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ス テ ー ク ホ ル ダ ー と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン

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ス テ ー ク ホ ル ダ ー と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン
02
協力会社・取引先との連携強化
く発信しています。ウェブサイトでも閲覧できるようにし、
建設事業のパートナーである協力会社とは、情報を共有
添付のアンケートを用いて広く意見を頂いています。また、
し信頼関係を保持することによって、施工品質や施工力の
海外のステークホルダーに対してはウェブサイト上でCSR
強化が実現すると考えています。そこで、本支店では定期
報告書を英語版で公開しています。
ステークホルダーとの対話は、あらゆる企業活動
的に会議体を設け、さらにウェブサイトを通じた情報発信
の基盤と考えています。多岐にわたるステークホ
ルダーの方々の期待にお応えするべく、適時適切
な情報開示と誠実なコミュニケーションを心がけ
ています。
を行い、支店・地域によっては定期的なメールマガジンで
社外での活動
情報展開を図っています。
また鹿島事業協同組合は機関誌
鹿島は、社外の勉強会などで機会を受けて鹿島のCSR
「いしずえ」
を発行し、全国各地の取組みを共有するツール
活動について広くご理解頂けるよう取り組んでいます。ま
た、毎年異業 種のCSR担当者との意見交換会を行って
となっています。
います。
2011年度は2社に訪問し、
ISO26000への対応、
マスメディアを通じて
情報発信と双方向コミュニケーション
CSR調達に関する取組みなどについて具体的に意見交換
鹿島は、広報活動を企業として社会的責任を果たすた
を行いました。さらに、社外からのCSRの取組みに関する
めに重要なものと考えています。新たな技術に関するパブ
調査などに積極的に協力し、特に企業のCSRの取組みを
リシティを積極的に行うとともに、様々なマスメディアとの
研究する学生との対話の機会を大切にしています。
コミュニケーションを
鹿島では、株主・投資家情報、CSRの取組み、技術とサービス、お知
推進し、各報道機関と
CSR意見交換会の実施
らせなど企業情報をウェブサイトにて開示しています。また、ステーク
情報の受発 信を行っ
2009年度に始めた社内での
「CSR意見交換会」
を2011
ホルダーの方々は立場によって必要とする情報やその頻度が異なる
ています。
年度は中部支店の営業部門と建築設計部門で開催し、新
ため、情報の種類や特性に合わせて適性を備えた媒体を選択し、理
たに土木部門の営業研修でCSRに関する項目を追加しま
解をより深めてもらうよう努めています。
した。常に施主・発注者や地元住民など広く社外と関わる
年1回開催しているマスコミ懇親会
建設業界はこれまで社会的使命
や日々の事業活動について、必
03
信してこなかった部分がありま
す。誠実な情報発信もまた企業
株主・投資家へのIR活動
ルダーとのコミュニケーションを
株主・投資家の方々には、財務情報を中心に鹿島の経営状況などを
ウェブサイトで適時発信しています。また事業の状況をコンパクトに
まとめた冊子を年に2度発行し、海外向けにはアニュアル・レポートを
報告書全体の印象
3
1
た、IR説明会や株主・投資家の
方々との対話の機会を通じて、意
3
見等を経営や事業活動に反映す
IR現場見学会
1
施主・発注者との連携強化
3
1
あり、
それぞれが大きな投資であることから、
日ごろの対話はもちろん
のこと、
実際にプロジェクトがスタートしてからのコミュニケーションは
非常に重要なものです。
より良い建造物の完成に向けて、
それぞれの立
場を尊重しながら一体となって進むことができるよう努めています。
2
1. 特集
