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ベンチャー育成連携事業

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ベンチャー育成連携事業
平成21年度
ベンチャー育成連携事業
事例集
沖縄での新たな挑戦を、応援します。
目 次
平成21年度ベンチャー育成連携事業概要
1
平成21年度認定ビジネスプラン事業紹介
■フロンティア認定
CANSYA
[網田 誠]
2
Office BULAT
[秋友 かんな]
3
フーカキサバニ事務局
[森 洋治]
4
あしびっとワークス
[藁科 邦利]
5
MM SEA SIR
(エムエムシーサー)
[宮城 光男]
6
■アドバンス認定
Flight Simulation Okinawa [玉那覇 尚也]
7
株式会社フライパンズ
8
[申請者:株式会社エンジンズ(大阪)]
沖縄インキュベーション・マネージャー養成研修 概要
9
平成 21 年度ベンチャー育成連携事業 概要
ベンチャー育成連携事業の目的
本県におけるベンチャー企業や新規事業の創出を推進するために、沖縄県において継続的にベンチャー企業や
新規事業の発掘及び支援する仕組みを構築するとともに、インキュベーション施設を保有する市町村と連携を行
うことを目的としています。
事業概要
①事業名 ベンチャー育成連携事業
②事業実施主体 沖縄県産業振興公社(沖縄県からの委託事業)
③総事業費 約 1,900 万円
④認定種類 ⑴フロンティア認定(実現可能性が高いビジネスプラン)
⑵アドバンス認定 (実現可能性があるビジネスプラン)
⑤支援概要 専属インキュベーションマネージャーによる支援 県内の市町村インキュベート施設への斡旋、事業計画のブラッシュアップ FS及び市場調査費の助成、県外展開支援、ビジネスマッチングなど
応募資格(以下の用件に該当するベンチャー企業若しくは個人(創業準備者、創業若しくは会社設立後、原則 3 年以内))
①独自のアイディアや技術等を保有すること
②沖縄でベンチャー企業を設立又は新規事業の創出を目指すこと
③事業化の実現に不可欠なシーズをすでに保有しており、利用可能であること
④製品・サービス等の事業化計画を有しており、推進体制の構築が可能であること
⑤県内活動拠点において、専従できる事業責任者を配置すること
平成21年度認定ビジネスプラン
【フロンティア認定】
No
ビジネスプラン名
申請者
ビジネスプラン概要
1
さとうきび粉末を利用した、商
品作りの提案
CANSYA
[網田 誠]
2
アートエリアプロジェクト「クリ
エーターズビレッジ」
Office BULAT
[秋友 かんな]
芸術創造の街「アートエリア」を築くビジネスインキュベーショ
ン事業
3
帆かけサバニ推進プロジェクト
フーカキサバニ事務局
[森 洋治]
沖縄の海の文化「フーカキサバニ」(帆かけサバニ)の復活に向けた、体
験サバニ、サバニスクール、サバニ製造、航海などの プロデュース事業
さとうきびの粉末を使用した商品開発化と事業化
【アドバンス認定】
No
ビジネスプラン名
申請者
ビジネスプラン概要
4
360度パノラマ映像技術を用い
たコンテンツサービス事業
あしびっとワークス
[藁科 邦利]
特殊な撮影および編集による360度パノラマ映像とITを活
用した事業の展開
5
沖縄から世界に向けて発信する
シーサージュエリーのブランド化
MM SEA SIR
[宮城 光男]
沖縄の伝統であるシーサーを進化させたジュエリーブランド
『シーサー琳派』-自分だけの本物の宝物アッシュペンダント
の提供
6
パイロット養成のための座学・ Flight Simulation Okinawa
パイロット養成のための座学・シュミレーター訓練スクール事業
シミュレーター訓練の提供
[玉那覇 尚也]
7
沖縄地域資源活用型ゲームビジ
ネスの展開(ゲームキャピタル
OKINAWA)
株式会社エンジンズ
「沖縄」の有する地域資源を活用した、新たなゲームの企画・
開発事業
1
CANSYA
ビジネスプラン概要
さとうきび粉末を利用した、商品づくりの提案
フロンティア認定
農家と連携して、さとうきび粉末を利用した商品作り
に取り組み、沖縄の基幹産業の活性化に貢献したい
■ 事業内容
■ 起業したきっかけ
さとうきび粉末そのものと、さとう
沖縄で事業を起こすにあたって、
「沖
きびの茎をスライス・乾燥などの過程
縄の産物を県外に広めることで沖縄
で仕上げた飲み物「琉球黒湯」など、
に貢献できれば」と思い、いろいろ
粉末を利用した商品の製造・販売を
な産物の可能性を探り、さとうきびに
行っています。 注目しました。さとうきびは沖縄の基
