...

野村證券株式会社

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

野村證券株式会社
2013年10月
発行登録目論見書
野村ホールディングス株式会社保証
ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期
米ドル建固定利付社債
野村ホールディングス株式会社保証
ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期
米ドル建変動利付社債
―
売 出 人
―
野村證券株式会社
1. この発行登録目論見書が対象とする社債5,000億円の売出しに関する発行登録につ
いては、発行会社は金融商品取引法第23条の3第1項の規定により、発行登録書を
平成25年8月9日に関東財務局長に提出し、平成25年8月20日にその効力が生じて
います。
2. この発行登録目論見書に記載された内容については、今後訂正されることがありま
す。また、参照すべき旨記載された参照情報が新たに差し替わることがあります。
3. この発行登録目論見書 (注)に基づき野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・
ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 米ドル建固定利付社債
および野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・
エヌ・ブイ 2018年10月満期 米ドル建変動利付社債 (以下「本社債」と総称しま
す。)を売り付ける場合には、発行登録追補目論見書を交付いたします。
4. 本社債の元利金は米ドルで支払われますので、外国為替相場の変動により影響を
受けることがあります。
(注)発行会社は、平成25年9月25日付で「野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・
ファイナンス・エヌ・ブイ 2015年4月満期 円/豪ドル・デュアル・カレンシー社債(円貨償還
条件付)(任意繰上償還条項付)」の売出しについて、同日付で「野村ホールディングス株式会社
保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 利率ステップアップ
型 円/豪ドル・デュアル・カレンシー社債(任意繰上償還条項付)」および「野村ホールディン
グス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 利率
ステップアップ型 円/米ドル・デュアル・カレンシー社債(任意繰上償還条項付)」の売出しに
ついて、訂正発行登録書を関東財務局長に提出しております。当該各社債の売出しに係る発行登
録目論見書は、この発行登録目論見書とは別に作成および交付されますので、当該各社債の内容
はこの発行登録目論見書には記載されておりません。
この書面は、売出人によって作成されたものであり、目論見書の一部を構成するものではなく、
発行会社であるノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイは、この書面の正確性及び完全
性について、いかなる責任も負いません。
■
格付について
■
本発行者は、2013年8月5日付ユーロ・ノート・プログラムについて、金融商品取引法第66条の27
の規定に基づく信用格付業者(以下「信用格付業者」といいます。)より、以下の格付が付与されて
います。かかるプログラムの格付はいずれもユーロ・ノート・プログラムに基づき発行される個別
の社債に対する信用格付ではありません。また、本社債には個別の格付は付与されません。信用格
付については、下記の「信用格付業者の格付について」をお読みください。
株式会社格付投資情報センター
プログラム格付:
A+
株式会社日本格付研究所
プログラム格付:
AA-
スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社
プログラム格付:
BBB+
信用格付業者の格付について
信用格付は債務履行の確実性(信用リスク)についての現時点における各信用格付業者の意見で
あり事実の表明ではありません。また、信用格付は、投資助言、販売推奨、または情報もしくは債
務に対する保証ではありません。信用格付の評価の対象は信用リスクに限定されており、流動性リ
スク、市場価値リスク、価格変動リスク等、信用リスク以外のリスクについて言及するものではあ
りません。各信用格付業者の信用格付は信用リスクの評価において各信用格付業者が必要と判断し
た場合に変更され、または情報の不足等により取り下げられる(もしくは保留される)ことがあり
ます。各信用格付業者は評価にあたり信頼性が高いと判断した情報(発行体から提供された情報を
含みます。)を利用していますが、入手した情報を独自に監査・検証しているわけではありません。
【表紙】
【提出書類】
発行登録書
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成25年8月9日発行登録書提出
平成25年8月14日訂正発行登録書提出
平成25年9月30日訂正発行登録書提出
【会社名】
ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
(Nomura Europe Finance N.V.)
【代表者の役職氏名】
社長兼業務執行取締役
(President & Managing Director)
針ヶ谷 真 朝
(Masatomo Harigaya)
【本店の所在の場所】
オランダ王国 アムステルダム市1096HA
アムステルプライン1 レンブラント・タワー19階
(Rembrandt Tower 19th floor, Amstelplein 1,
1096HA Amsterdam, The Netherlands)
【代理人の氏名又は名称】
弁護士
【代理人の住所又は所在地】
東京都港区元赤坂一丁目2番7号 赤坂Kタワー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
【電話番号】
03-6888-1000
【事務連絡者氏名】
弁護士
弁護士
柴
田
野
田
弘
子
原
新
典
晃
平
【連絡場所】
東京都港区元赤坂一丁目2番7号 赤坂Kタワー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
【電話番号】
03-6888-4710
03-6888-4786
【発行登録の対象とした
売出有価証券の種類】
社債
【発行登録書の内容】
提出日
平成25年8月9日
効力発生日
平成25年8月20日
有効期限
平成27年8月19日
発行登録番号
25-外22
発行予定額又は発行残
高の上限
発行予定額
発行可能額
4,380億7,820万4,000円
5,000億円
【これまでの売出実績】
番号
提出年月日
売出金額
減額による
訂正年月日
減額金額
25 - 外 22 - 1
平成 25 年9月5日
29 億 2,179 万 6,000 円
該当事項なし
該当事項なし
25 - 外 22 - 2
平成 25 年9月6日
146 億円
該当事項なし
該当事項なし
25 - 外 22 - 3
平成 25 年9月6日
271 億 8,000 万円
該当事項なし
該当事項なし
25 - 外 22 - 4
平成 25 年9月 10 日
172 億 2,000 万円
該当事項なし
該当事項なし
619 億 2,179 万 6,000 円
減額総額
0円
実績合計額
【縦覧に供する場所】
(注)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
本書中の「発行会社」、「当社」または「NEF」は法人所在地をアムステルダムとするノムラ・ヨーロ
ッパ・ファイナンス・エヌ・ブイを指し、「保証会社」または「野村ホールディングス」は野村ホール
ディングス株式会社を指し、「野村グループ」は野村ホールディングスおよびその連結子会社を指す。
目
次
頁
第一部【証券情報】……………………………………………………………………………………………………
1
<野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月
満期 米ドル建固定利付社債および野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・
ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 米ドル建変動利付社債に関する情報>
…………………
1
第1【募集要項】……………………………………………………………………………………………………
1
第2【売出要項】……………………………………………………………………………………………………
1
1【売出有価証券】……………………………………………………………………………………………
2
2【売出しの条件】……………………………………………………………………………………………
3
<本社債以外の社債に関する情報>………………………………………………………………………………
24
第1【募集要項】……………………………………………………………………………………………………
24
第2【売出要項】……………………………………………………………………………………………………
24
1【売出有価証券】……………………………………………………………………………………………
24
2【売出しの条件】……………………………………………………………………………………………
24
第二部【参照情報】……………………………………………………………………………………………………
25
第1【参照書類】……………………………………………………………………………………………………
25
第2【参照書類の補完情報】………………………………………………………………………………………
25
第3【参照書類を縦覧に供している場所】………………………………………………………………………
26
第三部【保証会社等の情報】…………………………………………………………………………………………
26
<野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月
満期 米ドル建固定利付社債および野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・
ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 米ドル建変動利付社債に関する情報>
…………………
26
第1【保証会社情報】………………………………………………………………………………………………
26
第2【保証会社以外の会社の情報】………………………………………………………………………………
27
<本社債以外の社債に関する情報>