2. 明日を担う社員の育成
1
わかりやすい
60.2%
3. 社長メッセージ
2
普通
38.0%
3
わかりにくい
4. 働きやすい企業風土の確立に向けて
1.8%
内容の充実度
2
るよう努めています。
建設事業は、何もないところに二つとないものを造るという特徴が
KAJIMA CSR REPORT 2012
めていきます。
関心を持った項目
わかりやすさ
2
ブサイトにも掲載しています。ま
46
CSR活動の浸 透・推 進を進
2011年度は、CSR報告書添付のアンケート用紙への記入もしくはウェブサイトからの回答で、社外261名のステークホルダーを含
む合計735名から読者の声を受け取りました。これらをふまえ、2012年度以降の報告書作成に活かしています。
毎年冊子で発行するとともにウェ
05
いますが、今後も社内でも
「鹿島CSR報告書2011」
のアンケート結果
発信を行い、多様なステークホ
図っていきます。
での認識も徐々に高まって
CSR報告書を用いて概要を説明
まえ、社会への関心と貢献に関
04
れました。ここ数年で、社内
毎年、本報告書を発行し、前年度の活動報告を中心に広
への信頼の基本であることをふ
してより積極的かつ熱心に情報
社員の率直な声が多く聞か
CSR情報に関する
コミュニケーション
ずしも積極的に社会に対して発
ステークホルダーとのコミュニケーション
ステークホルダーとの
コミュニケーション
01
鹿島の
コーポレート・コミュニケーション
1
充実している
67.3%
2
普通
32.0%
3
もの足りない
0.7%
ページ数
1
多すぎる
16.0%
2
ちょうど良い
83.2%
3
少なすぎる
0.8%
5. 環境を
「守る」
から
「創る」
へ
説明が不十分と感じた項目の改善
改善点
1. ス
テークホルダーとのコミュニ
ケーション
:社外からの評価
各表彰がどのような点で評価されてい
るかについて分かりやすくなるよう改
善しました。
2. 地 球環境保全と環境創造
:マテリアルフロー
インプットとアウトプットをはっきりと
表示し、情報をとりまとめました。
3. 鹿島グループのCSRの枠組み
:2010年度の実績と2011年度の
目標
5つの要素に関する説明と実績・目標
が見開きでわかりやすい構成にしま
した。
KAJIMA CSR REPORT 2012
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社外からの評価
建築部門
■ダム工学会賞 技術賞
■グッドデザイン賞
ダム工学会賞は平成4年から行われている表彰ですが、
■BCS賞
主催する総合的なデザインの推奨制度です。
2011年度は
5件が受賞しました。
この賞は、財団法人日本産業デザイン振興会
(当時)
が
平成23年度は技術賞2件および技術開発賞を各1件受賞
この賞は
「優秀な建築物をつくり出すためには、デザイ
鹿島は技術立社として常に研究技術開発を行い、建設
しました。技術賞は、ダムの計画、設計、施工、または維持
ンだけでなく施工技術も重要であり、
建築主、
設計者、
施工
や不動産開発事業において、新たな分野や高度な領域に
管理等に関して、ダム技術の発展に著しい貢献に対して、
者の三者による理解と協力が必要である」
という考えから、
挑戦してきました。社外からの評価を受けたものも数多
技術開発賞は、ダムの調査、試験、設計、施工または維持管
毎年、国内の優秀な建築作品に贈られるものです。これま
く、2012年度も引き続き各部門で研鑽を積んでいきます。
理等において、創意工夫に富む技術を開発、実用化し、ダ
でに184件を受賞しており、第52回は
「西南学院小学校」
ム技術の発展に著しい貢献に対して評価をするものです。
「ハラ・ミュージアムアーク」
が受賞しました。
土木部門
■土木学会賞
学会創立後6年目の1920年に
「土木賞」
として創設され
技術賞Ⅰグループは、具体的なプロジェクトで土木技術
ステークホルダーとのコミュニケーション
て以来、
80余年の伝統に基づく権威ある表彰制度です。
