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①産婦人科診療ガイドライン 産科編2008

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①産婦人科診療ガイドライン 産科編2008
妊娠高血圧症候群に
妊娠高血圧症候群に関連するガイドラインの
関連するガイドラインの抜粋
するガイドラインの抜粋
産婦人科診療ガイドライン
産科編 2008
編集、監修 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会
CQ001 特にリスクのない単胎妊婦
にリスクのない単胎妊婦の
単胎妊婦の定期健康診査(
定期健康診査(定期健診)
定期健診)は?
1. 定期的に妊婦健診を行い、切迫早産、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群、胎盤位置異常、
胎児異常(発育遅延、胎位、羊水量等)
、胎児機能不全等の早期発見に努める(A)。
2. 健診ごとに、体重・子宮底長・血圧の測定、尿化学検査 (糖・蛋白) 、児心拍確認、浮
腫の評価を行う。
3. 妊娠 11 週末までに 3 回程度、12~23 週末までは 4 週ごと、24~35 週末までは 2 週ご
と、それ以降 40 週末までは 1 週ごとに健診を行う(C)。
CQ002 妊娠初期に
妊娠初期に得ておくべき情報
ておくべき情報は
情報は?
1. 問診票(見本、妊婦自身が記入)等を用いて妊婦管理上、必要な情報の提供を求める(B)
。
2. 以下の計測を行う(B)
。
体重、血圧、尿中蛋白半定量、尿糖半定量
CQ204 反復・
反復・習慣流産患者の
習慣流産患者の取り扱いは?
いは?
4. 習慣流産患者が抗リン脂質抗体陽性を複数回示した場合、抗リン脂質抗体症候群と診断
する(A)。
CQ308 妊娠中の
妊娠中の羊水過少の
羊水過少の診断と
診断と取り扱いは?
いは?
4.児の well-being に注意する(B)。
CQ309 子宮内胎児発育遅延(
子宮内胎児発育遅延(IUGR)
IUGR)のスクリーニングは?
のスクリーニングは?
3. IUGR 診断には、出生時体重曲線ではなく、胎児体重基準値を用い、-1.5SD 値以下を
診断の目安とする。そのほかの所見、あるいは再検による経時的変化の検討から、総合
的に IUGR の臨床診断を行う (C) 。
CQ310 子宮内胎児発育遅延(
子宮内胎児発育遅延(IUGR)
IUGR)の取り扱いは?
いは?
1. 以下の検査項目を参考に、原因を検索する。
・リスク因子に関する問診(妊娠高血圧症候群の既往、light for gestational age 児出産
の既往、喫煙、低栄養など)(B)。
・妊娠高血圧症候群関連検査(血圧、蛋白尿、各種血液検査など) (C)。
CQ311 常位胎盤早期剥離(
常位胎盤早期剥離(早剥)
早剥)の診断・
診断・管理は
管理は?
1.妊娠高血圧症候群、早剥既往、切迫早産(前期破水)、外傷(交通事故など)は早剥の危
険因子であるので注意する(B)。
CQ401 分娩室または
分娩室または分娩室近
または分娩室近くに
分娩室近くに準備
くに準備しておく
準備しておく薬品
しておく薬品・
薬品・物品は
物品は?
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