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報告書
株主のみなさまへ
第69期
報
告
書
平成18年4月1日から平成19年3月31日まで
21世紀、人々の健康・福祉に
いっそう貢献したい。
医療の原点は、人間にとって何よりも大切な“健康”を願う意思です。わたしたち持田製薬
グループは、1913年、東京都文京区本郷で「独創研究」という考えのもとに創業し、独創的な
医薬品の研究開発活動を中心とした総合健康関連企業として、人類の健康に貢献できる歓びと
誇り、そして責任を持ちつづけてまいりました。
そして今、「絶えず先見的特色ある製品を開発し、医療の世界に積極的に参加し、もって人類
の健康・福祉に貢献する」との企業理念を掲げ、健康に関わる医療ニーズをいち早く捉え、新
しい医薬品の概念を構築しようと、まさに「先見的独創と研究」により新しい世紀における活
動を展開してまいります。
医薬品事業
医療機器事業
ヘルスケア事業
CONTENTS
株主のみなさまへ ……………………………………2
主要製品概要 ………………………………………11
トピックス ……………………………………………3
開発の状況 …………………………………………12
第69期の事業の概況(連結)………………………5
株式の状況 …………………………………………12
連結決算 ………………………………………………7
会社概要 ……………………………………………13
個別決算 ………………………………………………9
株主メモ ……………………………………………14
※表紙は、名古屋支店1階ホールのステンドグラス:キリスト教伝道者
の1人である聖ルカ(St. LUKAS)が、病に苦しむ民に投薬治療を行っ
ている様子をモチーフに、健康を願う強い意思を表現したものです。
1
株主のみなさまへ
持田製薬株式会社
代表取締役社長
持田 直幸
株主のみなさまには、ますますご清栄のことと
お慶び申し上げます。
当社グループ第69期(平成18年4月1日から平
成19年3月31日まで)の事業の概況をご報告申し
上げます。
医薬品業界においては、政府の長期的戦略指針
の重点分野に医薬が挙げられ、さらなる研究開発
の推進が期待されておりますが、今後も薬価の引
き下げや後発品使用促進など医療費抑制策が進め
られ、引き続き厳しい状況になることが予想され
ます。
このような環境において当社グループは、総合
健康関連企業としてグループの価値最大化を図る
べく、環境変化に対応した筋肉質の経営を強化し、
「競争力のある事業、領域の確立」「パートナーシ
ップの重視」「リソースの徹底した見直し」の3点
に重点的に取り組んでまいりました。
持田製薬株式会社では、持続性Ca拮抗降圧剤
「アテレック」が、医療現場のニーズに応えた剤型
改良や学術情報提供活動の強化により、昨年に引
き続き二桁成長となりました。高脂血症治療剤
「エパデール」においては、昨年11月に大規模臨
床試験「JELIS」の新たな解析結果が発表され、
着実に売上を伸ばしました。また、本年2月より高
血圧治療剤「ディオバン獏」の共同プロモーション
を開始いたしました。今後も「循環器」
「産婦人科」
「皮膚科」「救急」の4領域に資源を集中するととも
にアライアンスを推進してまいります。
持田製薬工場株式会社では、欧米の品質管理水
準にも対応した最新鋭の製造設備での受託製造を
拡大すべく、展示会出展や営業活動にも力を入れ
てまいりました。引き続き、新薬メーカーとして
の確かな品質保証と高度な製剤技術により、高品
質の医薬品を適正価格で安定供給できるよう努め
てまいります。
持田シーメンスメディカルシステム株式会社で
は、昨年11月に最新の半導体レーザ治療器「メデ
ィレーザソフトパルス10」を、また昨年12月と本
年3月には超音波診断装置ソノビスタシリーズより
液晶ディスプレイ搭載の「ソノビスタ X500」と
「X300」を発売いたしました。今後も新製品の投
入により売上の拡大を図ってまいります。
持田ヘルスケア株式会社では、ノロウイルスの
流行などで衛生ケアへの関心が高まるなか、「コラ
ージュフルフル液体石鹸」が注目を集めました。
また、コラージュブランドの強化に向け、新聞や
Webを通じた積極的な宣伝活動を実施いたしまし
た。今後もお客様のQOLに貢献できる高品質・高
機能の製品を発売してまいります。
当社グループは、お客様のニーズに応える製品
の開発だけでなく、法律・社内規則を遵守したコ
ンプライアンス経営を推進してまいりました。こ
れからも株主のみなさまのご期待に沿えるよう、
さらなる企業価値の向上に取り組んでまいります。
今後ともご支援いただきますようよろしくお願
いいたします。