アステラス製薬つくば研究センター 5号館
の発展に顕著な貢献があり、社会の発展に寄与したと認
西南学院小学校
められる計画・設計・施工または維持管理等の画期的な
個別技術に対して表彰するものです。鹿島では平成23年
度
「厳しい施工条件を克服した都市部鉄道の連続立体地
技術賞 : 殿ダム
(2012年4月供用開始)
下化工事―京王電鉄調布駅付近連続立体交差事業」
が受
賞。また、田中賞作品部門で広島空港大橋、環境賞1件と
併せて国際活動奨励賞を1名が受賞しました。
ハラ・ミュージアムアーク
■第13回日本免震構造協会賞—2012
この賞は免震構造の技術の進歩及び適正な普及発展
三島信用金庫本店
に貢献した者並びに建築物を表彰することにより、免震
技術賞 : 嘉瀬川ダム
(2012年4月供用開始)
グランドミッドタワーズ大宮
技術の確実な発展と安全で良質な建築物等の整備に貢
献していくことが制度の目的とされています。鹿島で施工
した
「石巻赤十字病院」
が特別賞に、
「ソニー株式会社ソニー
■エンジニアリング協会 功労者表彰
田中賞 : 広島空港大橋
シティ大崎」
が作品賞に選ばれました。
この賞は、昭和56年度から設けられている
「エンジニ
「1000年に一度とも言われ
る世界最大級の地震に耐え
た初めての免震建築となっ
たこの建物がこれまでわが
国に建てられた2,600棟の
免震建築の有効性をはっき
りと実証することになった
意味は大きい」
と評価を受け
た石巻赤十字病院
アリング功労者表彰制度」
に基づくエンジニアリング産
名古屋市から子育て支援企業に認定
鹿島は名古屋市から
「子
育て支 援 企 業」
に認定さ
れ、
2012年2月に認定証
とプレートを授与されまし
た。これは、名古屋市が社
会全体で子育てしやすい
業の振興発展に貢献し、その功績が特に顕著であると認
められるグループや個人に対する表彰です。2011年度は
グループ表彰
(エンジニアリング振興)
として
「アポロカッ
ター工法開発チーム」
が、
子どもと子育て家庭の応援、
さらには地域の子育て活
動との協援という3点で評価を受け、継続して取り組
んでいます。
48
KAJIMA CSR REPORT 2012
■環境省 「省エネ・照明デザインアワード」
優秀事例
アリング本部・施設計画
■第25回建築環境デザインコンペティション 最優秀賞
このアワードは、環境省が照明の省エ
グループ所属の中島博志
東京ガスが主催するこのコンペティションは、設計に携
ネ対策を推進するために、CO 2排出量を
が受賞しました。
わる若手を中心に想像力あふれる作品が集まり注目度の
抑えた省エネ型の照明を率先して導入し、
高いものです。
25周年となっ
優れた省エネ効果と高いデザイン性の両
た2011年度は
「場所に向かい
立を達成している施設などを表彰するも
アポロカッターシールド
して、子育てにやさしい活
する家庭と仕事の両立支援および企業活動を通じた
三越銀座店
個人表彰としてエンジニ
まちづくりを進める一環と
動を行っている企業を認定するものです。従業員に対
麻布グリーンテラス
合うコミュニティ施設」
という
■地球環境シンポジウム 技術賞
のです。平成23年度の優秀事例に
「パーク
課題。鹿島では建築設計本部
この賞は土木学会地球環境委員会が設置しているもの
ハウス千里中央」
が選出されました。
に配 属された新入社 員に対
で、第19回となる2012年度には、
「製造時のCO2排出量を
する研修の一環で挑戦してお
ゼロ以下にできる環境配慮型コンクリートの開発」
が受賞
り、応募した
「まわり窯のレシ
しました。
ピ」
が最優秀賞となりました。
震災で崩壊した茨城県笠間市の
「登り窯」
を再生するための
人々と場所のつながりを創造した
地球環境大賞についてはP.33に、土木学会
賞環境賞についてはP.37に掲載しています。
KAJIMA CSR REPORT 2012
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