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会社案内

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会社案内
帝 人 グ ル ー プ
会社案内
技術革新を核に、地球的課題に応える
新たなソリューション提供に挑戦し続けます
帝人グループは、
社会やお客様に対する約束である、
ブランドステートメント Human Chemistry, Human Solutions のもと
高機能繊維・複合材料、
電子材料・化成品、
ヘルスケア、
繊維製品・流通、
ITなど、
多岐にわたる事業をグローバルに展開し
人々の
「Quality of Life」
の向上に努めています。
私たちは、
技術革新を核として、
世界のさまざまな課題やニーズに応える
新たなソリューションを提供し続けていくことで、
社会から期待と尊敬を集める企業グループとなることを目指します。
企業理念
Quality of Life
社会と共に成長します
帝人グループは
人間への深い理解と
豊かな創造力で
クォリティ・オブ・ライフの
向上に努めます
社員と共に成長します
ブランドステートメント
テイジンブランドの約束:人と地球環境に配慮した化学技術の向上と、社会と顧客が期待している解決策を
提供することで本当の価値を実現することに挑戦し続ける
事業グループ構成
炭素繊維・複合材料事業本部
ヘルスケア事業グループ
高機能繊維事業本部
フィルム事業本部
高機能繊維・複合材料事業グループ
電子材料・化成品事業グループ
新事業開発推進グループ
樹脂事業本部
製品事業グループ
IT事業グループ
Teijin Group
1
テ イ ジ ン は 、挑 戦 す る
モ ビ リ ティ 分 野 で
モビリティの楽しさ、
ワクワク感をいつまでも
モビリティは、
運転する人はもちろん、
乗る人や見る人の心を惹きつける魅力があります。
炭素繊維
補助翼や尾翼、デッキフ
ロアの梁などの構造材
に金属などに替わって
使用され、
軽量化に貢献
それは、
単なる移動手段にとどまらず、
乗り心地や安心感も満たしてくれるからでしょう。
しかし同時に、
化石エネルギーを消費し、
環境に負荷を与えているのも事実です。
環境性能の向上という課題に
快適性や安全性とともに、
省エネルギーやCO2排出量の削減など、
帝人グループは素材の高機能化や次世代技術の開発で応えていきます。
2
Teijin Group
人工皮革
軽くて丈夫という特長を活かし
て、ハンドルカバーやチェンジ
レバーブーツに採用
炭素繊維
プロペラシャフトやスポイ
ラーなどに採用。軽量化に貢
献する素材として、
車体骨格な
どへの採用拡大が期待される
PENフィルム
シートセンサーやハイブリッド
車のモーター用絶縁材料、コン
デンサなどに活用
ポリカーボネート樹脂
ヘッドランプカバーやサンルー
フなどに使用。車体の軽量化に
向け、ウィンドウや ボディなど
への採用拡大が期待される
パラ系アラミド繊維
アスベスト代替素材としてブ
レーキパッドに使用される
ほか、
クラッチフェーシング、
タイヤコードなどに活用
ポリエステル繊維
PETフィルム
内外装材や電子部品、ホイール
キャップなどに使用
フロアマット、カーシートな
どの内装材やシートベルト、
エアコンホース、
タイヤコード
などに広く使用
Teijin Group
3
テ イ ジ ン は 、挑 戦 す る
情 報・エ レ クト ロ ニ クス 分 野 で
情報・エレクトロニクスの
未来を切り拓く
CDからDVD、
ブルーレイディスクへと大容量化する光ディスクメディア。
通話だけでなく、
通信やタッチパネル機能など、
多機能化する携帯通信端末。
大型化や高精細化を通じて 見る という行為を 感じる までに高めた映像ディスプレイ。
さらに高機能、高品質へと進化を続ける情報・エレクトロニクス機器の未来を
帝人グループのフィルムや樹脂をはじめとする先端素材が切り拓いていきます。
PETフィルム
ポリカーボネート
樹脂シート
光源の光が後方に漏れないように反射させる
反射シート、
画面全体を均一な明るさにする拡
散板など、液晶ディスプレイ内の部材に使用さ
れ、
美しく鮮明な画面や省電力に貢献
4
Teijin Group
ポリカーボネート
樹脂・フィルム
透明導電性フィルム
PC / ABS系
ポリマーアロイ樹脂
ブルーレイ、DVDなどの
光ディスク、携帯通信端末
の外装材やディスプレイ、
OA機器などに広く活用
スマートフォンやOA・FA
機器、
ゲーム機などに普
及しているタッチパネル
に採用拡大中
ポリカーボネート樹脂とABS
樹脂の両方の特長を活かし、
テレビやノートパソコン、携帯
通信端末の外装材などに使用
テ イ ジ ン は 、挑 戦 す る
ラ イ フ プ ロ テ ク ション 分 野 で
社会や暮らしに
安心・安全を届ける
人々の暮らしや社会の安全を守る警察官や消防士はもちろん
パラ系
アラミド繊維
高機能
ポリエチレン
強く、軽く、切れにくい性能と高いエネル
