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(PDFファイルが開きます)5G伝送実験
5G伝送実験 ~28GHz帯・超広帯域移動通信~ 5Gの実現に向けてドコモとサムスンが共同で実施している28GHz帯(既存の 携帯電話より数十倍高い周波数)を用いた超広帯域移動通信の実証実験を紹 介します。 特 長 ■28GHzという高周波数帯で使用可能となる超広帯域(本実験では800MHz)を 用いることで、1Gbps以上の高速伝送が可能に ■多数のアンテナ素子を用いたビームフォーミングにより高周波帯で問題となる 減衰を克服、長距離でも安定した通信が可能に ■アナログビームフォーミング技術とデジタルコーディング技術を組み合わせた シンプルな構成により小型化を実現 今 後 さらに高いスループットを狙ったMIMO伝送実験、端末としてより実現性の高い アンテナ構成を用いた実験、高速移動でのビーム追従実験などを通して28GHz 帯を用いた次世代移動通信システムの実現性を明らかにしていきます。 28GHz伝送実験装置 25 mm 56 mm 42 mm 5 mm BS BS 屋外伝送実験 BSビーム スキャン範囲 金網は通過 ~200m 0 1500 -5 1200 -10 -15 EVM Throughput ビーム スキャン 範囲外 -20 -25 反射波のみ 600 300 0 建物 Modem 建物 MS MS ©2015 Samsung Electronics, Co., Ltd. All Rights Reserved. 電波が直接届く範囲 900 MS 移動経路 20m Throughput (Mbps) MS EVM (dB) BS 見通し範囲内では ほぼ最大スループット ビル遮蔽でも通信維持