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兵庫県神戸市
環境モデル都市提案
参考資料
参考資料1
神戸市の地域特性と課題
参考資料2
神戸市環境未来都市構想
参考資料3
高効率発電の実施
参考資料4
市民運動の展開 ~神戸市地球環境市民会議~
参考資料5
CO2排出削減目標
参考資料6
神戸CO2フリー水素モデルタウン構想
参考資料7
CO2削減目標の達成の見込み
参考資料8
フォローアップ手法
参考資料9
「こうべバイオガス活用事業」のさらなる展開
参考資料10
市が率先して取り組む再生可能エネルギーの導入促進
参考資料11
ポートアイランド地区における地域エネルギー・マネジメントシステム構想
参考資料12
市民の暮らしぶりを変える省エネの推進
参考資料13
モデル街区における省エネ及び面的なエネルギー利用の検討
参考資料14
超小型モビリティの活用による新たな交通手段の創出
参考資料15
「六甲山森林整備戦略」にもとづく戦略的森林整備
参考資料16
神戸市庁内の推進体制 ~環境未来都市推進部会~
参考資料17
産学官の連携体制 ~神戸市環境未来都市構想検討会議~
参考資料18
5年以内に具体化する予定の取組 事業マップ
神戸市の地域特性と課題
参考資料1
今日的な課題
神戸市の地域特性
人口154万人の国際港湾都市
神戸市は人口154万人の大都市(全国の指定都市
では5番目の規模)であり、1868年の開港以来、わ
が国有数の国際港湾都市として発展を続けてきた。
温室効果ガスの削減
総排出量は減少傾向で推移しているが、家庭・業
務・運輸各部門では基準年度より増加傾向で推移。
神戸市のCO2排出量推移
産業部門
業務部門
家庭部門
運輸部門
廃棄物部門
千トン
コンパクトな都市構造
海からすぐ北側に標高1,000mの六甲山系
が並び、山麓から臨海部に広がる市街地に
人口の7割にあたる約100万人が居住する、
コンパクト都市構造を有する。
わが国の縮図(モデル)
大都市にはまれな豊かな自然環境及び「森
林、田園、市街地、港」という全国の都市要
素を備え、市内GDPは全国の約1%、CO2の
部門別排出割合も全国平均とほぼ同じであ
るなど、わが国の縮図のような都市といえる。
震災復興の経験と市民力の絆
阪神淡路大震災(1995年)から復興した貴重な
経験と、それに伴う「市民力の絆」を活かした「防
災福祉コミュニティ」(市内全域で191地区に結
成)などのソーシャルキャピタルが形成されている。
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
基準年度
(1990年度)
神戸の多様な地域特性
田園
田園
4,325(▲14.2%)
1,980(▲19.1%)
1,804(+39.3%)
1,569(+18.5%)
269(+37.2%)
1995年度
2000年度
2005年度
2010年度
森林
森林
再生可能エネルギー利用の拡大
再生可能エネルギーの積極的な利用拡大に取り組
んできたが、現在、市域で消費されるエネルギー総
量に占める再生可能エネルギーの比率は4%程度
に留まっており、今後より一層の利用拡大が必要。
市街地
市街地
臨海部
臨海部
知の集積
中小事業者を含め優れた環境技術を有する
企業が多数立地。さらに世界最速級の京速コ
ンピュータ「京」を核とした最先端の研究機関・
企業が集まる国内有数の「知の集積地」でもあ
り、わが国の未来を拓く新技術の開発が進む。
少子高齢化対応・経済の活性化
急速に少子高齢化が進行し、自然動態は2007年
から5年連続マイナスで推移。また、2010年度の市
民所得は2年連続のマイナス、市民雇用者報酬も
1.6%の減となるなど、経済の活性化が急務な状況。
出生率の推移
一人あたりの市(国)民所得の推移
1
神戸市環境未来都市構想
参考資料2
・健全な都市環境と災害に強い都市基盤のもと、市民が健康に暮らせる、人間中心の住みつづけたい魅力あふれる都市
の実現をめざし、「神戸市環境未来都市構想」を2011年9月に策定。
・神戸の強み・魅力を活かし、 「優れた環境づくり」と「市民の健康づくり」を一体的に推進することを基本コンセプトに、
「環境」「超高齢化対応」「防災・震災復興」「知のネットワーク・国際化」の4分野の取組みを総合的に推進する。
将来ビジョンの実現イメージ
神戸市環境未来都市構想のコンセプト
- 神戸をこんなまちにしたい -
多様な機能を持つ
コンソーシアム
国内外の
ネットワーク
他都市との
連携による資
産の共有
や
か
う
す
【分野別の将来像(2050年頃)】
① 環境・
エネルギー
エネルギーマ
ネジメント
人と企業が潤
う新たなプロ
ジェクトの推
進(エネル
ギー効率、事
業性を考慮)
4つの分野
神戸産クリーンエネルギー100%でくらす
世界一空気・水のおいしい都市
環境
②防 災
災害にしなやかに対応し
被害を最小化する レジリエントな都市
防災・
震災復興
③ 健やか
子どもから高齢者まで健やかに暮らし
健康寿命世界一をめざす都市
超高齢化
対応
④集 う
人・物・情報が世界一集積し
活力と文化にみちあふれる都市
⑤食 す
大都市一の地産地消で
安全・安心な神戸ブランドの食が楽しめる都市
【神戸の強み・魅力】
知の
ネットワーク・
国際化
①豊かな自然環境(山と海)と地域特性(森林、田園、市街地、臨海部)
②先端産業(神戸医療産業都市、京速コンピュータ「京」)や神戸ブラン
