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経済原論Ⅱ

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経済原論Ⅱ
利子生み資本
o 利子とは何か
n
n
経済原論Ⅱ
経済原論
Ⅱ
2004農経学科
2004
農経学科
資本=その投下先にかかわらず,利潤(平均利潤)を獲得
貨幣は「利潤(平均利潤)をもたらす」という特別の使用価値を付与
o 独特の流通様式
n
銀行資本と金融
n
(2年12/21,3年12/17)
担当:久野秀二(
Hisano, Shuji)農業市場学分野・助手
n
n
貨幣の「利潤をもたらす」という使用価値が実現された後,元の所有
者に変換される。要するに「返済を条件に貸し付けされる」
G ー{G- W’- G’}ーG’
借り手(
機能資本家=産業資本家+商業資本家)は貸し手(貨幣資
機能資本家=産業資本家+商業資本家
本家)に利潤(平均利潤)の一部を利子
本家
利子として支払う
借り手の手元に残される利潤部分=企業者利得
企業者利得
利子は利潤(平均利潤)の一部だから「0<利子率<利潤率(平均利
潤率)」の範囲内で,貸し手と借り手の間の需給関係(競争)によって
決まる
o 利子生み資本(
貸付資本)
n
利子の取得を目的として貸し付けられる貨幣
Hokkaido University, Faculty of Agriculture
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商業信用
銀行信用
o 商品流通の発展
o 貨幣取扱資本
n
現金取引に依らない商品取引の発展(=商業手形の発行)
W aà Wbà
A
B
C
ßG
ßG
手形決済へ
貨幣に代行して手形が流通
o 商業信用の社会的機能
n
n
生産の連続性のための追加的投下資本を節約し,機能資本家の利
潤率を高める (è商業資本の自立化)
貨幣を社会的に節約する(ç債権・債務関係の相殺)
o 商業信用の限界
n
n
n
貨幣流通に関連する技術的諸活動(貨幣支払い,出納,簿記,決算,
貨幣保管,両替,地金取扱い等)が商業資本のなかから分離し,専
門化する
預けられた貨幣と引き換えに証書(貨幣の支払い約束)を発行=銀
行券の原型
o 銀行業の成立
n
n
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経済活動が拡大するにつれて,個人や企業が自分の手元に遊休さ
せている貨幣が貨幣取扱業者に集中(遊休貨幣の共同プール)
必要最小限度の準備金を上回る貨幣の利子生み資本への転化
資本の貸借と利子管理を業務とする銀行業が成立
手形は期間や金額が多様で,資本家の信用能力にも差があるため,
手形流通に限界
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銀行制度
・・・つづき
o 中央銀行と市中銀行
n
n
当初は多くの銀行が各々の銀行券(貨幣引換券)を発行していたが,
市場経済の発展と国民経済の確立にともない,中央銀行制度が整
備されてきた(cf. 日銀の設立は 1882 年)
中央銀行=銀行券の発行,国家財政(国庫)の出納業務,市中銀行
等への貸付業務,それらを通じた金融政策の遂行
②
発券銀行・・・銀行券を独占的に発行
政府の銀行・・・政府当座預金を通じた財政資金の受払
③
銀行の銀行・・・民間金融機関からの預金(日銀当座預金)と貸付
①
n
市中銀行=顧客(個人や企業)からの預金業務と貸付業務
o 銀行の業務
n
n
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n
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手形の割引・・・顧客の商業手形を買い取って割引料を取得è商業
手形の限界を克服
為替の取引・・・金融ビッグバンで自由化
付随業務・・・有価証券や地金の取引,官公金や会社の金銭出納業
務(最近は個人の顧客も対象)の代行,投資etc
o 銀行制度の社会的機能
n
n
n
n
利潤率の均等化を媒介
流通費の節約(銀行券や預金通貨による金貨幣の代位)
これらを通じて,産業資本や商業資本の活動を活発化
株式会社の発達を促す・・・後述
預金の受け入れ・・・遊休貨幣の集中と利子生み資本への転化
貸付と信用創造(預金通貨)・・・後述
Hokkaido University, Faculty of Agriculture
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1
信用創造
o
o
o
o
日本の金融システム①
日本の金融システム
① 通貨体系
