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地域一番店を目指して

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地域一番店を目指して
特集
地域一番店を目指して
01
お客様の立場で店づくり
川田 三和子
スリーエフでは、店舗の経営者であるオーナーが
地域のお客様に喜んでいただけるよう、
さまざまな独自の取り組みを実施しています。
次も買いに
来たい!と
思ってもらえる
お店を
オーナー
立地・特長
JR常 磐 線 柏 駅から車で約10分、我 孫 子 駅との ほぼ
中間地点。ロードサイド立地ながら周辺は古くからの住宅地で、常連
のお客様は男性ドライバーや地元のお年寄りが中心です。
オーナー の 声
「オープン後に競合店が次々とでき、どうしたらお客
ミニスー パーとしての
売り場
様に来ていただけるか常に模索していました。そんな中で気付いたの
は、お客様の方を向いて本気で商売に取り組むこと。接客も、クリーン
ネスも、品揃えもすべて120%やろうって決めています。
ロードサイド沿いだけれど、古くからの住宅地で高齢者も多く、ミニスー
パー代わりに利用するお客様も多い。なので、農家から直接仕入れた地場
野菜や、地元で人気の豆腐や調味料なども揃えています。そして、買う時
の参考になるよう
“おすすめ”が何か、商品の特長や味に関するコメントも
書き添えてます。ただ並べるだけでは、お客様には伝わらないですから。
次も買いに来たい!と思ってもらえる、そんな店づくりで地域のお役
に立ちたいです。」
アイデアいっぱいの
販促を展開
02
地域に合った品揃え
縄 藤雄
商品を手に
取った時の
お客様の
笑顔が見たい
オーナー
立地・特長
JR東戸塚駅から徒歩10分。幅広い世代と、30年続く
店の常連さんから利用されている店舗です。
年配の お客様 が多い ため、仏花を
近所の 花屋から
仕入れて販売
オーナー の 声
「商品を揃える上で大切にしているのは、お客様が欲
しい商品が必ずあるお店であること。うちは駅から帰る途上のコンビ
ニとしては最終店なんです。ここまで来て、買おうと思っていた商品が
ないと次からは利用していただけなくなります。
限られたスペースの中、すべてのジャンルでさまざまな種類の商品
を揃え、お客様のご要望に応えられるようにしています。横濱アイス工
房のカップアイスがよい例ですが、特にデザート、アイス、飲料は新商
品をどんどん導入し、お客様の反応を見て売れ筋を探しています。お
客様あってのお店ですから。
お客様から「近くで買えてうれしい」
と評判の
横濱アイス工房
欲しい 商 品を手に取った時 の お 客 様 の 笑 顔 が 見たい、この 思 いで
30年続けてきました。これからも地域の皆様に愛され続けるよう、お
客様の視点で品揃えをしていきます。」
3
スリーエフ 社会・環境レポート2015
特集 地域一番店を目指して
03
温かみのある接客
刈谷 文紀
お客様の
目を見て
ご挨拶、を
心がけてます
オーナー
立地・特長
京 成 大 久 保 駅と、大 学や中 学・高 校に近 い 住 宅 街に
立地。オープン当時、既存コンビニがある厳しい商圏立地からスター
トしました。
オーナー の 声
「独立して何かをやりたい思いが強く、選んだのがコ
温か み・親しみの ある
接客を心 がけています
ンビニエンスストア経営でした。商売経験もなく競合店も多く、オープ
ン当時は苦労しました。立地や客層を分析し、どうしたらお客様に必要
とされる店づくりができるか、常に考えていました。
気付いたことは、温かみや親しみのある接客の大切さ。八百屋でも
駄菓子屋でも、愛されるお店には温かみや親しみを感じます。特に心
がけているのは、お客様の目を見てご挨拶すること。
『いつ来ても必ず、いらっしゃいませ、ありがとうございました、と言っ
てくれる』
『スタッフも元気があって気持ちがよい』
と度々言われます。
お店を続けてきてよかった、と思える瞬間です。マニュアルどおりでなく
温かみのある商売で、地域のお客様に愛されるお店を続けたいです。」
お客様の目を見てご挨拶
04
地域と連携した防犯対策
中村 良成
地域の
安心・安全の
拠点として
役立ちたい
オーナー
立地・特長
小田急線本厚木駅から4キロ。県道沿いの街道立地
で、同時に古くからの住宅も多い。挨拶、声がけ、清掃活動などの基本
活動が表彰され、厚木警察署からいただいた感謝状
を徹底し、防犯活動に役立てています。
オーナー の 声
「安心で安全な街づくりに協力したい思いで、十数年
前に厚木警察署管内コンビニエンスストア防犯連絡協議会の副会長に
なりました。警察署で行う年4回の防犯訓練や万引きを防ぐための他店
舗への見回り、2 ヶ月ごとに更新する防犯の重点チェックポイントなど、
厚木警察署と連携し、さまざまな防犯活動を行っています。
店舗では防犯カメラの設置や深夜スタッフの腕章着用のほか、挨拶、
声がけ、店頭の清掃活動などを徹底して行うようにしています。また、
店舗だけでなく周辺にも注意を向けることで、スタッフ全員の防犯意
に更
厚木 警察 署が2 ヶ月ごと
入り口
新する防 犯のテーマを
に提示
識を高めています。今年4月には、深夜に駆け込んできた女性を保護
したこともありました。
これからも、地域の安心・安全の拠点としてコンビニエンスストアが
深夜 スタッフ は「厚 木警
察署 管轄 防犯
協議 会」の腕 章を必ず
着用
お役に立つことで、地域に必要とされるお店でありたいです。」
スリーエフ 社会・環境レポート2015
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