ドなど、さまざまな先進的要素
③災害からの復興の経験(水害、阪神淡路大震災からの復興)
④市民力のきずなを活かしたソーシャルキャピタル(社会的連帯)
⑤住みたいまち、暮らしたいまちとしての総合的な魅力(都市ランキング
上位)
2
高効率発電の実施
参考資料3
・神戸市の中心市街地には、建設当時国内トップクラスの高効率発電を誇る「神鋼神戸発電所(石炭火力、総出力140万
kW)」が立地。市域のピーク時需要の70%を賄うことが可能。
・蒸気は近隣の酒造工場や温浴施設の熱源に利用され、エネルギーの効率的な利用を実現。
・また、熱供給のほか、体感型学習施設が立地。
熱供給事業
名称:神鋼神戸発電所
発電規模:1号機70万kW、2号機70万kW、合計140万kW
発電方式:石炭火力発電
敷地面積:神戸製鉄所敷地(約107万㎡)のうち約30万㎡
供給開始時期:(1号機)2002年4月、(2号機)2004年4月
富久娘
蒸気発生器
体感型学習施設
『灘浜サイエンススクエア』は、「製鉄・発電・エネルギー・環境」を
テーマにした、神戸製鋼所が地域交流施設として設立した施設です。
沢の鶴
関西ボトリング
ボイラ・タービン
熱供給
発電所の排熱を有効利用して近隣の酒造会社に蒸気
を供給しています。酒造会社では、送られた蒸気を蒸
米・洗瓶・火入れ(殺菌)等の工程で利用しています。
酒造会社A
蒸気は道路の
下に埋設され
た配管を通じて
各社に供給
酒造会社B
蒸気供給
発電に寄与し
た蒸気を熱交
換し、新たに
間接蒸気を発
生
神鋼神戸発電所
3
参考資料4
市民運動の展開 ~神戸市地球環境市民会議~
・1992
1992年
1992年にリオデジャネイロで
リオデジャネイロで開催された
開催された「
された「地球サミット
地球サミット」
サミット」を契機に
契機に、地球環境問題を
地球環境問題を地域でとらえ
地域でとらえ、
でとらえ、市民一人ひとりが
市民一人ひとりが環境
ひとりが環境に
環境に
配慮した
配慮した行動
した行動を
行動を実践するため
実践するため、
するため、1992年
1992年9月に設置したもの
設置したもの。
したもの。
・市民・
市民・事業者・
事業者・行政など
行政など多様
など多様な
多様な主体で
主体で構成する
構成する「
する「神戸市地球環境市民会議」
神戸市地球環境市民会議」を設け、市民各層の
市民各層の総意に
総意に基づく市民運動
づく市民運動を
市民運動を
展開。
展開。 神戸市環境基本計画において
神戸市環境基本計画において、
において、市民・
市民・事業者の
事業者の取り組みを推進
みを推進する
推進する団体
する団体として
団体として位置
として位置づけている
位置づけている。
づけている。
神戸市地球環境市民会議
全市で109地区、
地域ぐるみで環境を
よくする活動(資源集
団回収・節電活動)
市民
代表
事業者
代表
各種
団体
代表
議員
市民行動計画
節電宣言
市民会議の先導的行動を契機に、
より多くの市民へ活動の輪を広げる
ために策定(1993年)。
2012年夏、市民・事業者・行政が一丸
節電宣言」を実施、各団体
となった「節電宣言
節電宣言
が節電に取り組むとともに、個々の家
庭における節電対策を呼びかけた。
神戸ならではの自然の風やクールス
ポットの利用等で、東日本大震災発生
前と比べ、全市で10%以上の節電を
達成。
2012年、震災から復興してきた市民
の力を活かし、市民一人ひとりが、
環境活動をできることから取り組ん
でいく「KOBE
KOBE市民行動計画
KOBE市民行動計画」を策定。
市民行動計画
緑のカーテン
行政
全市で2,770世帯、
340団体が
実施・育成
もったいないやん!
KOBE運動
すべての市民が、明るく、楽しく、積
極的に環境に配慮した行動や取り
組みを継続的に行うことを呼びかけ、
「もったいないやん!川柳」(2006年
~) 「わがまちもったいないやん宣
言」(2010年~)などを実施。
一世帯あたりの家庭部門のCO2排出量
6
5
4
3
2
1
0
5.1
5.0
4.0
3.3
2.9 2.9 2.8 2.8 2.9
4.6 4.6
3.4 3.2
2.8 3.2 3.1
2.4 2.4
2.3
福岡市
広島市
北九州市
神戸市
岡山市
堺市
京都市
大阪市
名古屋市
静岡市
浜松市
横浜市
新潟市
さ いた ま 市
川崎市
仙台市
千葉市
札幌市
全国
市民の暮らしぶりを変える
省エネのさらなる推進
(トン-CO2/世帯)
エコタウン活動
4
CO2排出削減目標
参考資料5
・国レベルのエネルギー等の施策に加え、神戸市の重点施策による削減効果を上積みして、大幅な削減目標を達成。
・わが国の縮図と言える地域特性を持つ神戸の成功事例を、さまざまな都市へと普及展開し、国の目標達成に貢献。
CO2削減目標
2030年目標 基準年度(1990年度)比でCO2排出量を30%削減
国レベルの施策に沿った削減量
2050年目標 基準年度(1990年度)比でCO2排出量を80%削減
神戸市の重点施策による
削減量の上積み
目標達成に向けた取組方針
神戸市域の取組み
①エネルギー
①エネルギー
消費を極力削減
消費を極力削減
省エネ目標:
個別目標
家庭部門
一世帯あたり
のCO2排出量
を国内トップレ
ベルに
産業部門
生産額あたり
のCO2排出量
を国内トップレ
ベルに
必要なエネルギーは
必要なエネルギーは
②地域の分散型
②地域の分散型 かつ
かつ ③クリーンで!
③クリーンで!
