み
がすすめられている。
○認定3、5年目の認定農業者フォローアップ活動の実施(地域担い手協議
会)
実施者実施者630名/対象者1,999名(9月末)
(内訳 3年目:51/504 5年目:579/1495
○担い手サミットの開催、ブロック別交流会の開催により、認定農業者間の交
流が深められ、研修会の開催等により経営管理の必要性等に関する認識が
深まった。
担い手サミット:参加農業者69名、ブロック別交流会(3回):参加農業
者52名
○24年度からの国の新たな事業に対する認識が深まり、24年度からの取組
の開始にに向けた検討が各市町村で行われている。
【23年度】
○認定農業者数:3,702名(H24.9月末現在)
新規認定:55名、再認定276名
○企業的経営体の育成
・担当者会でH22年度の実績およびH23年度の計画について共有
・品目別の検討では、ナスの規模拡大をJA土佐あきで、ニラの規模拡大を
JA四万十ほかで取り組むなど、活動が波及。
・企業的経営志向農家向け研修会・セミナーへの参加農業者:のべ189名
(14回)
○優良な労働力の確保・マッチング
・10JAで無料職業紹介所を開設され、うち8JAとふるさと雇用での委託契約を
実施しており、それぞれのJAで担当者を配置して無料職業紹介事業を実施。
・重点分野雇用創造農業担い手育成事業を3経営体で新規雇用者に対してO
JT、Off-JTによる研修を実施。
【23年度】
・JA無料職業紹介所実績 H23.12末現在
(設置10JA、あっせん155名(123農家))
・リストアップ農家92戸、うちモデル候補農家16戸
【参考:22年度】
・県域研修 3回開催(延べ174名参加)
・地域研修 28回開催(延べ429名参加)
・地域段階での個別支援活動実績
リストアップ農家92戸(Max時103戸)、うちモデル候補農家16戸
・JA無料職業紹介所実績
(設置10JA、あっせん169名(102農家))
認定農業者数:4,340経営体
○新規法人の事業計画等について検討を行い、施設園芸や水稲用の施設・
機械の導入の意向があるが、資金計画や事業計画を精査し、なるだけリスク
を減らした事業導入が必要となっている。また、研修事業の活用についての意
向を確認した。
○県の設立支援事業活用(四万十市担い手協議会)による先進地視察、研修
会の実施:JA高知はた
【23年度】
○設立に向けた検討を行うJA:2JA
(うちJA南国市では設立準備室を設置し、法人設立について、
JAでの最終的な合意形成済み。)
○JA出資型法人数:5法人
○認定農業者数:4,340経営体
【参考:22年度】
○認定農業者数:3,749名(H23.3月末現在)
新規認定:101名、再認定:383名(再認定率73.2%)
【参考:22年度】
○JA出資型法人「れいほく未来」設立(JA土佐れいほく)
○設立予定法人の事業内容及び収支計画案を作成
(JA南国市)
○設立検討PT等において設立予定法人の事業内容及び収支計画
等を作成、JA理事会に諮る。(JA南国市)
産業成長戦略(連携テーマ)
戦略の柱
取組方針
施策
項目名および事業概要
〈新規就業の技術向上等に向けた支
援の充実〉
◆学び教えあう場の仕組みづくり
主な課題
○「学び教えあう場」の仕組みづくりによる対象
農家数の増加。
インプット(投入)
<講じた手立てが数量的に見える形で示すこと>
・生産出荷指標・生産出荷計画の策定に向けた農業団体との協議
・「学び教えあう場」の設置(34品目181箇所)
○参加率・収量目標の達成状況を把握し、その
結果生じた課題や成果の活用。
○篤農家の優れた生産技術を、産地の生産者に
速やかに移転できるよう、相互に学び教えあう仕 ○生産出荷指標・生産出荷計画の共有と実現に
組みをつくり、高収量・高品質を確保する生産者の 向けて農業団体と連携した取組。
まとまりの形成を目指して取組を実践。
○系統率向上について、農業団体との連携した
○「学び教えあう場」の事業効果を全ての生産者 取組。
に普及するために、対象農家数の拡大と系統へ
○産業振興計画の改定に伴う事業の新しい展開
の誘導出荷を行い、系統率の向上を目指す。
の検討
○篤農家の協力を得て、「学び教えあう場」を170
箇所程度設置して、計画的に現地検討会を開催し
参加率90%を目指す。また、生産出荷指標・生産出
荷計画を農業団体と策定・共有しその実現に向け
た取組。
◆本県出身の県外大学生等への県
内企業の情報の提供
大学、企業と連携強化をするため、大学生にお
けるインターンシップの促進や、民間が実施する
ガイダンス等への県の直接参加など新たな情報
発信のしくみづくりを行う
・県内企業の周知と就職の促進
・インターンシップマッチングセミナー開催(5/14)
・インターンシップキックオフセミナー開催(6/18)
・県外大学保護者会で高知の就職に関する情報を提供(5/21、6/2、6/26,
7/17,7/24,,9/3、11/26,12/3)
・高知県ジュニアインターンシッププロジェクト事業「まなともネット」の大学
生等への活用拡大
・「帰ろう 変えろう 高知県」ロゴ完成、周知
記者室情報提供、
就職面接会など、大学生の求人のある企業で活用PR
労働局、ジョブカフェ高知、県担い手担当課で活用
機会を通じて、求人関係チラシ等に掲載するなど、就職支援会社でも活
用する予定
・大学等新卒・既卒者就職面接会の開催(労働局等と共催)
・私立高校訪問 (7校 :企業見学バス等事業に関する協議)