幹産業でありながら生産量が減少し、 さとうきび粉末を泡盛に漬け込んだ
各方面に大きな影響を及ぼしていま 「泡ラム」も開発し、久米仙酒造(株)
で製造しています。
す。
そこでハワイのタンポポコーヒーを
ヒントに、さとうきびからお茶が作れ
ないかと思い、1998 年から研究を始
めました。まずさとうきびの茎をまる
ごとスライス・乾燥させた飲み物を作
りました。次にミルを使って粉末化し
たところ、より飲みやすく好評だった
ので、より高度に粉末化できれば飲
料以外にも用途が広がるのではと思
人気となった沖縄産業まつりでの泡ラム
い研究を続け、11 年目にしてやっと
微粉末化に成功しました。
■ 進捗状況
泡ラムを取り扱っていただく小売店
に関しては、
「沖縄のさとうきび産業
の活性化を図りたい」という思いに共
感していただけるところに直接出向き
営業を行っています。
粉末に関しては、珍しさや、体にも
やさしい健康食材であることなど商
品力の高さを認知していただくために
きな粉のような粉末と試作中のお菓子
食べ方や使い方も提案しながら営業
することを心掛けています。
支援を受けた感想 ————————————————
この1年間はこれまでの 10 年間に匹敵するほど、中身
の濃い時間が流れました。以前は課題が山積しており、ど
こから整理をしてよいか分かりませんでしたが、第三者の
目としてアドバイスいただけたことで、目の前の課題をタイ
ムスケジュールに落とし込むことができ、無駄なく動くこ
とができました。マネージャーの支援は事務的でなく、
「心」
でバックアップしていただけたので、とても心強い後押し
になりました。
綱田 誠 氏
2
CANSYA
代表者:綱田 誠
設 立:2009 年 5 月
住 所:沖縄県沖縄市胡屋 6 丁目 13-10
TEL:098-930-1838
HP:http://cansya.net
E-mail:[email protected]
また、さとうきび 粉末と紅イモを
使ったリキュールの開発も進めている
ところです。
■ 今後の展開
沖縄の基幹産業の活性化に繋げる
ためにも、粉末を二次加工で使える
販路を広げて行きたいと思います。さ
とうきびをまるごと粉末にしているの
で、食物繊維も豊富で、またアルカリ
食品で健康にも良く、地産地消として
も食育につながるので、強くアピール
していきたいと思います。将来的にそ
の商品が学校給食で使われると良い
と思います。
また農家との連携を強めることで、
高品質のさとうきびを確保していきた
いと思っています。農家の方には、さ
とうきびを提供していただくだけでな
く、工場で加工する作業にも携わっ
ていただくことで雇用を促進し、高い
品質づくりへの意識も高められればと
計画中です。
ラム酒に近い味から「泡ラム」と名付けた
インキュベーションマネージャーコメント
さとうきびで事業をするなら本場
の沖縄で取り組むべきと移住を決
意し、約 10 年間試行錯誤して、さ
とうきび粉末、泡ラムの商品が誕生
しました。人のつながりを大切に事
業を進めていく、その気持ちが広が
り始め、形になって現れてきていま
す。さとうきびの新たな可能性を今
後も引き出してください。
Office BULAT
ビジネスプラン概要
アートエリアプロジェクト「クリエーターズビレッジ」
ロデュースで支援していきます。
■ 起業したきっかけ
様々なジャンルで創作活動を続ける
■ 進捗状況
人の多い沖縄ですが、それがビジネ
クリエーターが制作、商品販売、
スへと繋がっていかない現状を、何と
ワークショップなどで運営している
かビジネスへと繋げていきたいと思っ
シェアショップ「カラーズハウス」が中
たのがきっかけで、個人的な取り組
心となって毎月第 2 日曜日に沖縄市中
みとして、活動場所の提供や、発表
心市街地パルミラ通りにおいて、青空
する場の提供・企画・コーディネート
手作りアート市「ララ☆マート」を開
などの支援を行ってきました。しかし
催し「アーティスト・クリエーター」
「地
個人的な活動には限界があり、それ
域」
「人」が、気軽に交流できる場
を個人(民間)・行政・関連機関が連
の提供を行っています。また、2 月に
携することで、一体型の大きな動きが
行われた「第 69 回東京インターナショ
できないものかと考えたのが、沖縄
ナルギフトショー春 2010」に出展し、
市中心市街地を拠点とした「クリエー
クリエーターズビレッジのオリジナル
ターズビレッジ構想」アートエリアビ
作品の第1段
「オクルビ」の発表とアー
ジネスインキュベーション事業です。
ティスト6名の作品を紹介しました。
沖縄市には既に創造産業、特にも
大手企業から企画書の提案を求めら
