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2016年2月号 [741KB pdfファイル]
2016/1/29 横浜市立市ケ尾中学校 学校だより Vol.72 <学校教育理念> 市ケ尾中Times 2 月号 発行者:校長 い http://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/jhs/ichigao 坂村 暁 市ケ尾中 Tel 045-973-3400 一通の「手紙」 校長 坂村 暁 ID「Ichigao」 パスワード「jiritsukoken」 早いもので年が明け一ヵ月が過ぎました。 天気予報では暖冬の予報でし たが、「大寒」らしい厳しい寒さが日本列島をおおっています。各地で降 雪による被害も出ていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?学 校は、いよいよ進路決定のための試験を目前に控え、3 年生はプレッシャ ーと戦いつつも自己の目標の実現のために奮闘し、職員室も進路関係の書 類に不備がないようにと緊張感が漂っています。 届いたお手紙です。→ さて、先日一通の手紙が学校に届きました。 『 突然のお手紙、失礼をいたします。 私は毎日、地下鉄ブルーラインを利用し仕事に行っております。今日(1 月 23 日) はとても、驚きと感動をお宅様の生徒さんからいただきましたので、一筆したためま した。 いつものように センター南 から湘南台行きに乗ったところ「市ヶ尾」とネイムの 入ったジャージを着た女子の生徒さんが、電車内でピシッと整列をして、空いている 席にも座らず、おしゃべりもせず、乗っていらっしゃいました。たぶん中学生とお見 受けいたしましたが、運動部の方々でしょうか。 仲町台駅で降りていかれましたが、全員くるりと向きを変え整然と降り、そして、 列を作って階段をおりていかれました。その姿を拝見して、生徒さんひとりひとりに 感激したのと、その生徒さんを育て躾をされてこられた先生方にも、また、親御さん にも拍手を送りたい気持ちでいっぱいになりました。今日は本当に清々しい良い気分 になりました。もし、また一緒の電車に乗りあわせましたなら、声をかけてみようか と思っております。 突然のお便りで、失礼いたしました。 』 昨年の夏休み明けの集会では「さわやかに、すがすがしい行動をしよう」と呼びかけ、また、体 育大会や文化学習発表会では「真面目にやることがカッコいいこと。真剣に取り組むことが人に感 動を与える」と話しました。今回、この手紙をいただき、市中生が学校外で清々しい行動をとり、 感動を与えていることをあらためて知りうれしくなりました。言葉によるコミュニケーションをと らずとも、真剣な行動は人に感動を与えます。生徒の皆さん、学校内外を問わず、相手がすがすが しい良い気分になる言動を心がけ、すべての人が過ごしやすい社会を作っていきましょう。保護者・ 地域の皆様、市中生の校外での様子をぜひお知らせください。今年もよろしくお願いいたします。 人権特設授業「国際理解を深めよう! ~在住外国人とともに~」 12 月 24 日、本年度第二回目の人権特設授業が開催されました。今回 は『青葉交際交流ラウンジ』副理事長の「渡辺 晧子 氏」と横浜在住の 3 か国の外国人の方々にご来校いただきました。初めに渡辺氏から国際 交流ラウンジの紹介と役割について講演をしていただきました。講演の 中で「一歩前にチャレンジする気持ちを持ち続けてほしい。多文化共生 社会の実現に向けて考えるきっかけにし てほしい。 」という言葉をいただきました。次いでアフリカのセネガル から来日して 4 年目の東工大大学院生の「ンシャイン・ファデルさん」 がセネガルの歴史や文化について日本語で語り、最後に市中生にメッ セージを送っていただきました。次にウク ライナ出身で日本での生活も長い「ビスク ノーワ・オクサーナさん」がウクライナについて流暢な日本語で語って いただきました。お二人のお話しの後は、コロンビア出身の「ビビアナ さん」とお母さんがコロンビア出身の「エミさ ん」が伝統舞踏を披露してくれました。授業の 最後は質問コーナーでした。「街で外国人と会ったらどんな対応をしたらい いんですか?」の質問には「あまりじろじろ見ないでほしいですが、困って いる人がいたらボディランゲージでもいいので助けてあげてください。」 「ハ ロー!と声をかけたからには、そのあとに会話があることを覚悟していてく ださいね。 」という答えがかえってきました。また、 「日本に来る前のイメー ジと来てからのギャップは何 かありますか?」の質問には 「みんなが着物を着ていると思っていた。」「日本に来 て、食べ物が何でできているのかわからなく、おでん の種が魚からできていると聞いても信じられなかっ た。 