平成19年6月
2
トピックス
持田製薬グループ「07−09中期経営計画」の
概要を発表
(平成19年4月2日発表)
当社グループでは毎年新しい年度を加えた3年間
の計画を策定しています。2007年度からの3年間
は、
「顔のある総合健康関連企業」に向けて引き続
き利益の重視と将来への投資を継続し、環境変化
に対応した筋肉質の経営を強化いたします。2009
年度の目標(連結)として売上高825億円、営業利
益105億円を掲げています。
肺動脈性肺高血圧症治療薬「Remodulin 獏」
の販売権取得
(平成19年3月28日発表)
当社はユナイテッド・セラピューティクス社
(本社:米国メリーランド州)と、肺動脈性肺高血
圧症治療薬「Remodulin獏」(リモジュリン、一般
名:トレプロスチニル)の独占的販売契約を締結
いたしました。本契約に基づき、当社は日本での
販売承認取得に必要な開発を行ってまいります。
高血圧治療剤「ディオバン 獏」の共同プロモ
ーション提携契約締結
(平成19年1月22日発表)
当社とノバルティス ファーマ株式会社は、選択
的AT1受容体ブロッカー(ARB) 「ディオバン獏」
(一般名:バルサルタン)の共同プロモーション提
携契約について合意いたしました。当社の持続性
Ca拮抗降圧剤「アテレック」に加え、ARB売上世
3
界No.1である「ディオバン獏」の学術情報提供活動
を通じて、重点領域である循環器領域の基盤を更
に強化いたします。
「エパデール」の有用性が各方面から高く評価
高脂血症治療剤「エパデール」の大規模臨床試
験「JELIS」の解析結果が、英国の権威ある医学誌
『The Lancet』
(平成19年3月
発行)に掲載されました。さ
らに、『動脈硬化性疾患予防
ガイドライン2007年版』
(日
本動脈硬化学会より平成19
年4月発行)にも、イコサペ
ント酸エチル(EPA)による
薬物療法が掲載され、「エパ
デール」の有用性が高く評価
されています。
「ヒアロバランス」
、
「大豆イソフラボン&GABA」発売
健康補助食品「ビタコラージュ」シリーズに新
しく、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デル
マタン硫酸などの「複合ムコ多糖」を配合した
「ヒアロバランス」と、大豆
イソフラボンにアミノ酸の
一種であるGABAを追加した
「大豆イソフラボン&GABA」
が加わりました。美容と健
康を気遣う女性のためのク
オリティサプリメントです。
コンパクトで優れた基本性能の超音波診断装
置「ソノビスタ X300」発売
(平成19年3月1日)
「ソノビスタ X300」は、コンパクトながら優れ
た基本性能と汎用性をあわせ持ち、産婦人科領域の
日常診療を強力にサポートす
る最新の超音波診断装置です。
また、
「アキュソン X300」は、
循環器・腹部領域向けの仕様
となっており、幅広い診療科
において活用いただけます。
(持田シーメンスメディカルシ
ステム株式会社)
「コラージュフルフル」
、
「コラージュホワイトニ
ング」の告知キャンペーン実施
持田ヘルスケア譁では、より多くのお客様に製品
の良さを知っていただくため、敏感肌のための薬用
美白シリーズ「コラージュホワイトニング」告知キ
ャンペーンの実施や、肌をカビ(真菌)から守る
「コラージュフルフル」の新・清潔習慣体感キャンペ
ーン等を実施いたしました。引き続き積極的なプロ
モーション活動を展開し、乾燥肌や敏感肌でお悩み
の方に、より良い製品を届けてまいります。
(持田ヘルスケア株式会社)
高性能4Dフルデジタル・カラードプラ超音波
診断装置「ソノビスタ X500」発売
(平成18年12月12日)
「ソノビスタ X500」は、超音波診断装置ソノビ
スタシリーズの新しいラインナップ「X class」の第
一弾となる製品です。液晶デ
ィスプレイや4D画像の処理能
力に優れたfourSightTMの搭載
など、操作性、視認性、拡張
性に優れ、ルーチン検査から
専門的な検査まで総合的な超
音波検査をサポートします。
(持田シーメンスメディカルシ
ステム株式会社)
4
第69期の事業の概況(連結)
全般の状況
当社グループはグループ経営体制の整備、人的
資源の適正化、全社的な生産性の向上への取り組
みなど、経営全般にわたる業務改革を推進すると
ともに、医薬品関連事業では、重点4領域(循環
器、産婦人科、皮膚科、救急)へリソースを集中
するとともに、主力の医薬品を中心とした学術情
報提供活動を積極展開し、ヘルスケア事業では、
これまでの皮膚科、産婦人科の先生方の高い支持
を基盤として、マーケティングの強化に努め、医
療機器事業では、トップシェアを維持してきた産
婦人科での地位をさらに強固にするとともに、循
