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構造工学特別演習Ⅱ(Advanced Exercise in Structural EngineeringⅡ)

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構造工学特別演習Ⅱ(Advanced Exercise in Structural EngineeringⅡ)
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報システムコース>
音響情報学特論 (Acoustic Informatics)
選択
2単位
1期
教授
大石 弥幸
【授業の概要】
【授業の内容】
音響情報学の講義として、近年、広い分野で重 ① はじめに
要となっているディジタル信号処理の技術につ ② 音の物理と聴覚
いて、とくに音に集中して学習する。まずは、聴 ③ 音響信号の特徴
覚を理解したうえでの実践的周波数分析の方法 ④ 音響信号のディジタル化
を学ぶ。そして線形システムのディジタル処理か ⑤ 複素フーリエ級数と直交展開 1
ら、フィルタに代表される音の加工、そして音声 ⑥ 複素フーリエ級数と直交展開 2
認識や合成の原理にも触れる。音響の情報処理は ⑦ DFT と FFT アルゴリズム
画像・映像の情報処理への基礎でもある。
⑧ 音響信号の周波数分析 1
⑨ 音響信号の周波数分析 2
⑩ フーリエ変換の諸定理
⑪ 線形システムの解析
⑫ Z変換とシステムの特性
⑬ ディジタルフィルタの原理
⑭ ディジタルフィルタの設計
⑮ まとめ
【成績評価の方法】レポートを主として、講義での発表等の総合評価
【教科書】「信号処理入門」佐藤幸男著(オーム社)
【参考書】
コンピュータシステム特論(Computer Systems)
選択
2単位
1期
教授
田中 秀和
【授業の概要】
情報を取り扱い人間に役立てる現代の情報処
理技術は、コンピュータのめざましい発展により
急激に変化している。本特論は、現在のコンピュ
ータシステムを支えるハードウェア、ソフトウェ
アを並列コンピューティングの観点で見直し、そ
してその利用と評価の方法について学ぶことを
目的とする。コンピュータに関わる者すべてにと
って欠かせない基本的な知識を養う。
【授業の内容】
① コンピュータシステムの分類
② 並列化のレベルと並列オペレーション
③ ペトリネット
④ ペトリネットと並列動作
⑤ 拡張ペトリネット
⑥ 並列処理の概念
⑦ ネットワーク構造
⑧ 並列システムの構造
⑨ 並列システムにおける同期と通信(ソフトウェアによる解)
⑩ 同上(ハードウェアによる解)
⑪ 同上(セマフォー)
⑫ 同上(モニタ)
⑬ 並列化の問題(データの一貫性)
⑭ 同上(デッドロック、ロードバランス)
⑮ 並列化の課題と動向
⑯ 期末試験
【成績評価の方法】課題レポート40点、期末試験60点、合計60点以上を合格とする
【教科書】”Parallel Programming -- An Introduction”, T.Braunl, Prentice-Hall.
【参考書】
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報システムコース>
コンピュータビジョン特論(Computer Vision)
選択
2単位
1期
准教授
竹内 義則
【授業の概要】
【授業の内容】
人間は目の網膜に写った 2 次元の映像から 3 次 1.
画像の表現
元空間を認識することができる。人間がものを見 1.1 初期視覚
るという仕組みを解明し、工学的に実現すること 1.2 ゼロ交差法と原始スケッチ
がコンピュータビジョンの重要なテーマの一つ 1.3 透明性の知覚
であり、これまでに数十年にわたって研究が続け 1.4 群化
れている。この講義では、網膜や脳内の 1 次視覚 2.
2 次元画像から 3 次元へ
野での処理をもとに、どのようにものを見ている 2.1 人間の視覚処理過程
かを解説する。さらにその処理をコンピュータを 2.2 ステレオ法
用いて工学的に実現することにより、理解を深め 2.3 方向選択性
る。
2.4 仮現運動
2.5 動きからの構造復元
2.6 線画解釈
2.7 テクスチャ
2.8 陰影からの構造復元
以上の内容を 15 回の講義で実施する。
【成績評価の方法】 課題レポート 100%
【教科書】 なし。プリントを用いる。
【参考書】デビット マー著、乾 敏郎、安藤 広志訳、 ビジョン―視覚の計算理論と脳内表現、産業図書、1987
田村 秀行、 コンピュータ画像処理、オーム社、2002
情報統計学特論 (Advanced Information Statistics )
選択
2単位
1期
講師
柴田 慎一
【授業の概要】
【授業の内容】
工学に必要な実験の測定データ・アンケート ① ガイダンス、統計の基礎概念
評価などの情報を整理し,そのデータの持つ性質 ② 統計サンプリング
や傾向の把握,および予測を行う方法を統計的手 ③ 基本統計量
法という。この手法は自然科学の分野だけでなく ④ 度数分布と四分位数
人文科学や社会科学など,幅広い分野でデータ解 ⑤ 変数の相関関係
析に用いられている。
⑥ 相関と回帰
本特論では,まず統計解析の基本を理解し 2 変 ⑦ 確率分布と確率密度関数
量を扱った解析方法ついて説明する。統計学にお ⑧ 記述統計と推測統計
ける情報量、仮説検定と統計的推定の考えについ ⑨ 検定と推定
て具体例を用いて学習する。
⑩ 主成分分析・判別分析
また 3 変量以上を扱った主成分分析や数量化な ⑪ 数量化Ⅰ類
ど多変量解析の手法について説明し,具体例を用 ⑫ 数量化Ⅱ類
いて基本概念や解析に必要なデータと解析結果 ⑬ 数量化Ⅲ類
の解釈について学ぶ。
⑭ 数量化Ⅳ類
各講義時に提示する課題・レポートを通して ⑮ まとめ
上記の内容の知識を深める。
【成績評価の方法】講義の取組(40%),課題・レポート(60%)による総合評価
【教科書】講義中に資料を配布
【参考書】有馬哲,石村貞夫「多変量解析のはなし」東京図書(1994)、岡田昌史(監修)「R による医療統計学」丸善株式会社(2007)
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報システムコース>
生体情報学特論 (Bioinformatics)
選択
2単位
1期
教授
水野
義雄
【授業の概要】
【授業の内容】
生体が発生する信号は(情報)は、生体電気現 ① 授業内容の解説
象として捉えることができる。
② 生体情報の基礎(静止電位と活動電位)
この特論では、生体情報の導出方法とテレメト ③ 生体情報の基礎(脳波・心電図・筋電図などの特徴)
リシステムによる通信方法、情報解析と処理につ ④ 生体現象導出と電極
いて学ぶ。前半は、生体の活動電位や静止電位な ⑤ 生体信号増幅(増幅器の特色)
ど、基礎的な内容を取り扱い、細胞内・外の体液 ⑥ 生体信号増幅(雑音対策等)
イオン組成の差による起電力について学ぶ。後半 ⑦ 各種センサ(圧力・変位・振動・音響変換)
は、各種生体信号導出に用いる各種センサの特 ⑧ 各種センサ(流速・流量・熱・温度変換)
性、生体信号伝播方法としてのテレメトリシステ ⑨ 各種センサ(光・イオン・ガス―電気変換)
ムと信号処理における技術を取り扱い、医療現場 ⑩ テレメトリシステム
で行われている生体情報の相互ネットワークに ⑪ 生体情報処理技術(アナログ処理とデジタル処理)
ついても学ぶ。
⑫ 生体情報処理技術(波形処理方法)
⑬ 生体情報処理技術(画像処理とデータ管理)
⑭ 医療現場におけるネットワーク
⑮ まとめ
【成績評価の方法】討論への参加意識(20%)と課題リポート(80%)による総合評価
【教科書】授業の内容に則したプリントを担当者が準備する。
【参考書】「臨床検査講座:医用工学概論」北村清吉著(医歯薬出版)
音声音楽情報処理特論 (Speech and Music Informatics)
選択
2単位
2期
准教授
柘植 覚
【授業の概要】
【授業の内容】
本講義では、音声信号および音楽信号に関する ① 講義内容の解説・ガイダンス
情報処理技術を取り扱う。
② 音声生成のメカニズム
人間間のコミュニケーションの道具である音 ③ 音声生成のデジタルモデル1
