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Patient Advocate Program/患者・家族向けプログラム 〜医療者と患者
2016 年 7 月 28 日(木)~30 日(土)の 3 日間、 神戸国際展示場・神戸国際会議場にて開催される第 14 回日本臨床腫瘍学会学術集会に 患者・家族、一般の方々に向けた参加費優待プログラムです Patient Advocate Program/患者・家族向けプログラム 〜医療者と患者の垣根を越えよう〜 実施・募集要項 このプログラムの応募にあたっては、応募基準、注意事項があります。 本実施要項をよくお読みの上ご応募頂きますようお願い致します。 1 0. 会長挨拶 第 14 回日本臨床腫瘍学会学術集会 会長 南 博信(神戸大学大学院医学研究科 腫瘍・血液内科 教授) 2016 年の第 14 回日本臨床腫瘍学会学術集会を神戸で開催させていただ くことになりました。 近年の分子生物学の急速な進歩により、がんの発生・増殖・転移の機序 が解明され、それに基づいた治療戦略が開発されています。これを効率的 に臨床に昇華させるためには、従来の臓器・領域別の研究・診療体制では なく、がんを臓器・領域横断的にとらえる必要があります。また、基礎研 究と臨床研究を融和させる必要もあります。 そ こ で 今 回 の 学 術 集 会 の テ ー マ を 、『 Breaking Through the Barriers: Optimizing Outcomes by Integration and Interaction』とし、がんの分子生物学の発展をがん患者および家族の利益に結びつ けるために、領域を越えた産学官の連携を図りたいと考えております。このコンセプトのもと、臓器・ 領域別のプログラム以外に、横断的なプログラムを充実させ、従来の臓器・領域別の枠を越えた討論の 場を提供できるようにしたいと企画しています。これが臨床腫瘍学の発展に寄与し、がん医療の向上に つながるものと確信しています。 第 14 回日本臨床腫瘍学会学術集会では、例年と同様の形式のシンポジウムや一般演題などの他に、 宿題報告や、Pro vs Con 形式で討論するワークショップなども企画しています。これにより未解決の問 題をクローズアップし、その解決につながることを期待します。海外および国内の関連学会との合同プ ログラムも設け、学術集会の科学的レベルを高めるとともに国際化を推進したいと思います。がん薬物 療法専門医も 1000 人を越え、ますますその活躍が期待されています。がん薬物療法専門医の活躍の場 が広がるような企画も考えたいと思います。一方、チーム医療であるがん薬物療法を適切に推進するた めに、医師以外の医療専門職にとっても意義あるプログラムを企画します。 日本臨床腫瘍学会は会員数も毎年増加し続け、1 万人に到達しようとしています。前回の学術集会の 参加者数も 5000 名を超え、活発な討論が行われました。招聘演者ばかりでなく海外からの一般参加者 も増えています。ますます多くの参加者を国内外から国際都市である神戸に迎え有意義な学術集会にす るとともに、日本から世界に情報発信するよう、企画委員会、事務局一同努力しています。 第 14 回日本臨床腫瘍学会学術集会が参加される方々の専門領域だけでなく、他領域の研究者との情 報交換、討議の場となり、臨床腫瘍学の発展とがん医療の向上につながることを願っています。 海や山に囲まれた美しい異国情緒の溢れる港町神戸で、皆様のお越しを心よりお待ち致しております。 2 1. 本プログラムの目的 本プログラムは、応募基準を満たす(別項 3. 応募資格)患者、家族、一般の方々に対し、参加費優 待を提供することにより、日本臨床腫瘍学会が患者・家族、市民と課題を共有し議論していくための場 として、より良いがん診療の実現に資することを目的として実施します。 