構造工学特別演習Ⅱ(Advanced Exercise in Structural EngineeringⅡ)
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構造工学特別演習Ⅱ(Advanced Exercise in Structural EngineeringⅡ)
<電気・電子工学専攻科目> エネルギー変換工学特論(Energy Conversion Engineering) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 従 来 型 の 水 力 ・ 火 力 ・ 原 子 力 発 電 か ら 太陽 ① エネルギー変換工学序論 光・風力・バイオマス発電などの再生可能エネ ② 水力発電 ルギーまで種々のエネルギーを電気に変換する ③ 火力発電 技術(発電工学)についてシステム的なアプロー ④ 今後の技術動向 チを行う。 ⑤ 原子力発電 ⑥ 核融合・MHD発電 ⑦ 燃料電池 ⑧ 中間試験(プレゼンテーション) ⑨ 再生可能エネルギー ⑩ 風力発電 ⑪ 太陽光海洋発電・太陽熱発電 ⑫ 海洋エネルギー発電 ⑬ バイオマス発電 ⑭ その他の発電システム・まとめ ⑮ 期末試験(プレゼンテーション) 【成績評価の方法】レポート(30%),中間試験(30%),期末試験(40%) 【教科書】プリント 【参考書】 パワーエレクトロニクス特論(Power Electronics) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 パワーエレクトロニクス(power electronics) ① パワーエレクトロニクス序論 は電力(power),電子(electronics),制御 ② ダイオードと半波整流回路 (control)技術を融合した電気を賢く使うための ③ 単相全波整流回路とフィルター 総合技術であり,家電から工場設備,交通機関に ④ サイリスタの基礎 まで幅広く応用されている。本特論では,パワー ⑤ サイリスタを用いた電力変換装置 素子から説き起こし,整流回路の基礎,三相ブリ ⑥ 三相ブリッジ(グレッツ結線)の基礎 ッジの動作原理からインバータまでを,実社会で ⑦ 三相ダイオードブリッジの動作原理 使われているパワーエレクトロニクスに焦点を ⑧ 三相サイリスタブリッジ(転流重なりを考慮)の基礎 当て,実例を交えながら講義する。 ⑨ インバータ ⑩ PWM インバータ ⑪ 高調波と波形ひずみ ⑫ 電力変換装置のシステム設計 ⑬ 電力変換装置の保護制御 ⑭ 電力変換装置の産業分野への応用 ⑮ まとめ 【成績評価の方法】レポート(30%),中間試験(30%),期末試験(40%)の総合評価 【教科書】パワーエレクトロニクス入門,佐藤 義久,丸善 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 制 御 工 学 特 論 (Control Engineering) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 自動制御技術は、一般家庭の炊飯器、エアコン、 ① サーボシステムとその要素 冷蔵庫などから、製鉄所、火力、原子力発電、人 ② ラプラス変換と伝達関数 工衛星打ち上げにいたるまで、あらゆる分野に使 ③ フィードバック制御系の表現と応答(1) われている。ここでは、最も広く使用され、圧倒 ④ フィードバック制御系の表現と応答(2) 的なシェアを持っているPID制御を正しく理 ⑤ 周波数応答 解し、シミュレーションおよびシステムの構築を ⑥ 制御系の安定性と過渡制御系の解析・設計 通して理解を深める。 ⑦ 制御系の周波数特性・過渡特性-シミュレーション⑧ 制御系の安定性-シミュレーション⑨ 制御パラメータのチューニング-シミュレーション⑩ PID 制御器実装演習-モデリング⑪ PID 制御器実装演習-一次遅れフィルタ⑫ PID 制御器実装演習-制御系設計⑬ PID 制御器実装演習-電流フィードバック⑭ 状態方程式と伝達関数 ⑮ まとめ 【成績評価の方法】講義での質疑応答(30%)と試験(70%)で評価 【教科書】プリント 【参考書】「制御基礎理論〔古典から現代まで〕 中野道雄、美多勉 共著(昭晃堂) 計 測 工 学 特 論 ( Instrumentation Engineering) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 ナノ科学技術分野ではナノ構造の形成技術と ① Surface Analysis by Microscopy 同時にナノ構造体の計測・分析・評価が求めら ② Field Emission Microscopy れる。ここでは単結晶表面やその上に形成される ③ Field Ion Microscopy 薄膜の構造を解析するための計測・分析手法に ④ Transmission Electron Microscopy ついて、基礎から学ぶ。今回は特に種々の重要な ⑤ Reflection Electron Microscopy 顕微鏡法について学ぶ。 ⑥ Low-Energy Electron Microscopy ⑦ Scanning Electron Microscopy ⑧ Scanning Tunneling Microscopy ⑨ Constant-Current Mode and Constant-Height Mode ⑩ Scanning Tunneling Spectroscopy ⑪ Atomic Force Microscopy ⑫ Contact Mode and Non-Contact Mode ⑬ Summary ⑭ Problems (part 1) ⑮ Problems (part 2) 【成績評価の方法】輪番による英文和訳(1/2)とレポート(1/2) 【教科書】プリント(Surface Science by K. Oura et al., Springer (2003)) 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 固 体 電 子 工 学 特 論 (Solid State Physics) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 固体物性特論では、固体中での電子の振る舞い ① 結晶構造 を中心に学習する。