ギー吸収性をもつことから、防護衣料や、
チョッキ、ヘルメットなどの防弾・防刃製
品に使用され、
人々の安全をサポート
産業を支える製造現場などの作業者も、
時には危険にさらされます。
また、
自然災害が社会インフラに大きな被害をもたらすこともあります。
メタ系アラミド繊維
パラ系アラミド繊維
こうした危険や災害から人々や社会を守る防護衣料や防災対策には
熱に強くて燃えにくく、
溶けて肌に付着すること
がないことから、消防服
などの防炎・耐熱衣料で
活用
強くて寸法安定性に優れる
ことなどから、
コンクリート
構造物の劣化補修・補強用
や、地盤や盛土の補強製品
に使われ、
防災に貢献
複雑な脅威や環境に対応する多様な機能が求められます。
安心・安全志向が高まる社会や暮らしを
帝人グループの高度でバラエティに富んだ高機能素材や製品が
支えていきます。
Teijin Group
5
テ イ ジ ン は 、挑 戦 す る
環 境・エ ネ ル ギ ー 分 野 で
地球環境と社会の明日に
新たな風を
バイオプラスチック
炭素繊維
植物由来の原料でつくられるので、
化石資源の消費削減と、大気中の
自動車内装材、
CO2濃度上昇を抑制。
電気・電子部品など、幅広い分野で環
境志向に対応
風力発電のブレード
(羽根)に
使われ、
その大型化を実現し、
発電効率を向上
社会が発展していくために、さまざまな事業活動が行われ
新しい製品や技術が生み出される一方で
地球環境問題が深刻化しています。
これらの問題に対し、帝人グループは化石資源や水資源の循環を
PETフィルム・PENフィルム
目指したリサイクル技術やバイオ素材で
クリーン エ ネ ル ギ ーとして
注目される太陽電池パネル
のバックシートに使われ、地
球温暖化防止や省エネル
ギーに寄与
また、自然エネルギー活用の促進に貢献する
高機能・先端素材で応えます。
環境との共生と社会の持続的な成長のために
絶え間ない努力と挑戦を続けていきます。
6
Teijin Group
水処理技術
循環型ケミカルリサイクル技術
生物処理装置やオゾン処
理装置などによる下水・排
水の浄化を通して、水資源
の循環・再利用を促進
ポリエステル製品を化学的に分解
し、石油からつくったものと同等の
原料に戻す世界初の技術で、循環
型社会の構築に貢献
テ イ ジ ン は 、挑 戦 す る
ヘ ルスケア 分 野 で
人々の健やかな暮らしのために
「健康で充実した毎日を送りたい」
・
・
・誰もが求める願いです。
この願いに応えるために、
帝人グループは
「骨・関節」
「呼吸器」
「代謝・循環器」
の
3領域の疾患にフォーカスして、
医療用医薬品と在宅医療の両分野で
ユニークで画期的なソリューションを提供しています。
製品とサービスの両方で安心・安全をお届けし、
一人でも多くの人の
「Quality of Life」
の向上に役立ちたい・
・
・それが私たちの願いです。
呼吸器領域
HOT(在宅酸素療法)用
酸素濃縮装置
呼吸器/代謝・循環器領域
CPAP(持続陽圧)療法装置
NPPV / ASV
(補助換気療法)
用
人工呼吸器
骨・関節領域
骨粗鬆症治療剤
変形性膝関節症疼痛緩和剤
呼吸器領域
去痰剤
吸入ステロイド喘息治療剤
骨・関節領域
超音波骨折治療器
代謝・循環器領域
痛風・高尿酸血症治療剤
高脂血症治療剤
その他
重症感染症治療剤
Teijin Group
7
トップメッセージ
市場や顧客へのソリューション提供を通じ
「グローバルエクセレンス」
の獲得を目指します
■ 絶え間ない変革
帝人グループの歴史は変革と挑戦の連続でした。1918年に日本初のレーヨンメーカーとして発足した後、幾多の試
練を乗り越えて合成繊維メーカーへと転換し、
その後、時代の進展とともに培ってきた化学技術や最先端の研究開発
を通じて、事業の拡大と新規分野への進出、
グローバル化に挑戦し続けてきました。
そして、現在は、高機能繊維・複合
材料、電子材料・化成品、ヘルスケア、繊維製品・流通、ITなど、多岐にわたる事業をグローバルに展開しています。
■ 私たちのビジョン
今後、国際社会においては、人口の爆発的な増加と、それに伴う食糧や水資源の不足、新興国経済の発展に伴う
化石燃料資源の需要増大とCO₂排出量の増加、そして、高齢化の進展による医療費や社会保障負担の飛躍的増大な
どが予想されています。
このような社会や環境の変化に対応し、帝人グループは「グリーンケミストリー領域」
と
「ヘルスケア領域」、および
それらの「融合領域」を事業ドメインとして技術革新に注力し、省エネルギー・省資源、環境保全、豊かさの向上、安
帝人株式会社
代表取締役社長執行役員 CEO
全・防災、健康・快適といった価値を提供することで、人々の「Quality of Life」の向上に貢献していきます。
また、今後成長が見込まれる
「モビリティ」
「情報・エレクトロニクス」
「ライフプロテクション」
「環境・エネルギー」
「ヘルスケア」の5分野を中心に、市場や顧客のニーズに応える ソリューション を提供することにより、
グループの持
続的な成長を実現していきます。
■ 帝人グループの挑戦