分散型エネルギー目標:
市域の電力消費の30%を
地域の分散型エネルギーで
再エネ
(地域の分散型)
15%
コジェネ等
15%
創エネ目標:
2050年に市域の
エネルギー消費の
100%をクリーン
エネルギーで
取組みの
普及展開
他都市・地域
他都市・地域
取組みの普及展開を通じて
取組みの普及展開を通じて
国の目標達成に貢献
国の目標達成に貢献
国の目標
国の目標
2030年目標
「革新的エネルギー・環境戦略」
広域の取組み
・国レベルの再エネ・省エネ政策
・技術開発
・電力システム改革 等
• 再エネ比率:30%
• エネルギー消費:19%の省エネ
• 温室効果ガス排出:約20%削減
2050年目標
• 温室効果ガス排出:80%削減
5
参考資料6
神戸CO2フリー水素モデルタウン構想
・安価で埋蔵量豊富な褐炭(低品位の石炭)などから水素を製造。製造時に発生するCO2は、固定化技術で地中に貯留す
ることで、「CO2フリー水素」を生成。
・この「CO2フリー水素」を液化水素運搬船などで輸入して、発電や燃料電池車等に利用。クリーンエネルギーを安価に安定
供給し、わが国のエネルギー問題の解決に貢献する。
CO2フリー水素生成
・安価で埋蔵量豊富な褐炭から、水素を生成
(褐炭:低品位で利用の難しい石炭)
生成時に発生するCO2は固定化
技術(CCS)で地中に固定
国内に輸送
クリーンエネルギーとしての活用
・発電としての利用
・燃料電池車(FCV)での利用 など
神戸でモデル事業を展開
エネルギー問題の解決に貢献
6
CO2削減目標の達成の見込み
参考資料7
【 全国レベル
全国レベルの
レベルの施策による
施策による削減効果
による削減効果 】
削減効果 】
【 神戸市の
神戸市の重点施策による
重点施策による上乗
による上乗せ
上乗せ削減効果 】
削減効果 】
取組方針・
取組方針・内容
分 野
削減見込み
削減見込み
取組方針・
取組方針・内容
分 野
○ 住宅用太陽光発電の
住宅用太陽光発電の設
置
○ 非住宅用太陽光発電の
非住宅用太陽光発電の
設置
○燃料転換の
燃料転換の促進(
促進(石油系→
石油系→ガス、
ガス、3
割),高性能ボイラー
高性能ボイラー導入
ボイラー導入(
導入(50%)
50%)
○次世代自動車の
次世代自動車の導入割合向上(
導入割合向上(貨物)
貨物)
※ HV2
HV2 %、PHV
%、PHV10
PHV10%、
10%、FCV
%、FCV0
FCV0.1%
クリーンな
クリーンな創
▲67万
67万t-CO2
CO2
エネ
○ ごみ発電
ごみ発電の
発電の高効率化
○ マイクロ小水力等
マイクロ小水力等の
小水力等の導入
①エネルギー
▲24万
24万t-CO2
CO2
産業部
門
▲104万
104万tCO2
廃棄物
部門
+
①エネルギー
○ 中小事業所における
中小事業所における省
における省エネ対策
エネ対策の
対策の
推進(
推進(10%
10%の削減効果)
削減効果)
スマート 家庭
家庭・
・業 ○ 家庭部門及び
家庭部門及び業務部門における
業務部門における
な省エネ 務部門 省エネ
エネ活動
活動の
活動の推進(
推進(10%
10%の削減効果
▲31万
31万t-CO2
CO2
スマートな
スマートな省
エネ
○ 一般廃棄物の
一般廃棄物の処理量 処理量 30%
30%削減
▲172万
172万tCO2
▲13万
13万t-CO2
CO2
○ 自家用車から
自家用車から公共交通機関
から公共交通機関への
公共交通機関への転換促進
への転換促進
※ 自家用車利用者の
自家用車利用者の30%
30%転換
○次世代自動車の
次世代自動車の導入割合向上(
導入割合向上(乗用車)
乗用車)
※ HV13
HV13%、
13%、PHV
%、PHV9
PHV9%、EV
%、 EV17
EV 17%、
17%、FCV
%、 FCV1
FCV1.5%
③都市交通
削減見込み
削減見込み
クリーン
11万t-CO2
CO2
こうべバイオガスの
バイオガスの 推進(
推進(都市ガス
都市ガス、
ガス、自動車 ▲11万
な創エネ ○ こうべバイオガス
燃料、
燃料、発電等への
発電等への利用促進
への利用促進)
利用促進)
▲56万
56万t-CO2
CO2
○冷暖房の
冷暖房の高効率化
○照明の
照明の高効率化・
高効率化・LED化
LED 化
給湯器の効率改善
スマート 家庭・
家庭・業 ○給湯器の
な省エネ 務部門 ○建築物の
建築物の断熱水準の
断熱水準の向上
○HEMS、
○HEMS、 BEMSの
BEMSの導入
○電化製品の
電化製品の高効率化
○HCFCの製造中止
その他
その他ガ ○HCFCの
ス
○単位面積当たりのたい
単位面積当たりのたい肥量
たりのたい肥量10
肥量10%
10%減
②土地利用
分 野
○ 市公有財産を
市公有財産を最大限活用した
最大限活用した太陽光発電
した太陽光発電の
太陽光発電の
導入(
(土地・
導入
土地・建物屋根への
建物屋根へのメガソーラー
へのメガソーラー導入等
メガソーラー導入等)
導入等)
※現状と
現状と将来ス
将来ス
トック量
量から設定
トック
から設定
○ バイオマス熱利用
バイオマス熱利用の
熱利用の促進
※現状と
現状と将来発電
○ バイオマス発電
バイオマス発電の
発電の促進
量等から
量等から設定
から設定
○ 小型風力発電の
小型風力発電の促進
