...

ライザマに向かって出発

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

ライザマに向かって出発
第19号 1月16日 発行
この工事には日記を継続して付けていたが、今回はノートパソコンが不具合になり修理に出したので、
今回は日記を付けなかった、文の中で重複したり数字が合わなかったりする事も有ると思うが記憶で
書いたので、70歳近くなると先週のことが記憶があやふやになります、ご勘弁をお願いいたします、 ライザマに向かって出発
朝5時目覚時計に起こされる、居間ではクララが起きているみたいだ、目が覚めますから冷たいシャワーを
どうぞ言う、コーヒーを入れて呉れながら、蛇には注意よ並んで歩く時は3番めに歩く事、噛まれるのは
90%2番の人だそうだ、それと ビショウハエ にも気をつけて、傷が有るとそこに卵を生み付けるそうだ、
蛆虫が肉の中に入り込むそうだ凄く痛いそうだ、くどくどと山に入る注意をした、判りましたママと冗談を
言うと、判れば良いのよ坊やと言って、2人で大笑いした、
シンデレラとイザベルが来たので、出かけることにしたイザベルと抱き合ってキスをしている、次にシンデレラ
だ私も期待してたが、先生お願いしますと言うだけ、期待して損をした気分だ、
この前1往復したので道は判るし空いているし、かなりのスピードを出せる、車もホンダだから日本で慣れて
いるから気楽なもんだ、1時間も掛からず農場に着いた門ではパブロ.ムニナーとクララの母親の出迎えだ、
宿舎に入りますとシンデレラが聞くので、お前の家で良いと言う、パブロが明後日にはパスポートが出きると
言う、出来たらビザを取るのでクイヤバに届けるよう指示した、母親はクララがお世話になってると言う
こちらは爺さんだからクララのマッサージは非常に助かると言うと、父親が生きていた時から私よりあの子に
やらしていましたからと言う、なんでも言いつけて下さいと言う、ムニナーは娘が秘書として務まるかと
心配している、そしてパブロまでお世話になってと礼を言っておる、農場の事務は私がやるので心配ないと
社長に言ってくださいと言って居る、イザベルに合格発表には帰って来いと声を掛けて出発、ボカイナは
8時10分通過時間的に車が多くなる、65kmが精一杯だ、ラドブグレスは8時42分通過、あと30分だ
ラドブレスを出て間もなく、ブルト-ザーや重機を積んだ7台を追い越す、もしかしてライザマに行くのか、
助手席を見るとシンデレラがコックリやっている、起こして聞いてみて貰う事にした、路肩に車を停めて、
手を振ってトレラーを停めようとするが、止まってくれない、ようやく4台目が止まるシンデレラがライザマに
行くんですかと聞くとそうだ言う、フエルナンドの会社の者だと言うと、助手席から小さいががっちりした、
男が下りてきて私の顔を見て、日本から来ている先生ですかと言う、そうだと言うと、
現場監督のオルテーズだと言う、途端に大きな声で運転手に無線で停めろと叫ぶ、下りて握手しながら
よろしくという、インデオ部落大丈夫ですかねと言う、話は付いてある私達は先に現場で待っておると言うと
判りました奥さんお先にどうぞと言う、私は妻でなく秘書ですと言うと、これは失礼しましたと言って恐縮して
いる、20分でライザマに付く10分遅れでトレラーが着いた、ところが測量士が来ない、オルテーズが言うには
作業員と一緒にバスで出たとの事如何したんだろう、オルテーズは重機を下ろしてトレラーを返すとの事、
所が重機が下りる歩み板を動かすにも人手が足りない、私はコンドルを呼んで、村の若者を10人位応援頼む
迎えに行く14人連れて来た作業は簡単に終わる、オルテーズに50へアル渡して、運転手に食事代をやれと
言うと、グランデちょっと来いと呼ぶ、2mも有る大男が来た、先生から渡してやってくださいと言う、
途中食事でもしなさいと渡すと、有難う御座いますと言って帰っていった、重機の中に不思議な重機が有る、
オルテーズに何をする機械だというと、大木を根こそぎにする機械だそうだ、カナダから中古で買ったそうだ、
抜いた木は如何するんだと言うと、持ち主が必要なら取置くが要らないならチェンソーで切って燃すとの事
シンデレラに言ってコンドル達に説明してやれと言う、シンデレラはインデオ達にインデオ語で説明している、
シンデレラが言うには道路の脇に置いて置いてくれとの事、オルテーズは世話が無くて助かる、
小さな声で先生どうやって奴等を手懐けたんですと言う、それにしても奴らは遅いなと言って、テントを張る
場所を作るかと機械が動き出した、カナダの機械はエクストラクターと言うそうだが、太さ60cmの木を抱き
かかえ根をつけたまま、引き抜いてゆく、穴が出来た所にユンボが石を入れてブルとザーが均して行く
早いたちまち100m四方の更地が出来た、インデオ達はビックリして見ている、村から子供が走って来て、
シンデレラに何か言っておる、如何したと聞くと、この子は家を何処に置くと言っておる、どう言う意味か
判らないと言う、キャンピングカーの事ではないのかと言うと、そうかと笑っている
コンドルと子供を乗せて村に行くと、キャンピングカーが来ている、コンドルに聞いて所定の場所に停める、
運転手に良く子供と話が出来たねと言うと、私もインデオの血が入ってます、から少しはと言う、会社の人か
と聞くと掃除係りです、今朝奥さんが来てキャンピングカーを持ってゆきながら、工事の人とインデオ達と
通訳をやれと言われてきましたと言う、現場監督に紹介すると言って現場に連れて行く現場に行き
オルテーズを呼び会社から来たインデオ語の通訳だと言う、それは有難い早速危ないから機械の傍をは
なれるよう言ってくれと、直ぐにインデオ語で人員整理をしている、キャピングカーに戻りコンドルに今夜から
彼の宿を頼むと言うと、俺の家に泊めるとの事、キャンピングカーに座ってコーヒーを飲んでるとバスが来た、
現場は2.5km先だと教える、着いたらオルテーズの雷が落ちるぞ、暫くしたらインデオ達が帰ってくる作業が
終わったらしい、コンドルがインデオの食事だが口に合うか判らないがと、野鳥の燻製とマジョカを持って来る
その時シンデレラが首をかしげながら外に出てきて、炊飯器が暖かくならないと言う、発電機掛けたと聞くと
何の事と言う、このボタンを押すと発電機が掛かるんだと教える、でも冷蔵庫は冷えていますと言う、
冷蔵庫はガス式だと言う、今晩使い方教えるから、昼食はコンドルが持って来てくれたからこれを食べようと
言う、所が問題が有る、サイドドアを開けて2人で食べていると子供達が20人ばかり来て座って見てるのだ、
シンデレラがご飯だから食べてからねと言っても暫くすると又集まり座るのだ俺達動物園のチンパンジーだと
2人で大笑い、コンドルに頼んで竹の簾を回してもらうよう頼んで来ますと言う、コンドルと戻ってきて説明して
いる、午後やらしておくと言う、現場ではテントが張り終わり、道路は400m位まで整地されている、
