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金沢臨海部自衛消防組織 消防総合訓練の開催
「市民防災の日」金沢かわら版(2月号) 日 時:平成25年1月25日(金)、26日(土) 発行者:「市民防災の日」金沢区推進委員会 旧伊藤博文金沢別邸 場 所:25日 ①旧伊藤博文金沢別邸(金沢区野島町) 午後2時30分~3時00分 26日 ②称名寺(金沢区金沢町) 午前9時30分~10時00分 参加者:①施設関係者、野島町・乙舳町内会員、金沢消 防団第5分団員及び消防署員 合計61人 ②寺院関係者、県立金沢文庫職員、金沢町町内 会員、金沢消防団第2・3・4分団員及び消防 職員 合計87人 内 容:旧伊藤博文金沢別邸では、火災発生の連絡でか けつけた消防団が、来客者を避難誘導するととも に、消防隊と連携して消火活動し、あわせて敷地 内に設置の放水銃と一斉放水を行いました。 称名寺では、住職が地域の応援協力者に対して 文化財の運び出しや、放水銃による消火活動を行 い、消防団員は、池の水を水源に小型ポンプを活 用して、消防隊とともに一斉放水を行いました。 貴重な文化財を火災から守るため、出火防止対 策とともに地域との連携協力体制のより一層の強 化が図られました。 放水銃による放水 一斉放水 称名寺 文化財の運び出し中 金沢臨海部自衛消防組織 消防総合訓練の開催 日 時:平成25年2月5日(火)午前10時30分~11時20分 場 所:三菱重工業株式会社 横浜製作所(金沢区幸浦一丁目) 内 容:金沢臨海部の横浜市火災予防条例に基づく4つの自衛消防組織が大 規模災害時に連携し、同地区全体の防災力の向上を図る目的で消防総 合訓練が開催されました。 訓練は、首都直下型の地震発生に伴い、工場で火災が発生したこと を想定し、三菱重工業㈱の従業員60人による119通報、避難誘導、 初期消火、救助、指揮本部の設置などの活動が行われました。 また、金沢臨海部自衛消防組織から延べ146社、229人が駆けつけ て、消火、救護などの様々な支援活動が実践的に展開されました。 鎮火後には、津波警報が発表されたとの想定で「サイレン」が鳴り、 小型ポンプを使用した消火 訓練参加者は三菱重工業㈱の津波避難施設に指定されている同敷地内 の建屋に避難しました。 また、同日午後からは、4つの自衛消防組織を含め区内事業所間の 防災力を高めるため、区役所、消防署、3つの工業会による第1回 「金沢区産業地域災害対策連絡会」も開催され、情報連絡体制の構築 に向けて意見交換が行われました。 一斉放水 担架を使用して負傷者を搬 フォークリフトを活用した救助活 「市民防災の日」金沢かわら版(2月号) 発行者:「市民防災の日」金沢区推進委員会 日 時:平成25年1月17日(木)及び18日(金) 午前9時30分~11時30分 場 所:横浜市金沢消防署(金沢区泥亀二丁目) 区内の被害情報を共有する消防職員と消防団 内 容: 阪神淡路大震災から18年が経過し、防災 とボランティアの日に合わせて、消防団と消 防署が連携し、震災対策消防地区本部運営訓 練が実施されました。 17日の訓練には、金沢消防団幹部(団長 以下6人)も参加し、市内に震度7の地震が 発生したとの想定で、署と連携した団本部の 運営訓練が実施されました。 訓練では、火災、救助、建物倒壊などの被 害を情報収集するとともに、災害活動の優先 順位を決めて、消防隊、消防団部隊の出場を 指示し、火災の早期鎮圧、延焼阻止などを図 りました。 また、その後の余震で津波警報が発表され、 避難勧告を始めとする広報活動要領の検討が 行われました。 災害情報から出場部隊を検討する消防団幹部 日 時:平成25年1月24日(木) 午前9時30分~午後3時30分 場 所:幸浦消防出張所(金沢区幸浦二丁目) 内 容: 市立富岡東中学校の生徒6人が、消防の仕 事について学ぶ職業体験に訪れました。 「命の大切さ」の学ぶため、目の前で倒れ ている人を発見したとき、何ができるか、何 をすべきかを問いかけながら、応急手当の基 礎知識と実技の修得を熱心に取組んでいまし た。 消防隊の活動についての説明を受けた後は、 消防車両に乗車し、積載の資機材を実際に手 に取って、目を輝かせて質問していました。 消火訓練では、初期消火に使用する消火器の 取扱い訓練や、消防隊が実際の火災現場で使 用するホースを延ばしての消火体験も行われ ました。 参加した生徒からは、放水する筒先からの 反発の大きさに驚いたことや、将来は消防士 になりたいなどと頼もしい声が聞こえていま した。 心肺蘇生法を実施中 「火事だ~!」消火器を使った消火訓練