銀行は,貸付操作によって最初に受け入れた現金の何倍もの貸出をすることが
できる=信用創造
信用創造
支払準備率(法定準備率)・・・民間銀行は,預金の払い出しに備えて一定割合の
現金を準備しておく必要がある。言い方を変えれば,この支払準備金を確保しさ
えすれば,残りの現金を貸付に回すことができる。その残金を貸し付けられた企
業は当座預金として別の銀行に預け入れた場合,その銀行もまた法定準備金を
残してさらなる貸付を行える。
例えば,支払準備率 10% で,α銀行への最初の預金が 100万円であれば,α
銀行は10万円を残して 90万円をA社に貸付け,A社はβ銀行に開設している当
座預金口座に預け入れ,小切手でB社に支払う。β銀行は 90万円の当座預金を
元に,9万円を残して81万円をC社に貸出し,C社がγ 銀行の当座預金口座に預
け入れ,小切手でD社に支払う。・・・と繰り返すことによって,理論的には:
通貨
現金通貨
預金通貨
(約68
約68兆円)
兆円)
日本銀行券
(約292
約292兆円)
兆円)
補助通貨
普通預金
準通貨
M2
郵貯・信組・農協等の
預貯金・金銭信託等
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・・・つづき
o 普通銀行
o 中小企業金融機関
n
都市銀行(メガバンク:5グループ ç2000 ∼2002年に大再編)
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地方銀行
u
n
みずほホールディングス(一勧,富士,興銀,安田信託)
三井住友ファイナンシャルG(さくら,住友)
三菱東京ファイナンシャルG(三菱,東京,三菱信託,日本信託)
UFJホールディングス(三和,東海,東洋信託)
りそなホールディングス(大和,あさひ,近畿大阪,奈良等)
地方都市を中心に営業を展開,地元の中小企業や個人を対象に,比較的小口
取引が中心。資金量は全金融機関の1割程度。全銀協正会員として64 行
第二地方銀行
u
1989年以降,相互銀行が普通銀行へ転換したもの。全銀協正会員として4 9行
o 長期金融機関
n
長期信用銀行 [長期信用銀行法]
債券を発行して設備資金や長期運転資金の貸付を行うことを主業務とするもの
新生銀行(旧日本長期信用銀行。現在は普通銀行), あおぞら銀行(旧日本債券
信用銀行),日本興業銀行(みずほホールディングに吸収)
信託銀行(7 行,但し実質的には5グループ)
u 沿革的理由により,銀行法上の銀行が兼営法によって信託業務(資産運用)を兼
営するもの
u
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譲渡性預金 CD
M3
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n
n
信用金庫(306)・信金中央金庫[ 信用金庫法]
u
中小企業や勤労者など国民大衆を対象とする地域的な金融機関
u
中小企業や勤労者などの協同組合組織(地域,業域,職域)の相互扶助的な金
融機関で,組合員からの預金を資金源として組合員への融資等を行う
信用組合(336)・全国信用協同組合連合会[中小企業等協同組合法]
労働金庫・労働金庫連合会
農業協同組合・農林中央金庫
o 保険会社
n
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生命保険会社(40社)・・・保険料の長期運用
損害保険会社(23社)・・・保険料の短期運用(
1年未満)
o 証券会社
n
n
証券会社(267社+ 213登録機関)[証券取引法]
短資会社(3社)・・・短期金融市場で金融機関相互の貸借取引を仲介
o ノンバンク
n
リース会社,クレジットカード会社,信販会社,消費者金融会社など
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・・・つづき
金融の経路
o インターネット(オンライン)銀行
o 遊休貨幣の金融資産・利子生み資本への転化
n
2000年以降,ジャパンネット銀行,アイワイバンク銀行,ソニー銀行,イーバンク銀行
などの専門会社が取引を開始,現在では多くの都市銀行が参入
o 公的金融機関(財政投融資制度)
n
n
郵便局(郵便貯金,簡易保険)
政府系金融機関(民間金融機関の不備を補完するために設置された,全額政府出
資の特殊法人で,現在は8 機関 ç1 9 9 7年以来,統廃合の議論)
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日本政策投資銀行[財務省](日本開発銀行+北海道東北開発公庫)
国際協力銀行[財 務 省](日本輸出入銀行+海外経済協力基金)
住宅金融公庫[国土交通省](2001 年に「5年以内に廃止」を決定?)