産業部
門
削減見込み
削減見込み
○ 住宅用太陽光発電の
住宅用太陽光発電の設置(
設置(市施策による
市施策による上
による上
乗せ分 )
クリーン
な創エネ ○ 太陽熱利用の
太陽熱利用の促進
①エネルギー
【 合計 】
合計 】
②土地利用
▲40万
40万t-CO2
CO2
③都市交通
○ 陸上貨物を
陸上貨物を海上輸送へ
海上輸送へ転換促進
※ 陸上貨物量の
陸上貨物量の3 %転換
②土地利用
▲21万
21万t-CO2
CO2
▲61万
61万t-CO2
CO2
③都市交通
○燃費効率の
燃費効率の向上
※ 鉄道7
鉄道7%、船舶
%、船舶16
船舶16%、
16%、航空機
%、航空機18
航空機18%
18%
六甲山の森林管理に
森林管理に伴うCO2
CO2吸収効果
④水とみどり ○ 六甲山の
④水とみどり
合 計
▲237万
237万tCO2
※1 「対策導入量等
「対策導入量等の
対策導入量等の根拠資料(
根拠資料(国立環境研究所AIM
国立環境研究所AIMプロジェクトチーム
AIMプロジェクトチーム、
プロジェクトチーム、平成24
平成24年
24年9
月12日改訂
12日改訂)」
日改訂)」に
)」に基づき試算
づき試算
④水とみどり
▲66万
66万t-CO2
合 計
合 計
350
万t-CO2
CO2
1,000
▲303万
303万t-CO2
CO2
削減
1,036
CO2
CO2排出量の
排出量の中
期削減目標を
期削減目標を達
成(基準年度比
▲30%)
30%)
300
250
1,074
771
150
200
100
0
50
基準年次
(1990年度
1990年度)
年度)
現状
(2010年度
2010年度)
年度)
▲303万
303万tCO2
水とみどり
3
の神
施
重戸
策
点市
200
1,107
▲3万t-CO2
CO2
※2「神戸市地球温暖化防止実行計画」、「
神戸市地球温暖化防止実行計画」、「神戸市環境未来都市構想
」、「神戸市環境未来都市構想」
神戸市環境未来都市構想」を参考に
参考に2030年
2030年
度の重点施策を
重点施策を設定し
設定し試算
1,200
C
O 800
2
排 600
出
量 400
▲3万t-CO2
CO2
中期目標
(2030年
2030年BAU)
BAU)
中期目標
(2030年施策後
2030年施策後)
年施策後)
全
国
レ
ベ
ル
の
施
策
21
土地利用,
土地利用,都市交通
31
11
40
省エネ
創エネ
水とみどり
141
土地利用,
土地利用,都市交通
省エネ
56
0
創エネ
7
フォローアップ手法
参考資料8
・環境モデル都市の取組みの推進及びフォローアップのため体制を構築。
・PDCAサイクルを活用した環境施策・取組みの着実な推進とフォローアップの実施
・「施策の実施状況ベース」と「エネルギー消費量ベース」のCO2排出量算定モデルを比較・検証し、精度向上を目指す
検討・推進体制
学識経験者、事業者、市民・NPO、行政からなる「環境モデル都市推進協議会(仮
称)」を設置。メンバーは既に設置している神戸市環境未来都市構想検討会議委員
(地元企業等22社)から環境・エネルギー関係 企業を中心に組織する。
神戸市では、市長を本部長とし、庁内の大部分の部局で構成する「環境未来都市
推進部会」を設置済み。
また、あわせて既設の神戸市地球環境会議により、市民活動を展開する。
学識
学識
経験者
経験者
産業
産業
(地元産業)
(地元産業)
環境モデル都市推進協議会
神戸市
地域環境
市民会議
(市民による
活動展開)
神戸市庁内体制(部署間横断組織)
CASBEE-都市等の活用
フォローアップ
PDCAサイクルを活用した取組の着
実な推進とフォローアップを行う。
CO2削減等の「環境価値」に加え、
「社会的価値」「経済的価値」につい
ても評価。
市民・
市民・
NPO
NPO
PLAN
行動計画
ACTION
見直し
フィードバック
3つの価値の効果は、CASBEE-都市
など環境性能評価ツールを活用して
数値化し、成果の見える化を推進し、
環境を良くする取組についての市民・
事業者の方々の理解を深めていく。
DO
官学民による
実施
3つの価値の創造
CHECK
分析・評価
フォローアップの新たな仕組みの検討
排出量[施策ベース実績]
排出量[目標]
排出量[BAU]
BAU
(千t-CO2)
「施策の実施状況ベース」と「エネルギー消費量
ベース」の算定モデルでCO2排出量(削減量)を
算出し、両者を比較・検証する仕組みを構築。
PDCAサイクルにおいては、見直された排出原
単位等にもとづいて目標の再設定、施策の修正
等の形でフィードバックされ、より的確な施策プラ
ンニングに資する。
排出量[エネルギー消費量ベース実績]
10,000
目標
0
基準年
2012
2013
2020
2030
2050
(年度)
8
参考資料9
「こうべバイオガス活用事業」のさらなる展開
・下水処理過程で発生するバイオガスを高度精製し、「こうべバイオガス」として、自動車燃料・日本初の都市ガス供給等で
活用する、神戸独自の技術。
2008年4月~ 天然ガス自動車燃料として活用。2011年度利用実績12,932台
2010年10月~ 都市ガス導管注入開始。2011年度供給実績約2,000世帯分
・新たな取組みとして、下水道に好適な食品製造系のバイオマスや六甲山の間伐材など、神戸の特徴的な地域バイオマス