……………………………………………………………………………
27
発行登録書の提出者が金融商品取引法第5条第4項各号に掲げる要件を満たしていることを示す書面……
28
事業内容の概要および主要な経営指標等の推移
29
…………………………………………………………………
第一部【証券情報】
<野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満
期 米ドル建固定利付社債および野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナ
ンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 米ドル建変動利付社債に関する情報>
第1【募集要項】
該当事項なし。
第2【売出要項】
以下に記載するもの以外については、以下に記載の社債に関する「訂正発行登録書」または「発行登
録追補書類」に記載する。本書中の未定の事項は10月中旬頃に決定する。
本「第2
売出要項」には2本の異なる種類の社債についての記載がなされている。一定の記載事項
について、野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018
年10月満期 米ドル建固定利付社債(以下「固定利付社債」という。)および野村ホールディングス株式
会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 米ドル建変動利付社債(以
下「変動利付社債」という。)毎に異なる取扱いがなされる場合には、それぞれの社債毎に記載内容を
分けて記載している。かかる記載方法による場合は、かかる見出しの下で定義された「本社債」等の用
語は当該社債の関係で定義されている。一方、それぞれの社債の内容に差異がない場合または一定の事
項を除き差異がない場合には、それぞれの社債に関する記載は共通のものとしてまとめ、かつ例外事項
があればこれを示して記載している。まとめて記載した場合、これら2本の社債をそれぞれ「本社債」
という。
- 1
1【売出有価証券】
【売出社債(短期社債を除く。)】
固定利付社債
野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
2018年10月満期 米ドル建固定利付社債(以下「本社債」という。)
銘柄(注1)
変動利付社債
野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
2018年10月満期 米ドル建変動利付社債(以下「本社債」という。)
売出券面額の総額
又は売出振替社債
の総額(注2)
固定利付社債
(未定)米ドル
変動利付社債
(未定)米ドル
売出価額の総額
(注2)
固定利付社債
(未定)米ドル
変動利付社債
(未定)米ドル
売出しに係る社債の
所有者の住所及び
氏名又は名称
記名・無記名の別
各社債の金額
利率
東京都中央区日本橋一丁目9番1号
野村證券株式会社(以下「売出人」という。)
無記名式
(額面金額)1,000米ドル
固定利付社債
年率(未定)%(年率2.00%から3.40%までを仮条件とする。)
変動利付社債
3ヶ月米ドルLIBOR(注3)+年率(未定)%(年率1.00%から
1.20%までを仮条件とする。)(注4)
固定利付社債
4月23日および10月23日
変動利付社債
1月23日、4月23日、7月23日および10月23日
固定利付社債
2018年10月23日
変動利付社債
2018年10月23日(注5)
利払日
償還期限
(注1)
本社債は、発行会社の2013年8月5日付ユーロ・ノート・プログラムに基づき、ノムラ・インターナ
ショナル・ピーエルシーにより引き受けられ、2013年10月23日(以下「発行日」という。)にユーロ市
場で発行される。本社債はいずれの証券取引所にも上場されない。
(注2) 日本における売出券面額の総額および売出価額の総額はユーロ市場で発行される本社債の額面総額と同
額である。
本社債の額面総額は、上記の仮条件に基づく本社債の需要状況を勘案した上で決定される。上記の仮条
件は、市況により変更されることがある。
(注3) 3ヶ月米ドルLIBORとは、各利息期間(下記「社債の概要 1 利息」に定義する。)に関して、関連す
る利率決定日(下記「社債の概要 1 利息」に定義する。)の日の午前11時(ロンドン時間)現在のロ
イタースクリーンLIBOR01頁に表示されるレートをいうが、詳細については下記「社債の概要 1 利
息」を参照されたい。
(注4) 売出人または売出取扱人(下記「2 売出しの条件」に定義する。)の各本支店に口座を開設する本社債
の所持人は、各利息期間に関する適用利率(下記「社債の概要 1 利息」に定義する。)の決定後、そ
れらの各本支店の窓口より、当該適用利率を入手することができる。
(注5) 当該日が営業日(下記「社債の概要 1 利息」に定義する。)でない場合、翌営業日とし、当該翌営業
日が翌暦月に属する場合には、直前の営業日とする。
- 2
摘要
(1) 本社債の元利金その他の支払は、野村ホールディングス株式会社により保証される。
(2) 本社債に関し、発行会社の依頼により、金融商品取引法第66条の27に基づく登録を受けた信用格
付業者から提供され、または閲覧に供される信用格付(予定を含む。)はない。
2【売出しの条件】
売出価格
額面金額の
100.00%
申込期間
2013年10月17日から
同年10月23日まで
申込単位
額面金額
1,000米ドル
申込証拠金
申込受付場所
な し
売 出人お よび売 出取扱人
の 日本に おける 本店およ
び 各支店 ならび に下記摘
要(3)に記載の金融機関お
よ び金融 商品仲 介業者の
営業所および事務所
売出しの委託を受けた者の住所、氏名又は名称
いよぎん証券株式会社
愛媛県松山市三番町五丁目10番地1
(以下「売出取扱人」という。)
売出しの委託契約の内容
売出人は、売出取扱人に本社債の
売出しの取扱いを委託している。
摘要
(1) 本社債の日本における受渡期日は、2013年10月24日である。
(2) 本社債の各申込人は、売出人または売出取扱人の本支店において各申込人の名義で外国証券取引
口座を開設しなければならない。本書に別段の記載がある場合を除き、各申込人が売出人または売
出取扱人との間で行う本社債の取引に関しては、売出人または売出取扱人から交付される外国証券
取引口座約款に基づき、当該外国証券取引口座を通じて処理される。
(3) 売出人および売出取扱人は、金融商品取引法第33条の2に基づく登録を受けた銀行等の金融機関
および同法第66条に基づく登録を受けた金融商品仲介業者に、本社債の売出しの取扱業務の一部を
行うことを委託している。
(4) 本社債は、1933年合衆国証券法(その後の改正を含み、以下「合衆国証券法」という。)に基づ
く登録がなされておらず、また今後なされる予定もない。合衆国証券法に基づいて本社債の登録を
行うかまたは合衆国証券法の登録義務の免除を受ける場合を除き、合衆国内において、または米国
人(U.S. Person)に対し、米国人の計算で、もしくは米国人のために、本社債の募集、売出しまた
は販売を行ってはならない。この「摘要(4)」において使用された用語は、合衆国証券法に基づくレ
ギュレーションSにより定義された意味を有する。
(5) 本社債は、合衆国税法の適用を受ける。合衆国の税務規則により認められた一定の取引による場
合を除き、合衆国もしくはその属領内において、または合衆国人(United States Person)に対し
て本社債の募集、売出しまたは交付を行ってはならない。この「摘要(5)」において使用された用語
は、合衆国内国歳入法およびそれに基づく規則において定義された意味を有する。
- 3
社債の概要
1
利息
固定利付社債
(a) 各本社債の利息は、上記利率で、2013年10月23日(当日を含む。)から満期償還日(下記「2
償還および買入
(a) 満期償還」に定義する。当日を含まない。)までこれを付し、満期償還日
(当日を含む。)までの毎年4月23日および10月23日(以下それぞれを「利払日」という。)に
半年分を後払いする。各利払日に支払われる利息は、額面金額1,000米ドルの各本社債につき(未
定)米ドルとする。
利払日以外の日に満了する期間についての利息額を計算することが必要な場合には、かかる利
息額は、上記利率を各本社債の額面金額に乗じた金額に、適用される日数調整係数(以下に定義
する。)をさらに乗じて得られる金額(1セント未満は四捨五入する。)とする。
「日数調整係数」とは、直近の利払日(かかる利払日が存在しない場合は、本社債の発行日)
(当日を含む。)から関連する支払日(当日を含まない。)までの期間中の日数(かかる日数は
1年を各月30日とする12ヶ月から成る360日として計算される。)を360で除した数をいう。
変動利付社債
(a) 各本社債の利息は、計算代理人(下記「12 その他
(3) 代理契約」に定義する。)により以下
のとおり決定される利率(年率)(0%を下回らないものとし、以下「適用利率」という。)に
より、2013年10月23日(当日を含む。)から満期償還日(下記「2 償還および買入
(a) 満期償
還」に定義する。当日を含まない。)までこれを付し、2014年1月23日を初回として、満期償還
日(当日を含む。)までの毎年1月23日、4月23日、7月23日および10月23日(当該日が営業日
でない場合、翌営業日とし、当該翌営業日が翌暦月に属する場合には、直前の営業日とする。以
下それぞれを「利払日」という。)に各利息期間に関する利息を後払いする。
適用利率 = 3ヶ月米ドルLIBOR +(未定)%
計算代理人は、各適用利率が決定されるべき時刻以降可及的速やかに関連する利息期間の適用
利率を決定する。適用利率は、小数第6位未満を四捨五入する。計算代理人は、関連する利息期
間の適用利率を決定した後、可及的速やかに当該利率を代理人(下記「12 その他
(3) 代理契
約」に定義する。)に通知する。計算代理人は、関連する利息期間に関する利息額(以下「利息
額」という。)を、額面金額(1,000米ドル)に適用利率および適用される日数調整係数(以下に
定義する。)を乗じることにより算出する(端数が生じた場合は1セント未満を四捨五入す
る。)。
「営業日」とは、東京、ロンドンおよびニューヨークにおいて商業銀行および外国為替市場が
支払決済および一般業務(外国為替および外貨預金の取扱いを含む。)を行っている日をいう。
「日数調整係数」とは、直近の利払日(かかる利払日が存在しない場合は、本社債の発行日)
(当日を含む。)から関連する支払日(当日を含まない。)までの期間中の実日数を360で除した
数をいう。
- 4
「3ヶ月米ドルLIBOR」とは、各利息期間に関して、関連する利率決定日の午前11時(ロンドン
時間)現在のロイタースクリーンLIBOR01頁(またはその承継頁)に表示される3ヶ月米ドル
LIBORのオファード・レート(年率)として計算代理人により決定されたレートをいう。
関連する利率決定日の午前11時(ロンドン時間)において、ロイタースクリーンLIBOR01頁(ま