そのためには固体そのものの ② 結晶の不完全性 性質を初めに復習し、金属の自由電子モデル、バ ③ 格子振動 ンド理論、半導体、超伝導まで、最近の話題も含 ④ 金属の自由電子モデル めて学習する。 ⑤ フェルミ分布 ⑥ 電子放出 ⑦ 電気伝導・熱伝導 ⑧ バンド理論 ⑨ クローニッヒ-ペニーのモデル ⑩ 真性半導体と不純物半導体 ⑪ 半導体中のキャリア濃度 ⑫ 半導体の電気伝導度 ⑬ 半導体の結合 ⑭ 超伝導の特徴 ⑮ 酸化物高温超伝導体 【成績評価の方法】日頃の学習状況、最終レポートを 1/2 の重みで評価 【教科書】プリント 【参考書】「固体物理学入門」 C.Kittel 著(訳本:丸善)、「電子物性」 鈴木昱雄著(共立出版) デバイス工学特論(Electronics and Optical Devices) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 半導体デバイスを知るにはその基礎的特性と ① 半導体の基礎的特性 pn接合を理解することが必要である。それらの ② pn接合の基礎的性質 特性をはじめに復習し、主な電子・光デバイスへ ③ pn接合ダイオード の応用を学習する。 ④ バイポーラトランジスタ ⑤ 電界効果トランジスタ ⑥ マイクロウェーブデバイス ⑦ 金属-半導体接触 ⑧ 半導体の光学的性質(Ⅰ) ⑨ 半導体の光学的性質(Ⅱ) ⑩ 発光ダイオード ⑪ レーザダイオード(Ⅰ) ⑫ レーザダイオード(Ⅱ) ⑬ 受光デバイス(Ⅰ) ⑭ 受光デバイス(Ⅱ) ⑮ 非線型工学デバイス 【成績評価の方法】レポート(約 30%)、学習状況(約 70%) 【教科書】プリント 【参考書】プリント <電気・電子工学専攻科目> 電気化学特論(Electrochemistry) 選択 2 単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気化学とは,電子が電流を運ぶような物質 ① 電気化学-電気と化学の境界領域- (電子伝導体)とイオンが電流を運ぶような物質 ② 電解質溶液 (イオン伝導体)との境界面で,電荷がやり取り ③ 電池の起電力と電極電位 されることによって引き起こされる現象を取り ④ 電極と電解液界面の構造 扱う学問である。このような現象は,自然の中で ⑤ 電解動電現象(1) 常に起きているだけではなく,工業的にも応用さ ⑥ 電解動電現象(2) れ,いまや人間の社会生活に欠かせないものにな ⑦ 電極反応の速度(1) っている。本講義では,電気化学に関連する自然 ⑧ 電極反応の速度(2) 現象や工業技術への応用例を具体的に紹介しな ⑨ ファラデーの法則(1) がら,その理論的背景について解説する。 ⑩ ファラデーの法則(2) ⑪ 電解合成への応用 ⑫ 実用電池への応用(リチウムイオン電池等) ⑬ 表面処理への応用(めっき・スパッタリング等) ⑭ その他の応用(キャパシター・センサー等) ⑮ まとめ 【成績評価の方法】講義毎の課題(70%),レポート(30%) 【教科書】プリント 【参考書】「基礎からわかる電気化学」泉生一郎 他 著<森北出版> コンピュータシステム特論(Computer System) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 情報を取り扱い人間に役立てる現代の情報処 理技術は、コンピュータのめざましい発展により 急激に変化している。本特論は、現在のコンピュ ータシステムを支えるハードウェア、ソフトウェ アを学ぶことを目的とする。 【授業の内容】 ① コンピュータシステムの概要と展望 ② コンピュータハードウェア ③ VHDL 設計 ④ リアルタイムOS ⑤ ICタグ ⑥ 情報通信ネットワーク ⑦ 情報セキュリティ ⑧ センサネットワーク ⑨ 音声・画像処理 ⑩ ニューロコンピューティング(1) ⑪ ニューロコンピューティング(2) ⑫ 進化的計算(1) ⑬ 進化的計算(2) ⑭ ファジィコンピューティング(1) ⑮ まとめ 【成績評価の方法】講義での質疑応答(50%)と試験(50%)で評価 【教科書】プリント 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 画像情報学特論 (Image Informatics) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 画像処理は代表的なコンピュータ応用の情報 ① 画像処理の基本概念 処理である。信号処理の要点をおさらいし補足し ② 画像の表現とデータ構造 た上で、画像に拡張し、画像復元、KL展開など ③ 色彩情報 直交変換とフィルタ・情報圧縮、決定理論など基 ④ 画質改善と画像再構成(1) 本的なものを取り上げる。直感的な理解を重視 ⑤ 2値画像処理(1) し、映像の情報通信、パターン認識、ビジョン、 ⑥ 2値画像処理(2) グラフィックスからコンピュータインタフェイ ⑦ 画像特徴の抽出(1) スまで応用への発想を養う。 ⑧ 画像特徴の抽出(2) ⑨ 立体情報と動きの抽出(1) ⑩ 立体情報と動きの抽出(2) ⑪ 画像認識の手法(1) ⑫ 画像認識の手法(2) ⑬ コンピュータビジョンの話題(1) ⑭ コンピュータビジョンの話題(2) ⑮ まとめ 【成績評価の方法】講義での質疑応答(30%)とレポート(70%)で評価 【教科書】「コンピュータ画像処理」田村秀行 編著(Ohmsha) 【参考書】 電気・電子回路特論(Electrical and Electronic Circuits) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 学部で学修した電気・電子回路の基本素子の ① 電源回路の基礎 働きに対する知識を基に,簡単な計測・制御シス ② 定電圧電源回路の原理および動作 テムの回路設計ができることを目標に,基本的な ③ 定電流電源回路の原理および動作 回路の動作について輪講形式を交えて学習する。 ④ オペレーショナル・アンプの基本動作 ⑤ トランジスタ回路とOPアンプ回路 ⑥ OPアンプの内部回路の構成 ⑦ OPアンプの入力オフセット ⑧ 差動増幅回路の基礎1(非反転増幅回路) ⑨ 差動増幅回路の基礎2(反転増幅回路) ⑩ OPアンプの交流特性 ⑪ OPアンプの直流特性 ⑫ OPアンプを用いたフィードバック,信号変換回路 ⑬ 熱電対による温度測定回路 ⑭ 測温抵抗体を用いた温度測定回路 ⑮ まとめ 【成績評価の方法】輪講の評価(50%),演習(30%)およびレポート(20%)の総合評価 【教科書】適宜プリント配布 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子特別講義 I(Selected Topics in Electrical and Electronic EngineeringⅠ) 選択 1 単位 1 期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学に関連する広い範囲から最新 ① 特別講義概要 の話題を選び、技術や応用の実績を連携大学院の ② セラミックス材料(1) 客員教授が紹介する。 ③ セラミックス材料(2) ④ 磁性体(1) ⑤ 磁性体(2) ⑥ 電気・電子周辺の分野に於ける最新技術(1) ⑦ 電気・電子周辺の分野に於ける最新技術(2) ⑧ まとめ 【成績評価の方法】レポート(50%)および授業中の討論(50%)などにより総合的に評価する。 【教科書】指定なし 【参考書】指定なし 電気・電子特別講義 Ⅱ(Selected Topics in Electrical and Electronic EngineeringⅡ) 選択 1 単位 3 期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学に関連する広い範囲から最新 ① 特別講義概要 の話題を選び、技術や応用の実績を連携大学院の ② セラミックス材料(1) 客員教授が紹介する。 ③ セラミックス材料(2) ④ 磁性体(1) ⑤ 磁性体(2) ⑥ 電気・電子周辺の分野に於ける最新技術(1) ⑦ 電気・電子周辺の分野に於ける最新技術(2) ⑧ まとめ 【成績評価の方法】レポート(50%)および授業中の討論(50%)などにより総合的に評価する。 【教科書】指定なし 【参考書】指定なし <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅰ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅠ) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 再生可能エネルギーの実用化開発をメインテ ① 経済発展とエネルギー需要 ーマに,世界のエネルギー問題から従来型大規模 ② 天然資源の枯渇 発電システム(水力、火力、原子力)へと進み、 ③ 水力発電(大型水力) エネルギー問題の現状について足場を固めた後、 ④ 水力発電(マイクロ水力) 風力発電システム,バイオマス発電,形状記憶合 ⑤ 火力発電(石炭・石油・LNG 火力) 金を用いた新発電システム等を取り上げ、再生可 ⑥ 火力発電(コンバインドサイクル) 能エネルギーの基本特性、発電システム実用化上 ⑦ 原子力発電(核反応) の諸問題について輪講形式で深く学ぶ。 ⑧ 原子力発電(システム) ⑨ 再生可能エネルギー ⑩ 太陽光発電システム ⑪ 風力発電システム(大型風力) ⑫ 都市型風力発電システム(小型風力) ⑬ バイオマス発電 ⑭ 形状記憶合金を用いた新発電システム ⑮ まとめ 【成績評価の方法】レポート(50%),輪講での説明内容・方法(50%)などを総合して評価する。 【教科書】図説 電力システム工学,佐藤 義久,丸善 【参考書】 電気・電子工学特別演習Ⅱ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅡ) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学特別演習 Ⅰで学んだエネルギ ① エネルギー問題 ー問題、再生可能エネルギーの基礎知識をベース ② 大規模発電と地球環境問題 に,都市型風力発電システム,バイオマス発電, ③ 再生可能エネルギー 形状記憶合金を用いた新発電システムの具体的 ④ 太陽光発電システム な応用先,システム設計,実用化上の諸問題につ ⑤ 風力発電システム いて輪講形式で深く学ぶ。 ⑥ 都市型風力発電システム ⑦ バイオマス発電 ⑧ 潮路発電 ⑨ エネルギー貯蔵による再生可能エネルギーの有効活用 ⑩ 超伝導エネルギー貯蔵 ⑪ 各種エネルギー貯蔵方法 ⑫ 水素インフラと再生可能エネルギー ⑬ 未利用熱エネルギー ⑭ 形状記憶合金を用いた新発電システム ⑮ まとめ 【成績評価の方法】レポート(50%),輪講での説明内容・方法(50%)などを総合して評価する。 