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ハワイ大学(2012夏) (帰国報告書 Eさん)

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ハワイ大学(2012夏) (帰国報告書 Eさん)
NICE プログラム 事後報告レポート
工学部2年
~はじめに~
Aloha~!!8 月 5 日から 25 日まで、ハワイ大学の NICE プログラムに参加しました。前々
から留学に興味があった僕にとって、南国の島ハワイで英語を学べる 3 週間のこのプログ
ラムはとても魅力的でした。今年から夏休みの開始時期が早まり、試験日程とプログラム
の日程が重ならなくなったため、このプログラムに参加することができました。全力で学
び、全力で遊んだ 3 週間のハワイ生活をかいつまんで紹介したいと思います。
~ホームステイ先~
人生初のホームステイ!!やっぱりホームステイ生活がどうなるのかとても気になります。
事前にもらったホームステイの情報によると、ホストマザーとそのお母さん、息子(とい
っても成人してます)がいる家庭にお邪魔するようです。また、一緒にホームステイする
のは北大生一人で、途中からドイツ人と日本人が参加すると書いてありました。オリエン
テーションではその北大生と会わなかったため、出発する空港で初対面でした。どんな人
なんだろと内心不安でしたが、会ってみたらすごくいい人!!しかも学部・コースまで同じ一
つ上の先輩で、いろいろと頼りになる人でした。二人で頑張ってホストマザーと会話しよ
うと意気込みながらおうちに到着。一息ついていると何やら外から聞きなれた言語が...とか
思ってたら日本人 3 人が家に入ってきて、不審がっている僕に自己紹介してくれました。
しかもその人たちから聞いたらスイス人もホームステイしてるとか。事前の情報とだいぶ
違うなぁとか思いながらのホームステイ生活がスタートしました。
日本人が多数派のホームステイ生活は正直海外にいるという実感があまり湧きませんで
した。家の中では普通に日本語が飛び交い、なんか不思議な感覚でした。でも、その人た
ちもとにかくいい人たちばかりで、わからないことやハワイのオススメスポットなどをい
ろいろ教えてくれたり、週末は一緒に出掛けたり、夜スーパーに買い物に行ったりしまし
た。
ホストマザーとは到着した日の夜に初対面しました。とても優しい人で、僕のつたない
英語を一生懸命聞いてくれたり、宿題を手伝ってくれたりしました。また、ホストマザー
の料理はとてもおいしく日本人向けで、口に合わない料理は一つもありませんでした。
また、僕のホームステイ先はハワイ大学から近く、バスで 10 分ほどのところにあったの
で、とても便利でした。授業初日はホストマザーが車で大学まで送ってくれました。友達
の話を聞くと、大学までバスで 2 時間かかるようなところに住んでいる友達もいたりで、
ステイ先によって住む場所はバラバラでした。何から何までほんといいホームステイ先に
恵まれたなとつくづく感じました。
~大学生活~
授業は平日の朝 8:30~12:20 で、初日にオリエンテーション、大学構内案内、クラス
分けのテストがありました。テストといっても先生と 10 分ほど会話するという簡単なもの
でしたが。5 段階 8 クラスに分けられ、僕は上から 2 つ目の high-intermediate クラスに割
り振られました。授業は主に会話の練習が中心で、ペアやグループになって日常会話をし
たり、ゲームをしたりしました。その他にも、ペアでハワイの観光地を調べ、クラスで発
表し、みんなが行きたいと思ったところに実際に行ったり、ワイキキで観光客にインタビ
ューしたりと、毎日楽しい授業でした。また、現地学生との交流や、ピクニック、フラダ
ンスのレッスンもありました。フラダンスは基本中の基本を学んだだけだったので、少し
物足りなく感じました。NICE プログラムのオプショナルツアーとしてダイヤモンドヘッド
ハイク、パールハーバー見学、ディナークルーズが用意されていていました。どれもとて