環器・腹部市場でのシェア拡大を目指した結果、
当連結会計年度の売上高は740億6千6百万円で前
期比4.9%の増収になりました。
セグメント別事業の状況
医薬品関連事業では、主要製品の高脂血症治療
剤「エパデール」が順調に推移し、持続性Ca拮
抗降圧剤「アテレック」も伸長し、膵炎・ショッ
ク治療剤「ミラクリッド」、循環機能改善剤「ロ
コルナール」等の落ち込みがありましたが、売上
高は650億2千8百万円で前期比4.7%の増収にな
りました。
ヘルスケア事業では、個人消費の低迷と基礎化
粧品等敏感肌市場の競争激化のなかで、頭皮ケア
シャンプーおよびリンス「コラージュフルフル」
「フルフルリンス」が堅調に推移し、売上高は34
億2千2百万円で前期比3.7%の増収になりました。
医療機器事業では、超音波診断装置事業のさら
なる拡大、最新の半導体レーザ治療器の発売およ
び販売促進の積極展開により、超音波診断装置
「ソノビスタ-C3000」、「ソノビスタ G60S」、半
5
導体レーザ治療器「メディレーザソフトパルス
10」が売上に寄与し、売上高は56億1千6百万円
で前期比7.8%の増収になりました。
損益の状況
医薬品事業、ヘルスケア事業、医療機器事業の
増収に加え、研究開発費の減少などもあり、薬価
基準引き下げの影響による売上原価率の上昇を吸
収し、営業利益は103億9千6百万円と前期比
18.2%、経常利益は102億3千8百万円と前期比
13.4%、当期純利益は60億3千万円と前期比
20.9%とそれぞれ増益になりました。
研究開発の状況
創薬研究所では世界に認められる独創的新薬の
創製を目指して、糖尿病・肥満、慢性疼痛の2分
野にテーマを集中して活動いたしました。また、
国内外の機関との共同研究も積極的に実施し、研
究活動の効率化を図るとともに、GP 蠧 抗体およ
び疼痛治療薬の導出活動にも積極的に取り組んで
おります。
臨床開発面では、昨年、尖圭コンジローマ治療
剤「イミキモド」と子宮内膜症治療剤「ジエノゲ
スト」の製造販売承認申請を行いました。抗うつ
剤「エスシタロプラム」につきましては、臨床第
蠱 相試験の準備中でありますが、長期投与試験お
よび高齢者長期投与試験を開始いたしました。ま
た、既存薬「エパデール」については、大規模臨
床試験「JELIS」に関する主解析結果が『The
Lancet』誌(平成19年3月発行)に掲載され、そ
の有用性が高く評価されております。
なお、当連結会計年度の研究開発費は82億5千
3百万円であります。
キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動による資金の増加は69億5千1百万円
となりました。これは主に、税金等調整前当期純
利益、減価償却費および仕入債務の増加額から、
売上債権の増加額と法人税等の支払額を差し引い
たものであります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動による資金の減少は48億5千9百万円
となりました。これは主に、有価証券の償還によ
る収入がありましたが、定期預金の預入、有価証
券の取得および有形・無形固定資産の取得による
支出によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動による資金の減少は52億3千5百万円
となりました。これは、短期借入金と長期借入金
の返済と配当金の支払い、自己株式の取得による
支出があったためであります。
財務データ
(単位:百万円)
売上高
80,000
70,627 74,066
63,540 64,254 68,041
60,000
40,000
20,000
0
H15.3
12,000
9,000
9,209
当期の配当金につきましては、前期より5円増
配し1株につき17円の普通配当といたします。な
お、当期は既に中間配当金1株当たり6円を支払
済みでありますので、期末配当金は、これを差し
引いた1株当たり11円と決定いたしました。
H18.3
8,797
5,969
6,000
H19.3
10,396
4,768
3,000
0
H15.3
H16.3
H17.3
H18.3
H19.3
経常利益
12,000
9,507
9,028
6,301
6,000
10,238
5,019
3,000
0
配当金について
H17.3
営業利益
9,000
以上の結果、当期末の現金及び現金同等物は、
前期末に比べ31億4千3百万円減少し、219億5千
9百万円となりました。
H16.3
H15.3
H16.3
H17.3
H18.3
H19.3
当期純利益
8,000
6,000
6,030
4,835
4,988
4,264