【教科書】図説 電力システム工学,佐藤 義久,丸善 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅲ(Seminar on Electrical and Electronic Engineering 選択 2単位 Ⅲ) 3期 【授業の概要】 【授業の内容】 地球環境に優しい新発電システムの研究開発 ① 回路素子の特性 に取り組むため,前半では電気回路理論を再度深 ② 回路方程式 く学習し,それをベースに都市型風力発電システ ③ 複素インピーダンス ムを例として取り上げ、実用化上の諸問題につい ④ 周波数特性 て輪講形式で深く学ぶ。 ⑤ 共振回路 ⑥ 三相交流 ⑦ 高調波 ⑧ 電気回路のまとめ ⑨ 都市型風力発電システム ⑩ 翼の特性 ⑪ 発電機の特性 ⑫ 翼と発電機のマッチング ⑬ 制御システム ⑭ 都市型風力発電システムのまとめ ⑮ 総まとめ 【成績評価の方法】レポート(50%),輪講での説明内容・方法(50%)などを総合して評価する。 【教科書】これ一冊でわかる電気回路の基礎,佐藤 義久,丸善 図説 電力システム工学,佐藤 義久,丸善 【参考書】 電気・電子工学特別演習Ⅳ(Seminar on Electrical and Electronic Engineering 選択 2単位 Ⅳ) 4期 【授業の概要】 【授業の内容】 地球環境に優しい新発電システムの研究開発 ① 電荷と電界 に取り組むため,前半では電磁気学を再度深く学 ② 電界に関するガウスの法則 習し,それをベースに形状記憶合金を用いた新発 ③ 磁界 電システムを例として取り上げ、新発電システム ④ 磁界に関するマックスウウェル方程式 の研究開発上の諸問題について輪講形式で深く ⑤ 電磁誘導 学ぶ。 ⑥ ローレンツ力 ⑦ 電磁波 ⑧ ポインティングベクトル ⑨ 電磁気のまとめ ⑩ 形状記憶合金(SMA:Shape M emory Alloy) ⑪ SMA エンジンの回転メカニズム ⑫ SMA エンジンを用いた新発電システム ⑬ 火力発電所排熱の有効利用と SMA エンジン ⑭ SMA エンジンを用いた未利用熱エネルギーの有効利用 ⑮ 総まとめ 【成績評価の方法】レポート(50%),輪講での説明内容・方法(50%)などを総合して評価する。 【教科書】これ一冊でわかる電気回路の基礎,佐藤 義久,丸善 図説 電力システム工学,佐藤 義久,丸善 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅰ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅠ) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 磁気工学に関する基礎知識の習得をめざして, ① 磁界 輪講形式で学ぶ。 ② 磁気モーメント ③ 磁化 ④ 磁束密度 ⑤ SI 単位票 ⑥ 磁化曲線 ⑦ 反磁界 ⑧ 磁化曲線とエネルギー ⑨ BH 曲線 ⑩ ヒステリシスループと磁性材料 ⑪ 軟磁性材料 ⑫ 硬磁性材料 ⑬ 磁気異方性 ⑭ 磁歪 ⑮ 磁区 【成績評価の方法】予習状況(50%),討論の状態(50%)により評価する。 【教科書】プリント 【参考書】プリント 電気・電子工学特別演習Ⅱ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅡ) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 金属人工格子の巨大磁気抵抗効果,トンネル型 ① スピンとスピントロニクスとは 磁気抵抗効果などスピンエレクトロニクス関係 ② スピンと磁気モーメント の基礎知識の修得をめざして、輪講形式で学ぶ。 ③ 磁性体の分類 ④ バンド構造とハーフメタル ⑤ 磁性半導体 ⑥ 電気伝導の基礎 ⑦ 二流体モデル ⑧ 磁気抵抗効果 ⑨ 磁化回転モデルによる磁気抵抗曲線 ⑩ 金属人工格子の巨大磁気抵抗効果 ⑪ 〃 ⑫ トンネル磁気抵抗効果 ⑬ TMR比の障壁高さ依存性 ⑭ スピンバルブタイプ接合 ⑮ ハーフメタルを用いたトンネル接合 【成績評価の方法】予習状況(50%),討論の状態(50%)により評価する。 【教科書】プリント 【参考書】プリント <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅲ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅢ) 選択 2単位 3期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学特別演習Ⅰに引き続いて、磁気 ① 技術磁化過程 工学に関する基礎知識の習得をめざして、輪講形 ② 磁界の発生と測定 式で学ぶ。 ③ 磁化の測定法 ④ 磁気異方性の測定法 ⑤ 磁歪の測定法 ⑥ 磁区観察法 ⑦ 電気伝導測定法 ⑧ 〃 ⑨ 磁性薄膜の作製方法 ⑩ 〃 ⑪ TEMによる構造観察 ⑫ SEM 〃 ⑬ X線回折法 ⑭ 〃 ⑮ ラマン分光法 【成績評価の方法】予習状況(50%)、討論の状態(50%)により評価する。 【教科書】プリント 【参考書】プリント 電気・電子工学特別演習Ⅳ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅣ) 選択 2単位 4期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学特別演習Ⅱに引き続いて、スピ ① 磁気記録技術 ンエレクトロニクスの基礎知識の習得をめざし ② 〃 て、輪講形式で学ぶ。 ③ 〃 ④ スピントロニクスの形成 ⑤ MRAM ⑥ MRAM開発の現状 ⑦ 非弾性電子トンネル分光 ⑧ 分極率の測定 ⑨ スピンダイナミクス ⑩ 微細加工技術 ⑪ 他のメモリとの比較 ⑫ スピンFET ⑬ スピントランジスタ ⑭ スピン注入磁化反転 ⑮ スピントルク 【成績評価の方法】予習状況(50%)、討論の状態(50%)により評価する。 