声をコンピュータとのコミュニケーションに使 ④ 音声生成のデジタルモデル 2
用する場合、コンピュータが音声を理解しなけれ ⑤ 音声・音楽信号のデジタル信号処理 1
ばならない。この仕組みを理解するため、音声認 ⑥ 音声・音楽信号のデジタル信号処理 2
識システム、話者認識システム、音楽検索システ ⑦ 話者認識(特徴量抽出)
ムなどのアプリケーションの仕組みを学び、信号 ⑧ 話者認識(統計モデル)
処理や統計などの技術を習得する。
⑨ 話者認識(話者識別・照合)
⑩ 音声認識(特徴量抽出)
⑪ 音声認識(音響モデル)
⑫ 音声認識(言語モデル)
⑬ 音声認識(探索)
⑭ 音声/音楽情報処理アプリケーション
⑮ まとめ
【成績評価の方法】授業への取り組み(30%)およびレポート(70%)による総合評価
【教科書】講義中に資料を配布
【参考書】「ディジタル音声処理」古井 貞煕(東海大学出版会),「コンピュータ音楽」(東京電機大学出版局)
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報システムコース>
システムプログラミング特論(System Programming )
選択
2単位
2期
教授
國立 勉
【授業の概要】
【授業の内容】
OSなどのシステムに関わるプログラム、組込 ① はじめに
み機器の入出力信号を制御するプログラム、バイ ② 固定小数点と浮動小数点
ナリファイルを操作するプログラムなどでは、デ ③ ポインタ操作とリスト処理
ータの2進数表現、データのメモリやファイル上 ④ 標準入出力
の表現、非同期のイベント処理、グラフィック表 ⑤ 動的メモリ割当てと静的メモリ割当て
示処理などに精通する必要がある。これらのプロ ⑥ ビット操作、バイナリ操作
グラム作成は、コンピュータやOSの詳しい知識 ⑦ メモリアライメント
を必要としており、システムプログラミングとも ⑧ 多次元配列
言われる。そのためにはC言語の基礎知識だけで ⑨ ファイル入出力
は不足である。ここでは、システムプログラミン ⑩ マルチプロセス、マルチスレッド(1)
グ技術を学び、コンピュータの深い知識と幅広い ⑪ マルチプロセス、マルチスレッド(2)
応用技術を習得する。
⑫ イベント処理、ウィンドウ処理
⑬ 分割コンパイル、外部変数、型定義など
⑭ プログラムの効率化
⑮ 総合復習と理解確認
【成績評価の方法】 日常の受講状況(取組み姿勢、課題提出など:5 割)、小テスト(5 割)
【教科書】 プリント等を配布
【参考書】 改訂 新 C 言語入門 シニア編 林晴比古 ソフトバンクパブリッシング
組込みエンジニアのためのC/C++プログラミングのヒント 組込みプレス編集部
効率のよい組込みC言語プログラミング 金田一勉 電波新聞社
技術評論社
情報ネットワーク特論(Information Networking)
選択
2単位
2期
教授
朝倉 宏一
【授業の概要】
【授業の内容】
近年のコンピュータ・システムはネットワー ① ガイダンス,並列処理・分散処理とは
クなしには成り立たなくなっています.また,ネ ② 並列処理を支援するソフトウェア
ットワーク接続を前提として,多数のコンピュー ③ タスク・スケジューリング(1)
タを有機的に連係させて動作させる並列・分散 ④ タスク・スケジューリング(2)
処理システムが一般的になってきています.本特 ⑤ タスク・スケジューリング(3)
論では,情報ネットワークに関する発展的な話題 ⑥ タスク・スケジューリング(4)
として,並列処理,分散処理,モバイル・アドホ ⑦ タスク・スケジューリング(5)
ック・ネットワークに焦点を当て,最新の文献・ ⑧ 分散処理システムのソフトウェア
論文を輪読することで,最新の研究成果について ⑨ グリッド,クラスタ・システム
知識を深めます.
⑩ モバイル・アドホック・ネットワーク
⑪ ルーティング・プロトコル(1)
⑫ ルーティング・プロトコル(2)
⑬ ルーティング・プロトコル(3)
⑭ ルーティング・プロトコル(4)
⑮ ルーティング・プロトコル(5)
【成績評価の方法】講義中に行う演習(20%),レポート課題(30%),期末試験(50%)で評価します.
【教科書】講義中に資料を配付します.
【参考書】講義中に資料を配付します.
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報システムコース>
制御システム特論 (Control Systems)
選択
2単位
2期
教授
不破 勝彦
【授業の概要】
【授業の内容】
制御は、機械、電気、情報、経済などありとあ ① 制御システムの実例
らゆるシステムに必要とされる基盤技術である。 ② 制御数学の基礎(1)
本講義では、現代制御理論を使った制御システム ③ 制御数学の基礎(2)
を構築するための基礎を論ずるとともに、簡単な ④ 制御数学の基礎(3)
制御システムが構築できるようになることを目 ⑤ 状態方程式
指したい。前半では、安定性や可制御・可観測性 ⑥ 安定性
など制御システムの解析について学ぶ。後半では ⑦ システムの線形変換
状態推定器を併合した状態フィードバック制御 ⑧ 可制御性・可観測性
の設計法について学ぶ。
⑨ 状態フィードバック制御(1)
⑩ 状態フィードバック制御(2)
⑪ 状態推定器(1)
⑫ 状態推定器(2)
⑬ 状態推定器を併合した状態フィードバック制御
⑭ プレゼンテーション(1)
⑮ プレゼンテーション(2)
【成績評価の方法】レポート(20%)、プレゼンテーション(30%)、小テスト(50%)
【教科書】「入門現代制御理論」白石昌武著(日刊工業新聞社)
【参考書】
センシングシステム特論 (Sensing Systems)
選択
2単位
2期
教授
上田 浩次
【授業の概要】
【授業の内容】
我々が活用しているあらゆる機器は様々なセ ①はじめに(授業ガイダンス,ITSの概要説明)
ンシングシステムによって支えられている。この ②日本のITS(1)(背景(1))
センシングシステムでは,対象に応じたセンサが ③日本のITS(2)(背景(2))
用意され,その出力に信号処理を施すことによっ ④ITS の取り組み(カーナビ,VICS等)
て,所望の解析結果を得る。そして,その結果を ⑤ITS とセンシング(1)(ETC等)
もとにシステムの状況理解がなされ,適切な制御 ⑥ITS とセンシング(2)(ETC,DSRC等)
が実行される。
⑦ITS とセンシング(3)(その他各種取り組み(1))
本講義では,センシングシステムの具体的な ⑧ITS とセンシング(4)(その他各種取り組み(2))
制御事例として ITS を取り上げる。そして,そこ ⑨ITS とセンシング(5)(AHSの取り組み(1))
で利用されている各種センサの紹介とそれらを ⑩ITS とセンシング(6)(AHSの取り組み(2))
とりまく背景およびシステム制御の紹介を行う ⑪ITS とセンシング(7)(まとめ)
とともに,システムの状況理解のために利用され ⑫情報工学,電気回路の基本内容確認
ているディジタル信号処理技術に注目し,その処 ⑬信号処理関連基礎技術(1)(伝送線路理論1)
理内容についても理解を深める。これらの理解を ⑭信号処理関連基礎技術(2)(伝送線路理論2)
通じて,センサセンシング技術について学ぶ。
⑮研究事例紹介:センサ応用システム
【成績評価の方法】授業,課題取組状況 50%と演習レポート 50%の総合評価
【教科書】文献,プリント配布
【参考書】
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報システムコース>
データ工学特論 (Advanced Data Engineering)
選択
2単位
2期
教授
佐藤 秀樹
【授業の概要】
【授業の内容】
情報化社会ではデータの蓄積と運用が重要で ① データマイニング入門
あるとともに、巨大なデータから有用な知識を採 ② 決定木
掘するためのデータマイニング技術が必要とな ③ ルール学習
ってくる。この特論では、データマイニングにお ④ ナイーブベイズ学習
ける各種の手法、前処理・データ変換、知識の精 ⑤ 最近傍法
度評価、知識発見などについて学習する。これら ⑥ 相関ルール
を通して、データマイニングに関わる基礎的技術 ⑦ アンサンブル学習
