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私とともに立つキリスト 「しかし、主は、私とともに立ち、私に力を与えて

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私とともに立つキリスト 「しかし、主は、私とともに立ち、私に力を与えて
私とともに立つキリスト
「しかし、主は、私とともに立ち、私に力を与えてくださいました。」Ⅱテモテ4:17
七転び八起きを超える九転十起生は、「あさが来た」のモデル広岡浅子さんのペンネームです。読書禁止、女に教育は不要と
言われた時代、何度転んでも諦めず実業家として活躍。日本初の女子大設立を成し遂げた。「神は70を超えた無学な年寄女を用い
て下さる。神の義と愛とをこの世に現して下さる。だからどんな迫害も恐れない。」と語る。なぜ強く生きる事ができたのか。
共に立つキリストを信頼していたからです。神は、私たちにも語りかけて下さいます。共に立つキリストについて学びましょう。
Ⅰ.捨てない
「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」ヤコブ13:5
私とともに立つ主は、決して離れず、捨てない主です。何が起こっても最後までともに立って下さる主です。先日、冤罪が証
明された男性が会見で語っていました。無実なのに7年服役しなければならなかった。最後まで信じて共に立ってくれた家族
の存在がなければ耐えられていなかったと。誰に裏切られても信じてくれなくても、諦めず信じてくれる人がいる人は幸い
です。主はその様な主なのです。私とともに立つ主は、「ともに進む」とも約束して下さいます。「あなたの神、主ご自身が、あ
なたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」申命記31:6パウロにとって共に使命を受け、
共に戦い、共に歩んできた仲間の一人、デマスが今の世を愛して、パウロを捨てたことは大きな悲しみ、痛みでした。「デマス
は今の世を愛し、私を捨ててテサロニケに行ってしまい、」パウロの置かれていた状況を知っていた同労者の裏切りはどれ
ほどの悲しみだったでしょう。しかし、立ち続けることができたのは、ともに立ち、ともに進んでくださる主の励ましがあった
からです。たとえ見えなくても主は私たちとともに立ちともに進んでくださいます。主の進むところが私たちの進むところだ
からです。幸いなことに、パウロには、ともに進む主だけでなく、ともに進むルカもまた、マルコの存在もありました。それは、
彼の慰めでした。「ルカだけは私とともにおります。マルコを伴って、いっしょに来てください。彼は私の務めのために役に立
つからです。」v11また、ともに立つ主は、「成し遂げるまで」とも約束して下さっています。「わたしは、あなたに約束したこと
を成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」創世記28:15神は、ご自身の計画を成し遂げるまで捨てないと約束しておら
れます。長子の祝福を得たヤコブは、兄エサウの手から逃げました。先が見えず、恐れと不安が迫り、孤独でした。しかし、そ
んな中彼を励ましたのはともに立って下さる主でした。主は夢の中でヤコブに語られました。「成し遂げるまで決して捨てな
い。」それはどれ程心強い約束だったでしょう。夢から覚めたヤコブは、こう告白しました。「まことに主がこの所におられる
のに、私はそれを知らなかった。」v16主がともに立っておられることを知っている人は幸いです。マーガレット・F・パワーズと
いう女性がこんな体験をしました。夫と娘が水難事故に遭い、ご自身も腕を骨折する大事故に遭いました。その時夫の入院
先で看護師の方が励ますために呼んでくれた foot print の詩は、マーガレットさんが若い時に自分が作った詩だったのです。
浜辺に二つの足跡。一つは、自分。もう一つは、イエス・キリスト。しかし、途中から足跡が一つに。それは、自分が一番苦しい時
でした。主に尋ねました。何故、一番苦しい時あなたは私から離れたのですか。すると主は、細き声で言われました。その時私
はあなたを背負っていたのだよ。この詩を他の人から読み聞かされた時マーガレットさんはどれ程驚いたでしょう。私ととも
に立つ主は、決して私を捨てることはありません。私とともに進み成し遂げるまでともに歩んで下さる事を信じましょう。
Ⅱ.力を与える
「主は、私とともに立ち、私に力を与えてくださいました。」v17
私とともに立つ主は、力を与えてくださる主です。ともに立って、支持し、何度でも大丈夫と言ってくださる主です。「神はわ
れらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。」詩篇46:1どの様に力を与えてくださるのでしょう。まず主は「勇気を与
える」と約束しておられます。「私の最初の弁明の際には、私を支持する者はだれもなく、みな私を見捨ててしまいました。」V
11パウロが、エルサレムでユダヤ人たちに証言する機会が与えられた時、彼とともに立っているはずの仲間の姿はありませ
んでした。こんな時こそともに立ち同じように弁明して欲しい仲間が姿を消したのです。しかし、そんな中でもパウロを励ま
したのは力を与えてくださる主でした。その日の夜、主はパウロのそばに立って言われました。「勇気を出しなさい。あなたは、
エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。」と言われた。」使徒23:11たとえ、
誰一人として同じ所に立ってくれなくても主はともに立ち力を与えてくださるのです。旧約時代、バビロンの奴隷となったダ
ニエルは、大臣たちの妬みを買い、獅子の穴に放り込まれました。それを許可したダリヨス王も彼を心配し、一睡もできませ
んでした。しかし、主はダニエルを獅子の穴から救い出してくださったのです。「私の神は御使いを送り、獅子の口をふさいで
くださったので、獅子は私に何の害も加えませんでした。それは私に罪のないことが神の前に認められたからです。」ダニエ
ル6:22同様に私とともに立って下さる主は、私たちが獅子の穴に放り込まれるような状況に陥っても必ず助け出してくださ
るのです。同様に、私とともに立って下さる主は、どんな難しい状況に陥っても私とともに立ち続け、必ず助け出してくださる
ことを信じで主とともに歩みましょう。God bless you.
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