のづくりで活躍している人が多く活動
れるなど、本土とのビジネスマッチン
している街です。その沖縄市の魅力
グに大きな手応えを感じました。
「オク
を最大限に活かした新たな産業の創
出、
「ものづくり」
「街づくり」
「人づくり」 ルビ」は郵送可能な折りたたみ式照明
(グリーティングカード)で、送る人に
がしたいと思ったのがはじまりです。
光とともに気持ち
を届けるというコ
■ 事業内容
沖縄市中心市街地の空き店舗を活用
ンセプトのもと、
模 様に意味を持
した創作活動の拠点づくり、環境整備
を行っています。それは、アーティスト
・ つ伝統工芸紅型
カラーズハウス
の「かた」に着目
クリエーターが創作活動に集中できる
しデザインが施さ
環境を整えることで、新たな参入と創
れています。
業を促進させることです。クリエーター
ズビレッジの入居者に対して県内外・ このようにクリ
エーターズビレッ
海外での販路拡大を視野に、ビジネス
展開ができる仕組みと個々にあったプ
ジではオリジナ
ララマート
支援を受けた感想 ————————————————
企画、コーディネート、プロデュースに必要なブランディ
ング構築の仕組みや、ビジネスマーケティングなどを学べ
たことは、今後の活動において大きな収穫でした。また「東
京ギフトショー」という発表の場を得られたことも、今後
の展開において大きな弾みでした。今回支援を受けたこと
で、こんなにも早く適した発表の場をアーティスト・クリエー
ターに提供できたことはこの支援なしには実現できなかっ
たと思います。
秋友 かんな 氏
ル作品の製作を通して、入居クリエー
ターを育成し、過程を学んでもらい自
立を支 援 する体
制 の 構 築も目指
しています。その
ほか、 美 来 工 科
高校のコンピュー
ターデ ザイン 科
には、アーティス
ト・クリエーター
を社会人講師とし
ギフトショー用パンフレット
て派 遣しており、
生 徒 がより刺 激
的で、 現実 的な
クリエイションの
道・現 場 を、 社
会人講師から学
オクルピ
んでいます。
フロンティア認定
沖縄市中心市街地にクリエイティブ産業を集積。
沖縄における芸術創造産業の拠点を築きたい。
Office BULAT
代表者:秋友 かんな
設 立:2009 年 2 月
住 所:沖縄県沖縄市中央 1-17-14
TEL:098-934-3076
HP:http://www.office-bulat.com
E-mail:[email protected]
■ 課題と今後の展開
2010 年 4 月の『沖縄クリエーターズ
ビレッジ』事業の本格始動に向けて、
クリエーターズビレッジの拠点整備、
現場で動く私と、県外・海外へと市
場展開させる企画プロデューサー、そ
して関わる運営スタッフの組織づくり
が整ってきました。その組織により、
これまでの支援活動から、本格的な
ビジネス支援にミッションを定め、確
実な実績に繋げます。現在、沖縄市
にて創業者に対する支援策が検討さ
れており、次年度は沖縄市との連携も
見えてきました。個人(民間)と行政、
関連機関が連携して支援にあたる成
功例として評価を得られるように、今
後は一人でも多くの自立したアーティス
ト・クリエーターを増やすことが課題
です。
インキュベーションマネージャーコメント
“沖縄における芸術・創造産業の拠
点を築きたい”との夢へ向けて、一
歩一歩前進する秋友さん。その思い
に共感する人たちの輪が拡がりつ
つあります。この 1 年で、その強
い想いがカタチになってきました。
魅力的な人が集う「沖縄クリエー
ターズビレッジ」、いよいよ本格始
動、応援しています!
3
フーカキサバニ事務局
ビジネスプラン概要
帆かけサバニの復活に向けたプロジェクト
フロンティア認定
ビジネスとして成功させて伝統技術を継承。
沖縄の海洋文化を伝えていきたい。
■ 起業したきっかけ
もともと海洋文化に興味を持って
いましたが、2000 年沖縄サミットの
記念イベントとして開催されたサバニ
レースに手伝いとして参加したのがは
じまりです。
その後、名護市立図書館で開催
された「新城康弘の世界」と題した
サバニ展でサバニ大工の存在を知り、
技術者の高齢化や後継者不足などの
問題を知りました。
その昔「帆かけサバニ」は、漁に
欠かせない木造帆船として活躍してい
ましたが、戦後の機械化により利用
者が減少し、造船技術も失われよう
としています。このまま技術が継承さ
れずに途絶えてしまうことは何として
も阻止したい、そのためにもサバニの
魅力を伝える場が必要だと考え、一
般の人でも気軽に体験できるプロジェ
クトなどを事業化することにしました。
保有する帆かけサバニは 8 艇を超える
■ 事業内容