立派な道路だ、オルテーズにどうしてバスは遅れたと聞くと、タイヤがパンクしたのでスペアーを取り替えたが
空気が甘かったせいでまたパンクしたそうだ、パンク屋を呼びに8kあまり歩いたそうだ、何か問題が有るかと
聞くと、問題無い、石が多いので重機を通すには良い条件ですと言う、石を埋めないとが無いと雨が降ると
何処までも泥濘になってしまうそうだ、
コンドルが来て皆喜んでいます2~3年ほど薪の心配ないし太い木は学校に使えます、それにしても凄い機械
ですねと言う、出来立ての道路を歩いてみる、これが本当のバージンロードだ道路わきの抜いて横にしてある
樹に登ってみる1m位の樹も有る、樹から降りようとして足を滑らして転んだ、作業服の左り膝上が鍵裂きに
なった、少し擦り傷が出来た、5時に工事は順調で900mまで進み、昼抜きやったので終了、そして食事や
ハンモックの準備をするとの事、私達も帰る、キャピングカーのテラスは竹簾で囲って有った、それから帰って
発電機やその他の使い方を教える、簡単な食事を造り食べる、まるでキャンプをやってる見たいサイドドアを
下ろして夜の準備をすると、シャワーを浴びるが狭いが機能的だ、パジャマ姿で外に出る、発電機が作動して
いると村に騒音が出ないかチェックだ影響は無い、入るよと声を掛けて中に入る、着替えなどの時は不便だ、
短期間だから我慢だ、シンデレラがパジャマ姿で出てきた、トイレで着替えたとの事、ガスエアコンは順調だ、
5kwの発電機を止める1.5kwの常用発電機だけ運転している、ノックが聞こえる開けて見ると、コンドルが
1人の男がいる、入れよと言うと入ってきた、コンドルが口を開いた、彼は此処から12kmほど離れた所で
製材所を経営してるラミレスだが、彼も母はインデオの出だ、樹を引き抜いてるのを昼見て、あれで木造の
学校を造ろうと考えたが、この写真の様な大型の建物は技術が無い、先生の知恵を拝借したいと、1枚の
写真を見せた、雑誌の1ページを剥いだもので、文章を見ると過疎の学校が廃校になる記事で、
その中に木造で出来た学校の写真が有る、私は説明してやった、日本の大工は1日20000円つまり
40000へアルだ大工を連れてくることは無理だ、しかし日本にNGOで低開発国に学校など起ててやってる
団体が有るので、話をしてみよう出来るかどうかはわからないが、出来ると約束は出来無いそれで良いかと
言うと、結構ですと言う、それと今度出来た道路を使い材木を運びたいがよろしいでしょうかと言う、
工事に邪魔にならないなら構わないと言う、シンデレラがコーヒーかビノ(葡萄酒)でもと言う、3人でビノを
飲みながら、色々な話をした彼は母がインデオなので子供時から苦労したそうだ、小学校に入り5年までは
良かったが、6年の時にインデオとのハーフが発覚、担任の先生がかばってくれたが、校長が大変な
人種差別者なので退学させられ、色々底辺の仕事をして来てた事を色々話した、インデオの事を逆手にとり
製材所を始めたそうだ、材木の仕入れは全てインデオからで、つまりインデオは許可なしで樹を切る事が
出来るので許可手数料だけ安いそうだ、ビノ2本飲んだところで帰りますと言う大工の件お願いしますという、
それまで黙っていたシンデレラが、私もインデオよコンドルの従兄弟よと言う、ミラレスはそうですかと、
まじまじと彼女の顔を見ている、インドデオには見えないがと言っている、それでは帰りますと帰ってゆく、
使っていた椅子を壁に畳み込み、ベットを出すと狭い大丈夫かと聞くと仕方が無いでしょうと言う、
彼女は奥のベット私が手前に横になった、マッサージしますと言う、止めておこうと言うと、クララ見たいに
上手でないからと聞くので、違うよクララはお袋見たいなもので特別な感じは沸かないが、お前は綺麗過ぎる
女を感じる、体を触られたらブレーキが利かなくなるかも知れない、それより話でもして寝ようと言うと、
クララは女では無いんですかと聞く、そうではないクララはいつも朗らかだし大柄で、女と感じるより姉か母の
様な感じがする、クララは飾らないからねと言う、お前は綺麗だから俺だけで無く男は皆、女を感じると思うよ
と言うと、そんなことないです、とまんざらでもない顔、私は話題を替えた、あのミラレスと言う男インデオと
言う事を隠さない立派だと言うと、フエルナンド家に来ても先生がいなかったら、メイドで終わってた、
秘書にはなれなかったと思う、ブラジル人で私を秘書にするとは自分の女にする位の考えよ、奥さんから
先生の秘書の打診が有った時、能力が無いと断ったら貴方でも良いそうよと言われた時は助平な日本人だと
思ったそうだ、私は言った、男はみな助平よ、でも家庭や地位などを考えるのが理性と言うものだ、
理性が無く、女なら誰でも良いと言うのは動物見たいなものだよ、でも男は仕事に行き詰まった時とか
心配事がある時は理性など、どうでも良いと思う時も有る、その時は自分にも女の人にも要注意よと教えた、
お前は差別は受けなかったろうと聞くと、そうね私は顔がパパ似だから黙っていると誰も判らないから隠そうと
するが、インデオを表面に出すには勇気がいると思う、私だって大きな差別を受けた時も有りましたと言う、
18歳の時彼氏が出来て結婚を考えるようになり、母がインデオと教えると、彼氏はそれっきり音沙汰無しに
なったそうだ、それ以来男を愛する事は避けているそうだ、今度彼氏が出来たら隠さず最初にインデオだと
言う方が良いそれでお前を避ける様なら男ではない、男と女の仲は人種の壁なんか難でもない程強いものだ
それが本物の愛だと言った、
道路工事に問題が起きた
翌朝オルテーズに話して国道と道路をトラックが入れるように取り付け道路を整備した、これで材木が運び
出せる、測量士とオルテーズが来て工事の変更を申し出た、それは測量しながらだと工事が進まないので
構わず真っ直ぐに樹を倒して重機を進める、粗工事と測量しながら道路を完成させる仕上げ工事に
分けたいと言ってきた、今のままでは駄目なのかと聞くと、重機の稼働時間に遊びが出来るとの事、
効率が良いならその様にやれと言う、シンデレラが朝洗濯や昼食の準備が有るので10時頃迎えに来てく
ださいと言うので、迎えにいったら作業服を着ている、何をやるつもりだと聞くと、倒した樹に蘭が着いて
いたから採りに行くとの事、ママのお土産かと言うと、違います私のアイデアと言う、蛇が居るから危険
だと言うと、村の女達を連れてゆくから大丈夫と言う暫くして、村の女達が4人来た、私の顔を見て何か
言う判らないので、シンデレラに振り返る、色々有難うと言ってるとの事、車に乗せて現場に向かう途中
車内は異様な匂いだ、体臭と煙の匂いだ、炊事に焚き火、雨の日に焚き火で乾かすので、煙の匂いが
染み付いてるのだ、子供の頃に田舎の近郷に田根森村と言う村が有り、泥炭を燃料として使うので村、
全体がこんな匂いがしてたの思い出す、現場に着くとシンデレラが道路に、女たちが倒した樹の上を
歩きながら蘭を採り道路に放り投げて寄越すのだそれを拾い袋に入れてゆく40分ぐらいで袋4個を担いで