国民生活金融公庫[財務省](国民金融公庫+環境衛生金融公庫)
中小企業金融公庫[経済産業省]
商工組合中央金庫[経済産業省]
農林漁業金融公庫[農林水産省]
公営企業金融公庫[総務省]
沖縄振興開発金融公庫[内 閣 府]
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(約22
約22兆円)
兆円)
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日本の金融システム②
日本の金融システム
② 金融機関
[銀行法]
(約312
約312兆円)
兆円)
M1
最初の預金額(100万円)÷支払準備率(10%)= 1000万円の信用が創造され
ることになる。
※当座預金=手形や小切手などの受払いを行う無利子の預金
定期性預金
当座預金
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n
n
n
銀行預金è銀行による貸出・融資è信用創造
郵便貯金è財政投融資(第二の国家予算)
有価証券(国債,公社債,株式)
è発行者の資金獲得+売買差益を
目的とした証券取引
短期金融市場(金融機関相互の短期的な資金過不足の調整=イン
ターバンク市場,一般企業も参加可能なオープン市場)
o 図を参照
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2
金融政策
金融の自由化
o
1.
o 金融面での公的規制を撤廃ないし緩和する動きが1980年代に強
まり,1997年に提唱された「日本版ビックバン」によって一気に加
速した
通貨や信用を中央銀行(日銀)が調節し,景気を調整する活動
公定歩合政策(金利政策)
n
n
2.
3.
日銀から市中銀行への貸出利率(公定歩合)を調整し,市中金利の変動=資金調達
コストの変動を通じて,通貨供給量を調節する
コスト効果以外に,アナウンスメント効果も
n
金利規制・金融取引規制の緩和
公開市場操作
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日銀が金融市場で民間金融機関に国債や手形を売買することで,市場に資金を供給
したり,逆に市場の余剰資金を吸収したりして,通貨供給量の調節を行う
支払準備率操作
n
日銀が市中銀行の法定準備預金(無利子強制による日銀への預金)の割合=支払準
備率を調整することで,通貨供給量の調節を行う
n
n
内外市場分断規制の緩和
業態分野規制の緩和
u
公定歩合政策
好景気
不景気
公定歩合を上げる
公定歩合を下げる
金融引き締め
金融緩和
公開市場操作
好景気
不景気
売りオペレーション
買いオペレーション
金融引き締め
金融緩和
支払準備率操作
好景気
不景気
支払準備率を上げる
支払準備率を下げる
金融引き締め
金融緩和
n
預金金利の自由化
国債取引の規制緩和
短期金融市場の整備
1993年,銀行・証券会社・信託銀行等の相互業務参入
金融ビッグバン
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外為法の改正(外国為替取引の自由化)
生保と損保の相互業務参入,保険商品の自由化など
証券化(セキュリタイゼーション)・・・①企業の資金調達方法が銀行借入
から株式・社債発行に比重がシフトすること,②個人の貯蓄方法が預金
から投資信託や株式等の商品にシフトすること
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株式会社
株式市場のしくみ
o 株式とは何か
o 証券取引所
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企業規模の拡大につれて,個人所有企業(個人出資企業)に限界
多額の出資金を一つの企業に集中させる必要è株式の発行
u
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額面=20円,50円,500 円,5万 円 (但し,50円が一般的)
株式所有者には利潤の一部から配当を保証(
保有株式数に応じて)
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株式会社=株主の有限責任制,会社機関,資本金1000万円以上
企業の設立や増資の際に,小さな額面単位の株式を発行(額面発
行)し,多数の出資者に購入してもらうことによって資本を調達
配当率=配当額/額面価格 ・・・配当額は企業収益に規定される
2001年10月の商法改正で,額面株式が廃止され,発行価額の規
制は撤廃(è無額面株式)。会社設立時は5万円以上で,増資の際
は時価発行で行うことに
n
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東京,大阪,名古屋,札幌,福岡で上場取引
広島,新潟は東京へ,京都は大阪へ吸収合併
ジャスダック市場(店頭株式市場)
グリーンシート市場(未公開企業の株式を売買する市場)
o 株価=株式の市場取引価格(時価・・・額面価格からの乖離)
n
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配当が企業収益に左右されるということは,株式の実際上の評価は
