Comments
Transcript
第 3 0 7 号 2 0 1 7 年 1 月 1 日 執行委員長 樋 口 万 浩
だ ん け つ 第 307号 2017年 1月 1日 発 行 大 阪 市 港 区 築 港 1 − 1 2 ー 2 7 全日本港湾労働組合関西地方大阪支部 発 行 責 任 者 國 分 仁 昭 仲 間の皆 さん、 新年あ けま して おめで とうご ざいます 。 昨 年12月 5日、 恒例の “ふ れあ い餅 つき大 会”が 海の子 学園 にて、 まし た。子 供たち に大 人気の フラ 青 年部で 、こう いう ことの 解決 ンク フルト も全部 なく なり、 正に の支 援がで きない かと 考えま した 一丸 となっ て、“ 触れ 合い” を実 が、 やはり 、彼ら との 交流を 増や 感しま した。 すこ とで、 多様な 大人 に出会 い、 青年 部、執 行部、 一般組 合員 17分 午 後から は座談 会、 ドッチ ボー 少し ずつで も、知 らな い相手 でも 会・ 計41名 の参加 で開催 され まし ルと 紙芝居 。私は 座談 会に出 席し 会話 ができ るよう にな ればい いと た。 思いま した。 青 年部役 員が中 心とな りベ テラ 校 庭では 、ドッ チボ ールを して ン、 初参加 組合員 が力を 合わ せ、 いる 子供た ちのは しゃ ぐ声が 聞こ 滞り なく準 備が進 み、い ざ、 餅つ え、 白熱し た状況 が室 内の私 にも き大会 の始ま りです! 伝わっ てきま した。 子 供たち が一生 懸命に 送っ てく こ うして 楽しい 一日 が過ぎ 、閉 れる 声援が 、餅を つく私 たち の力 会の あいさ つが行 われ ました 。子 とな り、順 調に餅 がつき あが って 供た ちから 、あり がと うござ いま いきま した。 した とお礼 を言わ れた ことが すご 組 合員と 高学年 の子供 たち がバ く嬉 しく、 全力で 子供 たちと 触れ 執行委員長 組合員の皆さん、新年明けまし ておめでとうございます。 樋 口 万 浩 挙で衆参両院において、改憲に必 裁)任期を「異論なし」で、連続 要である「3分の2以上」を確保 3期・9年に延長しました。 シバ シ餅を つき、 仕上げ を小 さな まし た。そ こで、 中学 3年生 、高 あえ たこと が何よ り良 かった と感 子供 たちが 行う連 携で、 なん とも 校1 年生と 話す中 、気 になっ たの じた一 日でし た。 美味 しそう な餅が できあ がり まし は、 学園の 外では 人見 知りに なっ た。 皆も大 絶賛、 様々な 味付 けの、 てし まうと いうこ と、 そして 、外 いっ そう充 実した もち つき大 会と 現在、山元前委員長の指導を仰ぎ 企業が労働者をより安上がりに 参加や、原発再稼働や治安立法の でき たての 餅を美 味しく 頬張 る子 では 怖くて 買い物 がで きない とい なる よう、 青年部 を盛 り上げ てい つつ、支部の前途について、四役 使うことを目的に、非正規労働者 強化など、枚挙にいとまがないほ 供た ちをみ て、私 もうれ しく なり う話で した。 こうと 思いま した。 会議、執行委員会、組織部などで が増大されてきましたが、安倍政 ど国民無視の政策を強行していま の議論を重ねています。 権は、その上、残業代を払わなく す。次期衆議院選では、「野党統 その中で、やはり、現在の支部 て済む労基法の改悪(ホワイトカ 一候補」の樹立によって、自公候 にとっては、組織強化拡大が最大 ラー・エグゼンプション)や、金 補を追い落とさなければなりませ の課題であると再認識していると 銭でいつでも労働者を解雇するこ ん。 ころです。 