帰ってきた、先生車の鍵と言う、お前が運転するのかと聞くと免許は持っているとの事、暫くして帰って
きたので、蘭は如何したと聞くと村の女達がへゴに付けて居るそうだ、ママに持っていくのかと聞くと、
村で売るとの事少しでも学校設立資金の足しにしようと言う、誰が買うんだと言うと、国道端でインデオの
女性達が車で通る人に売るんだそうだ、3日間で200へアル稼ぐと意気込んでいる、午前の工事は終了、
樹の抜き方は3.2kっまで、整地した道路は1.7kmまで出来たそうだ、オルテーズが先生3kmの所に村
から川に流れ込む、枯れ川が見つかったと言う、重機が通るには支障が無いが、トラックは無理との事、
川幅はと聞くと約7mとの事、そのまま道路を作って枯れ川を遮断すると大雨には村が水浸しになる
可能性があるとの事、ヒュム管では駄目かと言うと、高圧縮のヒュム管なら良いが、普通のヒュム管では
駄目だ言う、設計屋のヘスにどうするか聞いて見るのでそこはそのまま残して先に進むよう指示、
村に戻るコンドルを呼び製材所に電話が有るか聞いたら有ると言う、コンドルに運転させて製材所に向かう
社長室に電話したらマーガレッタが出たので、ヘスに大至急電話に出るよう依頼したら、昼飯に行って居る
との事、製材所の番号を言って帰ってきたら電話するよに依頼した、2分位で電話が鳴るので取ったら、
旦那からだ、どうしたと言うので、事の成り行きを話したら、電話では埒があかんだろう、ヘスが帰ってきたら
直ぐにヘリコプターで送る、現場を見てから資材の調達が良いと言う、ほかに何か必要な物はというので、
シンデレラに受話器を渡す、缶詰を少しと30cm幅で20mの白布と頼んでいる、ラミレスが先生昼食は未だ
でしょうと言う、シンデレラは造って有りますと言う、アンタ(山豚)の肉を貰ったので焼肉にした食べて行き
なさいと言うご馳走になる、細君がテキパキと用意してくれた、シンデレラは細君とインデオ語で話している、
この細君、実はコンドルの従兄弟だそうだ、と言うことはシンデレラとも従兄弟になっる訳だ
ゆっくりしてるとヘリコプターが到着しそうなので、食べて直ぐに村に帰る、1時間位でヘリコプターが来た、
手で合図して車の後を付いて着てもらう、重機置き場に着陸ヘスが青い顔で下りてきた、どうしたと言うと、
酔った見たい、パイロットは急ぐというので飛ばしたが帰りはゆっくり飛びますと笑っている、オルテーズを
連れて車で現場に行く、整地したところから1kmは徒歩だヘスは川を調べている、スケールで測り
オルテーズに指示している、結論は川幅を30mに取り川底は玉石で敷き詰めることだそうだ、
川幅を広げる事により水深は浅くなり車は大丈夫だそうだ、測量士を呼び川底のレベルは正確に取るよう
指示している、一件落着、ヘスと道路が出来た後の重機の取り扱いを話し合う、トレラーで重機を持ち帰る
と経費が嵩むので、継続して池の予定地の整地に掛かりたい、帰ったら飯場や事務所を建てる資材の
準備に掛かりますと言う、ブルトザー8台ユンボ3台を増やす、ダンプは3台でよいでしょうと言う、
先生の宿舎はどうしますかと言うので、3部屋にダイニングの付いたプレハブと言うと、職員用の食堂を
作るのでダイニングは要らんでしょうとの事、6日後には部下を連れて乗り込んできますとの事、
では待っていると握手してヘリコプターに乗り込む、パイロットが荷物ありますと降してた、6時作業終了、
川の場所を残して2.6kmまで整地、エクストラクターは4.4kmまで終わった、キャンピングカーに戻る、
荷物を見たら缶詰骨付きハム、チェりソが入ってた、それに白布だシンデレラ当てに奥さんからの手紙だ
夕食は昼の分を食べる、珈琲を飲んでいると、そうだと言ってシンデレラが外に行き大きなジャッカをもて
来た、村の女が先生は食べますかと持って来たそうだ、臭いから外に置いてたそうだ、
手紙を読んで笑っている、どうしたと聞くとキャピングカーは狭いから先生がイライラしてないか心配だと、
本格的に工事が始まるときはライザマから8km離れた所に、友人の別荘が有るから、それを借りる交渉
しているそうだ、今日は色々な事が有った、疲れたシャワーを浴びて早々ベットに入りビールを飲んでいると
シャワーを浴びたシンデレラがクスクス笑っている、この前のHOTELでも飲んでたね私が気になるのか
と言う、そうじゃない今日は色々有ったから疲れたんだと言うと、今日は私がマッサージしてあげますと言う
目お瞑ってクララと思っていなさいと言い、揉み始めたが変に力が入っている、
その内ビールが利いて来て眠ってしまった、
蘭が9750円も売れた
朝珈琲を飲んでいると、マッサジー上手だったでしょう間もなく気持ち寝たようですからと言う、いやまだ
金を払う様ではないと言うと、エッークララお金貰ってるのと聞く、そうではない下手と言う事だと言うと、
怒っている、半年ぐらいで上手になるよと言ってやった、
コンドルが来てムニ(シンデレラのインデオ名)始めるよと言う、先生30分時間下さい、と言って出てゆく、
なにが始まるんだと見に行くと、村の男達が国道端に竹で棚を作っておる、蘭の売り場だそうだ、
昨日の白布に『インデオの野生蘭販売、学校建設にご協力下さい』と書いたのを張って有る、
棚に女達が昨日へゴ付け蘭を並べだした、並べ終らない内に車が停まり3個12へアルの売り上げ、
いいアイデアでしょうインデオ部落の前だからよ、市場に持っていってもそんなに売れないのよと言う、
作業衣に着替えて現場に行く、オルテーズが先生川の部分は最後にやると言う、整地した道路を車で
行って見る、誰も入った事が無い原生林の中に真っ直ぐに伸びた道路は壮観だ、川は未だ出来てないので
それから先は徒歩だ、3.5km付近で工事をやっている、暫く見てみた工事方法は日本の道路工事とは
違い土を盛る事はしない樹を抜いた後にユンボが土や石を入れブルトザーで均しタイヤローラーで固めまた
石を入れローラで固めて終わりだ、原生林は環境を考え、土盛りの道路工事は禁止だそうだ、
だから出来た道路は地形に合わして登ったり下ったりしている、シンデレラが、この道路は誰でも入れるのと
聞くいや私道だから養殖関係の車だけだと言うと、それなら大丈夫ねと言う、なにがと聞くと、
原生林に道路が出来て車が通る様になると、排気ガスで周囲200m位まで蘭が枯れるとの事
車に戻る途中歩くとこの前滑って転んで擦り傷の所がチカッと痛い、車の中で見て見たら傷は瘡蓋が出来て
治りかかっている、シンデレラが傷の周囲を押している、1箇所押すと跳ね上がるほど痛い、
それも針を刺されたような痛さだ、ビショウバエだと言う、病院に行き取って貰おうと言うと、病院に行ったら
メスで切り開き取るので、3日ぐらい動けないと言う、ルシアなら上手に取るがと言う、パブロに電話して来て
貰おうと電話を掛けに製材所に向かう、ラミレスは居なかったが細君が居た、パブロに電話して訳を話し
ルシアを頼んでと言う、判ったすぐに連れて行く3時頃には着くと言う、村に帰ると蘭の売れ行きは順調で
195へアル売れたそうだシンデレラが4時頃まで売りましょうと言う、届けてもらった生ハムのサンドイッチで