額面価格ではなく配当率によって決まるということ
株式は「一定の配当をもたらす」という特別の使用価値をもつ商品
(=有価証券,擬制資本)として扱われ,独自に市場で取り引きされ
るようになるè株式市場
o 株式の市場価格(株価)
は期待される配当率(
当該企業の将来の
業績)の評価と取引時の利子率に規定される
Hokkaido University, Faculty of Agriculture
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・・・つづき
・・・つづき
o 例えば
o 株価指数
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額面500円で配当率20%(配当額100円)のとき
利子率5%であれば,利子100円をもたらす投資額2000円に相当
株式に買いが殺到する結果,額面とは関係なしに 500円à2000円
水準で取引
期待される配当率が30%(配当額150円)と「評価」されれば,株価
は3000円に上昇
逆に期待される配当率が10%(配当額50円)と「評価」されれば,株
価は1000円に下落
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o キャピタルゲイン(売買差益)を獲得するための思惑買い・思惑売
りが横行
è配当率からも乖離した投機的価格による投機的市場へ
n
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日経平均株価指数(日経ダウ)=流動性の高い上場225銘柄または
300銘柄を対象とした時価総額による加重平均
東証株価指数(TOPIX)=東証第一部上場全銘柄の株価指数
当日の時価総額/基準時(1968年1月 4日)の時価総額×100
ダウ・ジョーンズ平均株価=米国ダウ・ジョーンズ社が発表。NY証券
取引所上場株のうち工業株30種など各種指数
S&P株価指数=米国S&P社が発表。NY証券取引所上場500銘柄
の加重平均総合など各種指数
この他,米国NASDAQ100 ,英国FTSE100 ,ドイツDAX,香港ハン
セン指数など様々な株価指数が発表されている
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3
株主と経営者
おまけ・・・先物市場
o 株式会社が発達するにつれて,一株主あたりの保有株式シェアが
小さくなり,会社経営に対する実質的影響力が縮小。他方,株式
会社規模が大きくなるにつれ,経営が専門化し,専門的経営者が
担当するようになる
o 基本的には,将来の一定時期に商品を受け渡しすることを約束して,そ
の価格を現時点で決める取引形態。但し,約束の期日を待って受け渡し
を行うこともできる。また,約束の期日以前であれば,いつでもその時点
の価格ではじめの取引と反対の売買を行うことによって売りと買いを相
殺し,その差額を受け払い(差金決済)して取引を終了することもできる。
したがって,手元に商品をもっていなくても売り契約ができ,また買い契
約をした場合でも差金決済をすれば商品を受け取らなくてもよい。
o 本来は市場における価格変動リスクをヘッジするためのものだが,売買
差益を目的とした投機的取引を誘発してきた。
o 具体的には
è 所有と経営の分離
è 企業支配の基盤はどこにあるのか? 資本家とは誰か?
o 機関投資家と法人株主
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日本型企業システム=企業集団や企業グループによる株式の相互
持ち合い
米国型企業システム=金融市場(株式,社債等の有価証券市場)へ
の依存,株主の発言権大(但し,社長・会長=大資産家=大株主と
いったパターンも多い)
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商品先物市場(貴金属や穀物等)
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金融先物市場(債権,通貨,金利,株価指数!!)
オプション取引やスワップ取引など多様な派生取引・商品も発達
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次週の内容
o 2年目1/11,3年目1/7
o 講義内容
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バブル経済のしくみ
o 次回までの課題
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新書類(岩波新書,中公新書,講談社現代新書,新潮新書など)から政治や
経済に関連する本を一冊読み,①その概要をまとめ(A4用紙 1枚),②感想
ないし批評を述べる(A4用紙2∼ 3枚)こと。提出締め切りは1月13日。
評価のポイントは,①要約の的確さ,②感想/批評の論旨,③文章力,④選
択したテーマ。なお,最終的な成績評価に際し,本レポートの採点は30%。
ちなみに,出席は40%,期末テスト(内容理解を確認する)は 30%で評価。
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