とができる「解雇の金銭解決制度」 昨年10月8日の支部第40回定期 来年に向けて、しっかり総括し、 ( 2015.12∼ 2016.11) 大会から早2ヵ月が過ぎました。 強化拡大の具体化については、 大阪サ ンエ ー分会 松 本 森 宮 本 新正大 分会 裕 藤 本 史 登 柏 原 浩 一 泰 樹 望 月 三 広 西 蔭 治 人 美 仁 豊 島 和 敏 藤 田 昌 弘 池 尾 敬 介 木 浦 浩 一 此花荷 役分 会 田 恭 介 堂島分 会 外 竹 真 一 石 本 文 一 田 上 田 武 雅 己 片 岡 真 樹 海 田 剛 一 山 田 裕 二 圭 介 川 歩 藤 克 教 サ ン ユー サ ーヒ ゙ ス分 会 田 中 昭 信 大 正埠頭 分会 貢 高 城 臣 斗 上 田 勇 輝 米 田 貴 之 ミ ナト 産業分 会 杤木協 鐡分会 田 齊 カ ゙ スケ ミ カル 物 流 分 会 大東港 運分会 増 杉 第 一商事 分会 太 陽陸 運分会 大阪機 船分会 嵯 峨山 原 港 石油分 会 勝 中谷運 送分 会 平 神 崎運 輸分会 松 井 公志朗 古 田 茂 (敬称略・順不同) います。 他にも自衛隊の南スーダンにお ける駆けつけ警護という名の戦争 近年は、秋年末闘争が終わると などの法改悪をもくろんでいます。 すぐ春闘前段の各級の討論集会が 組合員の横のつながりを重視し、 年金制度においても、年金カッ 始まり、来年2月にかけてあわた 組合員やその家族の友人・知人へ ト法案が強行成立させられました。 だしい日程となっています。各分 の働きかけを強化すること。ある 政治的にも多くの課題がありま 会では、今春闘で組合員の皆さん いは、地域の未組織労働者を組織 すが、緊要の課題である辺野古・ が、まず企業との間で、賃金その できるつながりを創る。さらには 新基地建設反対闘争では、安倍政 他の労働条件や労働環境の改善を 支部執行部と組合員との連携を大 権は、キャンプ・シュワブゲート どう進めるのか、そのうえで支部 切にすることなどが必要と感じま 前に、警視庁はじめ他府県から機 としての春闘をどう構築していく した。 動隊を送り込み、座り込む反対派 のかについて、十分な議論と、各 組合員の皆さんには、今後企画 市民に暴力を振るう、挙句の果て 場面での意見交換の準備をお願い される支部活動に積極的に参加を に不当逮捕まで行うなど、激しい します。 いただきながら、種々の意見をお 弾圧を行っていますが、許しては 聞かせ願いたいと思っています。 なりません。 国内情勢では、7月の参議院選 4 した安倍政権による暴走が続いて この1年を実りあるものにする ために、結集をよろしくお願いし 自民党内では、安倍の総裁(独 1 ます。 だ 20 17 . 1. 1 ん け つ No .3 07 「沖縄に基地はいらない!12・ 10おおさか総がかり集会」が12 月10日、扇町公園にて開催され ました。 最初に沖縄からの連帯あいさ つとして、参議院議員・「オー ル沖縄」幹事長の伊波洋一さん 「 岩国希望の祭」と 国際連帯集会 が沖縄の現状を報告しました。 「基地建設反対運動の激しい弾 長)は、各労働組合が共に基地 79年に琉球を武力併合した琉 問題を考え、沖縄の基地負担を 球処分と同じである。高江では 軽 減 さ せ る 共 同 構 想 を 提 案 し た。 圧が続いている。辺野古新基地 国 際 連 帯 集 会 が 12月 10・ 1 1日、 反対派市民に、大阪府警の機動 隊員が「土人」など差別発言を や高江のオスプレイ・パッドの 山口県岩国市で開催され 、支部 行ったが、政府は「差別と断定 建設によって、貴重な海洋生物 からは林書記長、山本組合員 できない」と擁護した。今後、 やヤンバルの森の生態系が破壊 されている。