昼を済まし現場に行くと、オルテーズが先生6km弱で予定地に到着したと言う、ヘスが測定したから間違い
は無いと思うと言う、盗伐に遭ってる見たいと言う、綺麗に樹か伐採されていると言う、
今日、村の人と相談し、村の連中と現場に行ってみようと言う、悪いが今日は3時頃から所要があるので
来れないと言う、今日の進捗はと聞くと整地は4.2kmまで進むという明後日には川の工事に掛かれそうと言う
帰ってシャワーを浴びルシアを待つ、
ふと腿から1センチの蛆虫が出てきた
パブロとルシアは3時前に着いたパブロがトンボ帰りするとの事、キャンピングカーに入り開口一番玩具
見たいねと言う、治療が始まるまず痛いところの反対に板を添えて、患部を残して包帯でぐるぐる巻きにし
て足を動かないようにする、ルシアが少し痛いよと言って、患部を押している10数回押された、痛い所が
4箇所有りマジックで印を付けてゆく、サー始めるかと、私の腹に跨り押さえて、足はシンデレラが押さえる、
少し痛いよと言って畳針くらいの針に薬塗り、患部に挿す、そしてくるくる回しながら針を抜く、
すこしそのままにして居るのよと言って終了、
足を投げ出して半身になりコーヒーを飲んでると、チカッと痛い思わず顔を歪めると、痛いと聞く、うんと
答えると、あと3回ぐらい痛いよと笑っている3回痛さが来たら教えてと言う、2回目が20分後頃に来た
30分経過しても痛さが来ない、ルシアがまだと聞く、うんと言うと失敗したかなと無責任な事言っておる、
5分頃チカッと来た、ルシアが良しと言って患部を強く押している来た来たと言って足を押さえようシンデレラ
に指示している、我慢するのよと言って、腹の上に跨り押さえ込む、思わずうーと叫ぶほど痛い、
出たーこいつと言って、抜き取った蛆虫を見せる、1cm位の頭が黒く体に毛が30本ほど生えている、
歩いたりして筋肉が動くとこの毛を逆立てするそうだ、その時チカッと痛いんだそうだ、
針を刺した所にバンドエイドを張り、もういいよと言う板を取って貰い終了、車の運転はいいのかと聞くと
大丈夫よと言う、食事に行こうルシアはモツ煮食べると聞くと、エー先生も食べるのと聞くシンデレラが
大好きよと答えると、ヘーと驚いている、食事は時間は早いので、現場を見に3人で行く飯場に寄ると
オルテーズが川の所は整らして置いたので、ゆっくりなら大丈夫と言う、ゆっくり車を走らせていると2.8km
地点でルシアが停めてと言う、降りて行き葉っぱを1枚取ってくる、ミニラと言う木で葉が糖尿に効くそうだ、
なかなか無いのよと言う、4.6kmまでは車で行けた、双眼鏡で見て見るとそれから先は原生林が切れて
おる、やはりライザマの土地まで盗伐が行われたらしい、帰りルシアが3種類の野草の採集して戻る、
コンドルの家に行き明朝ライザマの土地の境界が判る者を連れて来てくれと頼む、
シャワーを浴びたら食事に行こうと言いシャワーを浴びる、ルシアにどうぞ言うと、お先にとシャワー室に入る
川の水よりお湯は気持ちが良いと言いながら出てきたのを見て、ビックリスポンポンで出てきた、おいおい男
が居るよと言うと、気になるのと平気なもの、私よりそこの若い方が見応えが有るんではと言う、
シンデレラは本当にルシアわと言って赤くなっている、
ラドブグレスに車で出かける、この前のHOTELの裏側に大きなモツ煮屋が有った、モツ煮を3人前頼む、
何を飲むと聞くとビンガと言う、ビンガ1本に氷水を頼む、ルシアがボーイ呼び何か注文している、
来たのを見ると、センマイだスパイスが入ったソースに付けて食べる私は胡麻油と塩を頼む、胡麻油に
塩を入れて食べると美味しいのだ、韓国で憶えたのだルシアに食べてみなと言うと、食べてみて
オリエントの味だと言っている、ビンガに合うわとビンガをストレートで飲んでいる、モツ煮とマジョカが来た、
1時間ほど掛かって食べたセンマイと胡麻油とビンガを包んでもらい帰る、キャンピングカーで酒盛りだ
ルシアは強いシンデレラがルシア寝るのは村に頼んで有るからと言うと此処で良いと言う、シンデレラがでは
私が向こうに寝ます、私のベットを使ってというと、そう貴女が向こうに寝るならチャンスだ今晩は先生を
ご馳走になろう日本人は初めてだと言っている、シンデレラが困惑しているのを、見て冗談よと言ってる、
毛布貸してくれたらそこに寝るよと言う、私は付き合い切れないのでベットに入る
ルシアはシンデレラに先生寝たからアンタも飲みなと誘っている、その内眠りに付く....
朝起きたまだ5時だ、2人はまだ寝ている、コーヒーを飲みながら、ルシアの寝顔を見てると良い顔立ちだ、
顔はそうでもないが胸の辺りは白い皮膚だ白人なのか、自分の意思のまま他人の事などかまわず振舞うが
何か憎めない女だ、
インデオ部落の土地も盗伐に遭う
翌朝コンドルが村の老人を連れてきた彼が若いとき(34年前)政府の大規模農場の開発で土地を追われ
今のライザマに移った時に、コンドルの父と一緒に土地の全部を見て歩いた、その時境界線の重要な
所にイッペー(ブラジルの国花)を植えたとの事切り倒されていなければまだ残っているから、
境界はすぐに判るはずと言う、行ってくれるかと聞くと、行きましょうと言う、食事したら行こうといったら、
山は朝早いほうが良い直ぐに行くという、飯場に行きオルテーズと測量士を連れて、5人で出かける現場に
は5分ほどで着く、盗伐されていない所に1本イッペー有った、それから推測すると600mばかり盗伐に
遭っている、面積約70ヘクタールだ、コンドルに池を作るときに川から測量をし直すからその時境界線を
決めようと言った、オルテーズには国道から6.5kmまで道路工事をしろと指示した、オルテーズはこの
調子なら、明後日の昼頃には終わるという、そしたら6.5km先に飯場と重機置き場を作りたいという、
キャンピングカーに戻る、時計を見ると7時前だ、そっとシンデレラを起こす、御免なさいと言って起きた、
昨晩は4時まで飲んでたそうだ、相手してないで早く寝ればよいではないかと言うと、
心配だったという、なにがと聞くと、先生が誘惑されるんではないかと、そんな馬鹿な事あるかと言うと、
彼女は言った事はやる人よと言う、農場でも結構男の人と遊んでいるのよと言う、妻帯者には手を
出さないが、独身者をよく誘惑している、パブロもその1人よと言う、親は良く黙っているねと言うと、
町に行って変な女と寝て病気など移されるより金も必要ないしと言う、でも面白い人よ男から誘われても
OKはしないが、その時の気分で自分から誘う人なのと言う、白人なのかと聞くと白系ロシヤ人だとの噂よ、
先生もルシアとなら寝てよいよと言う、どうして聞くと、彼女は2度は同じ男と寝ないそうだと言う、
そうか俺にもチャンスが有るかもと言うと、今のは冗談よ私が秘書をやっているうちは駄目ですと
言われた、朝飯を食べてサイドドアを開けて外のサンデッキでコーヒーを飲んでいると、ルシアが起きた、
先生おはよう昨晩はごめんなさい、どうしてかマルシア(シンデレラ)と先生が一緒だとこの前もそうだけど