自分の力で漕いで帆で走ることもで
きる、今の時代にぴったりなエコな乗
り物、帆かけサバニの魅力を伝える
ためには、マリンスポーツのように誰
もが気軽に体験できるプログラムが
必要です。そこで初心者が気軽に利
用できる「体験」をはじめ、もっと本
格的に操船や管理技術を学びたいと
いう人を対象にした
「サバニスクール」、
さらにレンタルやレース参加、キャン
プや日帰りクルーズなど、初心者から
上級者までそれぞれのレベルや目的
に合わせて利用しやすいプログラムを
用意しました。
フーカキサバニ事務局
代表者:森 洋治
設 立:2010 年 1 月
住 所:沖縄県名護市東江 2-8-47
TEL&FAX:098-988-3821
HP:www.f-sabani.com
E-mail:[email protected]
縄から文化力プロジェクト」に参加し
ています。これまで自主的に行ってき
た伝 統文化を伝えるための活動も、
多くの方に理解されはじめ、ますます
勢みが付くと期待しています。
■ 課題と今後の展開
帆かけサバニは大きいもので全長
約 8 メートルを超えるものもあり、シー
カヤックのように簡単に車で運ぶこと
ができないので、管理場所が大きな
課題となっています。理想としては昔、
漁師がサバニをビーチに置いていたよ
うに、いつでも船を出せる環境が必
要です。行政などに企画書を持ち込
んで協力をお願いしているところです
が、まずはこの活動が単なるレジャー
ではなく、文化の継承ひいては地域
の活性化につながる意義のあるプロ
ジェクトだということを理解していただ
くことが大切だと思っています。
レースでは 7 時間漕ぎ続けることもある
船底がぶ厚い一本の大木から出来ているのが特徴
■ 進捗状況
帆かけサバニを知ってもらうため
に、さまざまなイベントに参加したり、
修学旅行生の体験学習に取り上げて
もらうように旅行社に働きかけていま
すが、いい感触を得ているところです。
2010 年 2 月から文化庁の「九州・沖
支援を受けた感想 ————————————————
このプロジェクトは 4、5 年前から計画をしていましたが、
本格的に動き出したのはベンチャー育成連携事業の認定を
受けたのがきっかけです。それまでは要望があればサバニ
体験などを実施していましたが、自ら積極的に働きかける
ことはしていませんでした。事業ではマネージャーが一緒
に動いてくれるので、これまでのように受け身ではいられ
ません。また認定を受けたというバックボーンがあるので、
行政の理解も得やすくなりました。
森 洋治 氏
4
また乗りたいと大満足の子どもたち
インキュベーションマネージャーコメント
エンジンが普及し、減少し続ける
「帆かけサバニ」に新たなニーズで
命を吹き込み、普及・文化の継承・
後継者育成を行うビジネスプラン
は、確実に追い風の波に乗っていま
す。ドライブで海を見ると、帆かけ
サバニが駆けてゆく。そのような風
景が沖縄に大きく誕生することを
楽しみにしています。
あしびっとワークス
ビジネスプラン概要
360 度パノラマ映像技術を用いたコンテンツサービス事業
あしびっとワークス
代表者:藁科 邦利
設 立:2008 年 5 月
住 所:沖縄県沖縄市園田 1-23-15
TEL:080-5201-8011
HP:http://www.ashibit.net
E-mail:[email protected]
できないかと考え
ました。
特殊な撮影器材
■ 事業内容
360 度パノラマ映像の製作と、パノ
ラマ写真専門の投稿サイト「花鳥風
月」の企画・運営を行っています。
特殊技術で撮影した数枚の写真を 1
枚の映像に編集する 360 度パノラマ
360 度におさめた
「守礼門」前
支援を受けた感想 ————————————————
私のような個人事業主が新たなことにチャレンジするた
めには、時間のやりくりや費用などさまざまなハードルを
乗り越えなければなりませんが、支援を受けたことで背中
を押してもらうことができました。またマネージャーからの
客観的なアドバイスは大変役立ちました。個人だと現状に
甘えてしまいそうなところも、モチベーションやクオリティ
管理に気を配っていただけたことで、事業化にこぎつける
ことができました。
藁科 邦利 氏
紙面にすることで新たなデザイン性も生まれる
インキュベーションマネージャーコメント
培ってきたIT技術を活かしたオ
リジナルサービス「360 度パノラマ
映像技術」を“あらたなメディアに”
と事業化に取り組む藁科さん。市場
調査でも高い評価を得て、今後の方
向性も定まりました。その第一歩と
してのパノラマクリエーターの作
品発表の場の「花鳥風月」サイトも
完成、いいスタートができました!
