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スローフード/スローライフ
限 ①種を避けるように縦方 向に3等分します。 る」そう語る笹山さんは、いつも す。「 銃 を 持 つ 人 間 は 限 ら れ て い 獲物を捕らえる名人となっていま は猟銃所持者へ指導をするほど、 動を続けていきたい」と語ってく でも貢献できるように、今後も活 ま す。 「 農 産 物 を 守 る た め、 少 し 害鳥獣や野生猿の駆除を行ってい では日々、野生鳥獣の保護と、有 狩りをする男たち。オレンジ色 猟に出るときには銃の矢先の確認 ことを胸に刻み、その凶器を扱う のベストと帽子を身にまとった姿 れました。 責任と誇りを持って、無事故・無 は、地域を守るハンターとして誇 りある表情を見せてくれました。 違反を守っています」と事故防止 を 怠 り ま せ ん。「 銃 は 凶 器。 そ の もう少し成長するとマンゴーにネットをかぶせ、完全に熟し自然にネット内に落ちたものを収穫します。 大日本 猟 友会の狩 猟指 導員もしています。狩猟 に興味がある方は、ぜひ 声をかけてくださいね。 に取り組んでいる様子。 笹山 晃さん また、猟友会のもう一つの大き な役割は、社会貢献です。サルや イノシシなどの有害鳥獣が田畑の 中に入り、野菜や果樹などの作物 を食い荒らす被害が多発。その被 害を少しでも減らすため、猟友会 串間猟友会会長 オレンジ色のベストは地域を守る証です 束地区・長野でマンゴーを栽培す やってきました。今回は大 ンゴーの楽しみな季節が き色、赤、緑そしてまたあずき色 が咲き、そのあと実がなるとあず 化するとのこと。クリーム色の花 日から に戻り、灰色、紫、赤と 見えて分かる色の変化や実が大き 「重油の高騰など大変なことも 栽培していた甘藷に加えて栽培を 山に囲まれた自然豊かな場所にあ あるが、とにかくいいものを作る くなる成長過程がマンゴーを作る り ま す。 「山桜が咲いたりして山 というこだわりを持って、いろい スタートし、今年で9年目を迎え の四季の移り変わりを感じながら ろ試行錯誤していきたい」とこれ 上で一番の楽しみ」といきいきと 仕事をするのは楽しい」と自然を からの目標を語ってくれた山下さ 生産者の気持ちがたっぷり詰 ん。 掛かり、5月から6月上旬に収穫 山下 壽さん まった串間産のマンゴー。一度食 JA大束亜熱帯果樹部会 部会長 ひさし を行います。その間のマンゴーの ③皮 の部分を反り返えら せると出来上がり。 してみてはいかがでしょうか。 串間市有害駆除対策協議会のみなさん 成長過程において約7回、色が変 栽培は1月ごろから作業に取り 満喫している様子。 ます。山下さんがマンゴーを栽培 2 週 間 お き に 変 化 し ま す。「 目 に 10 した笑顔で話してくれました。 17 しているビニールハウスは広大な かんしょ 山下さんは平成 年にそれまで る山下壽さんにお話を聞きました。 マ 太陽の恵み 完熟マンゴー 年 間、 マンゴーの 美しい切り方 農産物を守る ハンター ②切った両端はサイの目 状に包丁を入れます。 マンゴーの成長過程を楽しんでいます み られた人間に与えられた猟 だい ご の 醍 醐 味 を 味 わ う。 ハンターとして活動している、笹 山晃さん(大束地区・下園田)に お話を伺いました。 狩猟は趣味のひとつ。幼いころ からおじさんに連れられて、山に 行くのが大好きだった笹山さんは、 歳で狩猟免許を取得し、現在で 豆 知 識 私たちも一緒に 農作物の被害防止に 取り組んでいます。 6 広報 Kushima City Public Relations, 2014.5, Japan 7 35 最近はライチやインドナツ メにも挑戦中。インドナツ メは青りんごのようにさっ ぱりしておいしいですよ。 狩りに出る男たち―。串間猟友会大束支部のみなさん 34 F O O D S L O W T H E L I F E S L O W T H E