羽目を外すのね、羽目を外せる人は良いよ、外したくても外せない人も居るのよと言う、
自分の事言っているの、日本人は忍耐強いねと言う、どうしてと聞くと、ブラジル人はメイドを雇うでしょう、
そしたらその晩に御主人様が枕を持ってメイド部屋に来るよ、そんな馬鹿なと言うと、シンデレラが本当よ
農場にも、それが嫌で帰ってきた子が居るよと言う、でも殆どカソリック教徒だろうにと言うと、
ルシアがカソリック聞くだけでヘドが出るわと言う、どうして、こんな強烈な言葉は聴いた事ないは、
ちょっと座が白けた、現場に行くよと言うと、私は蘭を並べて洗濯してから行きますと言う、
今日は良い先輩がいるから、ルシアから色々人間社会の裏表を聞いてゆっくりしなさいと言って現場に行く、
道路工事が終了
現場に行くとオルテーズが先生今日は夜9時頃まで掛かって整地は仕上げてしまいますと言う、
どうしてそんなに急ぐんだと言うと、作業員の奴らの精気を抜きに行くんでと言う、女かと言うとそうですと言う
昨晩も些細な事で喧嘩をしまして、インデオを女に悪さでもしたら問題ですからと言う、前にインデオ部落の
傍に飯場を作って工事をやっていたときに、若いのがインデオの娘をレイプしたら、結婚して部落に住めと
いわれ、断ったら3日後に若者は山刀で切り刻まれて殺されてたそうだ、手間賃を払ってやりバスで町まで
行きます、手間賃を払ったらみな使うんではと言うと、そこまではこちらは責任はもてませんと言う、
何人居るんだと言うと行くのは18人だと言う、幾らかかるんだと言うと、飲んで抱いて20へアルで充分と
言うので、だったら行く連中だけに20へアル前払いして、私から10へアル援助しようと言う全員で何人だと
言うと24人だそうだ、300へアル渡し残りはお前が取っておきなと言うと、えらい済みませんと言う、
車で整地の現場に行ってみると、昨日とは打って変わって、猛烈な勢いで仕事をやっている、作業員の
1人がパトロン有難う御座います今晩は楽しんできますと礼を言う、タイヤロラーの運転手はブルトザーが
土と石を入れるのを待っている、話を聞くと7km近くになると石が無いので工事は大変だと言う、
石を入れない道路は雨が降ると何処までも泥濘(ぬかるみ)に成るそう、飯場に入ってゆくと、
オルテーズが袋に金を入れておる前払い金だ、袋の上にセロテープで10へアル貼り付けてゆく、
これは先生からの分ですと言う、お前も行くのかと聞くと私はバスの運転手役で飲めませんし金で女を
買うと言うのはどうも好きに成れませんと言う、コーヒーでも飲みますと言って出されたのを飲んで
見るとちょっと変わった味だ、薬になる木の実が入ってるそうだ、雑談をしているとルシアが入ってくる
先生ここに居たんだと言う、オルテーズがコーヒーを出すと飲んで直ぐに、貴方は糖尿病と聞いている、
オルテーズは少しその気が有るのでと言う、ギリガ(コーヒーに入っている木の実)よりミニラの葉っぱの方が
効きますよと教えている、紙に書いて今度市場で買ってきますというと、ここにあるわよと言う先生昨日の
所まで行ってと言うので車で出かけた、シンデレラはと聞くと寝てるわよ、あの子は本当に純情ね、先生が
気を聞かして、ああ言ったのにまともに受けて私に色々質問するのよと笑っている、貴女には判ってたんだと
言うと、当たり前でしょう、先生が私の話を聞けなんて言う訳が無いと言う、そんなこと無いよ何時か機会が
有ったらルシアの生き様を聞きたいよ、すごく興味が有ると言うと、それは先生が仕事を終えて最後に日本
帰るとき寝ながら一晩中話してあげるよ、何時日本に帰るのと聞くので後3~4年と言うと、
それでは私は婆さんになるは、綺麗な裸体見せられないはと言う、
シンデレラは貴女が私を食べると言ったので心配で朝まで付き合ったと言ってたよと言うと、馬鹿ねあの子は
いくら私でも狭い所でマルシアがいるのに先生に迫る事出来ると思う、そんな純情さが私に無いから、
あの子を妹のように思えるのよと言う、2.8km地点でミニラと言う葉っぱを取りオルテーズにもって帰る、
一夜干してコーヒーに入れると良いと教えてる、帰ると言うので、車で送ると言うと、純情な子に先生と
帰ったら変に気を回されるからと歩いて帰った、オルテーズがめずらしですねロシヤ人が薬草に詳しいとは、
コーヒーに入ってたギリガをピタリ当てるなどは大変な事ですよ言う、よくロシヤ人と判ったねと言う、
あの産毛見たいな体毛ですよ子供は特に日光の下で見ると綺麗ですよ、まだ若いですね、
ロシヤ人は30歳過ぎるとぶよぶよに太るからと言う、
帰るとシンデレラが今日はルシアが作ったのと出されたのはピロシキだ、ピロシキかと言うと
ルシアが先生良く知ってますねという、子供の頃よく食べたよと言うと、先生は子供の頃ロシヤに居たのと
聞くので違うよ私が育った町にロシヤから亡命してきた、家族がいてウエラと言う女の子がいてよく遊んだ
ものだ、家に遊びに行くとウエラのお母さんがピロシキを作って貰ったもんだ小学校に入る頃は何処かに
引越しして行ったが、私の初恋人よと教えた、でも37年ぶりに再会したよと言うと、シンデレラはまだ
綺麗だったと言う、言わん方がよいだろうと言うと、ルシアが太ってたでしょうと言う、ロシヤ人は30歳
までね、私なんか苦労してるのよ太らない様にする努力でと言う、
コーヒーを飲んで現場に向かう、工事は急ピッチで進んでいる、川の場所の工事を見てたら、測量士が
トランシットで覗きながらの工事だ、幅20m長さ30mを1.5mまで掘り下げ大きな石を入れタイヤロラーを
使って固めその上に人間の頭くらいの石を並べるのだ、オルテーズが先生通って良いですよと言うので、
渡って奥に向かう、ここでは後300mで終わりと言う、車から降りて双眼鏡で見てみると真っ直ぐに伸びた
道路は見事だ、エクストラクターの運転手がエクストラクターを道路の真ん中に出して来て、ここに登れと
言う上の方の木を押さえる所だ、登ると油圧で7mまで持ち上げてくれた、双眼鏡で覗くと国道を通る
車まで見える、この道路をダンプやブルトザーが通り池の工事が始まると思うと、目頭が熱くなった、
降りると運転手が如何したんですかという目にゴミが入った見たいと誤魔化した、水で洗いますかと言う
ので、車に目薬が入ってると言った、運転手は終わったら重機は如何しましょうと言うので、オルテーズに
聞いてくると戻った、オルテーズに言うとそうだな私が行きましょうと言って、悪いが先生もう一度といって
車で向かう、オルテーズは重機はあそこの林に入れろ、バッテリーは外しこちらの林に隠せと指示して居る
どうしてバッテリーを外すのと聞いたら盗まれないためと言う、重機が飯場の前を通ると音が煩いので
判るが、トレラーに積んで通られると判らない事が有るそうだ、アルゼンチンやパラグアイに売られたら
お終いよと言う、国境入出国事務所が在るではないかと言うと、国境近くまでトレラーで運び、その後は
畑や川を渡って国境を越えるそうだ、4輪駆動車やブルトザーを専門に盗むグループがいるそうだ、