を下水汚泥と混合し、バイオガス増量等をめざす実証研究「KOBEグリーン・スイーツプロジェクト」を2011年度より実施。
~ 下水処理施設から再生可能エネルギー供給拡大 ~
都市ガス
都市ガス化設備
- KOBE グリーン・スイーツ プロジェクト -
下水道に好適なバイオマスの活用
こうべスイーツバイオ
2,000世帯相当
こうべグリーンバイオ
11t/日
4t/日
自動車燃料
食品系バイオマス
木質系バイオマス
受入設備
汚泥混合設備
都市ガス
都市ガス供給量増加
ガス供給量増加
2,000世帯→5,000世帯
愛称「こうべバイオガス」
(メタン98%)
技術パッケージとして
技術パッケージとして
国内外に展開
国内外に展開
受入設備
汚泥混合設備
ガス回収・ガス精製・貯留設備
国土交通省委託研究 下水道革新的技術実証事業(2011年度~)
消化ガスの100%活用をめざして
西部処理場
・都市ガス検討 2011年~
垂水処理場
・発電・熱利用 2011年~
東灘処理場
・自動車燃料
2008年~
・都市ガス導管注入 2010年~
9
参考資料10
市が率先して取り組む再生可能エネルギーの導入促進
・市の公有財産(土地、建物屋根)を民間事業者に賃貸し、太陽光発電事業を促進(2012年10月2件公募開始、順次拡大
を検討)。
・また、土地貸しの収益の一部を市民の創エネ・省エネ行動の支援(省エネ機器の導入補助等)に充てる仕組みを検討し、
創エネと省エネを同時に促進する自立的事業モデルを構築。
創エネ
市が率先して取り組む再生可能エネルギーの導入促進
2012年10月
2012年10月
2件公募開始
2件公募開始
・廃棄物埋立処分場跡地
・廃棄物埋立処分場跡地
(約1.8ha)
(約1.8ha)
・六甲アイランド航空貨物
・六甲アイランド航空貨物
上屋(約2.4ha)
上屋(約2.4ha)
(ともに1MW以上を想定)
(ともに1MW以上を想定)
他の物件も順次公募予定。
他の物件も順次公募予定。
土地・建物
土地・建物
貸出し
貸出し
公共施設・
庁舎等
民間建築物等
創エネのしくみづくり
創エネのしくみづくり
市の公有財産
外郭団体
建築物
情報提供
情報提供
民間
建築物
発電事業者
廃棄物
埋立処分場
跡地
事業収益
事業収益
の一部
の一部
市民参加
市民参加
省エネ施策に活用
省エネ施策に活用
市民
省エネ
市民還元
市民還元
市民の省エネ行動の促進
市民の省エネ行動の促進
省エネ機器の
設置補助
省エネ行動への
インセンティブ
省エネ・節電に
よるCO2削減の
クレジット化
など
省エネ・節電
省エネ・節電
施策に活用
施策に活用
こうべCO2バンク
市民の暮らしぶりを変える省エネ施策の推進
10
参考資料11
ポートアイランド地区における地域エネルギー・マネジメントシステム構想
・既存の系統電力網・通信網を活用した地域エネルギーマネジメントシステムを導入し、エネルギー需給の平準化・安定化
とコストダウンを図る。
・さらに、災害時にもエネルギーが確保されるよう、島内に整備予定の次期クリーンセンターの発電や港湾倉庫屋根のメガ
ソーラー等の地域の分散型エネルギーを活用した、多重のセーフティネットによる地域防災力の向上など、「地域エネル
ギー・セキュリティ・マネジメントシステム(地域ESMS)」の構築を検討する。
・経済産業省「24年度スマートコミュニティ構想普及支援事業」採択事業として、2012年度実現可能性調査を実施。
<平常時>
<平常時>
地区全体の電力需要コントロール
地区全体の電力需要コントロール
①
① 各施設へのスマートメーター設置と
各施設へのスマートメーター設置と
BEMSとの連動化により、効果的に
BEMSとの連動化により、効果的に
エネルギーを削減。
エネルギーを削減。
②
② 電気、熱、ガスの総合的なデマンド
電気、熱、ガスの総合的なデマンド
レスポンス(DR)の実施により、地
レスポンス(DR)の実施により、地
区全体のエネルギー需要を平準化。
区全体のエネルギー需要を平準化。
③
③ 再生可能エネルギー(電力・熱)の
再生可能エネルギー(電力・熱)の
効率的な地産地消及び蓄電池等に
効率的な地産地消及び蓄電池等に
よる電力供給の安定化。
よる電力供給の安定化。
④
④ 各需要家の契約電力の圧縮並び
各需要家の契約電力の圧縮並び
に将来の電力コストの縮減(ダイナ
に将来の電力コストの縮減(ダイナ
ミックプライシング制度の施行時)。
ミックプライシング制度の施行時)。
<災害時>
<災害時>
多重のセーフティネット
多重のセーフティネット
~地域エネルギー・セキュリティ・マネ
~地域エネルギー・セキュリティ・マネ
ジメントシステム(地域ESMS)~
①
① 各施設の非常用発電設備等による
各施設の非常用発電設備等による
一次対応
一次対応
②
② 耐震バースに接岸した船舶(発電
耐震バースに接岸した船舶(発電
機)を電源とした、蓄電コンテナーを活
機)を電源とした、蓄電コンテナーを活
用した電力供給。
用した電力供給。
③
③ クリーンセンター(廃棄物発電)等を
クリーンセンター(廃棄物発電)等を
電源・熱源とした、EVパッカー車等に
電源・熱源とした、EVパッカー車等に
よる電力・熱供給。
よる電力・熱供給。
④
④ 電力系統網と通信網の早期復旧期
電力系統網と通信網の早期復旧期