・インターンシップステップアップセミナ(10.8)
・県外大学生へ高知で働く魅力の情報発信と就職情報をDM(ダイレクト
メール)にて送付 3,461件
・大学生のUターン就職セミナー参加 大阪2回、東京2回
・企業ガイドブックUターン就職PRの広告掲載 2誌
・大学内Uターン就職セミナーへの参加 12校(県外事務所対応含む)
(2) 専門的なノウハウ、技術を持った中
核人材の県外からの確保
◆移住・UIJターン、就業相談の機
能、体制の強化【再掲】
【項目】専門的なスキルを持った中核人材の確保
【事業概要】県外在住の既卒者を対象としたU・I
ターン人材情報システムを活用した無料職業紹介
の機能を強化するため、県外事務所や関係機関と
連携して、無料職業紹介、相談会の実施、登録企
業・人材の拡充を図る。
・U・Iターン人材情報システムへの新規求職者及 ・基金を活用した「U・Iターン求人企業開拓員」の配置(4/1~3/31)
び求人企業の登録促進
・U・Iターン就職相談会 (7/23 大阪)
・U・Iターン就職相談会(8/12 高知市内)
・マッチング強化
・U・Iターン就職相談会(9/10 東京)
・U・Iターン就職相談会 (10/29 名古屋)
・県外事務所の活用
・U・Iターン就職相談会(10/30 大阪)
・U・Iターン就職相談会(11/12 東京)
・高校3年生向け情報サイト周知グッズ配付 7,059件
アウトプット(結果)
<インプット(投入)により、具体的に
現れた形を示すこと>
・生産出荷指標の策定(6/2)
アウトカム(成果)
<アウトプット(結果)等を通じて生じるプラスの変化
を示すこと>
<ミョウガ>
・土佐くろしお集出荷場
→H23園芸年度出荷量:3,248t(対前年比108% )
・生産出荷計画の策定(9/26)
<ナス>
・県版品目別総合戦略シートの作成(野菜9品目、果樹5品目、花き3品目、販 ・安芸集出荷場
売、GAP)(3/31)
→H23園芸年度出荷量:4,378t(対前年比114% )
<キュウリ>
・収量目標設定農家の72%が達成(24年1月時点)
・高知春野集出荷場
→H23園芸年度出荷量:10,639t(対前年比109%)
・「学び教えあう場」参加率:68.3%(2月末)
<シシトウ>
・JA南国市中央・南部集出荷場
・対象農家数:4,327戸
→H22園芸年度出荷量:401t(対前年比101%)
このように、出荷量の増加が図られた。
・園芸品の系統率65%(平成22園芸年度)
<系統率の向上>
・安芸(なす)(H21年産52.1%→H22年産52.6%)
・土佐香美(なす)(H21年産60.0%→H22年産70.6%)
このように、系統率の向上が図られた。
目標(H23)
・高い品質と収量を確保する生産者のまとまりづく
りにより、生産戦略、流通戦略を共有し、消費地に
信頼される産地を形成
・園芸品の系統率70%(平成23園芸年度)
・「学び教えあう場」の設置箇所数:170箇所程度
・インターンシップマッチングセミナー 参加者 320人、企業29社
・高知県ジュニアインターンシッププロジェクト事業「まなともネット」 大学生受
け入れ協力企業:40社
・「帰ろう 変えろう 高知県」ロゴ活用
ジョブカフェ高知冊掲載子 印刷 5,000部 毎号
U・Iターン就職面接会チラシ・新聞広告等掲載 毎回
全国紙 「田舎暮らし」掲載
大学生向けインターンシップチラシ 掲載
高知県警 採用広報紙 掲載予定
・大学等新卒・既卒者就職面接会の開催(労働局等と共催)
参加企業数 32社、参加者数 113名
・インターンシップステップアップセミナー (10.8) 学生110名、企業17社
・県外大学保護者会で高知の就職に関する情報を提供
(3大学に提供、6大学の保護者会に参加 保護者174名参加(12月5日現
在)
・大学生Uターン就職セミナー
(東京2回) 企業21社 県内出身参加者 60名
(大阪2回) 企業23社 県内出身参加者172名
・大学内Uターン就職セミナー 12校 参加者 42名
・新規大卒等の県内就職支援として就職相談会や
・学生がマッチングセミナーに参加することによって、多くの県内企 保護者会等での情報提供 15件(大学ほか)
業の担当者と話をすることができ、企業の理解が深まった。
・学生がキックオフセミナーに参加し、講演を聞き、学生同士でグ
ループディスカッションすることによって、挫折しても乗り越えるこ
と、挑戦することの大切さを認識し、インターンシップへのモチベー
ションを高めた。
・広報媒体等にロゴを使用することによって、官民挙げてUターン就
職を推進していく機運が高まった。
・Uターン就職セミナー、保護者会において高知の就職情報を提供
することにより、参加者にUターン就職への意識付けが出来た。
○実績(2月末)
・新規登録企業数:56社(うち開拓員訪問企業49社)
(H22年度:2月末 55社(うち開拓員訪問企業48社)
・新規登録求職者数:243人(H22 年度:2月末 164名)
・U・Iターン就職者数
・産業界、行政、教育界の連携の強化により企業
が求める人材供給が進展
15人うち3人は職業紹介(2月末現在)
(15人うち4人は職業紹介 H22年2月末)
・就職者数は前年並みの実績となる見込だが、新規登録求職者数
が前年度比135%となる見込で、システムの周知が一定進んでい
ると思われる。
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