日本では考えられない事だ、野郎ども早く女を抱きたいから必死だねと笑っている、
明日は午前休みで良いでしょう、二日酔いの連中に手間賃を払う必要も無いからと
午後から道路脇の側溝を掘りますからと言う、判ったそれで良い、私は帰るよと言って帰ってきた
帰ったらシンデレラとルシアがキッチンで何かやっている、キッチンに行こうとしたら見ないで、
料理が先生に判るかどうか、マルシアと賭けたのと言う、私は言ったどうせポルシチスープ位だろうと、
ルシアはムニ私が勝ったよとはしゃいでいる、シンデレラは先生蘭は3時頃で210へアルも売れたのよ
と言う、でもね私がいると車から降りてきても買わないで帰るのよと言う、当たり前だろうお前がいたら、
ブラジル人がインデオに売らせて商売してると思うのよ、野生の蘭ではなく、栽培種と考えて買わない
のだと言うと、俺だって民芸品はインデオから買うよ、空港の売店では買わないよと言うと、
そうかと言ってルシアと2人で大笑いしている、まだ有るのかと聞くと明日売る分ぐらいはと言う、
売れるんだったら売ったほうが良いよ、コンドルを呼んで来いと言う、コンドルが来たので、蘭が売れたが
どの位売れたと思うと聞くと、女達に聞くと沢山と答えて、金額は知らないのよと言う、
教育を受けてないから自分の指の数以上はたくさんと言うそうだ、2日で400へアルも売れたそうだと
言うと、400で無く40でしょうと言う、シンデレラがはいと昨日の売り上げを出すと、ヘーとビックリしている、
なんであんな物がと言う、相談だが明日は村全員で製材所が運ぶ前に倒した木から蘭を採ろう、
家族いると聞くと38家族との事、1家族2人出てもらって76人か50人は蘭採集、男16人はへゴ取りに
行かせろ、残り10人は牛肉を1頭分を買ってきて焼かせろ、午後から宴会だ私達も明後日は居なくなる
からと言う牛肉分は俺の奢りだと言うと、判りましたと言うこれから主なものを集めます言う、
ムニもお金をもって来て下さい、そうでないと数字で言っても判らない者も居ますからと言う
シンデレラは蘭の店を閉めてくると出て行った、凄いと言って帰ってきた、今日は257へアルよと言っておる
合計452へアルだ、コンドルが迎えに来た、ルシア私達も言ってみようよと言うので行ってみると男達が
8人に居る、シンデレラが毎日これだけ売れると1年で学校が二つに建つと説明している、
ルシアの悲惨な話
男達は2日分の売り上げを見てびくりしてる、コンドルが牛肉は村から若いのが稼ぎに行ってる牧場が
有るからこれから行ってきますと言う、幾ら金をもって行くと言うと、300ヘアルと言う300渡した、
明日の分担も決ったので3人で帰ってきた、2人は料理の続きを始めた、ルシアが少し早いけど出来たから
食べようと言うウエラの家にはペチカが有って火がチョロチョロ燃えてる前で雪の降る寒い日に食べたんだ
ポルシチスープ懐かしいねと言うとルシアがペチカは暖炉の事でしょう私の家にも有った火の入ってるのは
見たこと無いけど何かしんみりと、懐かしそうに言う、今日は飲まないのかと聞くと、遠慮しますとの返事、
ルシアは少し変だ、何時もの様に突っ張った所が無い、今日は気分が良いから飲みたいのに
ルシアが飲まないと言うし1人で飲んでも美味しくないからと言うと、付き合いますよ、なに飲むのビノが良い
と言うと、私が用意しますとワインセラーに行きアルゼンチンと言うので、一番下段にボルドーが有るだろう
言うと、此れですかと持って来る、此れだと言うと栓抜きを取りに行くシンデレラに渡して開けてもらう、
俺時々失敗するんだと言うと、先生気が短いからよと言う、シンデレラが用意したアンチョビとサーデンの
カナッペを肴に飲みだした、ルシアがボルドーは何処の国と言うので、フランスだと教える、
ルシアがしんみりと自分以外の誰かがいて飲んだり食べたりって良いものねと言う、そろそろ家庭を
持ちたく為ったかと言うと、年かなー凄く家庭に興味が有るの、今回もここに来て凄く充実した気分なの、
家庭とは言えないけれど、私達の所で良いなら何時でもどうぞ今度クイヤバに遊びに来いよと言うと、
行って見たいはありがとうと言う、
私は立ち入った事聞いて悪いが両親は今何処と聞くと、パパとママですかと言ってテーブルの上に
上げていた両手をぎゅっと握り締めて突然、言った死んだのよー自殺よーとと言って、ワーと泣き出した、
シンデレラが狼狽しながら背中を抱きしめている、5分くらい経ちルシアは、こんな事誰にも話していない
ブラジル人には話したくなかった、先生とマルシアは別よと言って話し出したのは....
彼女は13歳、家族はパラナ州で200ヘクタールのコーヒー園をやってた、1978年大変な遅霜で畑は
全滅3年前に独立借金で買った土地は、借金のかたに取られ途方に暮れた両親は、懇意にしてた、
教会の老司祭(80才)に手紙を持たせてルシアを行かせた、手紙にはこの子を暫く頼みますと書いて
有ったそうだ、ルシアは今までと同じ学校に通ってた8ヶ月程は両親から幾ばくかの金が送金されて
居たが9ヶ月から送金無し、司祭が変だと思い両親が働いている農場に行ってみると、
1ヶ月前に心中したと、若いパトロンから教えられた、墓を聞いて行って見ると、粗末な十字架が二つ並んで
埋葬されていた、お祈りして帰ろうとすると奥手に新しい大きな墓を見つけた、それにもお祈りして帰ろうと
したら、人目を避けるようにして老婆が来て、マリア(ルシアノ母)には娘さんが居るそうですが形見です
渡してくださいと、髪飾を渡された、司祭が他には何も無いのかと聞くと、若旦那が怒って家ごと全て
焼き払ったとの事髪飾りだけは棺に入れるときそっと隠してたとの事、どうして家まで焼くんだと問い正すと
言っていけないと言われているが私が話したと言わないで下さい、私達は首になりますと、話してくれたのは
ペドロ(ルシアノ父)は農奴、マリアはメイドとして働いてたが、大旦那がマリアに目を付け手篭めにして
しまったそれをマリアはペドロに教えて生きていけないから死なしてくださいと言ったそうだ、
ペドロはお前だけ死なさんと大旦那を撃ち殺し、2人で死を選んだそうだ、司祭は帰っても
ルシアには教えなかった、遠方に仕事を探しに行ったと聞いていたそうだ、高校に通い卒業、
老司祭が病気で亡くなる寸前に髪飾りを渡し、事の一部始終を話し息を引き取った、
敬虔なカソリック信者で良く教会に来てた町の雑貨屋の主人に住み込みで働かないかと言われ就職、
3日後主人が部屋に入って来て必死に抵抗したがレイプされた、その時思ったそうだ
何が敬虔なカソリック信者だと、そんなことが数回あり最後には抵抗もしないで受け入れる自分に嫌気が
さして両親の所に行こうと大きな河に飛び込もうした時に薬草を探しに来てた、インデオの老婆に助けられ
その時老婆に言われたそうだ、人は他人ために何か役に立たなくてはいけない、それを死のうなんて
考えるのは人として失格だ、役に立ちたく無いなら、ここで飛び込め私は止めない、人の役に立ちたいなら
私に付いてきなさいと歩き出したそうだ、それから奇妙な2人の生活が始まった、所が4ヵ月後ルシアが