より良いがん医療環境実現のためには、学会のようなアカデミアや医療者だけではなく、患者さんや ご家族も含めて、あらゆるステークホルダーが、がん医療の進歩や課題を共有し、新たな時代を切り拓 いていかねばならないと考えています。このプログラムが、今回の学術集会のテーマ“Breaking Through the Barriers: Optimizing Outcomes by Integration and Interaction”にあるように、医療者と患者・ 家族、一般の方々が、互いに立場の垣根を越えて学び合う機会となることを願っています。 注:このプログラムは、私的な参加目的(自身のために特定のがんを勉強したい、自身の治療に対する セカンドオピニオンを求める)、ヘルスケア関連企業の方の参加を助成するものではないことにご注意 下さい。本募集要項、及び別項(別項 3. 応募資格)をよくお読み頂きご応募下さい。 2. プログラム概要 このプログラムでは、応募資格を満たす個人に対し、2016 年 7 月 28 日(木)~30 日(土)神戸で開 催される第 14 回日本臨床腫瘍学会学術集会における、患者・家族・市民に対する学術集会参加費優待 プログラムで、通常、非会員 12,000 円のところ、対象者は 3 日間通しで、\3,000 でご参加頂けるプロ グラムです。ただし、事前申し込みが必要で、参加人数には制限があります(原則、申し込み先着順)。 【募集締め切り】2016 年 7 月 14 日(木)午後 5 時 【会場(場所)】神戸国際展示場・神戸国際会議場(神戸市中央区港島中町) 会場は日本一空港に近いコンベンションセンターで、交通アクセスに優れた立地となっています。 神戸の中心地・三ノ宮駅と神戸空港をつなぐ、「ポートライナー」で市民広場駅下車すぐ。周辺は駐車 場も充実し、車でのご来場にも便利です。 3 【プログラム内容】 内容・講師は変更になる可能性もありますので、Web サイトでご確認ください PAP 運営事務局 9:00-10:00 オリエンテーション (NPO 法人キャンサーネットジャパン) 7/28 10:00-11:00 日本のがん対策の現状と課題 調整中(厚生労働省 健康局) 11:20-12:10 ランチョンセミナー:がん薬物療法のイロハ 今村 善宣(神戸大学医学部附属病院) がん免疫について整理しよう 清田 尚臣(神戸大学医学部附属病院) 13:30-14:30 がん治療の支持療法と副作用対策 西村 明子(神戸大学医学部附属病院) 14:30-15:30 がんの放射線治療 西村 英輝(神戸低侵襲がん医療センター) 15:30-16:30 がんに対する緩和ケア 坂下 明大(兵庫県立加古川医療センター ) 9:00-10:00 がん患者の心のケア 明智 龍男(名古屋市立大学大学院医学研究科) 10:00-11:00 がんと暮らし(お金と仕事のこと) (木) 12:30-13:30 賢見 卓也(NPO 法人がんと暮らしを考える会) 近藤 明美(近藤社会保険労務士事務所) 11:00-12:00 がん医療を支えるチーム医療 向原 徹(神戸大学医学部附属病院) 12:30-13:20 ランチョンセミナー:臨床試験について学ぼう 林 秀敏(近畿大学医学部内科学) 7/29 長谷川 一男(肺がん患者会 ワンステップ!) (金) 13:30-14:30 患者が変える、がん医療 山岡 鉄也(株式会社 日経 BP) 柳澤 昭浩(NPO 法人キャンサーネットジャパン) 16:00-18:00 シンポジウム: 中西 洋一(九州大学) がん医療の進歩のためにできること 大橋 靖雄(中央大学) 眞島 喜幸(PanCAN Japan) 9:00-10:00 ホントに効くの?!代替医療のエビデンス 大野 智(大阪大学大学院医学系研究科) 10:00-11:00 知っておこう、がんリハのこと 辻 哲也(慶応義塾大学病院 ) 11:00-12:00 医師が患者になって 杉山 徹(岩手医科大学) 7/30 (土) 12:20-13:10 ランチョンセミナー: 勝俣 範之(日本医科大学武蔵小杉病院) インチキ療法に騙されないためには ラップアッップセッション: 13:30-14:30 海原 純子(日本医科大学) がんと向き合える社会のために ・原則、学術集会で実施される全プログラム・セッションへの参加が可能です (ただし薬機法:旧薬事法 の都合上、企業共催のプログラム・セッションにはご参加いただけません)。 ・上記理由により、企業展示ブースへのお立ち寄りもご遠慮ください。 ・各日、ランチョンセミナーには昼食としてお弁当が提供されます。 4 3. 応募基準 神戸で開催される第 14 回日本臨床腫瘍学会学術集会(2016 年 7 月 28 日~30 日)の本プログラムの 開催趣旨を理解し、注意事項を遵守頂ける患者・家族・市民(全日参加できない方も応募可能です)。 なお、医師、歯科医師、メディカルスタッフなど医療関係者、医療関係企業の方々は本プログラムには 応募できません。 また、応募する個人が、以下に該当する団体(がん患者団体・支援団体)に所属する場合、応募資格 の対象となりません。 ・特定の医療機関、医師を支持、あるいは助成を受ける団体 ・承認、未承認にかかわらず、特定の治療法を支持、推進する団体 ・特定の健康食品、健康器具等を推奨、販売する団体 ・特定の政治団体、宗教等を支持、あるいは助成を受ける団体 注:但し、上記項目は、個人の信教の自由、及び政治活動の自由を妨げるものではありません。 4. プログラムに関する注意事項 ① 学会場までの交通費、宿泊費はご自身で負担頂き、またご自身で手配下さい。 ② 本プログラム(PAP 会場)以外での発表者・医療者への質問はお控え下さい。 ③ 原則、許可されたプログラム以外での写真撮影、動画収録、音声録音は禁止です。 ④ 本プログラム(PAP 会場)以外で、学会に参加する医師を始めとする医療者への質問、相談はご遠慮下 さい。 ⑤ 薬機法:旧薬事法による「広告の制限」より、企業展示ブースへの立ち入り、企業共催セミナー (ランチョンセミナー、イブニングセミナーなど)への参加はできません。 ⑥ 上記①~⑤を遵守頂けない場合、参加をご遠慮頂く場合があることをご了承下さい。 5. 応募方法 ① インターネットからの申込:http://www.cancernet.jp/jsmo2016/にて、オンライン上で申込み可能 です。 ② メールでの申込:メールのタイトルを「JSMO2016PAP 申込み」とし、[email protected] まで 必要事項【①氏名(かな)・年代、②立場(がん体験者、家族・遺族、がん患者支援者)③連絡先】 を明記のうえ、お申し込みください。 5 ③ ファックスでの申込:所定の応募用紙に必要事項を明記し、06-6886-3387 までファックスにて送付 下さい。なお、ファックスで申し込まれる方は、事務局より日本臨床腫瘍学会の表記がある参加票 がファックス送信されます。この点をご了承頂き、お申込み下さい。 ④ 応募受付期間・締切 応募締切は、2016 年 7 月 14 日午後 5 時までとします。 ④問合せ先 NPO 法人キャンサーネットジャパン内 JSMO 2016PAP 運営事務局 〒113-0034 東京都文京区湯島 1-10-2 御茶ノ水 K&K ビル 2 階 電話 : 03-5840-6072 ファックス : 03-5840-6073 E-mail:[email protected] *申し込み受付はキャンサーネットジャパン大阪事務局にて対応いたします Tel 06-6886-3388 Fax 06-6886-3387 6. 参加受付と方法 ① インターネット・メールを通じ申し込まれた方は、自動返信メールが届きますので、参加受付にて 自動返信メールのプリントアウトをご提示下さい。 ② ファックスで申し込まれた方には、事務局より参加票がファックスにて送付されます。参加受付に てご提示下さい。 ③ 学会参加にあたっては、必ず参加受付に立ち寄り、参加費をお支払いのうえ、市民向けプログラム 参加ネームタグを受け取ってから PAP 会場にお越し下さい。 6