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酒粕を活用した新しいスイーツの商品化発表会

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酒粕を活用した新しいスイーツの商品化発表会
記者発表資料
平成28年 2月 5日(金)
産業部商工課(物産振興係)
担当:中村(内線523)
酒粕を活用した新しいスイーツの商品化発表会
~気仙沼向洋高等学校の生徒が発案~
■ 一般社団法人i.club(代表理事:小川 悠)と気仙沼向洋高等学校(産業経済科
2年)は、新たな商品開発に取り組んでおります。この度、地元の酒粕と牛乳を煮詰め
作った「酒粕ミルクジャム」を開発し、気仙沼菓子組合の協力により、それを使用した
「シフォンケーキ」と「アルファフォーレス」を商品化しましたので、発表会を開催し
ます。
※ 平成26年度は課外活動として実施。平成27年度からは産業経済科2年の「商品開発」の授業内で
実施しています。平成28年度以降も継続して取り組みを続け、酒粕ミルクスイーツの新たな商品開発
を行い、ラインナップを続々と増やしていく予定です。
※ 「男山本店」の銘酒「蒼天伝」の大吟醸の練粕 /「モーランド」の牛乳を使用
■ なぜ酒粕なのか?
気仙沼では古くから魚の粕漬けや郷土料理「あざら」などに酒粕を使い、食品の長期
保存などに活用してきました。かつての食文化の一つです。しかしながら、現在では高
校生など若者にとっては、あまり馴染みのないものになっています。気仙沼には現在も
酒蔵があることから、改めて気仙沼の酒粕文化に着目し、それを活用したスイーツブラ
ンドの提案にいたったものです。
■ 発表会について
日 時:平成28年 2月 9日(火)午前10時から
場 所:気仙沼市役所本庁舎2階 応接室
出席者:気仙沼市
気仙沼向洋高等学校
菅原 茂 気仙沼市長 ・ 菅沼 真澄 副市長
片岡 剛 教諭
産業経済科2年 生徒数名
(一社)i.club 小川 悠 代表理事
神田 大樹 ディレクター
気仙沼菓子組合
齋藤 宏(気仙沼菓子組合組合長・菓子舗サイトウ)
畠山 賢一(菓心 富月)
千葉 洋平(株式会社紅梅)
■ 販売について
平成28年 2月12日(金)から販売開始(予定)
○ シフォンケーキ
販売店舗
菓子舗サイトウ
酒粕ミルクジャムをたっぷりと生地に加えて、つくったシフォンケーキです。
○ アルファフォーレス
販売店舗
紅梅
アルファフォーレスは、少し厚めのクッキーにミルクジャムを挟み、外側をチョコレートとココナッ
ツでコーティングしたアルゼンチンの伝統的なお菓子です。この挟むジャムを酒粕ミルクジャムに変
えました。
○ 酒粕ミルクジャム(瓶詰め)
販売店舗
菓心 富月
○ 一般社団法人i.clubについて
(一社)i.clubは、地域の高校生が地元の魅力を再発見し、世代を越えたつながり
をもちながら、新たな価値を生み出す教育プログラム(イノベーション教育)を開発・
提供しています。また、教育プログラムを通じて、地域の高校、ならびに事業者・自治
体と協働をすすめ、地域における新たな産業創出を目指しています。
○ 気仙沼市におけるこれまでの活動
平成24年度
トライアルプログラムⅠ
中国の高校生 30 人と歩いて気づく、気仙沼の"いいね!"
トライアルプログラムⅡ
高校生がデザインする気仙沼の新しい Oh!BENTO!
平成24~25年度
高校生がデザインする気仙沼の新しいドライフード!
平成26年度~
「なまり節ラー油」の考案及び商品化
高校生からはじまる気仙沼の新しい酒粕!
「酒粕ミルクジャム」及び「酒粕ミルクジャム」を活用した
スイーツブランド「酒粕ミルクスイーツ」の考案及び商品化
※ 昨年度「酒粕ミルクジャム」を開発し、コヤマ菓子店の協力により「酒
粕ミルクマカロン」の限定販売をした(平成27年3月に記者発表)
。
【問い合わせ先】
一般社団法人i.club
神田 大樹(かんだ ひろき)
TEL:080-1619-9363
e-mail: [email protected]
i.clubの取り組み概要
商品開発を通じた高校と農・工・商との連携モデルの構築
「酒粕ミルクスイーツ」プロジェクト
全国の地域が抱える課題 = 若者の地域離れ
1
2
地元の良さを理解する機会がない
3
新たな価値を生み出すことを
同世代や世代の枠を
越えたつながりをもつ機会がない
学ぶ機会がない
→これらの課題を解決することが大切
若者の地域離れを解決する
3つの機会 の提供
1
2
地元の良さを理解する機会をつくる
3
新たな価値を生み出すことを
同世代や世代の枠を
越えたつながりをもつ機会をつくる
学ぶ機会をつくる
→i.club はイノベーション教育でこれらを提供
これまでの取り組み
2013年度 なまり節ラー油の開発
気仙沼に高校生たちが、昔から気仙沼に根付くドライ
フード文化から、カツオの「なまり節」を取り上げ、
食卓の上で接する機会をもう一度増やすために商品を
開発。「カツオのなまり節」と「食べるラー油」を組
み合わせ、「なまり節ラー油」が誕生した。
2014年度 酒粕ミルクジャムの開発
気仙沼の高校生たちが、「酒粕」が粕漬けや郷土料理
「あざら」として長期保存するための食材として、頻
繁に利用されてきた地元の歴史に着目し、地元の酒粕
と牛乳を煮詰め作った「酒粕ミルクジャム」を開発。
1
取り組みから高校生たちが地元に対して誇りや愛着をもつように変わった(卒業し
た高校生に中には、地元企業にそのまま就職)と同時に、地域経済への貢献を行う
ことに成功した。今後はこのような「地域の人材育成」と「地域経済への貢献」の
「両方」を「継続的」に気仙沼で実施していく仕組みづくりが大切。
今回の取り組み
2015年度 酒粕ミルクスイーツの開発
開発した「酒粕ミルクジャム※1」を使用したスイーツ
を気仙沼の新スイーツブランド「酒粕ミルクスイーツ」
として、気仙沼菓子組合の協力により商品化する。
1. シフォンケーキ 2. アルファフォーレス※2 を開発
※1 「男山本店」の銘酒「蒼天伝」の練粕、「モーランド」の牛乳を使用
※2 アルゼンチンの伝統的なお菓子の名称
スイーツブランドのラインナップ
今後の取り組み
2016年度 酒粕ミルクスイーツの開発(継続)
新年度の「商品開発」の授業にて、酒粕ミルクジャム
を使用した新たなスイーツの提案に挑戦。2015年度
とは別の地元の菓子店と協力し、商品を開発。酒粕ミ
ルクスイーツのラインナップを増やす予定。
※ 平成26年度は課外活動として実施。平成27年
度からは産業経済科2年の「商品開発」の授業内にて
初めて実施した。
【問い合わせ先】 一般社団法人i.club 神田大樹(かんだひろき)
Tel:080−1619−9363
e-mail: [email protected]
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