【教科書】プリント 【参考書】プリント <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅰ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅠ) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 物性研究は原子構造の解明から始まると言わ ① Introduction (Historical survey) れるように、原子の配列がデバイスの諸特性に大 ② Early experiments きく影響する。特に、結晶表面や薄膜の原子構造 ③ Molecular beam epitaxy 分析には反射高速電子回折(RHEED)法が最 ④ Surface studies 近広く用いられている。そこで本演習では電子線 ⑤ Theories of surface-structure determination が結晶内原子によって如何に散乱し、反射・回折 ⑥ Introduction (Instrumentation) するかの原理的・基礎的理解を図るため、専門書 ⑦ Design of apparatus を用いて輪講形式で学習する。ここでは、まず装 ⑧ Electron gun design 置の概要と電子波の諸性質について学ぶ。 ⑨ Energy filtering ⑩ Introduction(Wave properties of electrons) ⑪ Wavelength and wave vector ⑫ Tangential continuity of the wave vector: refraction ⑬ Plane-wave boundary conditions ⑭ Absorption of the electron beam ⑮ Summary 【成績評価の方法】英文和訳による発表(1/2)とレポート提出(1/2) 【教科書】プリント(“Reflection High Energy Electron Diffraction”, A. Ichimiya and P. I. Cohen, Cambridge ) 【参考書】 電気・電子工学特別演習Ⅱ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅡ) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学特別演習Ⅰに続き、反射電子回 ① Introduction (The diffraction conditions) 折法の基礎を輪講形式で学ぶ。ここでは回折現象 ② Crystal lattices の基礎を理解するためのエワルドの作図を中心 ③ Key idea of the diffraction に学習する。 ④ Miller indices and reciprocal lattices ⑤ Surface lattices ⑥ The Ewald construction ⑦ The zeroth Laue zone: diffraction from rows ⑧ Lattice with a basis ⑨ Introduction (Geometrical features of the pattern) ⑩ Finite two-dimensional sheet: RHEED streaks ⑪ Incoherent scattering ⑫ Lattice parameter ⑬ Vicinal surfaces ⑭ Preferred island size ⑮ Summary 【成績評価の方法】英文和訳による発表(1/2)とレポート提出(1/2) 【教科書】プリント(“Reflection High Energy Electron Diffraction”, A. Ichimiya and P. I. Cohen, Cambridge ) 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅲ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅢ) 選択 2単位 3期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学特別演習Ⅱに続き、反射電子回 ① Introduction (Kikuchi and resonance patterns) 折法の基礎を輪講形式で学ぶ。ここでは回折電子 ② Kikuchi lines 強度の計算法として1回散乱理論である運動学 ③ Surface-wave resonances (Kikuchi envelopes) 的回折理論を中心に学ぶ。 ④ Introduction (Real diffraction patterns) ⑤ Perfect low-index surfaces ⑥ Streak patterns ⑦ Ordered islands ⑧ Transmission patterns ⑨ Potationally disordered surfaces ⑩ Pseudo-one-dimensional crystal ⑪ The role of the instrument ⑫ Introduction (Electron scattering by atoms) ⑬ Elastic scattering: adiabatic approximation ⑭ Elestic scattering: Born approximation ⑮ Inelastic scattering by atoms 【成績評価の方法】英文和訳による発表(1/2)とレポート提出(1/2) 【教科書】プリント(“Reflection High Energy Electron Diffraction”, A. Ichimiya and P. I. Cohen, Cambridge ) 【参考書】 電気・電子工学特別演習Ⅳ(Seminar on Electrical and Electronic Engineering 選択 2単位 Ⅳ) 4期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学特別演習Ⅲに続き、反射電子回 ① Introduction (Kinematic electron diffraction) 折法の基礎を輪講形式で学ぶ。