Comments
Description
Transcript
資料2 「ふくしまふるさとワーキングホリデー事業」業務委託仕様書 1 目的
資料2 「ふくしまふるさとワーキングホリデー事業」業務委託仕様書 1 目的 この仕様書は、福島県(以下「甲」という。)が株式会社 (以下「乙」と いう。)に委託する「ふくしまふるさとワーキングホリデー事業」業務(以下「本業 務」という。)を円滑かつ効果的に実施するため、必要な事項を定めることを目的と する。 2 事業実施の趣旨 少子高齢化の進行や東日本大震災の影響により、産業や地域活動の担い手不足が深 刻化しており、県外の若者が本県の暮らしを学び、体験するきっかけづくりとして、 ふくしまふるさとワーキングホリデーを実施し、交流人口の拡大と将来的な移住・定 住の掘り起こしを図る。 3 定義 (1) ふくしまふるさとワーキングホリデー 福島県外に居住する若者等が、福島県内で一定期間働きながら滞在し、交流イベ ントや学びの場への参加などを通して福島の暮らしを学び・体験すること。 (2) 交流イベント ふくしまふるさとワーキングホリデー参加者(以下「参加者」という。) が任意 参加可能な、滞在先地域の魅力を知ることができる機会のこと。 (3) 学びの場 震災・原発事故からの復興に向けて取り組む「ふくしまの今」を発信するため、 甲が参加者を対象として実施するバスツアーのこと。 4 委託期間 契約締結の日から平成29年3月24日まで 5 (1) 委託業務の内容 ふるさとワーキングホリデーの広報、参加者の募集に関する業務 ア 専用サイトの作成・運営 (ア) 平成29年1月中旬までに専用サイトを作成、公開する。 (イ) 具体的な要求事項 次の a、b の事項は必須とし、その他に参加者数の増加に資する事項を積極 的に提案すること。 (ウ) イ a 甲が提供する受入企業等の情報の掲載 b 参加者の応募受付フォームの搭載 甲の指示に基づき、コンテンツの更新等を行う。 チラシ・ポスターの作成 (ア) チラシは A4 サイズ、両面カラーとし、5,000 部以上作成する。 (イ) ポスター(B2 サイズ以上)は 500 部以上作成する。 ウ 大学訪問の実施 資料2 (ア) 首都圏の大学等を訪問し、チラシ・ポスターを用いた広報活動を実施する。 (イ) 必要に応じて、甲乙共同で広報活動を実施する。 (2) 参加者と受入企業等とのマッチング(働き先の決定)に関する業務 ア 参加者と受入企業等とのスムーズなマッチングのため、面談等を実施する。 イ マッチングの方法については甲乙協議の上、決定する。 ウ 参加者と受入企業等との労働契約の締結に当たっては、労働基準法等の法令順 守が徹底されるよう、必要に応じて受入企業等へのサポートを実施する。 (3) 相談窓口の設置・運営に関する業務 ア 参加者滞在時の万が一のトラブル等に備えて、参加者等からの相談を受け付け る相談窓口を設け、対応者を 1 名以上配置する。 イ 相談対応時間等については甲乙協議の上、決定する。 (4) 参加者・受入企業等の支援に関する業務 ア 参加者の滞在期間中の宿泊費について、甲の定めるところにより、本業務の委 託料から参加者に支出する。 イ 参加者の労災保険料や作業着等の必要経費について、甲の定めるところにより、 本業務の委託料から受入企業に支出する。 (5) 交流イベントの開催支援に関する業務 ア 参加者の滞在地域ごとに市町村が実施する交流イベントについて、甲の定める ところにより、開催経費を本業務の委託料から支出する。 イ (6) (7) 具体的な支出方法については甲乙協議の上、決定する。 学びの場の開催支援に関する業務 ア 甲が主催する学びの場の開催準備、運営等に協力する。 イ 甲の定めるところにより、学びの場の開催経費を本業務の委託料から支出する。 ウ 具体的な協力内容・支出方法については甲乙協議の上、決定する。 その他に本業務の円滑かつ効果的な実施に資する取組を提案し、甲乙協議の上、 実施する。 6 成果物 成果品は次のとおりとする。なお、本事業により収集したデータ、写真、文書等の 著作権(著作権法第 21 条から 28 条に定める全ての権利を含む)は甲に帰属するもの とする。 (1) 実績報告書 本事業の実施内容を記載した実績報告書を2部作成し、A4 サイズで提出するこ と。 (2) 電子データ 実績報告書データについては、併せて DVD 等の電子媒体により提出すること。 7 仕様の変更等 (1) 仕様の変更 乙がやむを得ない事情により本仕様書の変更を必要とする場合には、あらかじめ 甲と協議し、甲の承認を得ること。 (2) 仕様書記載外の事項 資料2 本仕様書に記載されていない事項又は本仕様書の記載内容に疑義が生じた場合 は、必要に応じて甲と乙が協議して定めるものとする。 8 財産権の取扱い 乙の委託業務の実施に伴って取得した財産は、原則として甲に帰属するもの であるが、次の全ての要件を満たした場合は、甲に申し立てて乙に帰属させる ことができるものとする。 (1) 財産に関して出願・申請の手続を行う場合、甲に報告すること。 (2) 甲が公共の利益のために要請する場合、甲に対し、当該財産を無償で利用 する権利を許諾すること。 (3) 正当な理由なく取得した財産を相当期間活用していない場合、甲の要請に 応じて第三者への実施許諾を行うこと。 (4) 乙が財産に関する事業を実施しなくなった場合、当該財産を事業の目的に 従い、希望する地域の関係者に譲渡する等、公益かつ公平な取扱を行うこと。 9 その他 (1) 委託費の支給事由と同一の事由により支給要件を満たすこととなる県等 の交付金、補助金、助成金等との併給はできないこと。 (2) 本業務に関連する書類・領収書等は、契約締結後5年間保存するものとする。 (3) 本業務の実施に当たり、届出等が必要な場合には、遺漏なく行うこと。 (4) 本業務を実施するために必要な打合せを随時実施すること。 (5) 本業務の実施に当たっての作業方法及び進行状況について、発注者に適宜連絡す ること。