妊娠してた、ルシアは老婆に必死に頼んで中絶して貰った、2日間の苦しみの末中絶は成功したが、
2度と子供を生めない体になっていた、ムニ私の噂は聞いてるでしょうが、私は若人と寝たのは、
もしかして子供が出来るんではと少しの希望に賭けてたのよでも愛の無いSEXなんて、後が空しいものよと
言う、あー此れで私以外に私のことを知ってる人が2人居るー20年間胸に仕舞ってた、しこりが取れた
父と妹が出来た見たい、今後も父と妹になって下さい、先生もう一本開けて良いですか、一本と言わず
何本でもどうぞ、話してくれてありがとう、今まではルシアを女として見ていたが、これからは娘と見るから
気が楽だ、さあ飲もうと、生まれ変わった娘のためにと乾杯をした、こんな話を2人にしようなんて、
思ってもいなかったが、先生私が此処に2日も滞在したのは、はムニナーから聞いた此処の学校の話、
私は婆ちゃんから教えられた、薬草の知識を誰かに伝えたいの学校で教える事出来ないかなーと言う、
いい事だが薬草と成ると大変だよ、誰がインデオ語に通訳してくれるんだ、と言うと、ルシアが笑い出して
私は14年間インデオ語で生活してたのよ婆ちゃんと言う、シンデレラがやはりそうなんだ、さっきインデオの
会合で頷いてたから、若しかしてとは思ってたがと言う、ムニナーとは誰もいない時はインデオ語だったと
言う、ムニナーは利口な人だから娘にも言っていなかったのね、私は言ったコンドルの父はムニナーに
校長になるように言ってたが、ルシアもその資格は有る、後でコンドルに話してみよう手始めに私達は
明後日ここを出るがこの車はそのまま残して行く、ルシアはこれに泊まり蘭の販売を指示してくれ、
シンデレラは明日からルシアに蘭のヘゴ付けを教えてやれと言うと教える必要ないよ、ルシアはママに
手伝いしてたから判ってるよと言う、
先生、ムニありがとう、此れでようやく婆ちゃんに言われた人の役に立つ事出来ると涙ぐんでいる、
ルシアが母親になる
翌朝村人総出の蘭採集が始まった6時から始まったが8時半には採集終了、袋で56個凄い量だ草むらに
並べて木の葉をかけて保管、9時山にヘゴ取りに行った男達が帰ってくると、早速へゴ付けだ、ルシアは
村人に指示して、勝手にばらばらに仕事をしているのを、へゴ付け、へゴ切りと一箇所に纏めて、
仕事をさせている、出来たものは子供達が林に運び吊るしている、蘭が足りなくなると、別の子が草むらから
へゴ付けをやっている、母親の所に持って行く、私達には見慣れた流れ作業だが、インデオには始めての
経験、戸惑いながらもルシアの指示通りに動いている、始まって1時間へゴが足りない、ルシアが男5人選び
へゴ取りに行かせる、ちょっと大きい子供を10人選び何か言っている子供達はうなずいて男達の後を追う、
10分後最初の子供がへゴを抱えて山から帰ってきた、ルシアが抱きしめて何か言っておる、
何を言ってるんだとシンデレラに聞くと、良く出来たと褒めているのよと言う、シンデレラはあんな汚い子を
抱きしめるなんて私には出来ないはルシアはインデオに成り切ってるはと言う、男達の所に行ったり女達に
教えたり、林の蘭を数えたり、忙しい、私はルシア一休みしてコーヒーでも飲んだらと言うと、ニッコリ笑い
後30分やらしてと言う、30分後ルシアが何か大きな声で指示すると、男達は男達でマテ茶を飲みだした、
女達も同様だ、ルシアはマテ茶の回し飲みに加わり飲んで、帰ってきてムニ飴有ったと聞いている、
有るよシンデレラが言うと持って来てという持って来ると子供達を集め1人々を抱きしめて飴を上げている、
さー私もコーヒーよと言って私達の所でコーヒーを飲みだした、私は抱きしめて貰って飴が欲しいと冗談を
言うと、反対よ父は娘を抱きしめるものよと言う3人は大笑いした、先生デレクターも楽しいね、自分の思い
通りに動かせるのは気分が良いね、ずーと此処に居ようと言い出した、肉を焼いていたコンドルが戻って
来て、先生あのルシアは何者なの仕事振りを見てたが凄いねと言う、お前の秘書にどうかと思ってと言うと、
俺はOKだが、あんな綺麗な人だから妻がなんと言うかと心配顔だ、冗談だよ学校にどうかと思うがと言うと
来てくれるかなーと言う、お前が直接頼んで見たらた、だしインデオ語でだよとと言う、ルシアを手招きして
呼び、彼が頼みたい事有るそうだと言うと、コンドルが話している、突然ルシアが何か言って抱きついて
キッスした、キッスされたコンドルは照れくさそうにしている、ルシアにそう言う事だ良かったねと言うと、
先生と泣きながら抱きつかれた、シンデレラも抱き付いて、良かったと言っておる、コンドルを呼び肉は
どうなったと言うと、何時でも準備OKだと言う、ルシアにお前さんの出番だ、準備させろと言うと、
シンデレラからハンカチを借りて顔をつくろい出て行った、広場の真ん中3mばかりを残しまわりに、
椰子の敷物を敷き、片側は木の長椅子をを造った、真ん中にはバナナの葉を敷いて焼けた肉を置いた、
大きな桶を4つあの濁酒が用意されたルシアが声を掛けた皆が皿とナイフを持って座った、見ると国道から
入った道路に30人ばかりのインデオが居る、コンドルが何か言うと、座った村人がヤートと叫ぶ、コンドルが
道路に居るインデオを手招きする来た連中は村人の仲に座る、シンデレラに如何したのと聞く皆は良いよと
言ってたがと言う、ルシアが近くの集落のインデオが入れてくれと来たのよと言う、コンドルが先生一言と
言うので、ルシアに通訳を頼んだ、『私は遠い所から来たインデオです、名前は土田、生まれた時はお尻に
青い斑点が有りました、学校を作りに協力します、』と簡単に挨拶を閉めた、そして蘭を売ることは彼女が
考えたと、シンデレラを紹介した、彼女はインデオ語で挨拶、ルイザが最後に挨拶、食べましようと言った、
子供達がわーと肉に殺到した、大人は濁酒を飲みだした、私が飲もうとすっるとシンデレラが、
駄目と引っ張る、どうしてと言うと、あれは女達がキビを炊いて、口に入れて噛んで吐き出して
造るのよと言う、構わん発酵してるからと言って飲んだ、甘酢ぱく意外と飲みやすい、日本の濁酒より
アルコールは弱そうだ、シンデレラが大丈夫どんな味と言う、うんインデオの娘とキッスしたような味と言うと、
した事あるのと言うので、うんと言うと、嘘つきと笑っている、ラミレスも細君を連れてきた、凄い人数だ
140人だそうだ、コンドルが先生肉のお釣と200へアル返して寄越した、牧場のパトロンが村で
使用するなら金は要らないと言ったが100へアル置いて来たよと言う、先生ありがとう、こんな大きな
宴会は始めてですよと言う、先生もう1つお願いが有ります、この子ですが見ると、シンデレラを子供に
したような女の子が居た、この子ですが母は村から出たが2年前に両親が車の事故で亡くなり祖母が
村に引き取ったが、その祖母も昨年亡くなり、村でこの子を見てるが、この顔立ちなので村で育てるより
町で育った方がこの子の為と思ってと言う、町で子供が欲しい人が居たら、紹介してくださいとの事、