5
アドバンス認定
を探るため市場調査として沖縄産業
まつりに出展し、
「インパクトが強い」
ダイナミックな 360 度パノラマ映像を
「広告に展開しやすい」などの高い評
価をいただきました。
新たなメディア・文化として広めたい
またホテルからの依 頼を受けて、
パノラマ映像を製作し、ホームページ
■ 起業したきっかけ
映像は、Web コンテンツの一つとして
での展開にも利用されています。沖縄
地域のボランティア活動の一つと
大きなインパクトを与えます。見る側
市観光協会の依頼で製作した「全島
して沖縄市コザ銀天街の活性化に携
を起点に 360 度、上下、左右、前後
エイサーまつり」の大型パノラマ展示
わっていたとき、銀天街のアーケード
と球状に切り抜いた映像は、死角が
が老朽化を理由に撤去されることを
なく全てを見せることができるため、 では、演者と観客の距離感や息遣い
が伝わってくる、臨場感あふれる作
知り、
「どんな形でもいいから何か残
ホテルの客室や分譲マンションの案内
品として、エイサーを広くアピールす
せないか」と思いついたのが、これ
などにおいて正直さをアピールするこ
ることができました。
まで培ってきた IT 技術を生かした
とできます。
デジタルアーカイブとしての価値が
360 度のパノラマ写真でした。
■ 課題と今後の展開
高い投稿サイトは、パノラマクリエー
水平だけでなく上下も含めて撮影地
パノラマ映像の活用や閲覧だけで
点から見えるすべてのものを 1 枚に収
ターの作品発表の場であり、パノラ
めた 360 度パノラマ写真は、まるでそ
マ映 像を新たな文化として発 信し、 なく撮影してみたいという人を後押し
する、撮影キットの開発・販売、手
の場にいるかのような臨場感を生み出
市場を広げていくツールとしての役割
軽に楽しめるトイカメラの開発、さら
し、見る人に新鮮な驚きを与え大好
も担っています。
にスマートフォンなどで手軽にパノラ
評でした。このときはボランティア活
マ映像を楽しめるソフト開発にチャレ
動の一つとして取り組んだのですが、 ■ 進捗状況
ンジしたいと思っています。
360 度パノラマというコンテンツは、新
製作のための器材やソフトなどの
また投稿サイトに力を入れ、未知
たなメディア・文
情報が乏しく、開発に試行錯誤を繰
の世界にバーチャル旅行ができるよう
化としての可能性
り返しましたが、ノウハウの蓄積は完
なコンテンツを製作できればと考えて
を秘めていると魅
了し、いつでもオーダーに対応できる
います。
力を感じ、事業化
体制は整いました。事業化の可能性
MM SEA SIR(エムエムシーサー)
ビジネスプラン概要
沖縄から世界に向けて発信するシーサージュエリーのブランド化
MM SEA SIR(エムエムシーサー)
代表者:宮城 光男
設 立:準備中
住 所:沖縄県那覇市牧志 2-1-3
TEL&FAX:098-862-7800
HP:http://www.mmseasir.com
E-mail:[email protected]
の支えとなるのが大きな特徴です。
アドバンス認定
沖縄の守り神シーサーをジュエリーに!
沖縄の文化やシーサーを新しい伝統にして発信する
■ 起業したきっかけ
シーサーアーティストとして創作活
動を続ける中で、シーサー本来の「守
り神」としての獅子文化をどうすれば
受け継いでいけるのか常に考えてきま
した。これまでも MITSUO シーサー
美術館で、古典シーサーの展示やアー
ティスティックな作品を提案しながら、
自分なりにシーサーを広めてきました
が、より多くの人へ広めるためには、
“新
しい伝統”をつくる必要がありました。
そんなときヒントになったのがクロス
のネックレスです。
その昔、世界中に布教活動を行う
ために未知の世界に挑戦する宣教師
が心の拠り所として身につけた十字
架、それがのちにジュエリーとして進
化しました。沖縄のシーサーにもそう
いった心の拠り所、
お守りとしてのジュ
エリーの可能性が秘められているの
ではと考えたのがシーサージュエリー
誕生のきっかけです。
新作の「シーサーハーツ」シリーズ
■ 事業内容
シーサー
ジュエリーは
単 なるアクセ
サリーではな
く、思いやメッ
セージを込 め
ることで、 そ
の人 だけの本
質的な価値を
生み 出す、 他
にはないジュ
エリーです。
ブランドライ
ンとしてはデコ
ラティブ なデ
ザイン「 シ ー
サー琳派」か
らリゾート楽園沖縄を意識した「シー
サーハーツ」までそろえ、琉球の伝
統工芸の金細工技法も用いながら仕
上げました。
「シーサー御殿」は、仏壇と骨壺を
融合させた「手元供養」として、ジュ
エリーと同じく持ち歩くという発想か
ら生まれました。指輪やオブジェの中
に、亡くなった大切な人の骨やその人
への思いを入れてお守りとして身につ
けたり、身近に置くことができます。
いつでも沖縄や大切な物を感じるこ
とができ、お守りとして自分だけの心
支援を受けた感想 ————————————————
ジュエリー事業を展開していく一方で、シーサーをキャラ
クター化した「シーサーマン」を通して、沖縄文化を楽しく
子供たちに伝えたいと試みていたところ、この事業を通じ
てエンジンズさんと出会い話が具体化。株式会社フライパ
ンズを共同で設立し、台湾大手ゲームメーカーと組むキャ
ラクタービジネスまで広がっています。支援を受けたこと
により個人の枠を超えて、さまざまなことが加速している
ことを実感しています。
宮城 光男 氏
6
■ 進捗状況
沖縄産業まつりや本土の百貨店の
イベントにおいて市場調査を実施し、
好感触を得ています。
また「ペットも家族の一員なのでペッ
ト専 用のミニ骨 壺+仏 壇は作れない
ですか?」という要望に応え、「ペット
用シーサー御殿」を制作しています。
■ 課題と今後の展開
シーサージュエリーのブランドコ
ンセプトは、 モノで はなく「 思い:
HEART」です。単なる指輪やネック
レスではなく、身につける人それぞれ
の思いやメッセージをこめることによっ
て世界でたった一つの宝物となり、お
守りとして心の支えになる、それがこ
のブランドの価値です。形として見え
ない
「思い」だけ に、
このブランドイメー
ジをどうやってメディアを通して広めら
れるかが課題です。今後はこのコンセ
プトに共感して頂ける沖縄内外のホテ
ルや百貨店、ギャラリー、またそれだ
けに留まらずアジアやヨーロッパでの
展示会などの販売先の開拓をしていき
たいと考えています。
アートジュエリーが展示されているギャラリー
インキュベーションマネージャーコメント
「思い:HEART」の大切さを、シー
サージュエリーとして表現する
シーサーアーティスト宮城さん。ブ
ランディング担当の太田さんと事
業化に取り組んだこの1年で、商
品化もスピーディーに進みました。
“世界でたったひとつの宝物”とい
うコンセプトは、きっと多くの人の
心に届くと思います!
