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平成23年度に係る内部監査報告
平成23年度に係る内部監査報告 平成24年8月 独立行政法人水資源機構 目 次 1 目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 実施内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (1) 監査方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (2) 監査対象事業所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 監査結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (1) 重点監査項目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 1)内部統制の取組状況及び情報開示の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ⅰリスク管理の取組状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ⅱコンプライアンスの取組状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ⅲ文書管理の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ⅳ情報開示の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 2)随意契約・1者応札の見直し状況、入札・契約に係る競争性・透明性の確保状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ⅰ随意契約・1者応札の見直し状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ⅱ入札・契約に係る競争性・透明性の確保状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 3)保有資産管理の取組状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 4)コスト縮減の取組状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 5)適正な積算の実施状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 6)利水者対応の改善に係る取組状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 7)既監査指摘事項に係る改善策の実施状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 (2) 事務処理に係る検討等が必要と認められる事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 1)特記仕様書の作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 2)工事・業務における書面による処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 3)担当者の選任 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 1 目的 内 部 監査 は、 独立 行政 法 人水 資源 機構 (以下 「機 構 」と いう 。)の業 務の 適正 な運 営を図ること及び会計経理の適正を確保することを目的として、独立行政法人水 資源機構監査規程(水機規程平成16年度第41号)に基づき、理事長が行うものであ る。 監査結果については、監査室長が監査報告書を理事長に提出し、理事長はこれ を監事に通知する。 2 実施内容 理事長は、平成23年度の監査の対象となる事業所、監査の実施時期及び監査重 点項目等を定めた監査計画を作成し、これに基づいて監査を実施した。 監査の実施に当たっては、職務を効率的に遂行するため、監査室の職員に加え て、電気通信設備等に精通した職員を臨時に事務に当たらせた。 (1) 監査方針 機構の中期計画においては、より透明性のある業務運営を行うことで、利水者 をはじめ広く国民から信頼され、一層の協力・支援を得られる組織となるよう努 める とと もに 、「安 全 で良 質な 水を 安定 し て安 くお 届け する 」ことを 理念 に、 公共 ・公益的な役割を効率的・自律的に果たしていくこととしている。 