4,000
2,299
2,000
0
H15.3
H16.3
H17.3
H18.3
H19.3
6
連結決算
連結貸借対照表(要旨)
(単位:百万円)
前 期
科目
当 期
(平成18年 3 月31日現在)(平成19年 3 月31日現在)
【資産の部】
67,810
現金及び預金
12,424
15,576
受取手形及び売掛金
22,028
24,444
有価証券
13,200
12,601
棚卸資産
10,143
11,436
短期貸付金
2,999
499
その他
3,382
3,251
固定資産
42,065
41,896
19,329
19,172
建物及び構築物
8,265
8,629
機械装置及び運搬具
4,138
4,038
土地
5,105
5,105
有形固定資産
1,820
1,399
580
545
投資その他の資産
22,154
22,178
投資有価証券
12,931
14,455
9,223
7,722
106,245
109,707
その他
無形固定資産
その他
資産合計
7
前 期
当 期
(平成18年 3 月31日現在)(平成19年 3 月31日現在)
【負債の部】
64,180
流動資産
科目
19,784
6,445
2,100
3,380
7,858
13,081
1,800
10,040
1,241
32,866
21,812
8,128
1,900
3,545
8,239
12,131
1,200
9,726
1,204
33,944
615
−
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他有価証券評価差額金
自己株式
資本合計
7,229
1,871
67,990
3,516
△ 7,844
72,763
−
−
−
−
−
−
負債、少数株主持分及び資本合計
106,245
−
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
少数株主持分
純資産合計
−
−
−
−
−
−
−
−
−
70,817
7,229
1,871
68,123
△ 6,407
4,454
4,454
491
75,763
負債及び純資産合計
−
109,707
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
諸引当金
その他
固定負債
長期借入金
退職給付引当金
その他
負債合計
【少数株主持分】
少数株主持分
【資本の部】
【純資産の部】
連結損益計算書(要旨)
連結キャッシュ・フロー計算書(要旨)
(単位:百万円)
前 期
科目
(
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主損失
当期純利益
自 平成17年 4 月 1 日
至 平成18年 3 月31日
70,627
26,789
43,838
35,040
8,797
624
394
9,028
861
1,025
8,864
3,972
39
△
55
4,988
(単位:百万円)
当 期
)(
自 平成18年 4 月 1 日
至 平成19年 3 月31日
前 期
科目
)
74,066
29,084
44,982
34,586
10,396
475
633
10,238
87
43
10,282
4,381
5
△
123
6,030
(
自 平成17年 4 月 1 日
至 平成18年 3 月31日
当 期
)(
自 平成18年 4 月 1 日
至 平成19年 3 月31日
営業活動によるキャッシュ・フロー
8,446
6,951
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 5,726
△ 4,859
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 6,414
△ 5,235
現金及び現金同等物の増減額(減少:△)
△ 3,693
△ 3,143
現金及び現金同等物の期首残高
28,796
25,102
現金及び現金同等物の期末残高
25,102
21,959
)
連結株主資本等変動計算書(要旨)
(単位:百万円)
株 主 資 本
当 期
4月1日
至 平成19年 3 月31日)
(自 平成18年
平成18年3月31日残高
連結会計年度中の変動額
剰余金の配当(注)
剰余金の配当
役員賞与(注)
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
平成19年3月31日残高
資本金
7,229
資本剰余金 利益剰余金
1,871
67,990
△
△
△
−
7,229
−
1,871
935
737
30
6,030