たはその承継頁)が利用できない場合、計算代理人は、各利率照会銀行(以下に定義する。)の
ロンドンの主たる店舗に対し、当該利率決定日の午前11時(ロンドン時間)頃における3ヶ月米
ドルLIBORのオファード・レート(年率)を提示するよう要請する。2行以上の利率照会銀行がか
かるオファード・レートを計算代理人に提示した場合、当該利息期間に関する3ヶ月米ドルLIBOR
は、かかるオファード・レートの算術平均値(必要な場合、小数第4位未満を四捨五入する。)
として計算代理人により決定されたレートとする。
関連する利率決定日に、利率照会銀行のうち1行のみが前段落の規定に従いオファード・レー
トを提示した場合またはいずれの利率照会銀行も前段落の規定に従いオファード・レートを提示
しなかった場合、関連する利息期間に関する3ヶ月米ドルLIBORは、ロンドン銀行間市場における
主要銀行により関連する利率決定日の午前11時(ロンドン時間)頃に利率照会銀行またはそれら
のうち2行以上に対して提示され、かかる利率照会銀行から計算代理人に対して(かつその要請
により)提示される米ドルの3ヶ月預金のレートの算術平均値(必要な場合、小数第4位未満を
四捨五入する。)として計算代理人が決定したレート(年率)とする。かかる米ドルの3ヶ月預
金のレートを計算代理人に提示した利率照会銀行が2行に満たない場合、関連する利息期間に関
する3ヶ月米ドルLIBORは、(計算代理人の意見においてかかる目的上適切と判断する)1行以上
の銀行がロンドン銀行間市場における主要銀行に対して提示した旨を計算代理人に通知する、関
連する利率決定日の午前11時(ロンドン時間)頃における米ドルの3ヶ月預金のレートの算術平
均値(必要な場合、小数第4位未満を四捨五入する。)とする。ただし、本段落の規定に従い
3ヶ月米ドルLIBORを決定することができない場合、3ヶ月米ドルLIBORは、直前の利率決定日に
決定された値とする。
「利率決定日」とは、各利息期間の初日の2ロンドン営業日(以下に定義する。)前の日をい
う。
「ロンドン営業日」とは、ロンドンにおいて商業銀行が一般業務(外国為替および外貨預金の
取扱いを含む。)を行っている日をいう。
「利率照会銀行」とは、代理人により選択されたロンドン銀行間市場における主要な銀行3行
のロンドンの主たる店舗をいう。
「利息期間」とは、発行日(当日を含む。)から初回の利払日(当日を含まない。)までの期
間およびその後の各利払日(当日を含む。)からその次の利払日(当日を含まない。)までの期
間をいう。
代理人は、各利息期間の適用利率および利息額ならびに利払日を、それらの決定後4ロンドン
営業日以内に、可能な限り速やかに、NEFおよび保証会社に対して通知されるようにし、かかる通
知を下記「9 通知」に従い掲載させるようにしなければならない。通知された利息額および利払
日は、利息期間が延長または短縮された場合、事前の通知なしに、その後修正される(または調
- 5
整のために適切な措置が取られる)場合がある。かかる修正は、下記「9 通知」に従い本社債の
所持人に速やかに通知される。
計算代理人により提供、表明、実行または取得された全ての証明、通信、意見、決定、計算、
数値および判断は、(故意の不作為、不誠実または明白な誤りである場合を除き)NEF、保証会社、
代理人およびその他の支払代理人ならびに全ての本社債の所持人に対し拘束力を有し、計算代理
人は、(上述の場合を除き)その権限、義務および裁量の行使または不行使に関して、NEF、保証
会社、本社債の所持人に対する責任を負わない。
共通事項
(b) 利息の発生
各本社債の利息は、償還日以降はこれを付さない。ただし、元本の支払が不当に留保もしくは
拒絶された場合またはその資産の交付が不当に留保もしくは拒絶された場合は、この限りでない。
この場合、(ⅰ)当該本社債に関して支払われるべき金額の全額が支払われた日および/もしくは
当該本社債に関する全ての資産が交付された日または(ⅱ)代理人が当該本社債に関して当該受領
の日までに支払われるべき金額の全額を受領し、および/もしくは受渡代理人(下記「12 その他
(3) 代理契約」に定義する。)が当該本社債に関する全ての資産を受領し、その旨を本社債の所
持人に対して、下記「9 通知」に従いもしくは個別に通知した日の5日後の日のうちいずれか早
く到来する日まで、利息が付されるものとする。
2
償還および買入
(a) 満期償還
固定利付社債
下記の規定に従い期限前に償還または買入消却されない限り、各本社債は、NEFにより、2018年
10月23日(以下「満期償還日」という。)に、米ドルにより額面金額(以下「満期償還額」とい
う。)で償還されるものとする。
変動利付社債
下記の規定に従い期限前に償還または買入消却されない限り、各本社債は、NEFにより、2018年
10月23日(当該日が営業日でない場合、翌営業日とし、当該翌営業日が翌暦月に属する場合には、
直前の営業日とする。以下「満期償還日」という。)に、米ドルにより額面金額(以下「満期償還
額」という。)で償還されるものとする。
(b) 税制変更による繰上償還
NEFは、下記の場合において、その選択により固定利付社債の場合には随時、変動利付社債の場
合には利払日において、下記「9 通知」に従い30日以上60日以内の(取消不能の)通知を本社債
の所持人に対して行うことにより本社債の全部(一部は不可)を償還することができる。
(ⅰ) NEF(または保証状(下記「4 本社債の地位および保証 (b)本社債の保証」に定義する。)
に基づく支払が要求された場合には保証会社)が、本社債の発行日以後に効力が発生する、オ
- 6
ランダもしくは(場合により)日本もしくはその行政区画もしくは課税当局の法律もしくは規
則の変更もしくは修正により、またはかかる法律もしくは規則の適用もしくは公的な解釈の変
更により、本社債に基づく次回の支払期日において、下記「8 課税上の取扱い
(1) オランダ
の租税」に規定する追加額の支払義務が生じたかもしくは生じうる場合、またはそれぞれの場
合において当該支払に関する金額(当該本社債に関し利息から徴収もしくは控除される税金を
除く。)をオランダもしくは(場合により)日本の課税当局に報告する義務が生じたかもしく
は生じうる場合であり、
(ⅱ) NEF(または保証会社)が合理的な手段を講じることによっても、かかる義務を回避するこ
とができない場合。
ただし、かかる償還の通知は支払期限が到来する本社債(または場合により保証状)について
のNEF(または保証会社)のかかる追加額の支払義務または上述の課税当局に対し報告義務のある
支払を行う義務が生じる最初の日の90日以前は行われないものとする。
本号に基づく償還の通知に先立ち、NEFは代理人に対し、その所定の事務所において本社債の所
持人の閲覧に供するため、NEFがかかる償還を行う権利を有している旨およびNEFが償還を行う権
利の前提条件を示す事実が発生した旨を記載した、NEFの取締役1名(または保証会社の代表執行
役)の署名ある証明書、およびNEF(または保証会社)が、かかる変更または修正によりかかる追
加額の支払義務または上述の課税当局に対する報告義務を負い、または負うであろう旨を認証し
た独立した法律顧問による法律意見書を送付する。
本号に従い償還される各本社債は、期限前償還金額(以下に定義する。)により、償還日(当
日を含まない。)までに生じた利息(もしあれば)を付して償還される。
「期限前償還金額」とは、額面金額をいう。
本号、次号および下記「6 債務不履行事由」に別段の定めがある場合を除き、本社債を満期償
還日より前に償還することはできない。
(c) 規制事由による償還
NEFは、適用ある法令の変更の結果、本社債が発行済であることのみを理由として、NEFが追加
的な法域もしくは規制当局の規制に服することを要求された場合、またはNEFが重大な負担になる
とみなす追加的な法律要件もしくは規制に服することとなった場合、その選択により随時、下記
「9 通知」に従い30日以上60日以内の(取消不能の)通知を本社債の所持人に対して行うことに
より本社債の全部(一部は不可)を償還することができる。
本号に従い償還される各本社債は、期限前償還金額により、償還日(当日を含まない。)まで
に生じた利息(もしあれば)を付して償還される。
(d) 買入
NEF、保証会社またはその子会社はいつでも、公開市場におけるか否かを問わず、いかなる価格
でも本社債を買い入れることができる(ただし、確定券面の場合、期限未到来の全ての利札とと
もに買い入れるものとする。)。かかる本社債は、保有、再発行、再売買し、またはNEFの選択に
より、支払代理人に消却のために提出することができる。
- 7
本号において、「子会社」とは、NEFまたは保証会社の子会社(1985年会社法第736条に定義さ
れる。)を意味する。
(e) 消却
償還された全ての本社債は(償還時に添付または提出された期限未到来の全ての利札ととも
に)直ちに消却される。このように消却された全ての本社債および上記「(d) 買入」に従って買
入消却された本社債は(同時に消却された期限未到来の全ての利札とともに)代理人に交付され、
これを再発行または再売却することはできない。本社債の要項で消却(償還時を除く。)が要求
される恒久大券により表章される本社債の消却は、当該恒久大券の額面金額の減少により有効と
なる。
3
支払
(a) 支払方法
本社債の確定券面に関する支払は、所持人の選択により、支払受領者がニューヨークに所在す
る銀行に有する米ドル建口座への入金もしくは送金、またはニューヨークに所在する銀行を支払
場所とする米ドル建小切手により行われるものとする。
(b) 本社債および利札の呈示
本社債の確定券面に関する元本の支払は(下記の制限の下で)確定券面の呈示および引渡と引き
換えによってのみ、上記「(a) 支払方法」に定める方法で米ドルによって行われ、確定券面に関す
る利息の支払は、(下記の制限の下で)利札の呈示および引渡と引き換えによってのみ、上記
「(a) 支払方法」に定める方法で米ドルによって行われるものとし、いずれの場合も、支払代理人
の合衆国外の所定の事務所において行われるものとする。上記「(a) 支払方法」に基づく支払は、
本社債または利札の所持人の選択により、当該所持人が提供する合衆国外の住所へ小切手を郵送ま
たは送達することにより行われる。適用ある法令に従い、入金または送金により行われるかかる支
払は、支払受領者が合衆国外に所在する銀行に有する口座に直ちに利用可能な資金として支払われ
る。下記の制限の下で、いかなる確定券面または利札に関する支払も、当該確定券面または利札の
NEFまたは支払代理人の合衆国内の事務所または代理店における呈示および引渡と引き換えに行わ
れることはなく、また当該支払が合衆国内の口座への送金または住所への郵送により行われること
もない。
確定券面の様式の本社債の場合、当該本社債が支払うべきものとなった日以降、当該本社債に係
る期限未到来の利札(当該本社債に付されたものか否かを問わない。)は無効となり、これに係る
支払または(場合により)他の利札への交換は行われないものとする。
本社債の確定券面の償還日が利払日でない場合には、直前の利払日(当日を含む。)または(場