また、業務運営の適正化を図るため、内部統制を強化し、リスク管理体制の整 備、コンプライアンスの強化、入札契約制度の競争性・透明性の確保及び談合防 止策の推進等を行うこととしている。 平成23年度の監査については、上記中期計画に掲げる目標の達成に向けて、機 構の事務・事業が適正に執行されているか否かについて、合規性、正確性、経済 性、効率性、有効性及び透明性の観点から実施するとともに、次に掲げる項目に ついて重点的に監査を行い、必要な措置を講じることとする。 重点監査項目 ○内部統制の取組状況及び情報開示の状況 ・リスク管理の取組状況 ・コンプライアンスの取組状況 ・文書管理の状況 ○ 随 意契 約・1 者応 札の 見直 し状 況、 入 札・契約 に 係る 競争 性・透 明性 の確 保状 況 ○保有資産管理の取組状況 ○コスト縮減の取組状況 ○適正な積算の実施状況 ○利水者対応の改善に係る取組状況 ○既監査指摘事項に係る改善策の実施状況 -1 - (2) 監査対象事業所 対 象 事 業 所 実 施 時 期 利 根 導 水 総 合 事 業 所 平成23年 7月27日(水)∼29日(金) 一 庫 ダ ム 管 理 所 平成23年10月 4日(火)∼ 5日(水) 関 社 平成23年10月 6日(木)∼ 7日(金) 木曽川用水総合管理所 平成23年11月14日(月)∼16日(水) 長 良 川 河 口 堰 管 理 所 平成23年11月16日(水)∼18日(金) 阿 木 川 ダ ム 管 理 所 平成23年12月19日(月)∼20日(火) 愛 知 用 水 総 合 管 理 所 平成23年12月21日(水)∼22日(木) 西 支 本 社 下 久 保 ダ ム 管 理 所 本 社 計 : 平成24年 2月13日(月)∼17日(金) 平成24年 5月29日(火)∼30日(水) 平成24年 6月 4日(月)∼ 8日(金) 本社 及び -2 - 8事業所 3 監査結果 (1) 重点監査項目 1) 内部統制の取組状況及び情報開示の状況 監査を行った事業所の内部統制の取組として、所内全体会議や管理職会議 が定期的に開催され、情報共有、業務進捗状況の確認などが行われていた。 ⅰ リスク管理の取組状況 ① 閘門ゲート操作に関する2度の事故 閘門ゲート操作において、船舶の動きを十分に確認しないまま、ゲート を操作したため、船舶のスクリューがゲートに接触して損傷する事故が平 成23年5月に発生した。このため、再発防止策として、確認行為を操作手 順書へ明記し、手順の再確認を行うこととした。 ところが、同年9月、同閘門ゲートの通船時操作において、一つのゲー ト動作が終了してから次の操作を行うべきところ、動作途中で次の操作を 行ったために、船舶のスクリューがゲートに接触して損傷する事故が発生 した。操作業務受注者が指差呼称・復唱を的確に実施していないことや、 正・副の管理業務員相互の確認を行っておらず、前回の事故の教訓が活か されていなかった。このことについて、機構は受注者に対し、安全管理上 の改善命令を行い 、操作の重要性の再認識 、操作チェックシートの見直し 、 業務員同士のダブルチェックの実施が講じられた。合わせて、操作盤につ いて、複数の操作を行えないよう、改良した。 ② 非常時への備え 災害対策として、休日・夜間の連絡体制が確立されており、地震防災や 水質事故対応などの訓練が関係機関と連携して行われていた。 リスク管理に関する基本規程(水機規程平成20年度第30号)では、リスク について、機構の業務の遂行を阻害する可能性と定義されている。日頃か ら、リスクについて意識し、備えを怠らず、的確な対応を行うことが重要 である。 ⅱ コンプライアンスの取組状況 コンプライアンスの取組として、工事に係る法手続きの状況についてチ ェックリストによる発注前の確認、文化財保護法など法令に関する研修、 セクシャルハラスメントや安全運転管理に関する講習会、不当要求対応研 修会などが所内で行われ、コンプライアンスに係る意識の定着が図られて いた。 法令遵守をはじめ、コンプライアンスの意識が薄れないよう、今後とも 継続した取組が重要である。 -3 - ⅲ 文書管理の状況 文書管理の状況を監査した結果、起案文書の保存期間が起案書に記入さ れていないもの、起案理由が起案書裏面に記載されておらず別紙としてい たものが見られた。また、文書管理に係る諸規程の改正について、所内説 明会が行われていない事業所があった。 文書 管 理に つ いて は 、文書 管 理に 関 する 諸 規程 に 基づ き 、適 正に 行 うべ きである。 [措置状況] 指摘のあった事業所については、文書管理の状況を四半期毎に文書管理 者が確認することとした。 所内説明会が行われていない事業所においては 、速やかに説明会を行い 、 適正に文書管理を行うこととした。 