年はと聞くと6歳との事、私が引き取ろう日本人だから養子は無理だが、任してくれと言う、学校には
入れてやる、コンドルの細君は、リンダのお祝いですと言って、新しい下着と服をを持ってきた、ラミレスの
細君と話してるシンデレラを呼びキャンピングカーに行き子共をシャワーに入れてやれ、服を着せて、
戻って来いと言う、何か言いたそうだがはいと言ってキャンピングカーに行った、1時間近くで戻ってきた、
綺麗になり髪も櫛を入れて、リボンで結んである、コンドルの細君が抱きしめながら何か言っておる、
シンデレラに何と言ってると聞くと、先生の家の子になるのよ言ってますよ、先生この子貰ったのと言う、
そうだよ今日から宜しくと言う詳しい事は今晩話す、子のこから離れ無いようにと言う、
子供を連れてラミレスの細君の所に行くコンドルとラミレスを入れて今後の事を、話していると、
ルシアが来て、ムニが連れている子日本に連れて帰るのと聞く、クイヤバで学校に入れてやろうと思って
と言うと、私に預からして学校にもやるからと言う、今晩皆で相談しようと言うと、判ったと言ってシンデレラの
方に行く、暫くしてシンデレラと子供が肉とビノを持ってきた、この子ポルトガル語少し判るみたいよと言う、
シンデレラが私を指差しこの人はだれと言うと子供は(???)と言う、もう一度この人はと言うと(テオ)と
ポルトガル語だ、ほら判るでしょうと言う、俺現場を見てくると言うと、私も行きますと言う、
子供と3人で現場に向かう、オルテーズが先生昨日はどうもと言う、楽しんだかいと言うとそれはもう
大変でした、3人は出て来ないので置いて来ました今日中にはバスかなんかで帰るでしょうと言う、
あれお嬢さんだ、シンデレラに貴女のお子さんですかと聞いている、親戚の子だと言っておる
車で池の予定地まで行き進捗状態を見る側溝の工事をやっていた、明日には終わるだろう、帰る途中
シンデレラはリンダは眠そうねと言う抱かれてうとうとしているキャンピングカーに戻りベットを作り寝せてやる
盥にお湯を入れて洗ってやったから疲れたのよ、凄いのよ汚れは何日もシャワーを使ってなかった見たい、
リンダはドキュメント(出生証明)持ってるのかしらと言う、後でコンドルに聞いてみろ学校に入るのに
必要だからと言う、ベットに腰掛けリンダの頭を撫でて可愛いねと言う、お前さんに似てると言うと、
私の顔立ちはハーフだから小さい時は同じに見えるものよと言う、
宴会はまだ続くのかなと言うと、これからよ踊りが始まる頃よ、先生見てきたらリンダは見てるから
広場に行ったら肉は後ろに寄せられ真ん中は20m位の広場が出来てた、踊りが始まりそうだ
左手から尋ねてきた近所のインデオ女達が8人程民族衣装で登場、右手からクイヤバの女達が出て来て
踊りだした、ゆっくりしたテンポの踊りだが、何か意味が有りそうだ、ルシアを探す男達と飲んでいる、
目で合図して呼ぶ、なんの踊りだと聞くと、友好の踊との事そうかやっぱり、ルシアが子供はと言う、
リンダかムニと昼寝だと言うと、じゃ私はムニと交代するは踊も始まったしとキャンピングカーに行く、
シンデレラが来てルシアにリンダを上げたのと言う最終的にはそうだが暫く焦らしとけと言う、そうだったんだ
変だと思った、お前は今晩もルシアに子供持つなんて無理だと反対しろよ、そうするとルシアは
増々育てると言い出す、そして条件付でリンダを渡すのだ、先生夕食をもらっ行こうかと言うので、
肉の所に行くと1/4程残っている、小母さんが大きな塊を切ってバナナの葉っぱに包んでくれた、マジョカと
一緒に持ち帰る、キャンピングカーにもどるとルシアはリンダをしっかり抱いてベットに寝ている、物音に
目を覚ました、ルシアはリンダは可愛いもう離さないと言ってる、おいおい預けるなんてまだ言ってないよ、
シンデレラどう思うと言うとルシア子供1人いる事は大変なの私などイザベルは大きいから手が掛からない
けれど、リンダはまだ6歳なのよ、全ての事彼方がやらないといけないのよ、辞めた方が良いと思いますよと
言う、先生お願い私に下さい一生懸命育てるからと言う、でもお前さんの私生活に問題が有るからなー
先生が言いたい事は判っています、全てを犠牲にしてリンダを育てるからと涙を浮かべて言う
そこまで言うなら私は後2~3年ブラジルにいるが1年間お前のリンダの育て方を見ていよう、私がこれなら
大丈夫と判断したら法律的にリンダ.ブロドスキーしようその時本当の親子と成る、先生どうして私の苗字を
と言う、お前さんの浮き草みたいな生活を辞めさせようと色々調べたんだ、子供も出来たから昔の悪い
思いでは捨てろ、ブロドスキーと名乗り再出発してリンダを育てろ、シンデレラご飯にしよう腹減ったと言い
準備させた、ルシアはリンダを起こしてオシッコ、オシッコと言ってトイレに連れてゆく、シンデレラは私を
見て笑いながらうなずいている、食事が始まった、ビノを注ごうとするとルシアは1年間禁酒よと笑っている、
私とシンデレラはビノ、ルシアとリンダはオレンジジュースで、ルシアとリンダの将来に乾杯.....
クイヤバに帰る日だ
道路工事の方は昨日で完全に終わり、今日から宿舎の敷地と重機置き場の建設だ、一昨日コンドルと
ラミレスに来て貰い、ルシアがリンダを育てる事になった事を話、リンダの祖母が住んでいた家を、
ルシアが住める様に改造する事をラミレスに依頼した、コンドルは古い家は来月結婚する若夫婦を
入れるから、新しく建てろと土地を決めてくれた、幾ら掛かると言うとラミレスは3000へアルは掛かるが、
材料は私が持つ大工とペンキ屋の手間賃で1500へアルで良いと言う、前金で1500へアル支払う、
そしてコンドルと相談してルシアの生活費として、蘭の売り上げから10%を使わして貰いたいと言うと、
それで良いのかと言う充分だ10%差し引いた分を会計係りに毎日渡す事で話が付いた、
蘭の売り上げも今日で5日目1300へアル超えそうだ、月600ヘアル2人で暮らすには充分だ、
学校もラミレスの娘が行ってる所にやる事に決まり毎朝細君がリンダを車で学校に送ることに決った、
昼前へスが資材と作業員を連れて到着、先生の宿舎は手配が付いたと社長(奥さん)が言ってたで
材料は持ってきませんと言う、早速現場に行く川の部分は大丈夫との事、今回来た作業員は39名
前からいる連中とで63名の大所帯だ、ヘスにルシアを紹介して今家を建ててるから見てやってくれと頼む
日本とメキシコに寄るから早くて21日位来れないが整地をやっておいてくれ、大丈夫整地だけでも45日を
予定してますからと言うそれでは頼むと言いキャンピングカーに帰る、炊飯器と衣類を積んで出発しようと
したら、ルシアが居ない探したら自分の家の予定地に行っておる、如何したの聞くと、嬉しくてと言う、
私達帰ると言うと、農場に寄ると聞くイザベルを連れて行くから寄るよと言うと、私も着替えも無いから行くと
言う、急いで支度させリンダも連れて農場に向かう、
© copyright 1999-2002 E&T fish design inc. hp19
Fly UP