の修得を目的とする
⑧ クラスタリング
⑨ サポートベクタマシン
⑩ 帰納論理プログラミング
⑪ 数値属性の離散化
⑫ 属性選択
⑬ 属性構築
⑭ 事例選択
⑮ 知識の精度評価
【成績評価の方法】授業取組み状況(50%)、レポート(50%)による評価
【教科書】プリント配布
【参考書】
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報デザインコース>
コンピュータグラフィックス特論 (Computer Graphics)
選択
2 単位
1期
教授
横山 弥生
【授業の概要】
【授業の内容】
近年、さまざまなメディアによる表現が盛ん ① CGと画像処理
であるが、本特論では、コンピュータグラフィ ② 座標系と幾何学的モデル
ックスを中心とした表現と技法の進歩を歴史 ③ ディジタル画像と変換
的な名作の鑑賞を通して学び、今日に至るまで ④ CG表現の発展-CG誕生と本格的な始動~70 年代まで-
のさまざまなコンピュータグラフィックス表 ⑤ CG表現の発展-80 年代実用化と普及~今日まで-
現を概説する。また、コンピュータグラフィッ ⑥ 国による表現の相違-アメリカ、カナダ-
クスと画像処理を別々に扱うのではなく、視覚 ⑦ 国による表現の相違-ヨーロッパ-
に関わる情報処理として、統合的に展開する。 ⑧ 国による表現の相違-日本-
⑨ 映画の中のCG
⑩ 最前線のCGアート
⑪ 基本的表現による応用表現への展開
⑫ シミュレーションとしてのCG
⑬ アルゴリズムアート
⑭ 数理造形
⑮ 今後の発展
【成績評価の方法】理解 50%、ディスカッション 25%、レポート 25%
【教科書】プリントの配布
【参考書】
コンピュータミュージック制作特論 (Computer Music Production)
選択
2単位
1期
教授
小高 直樹
【授業の概要】
【授業の内容】
現代においてコンピュータミュージックは従 ① はじめに
来の音楽と区別がつきにくいほどの精度になっ ② MIDI 概論
てきている。しかし厳密には本物の楽器と比べて ③ 楽器法概論、プラグインの説明等
どのような欠点があるのだろうか?コンピュー ④ 既成楽曲のデータ化 1(ベロシティー、ゲートタイム)
タミュージックの限界を知る事により逆説的に ⑤ 既成楽曲のデータ化2(コントロール、テンポ等)
その用途を考える。
⑥ 既成楽曲のデータ化3(総合)
また、既成の映像に対してサウンドがどのよう ⑦ 既成楽曲のデータ化4
に付随しているかを検証して実際に映像に付随 ⑧ AUDIO 概論
するサウンドを制作してみる。
⑨ 楽器音以外の音を取り入れたデータ制作1
⑩ 楽器音以外の音を取り入れたデータ制作2
⑪ 楽器音以外の音を取り入れたデータ制作3
⑫ 映像とサウンド1
⑬ 映像とサウンド2
⑭ 映像とサウンド3
⑮ まとめ
【成績評価の方法】データ提出による判定
【教科書】
【参考書】
<情報学専攻:情報学専攻科目 情報デザインコース>
メディア論特論 (Media Studies)
選択
2単位 1期
非常勤講師
川戸 和英
【授業の内容】
【授業の概要】
グローバルな高度情報ネットワーク社会が ①オリエンテーション、文献紹介
急速な進展をみせる中で、社会とメディア、 ②社会学の理論(1)デュルケムとマックスウェーバ
市民とメディアの関係も多様化と複雑化が進 ー
行し、送り手と受け手の境界が希薄化してい ③社会学の理論(2)アメリカと社会学
④メディア理論①:G.タルドと W.シュラム
る。
本講義では、社会学およびメディア論の視 ⑤ メ デ ィ ア 理 論 ② : リ ー ス マ ン と ブ ー ア ス チ ン
座から、現代社会におけるメディアの諸相を ⑥メディア理論③:M.マクルハーン
解明し、ソーシャルメディア時代のメディア ⑦メディアの変容と電子の文化
と社会の新たな展望を導き出すことを目的と ⑧情報化社会とメディアイベント
⑨メディアと日本の大衆文化
する。
受講者は、積極的に各種文献購読やリサー ⑩メディアとコマーシャリズム
チに取り組み、知識と見解双方を養成するこ ⑪メディアの巨大化と情報の質的変容
⑫ネットワーク化と市民社会
とが望まれる。
⑬グローバルメディア論
⑭社交社会とメディア
⑮まとめ:メディア変革のための知
【成績評価の方法】出席、講義ごとの文献レポートと期末レポートの総合点で評価する
【教科書】特に使用しない
【参考書】テーマごとに指示する
企業総合情報デザイン特論 (Corporate Communication Design)
選択
2単位
2期
教授
横井 健二
【授業の概要】
【授業の内容】
ステーク・ホルダー(顧客、株主、従業員、社 ① 企業における情報発信の意義
会、他)との良好な関係作りは、企業の命運を分 ② コミュニケーションとは
ける重要事項であり、このような関係作りにおけ ③ 企業の情報発信の仕組み
る情報発信の果たす役割は大きい。
④ 企業価値と情報発信
昨今の企業の社会的責任(CSR)が重視される ⑤ 顧客とのコミュニケーション
潮流も踏まえ、本特論では、企業の情報発信の意 ⑥ 株主とのコミュニケーション
義、各種の情報発信手法、そしてインターネット ⑦ 従業員とのコミュニケーション
に代表される最新のメディアを活用した新概念 ⑧ マーケティング活動とコミュニケーション
のコミュニケーション手法など、企業における情 ⑨ 企業のブランド戦略
報発信のあり方や情報デザインの手法を学ぶ。
⑩ 広報活動と宣伝活動
⑪ 企業の社会的責任(CSR)と危機管理
⑫ インターネントを活用したコミュニケーション1
⑬ インターネントを活用したコミュニケーション 2
⑭ 企業ケーススタディ
⑮ 企業コミュニケーションの将来像
【成績評価の方法】授業における発言、ディスカッション;30%、レポート(複数回);30%、最終課題(プレゼン
含む);40%
【教科書】特になし
【参考書】特になし
<情報学専攻:情報学専攻科目情報デザインコース>
視覚表現特論(Visual Representation)
選択
2単位
2期
教授
高木 基充
【授業の概要】
【授業の内容】
現代社会においてビジュアルイメージをつか ① 環境とデザイン
ったコミュニケーションは不可欠なものとなっ ② デザインから見た生活
ている。本特論では、情報メディアと視覚表現の ③ デザインの拡張
社会的役割とその意味を理解し、情報コミュニケ ④ コンピュータとデザイン
ーションと情報デザインの新たな表現形態と思 ⑤ I.T.の発展とデザインの関係
想を考察する。授業は講義と後半でプロジェクト ⑥ 色彩の革命
ワークに取り組む。
⑦ 専門から常用へ
⑧ 20世紀型デザインの特徴
⑨ デザインの遊離と希薄化
⑩ デザインとアートの違い
⑪ 常用デザインとは
⑫ プロジェクトワーク1
⑬ プロジェクトワーク2
⑭ プロジェクトワーク3
⑮ まとめ
【成績評価の方法】制作、プレゼンテーション、レポート
【教科書】参考書を購入すること。
【参考書】「常用デザイン」南雲治喜著(グラフィック社)
デザインコミュニケーション特論(Theory of Design Communication)
選択
2単位
2期
准教授
井藤 隆志
【授業の概要】
【授業の内容】
デザインによって、自分の考える理念、思想を ① プロダクトデザインおける、発想/表現/伝達
どのようなプレゼンテーション表現によって、伝 ② デザインリサーチ1 <市場調査>
達していくか、演習及び課題を通して学んでい ③ デザインリサーチ2 <マトリックスマッピング>
く。
④ デザインコンセプト1 <デザインドキュメンテーション>
アイデア及びコンセプトにおける関係性につ ⑤ デザインコンセプト2 <イメージマッピング>
いて認識した上で、社会、企業等にデザインを効 ⑥ 発想のビジュアライゼーション
果的に提案していくテクニックの取得をめざす。 ⑦ 表現のビジュアライゼーション
⑧ プレゼンテーション1 <基礎1>
⑨ プレゼンテーション2 <基礎2>
⑩ プレゼンテーション3 <応用1>
⑪ プレゼンテーション4 <応用2>
⑫ プレゼンテーション5 <応用3>
⑬ 最終課題1
⑭ 最終課題2
⑮ 課題提出と総論
【成績評価の方法】演習、課題による総合評価<演習:課題=1:1>
【教科書】特になし