評価・換算差額等
その他 少数株主持分 純資産合計
自己株式 株主資本合計 有価証券
評価差額金
69,247
△ 7,844
△ 4,194
△ 2,757
4,194
935
737
30
6,030
△ 2,757
−
132
68,123
1,437
△ 6,407
1,569
70,817
615
3,516
△
△
△
73,379
△
△
△
935
737
30
6,030
△ 2,757
−
937
△
123
814
937
4,454
△
123
491
2,384
75,763
(注)平成18年6月29日の定時株主総会における利益処分項目であります。
8
個別決算
貸借対照表(要旨)
(単位:百万円)
前 期
科目
当 期
(平成18年 3 月31日現在)(平成19年 3 月31日現在)
【資産の部】
56,342
9,778
13,249
受取手形及び売掛金
19,187
21,260
有価証券
12,553
11,953
棚卸資産
3,016
3,785
短期貸付金
7,499
3,412
その他
2,852
2,680
固定資産
39,550
42,898
6,564
6,481
2,280
2,188
143
152
3,244
3,244
896
896
406
365
32,579
36,051
4,700
4,400
23,808
25,332
4,070
6,318
94,437
99,240
現金及び預金
有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土地
その他
無形固定資産
投資その他の資産
長期性預金
投資有価証券
その他
資産合計
9
前 期
当 期
(平成18年 3 月31日現在)(平成19年 3 月31日現在)
【負債の部】
54,887
流動資産
科目
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
諸引当金
その他
固定負債
退職給付引当金
その他
負債合計
13,462
3,956
500
2,779
6,227
9,460
8,279
1,181
22,923
15,702
5,416
500
2,906
6,878
9,189
8,036
1,153
24,891
7,229
1,871
66,740
3,516
△ 7,844
71,514
−
−
−
−
−
−
94,437
−
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
純資産合計
−
−
−
−
−
−
−
−
69,893
7,229
1,871
67,199
△ 6,407
4,454
4,454
74,348
負債及び純資産合計
−
99,240
【資本の部】
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他有価証券評価差額金
自己株式
資本合計
負債及び資本合計
【純資産の部】
損益計算書(要旨)
(単位:百万円)
前 期
科目
(
自 平成17年 4 月 1 日
至 平成18年 3 月31日
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
当 期
)(
61,611
24,269
37,341
29,356
7,984
964
75
8,874
自 平成18年 4 月 1 日
至 平成19年 3 月31日
(単位:百万円)
前 期
科目
)
64,436
25,758
38,677
29,176
9,501
902
238
10,165
(
当 期
自 平成17年 4 月 1 日
至 平成18年 3 月31日
特別利益
特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
前期繰越利益
中間配当額
当期未処分利益
849
964
8,758
3,374
277
5,106
4,078
562
8,622
)(
自 平成18年 4 月 1 日
至 平成19年 3 月31日
)
1
27
10,139
4,058
△ 275
6,356
−
−
−
株主資本等変動計算書(要旨)
(単位:百万円)
株 主 資 本
利益剰余金
資本金
資本
準備金
その他利益剰余金
利益
準備金 特別償却 固定資産 別途積立金 繰越利益
準備金 圧縮積立金
剰余金
7,229
1,871
当 期
(
自 平成18年 4 月 1 日
至 平成19年 3 月31日
)
平成18年3月31日残高
事業年度中の変動額
特別償却準備金の積立(注)
特別償却準備金の取崩(注)
特別償却準備金の取崩(当事業年度)
固定資産圧縮積立金の取崩(注)
別途積立金の積立(注)