ⅳ 情報開示の状況 機構のホームページを通じて 、事業の説明や水源情報 、入札・契約情報 、 イベント情報などを発信するとともに、事業所の来訪スペースにもこれら の情報が掲示されていた。 機構の役割や業務などを広く知っていただくため、今後とも継続した取 組が重要である。 2)随意契約・1者応札の見直し状況、入札・契約に係る競争性・透明性の確保状況 ⅰ 随意契約・1者応札の見直し状況 (随意契約) 監査対象事業所の競争性のない随意契約21件について、工事・役務の 目的、内容、随意契約とする理由の妥当性を監査した。 その結果、管水路の漏水補修や、雷害を受けた設備の復旧など、緊急を 要する場合の工事・役務で、随意契約見直し計画(平成22年 6月)に定めら れた随意契約とせざるを得ない場合に該当しており、妥当であった。 (1者応札) 監査対象事業所の1者応札案件8件について、十分な公告期間の確保、 地域要件の撤廃などの入札参加要件、複数年契約や集約発注などの発注規 模、有資格業者へのファクシミリによる公告案内など、1者応札改善の取 組状況を監査した。 その結果、機械設備に係る1者応札改善の取組として定めている見積参 考資料の明示が行われていないものがあった。 随意契約に当たっての厳格なチェック、1者応札改善に向けた取組を、 今後とも業務の効率性を考慮しつつ、遺漏のないよう、引き続き取り組ん でいく必要がある。 [措置状況] -4 - 1者応札改善に向けた取組を適切に行っていくこととする。 ⅱ 入札・契約に係る競争性・透明性の確保状況 監査対象事業所の一般競争入札及び指名競争入札35件について、施行 伺いから入札・契約締結に至るまでの一連の契約事務が適正に行われてい るかを監査するとともに、一般競争入札については入札参加資格条件の適 切性や総合評価審査小委員会の開催状況、指名競争入札については業者選 定の考え方についても合わせて監査した。 その結果、いずれも適正に行われていることを確認した。 また、少額随意契約105件について、業者選定や見積依頼が適正に行 われているか監査した。 その結果 、業者選定を機構や当該事業所での実績のみで行っていたもの 、 業者選定の考え方が記されていないもの、見積徴取先を複数としていない ものが見られた。 少額随意契約においても、機会均等・公平性を考慮した業者選定をする こと、機構外部から問われても明確に説明できるように業者選定理由書を 作成しておくことが必要である。 [措置状況] 業者選定においては、業務実績を機構のみとせず他機関での実績も含め るとともに、指名回数や受注状況なども考慮し、業者選定の考え方を記し た業者選定理由書を作成することとする。 3) 保有資産管理の取組状況 監査対象事業所の宿舎等の見直し状況及び固定資産の管理状況について監 査した。 その結果、独立行政法人整理合理化計画及び中期計画において処分対象と された宿舎及び土地について、関係資料が整備され、独立行政法人通則法や 補助金適正化法の事務手続きの準備が行われていた。 これらについて、平成24年度までに着実に処分できるよう、手続きを早急 に進める必要がある。 固定資産の管理については、固定資産管理マニュアル、独立行政法人水資 源機構固定資産の管理に関する規程( 水機規程平成20年度第9号 )に基づき 、 固定資産の増減及び異動について、適切に行われていた。 4) コスト縮減の取組状況 監査を行った事業所においては、分水工ゲートの更新において鋼製をステ ンレス製に、橋梁の塗装塗料をフッ素樹脂とするなど、ライフサイクルコス トを考慮した施工が行われており、事務用品費・光熱費の削減など事務的経 費の節減も行われていた。 コスト縮減については、利水者からも強く求められており、引き続き取り -5 - 組んでいく必要がある。 5) 適正な積算の実施状況 監査対象事業所の工事、業務及び役務137件について、設計書、積算資 料等が適正かどうか監査を行った 。その結果 、次のとおり 、違算が見られた 。 ①維持管理業務の諸経費算定において工種の選定が適切でなかったもの 維 持 管 理 業 務 に 係 る 諸 経 費 算 定 の 際 に 適 用 す る 「主 た る 工 種 」に つ い て、「河川維持工事」を適用すべきところ、「水路工事」としたことにより過 大積算となっていた。 ②調査業務の諸経費算出に関する計算を誤っていたもの 調査業務費は、個々の調査内容毎の直接的な費用(直接費)と諸経費か ら構成され、諸経費は直接費に所定の率を乗じて算定する。 管の劣化調査業務における水質分析及び土壌分析については、単価に 諸経費が含まれていたため、当該業務費算定において、諸経費が二重計 上とならないよう、単価から諸経費を控除して直接費を算定した。この 控除計算において、計算ミスをし、過小積算となっていた。 ③施設管理業務の勤務時間数を誤っていたもの 施設管理業務の勤務時間数について、過年度業務の時間数をそのまま 適用 (平 日 10時 間で ある とこ ろ9.5時 間 、休 日9 時間 であ る とこ ろ8.5時 間として積算)したことにより過小積算となっていた。 違算の原因は、積算者のミス及び審査が徹底していなかったものである。 違算防止について、現在の取組を検証し、技術力の向上、チェックの徹底 など継続して取り組んでいくことが重要である。 [措置状況] 違算防止に向けて、積算・審査のポイントや審査の方法を積算・審査前に 案件毎に検討し、作業の要点を各担当部署(課長を含む)が共有し、チェック リストを活用しながら進めていくこととする。 機構全体の取組として、過去の違算事例や本社が発出する文書の解説を本 社担当部が研修の場や事業所に出向くなどして行っている。 また、平成22年11月から導入した積算検査(予定価格6,000万円以上の総合 評価落札方式の工事について、当該事業所の審査が適切に行われているかど うかを本社・支社局が検査を行うもの)を引き続き行い(平成23年度は91件実 施)、違算や検査で気づいた事項を社内電子掲示板に掲示している。 6) 利水者対応の改善に係る取組状況 監査対象事業所では以下のような取組が行われていた。 ・予算説明等、利水者への説明に当たっては、わかりやすい資料作りと 丁寧な説明を心がけ、資料を事前に配布している。 ・利水者からの資料要求や問い合わせ、要望に対し、迅速に対応してい る。 -6 - ・ダムの洪水時操作や水質等についての情報を迅速に提供している。 利水者満足度の向上に向けて、引き続き、きめ細かな対応を行っていくこ とが重要である。 7) 既監査指摘事項に係る改善策の実施状況 今回監査を実施した8事業所について、前回監査時の指摘事項17件のフ ォローアップ状況を監査した。 その結果、改善措置が不十分であったもの(少額随意契約案件において、 業 者 指名 を 当該 事 業所 で の業 務実 績 を有 する 者の みと して い た) が1件 あっ た。このほかについては以下のとおり改善措置が行われていることを確認し た。 【例】 ・類似した業務を個々に発注していたもの 措置状況:1件に集約して発注した。これにより業務経費が削減さ れた。 ・水路に設置する救命筏の設置歩掛が実態と乖離しており、費用が過大 となっていたもの 措置状況:歩掛を実態に合わせた。 など (2) 事務処理に係る検討等が必要と認められる事項 1) 特記仕様書の作成 特記仕様書に記載している金額や数量が誤っているもの、特記仕様書の本 文と数量総括表に齟齬のあるものが以下のとおり見られた。 ・アスファルト殻などの廃棄物処分費が設計書と異なっていたもの。 ・契約変更時の特記仕様書数量総括表について、当初数量が当初契約時 のものと異なっていたもの。 ・業務時間について 、特記仕様書本文と数量総括表に齟齬があったもの 。 特記仕様書は、入札参加者の見積や契約内容の履行に重要な契約図書の1 つであるので、誤りのないよう、十分にチェックを行う必要がある。 [措置状況] 発注前に審査担当者及び発注担当課長が内容を審査・確認する。また、発 注後にも齟齬がないように、実施事項・履行状況について、受注者との相互 の確認を徹底することとする。 2) 工事・業務における書面による処理 工事・業務において、書面による処理が行われていないものが以下のとお り見られた。 ・業務従事者が受注者の組織に属していることを証する書面を提出させる ところ、提出されていなかった。 -7 - ・受注者への指示が口頭で行われ 、書面(打合せ簿)で行われていなかった 。 ・受注者への貸与品について、土木工事共通仕様書に定められた書面によ る処理が行われていなかった。 ・総価契約単価合意方式により契約した工事での個別単価協議が2回行わ れたが、2回目の資料が1回目の資料として保存されているなど、協議 資料が適切に作成・保存されていなかった。 工事や業務における発注者・受注者間のやり取りについては共通仕様書な ど、契約図書に定められており、書面で行う(記録に残す)ことが基本である ので、十分注意する必要がある。 [措置状況] 発注者・受注者間のやり取りは書面で行うことを監督員と受注者とで相互 に確認・徹底することとする。 総価契約単価合意方式に関して指摘のあった事業所においては、関係のマ ニュアルを再度確認し、速やかに資料を整えた。 3) 担当者の選任 業務上使用する車両を保有する事業所においては、機構車の安全な運転を 確保するために必要な事項を定め、運行の安全の徹底と交通事故の防止を図 り、機構車の円滑な運行を期するため、安全運転管理要領を定めることとし ている。 これに基づき定められた安全運転管理要領において、整備管理主任者を選 任すべきところ、行われていなかった。 処理すべき事務手続きについて、遺漏のないよう気をつける必要がある。 [措置状況] 要領を確認し、速やかに整備管理主任者を選任した。 以 -8 - 上