【参考書】特になし
<情報学専攻:情報学専攻科目かおりデザインコース>
嗅覚測定法特論
選択
2単位
(Odor Measurement Method by Olfaction)
1期
教授
光田 恵
【授業の内容】
【授業の概要】
においはひとの嗅覚で知覚する感覚事象であ
①嗅覚測定法の歴史(1)
ることから、嗅覚に基づいた感覚的指標を用いた
②嗅覚測定法の歴史(2)
においの測定・評価を行うことは重要である。し
③量的指標(1)
かし、嗅覚測定法には多くの手間とコストがかか
④量的指標(2)
る上、嗅覚パネルの個人差、個人内変動などを考
⑤質的指標(1)
慮した実験計画とデータ解析が必要となる。その
⑥質的指標(2)
ため、嗅覚測定法はにおいの測定・評価において
⑦嗅覚測定法の歴史と最新技術のまとめと発表・討論
必要不可欠とされながらも、用いられにくい面が
⑧嗅覚測定法に関する研究事例調査(1)
ある。
⑨嗅覚測定法に関する研究事例調査(2)
本特論では、国内外の嗅覚測定法の歴史から最
⑩研究事例紹介・討論(1)
新の技術を学び、嗅覚測定法に関する研究を調査
⑪嗅覚測定法に関する研究事例調査(3)
することで、精度が高く簡易的な方法の開発につ
⑫嗅覚測定法に関する研究事例調査(4)
ながる知見を整理する。
⑬研究事例紹介・討論(2)
⑭嗅覚測定法に関する研究事例のまとめ・資料作成
⑮嗅覚測定法に関する研究事例の発表・討論
【成績評価の方法】プレゼンテーション(30%)、ディスカッション(30%)、レポート(40%)
【教科書】プリントを配布する
【参考書】適宜紹介する
においの心理生理評価法特論(Sensory Evaluation and Physiological Measurement of Odor and Aroma)
選択
2単位
1期
講師
竹村 明久
【授業の概要】
【授業の内容】
におい・かおりに関する心理・生理反応を対 ① パネル属性とにおいの心理評価 1
象とした研究計画の構築や、適切な評価方法の選 ② パネル属性とにおいの心理評価 2
択について修得することを目的に、関連する研究 ③ 周辺環境とにおいの心理評価 1
事例を取り上げて議論を行う中で、心理・生理評 ④ 周辺環境とにおいの心理評価 2
価法について深く学ぶ。
⑤ においの心理評価と記憶・経験
⑥ 脳波による生理量把握手法 1
⑦ 脳波による生理量把握手法 2
⑧ 心拍変動による生理量把握手法 1
⑨ 心拍変動による生理量把握手法 2
⑩ 心理・生理面から見るにおいの順応 1
⑪ 心理・生理面から見るにおいの順応 2
⑫ おいしさとにおいの心理評価 1
⑬ おいしさとにおいの心理評価 2
⑭ 屋外におい評価
⑮ 総括
【成績評価の方法】議論への参加度(30%)とレポート(70%)により評価
【教科書】なし
【参考書】随時指定する
<情報学専攻:情報学専攻科目かおりデザインコース>
臭気の制御法特論
選択
2単位
(Odor Control Method)
2期
教授
光田 恵
【授業の内容】
【授業の概要】
臭気対策については、臭気の発生量、臭気発生
①臭気対策の基本的な考え方
の状況(環境条件等)、臭気の質を把握し、効率
②生活環境におけるにおいの発生源
よく対策が行える方法を用いる必要がある。いく
③主要な臭気の発生源と発生量、許容レベル
つかの方法を組み合わせて用いると有効な場合
④臭気対策技術(1)
もあり、各臭気対策技術の原理、特徴を学び、に
⑤臭気対策技術(2)
おいの特性に応じた臭気対策技術の効果的な組
⑥臭気対策技術(3)
み合わせを事例から学ぶ必要がある。本特論で
⑦臭気対策技術のまとめ・資料作成
は、各臭気の特性を把握した上で、適切な臭気制
⑧臭気源と臭気対策の適用事例調査(1)
御法を提案するために必要な知見を整理する。
⑨臭気源と臭気対策の適用事例調査(2)
⑩事例紹介・討論(1)
⑪臭気源と臭気対策の適用事例調査(3)
⑫臭気源と臭気対策の適用事例調査(4)
⑬事例紹介・討論(2)
⑭臭気源と臭気対策の適用事例のまとめ・資料作成
⑮臭気源と臭気対策の適用事例の発表・討論
【成績評価の方法】プレゼンテーション(30%)、ディスカッション(30%)、レポート(40%)
【教科書】プリントを配布する
【参考書】適宜紹介する
においの成分分析法特論(Analysis Method of Odor Components)
選択
2単位
2期
講師
棚村 壽三
【授業の概要】
【授業の内容】
においの成分は、生活環境や食品であれば複数 ① においの成分分析の基礎(1)
の物質で構成されていることが多く、主となる物 ② においの成分分析の基礎(2)
質を同定するには分析機器を用いて測定し、その ③ においの成分分析の基礎(3)
データを解析する。分析をおこなう際は、機器の ④ クロマトグラフィーの理論(1)
選定、試料の採取・前処理、データ解析などそれ ⑤ クロマトグラフィーの理論(2)
ぞれに知識と技術が必要である。
⑥クロマトグラフィーの理論(3)
本特論ではクロマトグラフを中心に、においの ⑦ クロマトグラフィーの理論(4)
成分分析に必要な基礎から最新の分析技術を学 ⑧ においの成分分析に関わる文献調査(1)
び、においに関わる分析化学の知見を身に着け ⑨ においの成分分析に関わる文献調査(2)
る。
⑩ においの成分分析に関わる文献調査(3)
⑪ 分析機器の高度化と最新動向(1)
⑫ 分析機器の高度化と最新動向(2)
⑬ 分析機器の高度化と最新動向(3)
⑭ 分析機器の高度化と最新動向(4)
⑮ プレゼンテーション・討論
【成績評価の方法】プレゼンテーション(30%)、ディスカッション(30%)、レポート(40%)での総合評価とする
【教科書】資料を配布する
【参考書】適宜紹介する
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報社会倫理特論(Computerized Society and Ethics)
選択
2単位
2期
教授
田中 秀和
【授業の概要】
【授業の内容】
情報ネットワークが整備され、高度情報化社会 ①Introduction,情報技術の歴史、インターネットの歴史と
が展開されている。情報ネットワークの発展は、
高度ネットワーク社会
単に新たなコミュニケーション手段を生み出し ②Privacy
たばかりではなく、社会の構造までも大きく変革 ③Freedom of Speech
しつつある。
④Freedom of Speech (Anonymity)
この授業では、その情報化社会を、より広い意 ⑤Intellectual Property
味での技術者倫理という観点から見直し、情報ネ ⑥Intellectual Property (Copying)
ットワーク社会における倫理問題を議論する。
⑦Intellectual Property (Free Software)
授業の進め方としては、一方向の講義だけでな ⑧Crime
く、いくつかの事例を取り上げ、グループでの議 ⑨Crime Fighting, Privacy and Civil Liberties
論を交わし、その内容を全体でプレゼンテーショ ⑩Case Study 1……ケーススタディ1:問題提起
ンすることで、情報社会における倫理に関する諸 ⑪Case Study 1……ディスカッション
問題や課題、解決策について対応する能力を身に ⑫Case Study 1……プレゼンテーション
つける。
⑬Case Study 2……ケーススタディ2:問題提起
⑭Case Study 2……ディスカッション
⑮Case Study 2……プレゼンテーション
【成績評価の方法】課題、ディスカッション、プレゼンテーションの総合評価(100 点満点として 60 点以上が合格)
【教科書】特に指定しない(参考書の◎をメインに取り上げる)、プリントを配布する。
【参考書】◎Sara Baase, "A Gift of Fire : Social, Legal, and Ethical Issues for Computing and the Internet (3rd
Eds.)", Peason-Prentice Hall., ○Deborah G. Johnson, "Computer Ethics (3rd Eds.)", Peason-Prentice Hall.
