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ゲルマラジオキット 製作説明書

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ゲルマラジオキット 製作説明書
ゲルマラジオキット
製作説明書
■部品表■
部品番号
R1
R2
C1
C2
C3
D1
VC1
L1
Earphone
Antenna
Tie
K23
Receiver
名称
5.6MΩ
2MΩ
3300pF
33pF
10μF
ダイオード
可変容量コンデンサ
アンテナコイル
イヤホンジャック
アンテナ線
結束バンド
専用基板
クリスタルイヤホン
数
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
説明
色(緑青緑金)
色(赤黒緑金)
表示(332)
表示(33)
電解コンデンサ
検波ダイオード
セラミックトリマ
バーアンテナ
差し込み口
ビニール電線
バーアンテナ固定用
部品取り付け用
プラグ付きイヤホン
■部品形状■(外形寸法は、実寸ではありません。適宜拡大・縮小してあります)
R1(緑青緑金
)
D1(検波用ダイオード)
L1(バーアンテナ)
R2(赤黒緑金)
C1(332)C2(33)C3(10μF)
VC1(可変容量コンデンサ)
Receiver(イヤホン)
Tie(結束バンド)
Antenna(アンテナ線)
K23(専用基板)
Earphone(イヤホンジャック)
■組み立て■
・R1の取り付け(極性は有りません)
R1の両方の足を曲げて、基板のR1の穴へセットし、ハンダ付けします。
・ハンダ付けした後は、ニッパーなどで余分な足を切り取ります。
・同じようにして、R2、C1、C2を取り付けます。
(極性はありません)
・C3を取り付けます。極性があるので注意してください。
基板の白い半円側に、C3の側面の白い帯が書かれている短い方の足を入れます。
黒い半円側に長い方の足を入れてください。
足の間隔が狭いので、ハンダ付けをする時にショートしないように気を付けてください。
・D1を取り付けます。極性があります。
部品の黒い帯がある側が、基板の印刷の白い帯の方向です。
このキットの中の部品で、一番「加熱」に弱い部品です。素早くハンダ付けしてください。
・VC1を取り付けます。
基板に、四角と丸を合わせた鍵穴のような形のマークがありますので、丸いマークに円盤側が来るように、形状を
合わせて取り付けてください。
・L1を取り付けます。
本来の取り付け場所の横に、細い銅線に力が加わらないようにして、テープなどで仮止めします。
画像の赤丸の穴に、銅線の先端5mmが銀色にハンダめっきされていますので、その部分を差し込み裏からハンダ
付けします。
・銅線を切らないように注意深くテープを外し、銅線に力が加わらないようにして、L1本来の場所に結束バンドで
固定します。
あまり強く締めると銅線を損傷しますので注意してください。
・イヤホンジャックを取り付けます。
出荷時のイヤホンジャックの足は曲げ加工がされていますが、そのままでは基板の穴に入りにくいので、取り付け
前にラジオペンチなどで伸直しておきます。3 本ともまっすぐにしておいてください。
・
「Earphone」の印刷がある四角のマークに合わせて、ジャックが基板の外側を向くように穴に入れます。
右側3つの穴の真ん中と、左側4つの穴の上下2つにピンが合いますので、セットして裏からハンダ付けします。
・アンテナ線を取り付けます。
以上で製作は終了です。
イヤホンをイヤホンジャックに刺して、TC1可変容量コンデンサでラジオ局を探します。
TC1を回す時は、金属製のねじ回しなどでは選局がむずかしいです。
割り箸の先を薄く削ったものなどのご使用をお勧めします。
このラジオは、強力な電波そのものを電力源としてイヤホンを鳴らします。
電波が弱い地域や、室内では何も聞こえない場合が多いです。
室外アンテナのご使用を強くおすすめいたします。
アンテナの長さは長ければ長い方が電波を受信しやすいです。
また、設置位置は高い方が望ましいです。
理論的な話を申しますと、文化放送1134KHzの場合、1/4波長アンテナで約66m長、NHK東京第1放送
594KHzの場合は約126m長ですが、実際にはこんなに長いアンテナを室外に張るのは不可能に近いでしょう。
なるべく長い(10m以上)銅線などをアンテナに使って屋外に設置してください。
(受信場所が放送局に近い場合などはこの限りではございません)
このラジオは電波そのものを電力源にしています。
非常に良い状態で動作しても、静かな場所でかすかに聞こえる程度です。
また、近くの放送局が2局程度聞こえれば「非常に良い状態です」
製作にはハンダごて、ハンダ、こて置き台、ニッパー、ラジオペンチなどをご用意ください。
(株)秋月電子通商
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