合により)2013年10月23日以降当該本社債について発生した利息(もしあれば)は、当該確定券面
の呈示および引渡と引き換えによってのみ支払われるものとする。
- 8
(c) 大券
支払は、あらゆる場合において、(ⅰ)支払の場所において適用ある財務もしくはその他の法律お
よび規則ならびに(ⅱ)1986年合衆国内国歳入法(以下「内国歳入法」という。)第871(m)条に従い
要求される源泉徴収もしくは控除もしくは内国歳入法第1471(b)条に記載の契約に従い要求される
源泉徴収もしくは控除、または内国歳入法第1471条から第1474条までの規定、かかる条項に基づく
規則もしくは合意、かかる条項の公的な解釈もしくはかかる条項に関する政府間の提案を施行する
法律に従って課される源泉徴収もしくは控除に服するが、下記「8 課税上の取扱い」の規定を妨
げないものとする。
大券の所持人は、当該大券により表章された本社債に関する支払を受けることのできる唯一の者
であり、NEFおよび保証会社は、当該大券の所持人に対しまたは当該所持人の指図に従い支払をな
すことにより、そのように支払われた各金額について免責される。ユーロクリア・バンク・エス・
エー/エヌ・ブイ(以下「ユーロクリア」という。)またはクリアストリーム・バンキング・ソシ
エテ・アノニム(以下「クリアストリーム・ルクセンブルグ」という。)の名簿に当該大券により
表章された本社債の一定の額面金額の実質的な所持人として記載されている者は、当該大券の所持
人に対しまたは当該所持人の指図に従いNEFまたは保証会社が支払った各金額に関するかかる所持
人の持分について、ユーロクリアおよび/または(場合により)クリアストリーム・ルクセンブル
グに対してのみ支払を請求するものとする。当該大券の所持人以外の者は、当該大券に関する支払
についてNEFまたは保証会社に対する請求権を有しない。
上記にかかわらず、本社債に関する元本または利息の支払が米ドルにより行われる場合、かかる
米ドルによる元本または利息の支払は、下記の場合に限り、合衆国内の支払代理人の所定の事務所
において行われる。
(ⅰ)NEFおよび保証会社が、合衆国外に所定の事務所を有する支払代理人を、当該支払代理人が本
社債に関して米ドルにより支払われるべき元本または利息の金額の全額を合衆国外の所定の事
務所において上記の方法により支払期日に支払うことができるであろうという合理的な予想の
下に指名しており、
(ⅱ)本社債に関して米ドルにより支払われるべき元本または利息の金額の全額をかかる合衆国外
の所定の事務所で支払うことが、違法であるか、または外国為替規制もしくは利息の全額の支
払もしくは受領に関するその他の類似の規制の適用により実質的に不可能であり、かつ、
(ⅲ)かかる支払が、合衆国法上、その時点において許容されており、かつ、(NEFおよび保証会社
の意見によれば)NEFおよび保証会社にとって不利益な税務効果をもたらさないとき。
(d) 支払日
本社債または利札に関する金員の支払期日が、支払日(以下に定義する。)以外の日にあたる場
合には、当該本社債または利札の所持人は固定利付社債の場合には当該場所における翌支払日(た
だし、当該翌支払日が翌暦月に属する場合にはその直前の支払日)まで、変動利付社債の場合には
当該場所における翌支払日まで、それぞれ支払を受けることができず、かつ、かかる支払の繰延に
関して、追加利息その他の金員の支払を受けることができない。本号において、「支払日」とは、
商業銀行および外国為替市場が、(A)当該呈示の場所(確定券面の場合)、(B)東京、(C) ロンドン
- 9
および(D)ニューヨークにおいて、支払決済および一般業務(外国為替および外貨預金の取扱いを
含む。)を行っている日を意味する。
(e) 元本および利息の解釈
「社債の概要」において、本社債に関する元本には、場合により、以下のものを含むものとみな
す。
(ⅰ)下記「8 課税上の取扱い
(1) オランダの租税」に基づき、元本に関し支払われることのあ
る追加額。
(ⅱ)本社債の満期償還額。
(ⅲ)本社債の期限前償還金額。
「社債の概要」において、本社債に関する利息には、場合により、下記「8 課税上の取扱い
(1) オランダの租税」に基づき、利息に関し支払われることのある追加額を含むものとみなす。
4
本社債の地位および保証
(a) 本社債の地位
本社債および利札は、NEFの直接、無条件、非劣後かつ(下記「5 担保提供制限」に従い)無担
保の債務であり、本社債相互の間および利札相互の間において優先または劣後することなく、同順
位であり、(下記「5 担保提供制限」に従い、また法律上優先権が認められる一定の債務を除
き)NEFのその時々において残存する現在および将来の他の一切の無担保の非劣後債務と、少なく
とも同順位である。
(b) 本社債の保証
本社債に関するNEFの支払および交付義務は、2013年8月5日付保証状(以下「保証状」とい
う。)により保証会社が無条件かつ取消不能の形で保証する。保証状に基づく保証会社の債務は、
保証会社の直接、無条件、非劣後かつ(下記「5 担保提供制限」に従い)無担保の債務であり、
また、(下記「5 担保提供制限」に従い、また国税および地方税に関する債務およびその他法律
により定められた例外は除き)保証会社の現在および将来の他の一切の無担保の非劣後債務と、少
なくとも同順位である。
5
担保提供制限
(a) NEFの担保提供制限
NEFは、未償還(下記「12 その他
(3) 代理契約」の代理契約に定義する。)の本社債が存在す
る限り、NEF自身の債務(以下に定義する。)、または第三者の債務について現在もしくは将来の
債権者の利益のために行う保証もしくは補償に係る義務を担保するために、NEFの現在または将来
のいかなる事業、資産または収入の全部または一部に対しても、いかなる抵当権、先取特権、質権
その他の担保権も設定せず、また存続させないものとする。ただし、同時に、当該債務または(場
合により)保証もしくは補償と少なくとも同順位かつ同等の比率をもって本社債も担保される場合、
または社債権者集会の特別決議(下記「12 その他
- 10
(3) 代理契約」の代理契約に定義する。)に
より承認された他の担保もしくは保証が本社債のために提供される場合は、この限りでない。本項
において「債務」とは、満期まで1年を超える期間がある有価証券上の債務で、かつオランダもし
くはその他の地域における証券取引所、店頭登録市場もしくはその他の有価証券市場で相場が立ち、
上場され、通常取引または売買されているか、その予定であるものを意味する。
(b) 保証会社の担保提供制限
保証会社が保証する保証社債に未償還の社債が存在する限り、保証会社は、いかなる証券(以下
に定義する。)の所持人のためにも、(ⅰ)当該証券がその要項により円貨以外の通貨で支払われる
かもしくは円貨以外の通貨で支払を受ける権利を与えるものである場合、または当該証券が円貨で
表示され、かつその元本総額の50%超が保証会社もしくは(保証会社でない場合は)NEFにより、
もしくはその授権に基づいて、当初日本国外で分売される場合であり、かつ(ⅱ)当該証券が日本国
外の証券取引所、店頭登録市場その他の有価証券市場で相場が立ち、上場され、通常取引もしくは
売買されているか、その予定である場合には、①かかる証券に関する支払、②かかる証券の保証に
基づく支払、または③かかる証券に関する補償もしくはその他の債務に基づく支払を担保するため
に、保証会社の現在または将来のいかなる財産、資産または収入の全部または一部に対しても、い
かなる抵当権、先取特権、質権その他の担保権も設定せず、また存続を認めないことを保証する。
ただし、上記のいずれの場合においても、保証状に基づき、同時に、当該証券、保証、補償もしく
はその他類似の債務に関し提供されるか、または残存する担保と同じ担保もしくは社債権者集会の
特別決議により承認された他の担保もしくは保証が、本社債のために提供される場合は、この限り
ではない。
本項において、「証券」とは、発行時から1年を超える期間を有するNEFもしくは保証会社また
はその他の者の社債、ディベンチャー、ノートその他類似の投資証券を意味する。
6
債務不履行事由
下記の事由(以下「債務不履行事由」という。)のいずれかが発生し、かつその事由が継続して
いる場合には、各本社債の所持人は、NEFおよび保証会社に対し書面による通知を行うことにより
(代理人に対しては単に情報を提供する目的でその写しを送付する。)、当該本社債の所持人が有
する本社債につき期限の利益を喪失し、直ちに支払われるべき旨を宣言することができ、これによ
り当該本社債は、その返済日までの利息(もしあれば)とともに、呈示、要求、申立その他一切の
通知を要せず期限前償還金額で直ちに償還されるものとする。ただし、NEFおよび保証会社がかかる
通知を受領する前に当該債務不履行事由が治癒された場合はこの限りでない。
(a) 本社債の元本の償還または本社債に関する証券の交付につき、7日を超える遅滞があった場合。
(b) 本社債の利息の支払につき、14日を超える遅滞があった場合。
(c) NEFまたは保証会社が、本社債もしくは保証状(もしあれば)に定められるNEFもしくは(場合
により)保証会社の他の約束もしくは約定、または代理契約(下記「12 その他
(3) 代理契約」
に定義する。)に定められる本社債の所持人のための約束もしくは約定の履行または遵守を怠り、
かつ、いずれの場合においても、NEFまたは(場合により)保証会社が当該不履行を治癒すること
- 11
を要求する本社債の所持人からの書面による通知が(直接であるか代理人を通じてであるかを問
わず)NEFまたは保証会社に対し交付された後30日間継続した場合。
(d) 残存元本総額が1,000万米ドル(他の通貨の場合は同額相当)以上のNEFもしくは保証会社の本
社債以外の借入金債務が不履行により期限の利益を喪失した場合、もしくはNEFもしくは保証会社
がかかる債務につき満期においてもしくは適用ある支払猶予期間が経過してもなお弁済を怠って
いる場合(もしくはかかる債務が要求払の場合、支払要求の後3営業日、もしくはこれより長期
の適用ある支払猶予期間が経過してもなお弁済を怠っている場合)、または現存する元本もしく
は元本総額が1,000万米ドル(他の通貨の場合は同額相当)以上の第三者の借入金債務について
NEFもしくは保証会社が付与した保証もしくは補償の履行期が到来し、適用ある支払猶予期間の経
過後履行の請求を受けたにもかかわらず履行されない場合。
(e) 所在地において管轄権を有する裁判所が、オランダもしくは(場合により)日本において適用
ある破産、支払不能もしくは会社更生に関する法律に基づき、NEFもしくは保証会社の破産もしく
は支払不能を認める決定もしくは命令を下した場合、もしくはNEFもしくは保証会社の会社更生を
求める申立が適正になされたものと認めた場合で、かつ当該決定または命令が継続する60日間解
除もしくは停止されない場合、または所在地において管轄権を有する裁判所が、オランダもしく
は(場合により)日本において適用ある破産、支払不能もしくは会社更生に関する法律に基づき、