には、クリーンセンター(廃棄物発電)
には、クリーンセンター(廃棄物発電)
やメガソーラー等の再生可能エネル
やメガソーラー等の再生可能エネル
ギーを、特に病院などの重要施設や
ギーを、特に病院などの重要施設や
防災拠点へ迅速に供給。
防災拠点へ迅速に供給。
●経済産業省「24年度スマートコミュニティ構想普及支援事業」採択事業
【検討参加企業(予定)】
大阪ガス、川崎重工業、関西電力、神戸製鋼所、西日本電信電話、
日本IBM、富士電機、三井住友銀行、三菱電機、明電舎、神戸商工
会議所、日建設計総合研究所(事務局)
地域EMS事業の原資(得られる効果)
地域EMS事業の原資(得られる効果)
○省エネ実現による光熱費削減分の一部(各需要家の契約電力の圧縮効果
を含む)
PI地区の電力需要:年間341,700MWh
→10%の省エネで5億円の削減効果(CO2削減効果:最大9,554t)
○災害時の多重のセーフティネットにより受けられるサービスのベネフィット
省エネにとどまらない便益(ノンエナジーベネフィット)の価値化
地域EMS
既存電力系統網・
通信網の活用
電力
電力
港湾倉庫屋根を
活用した太陽光発電
(ポテンシャル30MW
)
(ポテンシャル30MW)
災害時
災害時
電力運搬
電力運搬
各施設への
各施設への
スマートメーター・
スマートメーター・
BEMS導入
BEMS導入
蓄電
蓄電
コンテナ
コンテナ
未利用エネル
ギー(熱等)
ギー(熱等)
医療機関等の
医療機関等の
電力供給確保
医療産業都市
次期クリー
ンセンター
次期クリーンセンター
の発電・廃熱
(約14.5MW
規模)
(約14.5MW規模)
電力
電力
京速コンピュータ「京」
災害時
災害時
電力・熱運搬
電力・熱運搬
カートリッジ型
カートリッジ型
EVパッカー車
EVパッカー車
蓄電・蓄熱
蓄電・蓄熱
コンテナ
コンテナ
11
参考資料12
市民の暮らしぶりを変える省エネの推進
・神戸市の家庭部門に係る一世帯あたりCO2排出量は約2.3トンと、全国の指定都市の中で最も低い(2008年度)
・この要因を分析し、さらなる行動につなげていくため次の施策を講じ、省エネ行動を広げていく。
神戸市の家庭部門に係る
CO2排出量が少ない要因
①住宅の省エネ化
4.0
3.3
2.9 2.9 2.8 2.8 2.9
4.6 4.6
3.4 3.2
2.8 3.2 3.1
2.4 2.4
2.3
福岡市
広島市
北九州市
神戸市
岡山市
堺市
京都市
大阪市
浜松市
名古屋市
新潟市
静岡市
川崎市
横浜市
千葉市
家庭や中小事業者の節電・省エネ行動によ
るCO2削減量をクレジット化し、さらなる節
電・省エネ行動を促進するしくみを構築
さ いた ま 市
札幌市
④こうべCO2
バンク
④こうべCO2バンク
④こうべCO2バンク
制度の構築
仙台市
市の公有財産を活用した太陽光発電事
業の収益の一部を活用し、省エネ機器導
入など住宅の省エネをさらに加速化
全国に発信
5.1
5.0
全国
・市民の高い環境意識
・温和な気候
・高気密・高断熱住宅の普及 など
(トン-CO2/世帯)
一世帯あたりの家庭部門のCO2排出量
6
5
4
3
2
1
0
②市民会議による
意識向上
暮らしぶりを変
らしぶりを変える省
える省エネの
エネの推進
「神戸市地球環境市民会議」の運
動により、市民の環境意識を向上
神戸の市民力の結集、市民の環境意識の高さ、多
様な主体的による環境活動、及び阪神・淡路大震
災後の高気密・高断熱性住宅の普及等による実
績・ノウハウを活かして、さらなる省エネを推進
③市民・地域主体の
活動
2012年夏に市民・地域が自ら実施した、節電に向けた風や日陰など
の自然の活用、クールスポットの利用などを常態化
省エネ行動を広げていく
省エネ行動を広げていく
緑のカーテンの推進
「クールスポット」の利用促進
12
参考資料13
モデル街区における省エネ及び面的なエネルギー利用の検討
・神戸の近代的まちづくりの発祥の地であり、古い町並みが残る観光スポットでもある旧居留地地区を対象として、省エ
ネ診断の活用などによる地域全体での省エネルギーの取組を地域とともに推進する。
・さらに、エネルギーの効率的利用をより一層進めるため、未利用エネルギーを含めたエネルギーの面的な有効活用
方策を検討する。
・あわせて、「CASBEE-神戸」による、一定規模以上の建築物に対する環境性能の届出義務及び販売広告等への表示
義務等のこれまでの取組に加え、全市でのエネルギーの効率的利用を推進するため、面的開発や新築、増・改築時
に建築主が配慮すべき事項(エネルギーの面的利用の検討等)を定めた新たな制度の創設を行う。
旧居留地地区
旧居留地地区
地域協議会とともに、省エネ診断の
活用などによる地域全体での省エネ
ルギーの取組を推進。
エネルギーの
面的な有効活用方策
の検討
エネルギーの効率的利用をより一層
進めるため、未利用エネルギーを含
めたエネルギーの面的な有効活用を
検討。
全市における
エネルギーの
効率的利用の推進
これまでの取組
「CASBEE-神戸」による、一定
規模以上の建築物に対する環境
性能の届出義務及び販売広告等
への表示義務等(神戸市条例)
旧居留地地区
(約22ha)
稼働率
旧居留地をモデル地区
とした地域全体での
省エネルギーの取組み
規格出力(高効率・低コスト)
複数の施設で熱融通