も良い経験になるので、申し込んでよかったと思っています。課題はほぼ毎日出ましたが、
やはり先生もハワイを満喫してほしいと思ってくれていたらしく、量は少なかったです。。
~観光~
平日は午前中の授業が終わってから、夕食の時間まで遊び、週末は様々なところに行き
ました。アラモアナやワイキキのショッピングモールでお買い物したり、海に行ってシュ
ノーケルをしたり、博物館に行ったり、レストランを回ったりしました。人によってハワ
イの楽しみ方は様々なようで、サーフィンにはまって平日の短い時間でも海に出かける人
がいたり、お小遣いのほとんどをお買い物に費やす人がいたり、僕のように食に楽しみを
見出す人がいたりしました。ここまでを読んでもお分かりのとおり、ハワイの食事はとて
もおいしかったです。時々アメリカンサイズのハンバーガーとかパンケーキとかが出てき
ましたが、基本的にいつも 2,3 人で 1 品をシェアしていたので、飽きることなくいろんな料
理を楽しむことができてよかったです。外食する際は、一人で行かず、数人でいろんな料
理をシェアすることを強くオススメします。僕はさっぱりした料理が好きなので、観光ブ
ックに載っていたオーガニックな料理を出しているカフェやレストランに多く行きました。
ハワイでは味の濃い料理ばかりでてくるのかと思っていましたが、ヘルシーな料理も多く
美味しかったです。
~友達~
ハワイ生活 3 週間でたくさんの出会いがあり、たくさんの友達ができました。北大から
一緒に留学した人たちやクラスメートの他にも、プログラムに参加していた多くの人と仲
良くなることができました。また、ホームステイ先で仲良くなった人たちの友達と仲良く
なったり、現地の人と仲良くなったりと、日に日に友達の輪が広がっていくのを実感する 3
週間でした。ここでは、仲良くなった現地の友達のうちの何人かを紹介したいと思います。
一人目、D さん。僕の友達がラニカイビーチに行ったときに彼と友達になり、後日彼は
僕やその友達を、ノースショアまで車で連れて行ってくれました。僕にとってはその日が
初対面でしたが、D さんは気さくで優しい人で、車の中でいろんな話をしました。今どこ
を走っていてどこが危険なところなのかとか、ハワイでどんな生活をしているのかとか、
どんな日本語を知っているのかとか、日本とアメリカのリーダーをどう思うかとか…。D
さんはわかりやすい英語を話してくれるし、僕の英語を一生懸命理解しようとしてくれる
ので、とても話しやすかったです。彼と話していると不思議なことに自然と英語が出てき
ました。
ノースショアはほんとにきれいなところで、そこでカイトサーフィンをする D さんはほん
とにかっこよかったです。D さんとはその一日しか会えず、別れるときはさみしい気持ち
でいっぱいでした。でも、アドレスは聞いたし、もしかしたら今年の冬に北海道に遊びに
来るかもしれないと言っていたので、その時はまた一緒にどこかへ出かけたいです。
二人目、X くん(名前わかりません)
。彼とはワイキキ水族館で出会いました。多分 2 歳
くらいだと思います。彼はとても僕になついてくれて、一緒に魚を見て回りました。彼は
まさに天使でした(笑)正直彼の英語は速くてなんて言っているのかほとんどわからなか
ったのですが、ジェスチャーやリアクションで何とかなりました。彼との出会いは、言葉
が通じない人に話しかける勇気と、国際結婚ありだなという気を僕に与えてくれました。
三人目、R さん。
彼女はハワイ大学の学生で、現地学生との交流の時間に知り合いました。
互いの自己紹介をしたら、R さんはなんと 9 月から北大に留学するとか!!そこで連絡先を交
換して仲良くなりました。彼女は親が日本人であることの影響もあるのか、日本の文化に
興味があり、アラモアナで開かれた盆踊り大会や、北海道出身でハワイに住んでいる人た
ちが集まる北海道人会の BBQ 大会に招待してくれました。ハワイではいろいろと助けても
らうことが多かったので、彼女が日本に来たら、次は僕がいろいろと助けてあげたいと思
っています。
~おわりに~
毎日が出会いの連続で、あっという間に過ぎ去った 3 週間。友達になったばかりの人た