」という答えがかえってきました。まだまだ、手を 挙げていた生徒もいましたが時間の関係で質問コーナ ーが終わりました。身近に諸外国の文化や言語に触れ ることにより、国際理解や国際交流について楽しく考 えることができる授業になりました。 ↑質問に一生懸命答えていただきました …生徒の皆さんの感想です… ・日本語が本当に上手!話(スピーチ)の内容がとても工夫されていてとても聞きやすかった。自 分も真似したいと思った。特に身振り手振りを使っている所が分かりやすかった。ウクライナは 最近話題になっていたので、少しは知っていたが、セネガルについては全くといっていいほど知 らず、今回様々な文化の話しを聞けてとても良かった。印象的だったのはセネガルは「すもう」 をやっている人が多いということだった。 ・お話しを聞いて感じたのは、日本に来た後でも、自分の出身国がとても大好きだということです。 皆さん自分の国の特徴を必死に話していて、その気持ちが伝わりました。 市中生頑張っています! 昨年秋から冬にかけて、各種コンクールや大会で活躍した生徒を昨年末の「冬休み前全校集会」 で表彰しました。大勢の生徒がステージに上がり、全校生徒から祝福の拍手をもらいました。 紹介します。 ・体育活動優秀生徒 中橋 さん 立石 さん ・生命保険作文 中村 さん 三枝 さん ・県中学校美術展 小坂 さん ・書画展覧会 高橋 さん 佐藤 さん 今久 さん 藤岡 さん 和田 さん 上原 さん 丸山 さん 山口 さん 増田 さん 中村 さん 設樂 さん 水上 さん 塚本 さん 三枝 さん 小玉 さん 高口 さん 森田 さん 拝原 さん 伊藤 さん 石上 さん ・人権作文コンテスト ・市立学校総合文化祭 生徒科学作品展部門 ・私立学校総合文化祭 社会科作品展部門 岩岡 さん 前田 さん 伊藤 さん 中村 さん 増田 さん 伊藤 さん 渡部 さん 平山 さん 磯田 さん 中野 さん 杉本 さん 茂木 さん 飯田 さん 本田 さん ・税に関する作文 和田 さん 里見 さん 小岩 さん 中村 さん ・吹奏楽部 ・ソフトテニス部 ・バドミントン部 「冬休み明け学年集会」では男子バレー部の表彰が行われました。また、1 月には青葉区 1 年生 サッカー大会が開催され、サッカー部の 1 年生部員が見事優勝を果たしました。 ↑男子バレー部の表彰です ↑サッカー部1年生の勇姿です。 校内書初め展 冬休み明けの各教室には、生徒の皆さんがお正月に気持ちを込めて書いた「書初め」が貼り出さ れます。その中から選ばれた優秀作品が昇降口前の廊下に展示されました。どの作品も力作そろい です。 市書初め展出展 :佐藤 さん 金賞(区書初め展出展) :田畑 さん 山元 さん 髙橋 さん 銀賞(校内優秀作品) :今久 さん 里見 さん 増田 さん 渡邉 さん 森田 さん 湊 さん 宮﨑 さん 黒沼 さん 福原 さん 近藤 さん 丹野 さん 石川 さん 茂木 さん 平田 さん 佐伯 さん 始まった『調理実習』にサブの先生として授業に入っていただいています。地域コーディネータ 第4回『学校運営協議会』 1 月 21 日に第4回『学校運営協議会』を開催しました。 今回は平成 27 年度全国学力・学習状況調査の結果の報 告と現在の市ケ尾中学校の様子についての意見交換を 行いました。市中生の日々努力する姿勢に対し、委員の 皆様からおほめの言葉をいただきました。会の途中には、 2 学年の先生方も参加し、クラスの様子や 2 年生の、こ の一年の頑張りや成長について熱く語ってもらいまし た。 ↑活発な意見交換が行われました。 誰かをうらやましく思うときカウンセラー・ルームより 先日、あるジャズミュージシャンの facebook の記事が目にとまり、とても心に残ったため、み なさんにも、ご紹介しますね。 ――誰かをうらやましく思うとき。自分にこう尋ねてみる。「私は、この人のどんなところをうら やましく思うのだろう」 「私は、自分の人生に、どんな質を必要だと願っているのだろう」「その 質を具体的に実現するために、何かできることはあるだろうか」 。妬(ねた)みの居心地の悪さの 中にとどまって、痛みの波をかき分けて、その核になるものを見つけ出すとき、 『妬み』という感 情が、私に贈ってくれている素晴らしいプレゼントが、あらわれてくる。うらやましいその誰か を見て感じていた無力感が消えて、自分自身の人生を生きるパワーがかえってくる。―― 2 月は、3 年生にとって「自分と向き合う時」ですね。希望を失わず、最善を尽くしましょう! 今月の来校日は2日(火) 、9日(火) 、23 日(火)です。保護者の皆さまも、ぜひご活用くださ い。スクールカウンセラーが不在の場合、メッセージと電話番号を留守電にお残しください。な おメッセージは来校日に確認しています。(045-972-0335)