Fl
i
gh
tS
imu
l
a
t
i
onOk
i
nawa
ビジネスプラン概要
パイロット養成のための座学・シミュレーター訓練の提供
■ 起業したきっかけ
嘉手納空軍基地内の飛行学校で
教官としてパイロットを養成していま
すが、沖縄の友人からたびたび「日
本人でも飛行機の操縦免許を取るこ
とはできないのか」という質問を受け
ることがあります。アメリカに比べて
日本で自家用操縦士の免許を取るた
めには、お金も時間もかかります。取
りたいというニーズはあるのに取りに
くいという現実を目の前にし、どうす
れば日本人にとって飛行機の免許が
身近になるのか常に考えてきました。
そんなとき職場でフライトシミュレー
ターを取り入れることになり、チーフ
インストラクターとして導入に携わる
機会に恵まれました。実際の飛行機
の訓練に比べて気軽に取り組めるシ
ミュレーターを使用すれば、日本人の
ニーズに応えられるのではと思い、事
業化にふみきりました。
FAA 認定教官から訓練が受けられる
■ 事業内容
レジャーとして楽しめる体験コース
から本格的な免許取得訓練まで、さ
まざまなプログラムを用意しました。
20 分間の体験コースでは、離陸・上昇・
水平飛行・着陸まで、実際に飛行機
に乗った目線で操縦することができま
す。45 分間の体験コースは 20 分間
の体験コースに加え、自分の飛んで
みたい場所を指定してシミュレーショ
ン飛行することができます。
パイロット免許取得コースは、教室
で受けた訓練時間がアメリカ連邦航
空局に正式な飛行訓練時間として公
認される本格的な訓練で、費用も時
間も抑えられ、効率良く免許を取るこ
とができます。
■ 進捗状況
天候に左右されず、子どもから大人
まで楽しめる「沖縄の空の旅」という
新たな観光資源として旅行会社に提
案したところ好感触を得ています。旅
行会社独自の沖縄のガイドブックで取
り上げられたほか、アジアでも珍しい
シミュレーター学校として、中国人観
光客にも魅力あるメニューとして注目
されています。
また子どもたちを対象に航空教室
を開き、飛行機に興味を持ってもらう
支援を受けた感想 ————————————————
以前から日本人向けのパイロット訓練をやりたいと思っ
ていましたが、漠然としていて何から手を付けていいのか
分かりませんでした。しかし認定を受けてから実現が早ま
りました。というのもマネージャーからの鋭い質問に答え
ていくうちに考えがまとまり、具体的な形が見えるように
なったからです。事業化するためのノウハウとして、事業計
画の大切さや人とのつながりの重要さなど、いろいろ教え
ていただき勉強になりました。
玉那覇 尚也 氏
ための普及活動も同時に進めている
ところです。パイロット免許取得コー
スでは、受講生が増え始め、シミュ
レーターを利用した効率的な訓練に
評価をいただいています。
アドバンス認定
日本初のシミュレーター飛行訓練学校と
沖縄の新たな観光資源の創出を目指す
Fl
ight Simulat
ion Okinawa
代表者:玉那覇 尚也
設 立:2009 年 5 月
住 所:沖縄県中頭郡北谷町美浜 8-6
ザ・ビーチタワー沖縄 2 階
TEL:098-975-6173 FAX:098-975-6193
HP:http://www.fsokinawa.com
E-mail:[email protected]
パイロットによる企画が好評だった航空教室
■ 課題と今後の展開
多くの観光業から反響をいただい
た中で、ザ・ビーチタワー沖縄からオ
ファーを受けて、事業所をホテル内
に移動します。地元客や観光客など
大勢の人々が集まる北谷町美浜に進
出することで需要の高まりが期待され
ます。
将来的には要望の高いより高度な
フライトシミュレーション機の導入や、
実機を使用しての訓練も沖縄ででき
ると良いと思います。課題は多く、ハー
ドルも高いものですが、果敢にチャレ
ンジしていきたいと思います。
大型 3 面スクリーンで 120 度の風景が楽しめる
インキュベーションマネージャーコメント
パイロットになることを諦めな
かった情熱が、そのまま事業に向け
られ、熱い気持ちを後押しするサ
ポーターが増えています。起業家と
して様々な困難に、なんなく飛びこ
む行動力に何度も驚かされました。
航空産業と観光産業に貢献できる
事業を目指し着実に進んでいます。
今後も期待しています。
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株式会社フライパンズ
[申請者 : 株式会社エンジンズ(大阪)]
ビジネスプラン概要