剰余金の配当(注)
剰余金の配当
役員賞与(注)
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
株主資本以外の項目の
事業年度中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
平成19年3月31日残高
評価・換算差額等
資本剰余金
1,807
261
88
△ 81
△ 122
−
7,229
−
1,871
648
8,622 △7,844
株主
資本
合計
67,997
その他 純資産
合計
有価証券
評価差額金
3,516
−
−
−
−
−
△ 935
△ 737
△ 30
6,356
△2,757 △2,757
△4,194
4,194
−
△
△ 648
− △ 116 △ 648
1,807
145
−
(注)平成18年6月29日の定時株主総会における利益処分項目であります。
55,400
自己
株式
88
81
122
648
2,000 △2,000
△ 935
△ 737
△ 30
6,356
2,000 △ 775
1,437
57,400
7,847 △6,407
1,896
69,893
71,514
−
−
−
−
−
△ 935
△ 737
△ 30
6,356
△2,757
−
937
937
937
4,454
2,834
74,348
◇記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
10
主要製品概要
医薬品
エパデール
アテレック
アラセナ-A
ミラクリッド
スプレキュア
グランダキシン
ロコルナール
高脂血症治療剤
持続性Ca拮抗降圧剤
抗ウイルス剤
膵炎・ショック治療剤
GnRH誘導体製剤
自律神経調整剤
循環機能改善剤
医療機器製品(持田シーメンスメディカルシステム株式会社)
アキュソン セコイア
循環器領域の超音波診断装置
アキュソン アンタレス
腹部・表在領域の超音波診断装置
ソノビスタ-C3000
産婦人科領域の超音波診断装置
ソノビスタ X500
産婦人科領域の超音波診断装置
ソノビスタ X300
産婦人科領域の超音波診断装置
メディレーザソフトパルス10
半導体レーザ治療器
ヘルスケア製品(持田ヘルスケア株式会社)
コラージュホワイトニングシリーズ
敏感肌のための美白化粧品
コラージュS基礎化粧品
敏感肌のための保湿性基礎化粧品
コラージュゴールドS基礎化粧品他
シリーズ
コラージュ石鹸(固形)
肌タイプに合わせて選べる低刺激
コラージュ液体石鹸(液体)
性石鹸シリーズ
コラージュフェイシャルソープ(泡状)
日本初の抗真菌(カビ)成分配合のヘ
コラージュフルフル
アケアシリーズ、薬用リキッドソープ
コラージュフルフル液体石鹸他
清拭剤を中心とした介護・看護ケアシリーズ
スキナ/スキナクレン他
ベビー用沐浴剤
スキナベーブ
コラージュS基礎化粧品シリーズ
11
コラージュ石鹸シリーズ
(カプセル)
(シームレスカプセル)
魚油を精製したEPAを成分とする
高脂血症治療剤「エパデール」
左:ソノビスタ X500
右:アキュソン セコイア
コラージュフルフルシリーズ
開発の状況(平成19年5月現在)
一
治 験 番 号
般
名
商
品
名
開 発 段 階
MJR-35
ジエノゲスト
未定
申請中
(2006年4月申請)
MR-20V
ウリナスタチン
未定
臨床第蠡相:一時中断
(剤型追加・効能追加)
* MTD-39
イミキモド
ベセルナ
* MLD-55
エスシタロプラム
未定
イコサペント酸エチル
エパデール
トレプロスチニル
未定
MND-21
* MD-0701
適
応
症
子宮内膜症
経口剤
切迫早産
腟坐剤
申請中(2006年5月申請)
尖圭コンジローマ
臨床試験準備中
日光角化症
臨床第蠱相準備中
(長期投与試験・高齢者長
期投与試験開始)
剤 型
外用剤
うつ病
経口剤
臨床初期第蠡相終了
アルツハイマー型認知症
経口剤
臨床試験準備中
肺動脈性肺高血圧症
注射剤
*変更等のあった品目
株式の状況(平成19年3月31日現在)
○株式数
所有者別株式分布
漓発行可能株式総数
300,000,000株
滷発行済株式の総数
131,223,000株
○株主数
大株主(上位10名)
株 主 名
財団法人持田記念医学薬学振興財団
持田 和枝
株式会社三菱東京UFJ銀行
渡辺 進
みずほ信託退職給付信託みずほ銀行口
再信託受託者資産管理サービス信託
財団法人高松宮妃癌研究基金
持田 英
日本水産株式会社
日本トラスティ・サービス信託銀行
株式会社(信託口)
持田 直幸
14,915名
持株数
12,721(千株)
6,200
5,866
5,638
出資比率
9.69(%)
4.72
4.47
