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(平成28年度)(PDF:167KB)

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(平成28年度)(PDF:167KB)
平成28年4月13日
平成27・28年度 北区教育委員会「研究協力校」
北区立田端中学校
平成28年度の取り組み(案)
1.研究テーマ 「小中連携を視野に入れ、診断的・総括的評価を取り入れた授業実践」
~ RPDCA サイクルを活用して ~
2.研究の目的
(1)北区小中一貫教育に基づき、既習事項の定着を図り、有効に学習効果が図れる授業実践を構築する。
(2)RPDCA サイクルを活用することによって、既習事項の定着を図るとともに、履修する学習の定着を図
り、学力向上につなげる。
(3)本研究を通して、小中一貫カリキュラム・つまづきゼロプランを踏まえて、学習内容の系統的学習の構
築を図ることによって、教員の指導力の向上を図る。
3.仮説(評価力の向上=自ら学習する姿勢の向上)
①R(診断的評価)学習活動を行うにあたって、診断的評価を実施し、生徒の実態を把握することによって、
実態に即した指導目標や内容を定める。
②P(指導計画・指導目標)生徒の学習定着度を客観的に把握・評価し、授業内容を計画・構成する。
③D(学習指導・形成的評価)生徒の実態に即した授業実践によって、生徒の課題意識が深まり、生徒が自ら進
んで学習する意欲が向上する。
④C(総括的評価)生徒一人一人が客観的に評価する力が養われることによって、自己評価・相互評価力を身に
つけ、自己の課題の設定し、学習意欲と学習効率が向上する。
⑤A(改善)総括的評価の結果を振り返り、更なる指導計画や指導目標、学習指導の内容の改善を図る。
このサイクルを確立し、活用することで、教師が生徒の実態を把握し、実態に即した授業計画をたて、授業方
法を改善することにより、教師は自らの授業を見直すことになり、教師の指導力の向上 につながる。また生徒
は自身の能力を把握することにより、生徒の課題意識が深まり、学習意欲が向上することにより、学力の向上に
つながる。
4.研究の方法
<指導と評価の一体化の実践>
①診断的・形成的・総括的評価の特性を活かした評価の実施。
②三分科会や授業ペアで OJT を行い、診断的評価などを活用した授業実践によってより効果的な指導の改善
を図る。
③評価内容の有効活用について、授業内容との一体化等について検討を重ね、授業力改善の研究を深める。
5.研修体制
(1)研修委員会を組織し、委員会を中心に校内研修会を実施する。
(2)分科会
<27年度>
分科会
言語
理数
実技
分科会
言語
理数
実技
教科
平成27年度分科会
平成28年度の授業ペア
国語
石見、大河内
石見・大河内
英語
小川、増尾、小原、増山、稲次
小川・増尾・小原
社会
山寺、大風
山寺・藤原・平石
数学
下村、安田、新井、中山、杉下
下村・新井・安田
理科
藤原、一ノ瀬
藤原・山寺・平石
音楽
武田
武田・横澤・清水
美術
横澤
横澤・武田・清水
保体
平石、鈴木 清水(養護)
平石・山寺・藤原
技家
貝塚、増田
貝塚・鈴木
教科
平成28年度分科会
国語
石見、大河内
英語
小川、増尾、小原、野田、稲次
社会
安部、山寺
数学
下村、安田、小澤、中山、杉下
理科
藤原、福井
音楽
武田
美術
蜂谷
保体
平石、鈴木 清水(養護)
技家
貝塚、増田
鈴木・貝塚
6.結果と考察
(1)結果
診断的評価を活用したことにより、生徒の実態に合わせた教材研究をすすめ、授業内容の工夫と
ワークシートなど言語活動の充実、課題解決学習などが深まった。
(2)考察
①効果的な診断的評価の活用、形成的・総括的評価を取り入れた授業実践によって、生徒の意識の
変容を確認できる。
②生徒の自己・相互評価力の向上によって自己の成果と課題が具体的に確認・提示できる。
③課題解決型学習によって、思考力の向上、言語活動の充実によって、自ら課題(目標)を設定し、
自主的・計画的に学習する力が向上する。
7.研究計画
回
月
日
内容・単元名
使用資材
講
師
研修内容
使用教材など
第
4月13日(水) <全体会>
・年間計画
1
研究協議会
・評価方法
回
・本年度の研究について
石川俊一郎校長
(RPDCA サイクルの活用と授業実践)
・診断的評価を授業に活用する
・総括的評価に活かす授業実践の工夫
4月14日(木) 全教員による診断的評価を取り入れた授
・評価アンケートもしくは診断テスト
~
・授業の略案
業の実施
6月27日(月) ・事前に評価アンケートもしくは診断テ
ストの実施
・授業で使用したワークシート
・授業後の生徒の変容の観察結果
・診断的評価を取り入れた授業の実施
・授業後の形成的評価の実施、生徒の変
容の観察
第
5月24日(火) <研究授業>
・指導案
2
授業者 英語科 小川 雅裕 主幹教諭
・授業観察シート
回
・診断的評価を取り入れた工夫、指導と
・評価シート
評価の一体化
・ワークシート
田中洋一教授
<研究協議>
<指導・助言・講演>
第
6月28日(火) <全体会・助言・講演>
3
・RPDCA サイクルを利用した授業実践
回
を実施して、出てきた課題や疑問点につ
・各教科の評価資料
田中洋一教授
・ワークシート
いての検討
<研究授業>
・指導案
授業者 社会科 安部智子 教諭
・授業観察シート
・診断・総括的評価を取り入れた授業の
・評価シート
工夫・指導と評価の一体化
・ワークシート
田中洋一教授
<研究協議>
<指導・助言・講演>
7月中
生徒アンケート実施(夏休み中に集計)
9月6日(火)
<分科会>
・指導案
5
・各教科の指導案検討
・診断的評価シート
回
・各教科の授業指導の工夫
・形成的・総括的評
(※研究内容の再検討)
価シート
第
<助言・講演>
・アンケート集計結果と比較検討、結果の考察
・授業方法についての再確認と共通理解
田中洋一教授
第
10月12日
6
(水)
回
<全体会>
・研究発表に向けての係分担と予定の確
認
・生徒の変容と評価アンケート等の検証
第
10月25日
7
(火)
<講演会>
外部講師
・授業力向上講演会
回
第
8
10月
<研究発表に向けての準備>
~11月
・研究収録の原稿作成
12月7日
<研究発表に向けての打ち合わせ>
(水)
回
第
9
1月25日
<研究発表最終打ち合わせ>
(水)
回
第
10
1月31日
(火)
回
<研究発表会当日>
田中洋一教授
・公開授業(全クラス)
・実施報告
・講演会
第
11
2月21日
(火)
<全体会・講演>
・研究実践のまとめ、振り返り
回
第
12
回
3月1日(水)
・平成27・28年度の研究の総括
・29年度の研修計画
田中洋一教授
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