エネルギーの効率的利用
1868年の兵庫開港によ
1868年の兵庫開港によ
り、外国人居留地として
り、外国人居留地として
開設。1899年の返還後
開設。1899年の返還後
も都心業務地として発
も都心業務地として発
展を続け、現在、大正
展を続け、現在、大正
から昭和初期にかけて
から昭和初期にかけて
のレトロな近代洋風建
のレトロな近代洋風建
築が数多く残される、神
築が数多く残される、神
戸を代表する観光地と
戸を代表する観光地と
なっている。
なっている。
さらなる取組
全市でのエネルギーの効率的利用を推進するた
め、面的開発や新築、増・改築時に建築主が配慮
すべき事項(エネルギーの面的利用の検討等)を
定めた新たな制度の創設を行う。
13
参考資料14
超小型モビリティの活用による新たな交通手段の創出
・CO2の削減のみならず、観光・地域振興、都市や地域の新たな交通手段、高齢者や子育て世代の移動支援等の効果が
期待される超小型モビリティの活用促進に向け、事業者・市が連携し、実証事業の実施などの検討を進める。
六甲山
環境保全
レクリエーション
市街地
観光・交流
にぎわい創出
活用の検討例
ニュータウン(住宅地)
公共交通の補完
高齢者や子育て
世代の移動支援
市施設(健康・福祉施設等)
ユニバーサル
サービス
14
参考資料15
「六甲山森林整備戦略」にもとづく戦略的森林整備
・神戸市の豊かな自然の象徴である六甲山は、100年以上前からの緑化事業を経て緑を取り戻した神戸市民の財産。
・市民と深い関わりをもつ「都市山」六甲山を美しく健全な状態で次世代にも引き継いでいくため、100年先の未来を見
据えた長期プランとして「六甲山森林整備戦略」を2012年4月に策定。
・戦略にもとづき、森林の特性に応じた5つの「戦略的ゾーン」を設定し、市有林における森林整備モデル事業を実施。
ゾーニングに応じた最適な整備手法を確立し、民有林を含めた森林整備へと展開していく。
20世紀当初
20世紀当初の
世紀当初の六甲山
現在の
現在の六甲山
江戸時代からの薪炭利用や草木の
採取など過度の山地利用で荒廃
緑化事業により、
緑を取り戻した現在の六甲山
1902年
1902年
緑化事業開始
緑化事業開始
標高931m
面積約9,000ha
(市域の約16%)
これからの
これからの
100年を見据えた
100年を見据えた
森林整備の
森林整備の
長期プラン
長期プラン
新しい森林整備体制
新しい森林整備体制
の組織化
の組織化
六甲山
森林整備戦略
2012年
2012年4月策定
森林整備・管理を担う組
織として、多様な主体によ
る(仮称)「六甲山森林マ
ネジメント共同体」の組織
化を検討。
戦略的ゾーニングにもとづく森林整備
戦略的ゾーニングにもとづく森林整備
KOBEグリーン・
KOBEグリーン・
スイーツプロジェクト
【参考資料6】
参考資料6】
①災害防止の森
①災害防止の森
森林の持つ多様な機能を十分に
発揮させるため、戦略的ゾーニン
グにより5つのゾーンごとの目標像
や整備方針を設定。
②生きものの森
②生きものの森
間伐材のバイオマス資源
としての活用
生物多様性保全を目的として
場に応じた維持管理を進めるゾーン
目標像:様々な生きものが生息・生育し、
近畿圏の骨格的な生態系ネットワークの
一部をなす森林
③地球環境の森
③地球環境の森
二酸化炭素の吸収能を高めるための
森林整備を進めるゾーン
目標像:二酸化炭素の吸収効果が高く、
エネルギー等として活用されている森林
④景観美の森
④景観美の森
⑤憩いと学びの森
⑤憩いと学びの森
ゾーンごとの
最適な森林整備
手法の確立
例)地球環境の森にお
いては、間伐を進めて
CO2吸収能の高い、若
い樹木の生育を促す。
2012年度
森林整備モデル事業
ゾーンごとの最適
な森林整備手法を
確立するためのモ
デル事業を市有林
で実施
民有林も含めた
戦略的森林保全・育成の
拡大へ
15
参考資料16
神戸市庁内の推進体制 ~環境未来都市推進部会~
・神戸市がめざす「環境未来都市」の実現に向けて、市長を本部長とする「神戸市地球環境保全推進本部」の下に、関
係14局室が参加する「環境未来都市推進部会」を2011年5月に設置(2012年10月までに7回の会議開催)。
神戸市地球環境保全推進本部
(本部長:
本部長:神戸市長)
神戸市長)
環境未来都市推進部会
2011年5月設置
市長室
地球環境保全に関する施策を全庁的に
推進するため、市長を本部長、助役を副
本部長に、収入役及び全局長・区長を本
部員として、1992年7月に設置。
危機管理室
企画調整局
保健福祉局
こども家庭局
環境未来都市・神戸の
実現に向けた取組みを
全庁的に連携して推進
【事務局】
環境局
環境未来都市
推進室
(2011年4月新設)
環境局
産業振興局
建設局
都市計画総局
みなと総局
消防局
神戸市環境未来都市構想検討会議
水道局
神戸市地球環境市民会議
市民・事業者と
連携し、一体と
なって取組みを推進
交通局
教育委員会
16
参考資料17
産学官の連携体制 ~神戸市環境未来都市構想検討会議~
・「神戸市環境未来都市構想」を策定、推進するため、学識経験者3名及び神戸を愛する幅広い分野の地元企業等22
社からなる「神戸市環境未来都市検討会議」を2011年7月に設置(2012年10月までに5回の会議開催)。