私たちは、
「グローバルエクセレンス」の獲得、すなわち世界に存在感のある企業となることを目指しています。そ
の道のりには、数多くの挑戦すべき課題がありますが、
グループが一丸となり、 One Teijin として総合力を発揮する
ことにより、私たちが目指すべき姿に向かって挑戦し続けていきます。
8
Teijin Group
サステナブル
省エネ・
省資源
環境保全
グリーンケミストリー
高機能素材
技術
モビリティ
情報・エレクトロニクス
ライフプロテクション
環境・エネルギー
人々の
環境・バイオ
技術
技術革新
融合領域
新規ヘルスケア
ソリューションとして
価値を提供
豊かさの
向上
アメニティ
「Quality of Life」
の向上
ヘルスケア
医薬品
在宅医療
医薬医療
技術
安全・防災
健康・快適
安全・健康
Teijin Group
9
高機能繊維・複合材料事業
アラミド繊維や炭素繊維などの高機能繊維、複合材料の
グローバルリーディングカンパニーとして、
さらなる事業拡大を図っています。
高機能繊維の代表であるアラミド繊維や炭素繊維を核に、ポリエステル繊維や耐炎繊維、
高機能ポリエチレンなど、多彩な先端素材をラインアップ。産業資材用途を中心に高い機
能性・安全性が求められるグローバル市場に向けて、多様かつ幅広いソリューションを提
供しています。
また、顧客と一体となって、
これらの先端素材を活用した複合材料の市場・
用途開拓も積極的に進めています。
こうして高機能かつ高品質な製品を開発し、市場開拓
を続けてきたことで、帝人グループは高機能繊維、複合材料の世界市場におけるメジャー
プレイヤーのポジションを確立しています。
省エネルギー・省資源、安心・安全志向が高まる中、帝人グループは今後も、次世代の高機
能繊維や複合材料の開発、用途開拓を推進し、社会や市場のニーズに応え続けることで、
さらなる事業拡大を図っていきます。
高機能繊維分野
主要用途
主要製品・サービス
■ アラミド繊維
■ 高機能ポリエステル繊維
パラ系:トワロンⓇ、
テクノーラⓇ
メタ系:コーネックスⓇ
■ 高機能ポリエチレン
EndumaxⓇ
C L O S E
テイジンⓇテトロンⓇ
■ PEN
(ポリエチレンナフタレート)
繊維
テオネックスⓇ
■ 人工皮革
コードレⓇ
U P
アラミド繊維
分子構造からパラ系とメタ系に大別されます。
パラ系は、
高強
度で変形しにくい(高弾性)、熱に強い、寸法安定性に優れる
などの特長があり、
自動車部品、光ファイバー補強材、防護衣
料など、幅広い用途に活用されています。帝人グループは、パ
ラ系アラミド繊維の世界市場で約2分の1のシェアを有してい
ます。
メタ系は、
長時間の熱に強く、
燃えにくいため、
消防服な
どの防炎・耐熱衣料や、工業プラントの耐熱フィルターなどの
産業資材に使用されています。
10
Teijin Group
ブレーキ用摩擦材、
防護・防弾・防刃製品、
光ファイバー補強材、
ゴム補強材
(ホース、
ベルト)
、
タイヤ補強材、
土木資材、
消防服、
耐熱フィルター、
車輌シート、
スポーツ用品
(シューズ、
ボール)
タイヤ
炭素繊維・複合材料分野
主要製品・サービス
■ 炭素繊維、
中間材料
(プリプレグ、
織物)
テナックスⓇ
■ 炭素繊維複合材料
■ 耐炎繊維
パイロメックスⓇ
主要用途
航空機
(構造材、
内装材)
、
自動車
(構造材)
、
風力発電
(ブレード)
、
人工衛星、
ロケット、
圧力容器、
スポーツ用品
(ゴルフシャフト、
釣竿、
ヨット、
テニスラケット)
ブレーキ用摩擦材
C L O S E
U P
炭素繊維
車輌シート
軽くて強い、変形しにくいなどの特長をもち、省エネル
ギー、CO₂排出量削減などの環境対応に貢献する素材とし
て注目されています。航空機やロケットなどの航空宇宙分
野から、風力発電のブレード(羽根)などの一般産業用途、
自動車
身近なスポーツ用品にいたるまで幅広く活用されていま
す。さらに、帝人グループが世界で初めて炭素繊維複合材
消防服
料(CFRP)
を1分以内で成形する量産技術を開発したことで、
量産型自動車部材などへの本格採用が期待されています。
©AIRBUS
航空機
Teijin Group
11
電子材料・化成品事業
世界シェアトップクラスのポリエステルフィルム、
成長市場のアジアで
シェアトップクラスのポリカーボネート樹脂を中心に、
グローバルに展開しています。
フィルムや樹脂などの化成品を、エレクトロニクス分野を中心とした幅広い市場に向けて
グローバルに展開しています。
フィルム分野では、PET(ポリエチレンテレフタレート)
フィルム、PEN(ポリエチレンナフタ
レート)
フィルムといったポリエステルフィルム、加工フィルムを、米国デュポン社と世界6
カ国に設立した地域合弁会社を通じて開発・生産し、各地域のニーズに対応しています。
樹脂分野では、ポリカーボネート樹脂を核に、その他の樹脂との複合樹脂(コンパウンド)
や樹脂加工品(シート、
フィルム)、樹脂グレージング(自動車窓)など、独自の素材技術・加