また、大阪府警の 集会宣言では、「沖縄県民と 機動隊による「土人」差別発言 連帯し、辺野古への新基地建設 も許せないが、これを容認する や高江のオスプレイ・パッド建 大阪府知事や沖縄担当大臣も許 設工事の中止、普天間飛行場の 闘う」ことを宣言しました。 集会後は2コースに分かれて デモ行進を行いました。 当日は、主催者発表で4000人 (関西海運分会)、萩原 組合員 沖縄の海兵隊は減少していくこ (大正埠頭分会)、私の 計4名 とが明確になっているにもかか が 参 加 し た。 わらず、日本政府の都合で基地 10日 は 、 岩国 シ ン フォ ニ ー ホー の強化が進められている。これ ルにて、歌を通じて平和 を訴え からも国際的に沖縄の基地問題 る「岩国希望の祭」。海 外や全 を訴え、日本全国で様々な運動 国各地からの参加者約2 00名 韓国からのホ・ヨングさん、 が、地元の子どもたちの “よさ チョ・チャンスさんはパク・ク こい”踊りや、まーちゃ んバン ネ退陣要求の集会は100万人 ド の LIVEな ど を 楽 し ん だ 。 以 上 に 膨 れ 上 が り 、 12月 3 日 に は即刻退陣を求める大集会に、 を展開しなければ何も変わらな い 」 と訴 え た 。 労働運動の共闘を 拡 大し よう ! 232万人が参加したとの報告 が な さ れた 。 2017年は高江・辺野古の フィリピンからのゲストは、 基地建設問題だけでなく、厚木 せない」などとアピールしまし 閉鎖と速やかな返還、米海兵隊 が結集し、わが全港湾も5割動 25年 前 に 2 つ の 米 軍 基 地 撤 去 を 基 地 か ら 岩 国 に 59機 の 艦 載 機 が た。 の沖縄からの撤退、不平等な日 員で参加しました。 勝ち取り、「民衆は団結したら 移転、オスプレイの訓練は全国 決 し て 負け な い ! 」 と訴 え た 。 各 地 の 住 宅 地 で 日 常 化 し て い る。 その後、各分野からのリレー 米地位協定の抜本的な改定を求 安倍政権は、沖縄差別、原発 トークと各政党(自由党、社民 めるとともに、戦争法の廃止と 再稼働、労働法制の改悪、社会 党、日本共産党、民進党)から 4名の方があいさつされた。 南スーダンへのPKO派遣の中 止を求め、いっそう力を結集し 米軍のために私たちの生活が脅 保障の切り下げなど、今、流行 その後、岩国福祉会館にて の言い方で言うならば、“アメ 「 国 際 連 帯 集 会 」 が 開 催 さ れ た。 リカ・ファースト”に盲進し、 日本の民衆の生活を破壊してい ます。この意味では、やはり、 政治闘争は重要だと思います。 アメリカ大統領の交代で、在 集会冒頭、田村順玄さ ん(岩 国市会議員)が、岩国の 米軍基 11日 の 「 労働 者 反 戦交 流 集 会」 で、特別アピールを行った安次 の 強 化 を 訴え た 。 富浩さんは、「今、沖縄で起き その後、多彩なゲスト 陣が、 を求められる可能性が高まって 富浩さんは、辺野古では 非暴力 います。安倍政権に終止符を打 の 闘 い で 20年 間 、 新 基 地 建 設 を 党共闘の実現が重要だと思いま す。 ていることは、明治政府が18 そ れ ぞ れ の闘 い を 報 告し た 。 沖縄・ヘリ基地反対協 の安次 阻止してきたが、今は正 念場に さしかかっていること。 京丹後 からは米軍エックスバン ドレー ダー基地問題、神奈川か らは米 軍艦載機移転問題、横田 基地で 闘う大森進さん(東京全 労協議 2 らずヤマトの闘いが重要となっ ている。軍事のために社会保障 地が強化されている状況 と闘い 日米軍維持費のさらなる負担増 つべく、当面、沖縄のように野 労働 者 が団 結し た 労働 者反 戦交 流集 会 かされている中で、沖縄に止ま 3 が交代するような世の中を変え な け れば い け な い 。 労働者が闘いの再構築のため の 前 面に 出 よ う !