NEFもしくは保証会社の破産もしくは会社更生に関してもしくはその財産の全部もしくは実質的に
全部についてもしくはその解散もしくは清算の事由について管財人、清算人、受託者もしくは譲
受人を選任する決定もしくは命令を下した場合で、かつ当該決定もしくは命令が継続する60日間
解除もしくは停止されない場合。
(f) NEFまたは保証会社が、オランダもしくは(場合により)日本において適用ある破産法もしくは
会社更生法に基づき自己破産を申立てた場合、NEFもしくは保証会社に対する破産の申立に同意し
た場合、支払猶予(NEFに関してのみ)、会社更生もしくは債務整理を求める申立、答弁もしくは
同意を行った場合、もしくはNEFもしくは保証会社もしくはそれらの財産の全部もしくは実質的に
全部について破産もしくは会社更生の管財人、清算人、受託者もしくは譲受人を選任することに
同意した場合、もしくはそれらの債権者に対して債権譲渡を行い、債務整理を申入れ、もしくは
書面により履行期にある債務の支払ができないことを認めた場合、またはNEFもしくは保証会社が
上記の目的のいずれかを達成するための法人活動を行った場合。
(g) 社債権者集会の特別決議によりその条件が承認された新設合併、事業結合、吸収合併もしくは
事業再編成を目的としもしくはこれに基づく場合、または存続会社がそれぞれ本社債もしくは保
証状に基づくNEFもしくは保証会社の債務の一切を有効に引き受けることとなる新設合併、事業結
合、吸収合併もしくは事業再編成を目的としもしくはこれに基づく場合を除き、NEFまたは保証会
社がその営業の全部もしくは実質的に全部を停止し、またはその資産の全部もしくは実質的に全
部を処分した場合。ただし、保証会社については、保証会社を持株会社とする事業再編成または
保証会社を持株会社の傘下に置く事業再編成の場合で、その結果保証会社が営業の全部もしくは
実質的に全部を停止し、またはその資産の全部もしくは実質的に全部を処分することとなっても、
本項は適用されないものとする。
- 12
(h) 理由の如何を問わず、保証状(上記(g)に言及される事業再編成後の承継者たる保証会社によっ
て調印がなされた保証状を含む。)が完全な効力を生じない(または保証会社がその旨主張す
る)場合。
上記(d)に関して、米ドル以外の通貨による借入金債務は、期限の利益を喪失したか、または(場
合により)当該債務不履行事由が発生した日(ロンドン時間)において、代理人が指定した主要銀
行により表示されるロンドンにおける米ドル買いに対する当該通貨の売りのための直物相場で換算
するものとする(ただし、理由の如何を問わず、当日にかかるレートを得られない場合は、その後
に最も早く入手可能な日におけるレートによる。)。
7
社債権者集会、変更および権利放棄
代理契約は、本社債、利札および代理契約の一定の条項を特別決議により修正することを承認す
ることを含む、本社債の所持人の利益に影響を与える事項について審議するために社債権者集会を
招集することについて、定めている。
NEF、(場合により)保証会社または本社債の元本残高の10分の1以上を有する本社債の所持人は、
社債権者集会を招集することができる。特別決議を採択するための社債権者集会の定足数は、本社
債の元本残高の過半を保有または代表する1名以上の者、その延会においては、保有または代表さ
れる本社債の元本金額の如何にかかわらず、本社債の所持人本人またはその代理人1名以上の者と
する。ただし、本社債もしくは利札の規定の修正(本社債の償還日もしくは利払日の修正、本社債
の元本もしくは利率の減額もしくは取消、交換条項付社債もしくはエクイティ・リンク償還条項付
社債の償還に関する資産(もしあれば)の交付に係る規定の変更、もしくは本社債もしくは利札の
支払通貨を変更する場合を含む。)、または代理契約の一定の条項の修正を議題とする集会におい
ては、特別決議を採択するために必要な定足数は、3分の2以上を保有または代表する1名以上の
者、その延会においては、本社債の元本残高の3分の1以上を保有または代表する1名以上の者と
する。社債権者集会で採択された特別決議は、出席の有無にかかわらず本社債の所持人および利札
の所持人の全てを拘束する。
代理人、NEFおよび保証会社は、本社債の所持人または利札の所持人の同意を得ることなく、以下
について合意することができる。
(a) (NEFおよび保証会社の意見において)本社債の所持人の利益に重要な影響のない本社債、利札、
代理契約、ディード・オブ・コベナントおよび/または保証状の条項の修正(上記に述べた場合
を除く。)(本社債の所持人の個別の状況または特定の法域における調整による課税もしくはそ
の他の結果は勘案しない。)。
(b) 本社債、利札、代理契約、ディード・オブ・コベナントおよび/または保証状についての(NEF
および保証会社の意見において)形式的、軽微もしくは技術的な修正、または明白な誤記の訂正
もしくは適用ある法律の強行規定に従うための訂正。
かかる修正は、本社債の所持人および利札の所持人の全てを拘束する。また、かかる修正後は、
下記「9 通知」に従い本社債の所持人に可及的速やかにその旨通知される。
- 13
8
課税上の取扱い
本社債に投資しようとする申込人は、各申込人の状況に応じて、本社債に投資することによる課
税上の取扱いおよびリスクまたは本社債に投資することが適当か否かについて各自の財務・税務顧
問に相談する必要がある。
(1) オランダの租税
本社債および利札に係るNEFによる支払または保証状に基づく保証会社による支払は全て、オラ
ンダ(NEFの場合)もしくは日本(保証会社の場合)またはそれらの行政区画もしくはそれらの課
税当局もしくはそれらの域内の課税当局によりまたはそれらに代わって、現在または将来におい
て課され、賦課され、徴税され、源泉徴収され、課税されるあらゆる性質の税金、賦課金、公租
公課を源泉徴収もしくは控除することなくまたはそれらを理由にすることなく行われる。ただし、
かかる源泉徴収または控除を法により強制される場合を除く。この場合、NEFまたは(場合によ
り)保証会社は、本社債の所持人または利札の所持人がかかる源泉徴収または控除の後に受領す
る本社債の元本または利息の純受取額が、かかる源泉徴収または控除がなければ本社債または利
札について受領したであろう金額と等しくなるように必要な追加額を支払うものとする。ただし、
かかる追加額は以下の本社債または利札に関しては支払われないものとする。
(ⅰ) 本社債または利札を保有する以外に、(x)NEFによる支払の場合にはオランダと何らかの関連
を有すること、(y)保証状に基づく保証会社による支払の場合には①日本の税法上日本の居住者
もしくは日本法人と扱われ、または②その他日本と関連を有することを理由として、かかる税
金、賦課金、公租公課を負担する本社債の所持人または利札の所持人によりまたはかかる者に
代わって支払のために呈示がなされた本社債または利札。
(ⅱ) 貯蓄所得に対する課税に関する欧州連合理事会指令2003/48/ECまたは同指令の実施もしく
は遵守のための法律もしくは同指令に適合させるために制定された法律によって、個人に対す
る支払についてかかる源泉徴収または控除が課され、かつ要求される場合。
(ⅲ) 欧州連合の加盟国内の別の支払代理人に本社債または利札を呈示したならば、かかる源泉徴
収または控除を回避できたであろう本社債の所持人または利札の所持人によりまたはかかる者
に代わって支払のために呈示がなされた本社債または利札。
(ⅳ) 関連日後30日を過ぎて支払のために呈示がなされた本社債または利札(ただし、本社債の所
持人または利札の所持人がかかる30日目に支払のためにこれを呈示していたならば受領するこ
とができた当該追加額を除く。)。
(ⅴ)オランダまたは日本において支払のために呈示がなされた本社債または利札。
本項において「関連日」とは、当該支払について最初に支払期日が到来した日、または支払わ
れるべき金員の全額が当該期日までに代理人により受領されていない場合は、当該金員の全額が
受領され、その旨の通知が下記「9 通知」に従い本社債の所持人に対してなされた日を意味する。
(2) 日本国の租税
本社債の利息は、現行法令の定めるところにより、一般的に利子所得として課税される。日本
国の居住者および内国法人が支払を受ける本社債の利息は、それが国内における支払の取扱者を
通じて支払われる場合には、日本の税法上20.315%(所得税、復興特別所得税および地方税の合
- 14
計)の源泉所得税を課される。日本国の居住者においては、当該源泉所得税の徴収により課税関
係は終了する。内国法人においては、当該利息は課税所得に含められ、日本国の所得に関する租
税の課税対象となる。ただし、当該法人は当該源泉所得税額を、一定の制限の下で、日本国の所
得に関する租税から控除することができる。上記にかかわらず、日本国の居住者である個人が
2016年1月1日以後に支払を受ける本社債の利息は、20%(所得税と地方税の合計)(2037年12
月31日までは20.315%(所得税、復興特別所得税および地方税の合計))の申告分離課税の対象
となる。
本社債の償還により支払を受ける金額が本社債の取得価額を超える場合のその差額は、当該差
益は所得税法上雑所得として取扱われ、日本国の居住者においては総合課税の対象となる(所得
税法第35条第1項、所得税基本通達35-1(3))。また当該償還差益が日本国の内国法人に帰属す
る場合は、償還差益は課税所得に含められ、法人税および地方税の課税対象となる。本社債の償
還により支払を受ける金額が本社債の取得価額を下回る場合のその差額は、日本国の居住者の場
合は、所得税法上は当該償還差損は課税上ないものとみなされる。内国法人の場合は、当該償還
差損は損金の額として法人税および地方税の課税所得の計算に算入される。上記にかかわらず、
日本国の居住者である個人が2016年1月1日以後に本社債の償還を受けた場合の償還差益は、
20%(所得税と地方税の合計)(2037年12月31日までは20.315%(所得税、復興特別所得税およ
び地方税の合計))の税率による申告分離課税の対象となる。
本社債の譲渡による損益については、日本国の居住者の場合は、譲渡益は原則非課税とされ、
譲渡損は所得税法上はないものとみなされる。内国法人の場合は、当該譲渡損益は課税所得に含
められ法人税および地方税の課税対象となる。上記にかかわらず、日本国の居住者である個人が
2016年1月1日以後に本社債を譲渡した場合には、その譲渡益は、20%(所得税と地方税の合
計)(2037年12月31日までは20.315%(所得税、復興特別所得税および地方税の合計))の税率
による申告分離課税の対象となる。
日本国の居住者である個人について2016年1月1日以後に生じる、本社債に係る利子所得、償
還差損益および譲渡損益は、一定の条件のもとにこれらの所得間および一定の他の有価証券に係
る所得または損失との損益通算および繰越控除が認められる。
9
通知
本社債に関する全ての通知は、ロンドンで講読される代表的な英語の日刊新聞に掲載された場合
に有効とみなされる。かかる掲載はロンドンのフィナンシャル・タイムズ紙になされる予定である。