工技術を駆使した高付加価値製品を開発・提供しています。
さまざまな市場で利便性と省エネルギーの両立が求められる中、帝人グループはこれらの
太陽電池パネル
ニーズに応える新たな高機能化成品や技術の開発に注力し、最適なソリューションを提供
することで事業拡大を図っていきます。
フィルム分野
主要製品・サービス
主要用途
■ PETフィルム
電気・電子部品、
液晶ディスプレイ、
タッチパネル、
太陽電池パネル、
高密度データストレージ用テープ、
フィルムラミネート缶、
自動車部品
テイジンⓇテトロンⓇフィルム、
メリネックスⓇ、
マイラーTM、
テフレックスⓇ
■ PENフィルム
テオネックスⓇ
■ 加工フィルム
ピューレックスⓇ
C L O S E
U P
PENフィルム
PETフィルムがもつ数々の特性を上回るバランスのとれた高機能フィルムで、帝人グ
ループが世界に先駆けて開発しました。
高密度データストレージ用テープやエレクト
ロニクス材料、
ハイブリッド車のモーター用絶縁材料などの自動車分野、
太陽電池や
燃料電池などの環境・エネルギー分野など、
幅広い用途に使用されています。
12
Teijin Group
樹脂分野
C L O S E
U P
主要製品・サービス
主要用途
ポリカーボネート樹脂
■ ポリカーボネート
(PC)
樹脂・シート・フィルム
電気・電子部品、
光ディスク
(ブルーレイ、
DVD)
、
情報通信・AV・OA機器外装材、
携帯端末用液晶ディスプレイ、
タッチパネル、
自動車部品、
容器
(化粧品、
給食用食器、
医薬品)
ガラスの200倍以上の耐衝撃性をもちながら、
パンライトⓇ、
ピュアエースⓇ
■ PC / ABS系ポリマーアロイ樹脂
マルチロンⓇ
■ PEN樹脂
テオネックスⓇ
■ 透明導電性フィルム
エレクリアⓇ
重さは2分の1と軽く、耐熱性、透明性、耐候性に
優れています。他の樹脂と複合化したり、
シート
状やフィルム状にしたものに加工を施して特性
を高めたりできるため、情報通信機器や自動車
内外装の各種部材、光ディスクなどの幅広い用
途に使用されています。
ディスプレイ
光ディスク
ヘッドランプカバー
高密度データストレージ用テープ
OA機器
モーター絶縁
Teijin Group
13
ヘルスケア事業
医療用医薬品と在宅医療の2分野をもつ強みを発揮し
ユニークで画期的な医療ソリューションを提供しています。
「骨・関節」
「呼吸器」
「代謝・循環器」
の3 領域の疾患にフォーカスし、
医療用医薬品と在宅
医療を両輪とした事業をグローバルに展開しています。
日本市場では、
MR(医薬情報担当者)
がもつ医薬品に関する豊富な知識と、
直接患者さん
との接点をもつ在宅医療の営業担当者の経験を融合することで、
より効果的で適切なソ
リューションの提案に努めています。
こうした独自のアプローチと、
優れた医薬品・医療機
器、良質なサービスなどが相まって、骨・関節、
呼吸器領域においては国内トップクラスの
シェアを獲得。
近年は、帝人グループの素材事業との連携によるユニークな製品の開発に
取り組むとともに、
リハビリ機器などの開発にも注力しています。
高齢化の進展や生活習慣病の広がりが懸念される中、一人でも多くの人が健康で心豊か
な毎日を過ごせるよう、帝人グループは独自の革新的な医療ソリューションの開発・提供
に挑戦していきます。
主要製品・サービス
■ 骨・関節領域
骨粗鬆症治療剤:ボナロンⓇ、
ワンアルファⓇ
変形性膝関節症疼痛緩和剤:サイビスクディスポⓇ
超音波骨折治療器:セーフスⓇ
■ 呼吸器領域
去痰剤:ムコソルバンⓇ
吸入ステロイド喘息治療剤:オルベスコⓇ
HOT
(在宅酸素療法)
用酸素濃縮装置:ハイサンソⓇ シリーズ
■ 呼吸器/代謝・循環器領域
CPAP
(持続陽圧)
療法装置:スリープメイトⓇ、
オートセットTM
NPPV/ASV
(補助換気療法)
用人工呼吸器:NIPネーザルⓇ、
オートセットTM CS
■ 代謝・循環器領域
痛風・高尿酸血症治療剤:フェブリクⓇ
高脂血症治療剤:トライコアⓇ
■ その他
重症感染症治療剤:ベニロンⓇ
※ボナロンⓇ / BonalonⓇ はMerck Sharp & Dohme Corp. の登録商標です。
14
Teijin Group
在宅医療
(イメージ)
MRによる情報の提供・収集・伝達活動
HOT用酸素濃縮装置
医療用医薬品
C L O S E
U P
痛風・高尿酸血症治療剤のグローバル展開
帝人グループが自社創製した痛風・高尿酸血症治療剤※ は、当領域における、世界で
CPAP療法装置
約40年ぶりの新薬であり、世界的な戦略製品として大型化が期待されています。現在
の販売エリアは世界で約30カ国。今後も海外企業との連携などを進め、100カ国以上
に拡大していく計画です。
※ 製品名・・・日本・アジア:
「フェブリク
(FEBURIC)
」
、
北米:
「ULORIC」
、
欧州・レバノン:
「ADENURIC」
在宅医療
患者さんの入院や通院の負担を軽減し、
自宅での療養を可能にするため、
「Quality of
Life」の向上を手助けするものと考えられています。帝人グループは、国内では在宅酸
