...

第15号 - 枚方市

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

第15号 - 枚方市
教育目標
〠(573-0084)枚方市香里ケ丘2丁目5番地 第15号
☏050-7102-9016
http://www.city.hirakata.osaka.jp/site/kaisei-sub/
①ねばり強く、
健康な子ども
②よく考えて、
実行する子ども
③心豊かで、
平成27年12月22日
思いやりのある子ども
枚方市立開成小学校 ④学ぶ喜びを
感じる子ども
校長 奈良 昌幸
「実り多い 2 学期になるよう、一生懸命頑張りましょう。」とスタートした2学期でしたが、開成小学校
は、本当に実りの多い充実した2学期になりました。
学習面においては、春に実施された全国学力調査で大変よい結果という朗報が学期開始早々にありまし
た。これまで通りの地道な取り組みである漢字博士や百マス計算、問題解決型学習、読書指導と百文字作
文などを続けていく勇気をもらいました。10月と11月には土曜授業参観を活用して、学年ごとに学習
発表会やオペレッタ、音楽発表会等を開催しました。また、子どもたちの学
力向上に大きなウエートをしめる教師の授業力を高めるため、外部講師を招
いての研究授業を8回も実施しました。この学校の教員のエネルギーにはび
っくりさせられます。私は、教員が自分の授業を研究する材料にしてもらう
ビデオ録画も兼ねて授業を観させてもらいますが、感心させられる授業が大
変多くなりました。また、スポーツの分野では、枚方市の陸上競技大会で男
女総合5位の成績を残したり、駅伝大会では大会新記録で優勝するなど大活 【英語モチベーションアッププログラム】
躍でした。先生と子どもが一緒に頑張った証だと思っています。
生活指導(生徒指導)においては、トラブルは起こりましたが、
問題解決することで一層成長してくれたようです。子ども達がル
ールを守り、健全な学校生活が送れた2学期だったと言うことが
できます。
【1 年生オペレッタくじらぐも】
休み時間、たくさんの児童と先生が、元気よく楽しそうに遊ん
でいる姿が開成小学校にはあります。この姿こそ、開成小が充実している象徴のひとつと思っています。
しかしながら、突然の担任交代で 5 年 2 組の児童と保護者の皆さんには大変心配をかけたこと、産休代
替の教員配置の都合がうまくいかず4・5年生の少人数指導を休止せざるを得なかったことなど、校長と
して大変申し訳なく思っています。他にも、改善改良が必要な点もありますが、学校教育自己診断の集約
結果を参考にして、できるところから一つずつ取り組んでいこうと思っています。
さぁ“まとめの3学期”をがんばるため、クリスマスもお正月もやってくる年末年始、ちょっと休憩し
ましょう。そして、よいお年をお迎えください。
おめでとう
社会を明るくする運動 作文コンテスト
優秀賞 笠井彩花(6-1)
※「社会を明るくする運動」が主催する作
文コンテストに、今年6年生全員で応
募し、笠井さんの作品が入選しました。
◎お気づきですか?
ホームページのトーンが変わったことを
この時期になると、学校教育自己診断の設問にある「ホ
ームページ」の閲覧頻度が気になります。(それはおいと
いて)さて、ホームページをよくご覧の方は、もう気づか
れていると思います。「最近、開成小のホームページの雰
お知らせ
囲気変わってきたね。」と。そうなんです。11月から編
7 日付けで、伊﨑咲恵講師が着任しまし
た。専門は中学高校の保健体育です。よろ
しくお願いします。
集者が教頭先生に代わり、読みやすく楽しみやすくなり
ました。前任者としてはちょっと悔しいのですが・・・。
15 日間の冬休みですが、気になるのは子どもたちの心と体の健康です。それで二つの話題を提供します。
ひとつ目は『増加する低体温の児童』の記事です。
近年、平熱が36度未満の低体温の子どもが増えています。その原因は、日ごろの生活リズムの乱
れにより、体温調節をつかさどる“自律神経”の働きが悪くなるからです。
