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真夏の 対策のご提案!
真夏の っ ち あ 対策のご提案! 真夏の炎天下、屋外には高温になる場所やモノが多く存在します。 遊具においても例外ではなく、子どもたちが『安心』して『安全』に遊ぶことのできる対策が望まれます。 某保育園の園庭に設置されている滑り台(2014年夏) 【滑り面の温度】 60.5℃ 手 滑り面:ステンレス製 手すり:木製 よりも滑り面の温度が高くなっている。 大人でも触っていられない熱さになっている。 【手 の温度】 56.2℃ 金属と異なり、触れた時の熱の伝わりが 焼きついたステンレスは 非常に熱い! 少ないため触っていられる。 赤外線サーモグラフィー画像 ※ 赤外線サーモグラフィーでは物質の放出する赤外線エネルギー量から温度を測定しています。 また特性として、金属のような光を反射をするものは正確に測定できないため、テープを貼り付けて測定しています。 対策後の滑り台(2014年秋) <対策>滑り面(ステンレス)に断熱塗料を塗布 ⇒ 上塗り(ホワイト)塗布 ⇒ クリヤー塗布 こんな仕上りに なりました! 【滑り面の温度】 37.6℃ 手 よりも滑り面の温度が低くなっている。 断熱効果で触るとより温度が低く感じられる。 【手 の温度】 42.0℃ 触れると効果は明らか! 赤外線サーモグラフィー画像 ※ 気温は35.7℃と高温だが、真夏と比べると日射が弱く全体的に温度は低めの環境であった。 断熱塗料の効果 【一般塗膜】 【断熱塗膜】 熱 熱 ⇒ 表面温度が高温でも瞬時に指触部分の温度は低下する。 かつ、熱い部材からの熱が伝わりにくいため触っていることが可能となる。 断熱効果により熱の やりとりが少なくなる