素療法(HOT)や、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のCPAP(持続陽圧)療法、補助換気療法
の医療機器分野でリーディングカンパニーです。全国で90を超える拠点の専門ス
タッフが、患者さんを24時間365日体制でサポートしています。
また、北米・欧州・アジ
アにも拠点を広げ、
グローバル展開も積極的に推進しています。
Teijin Group
15
製品事業
アパレルから産業資材まで、
市場の多様なニーズに対応し
素材開発から製品までの幅広いソリューションを提供しています。
世界のさまざまな市場に向けて、原料から最終消費財までの幅広い製品群を供給してい
ます。
アパレル分野では、素材から縫製品まで一貫した生産・供給体制をグローバル規模
で確立。素材・テキスタイルの開発技術と流通・リテイル機能を併せもつコンバーターとし
て、製品・ブランドの開発からOEM※ 対応、販売までの幅広いニーズに応えるソリューショ
ンを提供しています。
また、産業資材分野においても、同様にコンバーター機能を強みに
して、
自動車用資材やテント資材、インテリア・リビング商品など、暮らしや産業を支える多
彩な商品を展開しています。
帝人グループは、それぞれの市場や顧客のニーズ、
トレンドを鋭敏に捉え、多彩な機能と
グローバルなネットワークを活かして商品の付加価値を高めることで、人々に新しい豊か
さを提案し続けていきます。
※ 発注元のブランド名で製品を生産すること
主要製品・サービス
■ 繊維原料、
衣料製品、
産業資材、
化成品などの販売および輸出入
■ ポリエステル・リサイクルポリエステル繊維およびテキスタイル
■ ポリエステル製品の循環型リサイクル
C L O S E
U P
循環型リサイクルシステム
「エコサークルⓇ」
「エコサークル」は、帝人グループが世界で初めて開発した、
ケミカルリサイクル技術を核とするポリ
エステル製品の循環型リサイクルシステムです。使用済みのポリエステル製品を分子レベルまで化
学的に分解し、石油からつくったものと同じ原料にまで戻すため、品質を落とすことなく何度でも繰
り返し再生できます。
ゴミの増加や新たな石油消費を抑えられるだけでなく、石油からポリエステル
原料をつくる場合に比べてエネルギー消費量、
CO₂排出量を大幅に削減できます。
16
Teijin Group
IT事業
各種ITサービスの提供、
デジタルコンテンツ配信やeコマースなどの
ネットビジネスを展開しています。
企業や医療機関、
公共機関向けのITサービスの提供、
一般消費者向けのデジタルコンテンツ
配信やeコマースなどのネットビジネスを中心に、
情報通信に関わるさまざまな事業を展開し
ています。
重点領域の一つであるヘルスケア領域では、医療情報の高度活用による医療の
質向上への貢献を目指し、放射線医療情報、医薬品情報、診療情報などの広範な医療情報
を有効に活用するソフトウェア製品や情報サービスを開発・提供しています。
帝人グループは、今後も高品質で革新的なITソリューションの提供による情報通信技術の
進化を通じて、社会のイノベーションに貢献していきます。
主要製品・サービス
■ ITサービス
ヘルスケア領域向けITサービス
完全Web-ERP
「GRANDITⓇ」
デジタルコンテンツ管理サービス
■ ネットビジネス
携帯電話・スマートフォン向けコンテンツ配信サービス
(電子書籍、
音楽)
eコマースサービス
ソーシャル・メディア・サービス
C L O S E
U P
完全Web-ERP
販売管理、生産管理、会計、人事、給与など、企業のさまざまな基幹業務をシステム面からサポート
するのが、完全WebベースのERPパッケージ「GRANDIT」
です。業務プロセスの改善提案からシステ
ム導入後のサポートまで一貫して支援することで、
企業の業務効率化に貢献しています。
Teijin Group
17
グローバルネットワーク
帝人グループは、世界20カ国以上に約150社、
約17,000人の社員を擁する企業グループです。
ヨーロッパ
Teijin Holdings Netherlands B.V.
Teijin Aramid B.V.
Teijin Aramid GmbH
Toho Tenax Europe GmbH
Esteve Teijin Healthcare S.L.
アジア
DuPont Teijin Films U.K. Limited
帝人
(中国)
投資有限公司
DuPont Teijin Films Luxembourg S.A.
Teijin India Private Limited
Teijin Kasei Europe B.V.
Teijin Aramid Asia Co., Ltd.
Teijin Frontier Europe GmbH
Teijin Polyester (Thailand) Limited
Yuyu Teijin Medicare Inc.
Teijin Pharma (Shanghai) Co., Ltd.