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別講義 I (Selected Topics in Informatics I)
選択
1単位
1期
非常勤講師
西村 知弘
【授業の概要】
情報学に関連する広い分野から最新の話題を
選び、技術や応用の実情をその分野の専門家の講
師が紹介する。
【成績評価の方法】日常の取り組み状況 50%、レポート 50%
【教科書】指定なし
【参考書】指定なし
情報学特別講義Ⅱ(Selected Topics in InformaticsⅡ)
選択
1単位
3期
非常勤講師
西村 知弘
【授業の概要】
情報学に関連する広い分野から最新の話題を
選び、技術や応用の実情をその分野の専門家の講
師が紹介する。
【成績評価の方法】日常の取り組み状況 50%、レポート 50%
【教科書】指定なし
【参考書】指定なし
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅰ(Seminar on Informatics Ⅰ)
必修
2単位
1期
教授
佐藤 秀樹
【授業の概要】
巨大なデータの集積であるデータウェアハウ
スにおいては、データを高速にアクセスするため
に索引(インデックス)技術が重要である。この
演習では、データの格納構造と索引構造、最適な
木ベース索引構造、木ベース索引構造での集約化
データ、木ベース索引構造の性能モデル、比較技
術などについて学習する。これらを通して、索引
技術に関わるプログラミング能力の養成を目的
とする。
【授業の内容】
① イントロダクション
② データウェアハウス研究の現状
③ 木ベース索引技術(1)
④ 木ベース索引技術(2)
⑤ ビットマップ索引技術
⑥ 最適な木ベース索引構造の探索問題
⑦ 木ベース索引構造に対するデータ集約化
⑧ 木ベース索引構造に対する演算(1)
⑨ 木ベース索引構造に対する演算(2)
⑩ 木ベース索引構造に対するアクセス性能モデル(1)
⑪ 木ベース索引構造に対するアクセス性能モデル(2)
⑫ 木ベース索引構造に対するアクセス評価実験(1)
⑬ 木ベース索引構造に対するアクセス評価実験(2)
⑭ 索引構造の比較(1)
⑮ 索引構造の比較(2)
【成績評価の方法】演習取組み状況(50%)、レポート(50%)による評価
【教科書】Marcus Jurgens: ”Index Structures for Data Warehouses”, Springer
【参考書】
情報学特別演習Ⅱ(Seminar on Informatics Ⅱ)
必修
2単位
2期
教授
佐藤 秀樹
【授業の概要】
近年、コンピュータの操作対象は多種多様なデ
ータに拡がってきており、多次元空間データの管
理が重要となってきている。この演習では、コン
ピュータが多次元空間における幾何図形を扱う
ための基礎となる計算幾何学における各種アル
ゴリズムについて学習する。これらを通して、計
算幾何学に関わる応用問題に対するプログラミ
ング能力の養成を目的とする。
【授業の内容】
① 計算幾何学とは
② 基本データ構造
③ 線分の交差判定アルゴリズム(1)
④ 線分の交差判定アルゴリズム(2)
⑤ 凸法計算アルゴリズム(1)
⑥ 凸法計算アルゴリズム(2)
⑦ ボロノイ図(1)
⑧ ボロノイ図(2)
⑨ アレンジメント(1)
⑩ アレンジメント(2)
⑪ 幾何的探索アルゴリズム(1)
⑫ 幾何的探索アルゴリズム(1)
⑬ 警備問題(1)
⑭ 警備問題(2)
⑮ まとめ
【成績評価の方法】演習取組み状況(50%)、レポート(50%)による評価
【教科書】譚学厚他:「計算幾何学入門」、森北出版 (2001 年)
【参考書】
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅲ(Seminar on Informatics Ⅲ)
必修
2単位
3期
教授
佐藤 秀樹
【授業の概要】
「情報爆発」の時代を迎えた今日、多種多様な
大量な情報から所望の情報を効率的に求めるた
めの情報検索技術が重要となってきている。この
演習では、コンピュータによる情報検索システム
を構築するために基礎となる情報検索技術につ
いて学習する。これらを通して、情報検索システ
ムに関わるプログラミング能力の養成を目的と
する。
【授業の内容】
① 論理検索
② 用語語彙とポスティングリスト(1)
③ 用語語彙とポスティングリスト(2)
④ 辞書と柔軟検索
⑤ インデックスの構築
⑥ インデックスの圧縮(1)
⑦ インデックスの圧縮(2)
⑧ スコア付け・用語重み付け・ベクトル空間モデル(1)
⑨ スコア付け・用語重み付け・ベクトル空間モデル(2)
⑩ 検索システム全体のスコア計算
⑪ 情報検索の評価
⑫ 適合フィードバックと問合せ拡張
⑬ XML検索(1)
⑭ XML検索(2)
⑮ 確率的情報検索
【成績評価の方法】演習取組み状況(50%)、レポート(50%)による評価
【教科書】岩野和生他(訳):「情報検索の基礎」、共立出版(2012 年)
【参考書】
情報学特別演習Ⅳ(Seminar on Informatics Ⅳ)
必修
2単位
4期
教授
佐藤 秀樹
【授業の概要】
「情報学特別演習Ⅲ」に引き続き、コンピュー
タによる情報検索システムを構築するために基
礎となる情報検索技術について学習する。これら
を通して、情報検索システムに関わるプログラミ
ング能力の養成を目的とする。
【授業の内容】
① 情報検索のための言語モデル
② テキスト分類とナイーブベイズ(1)
③ テキスト分類とナイーブベイズ(2)
④ ベクトル空間分解(1)
⑤ ベクトル空間分解(2)
⑥ サポートベクタマシンと文書の機械学習(1)
⑦ サポートベクタマシンと文書の機械学習(2)
⑧ フラットクラスタリング(1)
⑨ フラットクラスタリング(2)
⑩ 階層的クラスタリング(1)
⑪ 階層的クラスタリング(2)
⑫ 行列分解と潜在意味インデックス
⑬ ウェブ検索の基礎
⑭ ウェブのクローリングとインデックス付け
⑮ リンク解折
【成績評価の方法】演習取組み状況(50%)、レポート(50%)による評価
【教科書】岩野和生他(訳):「情報検索の基礎」、共立出版(2012 年)
【参考書】
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅰ(Seminar on Informatics Ⅰ)
必修
2単位
1期
教授
朝倉 宏一
【授業の概要】
ネットワーク接続を前提とした多数のコンピ
ュータから構成されるクラスタ・システム,グリ
ッド・システム,クラウド・システムを,正しく
かつ効果的動作させるためには,アルゴリズムの
正しく理解する力と,正しく実装できる力が重要
である.本演習では,アルゴリズムに関する文献
を輪読し,その理解を深め,プログラミング能力
の基礎力向上を狙います.
【授業の内容】
① イントロダクション
② アルゴリズムの解析
③ 関数
④ 漸化式
⑤ 確率と乱択アルゴリズム
⑥ ヒープソート
⑦ クイックソート
⑧ 線形時間ソーティング
⑨ 中央値と順序統計量
⑩ 基本データ構造
⑪ ハッシュ表
⑫ 2 分探索木
⑬ 2 色木
⑭ 集合理論
⑮ 数え上げと確率
【成績評価の方法】演習でのプレゼンテーション(60%),議論・発言内容(40%)で評価します.