かかる通知は、掲載された日付、または複数回掲載される場合もしくは複数の新聞紙での掲載を要
求される場合には、掲載を要求される全ての新聞紙に最初に掲載された時点での日付をもって、な
されたものとみなされる。
確定券面が発行されるまでは、ユーロクリアおよびクリアストリーム・ルクセンブルグのために
大券が全部保管されている限り、かかる新聞への掲載の方法に代えて、本社債の所持人に対する連
絡のためユーロクリアおよびクリアストリーム・ルクセンブルグへ通知を交付するという方法をと
ることができる。かかる通知は、ユーロクリアおよびクリアストリーム・ルクセンブルグが通知を
受領した日に本社債の所持人になされたものとみなされる。
- 15
本社債の所持人による通知は書面によるものとし、これを関連する本社債とともに代理人に預託
するものとする。大券が各本社債を表章している間も、本社債の所持人は、代理人およびユーロク
リアまたはクリアストリーム・ルクセンブルグが認める方法で、ユーロクリアまたはクリアスト
リーム・ルクセンブルグを通じて代理人にかかる通知を行うことができる。
10
消滅時効
本社債および利札(もしあれば)は、それぞれの関連日から元本の支払および/または資産の交
付については10年、利息については5年の期間内に元本および/または利息に関する請求がなされ
ない場合は失効する。
11
準拠法、裁判管轄および適用除外
代理契約、ディード・オブ・コべナント、本社債、保証状および利札(ならびに代理契約、
ディード・オブ・コべナント、保証状、本社債および利札ならびに本社債の発行および買入に関す
る一切の契約に起因してまたはこれらに関連して生じる非契約的債務)は英国法に準拠するものと
し、これに従って解釈される。
NEFおよび保証会社はそれぞれ、本社債の所持人のために、英国の裁判所が本社債から生じるかま
たは本社債に関して生ずるあらゆる紛争(本社債に起因してまたは本社債に関連して生じる非契約
的債務に関する紛争を含む。)を解決する管轄権を有すること、したがって本社債から生じるかま
たは本社債に関して生じる訴訟または手続(以下総称して「訴訟手続」という。)が英国の裁判所
に提起できることに取消不能の形で合意する。
NEFおよび保証会社は、英国(本書提出日現在、ロンドン市 EC4R 3AB エンジェル・レーン1)に
登録された住所を有するノムラ・インターナショナル・ピーエルシーを英国における訴訟手続に関
する英国における送達代理人に取消不能の形で任命し、同社が送達代理人としての職務の遂行を停
止したときは他の送達代理人を任命する。
12
その他
(1) 代わり社債券および代わり利札
本社債または利札が紛失、盗失、毀損、汚損または滅失した場合、代理人の所定の事務所にお
いて、これにつき生じる費用を請求者が支払い、かつ、NEFが合理的に要求する証拠および補償を
提出することを条件として、代わり券を発行することができる。毀損または汚損した本社債また
は利札については、代わり券が発行される前にこれを提出しなければならない。
(2) 承継
(Ⅰ) NEFの承継
(a) NEFの承継に関する前提条件
本社債に関連して、NEFは、本社債の所持人の同意なしに、承継債務会社(下記「(e) 承継債
務会社」に定義する。)に代替しまたは承継することができる。ただし、以下の事項を条件と
する。
- 16
(ⅰ)承継債務会社および保証会社が、承継が完全な効力を有するために必要な代理契約の別紙
5記載の様式の捺印証書(以下「捺印証書」という。)およびその他の書類(もしあれば)
(捺印証書とあわせて以下「書類」という。)を作成し、当該書類の下で、(上記の一般性
を制限することなく)承継債務会社が、NEF(または全ての前任の承継債務会社)に代わり、
本社債の主要な債務者として、本社債、代理契約およびディード・オブ・コベナントにその
名称が記載されていたかのように、本社債の所持人のために、本社債の要項(下記(b)に記載
の方法による修正を含む。)ならびに代理契約およびディード・オブ・コベナントの規定に
従うことを約束し、それに基づき保証会社が、主要な債務者としての承継債務会社の当該保
証社債により支払うべき金額の全額の支払および/または当該保証社債に関する交付義務を、
各本社債の所持人に対して無条件かつ取消不能の形で保証すること。
(ⅱ)書類が、以下の表明および保証を含むこと。
(あ) 承継債務会社
(A)かかる承継に必要な一切の企業、政府および規制当局による許可および同意ならびに書
類に基づく承継債務会社の義務の履行に必要な一切の企業、政府および規制当局による許
可および同意を取得しており、かかる許可および同意が全て完全に有効であること。
(B)書類に基づいて承継債務会社が負う義務は、いずれもそれぞれの条項に従って法的に有
効かつ拘束力を有していること。
(い) 保証会社(保証会社が保証を付与し、かつ捺印証書に基づき保証が与えられている本社
債について)
(A)かかる保証の付与に必要な一切の企業、政府および規制当局による許可および同意なら
びに書類に基づく保証会社の義務の履行に必要な一切の企業、政府および規制当局による
許可および同意を取得しており、かかる許可および同意が全て完全に有効であること。
(B)書類に基づいて保証会社が負う義務および保証は、いずれもそれぞれの条項に従って法
的に有効かつ拘束力を有していること。
(ⅲ)本社債が上場されている各証券取引所、上場承認機関および/または取引相場システム
(もしあれば)が、提案されている承継債務会社の承継後も本社債がかかる証券取引所、上
場承認機関および/または取引相場システムにおいて引続き上場されること、売買されるこ
とおよび/または取引が行われることを確認すること。
(ⅳ)NEFおよび承継債務会社が、場合により、代理人に対し、英国における主要な法律事務所か
らNEFを代理して提出される、書類が英国法に基づいて法的に有効かつ拘束力を有するNEFお
よび承継債務会社の義務を構成する旨のディーラーを宛先とした法律意見書(かかる意見書
は承継債務会社によるNEFの承継の日付の前7日以内の日付で作成され、代理人の所定の事務
所において本社債の所持人による閲覧に供されることを要する。)を、保管のため交付しま
たは交付させること。
(ⅴ)NEFが、代理人に対し、オランダにおける主要な法律事務所からNEFを代理して提出される、
オランダ法に基づきNEFが書類を締結する能力および権限を有している旨のディーラーを宛先
とした法律意見書(かかる意見書は承継債務会社によるNEFの承継の日付の前7日以内の日付
- 17
で作成され、代理人の所定の事務所において本社債の所持人による閲覧に供されることを要
する。)を、保管のため交付しまたは交付させること。
(ⅵ)承継債務会社が、代理人に対し、承継債務会社の法域における主要な法律事務所から承継
債務会社を代理して提出される、当該法域における法律に基づいて承継債務会社が書類を締
結する能力および権限を有している旨のディーラーを宛先とした法律意見書、また承継債務
会社が英国以外の法域に属する場合は、書類が当該法律に基づいて法的に有効かつ拘束力を
有する承継債務会社の義務を構成する旨のディーラーを宛先とした法律意見書(かかる意見
書は承継債務会社によるNEFの承継の日付の前7日以内の日付で作成され、代理人の所定の事
務所において本社債の所持人による閲覧に供されることを要する。)を、保管のため交付し
または交付させること。
(ⅶ)保証会社が、代理人に対し、英国における主要な法律事務所から保証会社を代理して提出
される書類(保証会社が承継債務会社について付与する保証状を含む。)が英国法に基づい
て法的に有効かつ拘束力を有する保証会社の義務を構成する旨のディーラーを宛先とした法
律意見書(かかる意見書は承継債務会社によるNEFの承継の日付の前7日以内の日付で作成さ
れ、代理人の所定の事務所において本社債の所持人による閲覧に供されることを要する。)
を、保管のため交付しまたは交付させること。
(ⅷ)保証会社が、代理人に対し、日本における主要な法律事務所から保証会社を代理して提出
される、日本法に基づき保証会社が書類(保証会社が承継債務会社について付与する保証状
を含む。)を締結する能力および権限を有している旨のディーラーを宛先とした法律意見書
(かかる意見書は承継債務会社によるNEFの承継の日付の前7日以内の日付で作成され、代理
人の所定の事務所において本社債の所持人による閲覧に供されることを要する。)を、保管
のため交付しまたは交付させること。
(ⅸ)本社債につき債務不履行事由が存在しないこと。
(b) 承継債務会社による引受け
上記(a)に定める書類が作成された場合、承継債務会社は、NEF(または前任の承継債務会
社)に代わり、本社債の主要な債務者として本社債にその名称が記載されたものとみなされ、
これに基づき、本社債は、承継が効力を有するよう修正されたものとみなされる。発行会社と
してのNEF(またはかかる前任の承継債務会社)は、書類の作成をもって、本社債の主要な債務
者としての一切の義務を免除される。
(c) 書類の預託
本社債が未償還であり、かつ承継債務会社または保証会社に対して本社債または書類に関し
本社債の所持人によりなされた請求につき終局判決、和解または免責がなされていない限り、
書類は、代理人に預託され保管される。書類において承継債務会社および保証会社は、各本社
債の所持人が、本社債または書類につき強制執行するため、書類を作成する権利を認めるもの
とする。
(d) 承継通知
書類の作成後15日以内に、承継債務会社は、かかる承継について上記「9 通知」に従って、
本社債の所持人に対して通知するものとする。
- 18
(e) 承継債務会社
「承継債務会社」とは、直接的または間接的に野村ホールディングス株式会社により100%保
有される会社を意味する。
(Ⅱ)保証会社の承継
(a) 保証会社の承継に関する前提条件
保証社債に関連して、保証会社は、本社債の所持人の同意なしに、承継保証会社(下記「(e)
承継保証会社」に定義する。)に代替しまたは承継することができる。ただし、以下の事項を
条件とする。
(ⅰ)かかる承継が、野村ホールディングス株式会社およびその連結子会社またはそれにより構
成される企業グループ内の再編成による場合においてのみ行われること。
(ⅱ)承継保証会社が、承継が完全な効力を有するために必要な書類(以下「保証会社承継書
類」という。)を作成し、当該書類の下で、(上記の一般性を制限することなく)承継保証
会社が、保証会社(または全ての前任の承継保証会社)に代わり、本社債の保証会社として、
本社債および代理契約にその名称が記載されていたかのように、本社債の所持人のために、
本社債の要項(下記(b)に記載の方法による修正を含む。)および代理契約の規定に従うこと
を約束すること。
(ⅲ)保証会社承継書類が、承継保証会社による以下の表明および保証を含むこと。
(A)かかる承継に必要な一切の企業、政府および規制当局による許可および同意ならびに保
証会社承継書類に基づく承継保証会社の義務の履行に必要な一切の企業、政府および規制
当局による許可および同意を取得しており、かかる許可および同意が全て完全に有効であ
ること。