DuPont Teijin Films China Limited
P.T. Indonesia Teijin DuPont Films
Teijin Polycarbonate China Ltd.
Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd.
南通帝人有限公司
帝人商事
(上海)
有限公司
Teijin Frontier (Thailand) Co., Ltd.
Thai Namsiri Intertex Co., Ltd.
Teijin Electronics Korea Co., Ltd.
18
Teijin Group
帝人、
海外統轄会社
高機能繊維・複合材料事業
ヘルスケア事業
電子材料・化成品事業
アメリカ
Teijin Holdings USA, Inc.
Teijin Aramid USA, Inc.
Toho Tenax America, Inc.
Teijin Advanced Composites America, Inc.
日本
Teijin America, Inc.
帝人
(株)
DuPont Teijin Films U.S. Limited Partnership
東邦テナックス
(株)
Teijin Kasei America, Inc.
帝人ファーマ
(株)
Teijin Frontier (U.S.A.), Inc.
Braden Partners L.P.
帝人在宅医療
(株)
帝人デュポンフィルム
(株)
帝人フロンティア
(株)
インフォコム
(株)
帝人物流
(株)
デュポン帝人アドバンスドペーパー
(株)
製品事業
IT事業
その他
Teijin Group
19
研究開発
帝人グループは、 技術を核とした顧客価値創造体 へと進化を図るべく、
技術開発力の向上と新規先端技術の獲得・創生に注力するとともに、
持続的成長を実現する新事業創出に向けた研究開発を推進しています。
研究開発戦略
■ 技術を核とした帝人グループの研究開発
研究成果の早期実現を図るため、基礎研究を含むグ
ループ全体の研究開発戦略を策定し、
グループ各社の連
■ 事業領域の拡大に向けた技術ポートフォリオ変革
技術を核とした顧客価値創造体へと進化し、
持続的成長を
し、
顧客や市場にとって価値ある新たなソリューションの提
供に努めています。
ヘルスケア事業においては、
素材事業を併せもつ帝人グ
実現するために、技術ポートフォリオ変革 を推進しています。
携を強化しています。また、産官学の幅広い分野でネット
素材事業においては、
顧客や市場のニーズに対応し、
素
ループならではの強みを活かし、
素材技術とヘルスケア技
ワークを形成して共同研究や情報交換・人材交流を進め
材や製品を進化させて新たな価値を創造していく、ソ
術の融合・強化を通じた新たなソリューションの創出を図っ
る、いわゆる「オープンイノベーション」を積極的に推進
リューション提供型 ビジネスモデルへの進化を目指してい
ています。
することで、技術基盤を強化し、研究開発のスピードを加
ます。
その実現のため、
培ってきた技術の深掘りや幅出しに
速させています。
よって競争力を強化。
そして、
素材開発や用途開拓にとどま
帝人グループには、事業の持続的成長や事業構造の
らず、
事業領域を広げて最終顧客により近いところまで踏
変革を可能とする基幹技術群と、それらを支える高分子
み込み、
時には一体となって先端素材と高次加工技術を活
材料関連技術やバイオテクノロジー、ナノテクノロジー、
用したユニークな部材やデバイスなどの商品開発を推進
創薬技術などの基盤技術があります。これらの技術を
ベースに、
「グリーンケミストリー領域」
と
「ヘルスケア領
域」、およびそれらの「融合領域」を重点技術領域と定め
素材事業によるソリューション提供および融合領域の展開イメージ
て研究開発の強化を進めています。
素材技術
ソリューションの提供
原料合成・重合
(設計、製造)
一次加工
(製糸、製膜、表面処理)
二次加工
(後加工)
高次加工
(成型加工、
デバイス化)
融合領域
新規ヘルスケア事業の創出
探索研究
開発研究
臨床開発
ヘルスケア技術
20
Teijin Group
製品化
最終製品
新事業創出
■ 新事業創出に向けた研究開発の推進
会社および 販 売 会 社を設 立して本 格 的 な 事 業 展 開を
「新規ヘルスケア」分野では、生体吸収ポリマー、ナノ
発展性のある事業ポートフォリオを構築するために、新
開 始しました。また、半導体や太陽電池向けに高成長が
材料加工、微細成形加工などの素材技術と、細胞工学、蛋
事業の創出を推進しています。なかでも、
「高機能電子材
期待できるプリンテッドエレクトロニクス※ の中核材料で
白質工学、製剤設計や医療機器設計などのヘルスケア技
料」
「バイオプラスチック」などの新規化学材料、および「新
ある「半導体用シリコンインク」の早期事業化に向け、開
術を融合することで、再生医療/組織修復材料、DDS(薬
規ヘルスケア」をグループの新たな成長ドライバーとし
発のスピードアップを図っています。
物送達)基材、医療機器材料、
さらにはスポーツメディシン
て育成するために、重点的・優先的に資源を投入し、早期
「バイオプラスチック」分野では、石油由来のプラス
事業化に向けて積極的に研究開発に取り組んでいます。