【教科書】浅野他:「アルゴリズム
【参考書】
イントロダクション
第 1 巻」,近代科学社.
情報学特別演習Ⅱ(Seminar on Informatics Ⅱ)
必修
2単位
2期
教授
朝倉 宏一
【授業の概要】
【授業の内容】
「情報特別演習Ⅰ」に引き続き,アルゴリズム ① イントロダクション
に関する文献を輪読し,その理解を深め,プログ ② 動的計画法(1)
ラミング能力の基礎力向上を狙います.
③ 動的計画法(2)
④ 貪欲アルゴリズム
⑤ ならし解析
⑥ 高度なデータ構造:B-tree
⑦ 高度なデータ構造:2 項ヒープ
⑧ 高度なデータ構造:フィボナッチ・ヒープ
⑨ 高度なデータ構造:疎行列
⑩ グラフ・アルゴリズム(1)
⑪ グラフ・アルゴリズム(2)
⑫ 最小全域木
⑬ 単一始点最短経路問題
⑭ 全点対間最短路
⑮ 最大フロー
【成績評価の方法】演習でのプレゼンテーション(60%),議論・発言内容(40%)で評価します.
【教科書】浅野他:「アルゴリズム
【参考書】
イントロダクション
第 2 巻」,近代科学社.
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅲ(Seminar on Informatics Ⅲ)
必修
2単位
3期
教授
朝倉 宏一
【授業の概要】
【授業の内容】
よいプログラムを開発するための必須の手法 ① イントロダクション
として,近年「リファクタリング」と呼ばれる手 ② リファクタリングの原則
法が注目を浴びている.本演習では,リファクタ ③ リファクタリングの例(1)
リングに関する文献を輪読し,その理解を深め, ④ リファクタリングの例(2)
プログラミング能力の向上を図ります.
⑤ プログラムのテスト
⑥ リファクタリング:センテンス(1)
⑦ リファクタリング:センテンス(2)
⑧ リファクタリング:センテンス(3)
⑨ リファクタリング:センテンス(4)
⑩ リファクタリング:メソッド構成(1)
⑪ リファクタリング:メソッド構成(2)
⑫ リファクタリング:メソッド構成(3)
⑬ リファクタリング:特性の移動(1)
⑭ リファクタリング:特性の移動(2)
⑮ リファクタリング:特性の移動(3)
【成績評価の方法】演習でのプレゼンテーション(60%),議論・発言内容(40%)で評価します.
【教科書】児玉他:「リファクタリング
【参考書】
プログラミングの体質改善テクニック」,ピアソン・エデュケーション.
情報学特別演習Ⅳ(Seminar on Informatics Ⅳ)
必修
2単位
4期
教授
朝倉 宏一
【授業の概要】
【授業の内容】
「情報特別演習Ⅲ」に引き続き,リファクタリ ① イントロダクション
ングに関する文献を輪読し,その理解を深め,プ ② リファクタリングの原則
ログラミング能力の向上を図ります.
③ リファクタリング:データの再構成(1)
④ リファクタリング:データの再構成(2)
⑤ リファクタリング:データの再構成(3)
⑥ リファクタリング:条件の単純化(1)
⑦ リファクタリング:条件の単純化(2)
⑧ リファクタリング:メソッド呼出し(1)
⑨ リファクタリング:メソッド呼出し(2)
⑩ リファクタリング:メソッド呼出し(3)
⑪ リファクタリング:継承構造(1)
⑫ リファクタリング:継承構造(2)
⑬ リファクタリング:継承構造(3)
⑭ リファクタリング・ツール
⑮ プログラム全体の再構成
【成績評価の方法】演習でのプレゼンテーション(60%),議論・発言内容(40%)で評価します.
【教科書】児玉他:「リファクタリング
【参考書】
プログラミングの体質改善テクニック」,ピアソン・エデュケーション.
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅰ (Seminar on Informatics Ⅰ)
必修
2単位
1期
教授
小高 直樹
【授業の概要】
指示されたオーケストラスコアをMIDIデータ化す
る。また、管楽器などに存在する移調楽器およびそれぞ
れに特徴を持つ楽器運用法なども学習していく。
【授業の内容】
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
授業の概要およびガイダンス
音楽理論1
音楽理論2
楽器運用法1
楽器運用法2
楽器運用法3
スコアについて
奏法1
奏法2
奏法3
スコアによるデータ制作1(制作)
スコアによるデータ制作2
スコアによるデータ制作3
スコアによるデータ制作4
総括
【成績評価の方法】作品提出
【教科書】
【参考書】
情報学特別演習Ⅱ(Seminar on Informatics Ⅱ)
必修
2単位 2期
教授
小高 直樹
【授業の概要】
電子楽器を用いた音色制作を行う。ここでは電子
楽器はおもにアナログ方式のシンセサイザーを用
いる。
【成績評価の方法】作品提出
【教科書】
【参考書】
【授業の内容】
① 授業の概要およびガイダンス
② 爆発音や打撃音、機械的なものに対するサウンド化1
③ 爆発音や打撃音、機械的なものに対するサウンド化2
④ 音のない心理描写などのサウンドイメージ化1
⑤ 音のない心理描写などのサウンドイメージ化2
⑥ 映像サウンド1
⑦ 映像サウンド2
⑧ 映像サウンド3
⑨ 映像サウンド4
⑩ ストーリーとサウンド1
⑪ ストーリーとサウンド2
⑫ 総合制作1
⑬ 総合制作2
⑭ 総合制作3
⑮ 総括
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅲ (Seminar on Informatics Ⅲ)
必修
2単位
3期
教授
小高 直樹
【授業の概要】
さまざまなタイプのマイクにより収録をおこない、オ
ーディオ編集をする。またサンプラーを用いて音を加
工していく。
与えられた課題に対してサウンド化をおこなう。
【授業の内容】
①授業の概要およびガイダンス
②サンプリング音制作とオーディオ編集1
③サンプリング音制作とオーディオ編集2
④サンプリング音制作とオーディオ編集3
⑤サンプリングシンセサイザー音制作1
⑥サンプリングシンセサイザー音制作2
⑦サンプリングシンセサイザー音制作3
⑧作品制作1
⑨作品制作2
⑩サラウンド概要
⑪サラウンド研究1(制作)
⑫サラウンド研究2
⑬サラウンド研究3
⑭サラウンド研究4
⑮総括
【成績評価の方法】作品提出
【教科書】
【参考書】
情報学特別演習Ⅳ (Seminar on Informatics Ⅳ)
必修
2単位
4期
教授
小高 直樹
【授業の概要】
それぞれの特徴を生かした運用を理解し作品を制作
する。
先に学んだ手法を総合した作品制作を行うが、すべてを
用いるわけではなく個人の選択により個性を生かした
作品を制作すればよい。
【成績評価の方法】作品提出
【教科書】
【参考書】
【授業の内容】
① 授業の概要およびガイダンス
② コンセプト考案
③ 作品制作準備1
④ 作品制作準備2
⑤ 作品制作準備3
⑥ 試作1
⑦ 試作2
⑧ 総合制作1
⑨ 総合制作2
⑩ 総合制作3
⑪ エフェクト、ミックス1
⑫ エフェクト、ミックス2
⑬ エフェクト、ミックス3
⑭ エフェクト、ミックス4
⑮ 総括
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅰ(Seminar on Informatics Ⅰ)
必修
2単位
1期
教授
光田 恵
【授業の概要】
におい・かおりに関する既往の研究を調査し,
概要をまとめ,既往の研究で明らかにされている
内容を発表する.
