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追 中 通 信 - 追手門学院中学校・高等学校
追 中 通 信 ~共に高めあい、共に学ぶ~ 平成 27 年 9 月 16 日 追手門学院中学校 11 号 【文化祭を終えて】 秋の深まりを感じる時候になりました。文化祭では多くの保護者の方々にご来校い ただき、発表を鑑賞していただきましてありがとうございました。短い準備期間でし たが、生徒たちが主導し、クラスの力を結集して取り組んだ成果が、存分に発揮でき たと喜んでいます。今回は、各演目の講評を(講評者:住谷校長・西浦教頭・渋谷主 任)まとめましたので、載せさせて頂きます。 【各クラスの講評】 <1年 A 組> 「メッセージ」 始めの寸劇に一人一人の個性が活かされ、セ リフもうまく、見ている人の共感を生んだ。先 例のないハンドベルへのチャレンジで、追中の 新境地を開拓してくれた。美しい音色と映像に メッセージが込められ観客を魅了した。クラス 14名が一音一音奏で、心に響く演奏で、クラス のみんなの心が一つになった。欲を言えば、メ ッセージである最後の「ありがとう」は、もう少し大きな声で歌ってほしかった。 <1年B組> 「on your side ~君のそばに~」 中学で最も多い「36人」という強みが生き た迫力ある演技だった。スタートに野球のシ ーンを取り入れるなどの工夫をし、群読のセリ フや「on your side」と「栄冠は君に輝く」の 歌詞を合わせるとすごく長い分量となるが、全 員がしっかり覚えて、大きな声で発表できてい た。テーマに沿った選曲で中学1年らしく、さわ やかで、はつらつと楽しそうに演技ができた。また、ピアノ伴奏が素晴らしく、みん なが安心して歌える安定した伴奏であった。発表全体にリズム感があり、最後のダン スにつなげる間合いも良かった。『君のそばに』や『栄冠は君に輝く』の意味を深く 理解し、もう少し強く伝えてほしかった。 <2年A組>公開ディベート 「 A.I. 」 新しいチャレンジで、完全に今までの概念 を崩して、SSの在り方の方向づけをしてくれ た。授業カットを最小限にとどめ、時間的制 約がある中での発表であったが、逆にどれだ けの時間が費やされたのだろうとうならせる くらい、見事なディベートであった。発表内容はもちろん、画像や音響まで ipadを使って自分たちで作成するなど、レベルの高さに感心した。文化祭とは 「普段の自分たちの活動の成果であること」を体現した発表であった。新たな 文化祭の形をつくっていくスタートの舞台となり、鳥肌ものであった。審判が 人にはNegative Bias(否定的な部分への偏り)があることを紹介し、そのう えで否定側の勝利と宣言する方がよかったのではないか。 保護者と教員の投票結果は <2年B組> 肯定側:否定側=40:38 「おもいだま」 思いを言葉にのせると何倍にもなって伝 わる『言葉の力』をクラス全員で伝えてく れた。「おもいだま」という抽象的な概念 を風船や妖精を使って具体的なイメージと してあらわす工夫がみられ良かった。長い セリフもしっかり覚え、セリフを言ってい ない人物も舞台に集中し、気持ちの良い演劇であった。ダンスや漫才、歌など 一人一人の個性が活かされた演出だった。来年に向けて、役者の立ち位置や視 線、発声方法などをもう一工夫してほしい。短いセリフも長いセリフも言葉の 意味をもう少ししっかりつかんでしゃべると一段と引き立つ。セリフの無い人 の動きをさらに洗練させるともっと良くなる。 <3年A組> 「for the future」 プレゼンテーションに寸劇を入れるアイデア により分かりやすくなった。SS第一期生とし てこれまでも道の無いところに道筋をつけて きてくれたが、この文化祭でもしっかりとし たレールを敷いてくれた。3月の卒業研究発表 に向けての確かな歩みを踏み出す事が出来た。探究活動は学びの経験を深める ことに最大の楽しさや面白さがあるので、どんどん学びの経験を豊かにしてい ってほしい。発表する人がその内容を暗記していて、自分の言葉で、自信をも って発表していたため、言葉に力があり、説得力があった。見せ方が洗練され ておりさすが中学3年生と感心した。未来のため問題に向き合い、考えていく 姿勢が大切であるというメッセージがしっかり伝わり頼もしく感じた。 <3年B組> 「as one grows ~成長とともに~」 一人ひとりの個性が演技に光る素晴らしい 作品であった。シリアスなストーリー展開に ユーモラスな部分が絡み合い、家族に向き合 うという大きなテーマへ観客が引き込まれ た。役者の演技力が素晴らしくやりきってく れた。最上級生らしい堂々とした演劇で、中 学3年間の集大成と呼ぶにふさわしかった。音響効果も想像力をかきたて、ス トーリー展開上重要な役割を果しており、さすが中3と感心した。 <3 年 C 組> 「~アイラ~」 「親が子を思うように子が親を思うという メッセージが聴衆に投げかけられる中学生ら しい明るく楽しい仕上がりになっていた。衣 装が大変良くじゅうたんなどアイデアが面白 かった。セリフの間合いや照明音響道具の出 し入れなどよく練習されていた。随所にエン ターテイメント(ダンスやコント)の要素がちりばめられ、工夫されていた。 1年より2年、そして3年と作品の出来に磨きがかかり、全員の表情も良く、成 長の跡がうかがえた。役者の演技が上手で構成も良くストーリーが分かりやす かった。暗転の間隔が少し短く,テンポが逆に悪くなってしまったところがあ り、少し残念だった。 【諸連絡】 1、 PTA親睦スポーツ大会の申し込み締め切りは 9 月 19 日(土)です。 保護者の皆様、 ふるってご参加ください。 2、 追手門学院大学創立 50 周年記念事業として、9 月 19 日(土)、第 2 回ダンス表現フ ェスティバルが開催されます。本校の表現コミュニケーションコースの生徒たち も発表します。関心のある人は是非ご覧ください。FAX で申し込みができます。 日時 9 月 19 日(土)14:00~16:45 場所 茨木市市民会館(ユーアイホール)大ホール * 入場無料 定員 800 名 3、冬服着用は 10 月 1 日です。セーターは年間通して着用可です。 4、入試対策重点補強ゼミ(中3SS)、放課後ゼミ(中 3S)とアドバンスゼミの申し込み締 め切りは、9 月 19 日(土)です。9 月 28 日(月)から新しいゼミがスタートしますので、期 限厳守で担任に提出してください。 【今後の予定】 9月 25 日(金)五ツ木模試(中学全学年) 学年 1 2 3 4 中1 国語(45 分) 数学(45 分) 英語(45 分) 通常授業 中2 国語(45 分) 数学(45 分) 英語(45 分) 通常授業 中3 国語(40 分) 社会(40 分) 数学(50 分) 理科(40 分) 5 英語(40 分) *中 1・中 2 は4限以降、中 3 は 6 限以降通常授業です。 26 日(土)中・高第 2 回オープンスクール<生徒家庭学習> 28 日(月)~10 月 2 日(金)面談週間 *期間中 40 分授業 29 日(火)自治会選挙(7 限) *6 限目は水曜日の6限目の授業となります。 30 日(水)狂言ワークショップ(6 限) *29 日(火)の 6 限目道徳(クラス担任)と時間割変更をします。 10 月 1 日(木)冬服更衣 2 日(金)自治会総会 3 日(土)PTA親睦スポーツ大会 13 日(火)~15 日(木)中間考査 16 日(金)家庭学習日 17 日(土)中学参観日(3・4限目)