チックを代替する環境にやさしい素材として、植物由来
「高機能電子材料」分野では、電気自動車や多機能携
の高耐熱性バイオプラスチック「バイオフロント」を開
帯端末向けに需要の急拡大が見込まれるリチウムイオン
発。本格的な事業化に向けて幅広い領域で市場開拓を
バッテリー用に、革新的セパレータ「LIELSORT(リエル
進めており、着物やメガネフレームなどに採用が広がっ
ソート)」を開発し、韓国に現地企業との合弁による生産
ています。
など各分野への早期参入を目指しています。
※ 印刷手法を用いた電子デバイスなどの製造技術
先端技術開発センター
岩国事業所内にある、事業化を目指すインキュベー
ション機能を集中させた「先端技術開発センター」で
は、開発研究からパイロットスケールまでの事業化研
「バイオフロントⓇ」
究に対応した研究開発のインフラを整備しています。
半導体用シリコンインク
また、顧客との共
同開発や大学と
の連携を推進す
るためのオープン
ラボを 備えてい
ます。
「LIELSORTⓇ」
マイクロニードル
(DDS基材)
Teijin Group
21
マネジメントシステム
帝人グループは、
グローバルエクセレンスの獲得 ―世界に存在感のある企業となる― を目指し、
企業経営の軸となる「コーポレート・ガバナンス(企業統治)」
「CSR(企業の社会的責任)活動」を強化し、
持続的な企業価値の増大を図っています。
コーポレート・ガバナンス
■ コーポレート・ガバナンスの強化
■ コンプライアンスとリスクマネジメントの推進
管理して対処することが重要であるとの考えのもと、取締
コンプライアンスとリスクマネジメントを、内部統制の
役会の下に「TRM(Total Risk Management)
コミティー(統
上、多様なステークホルダー(利害関係者)に対する責任
要と位置づけ、両者を統合的に管理・運営しています。
合リスク管理委員会)
」を設置し、経営戦略リスクと業務運
を果たしていくために、コーポレート・ガバナンスの強化
コンプライアンスについては、役員および社員が、企業
営リスクに対して、グループ全体として迅速な意思決定と
に取り組んでいます。コーポレート・ガバナンスの基本を
人、社会人として求められる倫理観や価値観に基づき、
誠実
対応が可能な体制を構築しています。
また、事故や災害な
に行動することが重要であるとの考えのもと、
「企業行動規
どの緊急事態発生時においても、事業活動を中断させな
立性の確保」
として、アドバイザリー・ボードの設置、独立
範」
「企業行動基準」
「グループ企業倫理規程」などを制定し、
い、または中断しても短期間で再開させ、中断に伴う企業
社外取締役の選任、業務執行と監視監督の分離など、先
研修や各職場での教育などを通じてグループ全体で周知徹
価値の低下を防ぐための事業継続計画の策定を進めてい
駆的な経営改革を推進しています。また、コーポレート・
底を図っています。
ます。
ガバナンスに関する指針を「帝人グループコーポレート・
リスクマネジメントについては、帝人グループ全体がさ
ガバナンスガイド」
として制定し、公表しています。
らされるリスク(不確実性)を統合的かつ効率的に評価・
株主価値の持続的向上を基本的使命であると踏まえた
「透明性の向上」
「公正性の確保」
「意思決定の迅速化」
「独
コーポレート・ガバナンス体制(2013年7月現在)
アドバイザリー・ボード
ガバナンス体制
取締役会の諮問機関として、国内外5∼7名の社外有
アドバイザリー・ボード
社外メンバー主体
指名・報酬委員会機能
株主総会
CEO
グループ
経営戦略会議
取締役会
合計10名(うち社外4名)
TRMコミティー
監査役会
監査役5名
(うち社外3名)
グループ
監査役会
グループ
マネジメント会議
高機能繊維・複合材料
事業グループ
ヘルスケア事業グループ
電子材料・化成品
事業グループ
識者、会長または相談役、およびCEOで構成します。
会社の戦略や業績に関する助言・提言をはじめ、指
名・報酬委員会機
能を有してCEOの
製品事業グループ
交 代 および 後 任
IT事業グループ
者の推薦、役員の
新事業開発推進グループ
業績評価や報酬
水 準 の 審 議 など
行っています。
22
Teijin Group
CSR
■ CSR経営の実践
■ 地球環境との調和∼環境経営の推進
CSRの基本方針を策定し、組織的かつ計画的なCSR活動
を推進しています。
コンプライアンス・リスクマネジメント、
「環境保全」
「環境配慮設計」
「環境ビジネス」を軸に環境
経営を推進しています。
■ 社会・人々との共生
良き企業市民として社会との共生を図っていくために、
さ
まざまな社会貢献活動を行っています。
グループ共通の活
ESH(環境保全、安全・防災、健康)、製造物責任・品質保証、
「環境保全」
では、CO₂と化学物質の排出量および非有効
動としては、
「環境」
「国際交流」
「社会教育」
を重点分野とする
人財マネジメント、CSR調達、社会貢献など、
さまざまなCSR
活用廃棄物の削減などについて、
グループ全体で高い長期
社会貢献プログラムを展開しています。
また、社員のボラン
課題を「基本的」
「拡張的」
「選択的」の3つのカテゴリーに
目標を定め、確実な達成に向けて取り組んでいます。
「環境
ティア活動を推奨し支援するために、ボランティアサポート
分け、それぞれ中長期と短期の達成目標を設定し、担当組