沖縄の有する地域資源を活用した、新たなゲームの企画・開発事業
アドバンス認定
「西」へ舵を取り、アジア市場を開拓
沖縄ゲームパワーで世界を熱くしたい
■ 沖縄を目指したきっかけ
ゲーム業界は比較的新しい業界で
す。働いている者にとっても将来が予
測しづらく、またこれまで当たり前と
思ってきたゲーム業界の常識が転換
期を迎え、ここ数年のビジョンが読め
ない状況が続いています。
こうしたゲーム業界にあって、未来
に向けた新しい業態の組織づくりがで
きないかと思い、株式会社エンジンズ
を立ち上げました。この思いを胸に社
員一同ベクトルを合わせ、ゲーム業界
の常識とも言える「東」に市場開拓を
狙う戦略とは逆に、
「西へ(go west)
」
を合言葉に事業を展開してきました。
その中で出合ったのが沖縄です。
「何故、沖縄なのか?」という質問
を受けますが、これは長年この業界
に身を置いてきた者の直観としか言い
ようがありません。本土企業が沖縄
に進出する際、コスト面の優位性を
挙げる企業もありますが、私たちが
求めているのは
「人」との出会いです。
沖縄の人々には他府県の者にはない
創作エネルギーを根っことして持って
いると感じています。私たちの持って
いるノウハウと沖縄のエネルギーとの
コラボレーションで、アジアから世界
へとつなげていきたいと、進出を決意
しました。
■ 事業内容
ゲームの企画・マネジメントを主な
事業としています。沖縄にある「物」
や「良さ」を発掘してアレンジを加え、
グローバルに展開します。このときに
重要なポイントとなるのが、素材が本
来持っている「らしさ」を失わず、世
界へと通用するものへとアレンジを加
えることです。
そのほか業務用ゲームやスマート
フォーンなどのデジタルエンターテイメ
ントコンテンツの企画・開発、web の
企画・開発などを行っていきます。
■ 進捗状況
異業種とのコラボレーションを目指
すわが社にとって、理想とも言える出
会いがありました。同じく認定を受け
た宮城光男氏とのコラボレーション
で、新たな会社「株式会社フライパン
ズ」を 2009 年 12 月 24 日に設立しま
した。光男氏が創作活動で取り組ん
できた「シーサー」という沖縄独自の
文化を世界へと広めるため、アジアな
どで反応を確かめたところ好感触を
得たので、アレンジプランを提案し、
ゲーム化やアニメ化を検討していると
ころです。
また
「沖縄から世界へ」を合言葉に、
2009 年 10 月 1 日に沖縄ゲーム産業
振興ネットワーク「GION」が設立さ
れ参加しています。沖縄の IT 業界で
支援を受けた感想 ————————————————
正直な話、ここまで細かく支援いただけるとは思ってい
ませんでした。支援事業の一つにビジネスマッチングがあ
りますが、まさに会うべき人とのコーディネートをしていた
だき、私たちが求める「人との出会い、つながり」が理想
の形で進んでいます。紹介いただくときも、事前に特色な
どの情報をいただく一方でニュートラルな状態でマッチン
グをしていただけるので、ビジネスの組み立てがスムーズ
に進み、とても助かりました。
足立 靖 氏
8
株式会社フライパンズ
代表者:足立 靖
設 立:2009 年 12 月
住 所:沖縄県那覇市壺屋 1 丁目 7 番 9 号
TEL&FAX:098-862-7800
株式会社 エンジンズ
代表者:楠本 征則
HP:http://engines.co.jp
活躍する企業や個人が一体となって、
急成長を遂げるアジア市場に向けて、
優れたデジタルコンテンツビジネスの
創出を目指します。
熱い一体感を見せる GION
(C) フライパンズ /MITSUO シーサー美術館
シーサーマンを使用した携帯コンテンツ
■ 今 後 の展開
今後 20 年のキーワードである「マ
インドリッチ(心の豊かさ)
「癒し」
「五
感」を見据え、沖縄をベースに「音」
や「視覚」を始めとした五感をデジタ
ルアーカイブとして統合させてゆくよう
な事業なども考えています。この場合
の「音」は、音楽ではなく生活音を含
めた、自然音など地域独特の音を集
め、五感で楽しめるコンテンツになれ
ばいいなと考えています。その他にも
エンジンズとフライパンズの長所を活
かして様々な事業にチャレンジしてい
きます。
インキュベーションマネージャーコメント
沖縄県内における事業化可能性調
査、海外との連携体制の構築を進
め、株式会社フライパンズを設立、
あわせて沖縄ゲーム産業振興ネッ
トワークを発足するなど、スピード
感に満ちたプロデュース力が魅力
です。沖縄発のゲームコンテンツ
が、アジアへ、世界へ拡がることを
期待しています!