実は、この自律神経の機能低下が、子どもの学力低下にも大きく影響すると言われています。
早稲田大学人間科学学術院教授で医学博士の前橋 明先生は、こう話します。
「生活リズムの乱れは、脳内ホルモンとの関係にも影響を及ぼします。脳内では、夜中の0時ごろ
をピークにメラトニンというホルモンが出て脳の温度を下げ、3〜4時頃に体温が一番低くなり、動
けない時間帯になります。そして、明け方くらいからβ-エンドルフィン、コルチゾールというホ
ルモンが分泌のピークを迎え、脳温を上げ、体温が上がって動けるようにしてくれるのです」
しかし、生活リズムが乱れると、自律神経機能が低下し、ホルモン分泌のタイミングもズレて乱
れてしまい、午前中は低体温のまま寝ているのと同じ状態。つまり、日中に活動できず、集中力・
学習意欲の低下という悪循環から学力低下に結びつくという。
「就寝時刻が22時以降と遅い子どもの割合が多い地域は、全国テストの正答率が低い傾向にあると
いう興味深い研究結果もあるのです。また、睡眠は、疲労回復効果だけではなく、子どもたちが見
聞きした情報を脳内に記憶として整理して定着させていく役割があります。このことからも、睡眠
の問題をはじめとする生活リズムの乱れは、学力と深く関係してくるのです」
“規則正しい生活習慣”が生きる力そのものにつながる。まずは、ここをしっかり改善すること
が、低体温のみならず、多くの問題解決につながるのかもしれませんね。
冬休みは家族みんなが、生活リズムを乱してしまいます。それを引きずると大変ということがよくわかり
ます。次は、
「非行問題」です。かつて中学校で生徒指導を担当していたときの資料です。
○非行化させる秘訣20箇条
播磨初級少年院監修
1.しつけと教育の責任は、学校に任せっきりにすべし。
2.幼いときから冷たくあしらうべし。スキンシップとか遊び相手になるなどもってのほか。
3.欲しいと言えばホイホイ買い与えるべし。
4.食卓の団らんは一掃せよ。子どもの話題や関心は、他愛もないものと無視すべし。
5.家庭を子どもの友達に開放するなかれ。子どもがどこで何して遊ぼうが、個性の発露と放っておけ。
6.子どもの異性の友達は、まずはみだらな関係を想像し口汚く罵るべし。
7.子どもの間違いや失敗は、理由を問わず叱り飛ばせ。ひっぱたけばなおよろしい。
8.お金をくれと言われたら、それが必要なものとわかっていても、必ず小言を言って渡すべし。
9.子どもの約束を守ることなかれ。もしも子どもが思い出しても、とぼけてはぐらかすべし。
10.子どもには命令あるのみ、絶対服従を強いるべし。子どもの人格、主体性など認めるべからず。
11.子どもの前では、決して夫婦の意見を一致させるべからず。父親は難しい問題から逃げるに限る。
12.できのよい子やよその子と常に比較すべし。「おまえはバカだ。」「誰々さんを見習え。」を連発すれ
ばなお効果的。
13.子どもがよいことや努力しても決して誉めるな。むしろ悪事に加担したときこそ誉めてやれ。
14.あなたが子育てに払った苦労や犠牲について、うんざりするほど言って聞かせ、恩に着せるべし。
15.客が帰った後、必ず客のあら捜しをせよ。そして子どもの前で客の悪口を言うべし。
16.お金こそ人生の目標そのものであると、身をもって教えるべし。宗教や心の豊かさを軽蔑させよ。
17.子どもには日頃から、法律・警察・学校・役所の悪口を言い、社会のきまりや公共施設への敵意を植
え付けよ。
18.問題解決には、常に感情的に当たれ。暴力に訴えるのが手っ取り早いことを子どもに示すべし。
19.社会や人のための奉仕や犠牲はナンセンス。常に自分のことだけを考えろと教えるべし。
20.もしも以上のことを忘れても、次の一つを心掛けるならば、あなたの子どもは必ず非行に走るだろ
う。
「夫婦いつも仲悪く、憎しみあって暮らすこと。」これに勝る秘訣なし。
文字ばかりで読みづらかったと思いますが、ドキッとさせられる条文もあったでしょ。
非行防止には、子どもとの心と心のつながり『愛着』が何にもまして大切なんですね。
Fly UP