ちとお別れするのはとても寂しかったです。ホストマザー、ホストファミリーとの別れは
本当に辛く、今もホームシックが続いています。NICE プログラムに参加した感想を簡単に
言うなら、
“参加してよかった”ということに尽きます。英語やハワイの文化を学ぶことが
当初の主な目的でしたが、この留学で得た一番大きなものは、たくさんの素敵な友達では
ないかと思います。その他にも、英語で話しかける勇気を含めた英語力、英語を勉強しよ
うというモチベーションなども得ましたし、本当に充実した留学生活だったと思います。
ここまで僕の拙い文章を読んでいただきありがとうございます。このレポートを読んで
くださった方々には、少しでも NICE プログラムの良さが伝わっていたらなと思います。
また、留学を考えている人の参考になったのであれば幸いです。
おまけ
~費用~
留学するにあたりやはり気になるお金の問題。そこで大まかにかかった費用を紹介して
おきます。
プログラム代金、ホームステイ代金、航空券代金、保険料⇒約 300,000 円
ハワイで生活するのに使ったお金(外食費、お土産代、博物館などの入館料、バスパス代
などなど)⇒約 70,000 円
その他使ったお金(薬、水着、カメラ、レンタルケータイなどなど)⇒約 30,000 円
で、だいたい 400,000 円くらいかかりました。
やはり留学費用は高いですが、大学から留学の助成金が出ることもあるので(僕は選考
で外れてしまいました…)
、もう少し安くなるかもしれません。僕はバイトして貯めたお金
と大学からの奨学金で何とかしました。お金はかかるけど、それ相応かそれ以上の満足を
得られるプログラムだと思います。
~持って行って良かったもの・始めておいてよかったもの~
・カメラ…これがなかったら楽しさが半減していたかもしれません(笑)毎日 50 枚撮るこ
とを目標に、日々写真に追われた生活をしていました。ハワイはきれいなところが多くて、
何を撮っても絵になります。また、帰ってから見返すと、またあのころの思い出が甦って
きます。
・観光ブック…留学とはいってもやはり観光も大切です。観光ブックに載っているレスト
ランなどをよく探し歩きました。また、観光ブックについている地図は詳細でわかりやす
かったです。
・水着…これは言わなくてもみんな持っていきますよね。ハワイはきれいな海に囲まれて
いるので、ぜひいろいろなビーチに行くべきです。
・日焼け止め…ハワイの日差しは北海道のそれとは比べ物にならないくらい強いです。何
も塗らずに一日中ビーチにいた友達は、身体中真っ赤でとても痛そうでした。ハワイにも
いろいろ売っていますが、やはり安心して使いたいのであれば日本で買っていくべきだと
思います。
・シャンプー(トリートメント)…ホームステイ先にももちろんシャンプーはありますが、
自分に合ったものを持って行ったほうがいいと思います。ハワイの日差しで髪は結構痛む
ので、気になる方はトリートメントなども持って行ったほうがいいかな。
・薄手のカーディガンなど…ハワイの建物内やバスの中は冷房がガンガン効いていてとて
も寒いです。自分で室温を下げられない場合がほとんどなので、上着を持って行って自分
で体温調節しなければなりません。
・Facebook…留学するなら始めておいたほうがいいよと言われ、機械音痴な僕も言われる
ままにしぶしぶ始めました。が、ハワイに行ってみんなが言っていたことがよくわかりま
した。友達になった人とはメールアドレスを交換することはなく、Facebook で友達申請す
ることばかりでしたし、海外でメールが使えない僕にとって Facebook はみんなと連絡を取
る重要なツールでした。また、みんなハワイでの出来事や写真をアップするので、みんな
が何をしているかわかって面白かったです。僕も一枚の写真と、その日の出来事を練習つ
いでに書いた英語の日記を毎日アップしていました。帰国した今も、別れてしまった友達
のその後がわかるのでよく利用しています。
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