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No.6 ヨガ・呼吸のその効能!

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No.6 ヨガ・呼吸のその効能!
ライフウェル浜松ヨガ通信
2010年6月 発行号 no.06
みなさんこんにちは。6月になりました、今年も半分終了します。
この半年は楽しく過ごせましたか??
今日は呼吸や呼吸法についてです。
ヨガをすることで、呼吸の重要性を改めて感じる人は多いのではないか
と思います。ヨガを始めた頃、呼吸がすごく苦手だった経験はありません
か?ちなみに私は吸いすぎでしょっちゅうクラクラしていました。(笑)
呼吸が浅いことによりどのような体調を引き起こしてしまうかは体験済み
の方が多いはず。逆に、呼吸を改善することで体調はよくなるし、身体を
改善することで呼吸が改善されることも体験済みの方もいらっしゃるで
しょう。だから疲労やストレスが溜まり、つらそうな人をみると『是非、ヨ
ガを!!!』と思ってしまいます。(笑)(笑)
呼吸とは
呼吸とは、息を吸ったり吐いたりすること、つまり「大気中から空気を吸
い、酸素を血液へ取り込み、二酸化炭素を吐き出すこと。」この呼吸は、
身体と心に密接に関係していて、呼吸をコントロールすることは心のコン
トロール=健康の維持・増進につながります。
呼吸とからだの関係
例えば、緊張したりストレスを感じたりした時には、呼吸が浅く速くなり
ます。それを落ち着かせようと大きく深呼吸をすると落ち着く。また、身体
のコリをほぐすことで呼吸がしやすくなり、あるいは呼吸を深くすることで
身体のコリがほぐれることもあります。さらに、深い呼吸をすることは、脳
内にアルファ派(喜び、幸せなどを感じた時に出る脳波)が出て心を浄化
してくれることにもつながるほどです。
ヨガと呼吸で心身が癒されるのは、呼吸と心身が密接に関係している
からなのです!
腹式呼吸と胸式呼吸とウジャーイ呼吸
腹式呼吸では、息を吸うと横隔膜が下がって肺が広がるからたくさんの
空気を肺に取り込め、吐く時には横隔膜が上がって肺の収縮を手伝うの
で、空気が十分に吐き出されます。横隔膜の動きにより内臓も大きく上
下するので、血液やリンパ液の流れが促されるとともに、内臓も元気に
なるのです。
一方胸式呼吸は、呼吸を胸で行うから呼吸が浅くなり、腹式呼吸よりも
利点が少なくなります。ただし、胸式呼吸は胸郭を開きますので、一度に
大量の酸素を補充できます。これは体を活動的にするのに適してると思
いますよ。ヨガの呼吸法の一つ“ウジャーイの呼吸”という呼吸法(主にア
シュタンガヨガ・ヴィンヤサスタイルのヨガ・ライフウェルのホットヨガもそう
です。)で行われている呼吸法は、喉の奥を細くして行うことで気道内圧
を上げ、より強い呼吸を行えるようになるとともに、胸で呼吸をしていても
肩の力ではなく胸の筋肉と腹筋を使っているのと、横隔膜を常に引き上
げているから呼吸筋が強化されると考えられています。
では次に、鼻呼吸と口呼吸についてはどうでしょうか。スポーツを長年
やってきた人は、口で呼吸する習慣がある人が多いです。集中する時と
か緊張をほぐしたりする時も口からふぅと息を吐いていのでは? そんな
人はヨガを始めた頃は鼻呼吸が苦しくて苦しくて(>_<) なんて経験
が・・・。
鼻から吸って鼻から吐く鼻呼吸では、鼻腔を通して外気を取り入れるこ
とで、空気の清浄や粘膜の乾燥を防ぐ効果があり、細菌やウイルスなど
外敵からの防御機能、除去機能を維持するのに役立ちます。さらに、鼻
呼吸では適量の吸気を確保することができるので、口から息を吸いすぎ
てしまう過呼吸症候群を抑える働きもあります。
一方、口から吸って口から吐く口呼吸では、外気の影響をダイレクトに
受けるので、喉や気管支などが影響を受けやすくなります。ヨガで鼻呼
吸ができるようになって、風邪を引かなくなったとか調子が悪かった鼻の
調子が良くなったという人も、喉や気管支が守られるようになったからで
しょう。
今まで色んな人の話を聞いたり、自分の経験も含めて、“浅い呼吸”より
深い呼吸の方がいい事が多いです!!緊張する場面で、自分の力を発
揮しなければならない時、それができない場合は大抵 呼吸が浅くなり、
からだは硬くなり、脳に酸素がいかずに頭が働かず・・・残念な結果に。
(涙)
最近疲れが抜けない、心配事がある、眠れない、などなど悩みを抱える
人も大抵呼吸が浅い状況に陥っていることが多いはず。
まずは自分の呼吸に意識を傾け、自分の呼吸の状態を知りましょう。
浅い呼吸をしていたならばとりあえず深呼吸。
そこでのワンポイントアドバイスは
→吸うときには新鮮な美味しい空気を吸うイメージで
→吐く時には自分の中にあるストレスや心配事等を吐き出すイメージで
☆心もからだもスッキリするはず☆
もし、うまく呼吸が出来なくても気にしないようにしましょう。執着はいけま
せん。出来ない時はそんな自分を受け入れてあげればいいだけ。いつ
かはできますから(^^)鼻がつまっている時は、鼻から吸っている気持で
口呼吸でOKです。
深く考えすぎないことが一番!Yogaをこころから楽しみましょう。
さて、ヨガ通信no.2でもご紹介しました、
『ヨガの8支則』アシュタンガ ashtanga
このヨガ実践の8つの段階のうち4番目が、
「Pranayama プラナヤーマ」とは「呼吸法/調息」です。
吸気(プーラカ)、呼気(レーチャカ)、保息(クンバカ)を使って呼吸をコン
トロールすること。さまざまなプラーナヤーマの方法があり、時間をかけ
て段階的に行う。プラーナヤーマにより、心がコントロールできます。
ライフウェルホットヨガで行われている、プラナヤマブリージングやスカ
ルシャイニン(グカパルバティブローイング)もこの 呼吸法Pranayama (
プラナヤーマ) のひとつなのです。
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・肺、呼吸器系、血液やリンパ腺等
の循環系に良い・デトックス効果・
気の開放
Skull Shinning ⇒⇒⇒
(Kapalbhati Blowing)
・心身をすっきりさせる
・内臓、消火器系によい
・腹筋が鍛えられる
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