【授業の内容】
(1) 既往の研究調査方法の解説・調査対象の選定
(2) 調査対象1の既往の研究調査
(3) 調査対象1の既往の研究調査
(4) 調査対象1の既往の研究調査
(5) 調査対象1の既往の研究概要のまとめ
(6) 調査対象2の既往の研究調査
(7) 調査対象2の既往の研究調査
(8) 調査対象2の既往の研究調査
(9) 調査対象2の既往の研究概要のまとめ
(10) 調査対象3の既往の研究調査
(11) 調査対象3の既往の研究調査
(12) 調査対象3の既往の研究調査
(13) 調査対象3の既往の研究概要のまとめ
(14) 総括・成果発表用資料の作成
(15) 成果発表・議論
【成績評価の方法】既往の研究調査への取り組み(30%) 研究概要をまとめたレポート(45%) 成果発表(25%)
【教科書】プリントを配布する
【参考書】調査対象ごとに紹介する
情報学特別演習Ⅱ(Seminar on Informatics Ⅱ)
必修
2単位
2期
教授
光田 恵
【授業の概要】
「情報学特別演習Ⅰ」に引き続き、におい・か
おりに関する既往の研究を調査し,概要をまと
め,既往の研究で明らかにされている内容を発表
する.
【授業の内容】
(1) 既往の研究調査方法の解説・調査対象の選定
(2) 調査対象1の既往の研究調査
(3) 調査対象1の既往の研究調査
(4) 調査対象1の既往の研究調査
(5) 調査対象1の既往の研究概要のまとめ
(6) 調査対象2の既往の研究調査
(7) 調査対象2の既往の研究調査
(8) 調査対象2の既往の研究調査
(9) 調査対象2の既往の研究概要のまとめ
(10) 調査対象3の既往の研究調査
(11) 調査対象3の既往の研究調査
(12) 調査対象3の既往の研究調査
(13) 調査対象3の既往の研究概要のまとめ
(14) 総括・成果発表用資料の作成
(15) 成果発表・議論
【成績評価の方法】既往の研究調査への取り組み(30%) 研究概要をまとめたレポート(45%) 成果発表(25%)
【教科書】プリントを配布する
【参考書】調査対象ごとに紹介する
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別演習Ⅲ(Seminar on Informatics Ⅲ)
必修
2単位
3期
教授
光田 恵
【授業の概要】
情報学特別演習Ⅲでは,最新のにおい・かおり
に関する研究を調査し,概要をまとめ,課題を抽
出し,各自の考えまとめて発表する.
【授業の内容】
(1) 最新研究の調査方法の解説・各自調査する研究論文の選定
(2) 最新研究論文1の調査
(3) 最新研究論文1の調査
(4) 最新研究論文1の調査
(5) 最新研究論文1の研究概要のまとめ
(6) 最新研究論文 2 の調査
(7) 最新研究論文 2 の調査
(8) 最新研究論文 2 の調査
(9) 最新研究論文 2 の研究概要のまとめ
(10)最新研究論文 3 の調査
(11)最新研究論文 3 の調査
(12)最新研究論文 3 の調査
(13) 最新研究論文 3 の研究概要のまとめ
(14) 総括・成果発表用資料の作成
(15) 成果発表・議論
【成績評価の方法】既往の研究調査への取り組み(30%) 研究概要をまとめたレポート(45%) 成果発表(25%)
【教科書】プリントを配布する
【参考書】調査対象ごとに紹介する
情報学特別演習Ⅳ(Seminar on Informatics Ⅳ)
必修
2単位
4期
教授
光田 恵
【授業の概要】
【授業の内容】
(1) 最新研究の調査方法の解説・各自調査する研究論文の選定
「情報学特別演習Ⅲ」に引き続き,最新のにお
(2) 最新研究論文1の調査
い・かおりに関する研究を調査し,概要をまとめ,
(3) 最新研究論文1の調査
課題を抽出し,各自の考えまとめて発表する.
(4) 最新研究論文1の調査
(5) 最新研究論文1の研究概要のまとめ
(6) 最新研究論文 2 の調査
(7) 最新研究論文 2 の調査
(8) 最新研究論文 2 の調査
(9) 最新研究論文 2 の研究概要のまとめ
(10)最新研究論文 3 の調査
(11)最新研究論文 3 の調査
(12)最新研究論文 3 の調査
(13) 最新研究論文 3 の研究概要のまとめ
(14) 総括・成果発表用資料の作成
(15) 成果発表・議論
【成績評価の方法】既往の研究調査への取り組み(30%) 研究概要をまとめたレポート(45%) 成果発表(25%)
【教科書】プリントを配布する
【参考書】調査対象ごとに紹介する
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別研究I~Ⅳ (Research in Informatics Ⅰ~Ⅳ)
必修
1.5単位
1~4期
教授
佐藤
秀樹
【授業の概要】
「情報爆発」の時代を迎えた今日、情報の格納・組織化・検索・解折においてコンピュータを有効に利用するため
には、データと知識の技術に関する「データ工学」分野における研究が重要である。こうした背景の下に、「データ
工学」分野に関わる研究テーマを設定し、1) 文献調査などによる研究分野の最新動向の把握、2) 研究室内メンバー
や指導教員などとの真摯な意見交換・議論、3) コンピュータ上での実験や試作、などを通して研究を遂行していく。
併せて、研究の各進捗段階に応じて、研究の構想・内容・技術的成果などをまとめ、学内外において発表することも
目標とする。
【成績評価の方法】研究の実施状況を総合的に評価する。
【教科書】
【参考書】
情報学特別研究Ⅰ〜Ⅳ(Research in Informatics Ⅰ〜Ⅳ)
必修
2単位
1〜4期
准教授
朝倉 宏一
【授業の概要】
【授業の内容】
ネットワークを駆使した新しい情報システム 以下の研究テーマに関して,文献調査により研究分野の最新動向を
の構築を目指し,ネットワーク技術,並列処理技 把握し,研究グループ内や指導教員との真摯な討論,議論を通じて,
術,分散処理技術に関する研究・開発を行う.
研究開発手法を習得する.また,それに基づき,新しい情報システ
ムを開発・実装する.
・ 並列計算機における,消費電力の削減を指向したタスク・スケ
ジューリング
・ アドホック・ネットワークを用いた災害時情報共有システム
・ アドホック・ネットワーク・プロトコル評価のための,仮想災
害地シミュレーション
・ 膨大なデータから有益な情報を抽出するための,イベント抽出
言語の開発
・ 時系列データの類似度判定システム
【成績評価の方法】研究の実施状況を総合的に評価する.
【教科書】
【参考書】
<情報学専攻:情報学専攻科目 専攻内共通科目>
情報学特別研究Ⅰ~Ⅳ (Research in Informatics Ⅰ~Ⅳ)
必修 2単位
1~4期
准教授
小高 直樹
【授業の概要】
指示された映像またはシナリオによって楽曲および効果音を制作する。さまざまなシーンに付随するサウン
ドはそれぞれ特徴がある。既存のサウンドをメディアジャンルまたは時代に応じて分析することにより学習して
いく。
たとえば1970年代のハリウッド映画と2000年代のハリウッド映画ではサウンドの役割りはおのずか
ら違ってくる。また、テレビドラマやゲーム、アニメ、映画などのジャンルによってもサウンドの運用法は異な
ってくる。効果音においてはシンセサイザーなどの電子機器は現代ではなくてはならないアイテムとなってい
る。
シンセサイザーや録音などでき得る限りの技術を用いて課題を消化していくことが大切である。
また随時、個人能力に応じた音楽理論を講義していく。
【成績評価の方法】作品提出と発表
【教科書】
【参考書】
情報学特別研究Ⅰ〜Ⅳ(Research in Informatics Ⅰ〜Ⅳ)
必修
2単位
1〜4期
教授
光田 恵
【授業の概要】
【授業の内容】
昭和 46 年に悪臭防止法が制定されたことにより悪臭
対策が進み,生活環境の臭気問題は解決したかに思われ
ていたが,生活環境の快適性への意識の高まりなどか
ら,近年,悪臭苦情件数が再び増加してきた.悪臭苦情
の対象は,飲食店からのにおい,近隣住宅からのにおい
などにも向けられ,身近な環境の臭気を対象として対策
を考えていく必要が生じてきた.におい環境の快適性を
考えるとき,まずは不快なにおい(臭気)対策を検討す
る必要がある.また,積極的にかおりを用いて,快適な
環境創造に役立てようとする動きが出てきている.
