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冬休み3年
冬休み号 3年 金杉台中 保健室 冬休みの健康 がんばって勉強していても、試験当日になって、かぜをひいたり 具合が悪くなってはせっかくの努力がだいなしです。具合の悪い ところは早めに対策をたてておきましょう。 インフルエンザ・かぜが流行していて心配 クリスマス、お正月と何かと騒がしい世間を横目に、ひたすら自分の目標に向かって勉強に はげむ君たちへ。この短い冬休みを健康に有効に過ごすために参考にして下さい。 生活をチェック からだをチェック 入試目の前のこの冬休みに大切なのは、 体の調子を崩さないこと。 そのためには、食事・排便・睡眠の生活リズムを整えることが、 大切です。 朝は食欲がなくて 朝食を抜くと、脳にエネルギーが補給されないまま試験にのぞむことになってしまいます。 チェックポイント ①朝食は必ず食べる ②食事の時間は規則正しく ③夜食の食べ過ぎに注意 ― 睡眠の妨げや胃腸の調子を崩す原因になります。 インフルエンザ・かぜは受験生の大敵です。うがい、手洗いをこまめにして、 試験が近づいたらなるべく人混みに出かけない方がいいですね。予防のためのマスクを。 チェックポイント ①1時間に5分間の換気をしよう。 ②室内の乾燥に注意。かぜのウイルスは乾燥した所が大好きです。 湿度が50%以下にならないように、加湿器や濡れたタオルで加湿しよう。 ③睡眠時間はたっぷりとる。 ④入浴後の湯冷めに注意しよう。 このごろ歯が痛くて 疲れやかぜが原因でむし歯が痛み出すことがあります。 チェックポイント むし歯のある人は冬休みに治しておこう。 眠っている時間がもったいない。睡眠はどうしても必要? 睡眠の役目は ①脳を休ませる ②体を休ませる ③体のリズムを整える 眠っている間に、勉強したことを脳に記憶させているとも言われています。 睡眠不足は、かぜや体の不調にもつながります。 チェックポイント ①試験が始まる2時間前には起きる。脳が完全に目覚めるのは、起床後2時間たった頃です。 ②睡眠時間は90分の倍数にする。レム睡眠とノンレム睡眠は90分で1セット。 その区切りに起きるようにするとスッキリ目が覚めると言われています。 便秘で困っています 排便のリズムは、生活のリズムです。便秘気味の人は、朝食抜きや睡眠不足の生活を していないか、振り返ってみましょう。 チェックポイント ①食物繊維を十分にとる。野菜の湯がいた物や和え物に大さじ半分のオリーブオイルを かけて食べる。ドレッシングで和えたサラダでも! この油がポイント!腸管に油の膜となり、食物が滑りやすくなるそうです。 ②回数にこだわりすぎない。3日以内に1回の排便があれば正常です。 こだわりすぎてはかえってマイナスです。 下痢をしやすいので、試験途中でお腹が痛くならないか心配です。 寒さや緊張のために下痢をすることもあります。お腹や足もとを冷やさないようにして 消化のよい物を食べましょう。リラックスすることも大切です。 チェックポイント ①朝食後、トイレに入る時間をつくろう。 心の状態をチェック 試験が近づくにつれ、勉強に集中できなくなったり、 わけもなくイライラしたり・・ 悩んでいるのはあなただけではありません。 なんでもないことでイライラしてしまう。 受験のことで頭がいっぱいで、余裕がなくなっているのでは? 好きな本を読んだり、音楽を聴いたり・・時には勉強から離れてもいいかもしれません。 急に自信がなくなってきた・・・ 不安なのは、あなた一人ではありません。他の人だって同じ気持ちなんです。 これから「すべきこと」ではなくて「できること」を考えましょう。 チェックポイント どこでもできる「リラックス法」 ①目を閉じて、細く長くゆっくりと息を吐く。 ②おへそに意識を集中して、息を吐き切ると同時に、 お腹を武わっと膨らまして、止める。 勉強に集中できない・・・ そんな時は試してみて。 ・窓を開けて、大きく深呼吸 ・伸びをする ・腕や肩を軽く動かす ・熱いお風呂にさっと入る 家の中を歩き回るだけでも気分転換の効果があります。