ここでは回折電子 ② Born approximation 強度の計算法として多重散乱理論である動力学 ③ The effect of temperature 的回折理論の概要を重点に学ぶ。 ④ Kinematic predictions ⑤ Crystal structure factor ⑥ Introduction (Fourier components of the crystal potential) ⑦ Doyle-Turner parametrization ⑧ Effect of thermal vibrations ⑨ Scattering factors for ionic materials ⑩ Introduction (Dynamical theory) ⑪ Transfer matrix method ⑫ General theory ⑬ The transfer matrix ⑭ The transfer matrix for a single slice ⑮ Multi-slice method 【成績評価の方法】英文和訳による発表(1/2)とレポート提出(1/2) 【教科書】プリント(“Reflection High Energy Electron Diffraction”, A. Ichimiya and P. I. Cohen, Cambridge ) 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅰ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅠ) 選択 2単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 機械システムの駆動源として使用されている ① アクチュエータ概要 アクチュエータのうち、各種電気モータを中心に ② アクチュエータの分類と特徴 取り上げ、それらの特徴、構造、制御方法につい ③ 直流モータ構造と駆動方法 て輪講形式で学ぶ。 ④ 内界センサとフィードバック制御 ⑤ 直流サーボモータの制御とシステム構成 ⑥ 直流サーボモータ制御構築 ⑦ 応答改善 ⑧ ステッピングモータ構造と駆動方法 ⑨ 機械システムのステッピングモータ制御構築 ⑩ 交流サーボモータ構造と駆動方法 ⑪ 交流サーボモータの制御とシステム構成 ⑫ 交流サーボモータ選定法 ⑬ 交流サーボモータ制御構築 ⑭ 各種アクチュエータ ⑮ まとめ 【成績評価の方法】レポート(40%)と輪講の発表・討論(60%)などを総合して評価する。 【教科書】資料配布 【参考書】 電気・電子工学特別演習Ⅱ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅡ) 選択 2単位 2期 【授業の概要】 【授業の内容】 機械システムの駆動源として使用されている ① 機構の概要 アクチュエータのうち、各種電気モータを中心に ② 平面リンク機構 取り上げ、それらの特徴、構造、制御方法につい ③ ロボットの機構 て輪講形式で学ぶ。 ④ トルク・慣性モーメント ⑤ 動力伝達要素(タイミングベルト) ⑥ 動力伝達要素(歯車) ⑦ 動力伝達要素(ボールねじ) ⑧ 回転要素(ベアリング) ⑨ 材料要素(板ばね・コイルばね・形状記憶合金) ⑩ 電気要素(A/D 変換器) ⑪ 電気要素(D/A 変換器) ⑫ 電気要素(カウンタ) ⑬ 電気要素(モータドライブ回路) ⑭ 計測・制御 ⑮ まとめ 【成績評価の方法】レポート(40%)と輪講の発表・討論(60%)などを総合して評価する。 【教科書】資料配布 【参考書】 <電気・電子工学専攻科目> 電気・電子工学特別演習Ⅲ(Seminar on Electrical and Electronic EngineeringⅢ) 選択 2単位 3期 【授業の概要】 【授業の内容】 電気・電子工学特別演習Ⅱに続き、ロボット工 ① ロボット工学概要 学について輪講形式で学ぶ。 ② ロボットのメカニズムと基本構成 ③ 空間リンク機構と同時変換行列 ④ 回転行列・姿勢表現 ⑤ 順運動学 ⑥ 逆運動学問題 ⑦ ヤコビ行列 ⑧ ラグランジェ法の運動方程式 ⑨ ニュートン・オイラー法による運動方程式 ⑩ 位置制御 ⑪ ロボットとセンサ ⑫ 力制御(剛性制御、位置と力の制御) ⑬ 力制御(インピーダンス制御) ⑭ 課題と将来 ⑮ まとめ 【成績評価の方法】レポート(40%)と輪講の発表・討論(60%)などを総合して評価する。 【教科書】資料配布 【参考書】 電気・電子工学特別演習Ⅳ(Seminar on Electrical and Electronic Engineering 選択 2単位 Ⅳ) 4期 【授業の概要】 【授業の内容】 機械システムの自動化に不可欠なセンシング ① 画像処理の概要 技術について、視覚センサを中心に取り上げ、画 ② 画像の入力 像処理アルゴリズムとシステム構築法について ③ 前処理(雑音除去、幾何学的補正、濃度値補正) 演習と輪講形式で学ぶ。 ④ しきい値処理 ⑤ エッジ・領域検出 ⑥ 2 値画像の特徴抽出(チェーンコード、曲率) ⑦ 2 値画像の特徴抽出(Hough 変換) ⑧ 2 値領域の形状特徴 ⑨ テクスチャ解析 ⑩ テンプレート・マッチング ⑪ 統計的パターン認識 ⑫ 分類機の学習 ⑬ カメラキャリブレーション ⑭ 3 次元計測法 ⑮ まとめ 【成績評価の方法】レポート(40%)と輪講の発表・討論(60%)などを総合して評価する。 【教科書】資料配布 【参考書】「コンピュータ画像処理」田村秀行 編著(Ohmsha) <電気・電子工学専攻:特別研究> 電気・電子工学特別研究Ⅰ~Ⅳ(Research in Electrical and Electronic EngineeringⅠ~Ⅳ) 必修 1.5 単位 1~4 期 【授業の概要】 【授業の内容】 地球環境問題の解決に向け、再生可能エネルギ 以下の研究テーマに関連する理論的・実験的アプローチを通 ーの実用化開発をメインテーマに、都市型風力発 して研究手法を身に付ける為、指導教員と密接に打ち合わせを 電システム、間歇水冷による太陽電池の発電効率 行いつつ、計画的かつ継続的に研究を行う。 向上、形状記憶合金を用いた新発電システム、小 1.都市型風力発電システムの実用化に関する研究 型バイオマス発電システムを取り上げ、再生可能 エネルギーの基本的特性、開発課題の抽出とその 2.都市型風力発電システムに適した翼の開発 解決方法について理論・実験両面から研究する。 3.都市型風力発電システム最適化に関する研究 4.間歇水冷による太陽電池の発電効率向上に関する研究 5.形状記憶合金を用いた新発電システムに関する研究 6.形状記憶合金エンジンの回転メカニズムの解明 7.形状記憶合金エンジンの高出力化に関する研究 8.小型バイオマス発電の実用化に関する研究 【成績評価の方法】研究の実施状況(70%)及び中間発表(論文、口頭)(30%)により総合的に評価する。 【教科書】 【参考書】 電気・電子工学特別研究Ⅰ~Ⅳ(Research in Electric and Electronic EngineeringⅠ~Ⅳ) 必修 1.5 単位 1~4 期 【授業の概要】 【授業の内容】 スピンエレクトロニクスは,従来のエレクトロ 以下のテーマに関して,文献調査しつつ実験を行ない,得られ ニクスで取り扱う電子の電荷に加えて,電子のス た結果について指導教員と検討や議論を重ねる中で,テーマに対 ピンも積極的に制御しようとする分野である。本 する研究手法を身につける。 研究室では,金属人工格子や磁性グラニュラー薄 1. スピンバルブトランジスタの磁気・伝導特性 膜を対象にスピンエレクトロニクス分野での新 しい電子デバイスの可能性を見い出すことを目 2. 高 Bs 軟磁性薄膜の開発 的に実験を主として研究を行なう。 3. 表面波プラズマを用いたカーボンナノカプセルの作製 4. グラニュラー薄膜の TMR 効果 5. 空洞共振器を用いた GHz 領域の透磁率測定 【成績評価の方法】研究の実施状況と結果に対する検討状況により総合的に評価する。 【教科書】 【参考書】 <電気・電子工学専攻:特別研究> 電気・電子工学特別研究Ⅰ~Ⅳ(Research in Electrical and Electronic EngineeringⅠ~Ⅳ) 必修 1.5 単位 1~4 期 【授業の概要】 【授業の内容】 ナノ技術分野では、原子レベルの構造体を設計 以下の研究テーマに関して、実験装置や制御システムを自作 図どおり構築する技術と、その構造体を分析・評 し、それを用いて実験データの収集を行う。このような研究を進 価する技術が求められる。本研究室ではナノサイ める過程で、多くの問題が発生するが、指導教員と議論を重ねる ズの構造分析手法の開発と機能性デバイスの形 ことにより障壁を乗り越える。また、研究の方向性や計画性につ 成を目的とし、主に実験的手法を用いて研究す いて指導する。 る。 ・ アルコールを用いた炭素構造体の形成制御とその場観察法 の開発 ・ Si ウィスカーの成長制御と電界放射電子源への応用 ・ Si 基板上のナノクラスターの形態観察 ・ 入射電子波動場励起のオージェ電子分光法の開発 ・ アストロドーム RHEED 法を用いた薄膜内部構造評価 【成績評価の方法】実験に取組む姿勢、意欲、理解度そして研究経過の報告内容による総合的評価 【教科書】 【参考書】 電気・電子工学特別研究Ⅰ~Ⅳ(Research in Electrical and Electronic EngineeringⅠ~Ⅳ) 必修 1.5 単位 1~4 期 【授業の概要】 【授業の内容】 高性能で知能的な人に優しい機械システムが 以下の研究テーマに関する文献調査および実験を、指導教員と 求められている。 打ち合わせを行いつつ、計画的かつ継続的に行う。 本特別研究では、メカトロニクス・ロボティク ・人のスキル獲得と機械システムへの移植 ス分野を支えるセンシングやアクチュエータ等 の要素技術応用やソフトウェアによるシステム ・柔軟物操作の自動化 への適用法について研究する。 ・3次元モータの磁場解析・設計および制御法の検討 ・介護福祉機器の実用化検討 【成績評価の方法】研究の実施状況(50%)と文章・口頭による報告(50%)により評価する。 【教科書】 【参考書】 <全研究科共通科目> 学外研修(Internship) 選択 2 単位 1(2)期 【実習の概要】 【授業の内容】 企業または官公庁において、実務に関する研修を行う。実 実務の理解とともに自身の方向付けやスキルアップを目 務には、生産、設計・監理、調査計画等広範な分野があり、 的とし、将来をより良くすることに役立つように受け入れ先 希望する分野で最適な研修先を選定する。本学のキャリアセ と研修内容を十分協議して計画する。 ンターでは、研修先の事前登録制度があり密接な連携をとる 実際の学外研修は以下の 3 段階で行う。 ようにする。 ・受け入れ先との事前研修 ・受け入れ先での学外研修 ・学外研修報告 【成績評価の方法】受け入れ企業等からの評価、研修報告書、研修報告 【教科書】 【参考書】 ベンチャービジネス特論(Venture Business) 選択 1 単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 ① 我が国におけるベンチャー企業の必要性 我が国のイノベーションを牽引するベンチャービジ ・我が国経済におけるベンチャービジネスの役割 ネスの必要性を理解するとともに、実例やワークを元に ② イノベーションをおこすベンチャー企業 ベンチャービジネス成功のエッセンスを学ぶ。 ・ベンチャービジネスがおこすイノベーションとは。 (1)我が国の経済環境から、ベンチャービジネスおよびベ ③ 成功するベンチャー起業家の特性 ンチャー支援政策のメガトレンドを理解する。 ・成功する起業家のエッセンス (2)その上で、成功するベンチャー起業家の特性を把握 ④ ベンチャーマネジメントの留意点 し、どのようにしてビジネスモデルを構築していくかを ・ベンチャーマネジメントの特性 考える。 ・成長ステージごとの経営のポイント (3)ベンチャーマネジメントは一般企業と特性が異なり、 ⑤ ビジネスプランの役割 また成長過程ごとに課題が変化する。そのポイントを考 ・ベンチャー戦略とビジネスプラン 察する。 ⑥ ビジネスプランの書き方 (4)ベンチャービジネス成功のためのエッセンスを理解 ・ビジネスプランの展開方法 し、ビジネスプランの書き方を学ぶ。 ⑦ 発表 【成績評価の方法】講義での討論(30%)とレポート評価(70%) 【教科書】資料配布 【参考書】 <全研究科共通科目> 経 済 学 特 論 (Economics) 選択 1単位 2期 【授業の内容】 【授業の概要】 (1) 日本経済の「失われた 20 年」の背景および現在抱え ① 日本経済の推移 失われた 20 年と将来展望 ている問題点や将来展望、アジアの発展など幅広い知識 ② 日本的経営 を得る。 コンプライアンス・組織人としての心構え (2) 来るべき就職活動や卒業後にも参考となることを念 ③ グローバル化 頭に置いた講義を行う。 アジアの時代、中国とどう向き合うか (3) 各回、講師の用意した資料に基づく講義と質疑応答 ④ 東海地区の経済 形式で運営する。 全国シェアの1割、製造業のメッカ ⑤ 財政再建 歳入・歳出構造、国債発行残高の推移 消費税引き上げは有効か ⑥ 人口問題 高齢化の現実 社会保障関係費の見直しは急務 ⑦ 総括・面接の心構え 6回の講義の総括 就職活動にあたってのアドバイス 【成績評価の方法】講義での討論(30%)とレポート(70%) 【教科書】テキスト配布 【参考書】各白書・新聞等 地球環境科学特論(Global Environmental Science) 選択 1 単位 1期 【講義の概要】 【講義の内容】 (1) 地球が直面すると想定される環境問題について、科学の視点から考える。 ① 地球環境科学の定義 ・定義の方法 ② 視点の設定 ・想定される問題 ③ 地球を取りまく環境の実態 ・その問題の解決方法 ④ 環境問題の動向 (2) 地球環境問題を、自分の学問分野、将来の職業、自分の生活など、視点の設 ⑤ リスク管理手法、リスクマネ 定をかえて考えることを学ぶ。また、地球規模の環境と身近な環境の関係に ージメント手法 ついても同様に考える。 ⑥ 講師が携わっている土木のコ ・上記の視点から捉えた地球環境 ンサルタントの立場から、 「環 ・上記の視点から捉えた身近な環境 境問題」の対応方法や考え方 (3) 地球環境問題を捉える技術的手法の一手法として、技術士部門の総合技術監 ⑦ これからの時代を担う技術者 理手法(リスク管理、リスクマネージメントなど)を学ぶ。 に求められる環境への取り組 ・法体系と土木分野の概説 み方 ・相反する利害の調整方法 ⑧ 技術倫理観 (4) 講師が携わっている河川・海岸・砂防等の分野について、コンサルタントの 立場としての経験等に基づき、土木に関連する環境を学ぶ。 ・河川改修やダム開発、水力発電開発、砂防計画などの環境への負荷 ・低炭素社会への取り組みの紹介 ・最新技術情報/動向情報の紹介 (5) 技術者が地球環境問題、環境問題についてどのように取り組むことが期待さ れているか、技術士法等に基づき学ぶ。 【成績評価の方法】講義での討論(30%)とレポート評価(70%) 【教科書】配付資料 【参考書】 <全研究科共通科目> 外国文化特論(Foreign Culture) 選択 1単位 1期 【授業の概要】 【授業の内容】 交通手段と情報通信技術の発達に伴い, 人々や情報が ① 文化総論、世界の国々、人々、文化に何を思うか 急激に国境を越え地域を越えて移動する現在、文化的背景 ② アメリカ(東海岸、西海岸)での生活を通じ、講師は を異にする人々が出会い、結びつき、協同する社会が拡大 何を感じ何を学んだか。大学、自然などを紹介する。 する状況の中で、職場で、大学で、また家庭で異文化に接 ③ ヨーロッパ諸国、中東諸国、アジア諸国の人々との する生活が日常化しつつあり、急速なグローバル化が起き 交流体験から学んだこと、何を学ぶべきかを問う ている。この様な環境においては、技術者といえども、諸 ④ プラズマ核融合研究(講師の専門分野)から見た 外国の文化や考え方を身に付けることが必須になってき 国際研究最前線寸描 ている。 ⑤ 中国は巨大で、複雑で面白い不思議な国(訪問印象記、 本講義では、講師が自ら訪ね見聞した体験をもとに外 歴史、文化を訪ねる) 国と日本の文化の違いを紹介するとともに、その背景にあ ⑥ 中国食文化、茶文化は奥が深い。講義を聴いたら る考え方について考察する。 食べたり飲んだりしたくなる。 ⑦ まとめと自由討論 講義の最後は全員で自由討論、意見交換する。 注:外国人留学生が出席する場合には、英語での説明 も可能。 【成績評価の方法】講義での討論(30%)とレポート(70%)による総合評価 【教科書】 なし 【参考書】 講義の中で紹介する