本特別研究では,においを不快臭とかおりの両側面か
ら捉え,真に快適なにおい環境の創造につながる研究・
開発を行う.
【成績評価の方法】論文の内容(70%)
【教科書】研究対象ごとに決定する
【参考書】研究対象ごとに決定する
研究の方法は以下のとおりである。
(1) 既往の研究調査
(2) 研究対象の選定
(3) 実験計画の立案
(4) 実験準備
(5) 実験
(6) データ解析
(7) 分析・考察
(8) 論文執筆
(9) 研究成果発表資料の作成
(10) 研究成果の発表
学会発表を含めた研究成果の公表(30%)
<全研究科共通科目>
学外研修(Internship)
選択
2 単位
1(2)期
【実習の概要】
【授業の内容】
企業または官公庁において、実務に関する研修を行う。実
実務の理解とともに自身の方向付けやスキルアップを目
務には、生産、設計・監理、調査計画等広範な分野があり、 的とし、将来をより良くすることに役立つように受け入れ先
希望する分野で最適な研修先を選定する。本学のキャリアセ と研修内容を十分協議して計画する。
ンターでは、研修先の事前登録制度があり密接な連携をとる
実際の学外研修は以下の 3 段階で行う。
ようにする。
・受け入れ先との事前研修
・受け入れ先での学外研修
・学外研修報告
【成績評価の方法】受け入れ企業等からの評価、研修報告書、研修報告
【教科書】
【参考書】
ベンチャービジネス特論(Venture Business)
選択
1 単位
1期
非常勤講師 武藤 郷史
非常勤講師 細谷 宏
【授業の概要】
【授業の内容】
① 我が国におけるベンチャー企業の必要性
我が国のイノベーションを牽引するベンチャービジ
・我が国経済におけるベンチャービジネスの役割
ネスの必要性を理解するとともに、実例やワークを元に
② イノベーションをおこすベンチャー企業
ベンチャービジネス成功のエッセンスを学ぶ。
・ベンチャービジネスがおこすイノベーションとは。
(1)我が国の経済環境から、ベンチャービジネスおよびベ
③ 成功するベンチャー起業家の特性
ンチャー支援政策のメガトレンドを理解する。
・成功する起業家のエッセンス
(2)その上で、成功するベンチャー起業家の特性を把握
④ ベンチャーマネジメントの留意点
し、どのようにしてビジネスモデルを構築していくかを
・ベンチャーマネジメントの特性
考える。
・成長ステージごとの経営のポイント
(3)ベンチャーマネジメントは一般企業と特性が異なり、
⑤ ビジネスプランの役割
また成長過程ごとに課題が変化する。そのポイントを考
・ベンチャー戦略とビジネスプラン
察する。
⑥ ビジネスプランの書き方
(4)ベンチャービジネス成功のためのエッセンスを理解
・ビジネスプランの展開方法
し、ビジネスプランの書き方を学ぶ。
⑦ 発表
【成績評価の方法】講義での討論(30%)とレポート評価(70%)
【教科書】資料配布
【参考書】
<全研究科共通科目>
経 済 学 特 論 (Economics)
選択
1単位
2期
【授業の概要】
非常勤講師 荒川 八洲雄
【授業の内容】
(1) 日本経済の「失われた 20 年」の背景および現在抱え
ている問題点や将来展望、アジアの発展など幅広い知識
を得る。
(2) 来るべき就職活動や卒業後にも参考となることを念
頭に置いた講義を行う。
(3) 各回、講師の用意した資料に基づく講義と質疑応答
形式で運営する。
① 日本経済の推移
失われた 20 年と将来展望、非正規雇用の増大
② 日本的経営
日本的経営の特色
コンプライアンス・組織人としての心構え
③ グローバル化
アジアの時代、中国・インドの躍進
中間層・富裕層の増大
④ 東海地区の経済・トヨタ生産方式
全国シェアの1割、製造業のメッカ
トヨタの強さ
⑤ 財政再建
歳入・歳出構造、国債発行残高の推移
財政再建・インフラの老朽化
⑥ 人口問題
高齢化の現実
社会保障関係費の見直しは急務
⑦ 総括・面接の心構え
6回の講義の総括
面接など就職活動にあたってのアドバイス
【成績評価の方法】講義での討論(30%)とレポート(70%)
【教科書】テキスト配布
【参考書】各白書・新聞等
地球環境科学特論(Global Environmental Science)
選択
1 単位
1期
非常勤講師
加藤 俊夫
【講義の概要】
【講義の内容】
(1) 地球が直面すると想定される環境問題について、科学の視点から考える。
① 地球環境科学の定義
・定義の方法
② 視点の設定
・想定される問題
③ 地球を取りまく環境の実態
・その問題の解決方法
④ 環境問題の動向
(2) 地球環境問題を、自分の学問分野、将来の職業、自分の生活など、視点の設 ⑤ リスク管理手法、リスクマネ
定をかえて考えることを学ぶ。また、地球規模の環境と身近な環境の関係に
ージメント手法
ついても同様に考える。
⑥ 講師が携わっている土木のコ
・上記の視点から捉えた地球環境
ンサルタントの立場から、
「環
・上記の視点から捉えた身近な環境
境問題」の対応方法や考え方
・日本が直面している環境問題
⑦ これからの時代を担う技術者
(3) 地球環境問題を捉える技術的手法の一手法として、技術士部門の総合技術監
に求められる環境への取り組
理手法(リスク管理、リスクマネージメントなど)を学ぶ。
み方
・法体系と土木分野の概説
⑧ 技術倫理観
・相反する利害の調整方法
(4) 講師が携わっている河川・海岸・砂防・電力土木等の分野について、コンサ
ルタントの立場としての経験等に基づき、土木に関連する環境を学ぶ。
・河川改修やダム開発、水力発電開発、砂防計画などの環境への負荷
・低炭素社会への取り組みの紹介
・最新技術情報/動向情報の紹介
(5) 技術者が地球環境問題、環境問題についてどのように取り組むことが期待さ
れているか、技術士法等に基づき学ぶ。
【成績評価の方法】講義での討論(20%)とレポート評価(80%)
【教科書】配付資料
【参考書】
<全研究科共通科目>
外国文化特論(Foreign Culture)
選択
1単位
1期
非常勤講師 佐貫 平二
【授業の概要】
【授業の内容】
交通手段と情報通信技術の発達に伴い, 人々や情報が ① 文化総論、世界の国々、人々、文化に何を思うか
急激に国境を越え地域を越えて移動する現在、文化的背景 ② アメリカ(東海岸、西海岸)での生活を通じ、講師は
を異にする人々が出会い、結びつき、協同する社会が拡大
何を感じ何を学んだか。大学、自然などを紹介する。
する状況の中で、職場で、大学で、また家庭で異文化に接 ③ ヨーロッパ諸国、中東諸国、アジア諸国の人々との
する生活が日常化しつつあり、急速なグローバル化が起き
交流体験から学んだこと、何を学ぶべきかを問う
ている。この様な環境においては、技術者といえども、諸 ④ プラズマ核融合研究(講師の専門分野)から見た
外国の文化や考え方を身に付けることが必須になってき
国際研究最前線寸描
ている。
⑤ 中国は巨大で、複雑で面白い不思議な国(訪問印象記、
本講義では、講師が自ら訪ね見聞した体験をもとに外
歴史、文化を訪ねる)
国と日本の文化の違いを紹介するとともに、その背景にあ ⑥ 中国食文化、茶文化は奥が深い。講義を聴いたら
る考え方について考察する。
食べたり飲んだりしたくなる。
⑦ まとめと自由討論
講義の最後は全員で自由討論、意見交換する。
注:外国人留学生が出席する場合には、英語での説明
も可能。
【成績評価の方法】講義での討論(30%)とレポート(70%)による総合評価
【教科書】 なし
【参考書】 講義の中で紹介する
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