4.30
5,380
4.10
3,909
3,894
3,000
2.98
2.97
2.29
2,680
2.04
2,441
1.86
個人・その他
46.42%
金融機関
19.00%
証券会社
0.45%
その他の法人
21.07%
外国法人等
6.08%
自己名義
6.98%
所有株式数別分布
自己名義
6.99% 1人
1,000単元以上
54.30% 22人
1単元未満
1.21% 3,753人
1単元以上
16.13% 10,626人
10単元以上
7.67% 453人
100単元以上
13.70% 60人
(注)上記のほか、当社所有の自己株式が9,164千株あります。
12
会社概要(平成19年3月31日現在)
●概 況
創
業
大正2年4月16日
●事業所、研究所
本
社
東京都新宿区四谷一丁目7番地
設
昭和20年4月28日
支
立
店
札幌支店、仙台支店、東京支店、東京第
事 業 内 容
各種医薬品の販売、並びに輸出入
二支店、首都圏支店(横浜市)、名古屋支
資
本
金
72億29百万円
店、大阪支店、京都支店、広島支店、福
従
業
員
1,367名(平成19年3月末)
岡支店
その他事業所
グループ会社
旭川、函館、青森、秋田、盛岡、郡山、
持田製薬工場株式会社
新潟、高崎、宇都宮、水戸、土浦、千葉、
持田シーメンスメディカルシステム株式会社
松戸、埼玉(蕨市)
、川越、多摩(立川市)、
厚木、静岡、浜松、松本、甲府、北陸
持田ヘルスケア株式会社
(金沢市)、大阪北(豊中市)、堺、神戸、
株式会社持田インターナショナル
松山、高松、高知、徳島、岡山、米子、
株式会社テクノネット
山口、北九州、大分、長崎、熊本、宮崎、
鹿児島、沖縄(那覇市)
研
究
所
創薬研究所(御殿場市)、開発研究所(御
殿場市)、製剤研究所(藤枝市)
ホームページアドレス http://www.mochida.co.jp
岡本太郎 作「歓び」の像
(本社玄関前)
当社の財務情報については、「株主・投資家情報」よりご覧いただけます。
13
●役 員(平成19年6月28日現在)
取締役および監査役
■ 株主メモ
代表取締役社長
持
代表取締役専務
専 務 執 行 役 員
小清水 盛 男
代表取締役専務
専 務 執 行 役 員
青
取締役常務執行役員
延 原 正 弘
磯 村 八州男
佐々木 薫
河 野 洋 一
中 村 民 夫
渡 辺 進
岸 和 正
中 瀬 博
小 川 洋
小 島 章 伸
石 川 清 隆
稲 田 寛
取締役常務執行役員
取締役常務執行役員
取締役常務執行役員
取締役執行役員
取 締 役 相 談 役
取 締 役 ( 社 外 )
常
勤
監
査
役
常
勤
監
査
役
監 査 役 ( 社 外 )
監 査 役 ( 社 外 )
監 査 役 ( 社 外 )
田
木
直
幸
誠
事業年度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会
6月下旬
配当金
期末配当の基準日 毎年3月31日
中間配当の基準日 毎年9月30日
基準日
定時株主総会については3月31日。
そのほか必要あるときはあらかじめ公告い
たします。
公告方法
日本経済新聞に掲載して行います。
証券コード
4534(東京証券取引所)
単元株式数
1,000株
株主名簿管理人
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社
同事務取扱場所
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
(連絡先)
〒135-8722
東京都江東区佐賀一丁目17番7号
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120−288−324(フリーダイヤル)
執行役員(取締役による兼務は除く)
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
井
出
舟
稲
高
稲
平
匂
専用ホームページ
上
口
喜
垣
柳
垣
田
坂
幸
隆
光
和
省
圭
夫
嗣
一
隆
久
三
彰
一
http://www.mizuho-tb.co.jp/daikou/
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託銀行の電話およびインターネットでも承っていま
す。なお、専用ホームページでは、“お手続内容”
で一部届出用紙の出力ができます。
同取次所
みずほ信託銀行株式会社 全国各支店
みずほインベスターズ証券株式会社 本店および全国各支店
14
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