沖縄インキュベーション・マネージャー養成研修 概要
研修目的
ベンチャー企業や新規事業の発掘及び事業化への支援を継続的に行うためには、沖縄県と市町村が連携し支援す
る仕組みが必要である。そのソフト面においては、起業家を支援するインキュベーション・マネージャー(IM)
のネットワークを形成することが望まれる。この研修は、日本ビジネス・インキュベーション協会(JBIA)協
力のもと、起業家育成をテーマにBIの先進事例を学ぶとともに、IMのネットワークを形成する目的で開催した。
研修期間 : 平成21年10月2日~平成22年2月5日
研修概要
BI/IM基礎研修 BIの起源から現代日本型BI、沖縄BIの現状を学ぶ
1日間
BI/IM専門研修 全国の起業支援の事例を学ぶ
2日間
起業者対応実習
インストラクターのもと
実際に起業者の支援を行う。
約4カ月
BI実習
計4日間
BI施設にて、現場を学ぶ
・浦添市 結の街
・愛媛県西条市産業情報センター
IM専門研修 ∼総括∼ 沖縄県における起業支援を学ぶ
修 了
1日間
※BI ビジネス・インキュベーションの略
※IM インキュベーション・マネージャーの略
受講者コメント
■「研修で印象に残っていることは」
■「この研修を今後どういかしますか」
約 4 カ月の起業者対応実習(OJT)を経験
研修を通して IM のあるべき姿をより深く理
したことです。起業者各々の問題を直に感じ
解・浸透出来たと感じます。今後も自身の研
ることができました。この経験を活かし今後
鑽に励み、微力ながらも地域の問題解決者と
も取組んでいきます。
なれるよう努めていきます。
大城 慎也(㈱トロピカルテクノセンター)
大城 幸子(那覇市IT創造館)
■「受講者のネットワークについて」
■「IMの必要性について」
受講者と共に先輩 IM を含めた情報交換・交流
IMは起業者の思考(時に思い込み)に対し、
会・連絡会議などを行い、IM の周知活動・沖
事業化に向け、より最適な方向へ導くこと、
又同じベクトルで共に行動する等とても重要
縄県の IM ネットワーク作りに取り組み、創業
者・自営業者支援に生かしたいと思います。
な役割を担っています。
當真 直樹(沖縄市ITワークプラザ)
川平 直樹(浦添市結の街)
■「IMとして起業家支援に大切なものは」
■「この研修を今後どういかしますか」
新事業及び新産業創出の身近な相談窓口の拠
福沢翁の言葉に「互いの所長をとりて己の利
点として情報とコーディネート機能を発揮し
となす、これをたとえれば知力工夫の交易を
なすが如し」があり、IM の行動理念として
ソフト支援を高め雇用の創出と地域の経済活
性化を積極的に実施する事です。
この言葉のように行動します。
仲宗根 勝明(名護市産業支援センター)
平井 弘(㈱沖縄TLO)
■「起業者支援実習で公社と協力した感想」
■「受講しての感想」
起業者への支援は経験が無く不安がありまし
研修を受講し、起業者とたくさん話をしまし
たが、IMインストラクターのご指導や公社
た。事業を成功させる為に、どうすれば良い
のご協力で、支援の幅が広がり、効果的な支
か。起業者と一緒に考える大切さを学べて本
援が出来たと思います。
当に良い研修でした。
普久原 朝章(沖縄市役所経済文化部雇用対策室)
宮里 賢周(いちゅい具志川じんぶん館)
講師コメント
BI 事業の推進エンジン、IM の養成が東京を離れ再び沖縄で実施されました。今回は経済環境が激変
する中で、地域で実施せざるを得ない強い必然があり、それだけに理解習得に努める受講者全員の
真摯な姿勢は感動でした。これが第2回 JBIA シンポジウムで発表されると、刺激された複数地域の
JBIA-IM が、類似研修の実施に向けて計画を始めています。沖縄 IM に全国が注視する今、皆様の活
躍を期待しております。 一般社団法人 JBIA 代表理事 星野 敏
受講者の所属については事例集作成時点です。
9
財団法人 沖縄県産業振興公社
〒901-0152 沖縄県那覇市字小禄1831-1
(沖縄産業支援センター4階)
(098)859-6239
(098)859-6233
H P http://www.okinawa-ric.jp/
E-mail [email protected]
TEL
FAX
再生紙及び
大豆インクを使用しております。
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