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情報伝達合同訓練の概要
情報伝達合同訓練の概要 日時 平成24年5月30日(水) 午前9時30分~ 場所 1 目 県庁13階県土防災センターほか 的 地震をはじめ、地球温暖化の影響等により異常気象が常態化する今日にあって、災害時等にお ける情報伝達は極めて重要である。 このような中、栃木県県土整備部では、毎年この時期に初動対応訓練(アンダー冠水による通 行規制対応、河川水位の上昇への対応、土砂災害の危険性への対応)を実施してきた。 今年度は、災害対応時における関係機関の円滑な連携を図るため、栃木県警察本部及び(社) 栃木県建設業協会と合同で訓練を実施する。その際、 (社)栃木県建設業協会が独自に開発した 「道路河川等管理情報システム」を用いて情報伝達訓練を行う。 ※道路河川等管理情報システムの特徴 GPS(全地球測位システム)機能付き携帯電話のカメラで、道路や河川などの状況を撮 影。この写真に現地状況を説明する文章や地図を加え関係機関に送信。リアルタイムで情報 共有できることが最大の特徴である。 2 訓練参加者 ・栃木県県土整備部 本庁=技術管理課、道路保全課、河川課、砂防水資源課 出先=宇都宮土木事務所、真岡土木事務所、大田原土木事務所 ・栃木県警察本部 本庁=警備部警備第二課 出先=宇都宮東警察署、那須塩原警察署 ・(社)栃木県建設業協会 本部=技術委員会 支部=宇都宮支部、芳賀支部、那須支部 3 訓練内容及び機関 ・道路アンダー部における路面の冠水情報伝達訓練 大田原土木事務所管内=県道大田原高林線「東那須野西通りアンダー」 (那須塩原市大原間) 道路保全課及び大田原土木事務所、那須塩原警察署、那須支部 ・道路防災情報伝達訓練 宇都宮土木事務所管内=国道408号(宇都宮市板戸町) 道路保全課及び宇都宮土木事務所、宇都宮東警察署、宇都宮支部 ・土砂災害情報伝達訓練 宇都宮土木事務所管内=急傾斜地崩壊危険個所「八幡山」 (宇都宮市大曽) 砂防水資源課及び宇都宮土木事務所、宇都宮支部 ・水防情報伝達訓練 真岡土木事務所管内 =五行川(真岡市荒町) 河川課及び真岡土木事務所、芳賀支部 4 訓練の想定・手順 ・想 定 宇都宮気象台から 29日夜半から、台風1号に刺激され発達した前線の活動で、栃木県内を中心に激し い降雨となり、本日未明、宇都宮気象台から県内全域に大雨・洪水警報が発令。現在 も断続的に激しい降雨が続いており、河川の氾濫や道路の冠水、また、がけ崩れ等に 厳重な警戒が必要。 の 気象発表を想定し、情報伝 達訓練を実施 ・手 順 道路アンダー、道路防災、土砂災害、水防の4項目を時系列に行う。情報伝達を主とする 訓練であるため、大規模な水防訓練や実際の交通規制等については実施しない。 現地に出動した建設業協会に所属する職員などが、 「道路・河川等管理情報システム」を使 い、被災状況等を関係機関(栃木県県土整備部、栃木県警察本部など)に画像情報や位置情 報を報告する。 これらの現場と土木事務所などで交信した情報は、 「道路・河川等管理情報システム」で共 有することができることから、県土防災センターにおいて確認することができる。