Comments
Description
Transcript
21 グラウンドにきれいなラインを引くコツ
21 グラウンドにきれいなラインを引くコツ きれいなラインの引かれたグラウンドで学習することで、子どもたちの「やる気」が 高まります。 (1) 日頃からの用具の手入れ ・ 石灰の保存には水分が大敵なので、スノコ 等の上に乗せて保存する。 ・ 湿気を吸って固まらないように、使用後は ラインカー内に残った石灰を取り出し、バケ 床とのす き間があく 木製の棚で保 ツ等に入れておくとよい。 ようにす 管するとよい。 る。 ・ 石灰の出口が詰まっていないか確認する。 ・ ラインカーは、定期的に水洗いをするとともに、 進む先に目 標物を決め、 しっかり乾いた状態になってから石灰を入れる。 視線をそこに 合わせながら ・ 保管庫の床にこぼれ落ちた石灰は掃き取り、常にきれいにしておく。 進む。 (2) ラインを引く際の留意点 ・ けがにもつながるので、グラウンドの小石等は取り除き、 常に平らな状態にしておく。 ・ ラインを引くには、ラインカーを引いて進む方法(図①)、 図① 押す方法(図②)、バックする方法(図②で後退)の3種類が ある。自分の得意な方法を見つけるとよい。 ラインカーの持ち手 の 横の部 分を持 つと よ ・ 正確なラインを引くには、メジャーやひもを い。 まっすぐに張り、ラインカーの目印に合わせな ラインカー がら進む。メジャーを使う場合には、石灰がメ の目印を見な がら進む。 ジャーの上に乗らないよう、ラインカーの目印 をメジャーの左右にずらして合わせる。(図③) 図② また、ラインカーの持ち手を図②のように横 から持ち、押すかバックすると正確なラインが 引きやすい。 ラインカー ・ 手早くラインを引きたいときは、図①のようにすると の目印 よい。 ・ ラインカーを持つ手に力を入れすぎると、滑らかなラ インが引けないので、手にゆとりをもたせスムーズなス ピードを保つ。(図②) ・ 止まるとラインが曲がるので、途中で石灰を継ぎ足さ 図③ ないように、予め残量を確認しておく。 脇をしめる。 ラインカーの 目 印を メジャ ー の 左右 どちら か に ずら して線 を 引く。 このほかにも、きれいなラインを引くコツがありましたら、お知らせください。 ※ 石灰(ラインパウダー、炭酸カルシウム等) - 22 -