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別添2(PDF:135KB)
別添2
輸出国での栽培地検査対象病害虫の海外における発生情報
(2013年1月~3月)
1.コロンビアネコブセンチュウ等関連情報
フランスでコロンビアネコブセンチュウ及びニセコロンビアネコブセンチュウ
が発生(2013 年 1 月 18 日付け情報)
フランス植物防疫当局は、コロンビアネコブセンチュウが 2012 年9月に同国中北部
のイル・ド・フランス地方のトマト温室及び 2012 年 10 月に同国北西部のバス・ノル
マンディー地方のレッドビートのほ場において発生したことを公表した。また、ニセ
コロンビアネコブセンチュウが 2012 年 10 月に同国北部のノール・パ・ド・カレー地
方のセイヨウタンポポほ場において発生したことを公表した。これらの発生は、当該
害虫が寄生した栽植用植物を輸入したことによるものと推測されている。
(対応状況)
我が国の植物防疫法施行規則において、フランスをコロンビアネコブセンチュウの
発生国に追加するかどうかについて、引き続き情報収集中(フランスはニセコロンビ
アセンチュウの発生国に指定済み)。
(情報源)EPPO (ヨーロッパ地中海地域植物防疫機関)
http://archives.eppo.int/EPPOReporting/2012/Rse-1211.pdf ( 2012/235 を参照)
2.サドンオークデス病菌(Phytophthora ramorum)関連情報
フィンランドにおける Phythophthora ramorum の発生状況 (2013 年 2 月 11
日付け情報)
フィンランドにおいて、2012 年にツツジ属及びカマズミ属を栽培している園芸セン
ター、苗畑及び庭園において Phythophthora ramorum の発生調査を実施したところ、1
か所の苗畑から Phythophthora ramorum が検出された。なお、当該病菌は既に 2007
年、2008 年、2009 年及び 2010 年に同国で発見されており、同国検疫当局により根絶
措置が講じられている。
(対応状況)
我が国の植物防疫法施行規則において、フィンランドを Phythophthora ramorum の
発生国に指定済み。
(情報源)EPPO (ヨーロッパ地中海地域植物防疫機関)
http://archives.eppo.int/EPPOReporting/2013/Rse-1301.pdf( 2013/014 を参照)
3.ウメ輪紋ウイルス(Plum pox virus)関連情報
リトアニア及びフランスで Plum pox virus (PPV)を検出(2013 年 1 月 10 付け情報)
① リトアニア植物防疫機関は、同国中部カウナス地方の果樹園において PPV が検出
されたことを公表し、現在、根絶措置等を実施中。
② フランス植物防疫機関は、同国北部ノール・パ・ド・カレー地方及びコルシカ島
において PPV が検出されたことを公表し、現在、追跡調査及び根絶措置等を実施
中。
(対応状況)
我が国の植物防疫法施行規則において、リトアニア及びフランスは PPV の発生国に
指定済み。
(情報源)EPPO (ヨーロッパ地中海地域植物防疫機関)
http://archives.eppo.int/EPPOReporting/2012/Rse-1211.pdf(2012/244 を参照)
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