配慮設計」
では、独自のガイドラインに基づき、環境負荷低
プログラムやボランティア休職制度、骨髄提供者・消防団員
減のための諸対策を検討し、
その結果を製品や生産プロセ
登録者への公認休制度などを導入しています。
織を明確にして、実効性のある活動を展開しています。
帝人グループのCSR経営は、代表的なSRI(社会的責任
ス、IT・サービスの設計に反映しています。
「環境ビジネス」
事業所や研究所、
グループ会社でも、それぞれの地域や
投資)指標に採用されるなど、国際的に高い評価を得てい
では、CO₂削減に貢献する先端素材や資源・水の循環を実
事業特性に応じてスポーツ振興や清掃活動、
環境教育など、
ます。
現するための技術の開発、製品の普及に注力しています。
独自の企業市民活動を進めています。
帝人グループにおけるCSRピラミッド
環境経営の3本柱
科学技術者の育成を支える
「帝人奨学会」
選択的CSR
社会
貢献活動
環境保全
日常の事業プロセスにおいて環境負荷を
低減させる活動
帝人グループが取り組んでいる学術・文化の振興活
動の一つに、公益財団法人帝人奨学会による帝人久
村奨学金制度があります。本奨学会は、
日本化学繊維
拡張的CSR
人財・労働、
購買・調達
環境配慮
設計
環境負荷低減を製品やプロセス設計に
反映させる活動
工業の父と呼ばれ、帝人の創業メ
ンバーである久村清太氏の功績を
称え、科学技術の振興および若き
基本的CSR
コンプライアンス・
リスクマネジメント、
ESH(環境保全、安全・防災、健康)、
製造物責任・品質保証
科学技術者の育成を目的に1953
環境
ビジネス
環境改善への貢献自体を目的にする
ビジネス
年に創設され、以来60年にわたり、
約1,500人の理工系学生を支援し
ています。
久村清太
Teijin Group
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■ 会社概要
■ アドバイザリー・ボード・メンバー
■ 取締役、監査役
社名
帝人株式会社
創立
1918年(大正 7 年)6月17日
資本金
70,816 百万円
会社数(連結)
国内 62 社
海外 86 社
合計 148 社
従業員数(連結)
国内 9,616 名
海外 7,021 名
合計 16,637 名
本社
大阪本社
〒541-8587
大阪市中央区南本町 1-6-7
(帝人ビル)
TEL: 06-6268-2132(代表)
東京本社
〒100-8585
東京都千代田区霞が関 3-2-1
(霞が関コモンゲート西館)
TEL: 03-3506-4529(代表)
代表取締役社長執行役員
大八木 成男
代表取締役副社長執行役員 亀井 範雄
■ 業績(連結)
帝人株式会社 相談役
元 デュポン社 上席副社長
代表取締役専務執行役員
西川 修
取締役専務執行役員
高橋 卓
取締役専務執行役員
福田 善夫
取締役常務執行役員
鈴木 純
独立社外取締役
澤部 肇
独立社外取締役
飯村 豊
独立社外取締役
関 誠夫
独立社外取締役
妹尾 堅一郎
(億円)
(%)
10,000
10
6,000
UBSインベストメントバンク副会長
元 千代田化工建設株式会社
社長/会長
6
4.0
24
Teijin Group
2
0
0
(億円)
2010
2011
2012
売上高
8,157
8,544
7,457
営業利益
486
340
124
当期純利益(損失)
252
120
-291
7,615
7,621
7,624
総資産
年度
関 誠夫
監査役
天野 篤男
監査役
谷田部 俊明
独立社外監査役
守屋 俊晴
独立社外監査役
林 紀子
独立社外監査役
田中 伸男
特定非営利活動法人
産学連携推進機構 理事長
セグメント別売上高(2012年度)
妹尾 堅一郎
その他
帝人株式会社
代表取締役社長執行役員 CEO
大八木 成男
製品
2,372(31.8%)
(2013年7月現在)
高機能繊維・複合材料
1,112(14.9%)
835(11.2%)
(2013年7月現在)
合計
7,457
億円
電子材料・化成品
1,755(23.5%)
ヘルスケア
1,383(18.6%)
顧客所在地別売上高(2012年度)
欧州他
489(6.6%)
米州
514(6.9%)
合計
(2013年3月31日現在)
4
1.7
2,000
TDK株式会社 相談役
飯村 豊
6.0
4,000
レオン・ブリタン卿
日本国政府代表
(中東地域および欧州地域関連)
8
8,000
ジョン・W.ハイムズ
澤部 肇
営業利益率
売上高
長島 徹(議長)
アジア
1,541(20.7%)
7,457
億円
日本
4,914(65.9%)
お問い合わせ先
帝人株式会社
コーポレートコミュニケーション部
〒100-8585 東京都千代田区霞が関3-2-1(霞が関コモンゲート西館)
TEL:03-3506-4112
FAX:03-3506-4150
http://www.teijin.co.jp
本誌内に記載されている商品の名称、
サービス名称などは、
帝人グループの商標もしくは登録商標です。
またその他の商品の名称、
サービス名称などは、
各社の商標もしくは登録商標です。
©2013 帝人株式会社 All Rights Reserved.
2013年7月発行
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