(B)保証会社承継書類に基づいて承継保証会社が負う義務は、いずれもそれぞれの条項に
従って法的に有効かつ拘束力を有していること。
(ⅳ)本社債が上場されている各証券取引所、上場承認機関および/または取引相場システム
(もしあれば)が、提案されている承継保証会社の承継後も本社債がかかる証券取引所、上
場承認機関および/または取引相場システムにおいて引続き上場されること、売買されるこ
とおよび/または取引が行われることを確認すること。
(ⅴ)保証会社および(場合により)承継保証会社が、代理人に対し、ディーラーを宛先とした
以下の法律意見書を、保管のため交付しまたは交付させること。
(A)英国における主要な法律事務所から保証会社を代理して提出される、保証会社承継書類
が英国法に基づいて法的に有効かつ拘束力を有する保証会社および承継保証会社の義務を
構成する旨の法律意見書(かかる意見書は承継保証会社による保証会社の承継の日付の前
7日以内の日付で作成され、代理人の所定の事務所において本社債の所持人による閲覧に
供されることを要する。)。
(B)日本における主要な法律事務所から保証会社を代理して提出される、日本法に基づき保
証会社が保証会社承継書類を締結する能力および権限を有している旨ならびに保証会社承
継書類が日本法に基づいて法的に有効かつ拘束力を有する保証会社の義務を構成する旨の
- 19
法律意見書(かかる意見書は承継保証会社による保証会社の承継の日付の前7日以内の日
付で作成され、代理人の所定の事務所において本社債の所持人による閲覧に供されること
を要する。)。
(C)承継保証会社の法域における主要な法律事務所から承継保証会社を代理して提出される、
当該法域における法律に基づいて承継保証会社が保証会社承継書類を締結する能力および
権限を有している旨の法律意見書、また承継保証会社が英国以外の法域に属する場合は、
保証会社承継書類が当該法律に基づいて法的に有効かつ拘束力を有する承継保証会社の義
務を構成する旨の法律意見書(かかる意見書は承継保証会社による保証会社の承継の日付
の前7日以内の日付で作成され、代理人の所定の事務所において本社債の所持人による閲
覧に供されることを要する。)。
(ⅵ)本社債につき債務不履行事由が存在しないこと。
(b) 承継保証会社による引受け
上記(a)に定める保証会社承継書類が作成された場合、承継保証会社は、保証会社(または前
任の承継保証会社)に代わり、本社債の保証会社として本社債にその名称が記載されたものと
みなされ、これに基づき、本社債は、承継が効力を有するよう修正されたものとみなされる。
保証会社(またはかかる前任の承継保証会社)は、保証会社承継書類の作成をもって、本社債
について保証会社としての一切の義務を免除される。
(c) 保証会社承継書類の預託
本社債が未償還であり、かつ承継保証会社に対して本社債または保証会社承継書類に関し本
社債の所持人によりなされた請求につき終局判決、和解または免責がなされていない限り、保
証会社承継書類は、代理人に預託され保管される。保証会社承継書類において承継保証会社は、
各本社債の所持人が、本社債または保証会社承継書類につき強制執行するため、保証会社承継
書類を作成する権利を認めるものとする。
(d) 承継通知
保証会社承継書類の作成後15日以内に、承継保証会社は、かかる承継について上記「9 通
知」に従って、本社債の所持人に対して通知するものとする。
(e) 承継保証会社
「承継保証会社」とは、NEFの最終的な親会社であるかまたはNEFと最終的な親会社が同一で
ある会社のいずれかを意味する。ただし、後者の場合、承継日におけるかかる承継保証会社の
格付が、保証会社の格付以上である場合に限る。
(3) 代理契約
本社債および利札は、発行会社としてのノムラ・バンク・インターナショナル・ピーエルシー
およびNEF、保証会社としての野村ホールディングス株式会社および野村證券株式会社、発行代理
人兼主支払代理人および代理銀行としてのシティ・バンク・エヌ・エー・ロンドン(以下「代理
人」といい、承継者たる代理人を含む。)、代理契約に記載のその他の支払代理人(代理人とあ
わせて以下「支払代理人」といい、追加の支払代理人または承継者たる支払代理人を含む。)、
代理契約に記載の計算代理人(以下「計算代理人」といい、承継者たる計算代理人を含む。)な
- 20
らびに代理契約に記載の受渡代理人(以下「受渡代理人」といい、追加の受渡代理人または承継
者たる受渡代理人を含む。)の間の2013年8月5日付の変更および改訂済代理契約(以下「代理
契約」といい、随時修正、補完および/または改訂を含む。)に従い、その利益を享受して発行
される。
(4) 様式、額面および所有権
本社債は無記名式で発行され、(確定券面の場合は)社債券番号が付され、米ドル建てで、各
社債券の額面金額は1,000米ドルである。
以下に記載される条件に従って、本社債および利札の所有権は受渡により移転する。NEF、保証
会社、代理人、支払代理人および受渡代理人は、(満期が到来しているか否かを問わず、また、
本社債もしくは利札の所有に係る通知または本社債もしくは利札の紛失もしくは盗失に係る券面
上の記載もしくは通知の有無にかかわらず)本社債または利札の持参人をその完全な権利者とみ
なして取り扱うことができる。ただし、大券の場合には、次の段落に定める規定の適用を妨げな
い。
当該時点においてユーロクリアまたはクリアストリーム・ルクセンブルグの名簿に特定の額面
金額の当該本社債の所持人として登録されている者は、NEF、保証会社、支払代理人および受渡代
理人により全ての点(本社債の元利金の支払に関する事項を除く。かかる事項については、大券
の条項に従い、大券の所持人が、NEF、保証会社、支払代理人および受渡代理人により当該本社債
の所持人として取り扱われるものとし、「本社債の所持人」およびこれに関連する用語はこれに
従って解釈される。)において当該額面金額の本社債の所持人として取り扱われる(この場合、
いずれかの者の口座に貸記されている本社債の額面金額に関してユーロクリアまたはクリアスト
リーム・ルクセンブルグが発行した証明書その他の書類は、明白な誤りがある場合を除き、全て
の点において最終的なものとして、拘束力を有するものとする。)。ユーロクリアまたはクリア
ストリーム・ルクセンブルグの共通預託機関または共通保管機関により保管される大券により表
章される本社債は、その時点におけるユーロクリアまたは(場合により)クリアストリーム・ル
クセンブルグの規則および手続に従ってのみ、これを譲渡することができる。
本社債は、当初仮大券の形態で発行され、当該仮大券は当初の発行日以前にユーロクリアおよ
びクリアストリーム・ルクセンブルグの共通預託機関に利札を付さずに引き渡される。本社債が
仮大券によって表章されている間は、交換日(以下に定義する。)より前に支払期日の到来する
元本および利息(もしあれば)その他の支払は、合衆国財務省規則により定められているとおり、
ユーロクリアまたはクリアストリーム・ルクセンブルグに対して、本社債の実質所有者が米国人
でなくかつ米国人に転売するために購入した者でないことの証明書を受領し、さらにユーロクリ
アまたはクリアストリーム・ルクセンブルグがかかる証明書を代理人に交付した場合に限り、仮
大券の呈示と引き換えに行われる。仮大券発行後40日目の日(以下「交換日」という。)以後、
仮大券の持分は、上記の証明書と引き換えに、恒久大券の持分(利札を除く。)または確定券面
に印刷された証券のいずれかと(手数料なしで)交換される。仮大券の所持人は、正当な証明を
行ったにもかかわらず、仮大券の恒久大券の持分または確定券面との交換が不当に留保または拒
絶された場合を除き、交換日以降、支払期日を迎えた利息または元本の支払を受ける権利を有し
- 21
ない。恒久大券は、次のいずれかの場合に、その全部(一部は不可)を利札付の確定券面と(手
数料なしで)交換される。
(ⅰ)(かかる恒久大券の持分の所持人の指示に従い行為する)ユーロクリアまたはクリアスト
リーム・ルクセンブルグが代理人に対して、60日以上前の書面による通知を行ったとき。
(ⅱ)交換事由(以下に定義する。)が発生したとき。
「交換事由」とは、(ⅰ)債務不履行事由が発生し、継続しているとき、(ⅱ)ユーロクリアおよ
びクリアストリーム・ルクセンブルグの双方が、連続する14日間業務を停止し(法律等に基づく
休日を理由とする場合を除く。)、恒久的に業務を停止する意向を表明し、もしくは実際に恒久
的に業務を停止した旨の通知をNEFもしくは保証会社が受け、かつ、後継の決済機関がないとき、
または(ⅲ)恒久大券により表章されている本社債が確定券面様式であったならば課されなかった
であろう上記「8 課税上の取扱い」で規定もしくは言及される追加額の支払を要求されるか、も
しくは要求されることが見込まれるときをいう。
NEFまたは保証会社は、交換事由が発生した場合、本社債の所持人に対し、上記「9 通知」に
従い直ちに通知を行う。交換事由が発生した場合、(かかる恒久大券の持分の所持人の指示に従
い行為する)ユーロクリアまたはクリアストリーム・ルクセンブルグは、代理人に対し交換請求
の通知を行うことができ、上記(ⅲ)に規定される交換事由が発生した場合には、NEFまたは保証会
社も代理人に対し交換請求の通知を行うことができる。かかる交換は、代理人が最初の当該通知
を受領した日から60日以内に行われる。
NEFおよびディーラーが別途合意した場合を除き、次の文言が、全ての大券、確定券面および利
札に記載される。
「本証券を保有する合衆国人(合衆国内国歳入法に定義される。)は、内国歳入法第165(j)条
および第1287(a)条に定める制限を含む合衆国所得税法上の制限に服する。」
上記文言に言及された条文は、合衆国の本社債の所持人が、一定の例外を除き、本社債または
利札に関する損失を税務上控除することができず、また、本社債または利札に係る売却、処分、
償還または元本の支払による利益について譲渡益課税の適用を受けることができない旨を定めて
いる。
(5) 代理人、支払代理人、計算代理人および受渡代理人
代理人(発行代理人兼主支払代理人)、支払代理人、計算代理人および受渡代理人の名称なら
びにそれぞれの当初の所定の事務所は、以下のとおりである。
代理人(発行代理人兼主支払代理人)
シティ・バンク・エヌ・エー・ロンドン
(Citibank, N.A., London)
ロンドン市 E14 5LB、カナリー・ワーフ、カナダ・スクエア、シティ・グループ・センター
(Citigroup Centre, Canada Square, Canary Wharf, London E14 5LB)
- 22
支払代理人
ノムラ・バンク(ルクセンブルグ)エス・エー
(Nomura Bank (Luxembourg) S.A.)
エスペランジュ L−5826、ガスペリッシュ通り33番A棟
(Bâtiment A, 33 rue de Gasperich, L-5826 Hesperange)
計算代理人
固定利付社債
本社債については指定されていない。
変動利付社債
ノムラ・バンク(ルクセンブルグ)エス・エー
(Nomura Bank (Luxembourg) S.A.)