・「環境未来都市」へとつながる「環境モデル都市」の推進にあたっても、同検討会議のメンバー等が有する知見・技術
を最大限に活用し、産学官が連携し、それぞれの強みを活かして取組みを進める。
委員
区分
学識経験者
企業関係者
エネルギー
環境
企業・団体等(50音順)
関西大学
京都女子大学
神戸大学
大阪ガス株式会社
関西電力株式会社
川崎重工業株式会社
株式会社神戸製鋼所
パナソニックグループ
三洋電機株式会社エナジー社
富士電機株式会社
三菱重工業株式会社
情報・通信
交通・観光
住宅
医療・福祉
小売・農業等
金融
各種団体
NPO
技術システムアドバイザー
三菱電機株式会社
西日本電信電話株式会社
日本IBM株式会社
阪神電気鉄道株式会社
株式会社JTB西日本
パナホーム株式会社
シスメックス株式会社
神鋼ケアライフ株式会社
生活協同組合コープこうべ
株式会社トーホー
兵庫六甲農業協同組合
三井住友銀行
神戸商工会議所
NPO法人ワット神戸
株式会社明電舎
所属・補職
環境都市工学部 教授
現代社会学部 教授
大学院工学研究科 教授
兵庫エネルギー営業部長
神戸支店 副支店長
マーケティング本部 インフラ市場戦略部 担当部長
環境防災部 部長
大型蓄電BU 技術設計グループ 担当部長
電力・社会インフラ事業本部エネルギー流通事業部
スマートコミュニティ総合技術部 担当部長
神戸造船所機械・鉄構事業本部 交通事業部 新製品
開発室 室長
兵庫支店 支店長
兵庫支店法人営業部 副本部長
公共事業官公庁IBDT Smarter City推進部長
関連事業部長
執行役員 神戸支店長
品質・環境本部長
新事業推進本部 参与
顧問役
常勤理事
CSR推進部 部長
常務理事(神戸地域事業本部担当)
公共・金融法人部 部長
産業部長
会長
支配人 スマートグリッドプロジェクトリーダー
委員は
2012年10月
現在
17
参考資料18
5年以内に具体化する予定の取組 事業マップ
:エネルギー
:土地利用
:都市交通
:水とみどり
2-4-(a)
2-4-(a) 六甲山森林整
六甲山森林整
備戦略」にもとづく戦略的
備戦略」にもとづく戦略的
森林整備
森林整備【参考資料16】
【参考資料16】
2-1-(a)
2-1-(a) 「こうべバイオガ
「こうべバイオガ
ス事業」の更なる展開
ス事業」の更なる展開【参
【参
考資料10】
考資料10】
2-4-(b)
2-4-(b) 六甲山の間伐
六甲山の間伐
材の有効活用
材の有効活用
六甲山
2-2-(b)
2-2-(b) 都心域・拠点等
都心域・拠点等
における都市機能の集積
における都市機能の集積
2-1-(b)
2-1-(b) 市が率先して取
市が率先して取
り組む再生可能エネル
り組む再生可能エネル
ギーの導入促進
【参考資
ギーの導入促進【参考資
料11】
料11】
2-1-(c)
2-1-(c) 港湾倉庫の屋
港湾倉庫の屋
根を活用した太陽光発
根を活用した太陽光発
電の導入促進
電の導入促進
2-3-(b)
2-3-(b) 都心・ウォーター
都心・ウォーター
フロントの回遊性向上
フロントの回遊性向上
2-3-(c)
2-3-(c) 内航フィーダー
内航フィーダー
等によるモーダルシフト
等によるモーダルシフト
全市展開
2-2-(a)
2-2-(a) モデル街区にお
モデル街区にお
ける省エネ及び面的なエ
ける省エネ及び面的なエ
ネルギー利用の検討
ネルギー利用の検討【参
【参
考資料14】
考資料14】
稼働率
旧居留地地区
(約22ha)
規格出力(高効率・低コスト)
複数の施設で熱融通
エネルギーの効率的利用
2-3-(a)
2-3-(a) 超小型モビリティ
超小型モビリティ
を活用した新たな交通手
を活用した新たな交通手
段の導入
段の導入【参考資料15】
【参考資料15】
2-3-(d)
2-3-(d) 公共交通を補完
公共交通を補完
する地域交通の充実
する地域交通の充実
2-4-(c)
2-4-(c) 水と緑のネット
水と緑のネット
ワーク整備
ワーク整備
2-1-(d)
2-1-(d) ポートアイランド
ポートアイランド
地区における地域エネル
地区における地域エネル
ギーマネジメントシステム
ギーマネジメントシステム
構想
【参考資料12】
構想【参考資料12】
地域EMS
既存電力系統網・
通信網の活用
電力
電力
港湾倉庫屋根を
活用した太陽光発電
(ポテンシャル30MW)
(ポテンシャル30MW
)
災害時
災害時
電力運搬
電力運搬
各施設への
各施設への
スマートメーター・
スマートメーター・
BEMS導入
BEMS導入
蓄電
蓄電
コンテナ
コンテナ
未利用エネル
ギー(熱等)
ギー(熱等
)
2-1-(e)
2-1-(e) 市民の暮らしぶ
市民の暮らしぶ
りを変える省エネの推進
りを変える省エネの推進
医療機関等の
医療機関等の
電力供給確保
医療産業都市
次期クリー
次期クリーンセンター
ンセンター
の発電・廃熱
(約14.5MW
(約
14.5MW規模)
規模)
電力
電力
京速コンピュータ「京」」
京速コンピュータ「京
災害時
災害時
電力・熱運搬
電力・熱運搬
カートリッジ型
カートリッジ型
EVパッカー車
EVパッカー車
蓄電・蓄熱
蓄電・蓄熱
コンテナ
コンテナ
【参考資料13】
【参考資料13】
18
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