エスペランジュ L−5826、ガスペリッシュ通り33番A棟
(Bâtiment A, 33 rue de Gasperich, L-5826 Hesperange)
受渡代理人
本社債については指定されていない。
NEFおよび保証会社は、以下の全ての条件を満たす場合には、支払代理人、計算代理人および/
もしくは受渡代理人の指名を変更もしくは終了させる権利ならびに/または追加のもしくはその
他の支払代理人、計算代理人もしくは受渡代理人を指名する権利ならびに/または支払代理人、
計算代理人もしくは受渡代理人の所定の事務所の変更を承認する権利を有する。
(ⅰ)NEFが設立された法域を除くヨーロッパ大陸内に支払代理人を常置すること。
(ⅱ)計算代理人が任命された本社債に関し計算代理人を常置すること。
(ⅲ)代理人を常置すること。
(ⅳ)欧州連合理事会指令2003/48/EC、または当該指令の実施もしくは遵守のための法律もし
くは当該指令に適合させるために制定された法律に基づく公租公課の源泉徴収または控除
を行う義務を負うことのない欧州連合の加盟国内に支払代理人を常置すること。
上記に加え、NEFおよび保証会社は、上記「3 支払
(c) 大券」の最終段落に記載された事情
が生じた場合に限り、ニューヨーク市に所定の事務所を有する支払代理人を直ちに指名する。
変更、終了、指名または移行は、上記「9 通知」に従って、本社債の所持人に対する30日以上
45日以内の事前の通知がなされた後にのみ((ⅰ)支払不能の場合、または(ⅱ)支払代理人が、内
国歳入法第1471条から第1474条までの規定、かかる条項に基づく規則もしくは合意、もしくはか
かる条項の公的な解釈に従って定義される「外国金融機関」であり、「パススルー支払」に対す
る源泉徴収税の施行日以降に「参加外国金融機関」とはならないかもしくは同日以降に「参加外
国金融機関」ではなくなる場合(上記の用語は内国歳入法第1471条から第1474条までの規定、か
かる条項に基づく規則もしくは合意、もしくはかかる条項の公的な解釈に従い定義される。)に
は、「パススルー支払」に対する源泉徴収税の施行日以降、いずれの場合も直ちに)効力を生じ
るものとする。
代理人、その他の支払代理人、計算代理人および受渡代理人は、代理契約に基づき職務を行う
際に、NEFおよび保証会社の代理人としてのみ職務を行い、本社債の所持人または利札の所持人に
- 23
対して義務を負わず、また、本社債の所持人または利札の所持人と代理または信託の関係を有し
ない。ただし、(本社債の所持人および利札の所持人に対し本社債の償還および利息の支払をす
るNEFまたは場合により保証会社の義務に影響を及ぼすことなく)本社債に関して期限が到来した
額の支払のために代理人が受領した資金は、上記「10 消滅時効」に定められた消滅時効期間が満
了するまで、代理人が本社債の所持人および/または利札の所持人のために保管する。代理契約
は、一定の事情の下での代理人、支払代理人、計算代理人および受渡代理人に対する補償および
それらの責任免除のための規定を含んでおり、また、代理人およびその他の支払代理人がNEFおよ
び保証会社との間で営業上の取引を行うことができ、かかる取引から生じた利益を本社債の所持
人または利札の所持人に帰属させる義務を負わない旨の規定を含んでいる。代理契約には、代理
人が吸収合併もしくは組織変更を行った事業体、代理人との間で新設合併を行った事業体または
代理人がその資産のほぼ全てを譲渡した事業体を承継代理人として認める条項が規定されている。
(6) 追加発行
NEFは、本社債または利札の所持人の同意を得ることなく、全ての点(またはその発行総額、発
行価格および初回の利払日を除く全ての点)において本社債と同じ要項の社債を随時成立させ発
行し、かかる社債を未償還の本社債と統合して単一のシリーズとすることができる。
<本社債以外の社債に関する情報>
第1【募集要項】
該当事項なし。
第2【売出要項】
以下に記載するもの以外については、社債を売出しにより取得させるに当たり、その都度「訂正発行
登録書」又は「発行登録追補書類」に記載します。
1【売出有価証券】
(1)【売出社債(短期社債を除く。)】
未定。
2【売出しの条件】
未定。
- 24
第二部【参照情報】
第1【参照書類】
会社の概況及び事業の概況等法第5条第1項第2号に掲げる事項については、以下に掲げる書類を参
照すること。
1【有価証券報告書及びその添付書類】
事業年度(平成 25 年3月期)(自
平成 24 年4月1日
至
平成 25 年3月 31 日)
平成 25 年8月 14 日関東財務局長に提出
2【四半期報告書又は半期報告書】
該当事項なし。
3【臨時報告書】
該当事項なし。
4【外国会社報告書及びその補足書類】
該当事項なし。
5【外国会社四半期報告書及びその補足書類並びに外国会社半期報告書及びその補足書類】
該当事項なし。
6【外国会社臨時報告書】
該当事項なし。
7【訂正報告書】
該当事項なし。
第2【参照書類の補完情報】
上記に掲げた参照書類としての有価証券報告書に記載の「事業等のリスク」については、当該有価
証券報告書の提出日以後、本訂正発行登録書提出日(平成25年9月30日)までの間において生じた変
更およびその他の事由はない。
また、当該有価証券報告書中には将来に関する事項が記載されているが、当該事項は本訂正発行登
録書提出日(平成25年9月30日)現在においてもその判断に変更はなく、新たに記載する将来に関す
る事項もない。
- 25
第3【参照書類を縦覧に供している場所】
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
第三部【保証会社等の情報】
<野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2018年10月満
期 米ドル建固定利付社債および野村ホールディングス株式会社保証 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナ
ンス・エヌ・ブイ 2018年10月満期 米ドル建変動利付社債に関する情報>
第1【保証会社情報】
1【保証の対象となっている社債】
「第一部
証券情報」を参照のこと。
2【継続開示会社たる保証会社に関する事項】
保証会社である野村ホールディングス株式会社は、継続開示会社である。
(1)【保証会社が提出した書類】
①【有価証券報告書及びその添付書類】
事業年度(第109期)(自
平成24年4月1日
至
平成25年3月31日)
平成25年6月27日 関東財務局長に提出
②【四半期報告書又は半期報告書】
事業年度(第110期第1四半期)(自
平成25年4月1日
至
平成25年6月30日)
平成25年8月14日 関東財務局長に提出
③【臨時報告書】
①の有価証券報告書提出後、本訂正発行登録書提出日(平成25年9月30日)までに、平成25年6
月27日
関東財務局長に提出(提出理由:金融商品取引法第24条の5第4項および企業内容等
の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2)
④【訂正報告書】
該当事項なし
- 26
(2)【上記書類を縦覧に供している場所】
名
称
所
在
地
野村ホールディングス株式会社本店
東京都中央区日本橋一丁目9番1号
株式会社東京証券取引所
東京都中央区日本橋兜町2番1号
株式会社名古屋証券取引所
名古屋市中区栄三丁目8番20号
3【継続開示会社に該当しない保証会社に関する事項】
該当事項なし。
第2【保証会社以外の会社の情報】
該当事項なし。
<本社債以外の社債に関する情報>
未定。
- 27
発行登録書の提出者が金融商品取引法第5条第4項各号に掲げる要件を満たしていることを示す書面
会社名
ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
(Nomura Europe Finance N.V.)
代表者の役職氏名
社長兼業務執行取締役 針ヶ谷 真 朝
(Masatomo Harigaya, President & Managing Director)
1
当社は、1年間継続して有価証券報告書を提出しております。
2
当社が本邦において発行登録書の提出日(平成 25 年8月 15 日)以前5年間にその募集又は売出し
に係る有価証券届出書又は発行登録追補書類を提出することにより発行し、又は交付された社債券
の券面総額又は振替社債の総額は 100 億円以上であります。
(参考)
(平成 23 年3月 22 日(発行日)の売出し)
野村ホールディングス株式会社保証ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ 2014
年3月満期豪ドル建社債
券面総額又は振替社債の総額:7億 3,100 万豪ドル(*)
(*)株式会社三菱東京UFJ銀行が発表した平成 23 年3月 22 日(発行日)現在の東京外
国為替市場における対顧客電信直物売買相場の仲値1豪ドル=81.43 円の換算レートで換
算した円貨相当額は 595 億 2,533 万円である。
- 28
事業内容の概要および主要な経営指標等の推移
1.
事業内容の概要
ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ(以下「当社」という。)の主な事業内容は、社
債の発行等により資金調達を行い、野村グループ(野村ホールディングス株式会社およびその連結子
会社)へ資金供給を図ることである。
2.
主要な経営指標等の推移
(1) 連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移
(注) 当社は、2009年3月31日現在においてもその後の期間においても子会社または関連会社を有
していないため、2009年3月31日、2010年3月31日、2011年3月31日、2012年3月31日および
2013年3月31日に終了した各年度については、連結財務書類の作成は要求されていない。
(2) 当社の事業年度に係る主要な経営指標等の推移
2009年3月31日 2010年3月31日 2011年3月31日 2012年3月31日 2013年3月31日
終了事業年度
終了事業年度
終了事業年度
終了事業年度
終了事業年度
決算期
IFRS(注1)
受取利息および
類似収益
百万円
55,943
22,382
26,959
38,568
40,203
税引前利益
百万円
2,508
7,767
210
1,681
65
当期利益
百万円
610
8,974
1,963
1,177
38
発行済および
払込済株式資本
(注2)
百万円
6,729
6,460
6,030
5,634
6,191
発行済株式総数
株
113,000
113,000
113,000
113,000
113,000
株主資本合計
百万円
25,539
34,513
36,476
17,662
17,700
資産合計
百万円
2,861,532
2,686,238
2,786,311
2,473,433
2,235,486
1株当たり株主資本
円
226,009
305,427
322,795
156,301
156,638
1株当たり当期利益
円
5,396.29
79,417.80
17,368.38
10,413.18
336.44
自己資本比率
%
0.89
1.28
1.31
0.71
0.79
自己資本利益率
%
2.42
29.89
5.53
4.35
0.22
営業活動による
キャッシュ・フロー
(注3)
百万円
585,846
9,050
(94,176)
121,595
164,085
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
-
-
-
-
-
- 29
財務活動による
キャッシュ・フロー
(注3)
百万円
(592,841)
(44,781)
128,828
(160,180)
(188,629)
現金および現金同等
物の期末残高
百万円
77,972
41,324
74,061
33,962
10,049
(注1) 欧州連合が採用した国際財務報告基準。
(注2) 1株当たり額面金額 454 ユーロの株式 113,000 株を各期末日のレートにて円換算した金額。
(注3)
2011 年3月 31 日に終了した事業年度より、資金管理の状況をより分かりやすくするために、キャッ
シュ・フロー計算書の表示方法を変更した。これに伴い過年度の数値を組替再表示している。組替再表
示前の「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「財務活動によるキャッシュ・フロー」は以下のよう
になる。
2009年3月31日
終了事業年度
2010年3月31日
終了事業年度
営業活動による
キャッシュ・フロー
百万円
573,557
27,735
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
(605,595)
(54,821)
- 30
Fly UP